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JP4935303B2 - コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置 - Google Patents

コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークで接続された他の機器に対して、自機器が持つコンテンツの情報と、要求されたコンテンツを送信するコンテンツ送信装置、及びネットワークで接続された他の機器からコンテンツを受信するコンテンツ受信装置に関するものである。
放送番組をHDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)に蓄積するHDDレコーダや、チューナを内蔵していて放送番組が録画可能であると同時に、WAN(Wide Area Network:広域エリアネットワーク)上のサーバに保管されたコンテンツをダウンロードして自機器のHDDに保存できるPC(Personal Computer)など、大量のコンテンツを自機器内に蓄積できるAV機器が普及してきている。
また、テレビを介してWAN上のVOD(Video On Demand)コンテンツを取得するIPTVサービスの開始や、BS(Broadcast Satellite)アナログ放送のサービス終了に伴って、新たに複数のBSデジタル放送サービスの開始が計画されているなど、今後ますますユーザが接するコンテンツが増えていくと考えられる。
このような状況の中で、上記のような機器を1家庭で複数台保有している場合は、これらの機器を相互に接続して、蓄積しているコンテンツを共有したいという要求が高まっている。これに対して、DLNA(Digital Living Network Alliance)では、家庭内の機器同士をIP(Internet Protocol)ネットワークで相互に接続し、各機器に蓄積された、あるいはチューナなどを介して利用可能なコンテンツを共有するための標準規格が定められている。
DLNAでは、ネットワーク上に存在するコンテンツ送信装置からコンテンツを取得する際に、当該コンテンツ送信装置にはどのようなコンテンツが存在するか、そのコンテンツはどのようなコンテンツであるか(映像か音楽あるいは画像か、どのような圧縮フォーマットであるか、など)の情報(以下、コンテンツリストという)を、予め取得する必要がある(非特許文献1)。
膨大になったコンテンツの情報をユーザが利用しやすいように表示する方法及びその時のコンテンツを受信する側の機器(以下、コンテンツ受信装置という)のトラフィックなどのシステム状態に最適なコンテンツを取得する方法については、特許文献1で提案されている。
一方で、デジタルコンテンツを上記のようにネットワーク上で伝送して共有するような場合には伝送時のデータ品質の劣化が少なく、送信側の装置にあるコンテンツと同じ品質のコピー(複製)が受信側で作成できるため、著作権を保護すべきコンテンツに対しては、個人的利用の範囲を逸脱したコンテンツの不正なコピー作成を防止できるような配慮が必要である。例えばデジタルAV機器の間でコンテンツを送信する際には、コンテンツ送信装置側において暗号化を行い、コンテンツ受信装置側との間で復号化のための情報の共有化を行うことによって、送信先であるコンテンツ受信装置以外の機器によってコンテンツが正しく受信されて復号されない様にして、無制限なコピーの作成を防ぐコピープロテクトが実施されている。
このようなコピープロテクトの方法の一例としてデジタルAV機器に取り入れられているものには、例えばIEEE1394バス上でのコピープロテクト方法を定めたDTCP(Digital Transmission Content Protection)方式がある(非特許文献2)。
DLNA Home Networked Device Interoperability Guidelines 5C Digital Transmission Content Protection White Paper 特開2006−128848号公報
ネットワーク越しにコンテンツを取得する場合、コンテンツ送信装置側から取得したコンテンツリストに登録されたコンテンツであっても、送信側でローカル再生をしている、あるいは、送信側機器が録画処理をしている、などによってリソースを使用している場合は、コンテンツ送信を要求されても当該コンテンツを送信できない。しかし、コンテンツリストには当該コンテンツが登録されているためにコンテンツ受信装置側で再生処理を行ってしまい、無駄な操作及び処理が行われるという問題がある。
また、蓄積コンテンツや、チューナやWANを介して取得可能なコンテンツの数が増加してくると、コンテンツ受信装置がコンテンツのリスト情報を取得する際に、コンテンツ送信装置でのコンテンツリスト生成時に必要なキャッシュやメモリ領域が増大し、処理負荷が大きくなるとともに、ネットワーク上を流れる情報量も大きくなり、トラフィックを圧迫してしまうという問題がある。また、ユーザに表示する必要のある情報量も増えるため、コンテンツ受信装置における画面操作時の応答速度も低下してしまうという問題がある。上記特許文献1では、コンテンツ本体取得の際に送信されるコンテンツの最適化は行うものの、事前に取得するコンテンツリスト送信時の処理負荷やトラフィック等は考慮されていない。また、ユーザに表示する際にコンテンツ受信装置側で情報をマージするため、コンテンツの量が膨大になった際に、応答速度が低下してしまうと考えられる。さらに、コンテンツ送信装置側の負荷軽減については、考慮されていない。
上記の目的は、その一例として特許請求の範囲に記載の構成により達成される。
本発明のコンテンツ送信装置によれば、自機器のチューナやHDDなどのリソースの使用状態や著作権保護に必要な機器認証状況を管理し、コンテンツリスト情報を要求された際に、コンテンツ送信装置内のリソース状況によって送信できないコンテンツの識別情報を送信することで、コンテンツ受信装置側での無駄な再生処理が行われるのを防止する効果が得られる。さらに、リソース使用中や機器認証未実施のため利用できないコンテンツの情報を除いて送信することで、不要なトラフィックを発生させず、コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置における処理負荷を低減し、コンテンツリスト取得時の応答速度も向上できるという利点がある。また、コンテンツ送信装置のリソース状態変化に応じてコンテンツリストを配信することで、コンテンツ受信装置では常に最新のリストを保持し、ユーザに提示することが可能となる。さらには、認証状態を管理することで、著作権保護コンテンツのコンテンツ情報送信を制御し、コンテンツ不正使用防止の効果を高めることができる。
以下、図面を用いて本発明を実現する最良の形態の実施例を示す。
以下に、図面を用いて本発明の第1の実施の形態である実施例1について説明する。本実施例の目的は、コンテンツ情報取得時の、コンテンツ送信装置側の負荷低減、ネットワーク上のトラフィック低減及びコンテンツ受信装置側の応答を高速化することである。
図1は、本発明によるコンテンツ送信装置を利用してネットワーク経由でコンテンツを共有するホームネットワークシステムの全体構成図である。
1は、本発明によるコンテンツ送信装置である。2は、コンテンツ受信装置であり、IPネットワーク3を介してコンテンツ送信装置1からコンテンツリスト及びコンテンツを取得・再生する基本的な機能をすべて具備しているものとする。また、コンテンツ送信装置1は、アンテナ線4を介して、地上波放送用アンテナ5及び衛星放送用アンテナ6とつながっている。さらに、コンテンツ送信装置1は、ルータ7及びWAN8を介して、VODサーバ9に接続されている。
図2は図1におけるコンテンツ送信装置1とコンテンツ受信装置2の間でのコンテンツ再生時のシーケンス図である。図2を用いて、ネットワークを介したコンテンツリスト取得からコンテンツ再生までの簡単な流れを説明する。コンテンツ受信装置2は、最初に、コンテンツ送信装置1に対してコンテンツリスト取得要求を発行する(S1)。コンテンツ送信装置1は、コンテンツリスト取得要求を受信する(S2)と、自機器から送信可能なコンテンツの情報を収集する(S3)。コンテンツ送信装置1は、コンテンツ情報の収集が完了すると、コンテンツ受信装置2に対して、収集した情報を元に生成したコンテンツリストを送信する(S4)。
コンテンツ受信装置2は、コンテンツリストを受信する(S5)と、ユーザがリストからコンテンツを選択し(S6)、コンテンツ送信装置1に対して選択されたコンテンツのコンテンツ取得要求を発行する(S7)。コンテンツ送信装置1は、コンテンツ取得要求を受信する(S8)と、当該コンテンツを自機器内から取得し(S9)、コンテンツ受信装置2に送信する(S10)。コンテンツ受信装置2は、コンテンツ送信装置からコンテンツを受信すると、これを再生する(S11)。
図3は、図1におけるコンテンツ送信装置1及びコンテンツ受信装置2の最も簡単な構成を説明する機能ブロック図である。コンテンツ送信装置1は、以下の機能ブロックから構成される。
全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)101。
コンテンツ送信装置1上の主記憶装置となるメモリ102。
コンテンツ送信装置1でコンテンツをローカル再生する、あるいはネットワーク経由でコンテンツ受信装置2にコンテンツを送信する際にコンテンツ再生・送信を制御する再生制御部105。
録画機能を実現するための録画制御部106。
コンテンツ送信装置1上での再生や録画など、ユーザがローカルで操作を行うためのユーザインタフェース部107。
BS及びCS放送用(以下、BSCSという)チューナ110及び地上波デジタル放送用(以下、地デジという)チューナ111を制御するチューナ制御部109。
DVD(Digital Versatile Disk)ドライブなどの光学ドライブ113を制御する光学ドライブ制御部112。
HDD115を制御するHDD制御部114。
チューナ制御部109、光学ドライブ制御部110、HDD制御部114からの情報をまとめ、チューナ、光学ドライブ、HDDなどのコンテンツ送信装置1内のリソース使用状況を管理するリソース情報管理部108。
自機器内に存在するコンテンツ情報を収集し、コンテンツリストを形成してコンテンツ受信装置2に送信するコンテンツリスト生成・管理部120。
宅内あるいは宅外ネットワークに接続するための、ネットワークインタフェース121。
また、コンテンツ受信装置2は、以下の機能ブロックから構成される。
全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)201。
コンテンツ受信装置2上の主記憶装置となるメモリ202。
ネットワーク経由でコンテンツ送信装置1から取得したコンテンツの再生制御を行う再生制御部203。
ユーザ操作の受付や、コンテンツリストの表示を行うユーザインタフェース部204。
コンテンツリストの取得や、取得したコンテンツリストの表示する際の制御を行うコンテンツリスト取得・表示制御部205。
宅内あるいは宅外ネットワークに接続するための、ネットワークインタフェース206。
以下、図4、図5、図6及び図7を用いて、図1及び図3のコンテンツ送信装置1におけるリソース管理方法について説明する。
図4及び図5は、リソース情報管理部108が管理する、リソース情報管理テーブルである。まず、図4を用いて、リソース情報管理テーブルについて説明する。
リソース情報管理テーブル1000は少なくとも、管理対象のリソースの名称を設定するリソース名1001、当該リソースの分類情報(チューナ、光学ドライブ、etc)を示すクラス1002、及び当該リソースの状態を示す使用状況1003から構成される内部データベースである。
リソース名1001は、コンテンツ送信装置1が持つ地デジチューナ、HDD、DVDドライブなどのリソースの具体的名称を示す。同一コンテンツ送信装置内に、チューナやHDD、DVDドライブ等が複数存在する場合は、それぞれを識別可能な名称またはIDを登録する。また、管理対象のリソースとしては、チューナ等のほかに、USBメモリ、などの外部記憶媒体とのインタフェース、ネットワークインタフェースなども考えられる。
クラス1002は、上記リソース名1001のリソースがチューナ、HDD,光学ドライブなど、どのようなデバイスであるかのカテゴリ情報を示す。
リソース情報管理テーブルリソースの使用状況1003は、当該リソースが“使用中”であり、ネットワーク経由では使用できない状態であるか、または、“使用可”であり、ネットワーク経由で利用可能であるかなどのリソースの状態を示す。ここで示したリソース状態管理テーブルは1例であり、どのような構成のテーブルであっても、リソース状態を管理できれば同様の効果が得られる。
図5は、前記図4のリソース管理テーブル1000において、リソース名:ハードディスクドライブが“使用中”になっている(1051)状態のテーブル情報である。
図6は、図1及び図3におけるコンテンツ送信装置1が、ローカルでのコンテンツ再生あるいは録画、またはネットワーク経由でのコンテンツ再生を実行し、チューナ、光学ドライブ、HDDなどのリソースを使用する際の処理を示したフロー図である。本処理は、コンテンツリスト取得等の処理とは独立して、当該リソースを使用する際には常に実行されるものである。本実施例では、1例としてユーザ指示により、コンテンツ送信装置1ローカルでHDDに蓄積した番組を再生するケースを考える。最初に、再生制御部101は、ユーザインタフェース107から、コンテンツ指定情報と共に、再生指示を受信する(S101)。
次に、再生制御部10は、HDD制御部114にHDD115からのコンテンツ再生の指示を行う(S102)。HDD制御部114は、再生指示を受信したらリソース情報管理部108に、HDD使用開始を通知する(S103)。リソース情報管理部108は、図4のリソース情報管理テーブル1000に登録されたリソース名“ハードディスクドライブ”の使用状況を確認し、“使用可”であれば、これを“使用中”に更新する(S104)。更新後のテーブルは、図5のようになる。最後に、リソース情報管理部108はHDD制御部114へリソース使用可を通知し(S105)、HDD制御部114は、HDD115の指定されたコンテンツの再生を開始する(S106)。
上記処理において、リソース情報管理テーブル1000を確認した結果、“使用中”となっている場合は、リソース情報管理部108からHDD制御部114へリソース使用不可を通知する。このとき、コンテンツ送信装置1では、再生開始シーケンスを中断する、ユーザ指示を優先して現在のHDDリソース使用を一度停止する、などのさまざまな選択肢が可能であるが、本発明の本旨ではないので本図には記載していない。
図7は、図1及び図3におけるコンテンツ受信装置1が、ローカルでのコンテンツ再生あるいは録画、またはネットワーク経由でのコンテンツ再生を停止し、チューナ、光学ドライブ、HDDなどのリソースを開放する際の処理を示したフロー図である。本処理は、コンテンツリスト取得等の処理とは独立して、当該リソースを開放する際には常に実行されるものである。本実施例では、前記図における開始処理に対応した停止処理、すなわちユーザ指示によるコンテンツ送信装置1ローカルでのHDD再生停止処理を考える。まず、再生制御部10は、ユーザインタフェース107から、停止指示を受信する(S151)。
次に、再生制御部10は、HDD制御部114にコンテンツ再生停止指示を行う(S152)。HDD制御部114は、コンテンツの再生を停止する(S153)。コンテンツ再生を停止した後、HDD制御部114は、リソース情報管理部108に、HDD使用停止を通知する(S154)。リソース情報管理部108は、図4のリソース情報管理テーブル1000に登録されたリソース名“ハードディスクドライブ”の使用状況を“使用可”に更新する(S155)。
本発明では、リソース管理に内部データベースを用いる実施例を示した。しかし、実際にハードウェアの使用状態を確認する方法、または、チューナ制御部などのプログラムモジュールの状態遷移を利用する方法など、さまざまな管理方法が考えられるが本発明をコンテンツ送信装置1に適用するに当たっては、リソースをどのように管理しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
次に、図8、図9、図10を用いて、図2におけるコンテンツ情報収集処理S3の詳細処理例を説明する。
図8及び図9は、図3のコンテンツ送信装置におけるコンテンツリスト生成・管理部120において生成されるコンテンツリストの例である。図8は図3の構成のコンテンツ送信装置において、すべてのリソースが使用可である場合のコンテンツリストの1例である。図8を用いて、コンテンツリストについて説明する。コンテンツリスト1100は、コンテンツを一意に識別するためのID1101、該コンテンツのディレクトリ位置を示すコンテナID1102、該コンテンツのタイトル1103、該コンテンツを提供するリソース1104、該コンテンツが送信可能であるかどうかを示す送信可否フラグ1105、該コンテンツが放送番組あるいは放送番組を録画したものであった場合のチャンネル名1106、該コンテンツの分類を示すジャンル1107、ネットワーク経由で当該コンテンツを取得する際に指定するURI(Uniform Resource Locator)1108など、各々のコンテンツの詳細情報を含むデータである。ID1101は、当該コンテンツをシステム(コンテンツ送信装置1)内で一意に識別するための識別子である。
コンテナID1102は、コンテンツリスト取得時にコンテンツ受信装置側でディレクトリ構造を作成してコンテンツ情報を表示する際に利用されるディレクトリ位置指定のためのIDであり、該コンテンツが属するディレクトリの位置を示す。タイトル1103はユーザが指定する、あるいは放送局で指定されるコンテンツの名称である。リソース1104は該コンテンツがチューナ・HDD・光学ドライブなど、どのリソースにより提供されるコンテンツであるかを示す識別情報である。送信可否フラグ1105は、コンテンツ送信装置1が現在当該コンテンツを送信可能かどうかを識別する識別情報である。チャンネル名1106は、該コンテンツが放送番組または放送番組を録画したコンテンツである場合の、放送局情報である。
ジャンル1107は、該コンテンツが、ドラマ、スポーツ番組、映画、バラエティ番組など、どのように分類されるかを示す。URI1108は、ネットワーク経由で該コンテンツを取得する際に指定する位置識別情報である。本実施例では上記のような項目を例示したが、この他にも、コンテンツリストに設定される情報として、コンテンツ長、コンテンツのファイルサイズなどの項目もあるが、本発明の本旨ではないため、これらの説明は省略する。
図9は、図3の構成のコンテンツ送信装置1において、HDD115が使用不可である場合に生成されるコンテンツリストの1例である。図9のコンテンツリスト1200には、リソース1104が“HDD”であるコンテンツ情報の、送信可否フラグ1105が“否”に設定される(1201)。
図10は、図2におけるコンテンツ情報収集処理S3の詳細処理フロー図である。本処理では、図4のリソース管理テーブル1000に登録されたすべてのリソースの使用状況を確認し、“使用可”であれば当該リソースが提供するコンテンツ情報の送信可否フラグ1105に“可”を設定し、“使用不可”であれば送信可否フラグ1105に“否”を設定する。以下に、図10を用いて、図3の構成例でのコンテンツ情報収集処理S3を説明する。本例では、コンテンツ送信装置1は図3の構成で、リソースとして地デジチューナ111、BSCSチューナ110、HDD115、DVDドライブ113をもつものとする。コンテンツ送信装置1は、コンテンツリスト取得要求を受け付ける(図2のS2)と、本コンテンツ情報収集処理S3を開始する。
図3のコンテンツリスト生成・管理部120は、最初に、リソース管理テーブル1000の1番目のレコードであるリソース名:“地デジチューナ”の使用状況を確認するとともに、EPGやコンテンツ送信装置1にキャッシュされた番組情報から、地デジチューナから提供されるコンテンツの情報を取得する(S201)。確認の結果、地デジチューナが“使用可”であれば(S202YES)、地デジライブコンテンツの送信可否フラグ1105に“可”を設定する(S203)。地デジチューナが“使用可”でない場合(S202NO)は、地デジチューナから提供される番組情報の送信可否フラグ1105に“否”を設定する(S204)。
次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の2番目のレコードであるリソース名:“BSCSチューナ”の使用状況を確認するとともに、BSCSチューナから提供されるコンテンツの情報を取得する(S205)。BSCSチューナが“使用可”であれば(S206YES)、BSCSライブコンテンツの送信可否フラグ1105を“可”に設定する(S207)。BSCSチューナが“使用可”でない場合(S206NO)は、BSCSチューナから提供される番組情報の送信可否フラグ1105に“否”を設定する(S208)。
次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の3番目のレコードであるリソース名:“ハードディスクドライブ”の使用状況を確認するとともに、ハードディスクドライブに蓄積済みのコンテンツ情報を取得する(S209)。HDDが“使用可”であれば(S210YES)、HDD蓄積コンテンツの送信可否フラグ1105を“可”に設定する(S211)。HDDが“使用可”でない場合(S210NO)は、HDD蓄積コンテンツの送信可否フラグ1105を“否”に設定する(S212)。次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の4番目のレコードであるリソース名:“DVDドライブ”の使用状況を確認するとともに、DVDに蓄積されたコンテンツ情報を取得する(S213)。
DVDドライブにディスクが挿入されていて、なおかつDVDドライブが使用可(ディスク挿入済み&使用可)であれば(S214YES)、DVD蓄積コンテンツの送信可否フラグ1105を“可”に設定する(S215)。DVDドライブが“使用可”でない場合(S214NO)は、DVD蓄積コンテンツの送信可否フラグ1105を“否”に設定する(S216)。最後に、コンテンツリスト生成・管理部120は、収集した情報からコンテンツリストを生成する(S217)。コンテンツリスト生成・管理部120は、ここで生成したコンテンツリストを、コンテンツ受信装置1に送信する(図2のS4)。
本例では、リソースとして上記4つの構成を説明したが、この他にも、地上波アナログ放送用チューナ、CD−ROMドライブ、BlueRayディスクドライブ、ネットワークインタフェースなど、さまざまなリソースが考えられ、本発明では、それらどのリソースも同じように扱うことができる。
図11及び図12は、上記処理によって送信されたコンテンツリストを取得した際の、コンテンツ受信装置2におけるリスト情報表示画面例である。図11は、前記図8のコンテンツリスト1100を受信した場合の、コンテンツ受信装置2におけるリスト情報表示画面例であり、図12は、前記図9のコンテンツリスト1200を受信した場合のコンテンツ受信装置2におけるリスト表示画面例である。
図12の画面例2200では、コンテンツ受信装置が取得不可能なコンテンツの情報を、取得可否フラグ1105を利用してコンテンツリスト取得・表示制御部205でフィルタリングして、図11の画面例2100内の2101に相当する部分を表示していない。したがって、ユーザがコンテンツリストには表示されているが、実際には取得不可能なコンテンツを指定して無駄な再生処理が行われることがなくなる。
なお、本例では取得不可能なコンテンツについては、リスト情報表示の際に表示しない例を示したが、当該コンテンツのリスト情報に、取得不可であることを明示する記号を付加する、当該コンテンツのリスト情報をグレーアウトする、などの方法で当該コンテンツを選択しないようにしても同様の効果が得られる。
図2におけるほかの処理(S1、S2及びS4〜S10)は本発明の本旨ではないので、詳細な処理の説明は行わない。すべて、DLNAなどで規定された一般的な手法で実現可能な処理である。例えばDLNAでは、コンテンツリストの取得は、UPnP(Universal Plug & Play)を、コンテンツの取得はHTTP(HyperText Transfer Protocol)またはRTP(Realtime Transport Protocol)を利用する。
以上により、コンテンツリストを要求された時点でリソースを使用していて送信不可能なコンテンツのリスト情報には、送信不可であることがわかる識別情報を設定し、コンテンツ受信装置側で無駄な処理が行われないようにすることが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明の第2の実施の形態である実施例2について説明する。
本実施例2におけるホームネットワークシステムの全体構成、コンテンツ送信装置の機能ブロック構成、及び、リソース管理方法などは、実施例1と同様である。
本実施例2では、コンテンツリストを取得した時点でアクセス不可能なコンテンツ情報をコンテンツリストに載せないことで、コンテンツ送信装置1におけるコンテンツリスト生成処理の負荷を低減するとともに、ネットワークに流れるコンテンツリストのデータサイズを低減してトラフィック圧迫を避け、コンテンツリスト取得時の応答速度を高速化することを目的とする。
以下に、図13、図14、図15を用いて、図2におけるコンテンツ情報収集処理S3の詳細処理例を説明する。
図13及び図14は、図3のコンテンツ送信装置におけるコンテンツリスト生成・管理部120において生成されるコンテンツリストの例である。図13は図3の構成のコンテンツ送信装置において、すべてのリソースが使用可である場合のコンテンツリストの1例である。図13のコンテンツリスト1300は、図8のコンテンツリスト1100とほぼ同様であるが、当該コンテンツの送信可否を示す送信可否フラグ1105は不要であるため、これを省略している。
図14は、本実施形態2において、図3の構成のコンテンツ送信装置1によって、HDD115が使用不可である場合に生成されるコンテンツリストの1例である。図14のコンテンツリスト1400には、リソース1104がHDDであるコンテンツ情報(図13の1301)が登録されない。
図15は、図2におけるコンテンツ情報収集処理S3の詳細処理フロー図である。本処理では、図4のリソース管理テーブル1000に登録されたすべてのリソースの使用状況を確認し、“使用可”であれば当該リソースが提供するコンテンツの情報を自装置内あるいは外部から収集する。以下に、図15を用いて、本実施形態2における図3の構成例でのコンテンツ情報収集処理S3を説明する。コンテンツ送信装置1は、コンテンツリスト取得要求を受け付ける(図2のS2)と、本コンテンツ情報収集処理を開始する。
図3のコンテンツリスト生成・管理部120は、最初に、リソース管理テーブル1000の1番目のレコードであるリソース名:“地デジチューナ”の使用状況を確認する(S251)。地デジチューナが“使用可”であれば(S252YES)、EPGやコンテンツ送信装置1にキャッシュされた番組情報から、地デジチューナから提供される番組情報を取得する(S253)。地デジチューナが“使用可”でない場合(S252NO)は、何もせずに次の処理にうつる。
次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の2番目のレコードであるリソース名:“BSCSチューナ”の使用状況を確認する(S254)。BSCSチューナが“使用可”であれば(S255YES)、EPGやコンテンツ送信装置1にキャッシュされた番組情報から、BSCSチューナから提供される番組情報を取得する(S256)。BSCSチューナが“使用可”でない場合(S255NO)は、何もせずに次の処理に移る。
次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の3番目のレコードであるリソース名:“ハードディスクドライブ”の使用状況を確認する(S257)。HDDが“使用可”であれば(S258YES)、コンテンツ送信装置1に保存された蓄積コンテンツ情報から、ハードディスクドライブに蓄積済みのコンテンツ情報を取得する(S259)。HDDが“使用可”でない場合(S258NO)は、何もせずに次の処理に移る。次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、リソース管理テーブル1000の4番目のレコードであるリソース名:“DVDドライブ”の使用状況を確認する(S260)。
DVDドライブにディスクが挿入されていて、なおかつDVDドライブが使用可(ディスク挿入済み&使用可)であれば(S261YES)、DVDから、コンテンツ情報を取得する(S262)。DVDドライブが“使用可”でない場合(S261NO)は、何もせずに次の処理に移る。最後に、コンテンツリスト生成・管理部120は、収集した情報からコンテンツリストを生成する(S263)。コンテンツリスト生成・管理部120は、ここで生成したコンテンツリストを、コンテンツ受信装置1に送信する(図2のS4)。
上記処理によって送信されたコンテンツリストを利用した場合の、コンテンツ受信装置2におけるリスト情報の画面表示例は、図12と同様となる。ただし、ここではコンテンツ受信装置側でのフィルタリング処理は不要である。
以上により、リスト取得時に使用不可能なリソースから提供されるコンテンツ情報を除いてコンテンツリストを生成・送信することで、コンテンツ送信装置1の処理負荷の低減、ネットワークのトラフィック低減、コンテンツ受信装置側の応答速度の向上及びユーザによる無駄な処理を低減することを実現できる。
次に、本発明の第3の実施の形態である実施例3を図面を用いて説明する。本実施例の目的は、リソースの使用状況変化を契機としてコンテンツ送信装置1がコンテンツリストを生成・配信することで、コンテンツ受信装置2が、常に、取得可能なコンテンツ情報を保持し、ユーザがそれを即時に知ることができるようにすることである。
ホームネットワークシステムの全体構成図及びコンテンツ送信装置のブロック図は、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図16及び図17を用いて、本実施形態の処理フローを説明する。
図16は、リソース情報管理テーブル更新時のリソース管理部及びコンテンツリスト生成・管理部の処理フローである。HDDが使用状態になる。チューナが使用状態になる、等、リソースの使用状態が更新されると、リソース管理部は、コンテンツリスト生成・管理部に対して、リソース状態変化通知を発行する(S301)。コンテンツリスト管理部は、該リースの使用状況に応じてコンテンツリストを更新する(S302)。次に、コンテンツリスト生成・管理部120は更新したコンテンツリストをコンテンツ受信装置2に配信する。
図17は、上記図11のコンテンツリスト更新処理(S302)の詳細な処理フロー図である。図17を用いて、コンテンツリスト更新処理(S302)の詳細処理を説明する。コンテンツリスト生成・管理部115は、リソース状態変化通知を受信する(S401)と、該リソースが使用不可になったのか、使用可になったのか、などの該リソースの変化内容を判定する(S402)。使用不可だったリソースが使用可になった場合、コンテンツリスト生成・管理部は、該リソースから提供されるコンテンツの情報を取得する(S403)。使用可だったリソースが使用不可になった場合、何もせずに次の処理に進む。次に、コンテンツリスト生成・管理部は、該リソース以外のリソースによって提供されるコンテンツ情報を収集する(S404)。コンテンツリスト生成・管理部120は、上記処理によりコンテンツ情報の収集が完了したら、コンテンツリストを生成する(S405)。
以上により配信されるコンテンツリストを、コンテンツ受信装置2側で取得・保持しておけば、ユーザは常に利用可能なコンテンツ情報を参照し、再生指示を行うことができる。
本実施例では、リソース使用状態の変化にともなってコンテンツ情報が配信されるため、コンテンツ送信装置1において録画を行い、HDDに蓄積されたコンテンツが追加された場合も、即座にそれがコンテンツリストに反映され、ユーザは常に最新の情報を参照することができる、という効果がある。
次に、本発明の第4の実施の形態である実施例4を図面を用いて説明する。本実施例の目的は、実施例1と同様である。ただし、管理する状態として、リソース状態の他に、機器間の認証状態を追加する。これにより、前述の効果が得られるのに加えて、機器認証が完了していない機器に、自機器が持つコンテンツの情報を送信するのを抑制することができ、著作権保護が必要なコンテンツの不正利用を防止する効果が高まる。
ホームネットワークシステムの全体構成は、実施の形態1と同様である。
本実施例におけるコンテンツ送信装置1の機能ブロック図を、図18に示す。
101から121は、実施の形態1と同様である。130は認証状態を管理する認証状態管理部であり、131は、機器認証処理を実施する認証制御部である。
図19、図20を用いて、図18のコンテンツ送信装置1における認証状態の管理方法の例を示す。
図19は、図18のコンテンツ送信装置1における認証状態管理部130が管理する、認証状態管理テーブルである。まず、図19を用いて、認証状態管理テーブルについて説明する。認証状態管理テーブル3000は、 要求元機器デバイスID3001、要求元機器公開鍵3002、要求元機器認証時IPアドレス3003、要求元機器MACアドレス3004、最終認証時刻3005、認証結果3006、認証失敗要因3007などの項目から構成される内部データベースである。要求元機器デバイスID3001は、機器認証を行う際に取得する相手先(コンテンツ受信装置2)を一意に識別できるIDである。
要求元機器公開鍵3002は、機器認証時に交換される相手先の公開鍵である。これらは機器と1対1に結び付けられるため、相手先の識別情報として利用する。
要求元機器認証時IPアドレス3003及び要求元機器MACアドレス3004は、認証処理を行った際の相手先のIPアドレス及びMACアドレスである。最終認証時刻3005は、最後に認証処理を行った時間を示す。また、認証結果3006には、認証処理の結果、認証失敗要因3007には、認証処理に失敗した場合の失敗要因を示す。
次に、図20を用いて、認証状態管理の処理フローを示す。機器認証制御部131において、コンテンツ受信装置2とコンテンツ送信装置1の間の機器認証が実施される(S501)と、機器認証制御部131は、認証状態管理部130に機器認証結果を通知する(S502)。認証状態管理部130は機器認証結果を受信すると、認証状態管理テーブルを更新する(S503)。更新処理では、新規に機器認証が行われた場合は、レコードが追加され、登録済機器の再認証が行われた場合には、最終認証時刻005などが更新される。
この他にも、機器認証時に交換した鍵を破棄した場合などにも、認証状態管理テーブルを更新する。
図21、図22及び、図23を用いて、本実施形態による、機器認証状態を利用したコンテンツリストの送信制御処理の処理フローを説明する。
図21及び図22は、図18のコンテンツ送信装置1におけるコンテンツリスト生成・管理部120において生成されるコンテンツリストを示すテーブルである。
図21は図18のコンテンツ送信装置1において、コンテンツ送信装置1と、コンテンツリスト要求元のコンテンツ受信装置2の間で機器認証が完了している場合に生成されるコンテンツリストの1例である。コンテンツリスト1500は、図8のコンテンツリスト1100の項目ID1101、コンテナID1102、タイトル1103、リソース1104、チャンネル名1106、ジャンル1107、URI1108に加えて、CCI(Copy Control Information:コピー制限情報)1501を含む。CCI1501は、該コンテンツのコピー制限情報(コピー制限無し、一回だけコピー可、コピー不可など)を示す識別情報である。1502はコピー制限なしのコンテンツのレコードの1例である。
ここで示した認証状態管理テーブルは1例であり、どのような構成のテーブルであっても、認証状態を管理できれば同様の効果が得られる。
図22は、図18のコンテンツ送信装置1において、コンテンツ送信装置1と、コンテンツリスト要求元のコンテンツ受信装置2の間で機器認証が完了していない場合に生成されるコンテンツリストの1例である。図22のコンテンツリスト1600には、コピー制限なしのコンテンツ情報(図21の1502)のみが登録される。
図23は、図2のコンテンツ情報収集処理S3の、本実施形態における詳細処理フロー図である。以下に、図23を用いて、本実施形態におけるコンテンツ情報収集処理の流れを説明する。最初に、コンテンツリスト生成・管理部120は、認証状態管理部130が管理する認証状態管理テーブルから、コンテンツリスト送信先のコンテンツ受信装置2との間の認証状態を取得する(S601)。次に、コンテンツリスト生成・管理部120は、送信可能なコンテンツのコンテンツ情報を取得する(S602)。コンテンツの情報を取得すると、該コンテンツがCopyFree(コピー制限なし)のコンテンツであるかどうかを確認し(S603)、CopyFree以外(コピー制限あり)コンテンツである(S603でNO)場合は、事前に取得したコンテンツリスト送信先機器との認証状態を確認する(S604)。確認の結果、認証済みであった(S604でYES)場合は、該コンテンツをコンテンツリストに追加する(S605)。
ここで、未認証の(S604でNO)場合は、何もしない。該コンテンツがCopyFree(コピー制限なし)コンテンツ(S603でYES)の場合、機器認証済みかどうかの判定は行わず、該コンテンツをコンテンツリストに追加する(S605)。以上をすべてのコンテンツについて繰り返すことにより、コンテンツリストを生成する。また、ここでは、リソース情報を利用したコンテンツリスト生成処理を省略したが、もちろん組み合わせて実施してもよい。
以上により生成されるコンテンツリストを送信することで、ネットワークトラフィック低減及びコンテンツ受信装置2における処理応答の高速化が図れるとともに、機器認証が完了していない機器に、自機器が持つコンテンツの情報を送信するのを抑制することができ、著作権保護が必要なコンテンツの不正利用を防止する効果を高めることができる。
本例では、認証処理が完了していないコンテンツ受信装置に対しては、著作権保護コンテンツのコンテンツ情報を含むコンテンツリストを送信しない方法を例示した。しかし、コンテンツリスト内に含まれる情報を利用して機器認証処理を開始するコンテンツ受信装置の場合、上記の処理では、機器認証がいつまでも実行されず、著作権保護コンテンツのコンテンツ情報が取得できなくなる可能性がある。そのような場合は、実施形態1と同様に、コンテンツ情報に、認証状態を示す識別情報を載せたコンテンツリストを送信すれば、コンテンツ受信装置側で機器認証処理を開始する契機とすることが可能である。
他にも、コンテンツリストを送信する前に、コンテンツ受信装置に対して認証処理実行要求を発行する方法もある。これにより、コンテンツ受信装置は、該コンテンツ送信装置に著作権保護コンテンツが存在することを検知し、必要な認証処理を開始する契機とすることが可能となる。また、実施の形態2と組み合わせる場合も、同様にすれば必要な認証処理を実行できる。
本発明の一実施例によるホームネットワークシステムの全体構成図。 ネットワークを介したコンテンツ取得の流れを示すフロー図。 コンテンツ送信装置のブロック図。 リソース管理テーブルの説明図。 リソース使用状況変更後のリソース管理テーブルの説明図。 リソース使用開始時の処理フロー図。 リソース使用停止時の処理フロー図。 送信可否フラグを備えるコンテンツリストの例。 HDDが使用不可状態の時に生成される送信可否フラグ付コンテンツリストの例。 実施形態1におけるコンテンツ情報収集処理の詳細処理フロー図。 コンテンツ受信装置におけるリスト情報表示画面例。 コンテンツ送信装置でHDDが使用不可状態の時のコンテンツ受信装置におけるリスト情報表示画面例。 コンテンツリストの例 HDDが使用不可状態の時に生成されるコンテンツリストの例。 実施形態2におけるコンテンツ情報収集処理の詳細処理フロー図。 リソース状態管理テーブル更新時のシーケンス図。 リソース状態変化時のコンテンツリスト更新処理の詳細フロー図。 機器認証管理を行う場合のコンテンツ送信装置のブロック図。 認証状態管理テーブルの説明図。 機器認証処理完了時のシーケンス図。 CCIを持つコンテンツリストの例。 コンテンツリスト要求元機器との認証が未完の場合のコンテンツリスト例。 実施形態4におけるコンテンツ情報収集処理の詳細処理フロー図。
符号の説明
1 コンテンツ送信装置
2 コンテンツ受信装置
3 IPネットワーク
4 アンテナ線
5 地上派放送用アンテナ
6 BSCS放送用アンテナ
7 ルータ
8 WAN
9 VODサーバ
101 CPU
102 メモリ
105 再生制御部
106 録画制御部
107 ユーザインタフェース部
108 リソース情報管理部
109 チューナ制御部
110 BSCSチューナ
111 地デジチューナ
112 光学ドライブ制御部
113 光学ドライブ
114 HDD制御部
115 HDD
120 コンテンツリスト生成・管理部
121 ネットワークインタフェース
130 認証状態管理部
131 機器認証制御部

Claims (12)

  1. ネットワーク接続した他の装置へ、リソースから取得できるコンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、
    前記リソースの使用状況を管理するリソース情報管理部と、
    前記他の装置との間で実行する機器認証処理を制御する機器認証制御部と、
    前記機器認証処理の結果を管理する認証状態管理部と、
    前記他の装置からコンテンツリストの送信要求を受信した場合に、前記認証状態管理部で管理する前記他の装置との認証状態を確認し、前記他の装置との間で機器認証が実施されている場合であって、前記機器認証が成功している場合には、前記リソース情報管理部が管理するリソースから取得できる前記コンテンツのうち、送信制限対象コンテンツと、送信制限非対象コンテンツと、のコンテンツリストを前記他の装置へ送信し、
    前記他の装置との間で前記機器認証が実施されていない場合には、前記リソース情報管理部が管理するリソースから取得できる前記コンテンツのうち、送信制限非対象コンテンツのコンテンツリストを前記他の装置へ送信する、コンテンツリスト生成・管理部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ送信装置。
  2. 前記リソース情報管理部は、少なくとも、前記リソースを識別する名称及びその使用状況を示すデータから構成するデータベースを生成し、前記データベースを利用してリソースの使用状況を管理すること、を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  3. 前記リソース情報管理部が管理する前記リソースは外付けの周辺装置であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  4. 管理対象であるリソースが、各種放送波を受信するチューナであることを特徴とする請求項に記載のコンテンツ送信装置。
  5. 管理対象であるリソースが、各種光学ドライブのような記憶媒体であることを特徴とする請求項に記載のコンテンツ送信装置。
  6. 管理対象であるリソースが、ハードディスクドライブのような記憶装置であることを特徴とする請求項に記載のコンテンツ送信装置。
  7. 管理対象であるリソースが、ネットワークインタフェースであることを特徴とする請求項に記載のコンテンツ送信装置。
  8. 前記コンテンツリスト生成・管理部が、リソース使用状況が更新された場合にコンテンツリストを生成し、これを配信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  9. 前記コンテンツリスト生成・管理部が、コンテンツ情報生成時に、コンテンツリスト要求元機器との認証状態を確認し、認証が実施されていない機器である場合には認証処理開始要求を発行することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  10. ネットワーク接続した他の装置へ、リソースから取得できるコンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、
    前記リソースの使用状況を管理するリソース情報管理部と、
    前記他の装置との間で実行する機器認証処理を制御する機器認証制御部と、
    前記機器認証処理の結果を管理する認証状態管理部と、
    前記他の装置からコンテンツリストの送信要求を受信した場合に、前記リソース情報管理部が管理するリソースから取得できる前記コンテンツのうち、送信制限対象コンテンツと送信制限非対象コンテンツとのコンテンツに関する情報を収集し、前記認証状態管理部で管理する前記他の装置との認証状態を確認し、前記他の装置との間で機器認証が実施されている場合であって、前記機器認証に成功している場合には、前記送信制限コンテンツの送信が可能であることを示す情報を含むコンテンツリストを前記他の装置へ送信し、
    前記他の装置との間で機器認証が実施されていない場合には、前記送信制限対象コンテンツの送信が制限されることを示す情報を含むコンテンツリストを前記他の装置へ送信する、コンテンツリスト生成・管理部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ送信装置。
  11. ネットワーク接続した他の装置から、前記他の装置が備えるリソースから前記他の装置が取得できるコンテンツを受信するコンテンツ受信装置であって、
    前記他の装置との間で実行する機器認証処理を制御する機器認証制御部と、
    前記他の装置に対してコンテンツリストの送信を要求するコンテンツリスト要求部と、
    前記コンテンツリストの送信要求に応じて前記他の装置によって生成されたコンテンツリストであって、前記コンテンツ受信装置と前記他の装置との間で機器認証が実施されている場合、かつ、前記機器認証に成功している場合には前記他の装置が前記リソースから取得できる前記コンテンツのうち、送信制限対象コンテンツと送信制限非対象コンテンツとのコンテンツリストを取得し、
    前記機器認証が実施されていない場合には、前記他の装置が前記リソースから取得できる前記コンテンツのうち、送信制限非対象コンテンツのコンテンツリストを取得するコンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツリストを表示するコンテンツリスト表示制御部と、
    を備えたコンテンツ受信装置。
  12. ネットワーク接続した他の装置へ、リソースに記憶されたコンテンツを送信するコンテンツ送信装置であって、
    前記リソースの使用状況を管理するリソース情報管理部と、
    前記他の装置との間で実行する機器認証処理を制御する機器認証制御部と、
    前記機器認証処理の結果を管理する認証状態管理部と、
    前記他の装置からコンテンツリストの送信要求を受信した場合に、前記認証状態管理部で管理する前記他の装置との認証状態を確認し、前記他の装置との間で機器認証が実施されている場合であって、前記機器認証が成功している場合には、前記リソース情報管理部が管理するリソースに記憶された前記コンテンツのうち、送信制限対象コンテンツと、送信制限非対象コンテンツと、のコンテンツリストを前記他の装置へ送信し、前記他の装置との間で機器認証が実施されていない場合には、前記リソース情報管理部が管理するリソースに記憶された前記コンテンツのうち、送信制限非対象コンテンツのコンテンツリストを前記他の装置へ送信する、コンテンツリスト生成・管理部と、を備え、
    前記コンテンツリスト生成・管理部は、前記コンテンツリストに記載された使用不可能なリソースに記憶されたコンテンツの情報に、現在使用不可能なことを示す情報を含めること、
    を特徴とするコンテンツ送信装置。
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