JP4932509B2 - ブリルアン周波数シフト測定方法及び装置 - Google Patents
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αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いることを特徴とする。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いることを特徴とする。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いることを特徴とする。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いることを特徴とする。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いることを特徴とするものである。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いることを特徴とするものである。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いることを特徴とするものである。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いることを特徴とするものである。
図1は本発明の第1の実施形態に係るブリルアン周波数シフト測定装置を示す構成説明図である。図1において、1は光源、2は光変調器、3は被測定光ファイバ、4は受光部、5は光分波器である。
PB>PF(νB) (1)
と表される。
PF(f)=P0・R・(Δf/2)2/〔f2+(Δf/2)2〕 (2)
と表される。ここで、P0はスペクトルのピークパワー、fは周波数、Δfは光源のスペクトル線幅、Rはフレネル反射強度比である。
PB=P0αSνW/2 (3)
と表される。ここで、レイリー散乱光による損失は無視している。νは被測定光ファイバ3のコア中での光の速度、Wは入射パルスの幅を表している。α(np/m)はブリルアン散乱損失係数を表し、
α=7.1×10−30/λ4 (4)
となる。λはm単位の入射した光の波長である。Sは後方ブリルアン散乱光受光係数で、
S=λ2/4πAn2 (5)
であり、nは被測定光ファイバのコアの屈折率で、Aは実効断面積である。
PB=P0αSL (6)
となる。
計算すると、式(1)は、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕 (7)
となる。ここで、Lはフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長、νBはブリルアン周波数シフトである。
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いる。
Claims (8)
- 光源からの光パルスを被測定光ファイバの片端から入射し、前記被測定光ファイバで発生した後方ブリルアン散乱光を受光し、各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記被測定光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布を測定することにより、フレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトを測定するブリルアン周波数シフト測定方法であって、
前記被測定光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、フレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長をL、ブリルアン周波数シフトをνBとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定方法。 - 光源からの光パルスを被測定光ファイバの片端から入射し、前記被測定光ファイバで発生した後方ブリルアン散乱光を受光し、各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記被測定光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布を測定することにより、フレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトを測定するブリルアン周波数シフト測定方法であって、
前記被測定光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、ブリルアン周波数シフトをνB、光源のスペクトル線幅をΔfとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定方法。 - それぞれ異なるブリルアン周波数シフトを持つ複数の第2の光ファイバが光スプリッタを介して接続された第1の光ファイバに光源からの光パルスを入射し、前記複数の第2の光ファイバのそれぞれで発生した後方ブリルアン散乱光を受光し、この受光された後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記複数の第2の光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布をそれぞれ測定することにより、前記複数の第2の光ファイバのフレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトをそれぞれ測定するブリルアン周波数シフト測定方法であって、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれに関して、
当該第2の光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、フレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長をL、ブリルアン周波数シフトをν B としたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定方法。 - それぞれ異なるブリルアン周波数シフトを持つ複数の第2の光ファイバが光スプリッタを介して接続された第1の光ファイバに光源からの光パルスを入射し、前記複数の第2の光ファイバのそれぞれで発生した後方ブリルアン散乱光を受光し、この受光された後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記複数の第2の光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布をそれぞれ測定することにより、前記複数の第2の光ファイバのフレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトをそれぞれ測定するブリルアン周波数シフト測定方法であって、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれに関して、
当該第2の光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、ブリルアン周波数シフトをνB、光源のスペクトル線幅をΔfとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定方法。 - 被測定光ファイバの片端から光パルスを入射する光源と、
前記被測定光ファイバで発生した後方ブリルアン散乱光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記被測定光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布を測定することにより、フレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトを測定する手段とを有するブリルアン周波数シフト測定装置であって、
前記被測定光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、フレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長をL、ブリルアン周波数シフトをνBとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定装置。 - 被測定光ファイバの片端から光パルスを入射する光源と、
前記被測定光ファイバで発生した後方ブリルアン散乱光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記被測定光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布を測定することにより、フレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトを測定する手段とを有するブリルアン周波数シフト測定装置であって、
前記被測定光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、ブリルアン周波数シフトをνB、光源のスペクトル線幅をΔfとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定装置。 - それぞれ異なるブリルアン周波数シフトを持つ複数の第2の光ファイバが光スプリッタを介して接続された第1の光ファイバに光パルスを入射する光源と、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれで発生した後方ブリルアン散乱光を受光する受光部と、
前記受光部で受光された後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記複数の第2の光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布をそれぞれ測定することにより、前記複数の第2の光ファイバのフレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトをそれぞれ測定する手段とを有するブリルアン周波数シフト測定装置であって、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれに関して、
当該第2の光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、フレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長をL、ブリルアン周波数シフトをν B としたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすΔfのスペクトル線幅の光源を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定装置。 - それぞれ異なるブリルアン周波数シフトを持つ複数の第2の光ファイバが光スプリッタを介して接続された第1の光ファイバに光パルスを入射する光源と、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれで発生した後方ブリルアン散乱光を受光する受光部と、
前記受光部で受光された後方ブリルアン散乱光から各時間でのブリルアン散乱光スペクトルを測定して、前記複数の第2の光ファイバ内のブリルアン周波数シフト分布をそれぞれ測定することにより、前記複数の第2の光ファイバのフレネル反射発生部近傍でのブリルアン周波数シフトをそれぞれ測定する手段とを有するブリルアン周波数シフト測定装置であって、
前記複数の第2の光ファイバのそれぞれに関して、
当該第2の光ファイバ中のフレネル反射強度比をR、ブリルアン散乱損失係数をα、後方ブリルアン散乱光受光係数をS、ブリルアン周波数シフトをνB、光源のスペクトル線幅をΔfとしたときに、
αSL≧R・Δf2/〔4・(νB)2+Δf2〕
を満たすLのフレネル反射発生部近傍からの距離で表した測定範囲長を用いる
ことを特徴とするブリルアン周波数シフト測定装置。
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JP2007018438A JP4932509B2 (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | ブリルアン周波数シフト測定方法及び装置 |
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