JP4936113B2 - 波形表示装置 - Google Patents
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Description
電圧等の入力値は、測定手段1でデジタル値に変換され、変換された測定データは制御手段2により測定データ格納手段3に保存される。制御手段2は、指定された波形更新周期毎に表示位置計算手段4に波形を更新することを指令する。表示位置計算手段4は、その指令を待って、測定データ格納手段3に保存されたデータを基に、波形イメージを記憶手段5に作成する。作成された波形イメージは、表示コントロール手段6を用いて表示手段7に表示される。
以前に取得した過去の測定データの波形と、現在取得中の現在の測定データの波形を比較する場合、過去の波形を紙にプリントアウトし、表示画面上の現在の波形と見比べなければならなかった。
また、過去の測定データと現在の測定データの乖離をつかみにくく、乖離したときに問題が発生するような場合には、両波形を常に比較監視していなければならなかった。
(1)測定データを表示画面に波形表示する波形表示装置において、
測定データの処理を制御する制御手段と、
現在の測定データを格納する測定データ格納手段と、
過去の測定データを格納している記憶手段と、
測定データから波形イメージを作成する表示位置計算手段と、
過去の測定データ及び現在の測定データの波形イメージを同一の表示手段に重ねて表示する表示コントロール手段と、
現在の測定データの波形イメージに対する過去の測定データの波形イメージの位置を調整し、複数の測定チャネル毎に前記波形イメージを表示するか非表示とするかを選択可能にした波形操作手段と、
を有することを特徴とする波形表示装置。
以前に取得した過去の測定データの波形を表示画面上に表示位置を調整して表示することにより、過去の測定データの波形と、現在の測定データの波形を表示画面上で容易に比較することができる。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
電圧等の入力値は、測定手段1でデジタル値に変換され、変換された測定データは制御手段2により測定データ格納手段3に保存される。制御手段2は、指定された波形更新周期毎に表示位置計算手段4に波形を更新することを指令する。表示位置計算手段4は、その指令を待って、測定データ格納手段3に保存されたデータを基に、波形イメージを記憶手段50の波形描画領域53に作成する。このようにして、現在の測定データの波形イメージを更新していく。
表示位置計算手段4は、記憶手段50の内部データ記憶領域51や外部記憶手段55から記憶手段50のデータ読込領域52にデータを読み込み、そのデータを基に波形イメージを波形描画領域53に作成する。このようにして、過去の測定データの波形イメージを作成する。
また、従来はユーザが紙にプリントアウトした過去の測定データの波形と表示画面上の現在の測定データの波形の対応位置を探さなければならなかったが、任意に表示画面上の過去の測定データの表示位置を決め、波形更新周期毎に過去の測定データと現在の測定データの比較位置が同期して移動するので、ユーザが比較位置を管理する必要がない。
表示コントロール手段6は、波形操作手段11によって設定された波形イメージの表示形態に従って表示手段7に波形表示する。これにより、波形を重ねて表示してもそれぞれの波形を識別し易いようにすることができる。
また、比較するデータを選択できるようにし、不要な処理を行わないようにすることで、データ処理の効率化を図ることができる。
アラーム発生により自動的に必要な処理が実行されるので、ユーザの操作負担を軽減することができる。また、アラームに対する迅速な処理が行え、異常時の的確な対処が可能となる。
図2では、温度測定において、時間軸を横にとり、波形が横方向に流れるようにしたトレンド表示の例を示している。過去の測定データ(基準データ)の波形と現在の測定データの波形を比較表示する。
チャネル1として、過去の測定データの波形(1A)が点線で、現在の測定データの波形(1B)が実線で表示されている。チャネル2として、過去の測定データの波形(2A)が点線で、現在の測定データの波形(2B)が実線で表示されている。
現在の測定データに対応する縦軸の位置に、チャネル毎のポインターが表示されている。
過去の測定データの波形及び現在の測定データの波形の他に、チャネル毎の現在の測定データ(温度)のデジタル表示がされている。この例では、チャネル1が302.4℃、チャネル2が420.7℃である。
両測定データの波形を重ねて表示しているので、チャネル2の現在値のように過去の測定データから、現在の測定データが段々とずれてきていることが容易に認識できる。また、両測定データが所定値よりも乖離した場合には自動的にアラームを発生させることもできる。
両測定データの波形を重ねて表示することで、現在の測定データの推移、測定データの傾向を把握することができる。これにより、測定データの正当性及びその動向をつかむことができ、アラーム発生前における早期の対処も可能となる。
図3では、温度測定において、図2で示した横方向のトレンド表示の代わりに、時間軸を縦にとり、波形が縦方向に流れるようにしたトレンド表示の例を示している。
図4では、温度測定において、図2、図3で示した横方向、縦方向のトレンド表示の代わりに、測定データを円形の時間軸で表示したサーキュラ表示の例を示している。
図5(a)は基準データの平準化前の波形、図5(b)は基準データの平準化後の波形を示している。
過去の測定データを基準データとする場合、一般にアラーム範囲としては測定データの上下にある一定の幅を持たせることが行われる。
しかし、測定データはノイズ等により誤差を含んでいるため、測定データをそのまま基準データとし、それに一定の幅を持たせたアラーム範囲を設定するのは好ましくない場合がある。その場合、過去の測定データのデータ読込み時にフィルタリングや移動平均等により平準化し、平準化後のデータを基準データとしてアラーム範囲を設定するようにする。この平準化処理は、表示コントロール手段6が、過去の測定データの波形イメージを読み込む際に行う。
図6では、時間軸を横にとり、基準データに幅を持たせるようにアラーム範囲が設定されている状態を示している。
基準データがD地点のように垂直に立ち上がっている場合、実際のデータがD地点より速く、又は遅く立ち上がるとすぐにアラームが発生してしまうので、時間軸方向に幅を持たせたアラーム範囲を設定できるようにしている。このアラーム範囲の設定は、波形操作手段11において行う。
理想の測定系に比べて実際の測定系に遅延要素がある場合等において、アラーム発生を抑制することができる。
3 測定データ格納手段
4 表示位置計算手段
6 表示コントロール手段
7 表示手段
11 自動処理実行手段
12 波形操作手段
50 記憶手段
Claims (8)
- 測定データを表示画面に波形表示する波形表示装置において、
測定データの処理を制御する制御手段と、
現在の測定データを格納する測定データ格納手段と、
過去の測定データを格納している記憶手段と、
測定データから波形イメージを作成する表示位置計算手段と、
過去の測定データ及び現在の測定データの波形イメージを同一の表示手段に重ねて表示する表示コントロール手段と、
現在の測定データの波形イメージに対する過去の測定データの波形イメージの位置を調整し、複数の測定チャネル毎に前記波形イメージを表示するか非表示とするかを選択可能にした波形操作手段と、
を有することを特徴とする波形表示装置。 - 前記制御手段は、現在の測定データと、これに対応する過去の測定データを波形更新周期毎に比較し、両測定データが所定値より乖離しているときにアラームを発生させることを特徴とする請求項1記載の波形表示装置。
- 前記アラームが発生したときに自動処理実行手段にあらかじめ設定されているLCDセーバが起動している際に元の輝度に戻す処理を実行することを特徴とする請求項2記載の波形表示装置。
- 前記表示位置計算手段は、前記制御手段からの波形更新周期毎の指令により波形イメージを前記記憶手段に作成し、該波形イメージを更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の波形表示装置。
- 前記波形操作手段は、過去の測定データの波形イメージに対し、時間軸方向に幅を持たせたアラーム範囲を設定可能とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の波形表示装置。
- 前記波形操作手段は、測定開始時の現在の測定データの値に合う位置に、過去の測定データの波形イメージを時間軸方向にずらすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の波形表示装置。
- 前記表示コントロール手段は、前記波形操作手段によって設定された波形イメージの表示形態に従って前記表示手段に波形表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の波形表示装置。
- 前記表示コントロール手段は、過去の測定データの波形イメージを読込み時に該波形イメージのデータを平準化処理することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の波形表示装置。
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