JP4909472B2 - Laser irradiation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザ照射装置、特にロッドレンズを使用し扇状にレーザ光線を照射する簡易型のレーザ照射装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
建築工事、土木工事で基準面を形成するものとしてレーザ照射装置があり、又簡易型のレーザ照射装置としてロッドレンズを使用したレーザ照射装置がある。
この簡易型のレーザ照射装置は単機能であり、安価である。
【0003】
図7、図8により、従来のレーザ照射装置について説明する。
【0004】
整準台1に基盤部2が設けられ、該基盤部2にベアリング3を介して筐体4が回転自在に設けられている。
【0005】
前記整準台1は台座5と3本の整準螺子6を有し、適宜位置の整準螺子6を回転することで、前記基盤部2の水平出しが可能となっている。
【0006】
前記筐体4の内部にレーザ光線照射部7が設けられている。該レーザ光線照射部7は前記筐体4の回転軸と直交する照射光軸8を有し、該照射光軸8上にレーザ光線13を発するダイオードレーザ等の発光源9、該発光源9から発せられるレーザ光線13を平行光束とするコリメートレンズ11、該コリメートレンズ11の光軸と直交で且つ前記筐体4の回転軸に直交する光軸を有するロッドレンズ12を有している。
【0007】
前記発光源9から射出されたレーザ光線13は前記コリメートレンズ11により平行光束とされた後、前記ロッドレンズ12により水平方向に広げられ、前記筐体4の投光窓14を通って照射される。尚、図7中では分り易くする為、前記レーザ光線13を上下方向に広げて示している。
【0008】
而して、該レーザ光線13は水平方向に広げられ扇状のレーザ光線13として照射され、水平基準面を形成する。尚、前記レーザ光線13の広がり角は約100°であり、作業位置が前記水平基準面から外れると前記筐体4を手動により適宜回転させる。即ち、前記筐体4を回転することで、全周のレーザ光線の水平基準面が得られる。
【0009】
レーザ光線は墨出し作業や整列作業の基準位置を示すものとして利用される。
【0010】
例えば、前記レーザ光線13が壁面に投影されることで、壁面には水平基準線が形成される。窓の枠の取付け位置、排気口の孔明け、照明器具の設置、クーラの取付け位置等で位置決めをする必要がある場合は、前記水平基準線を基準として物差し等で寸法測定して施工面に罫書かれ、罫書き線により内装作業が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のレーザ照射装置では、施工面に罫書き作業を行うことになるが、施工面が壁面であると、壁紙が貼られると、前記罫書き線が見えなくなってしまう。又、壁紙が貼られ、壁紙の上に罫書き線を描いた場合、内装作業後も罫書き線の一部が壁紙に残ってしまうので、壁紙には罫書き線は描くことができない。
【0012】
本発明は斯かる実情に鑑み、基準面を形成すると共に罫書き線に代る基準線、基準点をレーザ光線で形成するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のユニット保持孔が穿設された支持枠と、前記ユニット保持孔に嵌脱可能なレーザ光線照射ユニットを具備するレーザ照射装置に係り、又前記レーザ光線照射ユニットが扇状のレーザ光線を照射するレーザ照射装置に係り、又前記ユニット保持孔、前記レーザ光線照射ユニットが多角形形状であり、扇状のレーザ光線を回す様に前記レーザ光線照射ユニットを前記ユニット保持孔に位置を変えて嵌合可能としたレーザ照射装置に係り、又前記レーザ光線照射ユニットは、レーザ発光部が内ケースに収納され、該内ケースが扇状のレーザ光線を回転可能とする様にケースに設けられ、該ケースが前記ユニット保持孔に嵌脱可能であるレーザ照射装置に係り、又前記レーザ光線照射ユニットが、前記レーザ発光部を収納したケースと、該ケースを回転自在に支承し、且つ射出方向を変位可能に支持した外ケースとを具備するレーザ照射装置に係り、更に又水平方向に延びる水平固定レールを有し、該水平固定レールに鉛直可動レールが水平方向に移動可能に設けられ、前記鉛直可動レールに前記支持枠が鉛直方向に移動可能に設けられたレーザ照射装置に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
ベースプレート15は図示しない台座に回転可能に設けられ、該台座には整準螺子17が取付けられている。前記ベースプレート15の上面には2つの気泡管18,19が取付けられ、前記整準螺子17により前記ベースプレート15は水平出しができる様になっている。
【0016】
該ベースプレート15に水平固定レール21が固着され、該水平固定レール21に鉛直可動レール22の下端部22aが摺動自在に嵌合している。前記水平固定レール21には水平目盛23が刻印等により設けられ、又前記下端部22aは水平クランプノブ24が設けられている。該水平クランプノブ24は、例えば前記下端部22aに螺合し、前記水平クランプノブ24を締込むことで、前記鉛直可動レール22を前記水平固定レール21の任意の位置で固定可能となっていると共に前記鉛直可動レール22の水平方向の位置が前記水平目盛23により確認可能となっている。
【0017】
前記鉛直可動レール22に鉛直スライダ25が摺動自在に嵌合し、該鉛直スライダ25に鉛直クランプノブ26が設けられている。該鉛直クランプノブ26は、例えば前記鉛直スライダ25に螺合し、前記鉛直クランプノブ26を締込むことで、前記鉛直スライダ25を前記鉛直可動レール22の任意の位置で固定可能となっている。該鉛直可動レール22には鉛直目盛27が設けられ、前記鉛直スライダ25の鉛直方向の位置が前記鉛直目盛27により確認可能となっている。
【0018】
前記鉛直スライダ25に支持枠28が固着されている。該支持枠28には矩形形状のユニット保持孔(矩形孔29)が前記水平固定レール21と平行に所要列(図では5列)、又前記鉛直可動レール22と平行に所要段(図では5段)に碁盤目状に穿設されている。前記矩形孔29にペンシル型のレーザ光線照射ユニット31を着脱可能とし、前記支持枠28の所要箇所の矩形孔29に前記レーザ光線照射ユニット31を嵌着する。
【0019】
嵌着箇所は、例えば右上隅2カ所、左下隅2カ所に計4箇所にレーザ光線照射ユニット31を嵌着する。
【0020】
該レーザ光線照射ユニット31を図2により説明する。
【0021】
前記矩形孔29に嵌脱可能な形状を有するケース32内に、レーザ発光部が収納され、該レーザ発光部は同一光軸上に配設されたレーザ光源33、集光レンズ34、円柱レンズ35等からなり、該円柱レンズ35より扇状に広がったレーザ光線13が照射される様にする。前記ケース32には前記レーザ光線13の広がり方向に延びるスリット孔36を穿設している。
【0022】
尚、図示していないが前記ケース32には小型の電池が内蔵されており、商用電源がなくともレーザ光線を照射できる様になっている。又前記ベースプレート15に電池等の電源を設け、該電源より前記レーザ光線照射ユニット31が電力を供給される様にしてもよい。尚、該レーザ光線照射ユニット31と前記電源とは、前記矩形孔29及び前記レーザ光線照射ユニット31にそれぞれ接点を設け、該レーザ光線照射ユニット31を前記矩形孔29に嵌合することで接続される様にしてもよい。
【0023】
図3では、壁面等の基準線照射面に基準線により矩形が形成される様にしたものである。
【0024】
前記支持枠28の上一段の所要位置の矩形孔29(図3では右から2列目の矩形孔29)にレーザ光線照射ユニット31aを嵌合し、該レーザ光線照射ユニット31aから発せられる扇状のレーザ光線13は水平方向に広がりを持つ様に嵌合姿勢を選択する。又、前記支持枠28の下一段の所要位置の矩形孔29(図3では左から2列目の矩形孔29)にレーザ光線照射ユニット31cを嵌合し、該レーザ光線照射ユニット31cから発せられる扇状のレーザ光線13は水平方向に広がりを持つ様に嵌合姿勢を選択する。該レーザ光線照射ユニット31cから発せられるレーザ光線13が形成する基準線と前記レーザ光線照射ユニット31aから発せられるレーザ光線13が形成する基準線とは平行である。
【0025】
又、前記支持枠28の左一列の所要位置の矩形孔29(図3では下から2段目の矩形孔29)にレーザ光線照射ユニット31dを嵌合し、該レーザ光線照射ユニット31dから発せられる扇状のレーザ光線13は鉛直方向に広がりを持つ様に嵌合姿勢を選択する。又、前記支持枠28の右一列の所要位置の矩形孔29(図3では上から2段目の矩形孔29)にレーザ光線照射ユニット31bを嵌合し、該レーザ光線照射ユニット31bから発せられる扇状のレーザ光線13は鉛直方向に広がりを持つ様に嵌合姿勢を選択する。該レーザ光線照射ユニット31bから発せられるレーザ光線13が形成する基準線と前記レーザ光線照射ユニット31dから発せられるレーザ光線13が形成する基準線とは平行である。
【0026】
又、而して、レーザ光線13の照射面には4本のレーザ光線の基準線により4角形が描かれる。
【0027】
描かれた基準線の位置調整は、前記水平クランプノブ24を緩めて、前記鉛直可動レール22を水平方向に移動させれば、基準線の水平方向の位置が調整できる。移動量、基準線のベースプレート15に対する相対位置は前記水平目盛23により確認することができる。前記水平クランプノブ24を締込み、水平方向の位置が決定する。又、前記鉛直クランプノブ26を緩めて、前記鉛直スライダ25を鉛直方向に移動させれば、基準線の鉛直方向の位置が調整でき、基準線の位置は同様に、前記鉛直目盛27で確認することができる。
【0028】
前記レーザ光線照射ユニット31の嵌合位置を適宜選択することで、レーザ光線基準線により描かれる4角形を、窓枠の形状と合致させれば、排気口の孔明け作業で、窓枠の取付け作業で、或はクーラの取付け作業で、壁紙の上に罫書き線を描く必要がなくなる。又、前記レーザ光線照射ユニット31の前記支持枠28に対する嵌合位置を選択することで、描かれる4角形の形状が変化する。従って、レーザ光線13で描かれる4角形は作業内容に応じた形状とすることができる。
【0029】
尚、照射方向の調整については、前記ベースプレート15を回転させればよい。又、前記レーザ光線照射ユニット31は円形の光束を有するレーザ光線を照射するものであってもよい。この場合、複数点を同時に所要のパターンで照射することができる。
【0030】
図4は照射面にクロスラインを形成する場合である。
【0031】
前記支持枠28の適宜な位置の2つの矩形孔29a,29bにそれぞれレーザ光線照射ユニット31を嵌合する。一方のレーザ光線照射ユニット31は水平方向に広がるレーザ光線を照射する様に嵌合姿勢を決定し、他方のレーザ光線照射ユニット31は鉛直方向に広がるレーザ光線を照射する様に嵌合姿勢を決定する。
【0032】
2つのレーザ光線照射ユニット31から照射されたレーザ光線13が交差し、照射面にはクロスラインが形成される。クロスラインの位置調整は、前記矩形孔29の位置を変更することで変更できる。又、クロスラインの交点の位置も、中央にするか、端にするかは前記矩形孔29の位置を変更することで変えることができる。
【0033】
前記支持枠28の矩形孔29の形状、及びレーザ光線照射ユニット31の外形形状が矩形であったので、前記レーザ光線13の広がり方向は水平、又は鉛直のいずれかであったが、図5に示すレーザ光線照射ユニット31では広がり方向を調整できる様にしたレーザ光線照射ユニット31を示している。図5中、図2中で示したものと同一のものには同符号を付している。
【0034】
レーザ光源33、集光レンズ34、円柱レンズ35、図示しない電池は円筒形状の内ケース38に収納され、該内ケース38はケース39に回転可能に設けられている。前記内ケース38の一方の端面にはスリット孔36が穿設され、前記内ケース38の他方の端面には円周に沿って所要角度間隔で目盛41が刻印されている。前記ケース39は前記矩形孔29に嵌脱可能となっている。
【0035】
尚、前記内ケース38は前記ケース39に対して少なくとも90゜回転可能となっていればよい。
【0036】
前記レーザ光線照射ユニット31を前記矩形孔29に嵌合し、レーザ光線13が形成する基準面、基準線の角度を調整したい場合は、前記内ケース38を回転する。該内ケース38の回転角は前記目盛41で読取れ、正確な傾斜角を有する基準面、基準線を形成できる。又、前記レーザ光線照射ユニット31を90°回転して前記矩形孔29に嵌合し、前記内ケース38を回転する様にすれば、任意の角度を持った基準面、基準線を形成することができる。
【0037】
又、他の実施の形態として、矩形孔29の形状、及びレーザ光線照射ユニットの外形形状を矩形に換えて、多角形とすることもできる。多角形とすることで、嵌脱位置を変えることによりレーザ光線の広がり方向を簡易的に調整することが可能である。
【0038】
図6に示すレーザ光線照射ユニット31は更に、照射される基準面、基準線を平行移動させる機能を有している。
【0039】
図6中、図5で示したものと同一のものには同符号を付し、又内部構造についても同一であるので省略している。
【0040】
レーザ光源33、集光レンズ34、円柱レンズ35等を収納した内ケース38はケース39に回転可能に設けられ、該ケース39は一端部がピン42を介して外ケース43に枢着され、該外ケース43の他端部には調整螺子44が螺貫している。該調整螺子44は前記ピン42と直交する軸心を有し、先端が前記ケース39の他端部に当接している。
【0041】
而して、前記調整螺子44を回転することで、前記ケース39が前記ピン42を中心に回動する様になっており、回動量即ち前記外ケース43に対するケース39の相対傾斜量は前記調整螺子44の回転量で検出できる。或は、前記外ケース43とケース39間に相対変異量が検出できる目盛を設けてもよい。
【0042】
前記調整螺子44により前記ケース39を回動させることで、形成される基準面、基準線が鉛直であれば水平方向の微妙な位置調整が可能となり、前記鉛直可動レール22の水平移動、前記鉛直スライダ25の鉛直移動と合わせ、広範囲な調整が可能となる。
【0043】
尚、図3、図4に於いて前記矩形孔29、前記ケース32の形状を正8角形等の多角形形状とすれば、嵌合姿勢で前記レーザ光線13が形成する基準面、基準線を45°間隔等所定角度で傾けることができる。
【0044】
更に、前記矩形孔29の大きさ、穿設パターン、穿設ピッチ等の異なる支持枠28を複数用意することで、多様な基準線、該基準線による多様な形状を形成することができる。
【0045】
更に又、前記集光レンズ34、円柱レンズ35等の光学部材にバイナリー素子を用いることで、十字クロス、同心円リング等の任意の形状の光束を有するレーザ光線を照射することができる。
【0046】
更に、前記円柱レンズ35に変え、フレネルレンズを用いることができ、この場合、照射されるレーザ光線の光束を種々の形状にし得ることは言う迄もない。
【0047】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、複数のユニット保持孔が穿設された支持枠と、前記ユニット保持孔に嵌脱可能なレーザ光線照射ユニットを具備するので、任意のパターンで複数の基準点、基準線を同時に照射することができ、照射する位置が変更となる度にレーザ照射装置の再設定をする必要がなくなり、作業性が向上する。
【0048】
又、前記レーザ光線照射ユニットが扇状のレーザ光線を照射するので、複数の基準線を同時に照射することができる。
【0049】
又、前記ユニット保持孔、前記レーザ光線照射ユニットが多角形形状であり、扇状のレーザ光線を回す様に前記レーザ光線照射ユニットを前記ユニット保持孔に位置を変えて嵌合可能としたので、水平基準線、鉛直基準線が同時に照射できレーザ照射装置の再設定をする必要がなくなり、又罫書き線と同様に利用することができ、罫書き線を描くことができない状況でも、罫書き線が描かれた状態と同等な状況で作業ができ、作業性が向上する。
【0050】
又、前記レーザ光線照射ユニットは、レーザ発光部が内ケースに収納され、該内ケースが扇状のレーザ光線を回転可能とする様にケースに設けられ、該ケースが前記ユニット保持孔に嵌脱可能とし、又前記レーザ光線照射ユニットが、前記レーザ発光部を収納したケースと、該ケースを回転自在に支承し、且つ射出方向を変位可能に支持した外ケースとを具備したので、照射されるレーザ光線基準線の角度、位置の調整が行える。
【0051】
更に又、水平方向に延びる水平固定レールを有し、該水平固定レールに鉛直可動レールが水平方向に移動可能に設けられ、前記鉛直可動レールに前記支持枠が鉛直方向に移動可能に設けられたので、レーザ光線基準線の角度、位置の調整が広範囲に行え、レーザ光線の照射位置の設定が容易になり、作業性が更に向上する、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】該実施の形態でのレーザ光線照射ユニットを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
【図3】該実施の形態での支持枠と、レーザ光線照射ユニットの関係を示す説明図である。
【図4】(A)、(B)は該実施の形態での支持枠と、レーザ光線照射ユニットの関係を示す説明図である。
【図5】該実施の形態での他のレーザ光線照射ユニットを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は左側面図である。
【図6】該実施の形態での更に他のレーザ光線照射ユニットを示し、(A)は正断面図、(B)は右側面図である。
【図7】従来例の断面図である。
【図8】従来例の作動説明図である。
【符号の説明】
15 ベースプレート
21 水平固定レール
22 鉛直可動レール
25 鉛直スライダ
28 支持枠
29 矩形孔
31 レーザ光線照射ユニット
33 レーザ光源
34 集光レンズ
35 円柱レンズ
38 内ケース
39 ケース
43 外ケース
44 調整螺子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser irradiation apparatus, and more particularly to a simple type laser irradiation apparatus that uses a rod lens to irradiate a laser beam in a fan shape.
[0002]
[Prior art]
There is a laser irradiation device that forms a reference plane in construction work and civil engineering work, and there is a laser irradiation device that uses a rod lens as a simple laser irradiation device.
This simple laser irradiation apparatus has a single function and is inexpensive.
[0003]
A conventional laser irradiation apparatus will be described with reference to FIGS.
[0004]
A
[0005]
The leveling table 1 includes a
[0006]
A laser
[0007]
The
[0008]
Thus, the
[0009]
The laser beam is used as a reference position for the marking operation and the alignment operation.
[0010]
For example, a horizontal reference line is formed on the wall surface by projecting the
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned conventional laser irradiation apparatus, the marking is performed on the construction surface. However, if the construction surface is a wall surface, if the wallpaper is pasted, the ruled line becomes invisible. In addition, when wallpaper is pasted and a ruled line is drawn on the wallpaper, a part of the ruled line remains on the wallpaper even after the interior work, and therefore the ruled line cannot be drawn on the wallpaper.
[0012]
In view of such a situation, the present invention forms a reference plane and forms a reference line and a reference point in place of a ruled line with a laser beam.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a laser irradiation apparatus including a support frame having a plurality of unit holding holes and a laser beam irradiation unit that can be inserted into and removed from the unit holding hole, and the laser beam irradiation unit is a fan-shaped laser. The present invention relates to a laser irradiation apparatus that irradiates light, and the unit holding hole and the laser beam irradiation unit have a polygonal shape, and the position of the laser beam irradiation unit is changed to the unit holding hole so as to rotate a fan-shaped laser beam. The laser beam irradiation unit is provided in the case so that the laser light emitting unit is housed in the inner case, and the inner case can rotate the fan-shaped laser beam, The case is related to a laser irradiation apparatus that can be inserted into and removed from the unit holding hole, and the laser beam irradiation unit accommodates the laser emission unit. , A laser irradiation apparatus comprising an outer case that rotatably supports the case and supports the emission direction so as to be displaceable, and further has a horizontal fixed rail that extends in a horizontal direction, and is perpendicular to the horizontal fixed rail. The present invention relates to a laser irradiation apparatus in which a movable rail is provided so as to be movable in the horizontal direction, and the support frame is provided on the vertical movable rail so as to be movable in the vertical direction.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
The
[0016]
A horizontal fixed
[0017]
A
[0018]
A
[0019]
For example, the laser
[0020]
The laser
[0021]
A laser light emitting unit is accommodated in a
[0022]
Although not shown, the
[0023]
In FIG. 3, a rectangle is formed by a reference line on a reference line irradiation surface such as a wall surface.
[0024]
A laser
[0025]
Further, a laser
[0026]
Thus, a quadrangular shape is drawn on the irradiation surface of the
[0027]
The position of the drawn reference line can be adjusted by loosening the
[0028]
By appropriately selecting the fitting position of the laser
[0029]
For adjusting the irradiation direction, the
[0030]
FIG. 4 shows a case where a cross line is formed on the irradiated surface.
[0031]
The laser
[0032]
The
[0033]
Since the shape of the
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
When the laser
[0037]
In another embodiment, the shape of the
[0038]
The laser
[0039]
In FIG. 6, the same components as those shown in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals, and the internal structure is also omitted because it is the same.
[0040]
An
[0041]
Thus, by rotating the adjusting
[0042]
By rotating the
[0043]
3 and 4, if the
[0044]
Furthermore, by preparing a plurality of support frames 28 having different sizes, drilling patterns, drilling pitches, etc. of the
[0045]
Furthermore, by using binary elements for the optical members such as the
[0046]
Furthermore, it is possible to use a Fresnel lens instead of the
[0047]
【Effect of the invention】
As described above, according to the present invention, a support frame having a plurality of unit holding holes and a laser beam irradiation unit that can be inserted into and removed from the unit holding holes are provided. Since the reference line can be irradiated at the same time, it is not necessary to reset the laser irradiation apparatus every time the irradiation position is changed, and the workability is improved.
[0048]
In addition, since the laser beam irradiation unit irradiates a fan-shaped laser beam, a plurality of reference lines can be irradiated simultaneously.
[0049]
The unit holding hole and the laser beam irradiation unit have a polygonal shape, and the laser beam irradiation unit can be fitted to the unit holding hole by changing the position so that the fan-shaped laser beam is rotated. The reference line and the vertical reference line can be irradiated simultaneously, eliminating the need to reset the laser irradiation device, and can be used in the same way as a ruled line. Work can be performed in a situation equivalent to the drawn state, improving workability.
[0050]
Further, the laser beam irradiation unit is provided in the case so that the laser emitting portion is accommodated in the inner case, and the inner case can rotate the fan-shaped laser beam, and the case can be fitted into and removed from the unit holding hole. And the laser beam irradiation unit includes a case housing the laser emitting section and an outer case that rotatably supports the case and supports the emission direction so as to be displaceable. The angle and position of the beam reference line can be adjusted.
[0051]
Furthermore, it has a horizontal fixed rail extending in the horizontal direction, a vertical movable rail is provided on the horizontal fixed rail so as to be movable in the horizontal direction, and the support frame is provided on the vertical movable rail so as to be movable in the vertical direction. Therefore, the angle and position of the laser beam reference line can be adjusted in a wide range, the setting of the irradiation position of the laser beam becomes easy, and excellent effects such as further improved workability are exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention.
2A and 2B show a laser beam irradiation unit in the embodiment, in which FIG. 2A is a plan view, FIG. 2B is a front view, and FIG. 2C is a right side view.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a relationship between a support frame and a laser beam irradiation unit in the embodiment.
FIGS. 4A and 4B are explanatory views showing a relationship between a support frame and a laser beam irradiation unit in the embodiment. FIGS.
5A and 5B show another laser beam irradiation unit according to the embodiment, where FIG. 5A is a plan view, FIG. 5B is a front view, FIG. 5C is a right side view, and FIG. .
6A and 6B show still another laser beam irradiation unit in the embodiment, in which FIG. 6A is a front sectional view, and FIG. 6B is a right side view.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a conventional example.
FIG. 8 is an operation explanatory diagram of a conventional example.
[Explanation of symbols]
15
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254365A JP4909472B2 (en) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | Laser irradiation device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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