JP4923239B2 - 流体アクチュエータ - Google Patents
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Description
また、従来の電動マッサージ機器は、安全上の問題のためペースメーカー使用者に適用することはできなかった。これに対し、後述のように本発明の流体アクチュエータは、家庭用水道圧のみでも駆動可能なため、ペースメーカー使用者に適用しても一切問題はない。
また、従来よりロボットアーム等の先端部にハンドを備え、掘削、採取、検査などの各種動作を行うハンド型ロボットが開発されている。しかし、従来のハンド型ロボットのハンドは、物を掴む動作をさせた場合、把持する力の微妙な制御が的確にできず、人間の手に近似した柔軟かつ微妙な力操作で脆弱物品を壊さずに把持することは非常に困難であった。
このような流体アクチュエータを用いてロボットハンドを構成すれば、人間の手に近い微妙な力制御が可能になり、脆弱物品を壊すことなく柔軟にかつ安定して確実に把持できる。
なお、本発明は、指圧マッサージ動作の他に人間の手に近似した各種把持動作が可能である。
本体1に切込み3が形成され、切込み3内に扁平チューブ2が挿入される。本体1はそれ自体で弾性復帰力を有する適度な発泡性を有する例えば塩化ビニル等のプラスチック材料で構成することが構成の簡素化の点で好ましい。切込み3の両側に相互に接近・離間する作動片4,4が形成される。扁平チューブ2は、例えば伸縮性のないウレタンチューブからなり、扁平状態から広がってもチューブの材料自体は伸びない。
この例は、例えば指圧器のハンドを構成する本体5に複数の並列する切込み3を形成し、各切込み3内に扁平チューブ2を挿入したものである。(A)の状態から扁平チューブ2を広げると、(B)に示すように、各切込み3の両側の作動片4を押し広げて本体5を湾曲させる。
この例は、1本の連続した扁平チューブ2を折返して本体5の切込み3内に配設したものである。扁平チューブ2は、圧力調整可能な減圧バルブ7を介して水圧供給源となる例えば家庭用水道の蛇口6に接続される。
(A)はジグザグ状に折れ曲がって連続する扁平チューブ2を示す。このような扁平チューブ2を用いると、扁平した状態で流体を流したときに、折れ曲がり部で扁平チューブ2が密閉したまま閉塞され、高圧側の流体がそこで止まってそれ以上流れなくなることがある。
図示したように、扁平チューブ2内に線材8を挿通させることにより、扁平したチューブ内に空間9が形成される。線材8としては、針金、ワイヤその他金属製の導線あるいはプラスチック製の線状材や細いパイプ材などを用いることができる。
この例は、扁平チューブ2の内面側にチューブ長手方向に連続する溝10を形成したものである。これにより、扁平した状態の扁平チューブ2内に常に空間9が形成される。なお、溝10は、1本でもよいしあるいは複数本の溝10をチューブ内面に並列して形成してもよい。
この例は、2系統の扁平チューブ11a,11bによりアクチュエータとなるハンド13を構成する。扁平チューブ11bは親指系統であり、扁平チューブ11aはその他の指の系統である。両扁平チューブ11a,11bはともに端部が封止され、2位置切換え弁12を介して圧力供給源となる水道の蛇口6あるいは蛇口に接続された減圧装置に接続される。
この例のハンド13は、親指を含む全指を1系統の扁平チューブ14で構成したものである。扁平チューブ14は、切換え弁15を介して蛇口6又は減圧装置に接続される。この扁平チューブ14は端部が封止されず、水は流れたまま外部に流出する。切換え弁15を交互に切換えることにより、扁平チューブ14が開閉動作してハンド13を駆動し指圧マッサージ効果を付与する。
この例は、ハンド19に親指パーツ16を設けたものである。ハンド19は、前述の各ハンドと同様に扁平チューブ17により駆動される。親指パーツ16の背面にジグザグ状に折り畳んだ扁平チューブ18が配設される。この扁平チューブ18は前述の空間形成手段(図5〜図7参照)を備えている。扁平チューブ18に作動流体を供給することにより、(B)に示すように、親指パーツ16を押圧してハンド19による指圧効果を補助しマッサージ効果を高める。
弁本体25内に2個のポペット弁20,21が上下に装着される。上下の弁20,21間にリリーフ絞り23が形成される。下の弁21と弁本体25間に減圧絞り24が形成される。26はシール材である。弁20,21の断面が流体から受ける力と弁を押す力Fのつり合いによって、減圧絞り24が開閉する。入口ポート27から作動流体が導入され、Fに応じて開く減圧絞り24を通して減圧された流体が出口ポート28から流出する。出力側の圧力が高くなると、リリーフ絞り23が開いてドレンポート29から高圧流体を逃がす。
本発明の流体アクチュエータの駆動操作として、手動弁又は電磁弁により開閉する方法も可能であるが、図12に示すような回路構成とすることにより、弁駆動用エネルギーを新たに加えることなく自動的に振動を起こさせてアクチュエータを駆動することができる。
弁本体101は、上カバー102及び下カバー103を有する。弁本体101の内部に、入力ポート104が開口する入力側弁室105及び出力ポート106が開口する出力側弁室107が隔壁108を介して形成される。隔壁108の中央部に挿通孔が形成される。この挿通孔を通して第1のポペット110が装着される。第1のポペット110は、円錐状のテーパ部110aとその上部の円柱部110bとにより構成される。第1のポペット110の円柱部110bが、挿通孔内を摺動する。入力側弁室105はスリット125を介して出力側弁室107と連通する。
まず、入力ポート104から低圧の水道水を入力側弁室105に導入する。このとき、本実施例の構成では、減圧絞り部113において、第1のポペット110のテーパ部110aの上面に当接する隔壁108の挿通孔の径と、テーパ部110aの下面に結合された第1のベローズ114の径が等しい。したがって、第1のベローズ114に対しては、水道水の圧力による力は作用せず、第1のポペット110はベローズのバネ力によって上方に押し上げられる。これにより、減圧絞り部113が閉じられるとともに、第1のポペット110の円柱部110b端部が第2のポペット117を押し上げる。したがって、円柱部110b端部のリリーフ絞り部118は閉じる。このように、第2のポペット117が最大限上方に突出した初期状態では、第2のベローズ121は中立状態(バネ力が作用しない状態)より僅かに引き延ばされた状態であり、バネ力は引っ張り方向(ポペット117を下げる方向)に作用する。
Claims (6)
- 切込みを有し、該切込みの両側に相互に接近離間するとともに弾性復帰力を有する作動片を有する本体と、該切込み内に挿入され、作動流体が流通する扁平チューブと、該作動流体の流量又は圧力制御により前記扁平チューブを広げることにより前記切込みを押し広げて前記作動片を離間動作させる手段と、を備え、前記切込みの切込み方向と該切込み内での前記扁平チューブの扁平断面の長手方向とが略一致することを特徴とする流体アクチュエータ。
- 前記本体は複数の並列する切込みを有し、各切込み内の扁平チューブが広がることにより、前記本体が湾曲することを特徴とする請求項1に記載の流体アクチュエータ。
- 前記扁平チューブは、折返して前記複数の切込み内に挿入された1本の連続した扁平チューブであることを特徴とする請求項2に記載の流体アクチュエータ。
- 前記扁平チューブ内に設けられた空間形成手段を有し、該空間形成手段は、扁平チューブ内に挿入された針金又は金属製の導線からなることを特徴とする請求項3に記載の流体アクチュエータ。
- 前記扁平チューブは、伸縮性を有さないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体アクチュエータ。
- 自動的に振動を起こさせて前記流体アクチュエータを駆動する自励振動式駆動回路をさらに有し、
前記自励振動式駆動回路は、
前記流体アクチュエータを圧力供給源に接続する切換え弁と、
可変オリフィス及び逆止弁からなり、振動子を振動させる励振装置とを有し、
前記振動子の振動によって前記切換え弁が自動的に交互に切り替えられるように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の流体アクチュエータ。
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