JP5041258B2 - 空間像表示装置 - Google Patents
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θ=tan-1(px/Npy)とすることで、3次元画素内のすべての画素102について、シリンドリカルレンズ104の円筒軸に対する水平距離を異なる値に設定することができる。ここで、pxは各色の画素102の水平方向のピッチであり、pyは各色の画素102の垂直方向のピッチである。
θ=tan-1{(p・px)/(n・N・py)} ……(A)
(ただし、nは1以上の整数)
の関係式を満足することが好ましい。なお、この関係式は厳密に満たしていなくても、目標とする適切な表示品質が満たされる範囲内で概ね満たしていればよい。
xij=x0+b0・i+a0・j
ただし、
i=0,……,(m−1) mは1以上の整数
j=0,……,(n−1) nは1以上の整数
a0=p・px/n
b0=a0/(N・m)
……(1)
xij=x0+b0・i+a0・j
ただし、
i=0,……,(m−1) mは1以上の整数
j=0,……,(n−1) nは1以上の整数
a0=(p・px)/n
b0=px
m=p
……(2)
[第1の実施の形態]
θ=tan-1{(p・px)/(n・N・py)} ……(A)
(ただし、nは1以上の整数)
の関係式(A)を満足するように配置されている。なお、この関係式は厳密に満たしていなくても、目標とする適切な表示品質が満たされる範囲内で概ね満たしていればよい。
ν0=p・M・N
を満足する。図5の例では、縦方向にN=4、横方向にM=4が設定されている。また、関係式(A)において、nは任意の整数であるが、一度決めると同じ空間像表示装置のシステム内では変えることはできない。図5の例ではn=2とされている。本実施の形態においては、レンチキュラーレンズ2の形状に対して特に制約はないが、一つだけ制約がある。それは、レンチキュラーレンズ2のピッチが3次元画素11のX方向の長さと等しいことである。すなわち、レンチキュラーレンズ2における各シリンドリカルレンズ2AのX方向のピッチprが、
pr=p・px・M
を満足する値となっている。なお、この関係式は厳密に満たしていなくても、目標とする適切な表示品質が満たされる範囲内で概ね満たしていればよい。
ここで、タイミング制御部31および圧電素子制御部35が、上記「制御手段」の一具体例に対応する。
すると、本実施の形態によれば、上述の関係式(A)においてn・Nがpの整数倍であるときは、2次元表示部1から画像が投影される他の位置のタイミングは次式(1)に基づいて決定される。なお、この関係式は厳密に満たしていなくても、目標とする適切な表示品質が満たされる範囲内で概ね満たしていればよい。
xij=x0+b0・i+a0・j
ただし、
i=0,……,(m−1) mは1以上の整数
j=0,……,(n−1) nは1以上の整数
a0=p・px/n
b0=a0/(N・m)
……(1)
xij=x0+b0・i+a0・j
ただし、
i=0,……,(m−1) mは1以上の整数
j=0,……,(n−1) nは1以上の整数
a0=(p・px)/n
b0=px
m=p
……(2)
tanφ’=xs/f ……(3)
xs/tanφ’
となる。
(xs・cosθ)/tanφ’
となる。これより、φとφ’の関係は、
tanφ=tanφ’/cosθ
tanφ=xs・{1/(f・cosθ)} ……(4)
xとの関係は、x=xs・cosθであるから、
tanφ=x・{1/(f・cos2θ)} ……(5)
すなわち、φのタンジェントはxやxsに比例することがわかる。以上で、わかりやすくするための基礎知識の説明は終了する。
(N・M・m・n)本並ぶことがわかる。
(N・M・m・n)本だけ並ぶことがわかる。これは、1つの3次元画素11から3次元映像表示の1フレーム期間に放射される放射方向のそれぞれ異なる光線数ν、または3次元映像表示の1フレーム期間に1つの3次元画素により生成される視点数νに対応する。
x’=L・tanφ=x・{L/(f・cos2θ)} ……(6)
t3D=q・(m・n・tr) qは1以上の整数
の関係を満足することが望ましい。ところで、式(1)または式(2)のx0についてであるが、これは偏向のオフセットであるので任意の定数である。通常、表示面1Aに対して左右対称的に偏向したいのであれば、スキャン振幅ピークをt0とするとt0の半分程度をオフセットx0とするのが望ましい。
g=m・n≧2
の関係式を満足することが好ましい。
本実施の形態による1つの3次元画素11を利用して所望の色を再現するためには、R,G,BやR,G1,G2,Bなどの各色の画素10が、各色について所定の光量で発光し混色された状態で鑑賞者に到達する必要がある。各色の画素10からの色を混色する方法としては、時間的にパラレルに各色の画素10を発光させ混色する方法と、人の眼の持つ積分機能を利用して短時間にシリアルに各色の画素10を所定の光量で発光させ混色する方法とがある。本実施の形態では、主としてパラレルとシリアルとを混在させて利用するが、3次元画素11を利用して各色の画素10の光を混色させて所望の色を再現させるための特徴的なポイントは、1つの3次元画素11からある所定の偏向方向に放射される光線に注目すると、上で説明した3次元フレーム間隔t3Dの間に、R,G,BやR,G1,G2,Bなどすべての種類の画素10から同等に所定の偏向方向に所定の光量で光線が放射される必要がある、ということである。
また、もし、偏向角φ3に注目すると、1つの「3次元フレーム」を構成するタイミングT3の状態ではB画素10Bから放射され、タイミングT6ではG画素10G、タイミングT8ではR画素10Rからそれぞれ放射されることがわかる(図17に拡大して示す)。
[第2の実施の形態]
Claims (8)
- 複数の視野角に対応する複数の光線を空間中に放射することで3次元的な空間像を形成する空間像表示装置であって、
p色(pは1以上の整数)の画素を複数有し、前記各画素が、互いに直交する縦方向および横方向の格子目上に2次元配列されることにより平面状の表示面が形成され、かつ、縦方向には同一色の画素が複数配列され、横方向には一定周期ごとに同じ色が現れるようにp色の画素が周期的に複数配列された2次元表示部と、
複数のシリンドリカルレンズが互いの円筒軸が平行となるように並列配置されて全体として板状に構成され、前記2次元表示部の表示面に対して全体として平行となるように対向配置されると共に、前記2次元表示部の縦方向の軸に対して前記シリンドリカルレンズの円筒軸が前記表示面に平行な面内で所定角度で傾斜するように配置され、前記2次元表示部からの表示画像光を各画素ごとに偏向して放射するレンチキュラーレンズと、
前記レンチキュラーレンズまたは前記2次元表示部の少なくとも一方を前記表示面に平行な面内で往復移動させることで、前記各シリンドリカルレンズと前記2次元表示部の各画素との相対的な位置を周期的に変位させ、前記各シリンドリカルレンズによる任意の画素からの表示画像光の放射方向を周期的に変位させる変位手段と、
3次元映像の1フレーム分に対応する画像を前記2次元表示部の各画素ごとに時分割で表示させる制御を行うと共に、前記2次元表示部における時分割表示のタイミングと前記変位手段による前記相対的な位置を変位させるタイミングとを同期させる制御を行う制御手段と
を備え、
前記2次元表示部と前記レンチキュラーレンズとの相対位置を変位動作させながら、その変位動作に同期した前記3次元映像の時分割の画像による光を前記2次元表示部から前記レンチキュラーレンズを介して空間中に放射することで、複数の視野角に対応した3次元的な空間像を表示する
空間像表示装置。 - 前記2次元表示部の横方向の各色についての画素ピッチをpx、縦方向の各色についての画素ピッチをpyとし、
前記2次元表示部における縦方向にN個の画素と横方向にp×M個の画素とからなる計p×M×N個(N,Mは1以上の整数)の画素群を「3次元画素」としたとき、
前記2次元表示部における縦方向に平行な線分と前記レンチキュラーレンズの円筒軸に平行な線分との成す角が、
θ=tan-1{(p・px)/(n・N・py)} ……(A)
(ただし、nは1以上の整数)
の関係式を満足し、かつ、前記関係式(A)においてn・Nがpの整数倍であり、
前記変位手段が、前記レンチキュラーレンズまたは前記2次元表示部を前記2次元表示部の前記横方向と平行な所定の一方向にのみ往復移動させるようになされ、
前記2次元表示部が、前記3次元映像の1フレーム分に対応する画像をm×n個の画像に時分割で表示するようになされている
請求項1に記載の空間像表示装置。 - 1つの前記3次元画素から3次元映像表示の1フレーム期間に放射される放射方向のそれぞれ異なる光線数ν、または3次元映像表示の1フレーム期間に1つの前記3次元画素により生成される視点数νが、
ν=m・n・(M・N)
(ただし、mは1以上の整数)
の関係式を満足する
請求項2に記載の空間像表示装置。 - 1つの前記3次元画素から同時刻に放射される放射方向のそれぞれ異なる光線数ν0が、
ν0=p・M・N
の関係式を満足する
請求項2に記載の空間像表示装置。 - 前記光線数ν、または前記視点数νを得るために前記2次元表示部において3次元映像表示の1フレーム期間内に時分割で表示される画像の総枚数gが、
g=m・n≧2
の関係式を満足する
請求項3に記載の空間像表示装置。 - 前記レンチキュラーレンズにおける前記各シリンドリカルレンズのX方向のピッチprが、
pr=p・px・M
を満足する値である
請求項2に記載の空間像表示装置。 - 前記関係式(A)において、p=3である場合に限り、nが特に2以上の整数である
請求項2に記載の空間像表示装置。 - 前記2次元表示部における2次元映像表示の1フレーム期間(2次元フレーム間隔)をtr、前記光線数ν本の光線を表示する3次元映像表示の1フレーム期間(3次元フレーム間隔)をt3Dとしたとき、
t3D=q・(m・n・tr)
(ただしqは1以上の整数)
の関係を満足する
請求項3に記載の空間像表示装置。
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- 2010-05-24 JP JP2010118221A patent/JP5041258B2/ja not_active Expired - Fee Related
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