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JP4929844B2 - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ Download PDF

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JP4929844B2
JP4929844B2 JP2006151334A JP2006151334A JP4929844B2 JP 4929844 B2 JP4929844 B2 JP 4929844B2 JP 2006151334 A JP2006151334 A JP 2006151334A JP 2006151334 A JP2006151334 A JP 2006151334A JP 4929844 B2 JP4929844 B2 JP 4929844B2
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    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0289Details of friction surfaces of the lock-up clutch

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Description

本発明はトルクコンバータに関するものである。
従来、ロックアップクラッチの耐久性を良くするために、ロックアップクラッチのクラッチフェーシング面を複数有し、そのうちの一つをテーパ面にするものが、特許文献1に開示されている。
特開平11−230305号公報
上記の発明は、低速時のロックアップクラッチの締結力が小さいスリップロックアップ時にはケーシングの面に均一に当接するようにテーパ面を形成するので、低速時には面圧分布を均一にすることができ、ロックアップクラッチの耐久性を良くすることができる。
しかし、低速時以外の領域では、面圧分布が均一とはならずに、フェーシング面の摩擦材や摩擦面が局所的に高くなり、ロックアップクラッチ、つまりトルクコンバータの耐久性が悪くなるといった問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決するために発明されたもので、多様な速度領域でもロックアップクラッチの耐久性を良くすることを目的とする。
本発明では、ポンプインペラと作動流体とタービンランナーとを収容するケーシングと、ケーシングの内壁面に対峙し、運転状態に基づいてケーシングの一部と連結してトルクコンバータの入出力要素間を機械的に締結可能な環状の接触部を有するロックアップクラッチと、を備えたトルクコンバータにおいて、内壁面と対峙する接触部の面は、環状の円周方向に対する断面が第1の曲面であり、ケーシングは、第1の曲面と向かい合う内壁面に第1の曲面と接触可能な第2の曲面を有し、第1の曲面と同一方向に湾曲する突出部を備える。
本発明によると、ロックアップクラッチの締結状態にかかわらず、接触部とケーシングとの接触面積を確保することができ、接触部の劣化を抑制することができる。つまりトルクコンバータの耐久性を向上させることができる。
本発明の実施形態のトルクコンバータ1を図1、図2の概略構成図を用いて説明する。なお図2は図1のA部の概略拡大図である。
トルクコンバータ1は、例えばエンジンなどで生じた回転が伝達される入力軸5の回転と一体に回転するトルクコンバータケーシング(ケーシング)2と、トルクコンバータケーシング2と一体に回転するポンプインペラ3と、ポンプインペラ3と対向して配置され、ポンプインペラ3の回転を出力軸6に伝達するタービンランナー4と、を備える。また、入力軸5の回転を出力軸6に直接伝達するためのロックアップクラッチ10を備える。
トルクコンバータケーシング2は、後述する接触部11の面11aと向かい合う箇所に、ロックアップクラッチ10側へ突出(湾曲)する突出部9を備える。面11aと向かい合う突出部9の面(第2の曲面)9aは、半径(第2の半径)r2の円弧形状である。突出部9は、トルクコンバータ1の中心(入力軸5、出力軸6側)に対して、比較的外側に設ける。
ロックアップクラッチ10は、例えば車速、スロットル開度などの運転状態に基づいてトルクコンバータケーシング2に押しつけられて、入力軸5の回転を出力軸6に直接伝達する環状の接触部11を備える。
接触部11は、ポンプインペラ3側へ突出(湾曲)し、トルクコンバータケーシング2と対峙する面11aは、接触部11の円周方向に対する断面が、半径(第1の半径)r1の円弧形状である。
突出部9の半径r2と、接触部11の半径r1と、を比較すると半径r1の方が大きい。なお、半径r1と半径r2との差は小さいことが望ましく、略同一半径とすることが望ましい。これにより接触部11の面11aと突出部9の面9aとが接触した場合に、接触面積を大きくすることができる。
ロックアップクラッチ10は、例えば車速、スロットル開度などの運転状態に基づいて制御されたロックアップクラッチ10の両側の油圧によって、例えば車速が低い場合などには接触部11と突出部9とが接触しないタービン状態と、車速が高くなった場合に接触部11を突出部9に接触するスリップ状態と、さらに車速が高くなった場合に接触部11と突出部9とを締結するロックアップ状態と、に切り替えられる。
タービン状態ではポンプインペラ3の回転が、ポンプインペラ3とタービンランナー4との間のATF(作動流体)を介してタービンランナー4に伝達され、さらに出力軸6に伝達される。
ロックアップ状態では、接触部11と突出部9とが油圧によって連結し、入力軸5の回転を出力軸6に直接、機械的に伝達(締結)する。
スリップ状態では、接触部11と突出部9とが完全に締結せずに、入力軸5の回転の一部をロックアップクラッチ10によって出力軸6に伝達する。
ロックアップクラッチ10は、その両側におけるトルクコンバータアプライ圧PAとトルクコンバータレリーズ圧PRとの差圧PA−PRに応動する。レリーズ圧PRがアプライ圧PAよりも高いと接触部11と突出部9とが接触せずに、入力軸5の回転を出力軸6へ機械的に伝達しない。また、レリーズ圧PRがアプライ圧PAよりも低くなると接触部11と突出部9とが接触し、入力軸5の回転の一部を機械的に出力軸6へ伝達する。そして、レリーズ圧PRがアプライ圧PAと差圧がさらに大きくなると、ロックアップクラッチ10とトルクコンバータケーシング2とが締結されて、入力軸5の全ての回転を出力軸6へ機械的に伝達(締結)する。
締結に際しロックアップクラッチ10の締結力、つまりロックアップ容量は、差圧PA−PRに影響され、この差圧が大きい程ロックアップクラッチ10の締結力が増大してロックアップ容量が増大する。また、ロックアップ容量は、接触部11の面11aと突出部9の面9aとの接触面積によっても影響を受け、接触部11の面11aと突出部9の面9aとの接触面積が大きくなる程、同一のロックアップ容量を得るための差圧PA−PRを小さくすることができる。
この実施形態において、差圧PA−PRが比較的小さい場合の接触部11と突出部9の様子を図3に示し、差圧PA−PRが比較的大きい場合の接触部11と突出部9との様子を図4に示す。
差圧PA−PRが小さい場合、つまりスリップ状態、またはロックアップ状態でもロックアップ容量が比較的小さい場合には、接触部11と突出部9とのモーメント中心は、例えば図3中a点となる。この場合には、a点で面圧が一番高くなり、a点から接触部11の面11aに沿って面圧は小さくなる。この場合、接触部11と突出部9とは、接触部11の面11aの比較的大部分で突出部9の面9aと接触し、接触面積を確保することができ、差圧PA−RRを大きくせずに所望のスリップ状態を得ることができる。また差圧PA−PRを大きくせずに所望のロックアップ容量を得ることができる。
また、差圧PA−PRが大きい場合、つまりロックアップ状態でロックアップ容量が比較的大きい場合には、接触部11と突出部9とのモーメント中心は、例えば図4中b点となり、トルクコンバータ1の中心側へ遷移する。この場合には、b点で面圧が一番高くなり、b点から接触部11の面11aに沿って面圧は小さくなる。このような場合でも接触部11と突出部9とは、接触部11の面11aの比較的大部分で突出部9の面9aと接触し、接触面積を確保することができ、差圧PA−PRを大きくせずに所望のロックアップ容量を得ることができる。
この実施形態では、接触部11と突出部9をポンプインペラ3側へ突出させたが、図6に示すように、これとは逆側に突出させてもよい。この場合には、接触部11の面11aの円弧形状を例えば半径r2とし、突出部9の面9aの円弧形状を半径r2よりも小さい例えば半径r1とすることが望ましい。
この実施形態では、半径r1と半径r2とを円弧形状としたが、これに限られることはなく、例えば楕円形状としても良い。また、接触部11を略平面形状としても良い。
本発明の実施形態の効果について説明する。
図5にトルクコンバータアプライ圧PAとトルクコンバータレリーズ圧PRとの差圧PA−PRが比較的大きな差圧となった場合の接触部11の位置と面圧との関係を示す。なお、接触部11と突出部9とを設けずに直線形状とした場合(以下、比較例とする)を破線で示す。
比較例では、接触部はトルクコンバータの中心側で面圧が大きくなる。これはトルクコンバータアプライ圧PAとトルクコンバータレリーズ圧PRとの差圧PA−PRによって、トルクコンバータ1の中心側のロックアップクラッチ10が撓み、トルクコンバータ1の中心側に位置する接触部がモーメント中心となるためである。そのため、外側の接触部がトルクコンバータケーシングと接触せずに、接触部の接触面積が小さくなるので、ロックアップ容量を得るためには差圧PA−PRを大きくする必要があり、接触部の摩擦材の剥離や局所的な温度上昇を招く恐れがある。また、差圧PA−PRを大きくするためには例えばライン圧を高くする必要があり、油圧ポンプにおける燃費を悪くする恐れがある。
この実施形態では、半径r1の円弧形状の面11aを有する接触部11と、半径r2の円弧形状の面9aを有する突出部9と、を備えることで、接触部11と突出部9とのモーメント中心は比較例と比べると、トルクコンバータ1の外側となる。また、差圧PA−PRが大きくなり、ロックアップクラッチ10が撓んだ場合でも、接触部11の面11aと突出部9の面9aとの接触面積を確保することができ、所望のロックアップ容量を得るための差圧PA−PRを小さくすることができ、面圧を小さくすることができる。これにより、ロックアップクラッチ10の締結状態にかかわらず、接触部11と突出部9との接触面積を広くすることができ、接触部11の摩擦材の剥離を抑制し、局所的な温度上昇を抑制することができる。そのため接触部11などの劣化を抑制し、トルクコンバータ1の劣化を抑制することができる。
また、所望のロックアップ容量を得るための差圧PA−PRを小さくすることができ、油圧ポンプなどの燃費を良くすることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態のトルクコンバータの概略構成図である。 図1のA部の概略拡大図である。 差圧が比較的小さい場合の接触部と突出部との関係を示す図である。 差圧が比較的大きい場合の接触部と突出部との関係を示す図である。 接触部の位置と面圧との関係を示す図である。 本発明の実施形態の変更例を示す図である。
符号の説明
1 トルクコンバータ
2 トルクコンバータケーシング(ケーシング)
3 ポンプインペラ
4 タービンランナー
9 突出部
9a 面(第2の曲面)
10 ロックアップクラッチ
11 接触部
11a 面(第1の曲面)

Claims (3)

  1. ポンプインペラと作動流体とタービンランナーとを収容するケーシングと、
    前記ケーシングの内壁面に対峙し、運転状態に基づいて前記ケーシングの一部と連結してトルクコンバータの入出力要素間を機械的に締結可能な環状の接触部を有するロックアップクラッチと、を備えたトルクコンバータにおいて、
    前記内壁面と対峙する前記接触部の面は、前記環状の円周方向に対する断面が第1の曲面であり、
    前記ケーシングは、前記第1の曲面と向かい合う前記内壁面に前記第1の曲面と接触可能な第2の曲面を有し、前記第1の曲面と同一方向に湾曲する突出部を備えることを特徴とするトルクコンバータ。
  2. 前記第1の曲面は、前記ポンプインペラの方へ湾曲し、第1の半径を有する円弧形状であり、
    前記第2の曲面は、前記第1の半径よりも小さい第2の半径を有する円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータ。
  3. 前記第1の曲面は、前記ケーシングの方へ湾曲し、第2の半径を有する円弧形状であり、
    前記第2の曲面は、前記第の半径よりも小さい第1の半径を有する円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータ。
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