JP4939553B2 - 流動食品の密封パッケージの山形部分を製造する折曲げ組立体および方法 - Google Patents

Description

本発明は流動食品の密封パッケージの山形部分を製造する折曲げ組立体および方法に関するものである。

この折曲げ組立体は包装材料チューブから流動食品の密封パッケージを連続的に製造する包装機械の折曲げユニットに一体化することができる。

飲料、フルーツ・ジュース、低温間歇減菌またはＵＨＴ（超高温処理）ミルク、ワイン、トマト・ソース等の多くの流動食品が殺菌包装材料で作られたパッケージに詰めて販売されている。

この形式のパッケージの一例は、ヨーロッパ特許ＥＰ１４４００１０および公開特許出願ＥＰ１５８４５６３に記載され、テトラ・ジェミナ（登録商標）アセプティックとして公知の液体または流動食品用の山形頂部パッケージである。

さらに詳しくは、上述のパッケージは平行六面体形状の本体部分と、シール・ストリップに沿って結合された２つの傾斜壁により定められる山形頂部部分とを含む。

さらに詳しくは、山形部分の壁は台形の形状をしており、それぞれの長辺にてパッケージの本体部分から突出し、それぞれの短辺にてシール・ストリップにより結合されている。

この山形部分は、食品のために利用できるパッケージ容積の外部で折曲げられる２つの側方折り代を含む。

これらの折り代は各々が第１壁のそれぞれの斜め側縁から突出し、第２壁へ向けて折曲げられ、シール・ストリップにおいて第２壁のそれぞれの斜め側縁上に重ねられる。

上述のパッケージは積層された包装材料を折曲げ、シールすることで製造される。

包装材料は多層構造を有し、実質的には、堅さおよび強度を得るための、例えば紙のような繊維材料または鉱物充填ポリプロピレン材料の層を含み得る基礎層と、その基礎層の両面を覆う例えばポリプロピレン薄膜のような熱シール可能なプラスチック材料の複数の層とを含む。

ＵＨＴミルクのような長期保存製品用の無菌パッケージの場合には、包装材料は、例えばアルミニュウム箔またはエチル・ビニル・アルコール（ＥＶＯＨ）薄膜のようなガス遮断および光遮断材料の層も含んでおり、この層は熱シール可能プラスチック材料の層の上に重ねられ、さらにその上から最終的に食品に接触するパッケージ内面を形成する他の熱シール可能プラスチック材料の層で覆われる。

周知のように、この種のパッケージは全自動包装機械で製造されており、この機械では、ウェブとして給送される包装材料から連続チューブが形成される。さらに詳しくは、包装材料ウェブはリールから繰出され、包装機械の無菌室を通して給送されるのであり、その無菌室では例えば過酸化水素のような殺菌剤を付与されて殺菌され、この殺菌剤はその後包装材料を加熱する、および（または）適当な波長および強度の放射線を照射することによって蒸発される。また、このように殺菌されたウェブは周知のように閉じた無菌環境内に保持され、円筒状に折曲げられ、長手方向にシールされて連続チューブに形成される。

実際に無菌室の延長部を形成しているこの包装材料チューブは連続的に垂直方向へ送られ、殺菌済みまたは殺菌処理された食品を充填され、個々のパッケージを形成するための形成ユニットを通して送られる。すなわち、形成ユニット内でチューブは、多数の等間隔の横断部分に沿ってシールされ、横方向、すなわちチューブの送り方向に直角に延在するそれぞれのシール・ストリップで互いに連結された枕形パックの連続ストリップが形成される。また、枕形パックはそれぞれの横方向シール・ストリップを切断して分離され、その後さらに折曲げられてそれぞれの完成品の山形頂部パッケージに形成される。

本発明の１つの目的は、上述したパッケージ頂部の山形部分を素早く、安価に、信頼性を有して、また同時に山形部分自体の最適な仕上がりを得て製造する折曲げ組立体を提供することである。

本発明によれば、互いに傾斜してシール位置にて結合される第１および第２の壁と、前記第１および第２の壁の対応する側縁を連結する少なくとも１つの折り代とを含んでなる流動食品用の密封パッケージの山形部分を製造する折曲げ組立体であって、軸線を有して一端における前記軸線の反対両側に前記パッケージの前記山形部分を形成するように折曲げられる２つの端部分を含み、前記端部分はそれぞれ折曲げられる第１および第２の部分を有し、前記第１および第２の部分は前記端部分の間に位置する前記パッケージの側面によって結合されるようになされるパックを前記折曲げ組立体が供給されるのであり、また、前記折曲げ組立体が、前記折り代を形成するために前記軸線の反対両側で前記パックの前記第１および第２の部分と相互作用して前記第２部分を前記側面上に、そして前記第１部分を前記第２部分上に折重ねる折曲げ手段を含むことを特徴とした折曲げ組立体が提供される。

本発明はまた、互いに傾斜してシール位置にて結合される第１および第２の壁と、前記第１および第２の壁の対応する側縁を連結する少なくとも１つの折り代とを含んでなる流動食品用の密封パッケージの山形部分を製造する折曲げ方法にも関係しており、前記方法は、
軸線を有して一端における前記軸線の反対両側にそれぞれ折曲げられる少なくとも第１および第２の部分を有するパックで、前記第１および第２の部分が前記端部分の間に位置する前記パックの側面によって結合されるようになされる前記パックを折曲げ組立体に供給する段階を含み、また、前記方法は、
前記第２部分を前記側面に折重ねる段階と、
前記第１部分を前記第２部分に折重ねて前記折り代を形成する段階を含むことを特徴とする。

好ましいがこれに限定する意図のない本発明の実施例が添付図面を参照して例を挙げて説明される。

図１の符号１は、低温間歇減菌またはＵＨＴミルク、フルーツ・ジュース、ワイン、トマト・ソース等の流動食品の密封された山形頂部パッケージ２（図７）を周知の包装材料チューブ（図示せず）から連続的に製造する包装機械（図示せず）の折曲げユニットを全体的に示す。

このチューブは、ユニット１の上流側で周知のように熱シール可能なシート材料ウェブを長手方向に沿って折曲げてシールすることによって形成される。

この包装材料は多層構造を有し、実質的には、堅さおよび強度を得るための、例えば紙のような繊維材料または鉱物充填ポリプロピレン材料の層を含み得る基礎層と、その基礎層の両面を覆う例えばポリプロピレン薄膜のような熱シール可能なプラスチック材料の複数の層とを含む。

ＵＨＴミルクのような長期保存製品用の無菌パッケージ２の場合には、包装材料は、例えばアルミニュウム箔またはエチル・ビニル・アルコール（ＥＶＯＨ）薄膜のようなガス遮断および光遮断材料の層も含んでおり、この層は熱シール可能プラスチック材料の層の上に重ねられ、さらにその上から最終的に食品に接触するパッケージ２の内面を形成する他の熱シール可能プラスチック材料の層で覆われる。

特に図８を参照すれば、包装材料ウェブは折曲げパターン１０、すなわち多数の折曲げ線を含み、折曲げ加工時にそれらの線に沿って材料が折曲げられて先ず最初に枕形パック３を、次にパッケージ２を形成するようになされる。

折曲げパターン１０は４つの横方向の折曲げ線１１，１２，１３，１４を含む。折曲げ線１１，１２は包装材料の端部付近に位置されて、それぞれ頂部および底部のシール面積部分１１ａ，１２ａを形成する。

折曲げパターン１０は、周知のように、横方向の折曲げ線１３，１４の間を延在する４つの長手方向の折曲げ線１５，１６，１７，１８を含む。

折曲げパターン１０はまた折曲げ線１４とシール面積部分１２ａとの間の面積部分に配置された多数の他の折曲げ線２０を含み、これらの折曲げ線はパッケージ２の底壁６２を形成するように後で折曲げられる横方向折り代（図示せず）を形成する。

折曲げ線２０のパターンは周知であり、したがって詳細に説明しない。

折曲げ線１５，１８は包装材料の側縁１９に接近して配置され、折曲げ線１６，１７は折曲げ線１５，１８の間に位置される。

折曲げパターン１０はまた折曲げ線１１，１３の間の面積部分に多数の付随的な折曲げ線を含む。

それらの付随的な折曲げ線は折曲げ線１１，１３の間を斜めに延在する２本の折曲げ線２２，２３と、折曲げ線１１，１３の間を延在し、折曲げ線１３から折曲げ線１１へ向けて互いに接近する２本の折曲げ線２４，２５とを含む。

折曲げ線２２，２３，２４，２５はそれぞれ、折曲げ線１５，１８，１６，１７と折曲げ線１３とのそれぞれの交点１５ａ，１８ａ，１６ａ，１７ａを起点とし、図示例では長手方向において僅かに傾いている。

折曲げ線２２，２４と、交点１５ａ，１６ａの間の折曲げ線１３の部分と、折曲げ線１１，２４の交点および折曲げ線２２，１１の交点１１ｅの間の折曲げ線１１の部分とにより面積部分２６が定められる。同様に、折曲げ線２３，２５と、交点１７ａ，１８ａの間の折曲げ線１３の部分と、折曲げ線１１，２３の交点１１ｆおよび折曲げ線１１，１５の交点の間の折曲げ線１１の部分とにより面積部分２７が定められる。

折曲げ線２４，２５と、折曲げ線２４，２５および折曲げ線１１の交点の間の折曲げ線１１の部分と、交点１６ａ，１７ａの間の折曲げ線１３の部分とにより、面積部分２６，２７の間に位置し、折曲げ線１３から折曲げ線１１へ向けて互いに接近する斜辺を有する二等辺台形の形状をしたパネルＡが定められる。

折曲げ線２２，２３と、パネルＡの反対側に位置する交点１１ｅ，１１ｆの間を延在する折曲げ線１１の部分と、パネルＡの反対側に位置する交点１５ａ，１８ａの間を延在する折曲げ線１３の部分とにより、面積部分２６，２７の間に位置し、折曲げ線１３から折曲げ線１１へ向けて互いに接近する斜辺を有する二等辺台形の形状をしたパネルＢが定められる。

折曲げパターン１０は、面積部分２６内に２本の折曲げ線３０，３１を含み、それらの折曲げ線は交点１５ａ，１６ａをそれぞれ起点として折曲げ線１１に沿う点１１ｂにて交わり、交点１５ａ，１６ａの間を延在する折曲げ線１３の部分とともに二等辺三角形を形成する。同様に、折曲げパターン１０は、面積部分２７内に別の２本の折曲げ線３２，３３を含み、それらの折曲げ線は交点１７ａ，１８ａを基点として折曲げ線１１に沿う点１１ｃにて交わり、交点１７ａ，１８ａの間を延在する折曲げ線１３の部分とともに二等辺三角形を形成する。

折曲げ線３１，２４と、点１１ｂおよび折曲げ線２４，１１の交点の間を延在する折曲げ線１１の部分とが、パネルＡに隣接する三角形パネルＣの外側境界線を定める。また同様に、折曲げ線３２，２５と、点１１ｃおよび折曲げ線２５，１１の交点の間を延在する折曲げ線１１の部分とが、パネルＡに隣接してパネルＣとは反対側に位置する三角形パネルＤの外側境界線を定める。

折曲げパターン１０は、面積部分２６内に３本の折曲げ線３４，３５，３６を、また、面積部分２７内に３本の折曲げ線３７，３８，３９を含み、折曲げ線３４，３５，３６はそれぞれ交点１５ａ，１６ａ，１１ｂから面積部分２６の二等辺三角形内の点４５へ延在し、折曲げ線３７，３８，３９はそれぞれ点１７ａ，１８ａ，１１ｃから面積部分２７の二等辺三角形内の点４６へ延在する。

折曲げ線３４，３５は折曲げ線３６の延長部分の反対両側で対称的に延在し、折曲げ線３７，３８は折曲げ線３９の延長部分の反対両側で対称的に延在する。

したがって、面積部分２６内には、二等辺三角形の形状をして折曲げ線３４，３５と、点１５ａ，１６ａの間を延在する折曲げ線１３の部分とによって境界されたパネルＥ、折曲げ線３０，３４，３６で境界された三角形パネルＦ、および折曲げ線３１，３５，３６で境界された三角形パネルＧが形成される。

同様に、面積部分２７内には、二等辺三角形の形状をして折曲げ線３７，３８と、点１７ａ，１８ａの間を延在する折曲げ線１３の部分とによって境界されたパネルＨ、折曲げ線３２，３７，３９で境界された三角形パネルＬ、および折曲げ線３３，３９，３８で境界された三角形パネルＭが形成される。

折曲げパターン１０はまた面積部分２６内に、折曲げ線１１，２２の交点１１ｅと、折曲げ線３０の実質的に中央に位置する点４７との間を延在する折曲げ線４０も含む。また、同様に、折曲げパターン１０は面積部分２７内に、折曲げ線１１，２３の交点１１ｆと、折曲げ線３３の実質的に中央に位置する点４８との間を延在する折曲げ線４１も含む。

したがって、面積部分２６内には、折曲げ線２２，４０と点１５ａ，４７の間を延在する折曲げ線３０の部分とで境界される三角形パネルＮ、および折曲げ線４０と、点１１ｅ，１１ｂの間を延在する折曲げ線１１の部分と、点１１ｂ，４７の間を延在する折曲げ線３０の部分とで境界される三角形パネルＯが形成される。

同様に、面積部分２７内には、折曲げ線２３，４１と点１８ａ，４８の間を延在する折曲げ線３３の部分とで境界される三角形パネルＱ、および折曲げ線４１と、点１１ｃ，４８の間を延在する折曲げ線３３の部分と、点１１ｃ，１１ｆの間を延在する折曲げ線１１の部分とで境界される三角形パネルＰが形成される。

このように形成されたならば、包装材料チューブは包装する食品を充填され、シールされ、そして等間隔の横断部分に沿って切断されて多数の枕形パック３（図１に示される）が形成される。

図６はパッケージ２の山形部分６１（図７）の形成開始時における対応するパック３の部分図を示している。

さらに詳しくは、パック３は軸線Ｒに沿って延在され、各パックは周知のように平行六面体の本体部分４９と、部分４９からそれぞれパック３の横方向シール・ストリップ５３へ向けて互いに接近するように傾いた反対両側の端部分５０ａ，５０ｂ（一方のみ図６に示される）とを含む。

部分４９は、折曲げ線１３，１４の間を延在するウェブの面積部分に対応する。さらに詳しくは、前記面積部分は折曲げ線１５，１６，１７，１８に沿って折曲げられて、２つの平行壁４９ａ（一方のみ図６に示される）と壁４９ａに直角方向の２つの平行壁４９ｂ（一方のみ図６に示される）とを形成する。

両壁４９ａは折曲げ線１６，１７の間の面積部分および折曲げ線１５，１８の間の面積部分に対応し、また、両壁４９ｂは折曲げ線１５，１６の間の面積部分および折曲げ線１７，１８の間の面積部分に対応する。

部分５０ａ，５０ｂはそれぞれ折曲げ線１１，１３の間および折曲げ線１２，１４の間を延在する面積部分に対応し、ストリップ５３は包装材料ウェブの面積部分１１ａ，１２ａに対応する。

各部分５０ａ，５０ｂはそれぞれ２つの壁５１ａ，５１ｂによって定められ、それらの壁は実質的に二等辺台形の形状をしており、パック３の長手方向軸線Ｒに直角な平面に関して僅かながら互いに向けて傾き、対向両壁４９ａの端縁で定められる長縁と、関連するストリップ５３によって互いに結合される短縁とを有する。

さらに詳しくは、端部分５０ａの壁５１ａ，５１ｂはそれぞれ包装材料ウェブのパネルＡ，Ｂに対応する。

各パック３は、壁５１ａに２つの実質的に三角形の部分５２ａを含み、それらの部分は壁５１ａの反対両側から突出して壁５１ａの端部分で定められる。

同様に、各パック３は、部分５０ａの壁５１ｂに２つの実質的に三角形の部分５２ｂを含み、それらの部分は壁５１ｂの反対両側で横方向へ突出し、壁５１ｂの端部分で定められる。

壁５１ａの部分５２ａはそれぞれパネルＣ，Ｄに対応し、壁５１ｂの部分５２ｂはそれぞれ包装材料ウェブのパネルＮ，ＯおよびパネルＱ，Ｐに対応する。

壁５１ａの各部分５２ａは、それぞれ側面５５により壁５１ｂの対応する部分５２ｂに連結される。各側面５５は、二等辺三角形の形状をしてそれぞれの壁４９ｂから上方へ延在するそれぞれの面５６と、共通の第１側縁を有するそれぞれ２つの三角形の面５７，５８とを有する。各面５７，５８はまた、面５６と共通の第２側縁と、関連する部分５２ａ，５２ｂと共通の第３側縁とを有する。

側面５５はそれぞれ包装材料の点１１ｂ，１６ａ，１５ａで定められる二等辺三角形、および点１７ａ，１８ａ，１１ｃで定められる二等辺三角形に対応する。

面５６はそれぞれ包装材料ウェブのパネルＥ，Ｈに対応し、第１側面５５の面５７，５８は包装材料ウェブのパネルＧ，Ｆに対応し、第２側面５５の面５７，５８はそれぞれパネルＬ，Ｍに対応する。

パック３はその後ユニット１へ送られ、そこにおいて機械的に折曲げられてそれぞれのパッケージ２に形成される。

特に図７を参照すれば、パッケージ２は各々がパック３の部分４９に対応する平行六面体形状の本体部分６０と、山形部分６１とを実質的に含み、山形部分６１は部分６０の頂部を形成し、以下に詳細に説明するようにユニット１でパック３の端部分５０ａを折曲げることで形成される。

パッケージ２はまた、本発明を明確に理解するために本質的なことではないために説明していない方法でユニット１によりパック３の部分６０を折曲げて形成されて部分６０の底部を定める底壁６２と、２つの平行な壁６３，６４と、パッケージ２の２つの壁６３，６４の間を直角に延在する２つの平行な壁６５，６６とを含む。

さらに詳しくは、壁６３，６４，６５，６６は壁６２の平面に対して直角に延在する。

壁６３，６４はそれぞれ折曲げ線１６，１７の間および折曲げ線１５，１８の間を延在するウェブの面積部分に対応し、壁６５，６６はそれぞれ折曲げ線１５，１６の間および折曲げ線１７，１８の間を延在するウェブの面積部分に対応する。

部分６１は開口装置６８を有する壁６７と、頂部シール・ストリップ５３において壁６８に結合される壁６９とを含む。

さらに詳しくは、壁６７，６９はそれぞれ二等辺台形の形状をしており、壁６３，６４，６５，６６に対して傾斜して頂部ストリップ５３に向けて互いに接近し、それぞれの長辺にてそれぞれの壁６３，６４から延在し、頂部ストリップ５３に隣接する短辺で結合される。

壁６７，６９は包装材料ウェブのパネルＡ，Ｂにそれぞれ対応する。

部分６１はまた、食品に使用されるパッケージ２の容積の外側で折曲げられてそれぞれ壁６５，６６の延長部に沿って傾斜して延在する２つの横方向折り代７０，７１を含む。

さらに詳しくは、各折り代７０，７１は三角形で、それぞれ壁６７の斜面と、それぞれ関係する壁６９の斜面上に折曲げられるストリップ５３の関係する端縁５３ａ，５３ｂと、折曲げられたときに関係する壁６５，６６と平行な関係する縁７２とによって定められる。

さらに詳しくは、折り代７０，７１は包装材料ウェブのパネルＤ，Ｃに対応し、それぞれ折曲げ線２３，２２に折曲げ線３２，３１を重ねて折曲げられる。

特に図１を参照すれば、ユニット１は、パック３を供給されて各パッケージ２の部分６１を形成するために部分５０ａを折曲げるためのステーション８０と、それぞれの部分６１を完成されたパック３を供給されて前記各パック３に対応するパッケージ２の壁６２を形成するためのステーション８１と、部分６１を完成されたパック３をステーション８０からステーション８１へ送るための移送キャリッジ８２とを含む。

図示していない方法で、ステーション８１は部分６１および壁６２を加熱し、壁６９の斜面に対して折り代７０，７１をシールし、また、部分６０に対して壁６２をシールして完成体のパッケージ２を形成する。

キャリッジ８２はステーション８０，８１の間を前後に移動し、前進移動で部分６１の完成したパック３をステーション８０からステーション８１へ送り、また、空の状態で戻り移動する。

ステーション８１は本発明を明確に理解するために本質的なことではないので詳細に説明していない。

さらに詳しくは、各ステーション８０，８１は、それぞれ図示していないモーターで駆動されるハブ８４，８５と、関係するハブ８４，８５と角度を有して一体化されているそれぞれ多数の、図示例では４つのコンベヤ装置８６とを含む。

ステーション８０はまた折曲げ組立体９０も含み、これはパック３の部分５０ａと相互作用して対応するパッケージ２の部分６１を形成する。

さらに詳しくは、装置８６は等角度間隔で関係するハブ８４，８５に固定され、それぞれ関係するハブ８４，８５に面して関係する部分５０ｂ，５０ａのストリップ５３と係合する溝８７と、パッケージ２の壁６３，６４に対応するパック３の壁４９ａとそれぞれ協働する２つのパドル８８とを含む。

ステーション８０の各装置８６は、パック３が水平面に対して僅かに傾けられた第１の角度状態でパック３を受取り、そのパックを、組立体９０が部分５０ａを折曲げて部分６１を形成するための第２の角度状態となるように概略９０゜の円弧に沿って時計方向へ送った後、部分６１の完成したパック３を第３の角度状態となるようにさらに概略９０゜の円弧に沿って送り、その第３の角度状態において部分６１の完成したパック３はキャリッジ８２で取り上げられてステーション８１へ移動される。

パドル８８は外側端部に同じ装置８６の他のパドル８８へ向けて曲げられた縁８９を含み、ハブ８４，８５が回転するときにパック３が脱落するのを防止する。

第１および第３の角度状態の間の円弧に沿って装置８６は、パドル８８がパック３の壁４９ａと協働する閉形状に設定される。

一方、第１および第３の角度状態では、装置８６は、パドル８８が折曲げるべき関係する部分５０ａ，５０ｂを有するパック３をステーション８０に供給するため、また、部分６１の完成したパック３をキャリッジ８２に供給するために分かれた開形状に設定される。

組立体９０は各パック３の軸線Ｒの反対両側でパック３の部分５２ａ，５２ｂと有利に相互作用して、各部分５２ｂを関係する面５６に折重ね、また各部分５２ａを関係する部分５２ｂに折重ねてパッケージ２の関係する折り代７０，７１を形成する。

図２〜図５を参照すれば、組立体９０は各部分５２ｂを関係する面５６に折重ね、また各部分５２ａを関係する部分５２ｂに折重ねるためのそれぞれの２つのツール９１，９２を含む。さらに詳しくは、各部分５２ｂは、最初に関係する折曲げ線４０，４１で折曲げられた後、関係する面５６に折重ねられる。

ツール９１，９２はハブ８４，８５の回転軸線に平行なそれぞれの軸線Ｔの回りでそれぞれのモーター１０５のそれぞれの出力部材に対してヒンジ連結され、また、軸線Ｔに平行な共通軸線Ｓの回りで互いにヒンジ連結される。

さらに詳しくは、ツール９１は支持面１００および２つの折曲げ面１０１を含み、それらの面は形成されるべき部分６１の容積を制御するために壁５１ｂとそれぞれ協働し、また、部分５２ｂと協働して関係する面５６に折重ねる。

面１００，１０１はそれぞれ壁５１ｂおよび部分５２ｂとの接触に向かうアプローチ動作において互いに一体的に移動され、また、面１０１が部分５２ｂを関係する面５６に折重ねる折曲げ動作において互いに対して移動される。

さらに詳しくは、ツール９１は一方の側に突出面１００を取付けられ、反対側では面１０１に連結されたフレーム９５と、フレーム９５および関係するモーター１０５の出力部材にヒンジ連結された２つの第１レバー９３と、ツール９２およびフレーム９５にヒンジ連結された第２レバー９４とを含む。

フレーム９５は、軸線Ｓに対して反対側で一端に支持面１００を取付けられた第１部材９６と、第１部材９６に対してスライドし、軸線Ｓに平行な軸線Ｕの回りでレバー９３にヒンジ連結された第２部材９７とを含む。

レバー９３は一端において軸線Ｔの回りでモーター１０５の出力部材にヒンジ連結され、また、反対端部において軸線Ｕの回りでフレーム９５にヒンジ連結される。

レバー９４は一端において軸線Ｓの回りでツール９２ヒンジ連結され、また、反対端部において軸線Ｓに平行な軸線Ｖの回りでフレーム９５にヒンジ連結される。

ツール９１はまた、それぞれ一端において軸線Ｕの回りで関係するレバー９３にヒンジ連結され、また、反対端部においてそれぞれ連結ロッド１０２により面１００およびそれぞれの面１０１に作動的且つ可動に連結された２つの第３レバー９９を含む。

さらに詳しくは、各連結ロッド１０２はＬ字形で、反対両端で面１００および関係する面１０１と一体のプレート１０７にヒンジ連結され、また、面１００と関係するプレート１０７との間の中間部分を含み、それは軸線Ｕと反対側の関係するレバー９９の端部に形成された円形貫通座の中に収容される。

部材９６，９７はばね９８により互いに弾性的に連結され、ばね９８は面１０１の折曲げ動作時に圧縮され、面１００が壁５１ｂから引離されるときに伸長される。

ツール９２はツール９１に類似で、ツール９１と異なるところのみ説明され、ツール９１，９２の同じまたは対応する部分は同じ符号が使用されている。

ツール９２は関係する面１００が関係するアプローチ動作の終りに壁５１ａと協働する点でツール９１と相違する。

面１０１は部分５２ｂと同じ三角形の形状であり、また、面１００が壁５１ａと協働した後に部分５２ａを部分５２ｂに折重ねる。

ツール９２はまた間隔を隔てた２つのレバー９４を含み、それらのレバーは軸線Ｓの回りでツール９１のレバー９４にヒンジ連結される。

折曲げ組立体９０はまた２つの圧力部材１１０（図１および図６）を含み、関係する折り代７０，７１の折曲げ時にそれぞれの圧力部材が関係する面５６に圧力を作用して部分５２ａ，５２ｂの折曲げを容易にできるようにする。

さらに詳しくは、圧力部材１１０は図示していないが周知の方法でツール９１のモーター１０５に作動連結された駆動組立体１１１に取付けられる。

駆動組立体１１１（図６に一部のみ示される）は、パック３のそれぞれの壁４９ｂと協働し、それぞれ圧力部材１１０が突出している２つのプレート１１２と、図示していないカム機構によりツール９１のモーター１０５に連結される２つのレバー機構１１５とを含む。

モーター１０５およびレバー機構１１５は、ツール９１の面１００が壁５１ｂに協働するとき、圧力部材１１０が関係する面５６と協働し、また、ツール９１の支持面１００が壁５１ｂから係合解除されたとき、圧力部材１１０が面５６から係合解除されるように、連結される。

圧力部材１１０は変形可能なプラスチック材料で作られることが好ましく、また、歯型形状をしている。さらに詳しくは、各圧力部材１１０は関係する面５６と協働する平面１１３と、平面１１３の反対側の面１１４とを含み、面１１４は関係するプレート１１２からテーパーを付され、部分５２ａ，５２ｂが折曲げられたときに関係する面５７，５８と協働する。

組立体９０の作動は、１つのパック３を参照して、そのパック３がユニット１のステーション８０へ給送される始動時において以下に説明される。

さらに詳しくは、第１の角度状態における関係する装置８６の内部に、水平面に対して僅かに傾いた軸線Ｒを有して位置決めされたパック３が、ストリップ５３を溝８７内に位置し、壁４９ａをパドル８８でグリップされて収容される。

ハブ８４の回転は装置８６を第２の角度状態となるように移動させ、その状態でパック３は組立体９０に隣接される。

ハブ８４が回転すると、縁８９はパック３が脱落するのを防止する。

装置８６の第２の角度状態において、ツール９１のモーター１０５はカム機構およびレバー機構１１５によってそれぞれのプレート１１２をパック３の壁４９ｂ上へ移動させ、また、各圧力部材１１０の面１１３を関係する面５６上へ移動させる。

次に、モーター１０５はそれぞれの面１００のアプローチ動作を遂行させるためにツール９１，９２を作動させる。

さらに詳しくは、ツール９１の面１００は、ツール９２の面１００がパック３の壁５１ａに接触する前に、パック３の壁５１ｂに接触する。

次に、ツール９１のモーター１０５は、ツール９１の面１０１のそれぞれの折曲げ動作を遂行させて部分５２ｂを関係する面５６に折重ねるために、さらに作動される。

さらに詳しくは、部分５２ｂはそれぞれ折曲げ線２２，２３において壁５１ｂに対して折曲げられ、また、それぞれ折曲げ線４０，４１に沿って折曲げられて、それぞれのパネルＮ，ＱをそれぞれのパネルＥ，Ｈのそれぞれの部分に重ねる。

この時点で、ツール９２のモーター１０５は、ツール９２の面１０１のそれぞれの折曲げ動作を遂行させて部分５２ａをそれぞれの部分５２ｂに折重ねるために作動される。

さらに詳しくは、部分５２ａはそれぞれの折曲げ線２４，２５において壁５１ａに対して折曲げられる。

折曲げ動作の終了までに、パネルＤ，ＣはそれぞれパネルＰ，Ｏに重ねられ、さらにそれぞれパネルＨ，Ｅに重ねられたパネルＱ，Ｎに対して重ねられる。

折曲げられると、パネルＤ，Ｃはそれぞれ折り代７０，７１を定めており、また、それぞれ折曲げ線２３，２２に重ねられた折曲げ線３２，３１を有する。

さらに詳しくは、アプローチ動作は、各部材９７が関係する部材９６（図２および図３）に係止する初期位置から開始される。

このアプローチ動作の間、モーター１０５はレバー９３によってツール９１，９２の面１００，１０１を互いに一体的に軸線Ｕの回りに、面１００がパック３の壁５１ａ，５１ｂに係止するまで、回転させる。このアプローチ動作の間、フレーム９５の部材９６，９７は互いに一体的に移動する。

アプローチ動作が終了すると、モーター１０５はレバー９３によってツール９１，９２のレバー９９および部材９７を関係する軸線Ｕ，Ｔに関してさらに回転させ、ツール９１，９２のばね９８を圧縮する。

レバー９９の回転はツール９１，９２の連結ロッド１０２を関係する面１００に関して回転させ、また、プレート１０７により対をなす面１０１を関係する面１００に関して回転させる。

折曲げ動作の終了までに、端縁５３ａ，５３ｂは壁６９の斜面から僅かに引離され、また、面５５は面５６から僅かに引離されてステーション８１での加熱およびシールを可能にする。

折曲げ動作が完了すると、モーター１０５は面５６から部材１１０を引離した後に折り代７０，７１から面１０１を引離し、最後に壁６７，６９から面１００を引離すように逆転作動される。

上述した引離し動作の途中に、既に圧縮されたばね９８は伸長されて関係する部材９７を関係する部材９６に係止する位置へ戻す。

この時点で、部分６１の完成されたパック３はハブ８４で装置８６によってさらに９０゜ほど時計方向へ移動されて第３の角度状態とされ、キャリッジ８２により取上げられてステーション８１へ移送される。

本発明を明確に理解するために本質的ではないので説明しないが、周知の方法において、壁６２が形成され、端縁５３ａ，５３ｂが先ず加熱された後に壁６９の斜面にシールされ、面５５が先ず加熱された後に壁６９にシールされる。

本発明による組立体９０および方法の利点は、前述の説明で明白となるであろう。

特に、組立体９０はパック３の反対両側において同時に作動することで部分６１の高速での形成を行う。

さらに、組立体９０による部分６１の形成は、カム機構によりツール９１のモーター１０５で部材１１０が制御されることから、きわめて再現性が高い。

最後に、組立体９０は関係する折曲げ線に沿って包装材料ウェブのパネルを次々に折曲げることによって部分６１を形成することにより、部分６１の高品質な仕上がりを与える。変形に対向するものとして、パネルは折曲げ線に沿って簡単に折曲げられるので、壁６７，６９および折り代７０，７１の仕上げにおけるどのような損傷も防止する。

本明細書に記載した組立体９０および方法に対して、特許請求の範囲に記載された保護範囲から逸脱することなく変更することができることは明白である。

本発明による折曲げ組立体を含む折曲げユニットの側面図を示す。 図１の折曲げ組立体のさまざまな構成部材の斜視図を示す。 図１の折曲げ組立体のさまざまな構成部材の斜視図を示す。 或る作動状態における図１の折曲げ組立体の他の構成部材を示す。 図４と異なる作動状態における図１の折曲げ組立体の他の構成部材を示す。 山形部分の形成時に枕形パックと相互作用するときの、図２〜図５の折曲げ組立体の他の構成部材を示す。 図１のユニットにより製造されるパッケージを示す。 多数の折曲げ線（折曲げパターン）を有する包装材料ウェブを示す。

符号の説明

Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈ，Ｌ，Ｍ，Ｎ，Ｏ，Ｑ，Ｐ パネル
Ｒ，Ｓ，Ｕ，Ｔ 軸線
１ 折曲げユニット
２ パッケージ
３ 枕形パック
１０ 折曲げパターン
１１，１２，１３，１４ 折曲げ線
１１ａ，１２ａ シール面積部分
１１ｂ，１１ｃ，１１ｅ，１１ｆ 交点
１５，１６，１７，１８ 折曲げ線
１５ａ，１６ａ，１７ａ，１８ａ 交点
１９ 側縁
２０，２２，２３，２４，２５ 折曲げ線
２６，２７ 面積部分
３０，３１，３２，３３ 折曲げ線
３４，３５，３６，３７，３８，３９，４０，４１ 折曲げ線
４５，４６，４７，４８ 交点
４９ 部分
４９ａ，４９ｂ 壁
５０ａ，５０ｂ 端部分
５１ａ，５１ｂ 壁
５２ａ，５２ｂ 部分
５３ シール・ストリップ
５３ａ，５３ｂ 端縁
５５，５６，５７，５８ 面
６０ 部分
６１ 山形部分
６２ 底壁
６３，６４，６５，６６，６７，６９ 壁
７０，７１ 折り代
７２ 縁
８０，８１ ステーション
８２ 移送キャリッジ
８４，８５ ハブ
８６ コンベヤ装置
８７ 溝
８８ パドル
８９ 縁
９０ 折曲げ組立体
９１，９２ ツール
９３，９４，９９ レバー
９５ フレーム
９６ 第１部材
９７ 第２部材
９８ ばね
１００ 支持面
１０１ 折曲げ面
１０２ 連結ロッド
１０５ モーター
１１０ 圧力部材
１１１ 駆動組立体
１１２ プレート
１１３ 平面
１１４ 面

Claims (13)

1. 互いに傾斜してシール（５３） 位置にて結合される第１および第２の壁（６７，６９）と、前記第１および第２の壁（６７，６９）の対応する側縁を連結する少なくとも１つの折り代（７０，７１）とを含んでなる流動食品用の密封パッケージ（２）の山形部分（６１）を製造する折曲げ組立体（９０）であって、軸線（Ｒ）を有して一端（５０ａ）における前記軸線（Ｒ）の反対両側に前記パッケージ（２）の前記山形部分（６１）を形成するように折曲げられる２つの端部分（５１ａ，５１ｂ）を含み、前記端部分（５１ａ，５１ｂ）はそれぞれ折曲げられる第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）を有し、前記第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）は前記端部分（５１ａ，５１ｂ）の間に位置する前記パック（３）の側面（５５）によって結合されるようになされるパック（３）を前記折曲げ組立体（９０）が供給されるのであり、
   前記折り代（７０，７１）を形成するために前記軸線（Ｒ）の反対両側で前記パック（３）の前記第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）と相互作用して前記第２部分（５２ｂ）を前記側面（５５）上に、そして前記第１部分（５２ａ）を前記第２部分（５２ｂ）上に折重ねる折曲げ手段（１００，１０１）を含むことを特徴とする折曲げ組立体。
2. 折曲げ手段（１００，１０１）が、前記第１部分（５２ａ）を前記第２部分（５２ｂ）に折重ねるために前記第１部分（５２ａ）と協働する、また前記第２部分（５２ｂ）を前記側面（５５）に折重ねるために前記第２部分（５２ｂ）と協働する第１および第２の折曲げ面（１０１）と、前記第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）の折曲げ時に、前記第１部分（５２ａ）を有する前記端部分（５１ａ）と協働する、また前記第２部分（５２ｂ）を有する前記端部分（５１ｂ）と協働する第１および第２の支持面（１００）とを含み、前記第１折曲げ面（１０１）および前記第１支持面（１００）は、前記パック（３）へ向かう関係する第１のアプローチ動作において互いに一体的に移動されて、前記第１支持面（１００）が前記第１部分（５２ａ）を有する端部分（５１ａ）に接触され、また、関係する第２の折曲げ動作において互いに対して移動されて、前記第１折曲げ面（１０１）が前記第１部分（５２ａ）を前記第２部分（５２ｂ）に折重ね、また、前記第２折曲げ面（１０１）および前記第２支持面（１００）は、前記パック（３）へ向かう関係する第１のアプローチ動作において互いに一体的に移動されて、前記第２支持面（１００）が前記第２部分（５２ｂ）を有する端部分（５１ｂ）に接触され、また、関係する第２の折曲げ動作において互いに対して移動されて、前記第２折曲げ面（１０１）が前記第２部分（５２ｂ）を前記側面（５５）に折重ねることを特徴とする請求項１に記載された折曲げ組立体。
3. 前記第１および第２の支持面（１００）がそれぞれ第１部材（９６）によってそれぞれの駆動手段（１０５）に機能的に連結されて関係するアプローチ動作時に駆動され、また、前記第１および第２の折曲げ面（１０１）が前記第１部材（９６）に対して可動なそれぞれの第２部材（９７）によって前記駆動手段（１０５）に機能的に連結されて、関係する前記アプローチ動作時にそれぞれの前記第１および第２の支持面（１００）と一体的に駆動され、また、前記第１および第２の折曲げ面（１０１）はそれぞれ前記第１および第２支持面（１００）に対してヒンジ連結され、これにより、それぞれの前記第１および第２の支持面（１００）が前記第１部分（５２ａ）を有する端部分（５１ａ）および前記第２部分（５２ｂ）を有する端部分（５１ｂ）とそれぞれ接触するときに、それぞれの駆動手段（１０５）の制御の下で、それぞれ前記第１および第２の支持面（１００）に対して移動することを特徴とする請求項２に記載された折曲げ組立体。
4. 前記第１折曲げ面（１０１）が前記駆動手段（１０５）により駆動される第１連結ロッド（１０２）によって前記第１支持面（１００）にヒンジ連結され、また、前記第２折曲げ面（１０１）が前記駆動手段（１０５）により駆動される第２連結ロッド（１０２）によって前記第２支持面（１００）にヒンジ連結されることを特徴とする請求項３に記載された折曲げ組立体。
5. 各々の前記第１部材（９６）が弾性手段（９８）によって関係する前記第２部材（９７）に連結され、関係する前記折曲げ面（１０１）および関係する前記支持面（１００）の関係する前記折曲げ動作に続く関係する戻り動作時に、前記第２部材（９７）を関係する前記第１部材（９６）に対して移動させることを特徴とする請求項３または請求項４に記載された折曲げ組立体。
6. 前記第２部分（５２ｂ）を折曲げる前記第２折曲げ面（１０１）が三角形であることを特徴とする請求項２から請求項５までのいずれか一項に記載された折曲げ組立体。
7. 前記第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）の折曲げ時に前記枕形パック（３）の関係する前記側面（５５）と協働する少なくとも１つの圧力部材（１１０）を含むことを特徴とする請求項１から請求項６までのいずれか一項に記載された折曲げ組立体。
8. 前記第１および第２の支持面（１００）の少なくとも１つが関係する端部分（５１ａ，５１ｂ）と協働するときに前記圧力部材（１１０）は、関係する側面（５５）と協働し、また、前記第１および第２の支持面（１００）が関係する端部分（５１ａ，５１ｂ）から引離されるときに前記側面（５５）から引離されるように作動されることを特徴とする請求項７に記載された折曲げ組立体。
9. 前記圧力部材（１１０）および前記駆動手段（１０５）は、前記圧力部材（１１０）の動作を前記第１および第２の支持面（１００）の少なくとも１つの動作と関連づけるように機能的に連結されることを特徴とする請求項８に記載された折曲げ組立体。
10. 前記圧力部材（１１０）がプラスチック材料で作られていることを特徴とする請求項８または請求項９に記載された折曲げ組立体。
11. 互いに傾斜してシール（５３）位置にて結合される第１および第２の壁（６７，６９）と、前記第１および第２の壁の対応する側縁を連結する少なくとも１つの折り代（７０，７１）とを含んでなる流動食品用の密封パッケージ（２）の山形部分（６１）を製造する折曲げ方法であって、
    軸線（Ｒ）を有して一端（５０ａ）における前記軸線（Ｒ）の反対両側にそれぞれ折曲げられる少なくとも第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）を有する少なくとも１つの密封パック（３）で、前記第１および第２の部分（５２ａ，５２ｂ）が前記端部分（５１ａ，５１ｂ）の間に位置する前記パック（３）の側面（５５）によって結合されるようになされる前記パック（３）を折曲げ組立体（９０）に供給する段階を含み、また、前記方法が、
    前記第２部分（５２ｂ）を前記側面（５５）に折重ねる段階と、
    前記第１部分（５２ａ）を前記第２部分（５２ｂ）に折重ねて前記折り代（７０，７１）を形成する段階を含むことを特徴とする方法。
12. 前記第２部分（５２ｂ）を折曲げる前記段階において、前記第２部分（５２ｂ）はそれぞれ折曲げ線（４０，４１）に沿って折曲げられて、反対両側で前記側面（５５）および前記第１部分（５２ａ）と協働するようになされることを特徴とする請求項１１に記載された方法。
13. 前記第２部分（５２ｂ）および前記第１部分（５２ａ）を折曲げる段階において、圧力部材（１１０）が前記側面（５５）と協働して前記第２部分（５２ｂ）の前記側面（５５）への折曲げを容易にすることを特徴とする請求項１１または請求項１２に記載された方法。

Images