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JP4923436B2 - ガス燃焼式打込み工具 - Google Patents

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JP4923436B2
JP4923436B2 JP2005137773A JP2005137773A JP4923436B2 JP 4923436 B2 JP4923436 B2 JP 4923436B2 JP 2005137773 A JP2005137773 A JP 2005137773A JP 2005137773 A JP2005137773 A JP 2005137773A JP 4923436 B2 JP4923436 B2 JP 4923436B2
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Description

本発明は、可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、燃焼ガス圧により駆動される打撃ピストン・シリンダ機構と、打撃ピストンに結合したドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、ノーズ部にファスナーを送る送りピストン・シリンダ機構とを備えるとともに、上記送りピストン・シリンダ機構の送り爪の退避作動を遅延させる作動遅延機構を備えたガス燃焼式打込み工具に関する。
ガス燃焼式打込み工具の一例として、ボディ内に密閉された燃焼室内へ可燃性ガスを注入して燃焼室内で可燃性ガスと空気との混合ガスを撹拌し、撹拌された混合ガスを燃焼室内で燃焼させることによって燃焼室内に高圧の燃焼ガスを発生させ、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容されている打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバによって、ボディの下方のノーズ部に供給された釘を鋼板やコンクリートへ打ち込むようにした燃焼ガス駆動打込み機が知られている。このような燃焼ガス駆動打込み機では可燃性ガスを充填したガスボンベ等の容器を工具内に装着するとともに、可燃性ガスに着火するための電力源であるバッテリーを工具に装着することによって携帯が可能な工具として形成されており、電力や圧縮空気等の動力供給源に拘束されることなく釘やピンの打ち込み作業を行うことが可能にされている。
上記ガス燃焼式打込み工具では、マガジンに収納された連結ファスナーを順次ノーズ部に送り込む送り機構が設けられている。この送り機構としては、鞘状のマガジンに多数のファスナーを真直状に連結してなる連結ファスナーを収容し、この連結ファスナーを定出力バネによって常時ノーズ部側に押圧し、ノーズ部内の射出口に供給されたファスナーが打ち込まれた後は直ちに次位のファスナーがノーズ部内に供給するようにしたものが知られている。
しかしながら、このような直状マガジンでは収容されるファスナーの数は少ないので、多数のファスナーをコイル状にまき回した連結ファスナーを収容できる円筒状のマガジンを取り付けることが求められている。ところが、円筒状マガジンにおけるファスナーの送り機構としては、送りピストン・シリンダ機構が一般的である。これは、送りシリンダに摺動自在に収容された送りピストンに、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を設け、該送り爪をノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させるものである。
したがって、上記送りピストン・シリンダ機構とともに円筒状マガジンを採用することができる。この場合、送りピストン・シリンダ機構の送りピストンはバネと燃焼室の燃焼ガスの圧力を利用して往復動させることが考えられる。送りピストンの送りはバネで、退避作動はガス圧で往復動させるものである。
ところが、燃焼室と送りシリンダとを直結した構成では、図12(a)に示されるように、燃焼ガスは打撃ピストンと送りピストン(送り爪)の両者にほとんど同時に作用するので、打撃ピストンの打撃作動とほとんど同時に送りピストンも退避作動し、打ち込み時にファスナーが不安定になる。つまり、送りピストンがバネによって送り位置にとどまっていることによりノーズ部内に供給された先頭の釘は送り爪によって押圧されているので、姿勢が安定する。ドライバによってファスナーが打ち出されている間はファスナーの姿勢が安定しているのが好ましい。しかし、燃焼ガスの圧力によって打撃機構が作動し、打撃ピストンとともにドライバが駆動されてファスナーを打撃すると同時に送りピストンが退避作動すると、ファスナーを押圧保持する力が失われてその姿勢が不安定になってしまい、ファスナーを正しい姿勢で確実に打ち込むことができない。
このため、打撃機構の打撃ピストンの作動タイミングを遅らせる手段として、打撃ピストンの上死点よりも少し下の位置で打撃シリンダから燃焼ガスを取り出すことにより、打撃ピストンの作動タイミングを遅延させることが考えられている。
特開平8−252806号公報
しかしながら、打撃ピストンの上死点よりも少し下の位置では燃焼ガスの圧力が少し減圧してしまうので、送り機構の送りシリンダに送られる圧力も低くなってしまう。このため、送りシリンダ内に供給されるガス量も大きくしなければならないから、送り機構も大きくせざるを得ない。
本発明は前記問題点を解消し、ファスナーの送り機構である、送りピストン・シリンダ機構に十分に高い圧力を供給しつつ、上記送りピストン・シリンダ機構における送りピストンの退避作動を遅らせることができるガス燃焼式打込み工具を提供することをその課題とする。
請求項1に係る発明は、可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、上記作動遅延機構は、上記ガス管路の中途部に、一端が燃焼室に、他端が上記送りシリンダに開口する遅延シリンダを配置し、上記燃焼ガスの圧力で上記遅延シリンダ内を摺動する遅延ピストンを上記遅延シリンダの上記一端から他端に摺動させたときに遅延シリンダ内で圧縮された空気を上記遅延シリンダの他端から上記送りシリンダに供給するものであることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、上記作動遅延機構は、上記ガス管路に、上記燃焼室から送りシリンダへのガス供給を遅延させるガス溜め空間部を形成したものであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、上記作動遅延機構は、上記ガス管路の中途部に、弁体が一端にあるときに上記ガス管路を遮断し、燃焼ガスの圧力によって上記弁体が他端に移動したときに上記ガス管路を開通させるタイミングバルブ機構であることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して作動させる作動遅延機構を設けた構成であるから、燃焼室の燃焼に伴って打撃ピストンが打ち込み作動し、これに遅れて送りピストンが退避作動することになるから、打撃ピストンの打ち込み作動によりノーズ部内の先頭釘がドライバに打撃されて打ち出されるまでは送りピストンは退避作動しない。したがって、ノーズ部から打ち出されるとき上記先頭釘はノーズ部内に押し付けられ、姿勢が安定した状態となっているから、正しく打ち出される。
また、ガス管路からは燃焼室(打込みピストンの上部)で燃焼した燃焼ガスの圧力が送りピストン・シリンダ機構に送られるので、十分に高い圧力を供給することができる。また、上記ガス管路の中途部に、一端が燃焼室に、他端が上記送りシリンダに開口する遅延シリンダを配置し、上記燃焼ガスの圧力で上記遅延シリンダ内を摺動する遅延ピストンを上記遅延シリンダの上記一端から他端に摺動させたときに遅延シリンダ内で圧縮された空気を上記遅延シリンダの他端から上記送りシリンダに供給する構成であるから、燃焼室側のガス圧の供給は、遅延ピストンが一端から他端まで摺動するときに圧縮された空気が送りピストンを退避させるのに十分に昇圧するまでの時間だけ遅れさせることができる。
請求項に係る発明は、上記ガス管路に、上記燃焼室から送りシリンダへのガス供給を遅延させるガス溜め用空間部又は絞り部を形成した構成であるから、燃焼室側のガス圧の供給速度は、上記ガス溜め用空間部又は絞り部で鈍ることになるので、空気圧が送りピストンを退避させるのに十分に昇圧するまでの時間だけ送りピストン退避作動を遅れさせることができる。
請求項に係る発明は、ガス管路の中途部に、弁体が一端にあるときに燃焼室と送りシリンダとを連結するガス管路を遮断し、燃焼ガスの圧力によって上記弁体が他端に移動したときに上記ガス管路を開通させるタイミングバルブ機構を設けた構成であるから、燃焼室で混合ガスが燃焼しても、弁体が上記上死点位置から開通位置に移動するまでの間、ガス管路は遮断され、燃焼ガスの圧力は遅延シリンダには供給されないから、送りピストンを退避させるのに十分な時間だけ送りピストン退避作動を遅れさせることができる。
本発明は、可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具を前提とし、上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して作動させる作動遅延機構を設けたものである。
なお、本発明に係る打込み工具は、釘打機に限定されない。燃焼によって動力が伝達され、連結された頭付き棒材(釘、ネジ)や頭無し棒材(平行ピン)等のファスナーを送る打込み工具に適用することができる。
次に、具体的実施形態について説明する。
図1において符号1はガス燃焼式釘打機のボディを示す。このボディ1には、グリップ2とマガジン3とが連設されているとともに、打撃ピストン・シリンダ機構4と燃焼室5とノーズ部6と釘送り用の送りピストン・シリンダ機構7とが設けられている。
打撃ピストン・シリンダ機構4は、打撃シリンダ9内に打撃ピストン10を摺動自在に収容するとともに、打撃ピストン10の下方にドライバ11を一体的に結合させたものである。
燃焼室5は、上記打撃ピストン10の上端面と打撃シリンダ9と上部ハウジング12の内部に形成された上部壁(シリンダヘッド)13と両者間に配置されている環状の可動スリーブ14とによって形成されており、可動スリーブ14を上方に移動させることにより密閉された燃焼室5が形成され、下方に移動させることにより燃焼室5の上部が大気に連通するように構成されている。
すなわち、可動スリーブ14は図2に示されるように、リンク部材19を介してコンタクトアーム15と連係している。リンク部材19は、打撃シリンダ9の下方に配置された篭状底部19aの端部から打撃シリンダ9の外周部に沿ってアーム部19bを延長形成してなるもので、アーム部19bの上端は上記可動スリーブ14に連結され、篭状底部19aは打撃シリンダ9の下面との間に設けられたバネ29により下方に付勢されている。また、コンタクトアーム15はノーズ部6に沿って上下に摺動自在に設けられ、その下端15aはノーズ部6から突出し、ノーズ部6とともに上記下端15aを被打込み材Pに押し付けることにより、ノーズ部6に対して相対的に上方に移動するようになっている(図3参照)。そして、リンク部材19の篭状底部19aの下面はコンタクトアーム15の上端15bに係合している。このため、ノーズ部6を被打込み材Pに押し付けることによりコンタクトアーム15が相対的に上方に移動し、リンク部材19をバネ29に抗して押し上げて可動スリーブ14を上方に移動させる。これにより密閉された燃焼室5が形成される。その反対に、ノーズ部6を被打込み材Pから離反させることにより、コンタクトアーム15は相対的に下方に移動し、リンク部材19と可動スリーブ14はバネ29により下方に移動し、燃焼室5は大気に開放される。
このように、釘打機を起動させる際に、可動スリーブ14はコンタクトアーム15を被打込み材Pに押し付ける行為と連動して相対的に図3に示す上方位置に移動し、燃焼室5内を大気と遮断する。これに対し、釘打ち込み直後に生じた反動によって釘打機が持ち上がったとき、コンタクトアーム15は図4のように自重によりノーズ部6に沿って下方に移動するが、後述のように、燃焼室5内は釘打ち込み直後は負圧となっており、可動スリーブ14(とリンク部材19)は同じ位置に保持されるため、コンタクトアーム15とリンク部材19の篭状底部19aとは互いに離れる。その後、打撃ピストン10が原位置まで上昇し燃焼室5が大気に開放されると、可動スリーブ14とリンク部材19とはバネ29により下方に移動し、再びコンタクトアームに係合して一体となる。
上部ハウジング12には、ガス容器に連通する噴射ノズル17と、混合ガスに添加して燃焼させるための点火プラグ18が配置されている。また、上部ハウジング12には、燃焼室5内に噴射された可燃性ガスを燃焼室5内の空気と撹拌させて燃焼室5内で所定の空燃比の混合ガスを生成するための回転ファン20が設けられている。
ノーズ部6は上記ドライバ11の摺動を案内するとともに、マガジン3に開口している。
送りピストン・シリンダ機構7は、図5(a)(b)に示されるように、送りシリンダ21内に摺動自在に収容された送りピストン22に送り爪23を連結させ、送りピストン22とともに送り爪23をマガジン3に収納された連結釘Nに係脱させて、上記ノーズ部6側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させるものである。送りピストン22が送り方向の移動端まで移動したときは、連結釘Nの先頭釘N1はノーズ部6の射出口24内に押し込まれる。したがって、送りピストン22が上記送り方向の移動端位置にある状態では、連結釘Nも動かないので、先頭釘N1は射出口24内に保持される。
次に、上記送りピストン・シリンダ機構7の送りシリンダ21には、常時送りピストン22を送り方向に付勢するバネ25が設けられている。これに対し、送りシリンダ21の上記バネ25と反対側はガス管路26を介して上記燃焼室5と連結している。そして、ガス管路26の中途部には、遅延機構として遅延ピストン・シリンダ機構Aが設けられ、遅延シリンダ27内に遅延ピストン28が摺動自在に収容されている。
上記遅延シリンダ27の上端は燃焼室5に、下端は送りシリンダ21に開口するように配置され、燃焼ガスの圧力で遅延ピストン28を上記遅延シリンダ27の上端から下端に摺動させたときに遅延シリンダ27内で空気が圧縮され、圧縮された空気圧を上記遅延シリンダ27の下端から上記送りシリンダ21に供給する。
また、遅延シリンダ27の下端側部には大気中の空気を取り入れるための第1の逆止弁31が配置され、また遅延シリンダ27の下方には第2の逆止弁32が配置されている。さらに、ガス管路26の中途部には第2の逆止弁32と送りシリンダ21との間には開閉弁33が設けられている。これは、リンク部材19の作動に連動するもので、常時はバルブステム33aは図1のようにリンク部材19の底部19a(詳しくは図3参照)に押圧されてガス管路26を大気に開く位置にあり、打ち込みにあたり、図3のようにノーズ部6の先端を被打込み材Pに押し付けて釘打機に対しコンタクトアーム15を相対的に上動させると、上記底部19aがバネ29に抗して押し上げられて上動し、これに応じてバルブステム33aが上記ガス管路26と大気とを遮断する位置に移動する。
次に、上記作動遅延機構の作動態様について説明すると、まず、釘の打ち込みにあたり、図3及び図6に示されるように、ノーズ部6を被打込み材Pに強く押し付け、コンタクトアーム15を相対的に上動させることにより、可動スリーブ14が上動して密閉した燃焼室5を形成するとともに、燃焼室5内に噴射ノズル17から可燃性ガスが噴射され、回転ファン20が回転して可燃ガスと空気とを撹拌混合する。またコンタクトアーム15の上動により開閉弁33はガス管路26を大気に対して遮断する。次に、トリガ16を引くと、点火プラグ18が混合ガスに点火し、混合ガスは燃焼して爆発的に膨張する。この燃焼ガスの圧力が打撃ピストン10の上面に作用して下方に駆動するので、ドライバ11がノーズ部6の射出口24内に供給されている先頭釘を打撃し、被打込み材P中に打ち込む。
同時に、燃焼室5の燃焼ガスの圧力はガス管路26から作動遅延機構を構成する遅延ピストン・シリンダ機構Aの遅延ピストン28の上面にも作用するので、遅延ピストン28も上端から下端に摺動する。このとき、既に遅延シリンダ27内には第1の逆止弁31から大気中の空気が取り入れられており、また遅延シリンダ27の下方には第2の逆止弁32があるので、遅延ピストン28の下方摺動により上記空気は圧縮される。そして、所定の圧力まで昇圧すると、第2の逆止弁32のバネ34に抗して圧縮された空気が上記遅延シリンダ27の下端から上記送りシリンダ21に供給されるので、送りピストン22が退避方向に移動する。
このように、燃焼室5から送りシリンダ21に対するガス圧の供給は、遅延ピストン28が上端から下端まで摺動するときに遅延シリンダ27内で圧縮された空気の圧力が送りピストン22を退避させるのに十分に昇圧するまでの時間だけ上記退避作動を遅れさせることができる。
上述のように、燃焼室5の燃焼に伴って打撃ピストン10が打ち込み作動し、その後送りピストン22が退避作動することになるから、図6に示されるように、打撃ピストン10の打ち込み作動によりノーズ部6内の先頭釘がドライバ11に打撃されて打ち出されるまでは送りピストン22の送り爪23が作動しないので、上記先頭釘はノーズ部6の射出口24内壁に保持されて姿勢が安定した状態となっているから、正しく打ち出される。その後、図7に示されるように、遅延ピストン28が下死点に到達すると、送りピストン22は元の位置に戻る。
なお、打ち込み時の打撃ピストンと送り爪(送りピストン)の動作タイミングのずれの様子は図12(b)に示したとおりである。
打ち込みが完了すると、燃焼室5内の温度が急激に下がるので、打撃シリンダ9まで拡大した打撃ピストン10の上方空間は負圧となり、下からの大気圧との差圧によって元の容積に戻ろうとするので、図4、図8に示されるように、打撃ピストン10は上死点にリターン移動する。同様に、遅延ピストン28も上死点に戻る。これに対し、燃焼室5を開放すると、篭状底部19aがバネ29によって下動し、開閉弁33を押し下げるので、開閉弁33がガス管路26を大気に開き、送りシリンダ21から圧縮空気が開閉弁33から大気に排出されて減圧し、送りピストン22は図5(a)(b)に示されるように、バネ25の力により釘送り方向に移動し、新たな先頭釘がノーズ部6内に供給される。
なお、ガス管路からは燃焼室で(打込みピストンの上部で)燃焼した燃焼ガスの圧力が送りピストン・シリンダ機構に送られるので、十分に高い圧力を供給することができる。
次に、図9は、上記遅延ピストン・シリンダ機構Aに代わる作動遅延機構を示すもので、この作動遅延機構Bは、燃焼室5と送りピストン・シリンダ機構7との間にガス溜め用空間部35を形成した遅延チャンバ機構によって構成されている。なお、上記部材と同じ部材は同符号で示す。打ち込み時の一連の動作も図3、図6、図7および図8とおなじであるから、説明は省略する。
上記構成によれば、釘の打ち込みにあたり、上述と同じ要領で燃焼室5内の混合ガスに点火して燃焼させると、燃焼ガスの圧力で打撃ピストン10を下方に駆動し、ドライバ11がノーズ部6の射出口内に供給されている先頭釘を打撃し、被打込み材中に打ち込む。
同時に、燃焼室5の燃焼ガスの圧力はガス管路26から送りピストン・シリンダ機構7に供給されるが、その途中にはガス溜め用空間部35が形成されているので、このガス溜め用空間部35に燃焼ガスが充満して所定の圧力になるまでは送りピストン22を作動させることはできない。ガス管路26内が所定の圧力まで昇圧すると、燃焼ガスが上記送りシリンダ21に供給されるので、送りピストン22が退避方向に移動する。
このように、燃焼ガスがガス溜め用空間部35に充満して所定の圧力になるまでの間、送りシリンダ21に対するガス圧の供給は十分ではないので、上記ガス圧が送りピストン22を退避させることが可能な程度に昇圧するまでの時間だけ送りピストン22の作動を遅れさせることができる。したがって、先頭釘を安定な姿勢に保持した状態で打ち込むことができる。
打ち込みが完了すると、燃焼室5内における打撃ピストン10の上方空間は負圧となって打撃ピストン10は上死点に復帰移動する。同様に、ガス管路26も負圧となるから送りピストン22はバネ25の力で送り方向に移動し、新たな先頭釘がノーズ部6内に供給される。
なお、上記作動遅延機構は、ガス管路26に、上記ガス溜め用空間部35ではなく、図10に示されるような遅延用の絞り部36を形成することによって構成してもよい。
この場合は、燃焼ガスは絞り部36を通過するのに時間がかかるので、通過した燃焼ガスが送りピストン22を退避させることが可能な程度に昇圧するまでの間、送りピストン22の退避作動を遅延させることができる。
絞り部は図に示された部位に限定されない。ガス管路のどの位置に設けてもよい。
次に、図11は上記とは別の作動遅延機構を示すもので、この作動遅延機構は、ガス管路26の中途部に設けられた遅延用タイミングバルブ機構Cによって構成されている。なお、上記部材と同じ部材は同符号で示す。打ち込み時の一連の動作も図3、図6、図7および図8とおなじであるから、説明は省略する。
すなわち、遅延用タイミングバルブ機構Cは、上端と側部とをガス管路26に接続する開口部37、38を形成したバルブシリンダ40内に弁体41を摺動自在に収容し、この弁体41をバネ42により常時上死点にあるように付勢したもので、弁体41が上死点にあるときはガス管路26は遮断され、弁体41が下方に移動して、点線で示すように、側部開口部38を通過したときはガス管路26が開通するように構成されている。
上記作動遅延機構によれば、釘の打ち込みにあたり、上述と同じ要領で燃焼室5内の混合ガスに点火して燃焼させると、燃焼ガスの圧力で先頭釘は被打込み材中に打ち込まれる。
同時に、燃焼室5の燃焼ガスの圧力はガス管路26から送りピストン・シリンダ機構7に供給されるが、その途中には遅延用タイミングバルブ機構Cが設けられているので、弁体41が点線のように上死点から開通位置に移動するまでの間は送りシリンダ21には供給されない。そして、ガス管路26内が所定の圧力まで昇圧すると、送りピストン22が退避方向に移動する。
このように、弁体41が移動してガス管路26が開通して所定の圧力になるまでの間、送りピストン22の作動を遅れさせることができるから、先頭釘を安定な姿勢に保持した状態で打ち込むことができる。
打ち込みが完了すると、打撃ピストン10は上死点に復帰移動するとともに、ガス管路26も負圧となるから弁体41は上死点に移動し、送りシリンダ21側のガス管路26内のガスはバルブシリンダ40の下端の開口部39から大気に排出される。このため、送りピストン22はバネの力によって釘送り方向に作動し、新たな先頭釘がノーズ部内に供給される。なお、マガジンは、円筒状マガジン3以外に、送り爪により供給する直状マガジンでも可能である。
ガス燃焼式釘打機の非作動時の要部を示す縦断面図である。 コンタクトアームとリンク部材の取付状態を示す釘打機の要部の正面図である。 上記釘打機の打ち込み開始時の状態を示す縦断面図である。 上記釘打機の打ち込み終了直後の状態を示す縦断面図である。 (a)(b)は釘送りピストン・シリンダ機構を裏側からみた側面図及び釘送り爪の釘送り状態を示す縦断面図である。 上記遅延ピストン・シリンダ機構の釘送りピストンの退避開始状態を示す縦断面図である。 上記遅延ピストン・シリンダ機構の釘送りピストン退避状態を示す縦断面図である。 打撃ピストンのリターン途中の状態を示す縦断面図である。 ガス燃焼式釘打機を遅延チャンバ機構とともに示す縦断面図である。 ガス燃焼式釘打機を遅延絞り機構とともに示す縦断面図である。 ガス燃焼式釘打機を遅延タイミングバルブ機構とともに示す縦断面図である。 (a)(b)は燃焼室と送りシリンダとを直結した場合と遅延作動機構を設けた場合における送り爪と打撃ピストンのタイミングのずれを示すタイミングチャート図である。
A 遅延ピストン・シリンダ機構
B 遅延チャンバ機構
C 遅延用タイミングバルブ機構
5 燃焼室
7 送りピストン・シリンダ機構
26 ガス管路
28 遅延ピストン
35 ガス溜め用空間部
41 弁体

Claims (3)

  1. 可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、
    上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、
    上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、
    上記作動遅延機構は、上記ガス管路の中途部に、一端が燃焼室に、他端が上記送りシリンダに開口する遅延シリンダを配置し、上記燃焼ガスの圧力で上記遅延シリンダ内を摺動する遅延ピストンを上記遅延シリンダの上記一端から他端に摺動させたときに遅延シリンダ内で圧縮された空気を上記遅延シリンダの他端から上記送りシリンダに供給するものであることを特徴とするス燃焼式打込み工具。
  2. 可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、
    上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、
    上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、
    上記作動遅延機構は、上記ガス管路に、上記燃焼室から送りシリンダへのガス供給を遅延させるガス溜め空間部形成したものであることを特徴とするス燃焼式打込み工具。
  3. 可燃性ガスと空気とを撹拌混合して得た混合ガスを爆発的に燃焼させる燃焼室と、この高圧の燃焼ガスを打撃シリンダ内に収容された打撃ピストンに作用させて打撃ピストンを打撃シリンダ内で衝撃的に駆動させ、この打撃ピストンの下面側に結合されているドライバを摺動案内してファスナーを打ち出すノーズ部と、マガジンに収納された連結ファスナーに係脱する送り爪を上記ノーズ部側に送る釘送り方向とその反対の退避方向に往復動させる送りピストン・シリンダ機構とを備えたガス燃焼式打込み工具において、
    上記送りピストン・シリンダ機構の送りシリンダに、上記送り爪を備えた送りピストンを常時送り方向に付勢するバネを設けるとともに、
    上記燃焼室と上記送りピストン・シリンダ機構との間にガス管路を設け、このガス管路に、上記燃焼室における混合ガスの燃焼による打撃ピストンの作動に遅延させて上記送りピストン・シリンダ機構の送りピストンを上記バネに抗して退避方向に作動させる作動遅延機構を設け、
    上記作動遅延機構は、上記ガス管路の中途部に、弁体が一端にあるときに上記ガス管路を遮断し、燃焼ガスの圧力によって上記弁体が他端に移動したときに上記ガス管路を開通させるタイミングバルブ機構であることを特徴とするス燃焼式打込み工具。
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