JP4936551B2 - 管理装置、管理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
具体的に説明すると、ネットワークに接続されたデバイスがネットワーク参加メッセージをネットワークに送付すると、ネットワーク上のクライアントが、そのネットワーク参加メッセージに応答して、デバイスにドライバをインストールすることが行われていた。また、クライアントは、ネットワークに接続したときにネットワークに送付するネットワーク参加メッセージに対する"デバイスからの応答"に従って、ドライバをインストールすることが行われていた。このような技術は、例えば、Microsoft社のUPnPプロトコルや、WSD(Web Services for Devices)や、Apple社のRendezvous機能により実現される(特許文献1を参照)。
本発明の管理装置の他の態様例では、ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信手段と、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を外部から可能とする設定機能を備えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えると判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバを、前記クライアント端末装置にインストールさせるための処理として、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を含むタスクを生成して、当該デバイスに対して該タスクの送信を行う処理手段とを有し、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定においては、前記クライアント端末装置のアドレス情報が含まれることを特徴とする。
本発明の管理方法の他の態様例では、ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信工程と、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を外部から可能とする設定機能を備えるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程が前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えると判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバを、前記クライアント端末装置にインストールさせるための処理として、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を含むタスクを生成して、当該デバイスに対して該タスクの送信を行う処理工程とを有し、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定においては、前記クライアント端末装置のアドレス情報が含まれることを特徴とする。
<デバイス・クライアント管理システムの構成>
図1は、印刷システムの構成の一例を示す図である。図1において、印刷システムは、管理サーバ1000、デバイス2000、管理者クライアント3000、及びドライバ配信クライアント4000を備えて構成される。そして、これら管理サーバ1000、デバイス2000、管理者クライアント3000、及びドライバ配信クライアント4000は、通信回線5000に接続されている。
また、入力部1200、2200、3200、4200は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス等で構成されている。
更に、記憶部1600、2600、3600、4600は、ハードディスクや、光磁気ディスクで構成されるものであってもいいし、これらの組み合わせで構成されるものであってもよい。
更に、デバイス2000は、MIB(Management Information Base)といったデバイス情報を保持する。デバイス情報の取得や設定は、通信回線5000を介して、主に管理者クライアント3000から実現することが可能である。
管理サーバ1000とデバイス2000は、UPnP制御部1720、2720を有している。UPnP制御部1720、2720は、UPnP機能を制御する機能を有し、OS(Operating System)に付随するものである。
本実施形態では、デバイス2000が有する第二UPnP制御部2720は、通信回線5000に接続すると、ネットワーク参加メッセージを、管理サーバ1000に対して送信(発行)する。このとき、第二UPnP制御部2720は、ネットワーク参加メッセージを、1対1接続の探索プロトコルの一例であるUPnPプロトコルに従って、マルチキャストではなくユニキャストで送信する。このネットワーク参加メッセージは、管理サーバ1000が有する第一UPnP制御部1720にて検知される。第一UPnP制御部1720にて検知されるものとする。ここで、1対1接続の探索プロトコルとは、UPnPUPNPのようなものである。UPnPでは、大略、下記のように通信する。まず、新規デバイスがネットワークに参加した場合に、ハローメッセージをネットワーク上にブロードキャストする。そのときネットワーク上に存在するハローメッセージを受信したネットワークデバイスが、その新規ネットワークデバイスのネットワークへの参加を認識する。次に、その新規ネットワークデバイスがネットワークから離脱する場合は、Byeメッセージをネットワーク上にブロードキャストする。新規ネットワークデバイスからByeメッセージを受け取ったネットワークデバイスたちは、その新規ネットワークデバイスがネットワークから離脱したことを認識する。1対1の探索プロトコルは、例えば、これらのことを繰り返しながら、ネットワークデバイスがいわば一対一で、お互いの存在を認識しあう技術である。
通信回線5000は、通常のLAN(Local Area Network)、又はIEEE1394やUSB(Universal Serial Bus)といった双方向シリアルインタフェース等を有する。
第一デバイス管理アプリケーション部1710は、第一プログラム制御部1711、第一デバイス管理制御部1712、第一タスク管理制御部1713、第一ドライバ管理制御部1714、第一情報保管部1715、及び第一ドライバ保管部1716を有する。
第一プログラム制御部1711は、第一デバイス管理制御部1712、第一タスク管理制御部1713、及び第一ドライバ管理制御部1714の各制御部を制御する役目をなすフレームワークプログラム部である。
デバイスの特性を示すデータには、例えば、印刷装置なのか、スキャナなのか、ファックスなのかといったデバイス種別や、デバイス2000の機能を示すデバイス機能が含まれる。例えば、デバイス種別が印刷装置である場合であって、その印刷装置が、印刷機能以外の機能(例えばファックス機能)を有する場合には、印刷機能とファックス機能とが、デバイス機能に含まれることになる。また、例えば、印刷機能には、どのようなページ言語を使用しているのか、印刷速度はどのくらいか、どのようなフィニッシング機能を有しているのか、といった情報も含めることができる。
UPnPに利用するWSDに代表されるように、XML形式で記載された情報を、Webサービスでのやりとりが可能である。よって、以上のようにやりとりできるデバイスメタデータには自由度が与えられる。
尚、第一ドライバ管理制御部1714が行う前述した処理は、第一タスク管理制御部1713を介して行われる。
タスク単位の処理を制御するとは、タスクに指示された実行情報に基づいて、スケジューリングや実行結果の表示を行うことを意味する。
例えば、第一ドライバ管理制御部1714にて、あるドライバ配信クライアント4000に対してあるドライバを配布するドライバタスクが作成され、そのドライバタスクが第一タスク管理制御部1713に渡されたとする。そうすると、第一タスク管理制御部1713は、そのドライバタスクの実行情報に従い、実行時になった時に、第一ドライバ管理制御部1714に対して、そのタスクを実行するように指示を行う。
そして、第一ドライバ管理制御部1714は、そのドライバタスクを実行し、その実行結果を第一タスク管理制御部1713へ返し、第一タスク管理制御部1713では、そのドライバタスクの実行結果の表示を行うための処理を行う。
尚、第一デバイス管理アプリケーション部1710は、Webアプリケーションではなく、通常のネイティブアプリケーションであっても構わない。その場合には、管理者は、通常、管理者クライアント3000からではなく、管理サーバ1000の第一表示部1100と第一入力部1200を介して、第一デバイス管理アプリケーション部1710に対する操作を行う。
ここで、第四UPnP制御部4720は、ドライバのインストール機能を有するOSの機能の一つである。
また、第一プログラム制御部1711は、デバイス2000の第二データ制御部2700の第二リモート制御部2710と、所謂SNMP等のプロトコルを利用して通信を行うための処理を行う。
これにより、デバイス2000の設定の変更を行う。本実施形態では、デバイス2000の設定が、デバイス2000のUPnPに関する設定である場合を例に挙げて説明する。
図2は、管理サーバ1000が、デバイス2000が有するUPnPの機能を擬似的に有する場合における印刷システムの動作の一例を概念的に示す図である。尚、以下の説明では、このような管理サーバ1000の機能を、必要に応じて擬似UPnP機能と称する。
図2(a)は、管理サーバ1000、管理者クライアント3000、及びドライバ配信クライアント4000が通信回線5000接続されているネットワーク環境に、デバイス2000が参加したことを示している。本実施形態では、管理サーバ1000に対してユニキャストUPnPを行うための設定が、デバイス2000の第二UPnP制御部2720に対して予め行われている。したがって、デバイス2000の第二UPnP制御部2720は、デバイス2000がネットワークに参加すると、ネットワーク参加メッセージ(例えばWSDにおけるHelloメッセージ)を、ユニキャストで管理サーバ1000に対して発行する。
図2(b)において、実線の矢印(Flow1)は、デバイス2000の擬似UPnP機能を利用して、ドライバ配信クライアント4000へドライバをインストールすることを示している。
図3(a)は、図2(a)と同様に、管理サーバ1000、管理者クライアント3000、及びドライバ配信クライアント4000が通信回線5000に接続されているネットワーク環境に、デバイス2000が参加したことを示している。前述したように、デバイス2000の第二UPnP制御部2720は、デバイス2000がネットワークに参加すると、ネットワーク参加メッセージ(例えばWSDにおけるHelloメッセージ)を、ユニキャストで管理サーバ1000に対して発行する。
図3(b)において、実線の矢印(Flow1)は、ドライバ配信クライアント4000に対してユニキャストUPnPを行うためのリモート設定が、管理サーバ1000からデバイス2000へなされる。これに続いてデバイス2000からドライバ配信クライアント4000に対して、ユニキャストUPnPによるドライバのインストールがなされる。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態の印刷システムにおける基本的な動作の一例を説明する。
まず、デバイス2000は、ネットワーク(通信回線5000)に接続すると、管理サーバ1000に対して、ユニキャストでUPnP(ユニキャストUPnP)を行う。管理サーバ1000は、これを受けて、デバイス2000(UPnPデバイス)を検知するためのUPnPデバイス検知処理を行う(ステップS1)。
次に、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000に対応したドライバを検出する。そして、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000と、検出したドライバとを自動的に関連付けるための自動関連付け処理を行う(ステップS3)。
次に、管理サーバ1000は、管理サーバ1000の擬似UPnP機能に関する能力、又はデバイス2000のリモート設定に関する能力を判断するデバイス能力対応処理を行う(ステップS5)。
次に、管理サーバ1000は、ステップS5で判断された能力に応じて、ドライバ配信クライアント4000に対して、デバイス2000用のドライバをインストールするためのドライバインストール処理を行う(ステップS6)。
次に、本実施形態の印刷システムにおける詳細な動作の一例を説明する。
まず、デバイス2000がネットワーク(通信回線5000)に参加する前に、デバイス特性とドライバ配信クライアント4000とを関連付ける処理を行う。
まず、管理者は、管理者クライアント3000の第三表示部3100、第三入力部3200から、Webブラウザを介して、管理サーバ1000の第一デバイス管理アプリケーション部1710にアクセスする。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、第一デバイス管理アプリケーション部1710のメニューを第三表示部3100に表示させる。そして、そのメニューの中から[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューが、管理者によって選択される。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス2000の特性(デバイス特性)とクライアントとを関連付けるためのUI画面を表示させる(ステップS100)。
図6に示すUI画面600では、メニューが左側の領域601に表示され、メニューに対応した内容が右側の領域602に表示される。管理者が、[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューを選択すると、図6に示すように、右側の領域602に[デバイス特性の選択]の画面が表示される。
本実施形態では、図6に示す通り、デバイス2000の特性として、IPアドレス、カラー印刷、印刷速度、及びフィニッシング−製本機能があり、夫々のデバイス2000の特性に対して、次のように選定することができる。
デバイス2000のカラー印刷特性とは、UPnPデバイス2000が、カラー印刷(とモノクロ印刷との両方)が可能であることと、モノクロ印刷のみが可能であることとの何れかを意味する。図6に示す例では、カラー印刷が可能であるUPnPデバイス2000を対象とする。
デバイス2000のフィニッシング−製本機能特性とは、UPnPデバイス2000のフィニッシングの一つとして製本機能がある場合に、それを条件とするか否かを意味する。図6に示す例では、UPnPデバイス2000のフィニッシングの一つとして製本機能があることを条件としないことを意味する。
例えば、前述したもの他に、PDL(ページ記述言語、例えばPCLやPS等)やデバイスの仕向け(日本、米国、英国等)等をデバイス2000の特性とすることができる。
また、図7に示す例では、ツリーの任意クライアントグループに所属しているドライバ配信クライアント4000を選択しているが、クライアント単位ではなく、クライアントグループ単位でドライバ配信クライアント4000を選択することも可能である。
図8に示すテーブル800は、クライアントID、OS名称、IPアドレス、及び所属グループから構成されている。
図7に示す例では、デバイス2000の特性と関連付けるドライバ配信クライアント4000として、クライアントグループ「グループ1のサブグループ1」に属する「CLIENT00」、「CLIENT02」が選択されていることを示す。
次に、図7に示すUI画面700の[次へ]ボタン702が押下されると、管理サーバ1000は、図6及び図7に示したUI画面600、700の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面を表示する(ステップS130)。
図9に示すUI画面900の[登録]ボタン901が押下されると、第一ドライバ管理制御部1714は、図6及び図7に示したUI画面600、700の設定内容を、第一情報保管部1715へ記憶する。
図10〜図13は、図6に示したUI画面600の設定内容を記憶するテーブルの例を示す図である。また、図14は、図7に示したUI画面700の設定内容を記憶するテーブルの一例を示す図である。図15は、デバイス特性(デバイス2000の特性)とドライバ配信クライアント4000とを関連付けて記憶するテーブルの一例を示す図である。これらのテーブル110〜115が、ステップS130で第一情報保管部1715に記憶される
例えば、図15におけるデバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」は、選択クライアントID「SelectedClients-1」と関連付けられている。つまり、検知したデバイス2000の特性が「SelectedDevAttr-1」の内容に合致するとする。そうすると、そのデバイス2000に対応したドライバは、選択クライアントID「SelectedClients-1」のドライバ配信クライアント4000にインストールされる。
デバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」は、図10に示す通り、デバイス特性ID、IPアドレスID、カラー印刷、印刷速度ID、及びフィニッシングID等のカラムから構成される。これらIPアドレスID、印刷速度ID、及びフィニッシングIDの詳細は、夫々図11〜図13に示すテーブル111〜113に記憶される。
図10に示すテーブル110では、デバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」に対応するIPアドレスIDとして、「IPID-1」が記憶されている。そして、図11に示すテーブル111では、IPアドレスID「IPID-1」に対応するIPアドレスとして、「aaa.bbb.ccc.100」から「aaa.bbb.ccc.110」までのIPアドレスが記憶されている。
図10に示すテーブル110では、デバイスID「SelectedDevAttr-1」に対応する印刷速度IDとして、「PVID-1」が記憶されている。そして、図12に示すテーブル112では、印刷速度ID「PVID-1」に対応する印刷速度として、印刷速度特性が「40」、条件特性が「ppm以上」という印刷速度が記憶されている。
図10に示すテーブル110では、デバイスID「SelectedDevAttr-1」に対応するフィニッシングIDとして、「OFF」が記憶されている。この場合、フィニッシング特性は使用しないことになる。
一方、図10に示すデバイスIDにおいて、「SelectedDevAttr-2」のフィニッシングIDは、「FinID-1」である。よって、図13に示すテーブル113では、このフィニッシングID「FinID-1」に対応するフィニッシング特性として、製本機能が記憶される。
図14に示すテーブル114では、選択クライアントID「SelectedClients-1」に対応するドライバ配信クライアント4000として、「CLIENT00」と「CLIENT02」とが記憶されている。また、これら「CLIENT00」と「CLIENT02」の詳細は、図8に示したテーブル800に記憶されている。
IPアドレス特性:aaa.bbb.ccc.100からaaa.bbb.ccc.110までの範囲
カラー印刷特性:可能
印刷速度特性:40ppm以上
そして、このようなUPnPデバイス2000を検知した場合には、CLIENT00、CLIENT02のドライバ配信クライアント4000に、ドライバをインストールすることとなる(図14、図15を参照)。
以上のように本実施形態では、少なくとも図5のフローチャートを実行することにより、登録手段の一例が実現される。
まず、図1のステップS1のUPnPデバイス検知処理の詳細について説明する。
デバイス2000が、ネットワークに接続されると、第二UPnP制御部2720は、ネットワーク(通信回線5000)に対して、ネットワーク参加を意味するネットワーク参加メッセージを、ユニキャストで管理サーバ1000へ発行する(ステップS300)。本実施形態では、ネットワーク参加メッセージとして、WSDに既定されているHelloメッセージをユニキャストで管理サーバ1000へ発行する。このように、デバイス2000は、Helloメッセージを管理サーバ1000に対してのみ送信する。
このように本実施形態では、少なくともステップS301の処理を行うことによって受信手段の一例が実現される。
そして、第一デバイス管理制御部1712は、第二UPnP制御部2720と第一UPnP制御部1720とを介して、ネットワーク参加メッセージに対する応答メッセージをデバイス2000に発行する(ステップS302)。この応答メッセージの発行は、デバイスメタデータを取得するために行われる。ここでは、WSDに既定されているGetMetadataメッセージを、応答メッセージとして発行する。
そして、第二UPnP制御部2720は、GetMetadataメッセージを取得すると、ネットワーク(通信回線5000)を介して、管理サーバ1000にMetadata(デバイスメタデータ)を発行する。前述したように、Metadata(デバイスメタデータ)には、デバイス2000の特性を示すデータと、デバイス2000のドライバに関するデータとが含まれる。
以上のステップS300〜S304が、図1のステップS1のUPnPデバイス検知処理の詳細である。
第一デバイス管理制御部1712は、ステップS304で発行されたMetadataを取得する。そして、第一デバイス管理制御部1712は、取得したMetadataに基づいて、ステップS301で検知したデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスであるか否かを判定する(ステップS305)。本実施形態では、検知したデバイス2000が、印刷機能を有するデバイスであり、且つUPnPによる管理対象のベンダーのデバイスであるか否かを、取得したMetadataに基づいて判断することにより、このステップS305の判定を行う。このように本実施形態では、少なくともステップS305の処理を行うことにより、第2の受信手段の一例が実現される。
この判定の結果、通信相手のデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスでない場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、通信相手のデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスである場合には、ステップS306に進む。
ここでは、デバイス番号「Dev-1」という印刷機能を有するデバイス2000を検知し、そのMetadataを取得したところ、以下の内容を含むデバイス特性情報が得られたとする。
Macアドレス:AA-BB-CC-DD-EE-01
UPnPID:UPnP_4E0F
IPアドレス:aaa.bbb.ccc.101
カラー印刷:COLOR
印刷速度:40
フィニッシング機能:None
図17に示すテーブル230には、UPnPデバイス2000に関する情報として、Macアドレス、UPnPID、IPアドレス、カラー印刷の有無、印刷速度、及びフィニッシング機能が、互いに関連付けられて登録される。
尚、Macアドレスは、同じ種類のデバイス区別のために用いられるものである。
更に、UPnPIDは、ドライバのINFに記述されるユニバーサルプラグアンドプレイ用のIDを意味する。すなわち、UPnPIDが分かれば、ドライバのINFを検証することにより、対応するドライバであるか否かが判断できる。
この通知には、Webサービス等の通信方式を採ることができる。また、通知を行わずに、デバイス特性情報が、ファイルに記述されたり、データベースに保存されたりしたことを第一ドライバ管理制御部1714が定期的に監視することも可能である。
以上のステップS305〜S307が、図1のステップS2のUPnPデバイス管理処理の詳細である。
第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715にアクセスし、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在するか否かを判定する(ステップS308)。この判定の結果、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在しない場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在する場合には、ステップS309に進む。
ここでは、先のステップS306で記憶されたデバイス特性情報(図17を参照)の中のUPnPIDとして「UPnP_4E0F」を取得したものとする。
図18は、第一ドライバ保管部1716にドライバの情報を記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。
図18に示すテーブル240には、ドライバIDとUPnPIDとが互いに関連付けられて登録されている。
この場合、UPnPIDが「UPnP_4E0F」のデバイス2000である"デバイス番号が「Dev-1」のデバイス2000と、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバとが関係付けられる(図17及び図18を参照)。そこで、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス番号が「Dev-1」のデバイス2000と、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバとを関連付けて第一情報保管部1715に記憶する(ステップS310)。
図19は、第一情報保管部1715に、デバイス2000とドライバとを関連付けて記憶するためのテーブルの一例を示す図である。
図19に示すテーブル250には、関連付けID、デバイス番号、及びドライバIDが互いに関連付けられて登録されている。具体的に、図19に示すテーブル250において、関連付けID「Connect-01」には、デバイス番号「Dev-1」とドライバID「DRIVER00」とが関連付けられている。
このように本実施形態では、少なくともステップS310の処理を行うことにより、関連付け手段の一例が実現される。
以上のステップS308〜S310が、図1のステップS3のUPnPデバイスとドライバの自動関連付け処理の詳細である。
第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715に記憶されているテーブル110へアクセスする(図10を参照)。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、図17に示したテーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDが存在し、且つそのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDがするか否かを判定する(ステップS311)。この判定の結果、テーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDと、そのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDとが存在しない場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、テーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDと、そのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDとが存在する場合には、ステップS312に進む。
前述した例では、図17に示したテーブル230のデバイス特性情報は、図11〜13に示したテーブル111〜113の内容を持つデバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」と合致する。
更に、第一ドライバ管理制御部1714は、図14に示したテーブル114にアクセスし、検出した選択クライアントIDに関連付けられた選択クライアントを検出する(ステップS313)。前述した例では、検出した選択クライアントID「SelectedClients-1」から、「CLIENT00」と「CLIENT02」が、ドライバの配布先のクライアントであることを検出する。
以上のステップS311〜S313が、図1のステップS4のドライバ配信クライアント情報取得処理の詳細である。
第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715へアクセスし、先のステップS306において第一デバイス管理制御部1712が第一情報保管部1715に記憶したデバイス特性情報を取得する(ステップS400)。
前述した例では、図17に示したテーブル230からデバイス番号が「Dev-1」のデバイス特性情報が取得される。
一方、デバイス2000の第二UPnP制御部2720が、リモートでのUPnPユニキャスト設定を行うことが可能でない場合には、ステップS407に進む。ステップS407に進むと、第一ドライバ管理制御部1714は、UPnP擬似処理を行えるか否かを判定する。この判定の結果、UPnP擬似処理を行えない場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、UPnP擬似処理を行える場合には、図16−3のステップS500に進む。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス2000に対するUPnP擬似処理を行う。ここで、UPnP擬似処理とは、擬似UPnP機能の実行を意味する。具体的に説明すると、擬似UPnP処理とは、ステップS301、S305にて第一デバイス管理制御部1712が取得した"第二UPnP制御部2720からのHelloメッセージやMetadata"の生成と発行ができることを意味する。
以上のように本実施形態では、少なくともステップS401、S407の処理を行うことにより、判定手段の一例が実現される。いわば、擬似UPnP処理の能力とは、1対1接続の探索プロトコルに従ってドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる能力の一例である。
尚、ステップS500において、Helloメッセージを最初から生成することに代えて、次のようにしてHelloメッセージを得るようにしてもよい。すなわち、先のステップS301で第一デバイス管理制御部1712が取得したHelloメッセージを、第一デバイス管理制御部1712が第一情報保管部1715に記憶しておき、このHelloメッセージを活用してもよい。このようにした場合、第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715からHelloメッセージを読み出し、読み出したHelloメッセージに基づいて、返信先を管理サーバ1000のアドレスとするHelloメッセージを得ることになる。
前述した例では、デバイス番号「Dev-1」に関連付けられている"「DRIVER00」のドライバ"の配布先である"「CLIENT00」と「CLIENT02」のドライバ配信クライアント4000"に、Helloメッセージが発行される。
次に、ドライバ配信クライアント4000の第四UPnP制御部4720は、Helloメッセージを受信するまで待機する(ステップS502)。そして、Helloメッセージを受信すると、第四UPnP制御部4720は、第一UPnP制御部1720に、GetMetadataメッセージを発行し、デバイスメタデータの取得を依頼する(ステップS503)。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、第一UPnP制御部1720を経由してGetMetadataメッセージを取得するまで待機する(ステップS504)。そして、GetMetadataメッセージを取得すると、第一ドライバ管理制御部1714は、Metadataメッセージを生成する(ステップS505)。前述した例では、第一ドライバ管理制御部1714は、図17に示した「Dev-1」のデバイス特性情報と、そのデバイス番号「Dev-1」に対応するドライバID「DRIVER00」の情報とに基づいて、Metadataメッセージを生成する。ここで、デバイス番号「Dev-1」に対応するドライバID「DRIVER00」の情報とは、第一ドライバ保管部1716に保管されている"ドライバIDが「DRIVER00」のドライバ"の所在を示すアドレス情報を意味する。
次に、第四UPnP制御部4720は、ステップS505で発行されたMetadataメッセージを取得するまで待機する(ステップS507)。そして、Metadataメッセージを取得すると、第四UPnP制御部4720は、Metadataメッセージを解析する(ステップS508)。具体的に、第四UPnP制御部4720は、デバイス2000のIPアドレスといった接続先情報や、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバの所在の情報を、Metadataメッセージから取得する。
以上のように本実施形態では、少なくともステップS500、S501、S504、S506の処理を行うことにより、処理手段の一例が実現される。
ここで、リモートでのUPnPユニキャスト設定とは、複数のIPアドレスやコンピュータ名を、デバイス設定の一部として外部から設定することにより、第二リモート制御部2710が、第二UPnP制御部2720に対して、UPnP実行を促すことである。本実施形態において、外部からの設定とは、第一デバイス管理制御部1712が第一タスク管理制御部1713を経由してデバイス設定を行うことを意味する。
また、UPnPユニキャスト設定が可能であるか否かの判断は、第一ドライバ管理制御部1714が、第二リモート制御部2710に対して、デバイス2000のデバイス設定能力を問い合わせ、その問い合わせた結果に基づいて行われる。
すなわち、第一デバイス管理制御部1712は、第一タスク管理制御部1713を経由して、第二リモート制御部2710に対して、ユニキャストでのUPnPの設定をリモートで行うことが可能であるか否かを問い合わせる。そして、第一デバイス管理制御部1712は、その問い合わせの結果に基づいて、UPnPユニキャスト設定が可能であるか否かを判断する。尚、第一デバイス管理制御部1712は、デバイス2000の第二リモート制御部2710に対する問い合わせを、前述したSNMPや、独自のプロトコルを用いて行う。
図20は、第一情報保管部1715にデバイスUPnP能力フラグを記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。
ここで、デバイスUPnP能力フラグとは、デバイス2000が、ユニキャストでのUPnPの設定を外部からの設定に基づいて行う際の能力であるUPnP設定能力を示すフラグである。尚、デバイスUPnP能力フラグは、第一情報保管部1715以外の"メモリ、レジストリ、又はファイル"等に記憶することも可能である。
この判定の結果、デバイス2000が、インストールの対象となるドライバの所在をデバイス設定の一部として設定できないと判定された場合には、後述する図16−4のステップS600に進み、そうでない場合には、ステップS404に進む。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス2000の第二UPnP制御部2720が、インストールの対象となるドライバ自体を、デバイス2000の第二記憶部2400にアップロードできるか否かを判定する(ステップS405)。前述した例では、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバ自体をデバイス2000の第二記憶部2400にアップロードできるか否かを判定する。ここで、ドライバのアップロードとは、ドライバが格納されている第一ドライバ保管部1716から、該当するドライバをデバイス2000の第二記憶部2400に格納することを意味する。また、この判定は、前述したステップS305で取得したデバイスメタデータに基づいて行われる。
この判定の結果、インストールの対象となるドライバ自体を、デバイス2000の第二記憶部2400にアップロードできないと判定された場合には、後述する図16−4のステップS600に進み、そうでない場合には、ステップS406に進む。
ステップS406に進むと、第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715に記憶されている"図20に示したテーブル260"に対して、デバイスUPnP能力フラグとして「Type-3」を設定する(ステップS406)。ここで、Type-1,2,3は、1対1接続の探索プロトコル従いドライバをインストールすることに関わる能力情報の一例である
図16−4のステップS600に進むと、第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715のテーブル260に記憶されている"デバイスUPnP能力フラグ"の設定値を判定する(ステップS600)。この判定の結果、デバイスUPnP能力フラグの設定値が「Type-1」の場合にはステップS601に進み、「Type-2」の場合にはステップS602に進み、「Type-3」の場合にはステップS603に進む。このように本実施形態では、少なくともステップS600の処理を行うことにより、第2の判定手段の一例が実現される。
次に、第一タスク管理制御部1713は、第二リモート制御部2710に対して、ステップS604で登録されたデバイス設定タスクを発行する(ステップS605)。
以上のように本実施形態では、少なくともステップS601〜S605の処理を行うことにより、処理手段の一例が実現される。
次に、第二UPnP制御部2720は、第四UPnP制御部4720に対して、ステップS611で生成したMetadataメッセージを発行する(ステップS612)。
次に、ドライバ配信クライアント4000の第四UPnP制御部4720は、ステップS612で発行されたMetadataメッセージを取得するまで待機する(ステップS613)。そして、Metadataメッセージを取得すると、第四UPnP制御部4720は、取得したMetadataメッセージを解析する(ステップS614)。具体的に、第四UPnP制御部4720は、取得したMetadataメッセージに基づいて、デバイス2000のIPアドレスといった接続先情報や、ドライバの所在情報又はドライバそのものを取得する。前述した例では、デバイス番号が「Dev-1」のデバイス2000のIPアドレス情報と、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバの所在情報、又はドライバIDが「DRIVER00」であるドライバ自体とが取得される。
そして、第四UPnP制御部4720は、ステップS614の解析結果に基づいて、ドライバのインストールを行う(ステップS615)。このドライバのインストールには、第四UPnP制御部4720が、第四表示部4100に対して、GUIを表示する等してドライバのインストールの要求を出し、ドライバのインストールに必要な操作をユーザに促す処理が含まれる。そして、図16のフローチャートによる処理を終了する。更に、デバイスUPnP能力フラグが「Type-2」である場合には、ドライバのインストール要求には、ドライバの所在情報をGUI等に表示する処理が含まれる。一方、デバイスUPnP能力フラグが「Type-3」である場合には、ドライバのインストール要求には、ドライバ自体が第四記憶部4400に存在している情報をGUI等に表示する処理が含まれる。そして、図16のフローチャートによる処理を終了する。
また、本実施形態では、リモードでのUPnPユニキャスト設定が可能であるか否かと、擬似UPnP機能を有するか否かとの双方を判定するようにしたが、これらのうちの何れか一方のみを判定するようにしてもよい。
前述した本発明の実施形態におけるドライバ管理装置、クライアント端末装置を構成する各手段、並びにドライバ管理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
2000 デバイス
3000 管理者クライアント
4000 ドライバ配信クライアント
5000 通信回線
Claims (11)
- ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信手段と、
前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスに対して、外部から、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行うための設定を行えない際に、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる機能が自装置にある否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によりドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる能力が自装置にあると判定された場合に、前記特定のプロトコルを用いて前記クライアント端末装置と通信を行って、前記クライアント端末装置に前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをインストールさせる処理手段を有することを特徴とする管理装置。 - ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信手段と、
前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を外部から可能とする設定機能を備えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えると判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバを、前記クライアント端末装置にインストールさせるための処理として、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を含むタスクを生成して、当該デバイスに対して該タスクの送信を行う処理手段とを有し、
前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定においては、前記クライアント端末装置のアドレス情報が含まれることを特徴とする管理装置。 - 前記判定手段は、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、さらに当該デバイスのドライバの所在を前記タスクの設定として扱えるか否かを判定し、
前記処理手段は、前記判定手段がドライバの所在を前記タスクの設定として扱えると判定した場合には、前記タスクに前記クライアント端末装置でインストールされるドライバの所在を設定し生成することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。 - 前記判定手段は、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えていないと判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる機能が自装置にある否かを判定し、
前記処理手段は、ドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる能力が自装置にあると判定された場合に、前記特定のプロトコルを用いて前記クライアント端末装置と通信を行って、前記クライアント端末装置に前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをインストールさせることを特徴とする請求項2または3に記載の管理装置。 - 前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスから、デバイスの特性を示すデバイス特性情報を受信する第2の受信手段と、
前記デバイス特性情報と、クライアント端末装置とを関連付けて記憶媒体に登録する登録手段とを有し、
前記第2の受信手段により受信されたデバイス特性情報に関連付けられて前記登録手段により登録されたクライアント端末装置を、前記処理手段によるドライバのインストールの処理の対象とすることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の管理装置。 - ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信工程と、
前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスに対して、外部から、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行うための設定を行えない際に、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる機能が自装置にある否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によりドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる能力が自装置にあると判定された場合に、前記特定のプロトコルを用いて前記クライアント端末装置と通信を行って、前記クライアント端末装置に前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをインストールさせる処理工程を有することを特徴とする管理方法。 - ネットワークに参加したデバイスから、特定のプロトコルを用いて、ユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信工程と、
前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置と前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を外部から可能とする設定機能を備えるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程が前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えると判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバを、前記クライアント端末装置にインストールさせるための処理として、前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定を含むタスクを生成して、当該デバイスに対して該タスクの送信を行う処理工程とを有し、
前記特定のプロトコルを用いてユニキャストで情報の通信を行う設定においては、前記クライアント端末装置のアドレス情報が含まれることを特徴とする管理方法。 - 前記判定工程は、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが、さらに当該デバイスのドライバの所在を前記タスクの設定として扱えるか否かを判定し、
前記処理工程は、前記判定工程がドライバの所在を前記タスクの設定として扱えると判定した場合には、前記タスクに前記クライアント端末装置でインストールされるドライバの所在を設定し生成することを特徴とする請求項7に記載の管理方法。 - 前記判定工程は、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスが前記設定機能を備えていないと判定した場合には、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる機能が自装置にある否かを判定し、
前記処理工程は、ドライバをプラグアンドプレイでインストールさせる能力が自装置にあると判定された場合に、前記特定のプロトコルを用いて前記クライアント端末装置と通信を行って、前記クライアント端末装置に前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスのドライバをインストールさせることを特徴とする請求項7または8に記載の管理方法。 - 前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスから、デバイスの特性を示すデバイス特性情報を受信する第2の受信工程と、
前記デバイス特性情報と、クライアント端末装置とを関連付けて記憶媒体に登録する登録工程とを有し、
前記第2の受信工程により受信されたデバイス特性情報に関連付けられて前記登録工程により登録されたクライアント端末装置を、前記処理工程によるドライバのインストールの処理の対象とすることを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の管理方法。 - 請求項6乃至10の何れか1項に記載の管理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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