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JP4931820B2 - 給脂装置を有するシールチェーン - Google Patents

給脂装置を有するシールチェーン Download PDF

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JP4931820B2
JP4931820B2 JP2007534230A JP2007534230A JP4931820B2 JP 4931820 B2 JP4931820 B2 JP 4931820B2 JP 2007534230 A JP2007534230 A JP 2007534230A JP 2007534230 A JP2007534230 A JP 2007534230A JP 4931820 B2 JP4931820 B2 JP 4931820B2
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Description

本発明は、搬送用又は動力伝達用のシールチェーンに係り、特に、コンベヤ用のシールチェーンとして好適であり、詳しくはシール手段によりシールされた軸受部にグリース又はオイル等の潤滑剤を供給する給脂装置を有するシールチェーンに関する。
従来、シールチェーン1’は、例えば図8に示すように、インナリンクプレート2とアウタリンクプレート3との間に、ブシュ5を囲むようにシール手段6が配置され、該シール手段により、ブシュ5とピン7とからなる軸受部Aにグリース等の潤滑剤が封入されており、該潤滑剤によりブシュ5とピン7との相対回転に基づくチェーンの屈曲を長期に亘って滑らかに維持している。特に、穀類、石炭、鉄鉱石、石灰、塩等のバラ物を搬送するバケットコンベヤ等のアンローダ用シールチェーン1’にあっては、上記バラ物に起因する塵埃が軸受部Aに侵入し易いため、それぞれインナリンクプレート2及びアウタリンクプレート3に接触するOリング12,13及び該Oリングを保持する金属製の保持板15,16を有する2列のシール部材6A,6Bを設けることが提案されている(特開2002−160818号公報参照)。
該シールチェーン1’は、図8に示すように、ピン7の中央部に該ピンの一端面から長手方向に所定長さの油孔9を穿設し、該孔の開口部にグリースニップル10を装着すると共に、該孔から軸受部Aに向けて連通孔9a,9a(油孔9及び連通孔9aを給脂用孔又は給脂経路という)を形成した、給脂装置11が設けられている。これにより、ピン7の一端面のグリースニップル10から比較的長い給脂用孔9,9aを通って、軸受部Aにグリース等を供給している。また、上記グリース供給時の給脂圧力により、シール部材のOリング12,13が破裂しないように、シール部材のリング状保持部材15又は16に凹溝等からなる上記圧力逃し用の油溝(又は隙間)を形成している(図示せず)。
上記従来のシールチェーン1’は、給脂装置11によりグリース等を補給しようとする場合、給脂経路9,9aが長いため、給脂経路途中でグリース等が固化し、給脂用孔9,9aが詰ってしまい、給脂不能となることがある。特に該現象は、給脂頻度が少なく、従って長期に亘ってグリースが軸受部に滞留して、劣化等の化学変化によりグリースが固化しやすく、かつ給脂経路が長くなる大型のコンベヤチェーンに発生し易い。
また、上記給脂圧力を逃がすための油溝又は隙間を有するため、シール手段により軸受部Aを完全に密閉することはできず、常に軸受部Aから潤滑剤が漏れており、比較的早期に給脂装置11による潤滑剤を補給する作業を必要とし、メンテナンスが面倒である。また、上記給脂装置11からのグリース等の補給時に、上記長い給脂経路等に基づき大きな圧力を作用し易く、かつ上記油溝等では、急激に作用する上記大きな圧力を逃がしきれず、シール手段を破裂してしまうことがある。
更に、シールチェーン1’の作動中、大きな曲げ応力や剪断応力が作用するピン7に、上記給脂用孔9,9aが形成されているため、応力集中によるピン破損の危険性があり、該危険回避のために設計上、ピン径を太いものを用い、それに伴いブシュやローラも径が大きいものが必要となり、更にこのためリンクプレートの板厚又は幅が大きくなり、チェーンの軽量化及びコストダウンの妨げになっている。
そこで、本発明は、シール手段により封入されている潤滑剤保持部分に直接的に潤滑剤を補給することを可能とし、もって上記課題を解決したシールチェーンを提供することを目的とするものである。
本発明は、1対のピン(7,7)及びこれらピンにより結合される1対のアウタリンクプレート(3,3)を有するアウタリンク(18)と、1対のブシュ(5,5)及びこれらブシュにより結合される1対のインナリンクプレート(2,2)を有するインナリンク(17)とを、前記ピン(7)を前記ブシュ(5)に嵌挿することにより交互に連結し、かつ前記ピンとブシュとからなる軸受部(A)に潤滑剤を封入するようにシール手段(6)を介在してなるシールチェーン(1)において、
前記シール手段(6)は、少なくとも、前記アウタリンクプレート(3)との間をシールするOリング(13)(26)と、該Oリングによるシール部分の内径側を前記軸受部(A)に連通するように保持する保持部材(16)(25)とを有し、
前記1対のアウタリンクプレートの一方のアウタリンクプレート(3 )における前記Oリング(13)(26)によるシール部分と前記ピン(7)が貫通するピン孔(3a)との間部分に、前記軸受部(A)に連通するように給脂用貫通孔(20 )(20 を穿設し、
該貫通孔に、前記アウタリンクプレート(3 の外側面側から前記軸受部(A)に潤滑剤を供給し得る給脂手段(21)を装着してなる、ことを特徴とする。
これにより、給脂手段から軸受部への給脂経路が短いので、潤滑剤が軸受部へ直接的に効率よく供給されると共に、グリース等の潤滑剤の固化による給脂孔詰まりが発生しにくく、軸受部への給脂不良を減少することができる。
例えば図1,図6を参照して、前記1対のアウタリンクプレートの他方のアウタリンクプレート(3 )における前記Oリング(13)(26)によるシール部分と前記ピン(7)が貫通するピン孔(3a)との間部分に、前記軸受部に連通するように排脂用貫通孔(20 )(20 を穿設し、
該貫通孔に、前記給脂手段(21)からの潤滑剤の供給に際して前記軸受部(A)の潤滑剤を排出する排脂手段(22)を装着してなる。
例えば図4,図5を参照して、前記1対のインナリンクプレートの前記給脂手段(21)から前記軸受部(A)を隔てて離れた側にあるインナリンクプレート(2 )(2 )に、前記軸受部(A)に連通するように排脂用貫通孔(20 )(20 )を穿設し、
該貫通孔に、前記給脂手段(21)からの潤滑剤の供給に際して前記軸受部(A)の潤滑剤を排出する排脂手段(22)を装着してなる。
これにより、給脂手段による潤滑剤の供給に際して、軸受部にある古い潤滑剤は、容易に排脂手段から排出され、軸受部を新しい潤滑剤に入れ換えることが容易となり、シールチェーンの軸受部の潤滑性能を長期に亘って維持することができる。また、上記給脂手段への潤滑剤の注入に際しの圧力は、排脂手段から逃されるので、シール手段に過度の圧力が作用することはなく、シール手段が破裂する等の不具合の発生を防止することができる。
更に、排脂手段の設置により、従来必要であったシール手段からの逃し溝又は隙間等を不要とすることが可能となり、通常使用時による潤滑剤の漏洩を減少して、長期に亘って軸受部の潤滑剤を保持し、メンテナンス間隔を長くすることが可能となる。
なお、上記給脂手段及び排脂手段の用語を用いたが、これは、一般に潤滑剤としてグリースが用いられているためであって、潤滑剤としてオイル等のグリース以外のものを用いることが可能であり、従って、本発明における給脂又は排脂は、必ずしもグリースを対象として限定するものではない。
また、前記給脂用及び/又は排脂用貫通孔(20…)は、アウタリンクプレート(3)の1対のピン孔(3a)を結ぶ間でかつ該ピン孔の直径(D)の幅内(図2参照)、又はインナリンクプレート(2)のブシュ孔(2a)を結ぶ間でかつ該ブシュ孔の直径(D)の幅内(図4参照)に配置される。
上記貫通孔の部分は、アウタリンクプレート及びインナリンクプレート共に、チェーンに作用する引っ張り力に基づき、ピン孔又はブシュ孔の圧縮集中応力が作用する部位及び破断面となり易い最小断面部分から離れた、プレート強度に対して影響の少ない部分であり、上記貫通孔によりリンクプレートの強度が低下することはない。これにより、従来のようにピンに給脂用の孔を穿設するものに比し、強度的及び加工的にも有利となり、シールチェーンの軽量化及びコストダウンが可能となる。
具体的には、例えば図1、図4、図5に示すように、前記ブシュ(5)は、前記インナリンクプレート(2)の外側面から所定量突出して該インナリンクプレートに結合され、前記シール手段(6,6)は、前記ブシュの突出部(5a)を囲むように径方向に2列のシール部材(6A,6B)からなる。前記内径側及び外径側のシール部材(6A,6B)は、それぞれOリング(12,13)と、該Oリングを保持するリング状の保持部材(15,16)とを有し、前記内径側及び外径側の保持部材は、前記各Oリングの前記インナ及びアウタリンクプレートへの接触を保持するように互に当接し、該当接面(15b,16b)により、シール手段(6,6)は、チェーン幅方向(ピンの長手方向)に位置決めされて、その保持部材背面と、アウタリンクプレート(3)の内側面(b)(図1参照)又はインナリンクプレート(2,22)の外側面()(図4,図5参照)との間に所定隙間(c)を存するように配置される。
また、例えば図6,図7に示すように、前記アウタリンクプレート(3)の内側面(b)に、前記給脂用及び排脂用の貫通孔(20…)の外径側において環状の凹溝(27)を形成し、前記シール手段(6)は、前記ブシュの突出部(5a)に固定された、前記保持部材を構成するリングの板部材(25)と、前記アウタリンクプレートの凹溝(27)に保持されるOリング(26)とを有し、該Oリングが前記板部材に接触して構成されて、前記板状部材(25)とアウタリンクプレート(3)の内側面との間に所定隙間(c)が形成される。
これにより、結脂手段(21)から注入された潤滑剤は、一方の隙間(c)を通って軸受部(A)に供給され、かつ軸受部(A)の古い潤滑剤は、他方の隙間(c)を通って排脂手段(22)から排出される。
なお、Oリングとは、ゴム等の弾性体からなる円環状(輪状、O状)のシール部材を意味し、断面形状は、円形(O形)に限らず、例えばX形,U形,V形,W形等のリップを有するものでもよい。
また、例えば図7に示すように、ローラ(19)の軸受部(B)に潤滑剤を封入するローラ用シール手段(32)を配設し、ブシュ(5)に貫通孔(36)を形成して、チェーン屈曲用軸受部(A)とローラ用軸受部(B)とを連通してもよい。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
本発明に係るシールチェーンを示す断面図。 その正面図。 その背面図。 一部変更したシールチェーンを示す断面図。 更に一部変更したシールチェーンを示す断面図。 他の実施の形態によるシールチェーンを示す断面図。 その一部変更したシールチェーンを示す断面図。 従来の技術によるシールチェーンを示す断面図。
以下、本発明を連続アンローダ用コンベヤチェーンに適用したシールチェーンの実施の形態について説明する。シールチェーン1は、図1〜図3に示すように、2枚のインナリンクプレート2,2の両端部分を1対のブシュ5,5にて結合したインナリンク17と、同じ形状からなる2枚のアウタリンクプレート3,3の両端部分を1対のピン7,7にて結合したアウタリンク18とからなる。更に、前記ブシュ5にはローラ19が回転自在に遊嵌されている。そして、ピン7をブシュ5に遊嵌して上記インナリンク17とアウタリンク18とを交互に連結して無端状に構成されている。前記ピン7は、一端部に膨径した頭部7aを有し、かつ他端部が先細形状となると共に貫通孔を有しており、一方のアウタリンクプレート3のピン孔3aに差込まれて、ブシュ5を貫通して他方のアウタリンクプレート3のピン孔3aから先端部が突出し、前記貫通孔にコッターピン24を差込んで抜止めされている。
前記ブシュ5の両端は、インナリンクプレート2から所定量突出しており、該ブシュの突出部5a,5aを囲むようにして、前記インナリンクプレート2とアウタリンクプレート3との間にシール手段6,6が介在している。シールチェーン1は、ピン7とブシュ5との間でインナリンク17とアウタリンク18とが相対回転する軸受部Aを構成することにより自由に屈曲し、上記シール手段6は、該軸受部Aに供給されたグリース等の潤滑剤を封入すると共に、外部からの塵埃等の侵入を防止して、上記屈曲を滑らかにかつ長期に亘って保持する。
シール手段6は、径方向に2列に配置されたシール部材6A,6Bからなり、それぞれゴム等の弾性部材からなるOリング12,13と、これらOリングを保持する保持部材15,16を有している。これら保持部材15,16は、金属製のリング状部材からなり、それぞれ異なる側面にOリングを保持する環状の凹溝15a,16aが形成されており、一例として、クロムモリブデン鋼(例えばSCM435又はSCM440)等の鋼材に、表面硬化及び防錆等の目的で軟窒化処理(タフトライド処理)が施されている。なお、上記材料に限らず、更にフッ素コーティングしてもよく、また合成樹脂、焼結含油合金、青銅、リン青銅、青鉛鋼等の自己潤滑性材料でもよいが上記鋼材にタフトライド処理をしたものを含め、低摩擦材料からなることが好ましい。なお、Oリング12,13は、断面円形(O形)のものに限らず、断面X形(Xリング),断面V形(Vリング),断面U形(Uリング),断面W形(Wリング)等の他の断面形状のものでもよい。
内径側シール部材6Aは、Oリング12がインナリンクプレート2に接触するように構成されており、外径側シール部材6Bは、Oリング13がアウタリンクプレート3に接触するように構成されており、かつ両保持部材15,16は、上記Oリングの接触を保持するように互に当接する当接面15b,16bを有している。即ち、内径側保持部材15は、Oリング保持用凹溝15aを有する面(インナリンクプレート2と対向する面)と面一となりかつ厚さが約1/2の外径方向に突出する鍔部を有しており、外径側保持部材16は、Oリング保持用凹溝16aを有する面(アウタリンクプレートと対向する面)と面一となり、かつ厚さが約1/2の内径方向に突出する鍔部を有しており、これら両鍔部が互に当接して上記当接面15b,16bを構成している。
上記当接面15b,16bの当接により、内径側及び外径側のシール部材6A,6Bは、チェーンの幅方向(ピンの長手方向)に一体に構成され、かつ外径側保持部材16のOリング保持用凹溝16aが内径側保持用凹溝15aに比して浅く形成されて、略々面一に構成されている両保持部材15,16のアウタリンクプレート側面aとアウタリンクプレート3の内側面bとの間に所定の隙間cが形成されて、これら両保持部材が、アウタリンクプレート3の内側面bと接触する外径側Oリング13によるシール部分の内径側を軸受部Aに連通する保持部材を構成する。なお、略々面一となっている両保持部材15,16のインナリンクプレート側面dは、インナリンクプレート2の外側面eとの間に僅かな隙間が形成されるようになっている。
そして、アウタリンクプレート3における前記軸受部Aに連通する部分、具体的には外径側Oリング13の内径側、好ましくは前記隙間cに対応する部分に、給脂用又は排脂用の貫通孔20,20が形成されており、これら貫通孔20…は、その一側面から板厚の中間部分まで大径の座ぐり孔20a,20aが形成されている。図2及び図3に詳示するように、一方のアウタリンクプレート3は、前記座ぐり孔20aが外側面となるようにかつ他方のアウタリンクプレート3は、前記座ぐり孔20aが内側面となるようにそれぞれ組付けられる。上記両アウタリンクプレート3,3は同じものが用いられており、座ぐり孔20a,20aを有する貫通孔20,20は、両ピン孔3aの間の部分にあってかつピン孔の直径Dのチェーン幅内(図2の斜線部分)に配置される。該部分は、チェーン1に作用する引張り力に起因するアウタリンクプレート3の破断面となる部分から遠い部分、即ちリンクプレートのピン孔の最小断面付近よりプレートの長手方向にかけて応力集中する強度的に弱い部分から離れて、上記貫通孔20,20が破断等の起点とならない部分である。
上記一方のアウタリンクプレート3における上記外側面に開口している座ぐり孔20aには、給脂手段を構成するグリースニップル21が装着され、上記他方のアウタリンクプレート3における上記内側面に開口している座ぐり孔20aに、排脂手段22が装着される。給脂用グリースニップル21は、軸受部A側(グリース封入側)から外部に対しての流れを阻止する逆止弁を有しており、該逆止弁は、グリースガンにより所定圧力を作用することにより、グリース等を軸受部側へ注入することができる。また、排脂手段22も、上記給脂手段と同じグリースニップルが用いられており、該排脂用グリースニップル22は、外部から軸受部A側への流れを阻止するように逆止弁が配置され、該逆止弁は、前記給脂手段からのグリース注入に基づき軸受部A内の古いグリース圧が所定圧力になると開いて、該軸受部A内の古いグリースが排出される。
上記給脂手段21及び排脂手段22に同じグリースニップルを用いると、一方及び他方のアウタリンクプレート3,3に同じものを用いることができ、部品管理及び組立てが容易になるが、必ずしも同じものを用いる必要がなく、例えば、軸受部A内でのグリースの流動抵抗を考慮して、排脂手段22が給脂手段21に比して低い圧力で開くものを用いてもよい。
以上のような構成からなるので、本シールチェーン1は、軸受部Aにグリース等の潤滑剤が充填され、かつシール手段6,6により封止される。従って、本シールチェーン1は、上記潤滑剤により軸受部Aのピン7とブシュ5とが滑らかに相対回転して、インナリンク17とアウタリンク18との屈曲を滑らかに保持する。この際、内径側シール部材6Aは、摩擦係数の高いゴム等からなるOリング12がインナリンクプレート2に接触しているため、該インナリンクプレート2と一体に回動し、また外径側シール部材6Bは、Oリング13がアウタリンクプレート3に接触しているため、該アウタリンクプレート3と一体に回動する。
これにより、内径側保持部材15と外径側保持部材16とは、その当接面15b,16bにおいて相対回転するが、これら保持部材15,16は、金属等の硬い材料からなりかつ上記潤滑剤が介在しているので、その摩擦抵抗は、ゴム等からなるOリングとリンクプレートとの接触係数より小さく、上記チェーンの滑らかな屈曲を阻害することはない。そして、Oリング12,13は、相対回転することなくそれぞれ異なるインナリンクプレート2とアウタリンクプレート3に圧接しており、軸受部Aの潤滑剤の外部への漏洩を減少すると共に、鉄鉱石、石炭、コークス粉末等の粉塵の侵入を防止して、上記チェーンの滑らかな屈曲を長期に亘って維持する。
そして、所定使用時間毎のメンテナンス時、チェーン1の外部からグリースガンを給脂用グリースニップル21に当て、所定圧力でグリースを注入する。グリースニップル21から注入されたグリースは、一方の隙間cから軸受部Aに流入し、軸受部Aにある古いグリースの圧力を高めて、排脂用グリースニップル22を開き、古いグリースを排出する。この際、給脂用グリースニップル21及び排脂用グリースニップル22は、共に軸受部Aの近くで該軸受部に圧力を直接作用する部分にあって、例えグリースが固化していても、給脂孔詰まりが発生しにくく、また給脂手段21と排脂手段22とは、軸受部Aを挟んで反対側に位置するので、古いグリースと新しいグリースとは完全に入れ換えられて、古いグリースが残留することによる潤滑不良を生じることはなく、更にグリース注入時の圧力は、反対側の排脂手段22から逃げるので、シール部材6A,6Bを破裂する虞れはない。
ついで、図4ないし図7に基づき、それぞれ一部変更した実施の形態について説明する。なお、先の実施の形態と同一部分については、同一符号を付して説明を省力する。
図4は、排脂用ニップル22をインナリンクプレート2に装着した実施の形態を示す。本シールチェーン1は、先の実施の形態に対して、給脂手段21及び該給脂手段側(図面上方)のシール手段6は同じであるが、排脂手段22と該排脂手段側のシール手段6が相違する。即ち、給脂手段21から軸受部Aを隔てて離れた側のインナリンクプレート2に、座ぐり部20aをシール手段6側に向けて貫通孔20を形成し、該貫通孔20に、座ぐり部20aから排脂手段であるグリースニップル22を装着する。該排脂用グリースニップル22は、給脂側のグリースニップルと同じものが用いられる。
また、排脂手段側のシール手段6は、内径側シール部材6AのOリング12がアウタリンクプレート3に接触し、外径側シール部材6BのOリング13がインナリンクプレート2に接触するように配置する。即ち、先の実施の形態にあっては、給脂側のシール手段と排脂側のシール手段とを、鏡面対称(互に背中合せ)となるように配置したが、本シールチェーン1にあっては、両シール手段6,6を同じ向き(平行)になるように配置する。これにより、給脂側のシール手段6は、先の実施の形態と同様に、アウタリンクプレート3との間に隙間cを有するが、排脂側のシール手段6は、インナリンクプレート2の外側面fとの間に隙間cを有する。
また、上記貫通孔20は、先の実施の形態と同様に(図2参照)、インナリンクプレート2の1対のブシュ孔2aの間でかつ該ブシュ孔の直径D幅における、前記隙間cに対応する面、即ち外径側Oリング13の内径側に配置されている。これにより、該貫通孔20が、リンクプレート2の強度に及ぼす影響は、最小限に止めることができる。
本実施の形態にあっては、給脂側のグリースニップル21にグリースガンによりグリースを注入すると、該新しいグリースは、隙間cを通って軸受部Aに流入し、該軸受部にある古いグリースは、反対側に押出されて、隙間cを通って排脂側のグリースニップル22から排出される。
図5は、更に変更した実施の形態を示す図で、図4に示すシールチェーン1に対して排脂手段が相違する。本シールチェーン1は、排脂側のインナリンクプレート2に、給脂側の貫通孔20より大径の貫通孔20が穿設されている。そして、該貫通孔20の大径の座ぐり孔20aがチェーン内方に向くように(図4と反対側)、該インナリンクプレート2が組付けられ、該座ぐり孔20a側から排脂手段であるグリースニップル22が装着される。該グリースニップル22は、給脂側のグリースニップル21より大形のリリーフ弁タイプからなり、比較的低い圧力で開いて、軸受部A内の古いグリースを比較的大きな流量で排出し得る。
これにより、給脂側のグリースニップル21からグリースの注入に際し、比較的低い圧力にて、古いグリースが上記大形の排脂側グリースニップル22から低い抵抗で大量に排出され、グリースの詰まり及びシール部材の破裂等の不具合を更に減少し得る。なお、該大形の排脂用グリースニップル22は、本実施の形態に限らず、図1に示すシールチェーン1にも適用可能である。
図6は、シール手段を変更した実施の形態を示す図である。本シールチェーン1は、図1の実施の形態と同様に、給脂用グリースニップル21及び排脂用グリースニップル22が共にアウタリンクプレート3に装着されている。シール手段6は、リング状のプレート(板部材)25及びOリング26からなり、プレート25は、先の保持部材(15,16)と同様に低摩擦材料の金属又は合成樹脂からなる。また、アウタリンクプレート3には、ピン7を囲むように環状の凹溝27が形成されており、該凹溝27に前記Oリング26が保持される。前記プレート25は、ブシュ5の突出部5aに固着されており、前記Oリング26が該プレート25に接触して、プレート25とアウタリンクプレート3の内側面bとの間に隙間cを形成すると共に、軸受部Aのシールを構成している。従って、上記プレート25が、アウタリンクプレート3との間を上記Oリング26によりシールするシール部分の内径側を前記軸受部Aに連通する保持部材を構成する。なお、上記Oリング26も、断面円形に限らず、X形,U形,V形等のリップを有する形状でもよい。
一方のアウタリンクプレート3に形成される貫通孔20は、同一径(即ち座ぐり孔を有さない)からなり、該リンクプレート3の外側面側から給脂手段となるグリースニップル21が装着されている。従って、他の実施の形態が、座ぐり孔に装着されて、グリースニップルがリンクプレートから突出しないように構成されているが、本グリースニップル21は、リンクプレートの外側面から突出している。
本シールチェーン1も同様に、給脂用グリースニップル21からグリースが注入されると、隙間cを通って軸受部Aに供給され、該軸受部Aの古いグリースは、反対側の隙間cを通って排脂用のグリースニップル22から排出される。そして、チェーン1の屈曲に際して、ゴム製のOリング26は、アウタリンクプレート3に保持されて一体となり、ブシュ5と一体のプレート25との間で相対回転する。
なお、本実施の形態では、ピン7の先端側に給脂手段21が配置され、ピン7の頭部7a側に排脂手段22が配置されているが、給脂手段及び排脂手段をどちら側に配置するかは、任意に設定し得る。また、ピン7に面取り7cを形成して、アウタリンクプレート3との間の回止めとしているが、他の実施の形態にも同様に適用可能である。
図7は、ローラ19にもシール手段を配置した実施の形態によるシールチェーン1を示し、他の部分は、図6に示すシールチェーン1と同様である。インナリンクプレート2の内側面には、ブシュ5を中心として所定半径の浅い皿状の凹み30が形成されており、該凹み30の底面に、ブシュ5を中心とした環状の凹溝31が形成されている。
ローラ用シール手段32は、ブシュ用シール手段6と同様であって、リング状のプレート(板部材)33とOリング35とからなる。上記Oリング35は、前記凹溝31に保持されており、プレート33は、ローラ19の端部に固着されており、シール手段32全体が、前記凹み30内に収納されている。
そして、ローラ19とブシュ5との間の軸受部Bに、グリース等の潤滑剤が供給されて、上記シール手段32により封止されている。これにより、ブシュ5とピン7との間の軸受部Aと同様に、ローラ19も、ブシュ5に対して滑らかに回動し、スプロケットとの噛合を滑らかにかつ低騒音にして、この状態を長期に亘って維持し得る。
本実施の形態においては、上記両軸受部A,Bが連通するように、ブシュ5に複数の貫通孔36…を形成している。これにより、給脂側のグリースニップル21からのグリースの注入により、軸受部Aにグリースが供給される際、その一部が貫通孔36を介して軸受部Bにも供給される。この際、軸受部Aの古いグリースは、排脂用ニップル22から排出されるが、軸受部Bの古いグリースは、Oリング35とプレート33との間から排出される。
なお、インナリンクプレート2の上記シール手段32に対応して、排脂用のグリースニップルを設置してもよい。また、上記貫通孔36を形成せずに、軸受部Bへ潤滑剤が補給されないようにしてもよいことは勿論である。
本発明に係るシールチェーンは、バケット等を取付けてバラ物を連続搬送するバケットエレベータ、パンコンベヤ等の連続アンローダ用コンベヤチェーンに利用して好適であるが、これに限らず、スラットコンベヤ、スラブコンベヤ、水処理用、レイキ用、沈砂・沈殿池用、ダスコン用等の他のコンベヤチェーンに利用可能であり、更にオートバイ用、タイミングチェーン用等の動力伝達用のシールチェーンにも同様に利用可能である。

Claims (10)

  1. 1対のピン及びこれらピンにより結合される1対のアウタリンクプレートを有するアウタリンクと、1対のブシュ及びこれらブシュにより結合される1対のインナリンクプレートを有するインナリンクとを、前記ピンを前記ブシュに嵌挿することにより交互に連結し、かつ前記ピンとブシュとからなる軸受部に潤滑剤を封入するようにシール手段を介在してなるシールチェーンにおいて、
    前記シール手段は、少なくとも、前記アウタリンクプレートとの間をシールするOリングと、該Oリングによるシール部分の内径側を前記軸受部に連通するように保持する保持部材とを有し、
    前記1対のアウタリンクプレートの一方のアウタリンクプレートにおける前記Oリングによるシール部分と前記ピンが貫通するピン孔との間部分に、前記軸受部に連通するように給脂用貫通孔を穿設し、
    該貫通孔に、前記アウタリンクプレートの外側面側から前記軸受部に潤滑剤を供給し得る給脂手段を装着してなる、
    ことを特徴とするシールチェーン。
  2. 前記1対のアウタリンクプレートの他方のアウタリンクプレートにおける前記Oリングによるシール部分と前記ピンが貫通するピン孔との間部分に、前記軸受部に連通するように排脂用貫通孔を穿設し、
    該貫通孔に、前記給脂手段からの潤滑剤の供給に際して前記軸受部の潤滑剤を排出する排脂手段を装着してなる、
    請求項1記載のシールチェーン。
  3. 前記1対のインナリンクプレートの前記給脂手段から前記軸受部を隔てて離れた側にあるインナリンクプレートに、前記軸受部に連通するように排脂用貫通孔を穿設し、
    該貫通孔に、前記給脂手段からの潤滑剤の供給に際して前記軸受部の潤滑剤を排出する排脂手段を装着してなる、
    請求項1記載のシールチェーン。
  4. 前記給脂用貫通孔が、前記一方のアウタリンクプレートの1対のピン孔を結ぶ間でかつ該ピン孔の直径幅内に配置されてなる、
    請求項1記載のシールチェーン。
  5. 前記排脂用貫通孔が、前記他方のアウタリンクプレートの1対のピン孔を結ぶ間でかつ該ピン孔の直径幅内に配置されてなる、
    請求項2記載のシールチェーン。
  6. 前記排脂用貫通孔が、前記一方のインナリンクプレートの1対のブシュ孔を結ぶ間でかつ該ブシュ孔の直径幅内に配置してなる、
    請求項3記載のシールチェーン。
  7. 前記ブシュは、前記1対のインナリンクプレートの外側面から所定量突出して該インナリンクプレートに結合され、
    前記シール手段は、前記ブシュの突出部を囲むように径方向に2列のシール部材を有し、
    前記内径側及び外径側のシール部材は、それぞれOリングと、該Oリングを保持するリング状の保持部材とを有し、
    前記内径側及び外径側の保持部材は、前記各Oリングの前記インナ及びアウタリンクプレートへの接触を保持するように互に当接し、
    前記給脂手段が配置された側及び前記排脂手段が配置された側の両シール手段は、前記内径側シール部材のOリングがインナリンクプレートに接触すると共に、前記外径側のシール部材のOリングがアウタリンクプレートに接触し、
    前記両シール手段の少なくとも前記内径側の保持部材の背面と前記アウタリンクプレートの内側面との間に所定隙間を存するように配置されてなる、
    請求項2記載のシールチェーン。
  8. 前記ブシュは、前記1対のインナリンクプレートの外側面から所定量突出して該インナリンクプレートに結合され、
    前記シール手段は、前記ブシュの突出部を囲むように径方向に2列のシール部材を有し、
    前記内径側及び外径側のシール部材は、それぞれOリングと、該Oリングを保持するリング状の保持部材とを有し、
    前記内径側及び外径側の保持部材は、前記各Oリングの前記インナ及びアウタリンクプレートへの接触を保持するように互に当接し、
    前記給脂手段が配置された側のシール手段は、前記内径側のシール部材のOリングがインナリンクプレートに接触すると共に、前記外径側のシール部材のOリングがアウタリンクプレートに接触し、
    前記排脂手段が配置された側のシール手段は、前記内径側のシール部材のOリングがアウタリンクプレートに接触すると共に、前記外径側のシール部材のOリングがインナリンクプレートに接触し、
    前記給脂手段が配置された側のシール手段は、少なくとも前記内径側の保持部材の背面と前記アウタリンクプレートの内側面との間に所定隙間を存するように配置され、
    前記排脂手段が配置された側のシール手段は、少なくとも前記内径側の保持部材の背面と前記インナリンクプレートの外側面との間に所定隙間を存するように配置されてなる、
    請求項3記載のシールチェーン。
  9. 前記ブシュは、前記1対のインナリンクプレートの外側面から所定量突出して該インナリンクプレートに結合され、
    前記アウタリンクプレートの内側面に、前記給脂用及び排脂用貫通孔の外径側において環状の凹溝を形成し、
    前記シール手段は、前記ブシュの突出部に固定されたリングの板部材からなる前記保持部材と、前記アウタリンクプレートの凹溝に保持されるOリングとを有し、該Oリングが前記板部材に接触して、前記板部材と前記アウタリンクプレートの内側面との間に所定隙間を存するように配置されてなる、
    請求項2記載のシールチェーン。
  10. 前記ブシュに回転自在に遊嵌されるローラを備え、
    前記ブシュとローラとからなるローラ用軸受部に潤滑剤を封入するように、前記1対のインナリンクプレートと前記ローラとの間にローラ用シール手段を介在し、
    前記軸受部と前記ローラ用軸受部とを連通する連通部を備えてなる、
    請求項1記載のシールチェーン。
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