JP4931875B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、前面パネルに異物がこびり付いてしまうのを防止することを目的とする。
赤外線発光部を前方から覆うカバーは、前面パネルの表面に露出するのではなく、透光部の裏面側に設けられているので、カバーを設けたことに起因して前面パネルの表面に隙間や段差部が形成される、ということがない。本発明によれば、前面パネルの表面を平滑な形態にすることができるので、前面パネルに付着した異物を容易且つ確実に除去することができ、前面パネルに異物がこびり付くのが防止される。これにより、前面パネルに異物がこびり付くことに起因する赤外線発信性能の低下や美観の低下といった不具合を回避することができる。
また、赤外線の透過経路である切欠部を、調理機能に関する機能表示部として兼用させているので、調理に関する機能表示部とは別に切欠部を配置した場合に比べると、前面パネルをシンプルなデザインに仕上げることが可能となる。
遮光部は、印刷によって形成されているので、厚さが薄くなり、ひいては、前面パネルの厚さを薄くすることができる。
カバーは可視光線を透過させずに赤外線を透過させるのであるが、このような特性を有する材料や色素は高価であるため、カバーの大きさ即ち切欠部の開口面積は、赤外線発光部を覆うのに必要な最小の大きさに抑えることが好ましい。しかし、赤外線発光部に比べて機能表示部が大きい場合に、切欠部を機能表示部よりも小さく開口させてしまうと、切欠部の部分のみが目立ち、その結果、美観の低下を来たしたり、機能表示部の表示機能が損なわれたりすることが懸念される。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態の加熱調理器は、システムキッチンのカウンタトップ100に開口させた収容空間101内に落とし込むようにして設置されるドロップインタイプのガスコンロ10である。ガスコンロ10は、その天板11の上面に配置した3つのバーナ12を有しているとともに、コンロ本体13の内部にグリル14を有している。コンロ本体13の前面には、左右方向における中央位置にグリル扉15が配置されているとともに、グリル扉15の左右両側に一対の前面パネル16L,16Rが配置されている。また、このガスコンロ10の上方には、換気装置200が設けられており、この換気装置200は、後述するように加熱調理の操作に連動してガスコンロ10から発せられる赤外線信号に基づいて、作動が制御されるようになっている。
透光板23は、透明な合成樹脂であって、可視光線と赤外線の両方を透過させる材料からなり、透光板23の後方(裏面側)に位置する物体を鮮明な輪郭で視認し得るほどの高い透明度を有する。透光板23は、前面パネル16L,16Rの全領域に亘る形状及び寸法に製造された板厚が均一なものであり、透光板23の表面(前面)と裏面は、いずれも、平滑な面となっている。また、透光板23には、上記の加熱調理を行うための調節レバー19A〜19C、切替ボタン19D及び操作レバー20A〜20Dを前面パネル16L,16Rの前方に露出させるための複数の開口部17L,17R,17D,18A〜18Dが前後に貫通して形成されている。
左側の前面パネル16Lに設けた左側の火力表示部21Aと、右側の前面パネル16Rに設けた右側の火力表示部21Cは、その全領域が遮光層24によって構成され、黒色のインクで印刷することによって形成されている。
一方、左側の前面パネル16Lに設けた右側の火力表示部21Bについては、その左端に位置して火力が最大であることを示す最も上下寸法の大きい部分が、遮光層24を部分的に貫通するように方形に切欠した形態となっており、この貫通部分は切欠部26Lとなっている。この切欠部26Lは、遮光層24を形成するためのインクによる印刷領域から除外されている。つまり、遮光層24のうち切欠部26Lにおいては、可視光線及び赤外線が透過し得るように貫通形態で開口した状態となっている。そして、この火力表示部21Bのうち切欠部26L以外の領域は、黒色のインクで印刷することによって形成された遮光層24によって構成されている。
加熱調理を行う際には、バーナ12用又はグリル14用の操作レバー20A〜20Dを点火操作すると、火力表示部21Bの赤外線発光部28とグリル表示部21Dの赤外線発光部28の両方から赤外線信号が発せられ、この赤外線信号が、カバー27L,27Rと切欠部26L,26Rと透光板23を順に透過又は通過して、前面パネル16L,16Rの前方へ所定の広がり角度をもって出力される。この出力された赤外線信号は、ガスコンロ10の前方に立っている調理者300の身体で反射して、換気装置200に設けた受信部(図示せず)で受信される。これにより、4つのうちいずれか1つの操作レバー20A〜20Dが点火操作されると、換気装置200が作動を開始する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、透光部(透光板)を、透光部の裏面側の物体が輪郭の鮮明な状態で見える透明な材料のものとしたが、透光部は、透光部の裏面側の物体が輪郭の不鮮明な状態で見える半透明な材料のものであってもよい。
(2)上記実施形態では透光部を板状の部品として製造したものとしたが、透光部としてはこれに限らず、コーティングによって形成することもできる。この場合、遮光部を板状部材として製造しておき、この遮光部の前面とカバーの前面とを面一状に配置することによって概ね平坦なコーティング面を形成し、このコーティング面に透光性を有する材料でコーティングを施せばよい。
(3)上記実施形態では遮光部(遮光層)が可視光線と赤外線の両方を透過させないものであったが、本発明によれば、透光部は、可視光線は透過させないが、赤外線を透過させるものであってもよい。
(4)上記実施形態ではカバーの色を黒色としたが、本発明によれば、カバーは黒色以外の色であってもよい。
(5)上記実施形態では透光部の裏面に遮光性を有するインクを用いて印刷することによって遮光部を形成したが、本発明によれば、遮光部は、透光部とは別体の板状の部品として製造したものを、透光部の裏面に貼り付けた形態であってもよい。
(6)上記実施形態ではカバーの色と遮光部のうち機能表示部以外の領域の色とを互いに異なる色に配色したが、本発明によれば、カバーの色と、遮光部のうち機能表示部以外の領域の色を同じ色としてもよい。
(7)上記実施形態では切欠部を絵柄や火力表示等の特定の調理機能を表示するための機能表示部として機能する形状としたが、切欠部の形状は、調理とは無関係の形状であってもよく、数字や文字等であってもよい。
(8)上記実施形態では加熱調理器が上面にガスバーナを有するガスコンロである場合について説明したが、本発明は、加熱調理器がグリル専用調理器である場合にも適用できる。
(9)上記実施形態では点火操作時に出力される赤外線信号として、4つの操作レバーにおいて全て同じ波長の赤外線を用いたが、4つの操作レバーを識別するために、各操作レバー毎に波長の異なる4種類の赤外線を用いてもよい。
(10)上記実施形態では消火操作時に出力される赤外線信号として、4つの操作レバーにおいて全て同じ波長の赤外線を用いたが、4つの操作レバーを識別するために、各操作レバー毎に波長の異なる4種類の赤外線を用いてもよい。
16L,16R…前面パネル
20A〜20D…操作レバー(調理用操作部)
21B…火力表示部(機能表示部)
21D…グリル表示部(機能表示部)
23…透光板(透光板)
24…遮光層(遮光部)
26L,26R…切欠部
27L,27R…カバー
28…赤外線発光部
200…換気装置
Claims (3)
- 前面パネルの後方に配置され、加熱調理を行うための調理用操作部が操作されることに連動して赤外線信号を発する赤外線発光部と、
前記赤外線発光部を前方から覆うように配置され、赤外線は透過させるが可視光線は透過させないカバーとを備え、
前記赤外線発光部から前記カバーを透過して前記前面パネルの前方へ発せられた赤外線信号により、換気装置の作動を制御するようになっている加熱調理器において、
前記前面パネルは、
可視光線及び赤外線を透過させる材料からなり、前記前面パネルの全領域に亘って設けられた透光部と、
前記透光部の裏面に重なるように設けられ、可視光線を透過させない遮光部とから構成されており、
前記遮光部における前記カバーとの対応領域には、可視光線及び赤外線が通過することを可能にする切欠部が貫通して形成されており、
前記前面パネルには、特定の調理機能を表示するための所定形状を有する機能表示部が設けられ、
前記遮光部は、前記機能表示部に相当する領域と、前記機能表示部と非対応の領域とで異なる色に着色され、
前記遮光部には、前記遮光部を貫通した形態であって、前記機能表示部の少なくとも一部を構成する形状の貫通部分が設けられ、
前記貫通部分が前記切欠部となっていることで、前記赤外線発光部が前記機能表示部の範囲内に配置されていることを特徴とする加熱調理器。 - 前記遮光部は、可視光線を透過させない材料を含むインクを用いて印刷されたものであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 前記切欠部は、前記機能表示部の一部のみを構成するように切欠されており、
前記カバーは、前記機能表示部のうち前記切欠部以外の領域と同じ色とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱調理器。
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