JP4907589B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明実施例に係るファクシミリ装置(デジタル複合機)の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同ファクシミリ装置(デジタル複合機)における操作パネル部の外観図である。
次に、本発明実施例に係るファクシミリ装置の動作の流れについて、図3乃至図5を参照して説明する。図3は、本発明実施例に係るファクシミリ装置の動作フローチャート図、図4は、エラー発生から再送信に至るまでのファクシミリ送信手順を示す概念図、図5は、発信元情報として、再送に係る先頭ページをこれから送信する旨の予告情報が付加された再送送付状の説明図である。なお、以下では、自機10からある相手機73宛に原稿(5ページ)に係る画像データを送信する場合を例示して説明する。また、原稿に係る画像データは、ユーザのスタートキー操作によって、スキャナ部21による原稿の読み込みがなされることで、画像メモリ37における所定の記憶領域に蓄積記憶されているものとする。
自機10から相手機73宛に、原稿(5ページ)に係る画像データをファクシミリ送信するにあたっては、図6に示すように、まず、自機10から相手機73宛にコーリングトーン(CNG)を送出する。これを受けて相手機73は、被呼局識別信号(CED)を送出するとともに(シーケンス番号(以下、「sq」と省略する。)11)、非標準機能識別信号(NSF)、被呼局識別信号(CSI)、並びにデジタル識別信号(DIS)を送出する(sq12)。
以上説明したように、本発明実施例に係るファクシミリ装置10によれば、ファクシミリコントローラ19は、画像データの送信中にエラーが生じたときであって、予告要否判定部83における要否判定の結果、再送予告情報の送信が必要である旨の判定が下されたとき、再送に係る画像データに再送予告情報を付加して伝送する一方、再送予告情報の送信が不要である旨の判定が下されたとき、再送予告情報を付加することなく、再送に係る先頭ページから画像データをそのまま伝送するようにしたので、これにより、例えば自社機間などの特殊制御手順(NSF信号)を共有する機種間において、相手機から伝送されてきた稼働情報(NSF信号)に基づく再送予告情報に係る要否判定の結果、再送予告情報の送信が不要である旨の判定が下されたとき、再送予告情報の送信が省略されることになる。従って、複数ページにわたる原稿画像の送信中にエラーが生じたときであっても、無駄な情報通信を可及的に抑制して、通信コストの低減、通信時間の短縮化、消耗品の使用量削減等の観点から、情報通信に係る効率を高水準に維持することができる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うファクシミリ装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
19 ファクシミリコントローラ(通信制御手段)
37 画像メモリ
65 ファクシミリ通信部
75 送信成否判定部(成否判定手段)
77 メモリ管理部(メモリ管理手段)
79 再送送付状作成部(再送送付状作成手段)
81 稼働情報取得部(稼働情報取得手段)
83 予告要否判定部(要否判定手段)
Claims (3)
- 自機と相手機間における複数ページにわたる送信原稿のうち、各ページの画像データを送信する毎に、当該画像データの送信に係る成否判定を行う成否判定手段と、前記画像データの通信制御を行う通信制御手段と、を備え、画像データの送信中にエラーが生じたとき、画像データの再送信を行う機能を有するファクシミリ装置であって、
相手機の稼働状況に係る稼働情報を取得する稼働情報取得手段と、
前記稼働情報取得手段で取得した稼働情報に基づいて、再送予告情報の送信に係る要否判定を行う要否判定手段と、
を備え、
前記通信制御手段は、
画像データの送信中にエラーが生じたときであって、前記要否判定手段における要否判定の結果、再送予告情報の送信が必要である旨の判定が下されたとき、再送に係る画像データに再送予告情報を付加して伝送する一方、再送予告情報の送信が不要である旨の判定が下されたとき、再送予告情報を付加することなく、再送に係る先頭ページから画像データをそのまま伝送する、
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 請求項1記載のファクシミリ装置であって、
前記稼働情報は、
非標準機能識別信号の態様をもって、前記相手機から前記自機宛に伝送される、
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 請求項1又は2記載のファクシミリ装置であって、
前記稼働情報は、
前記相手機が最後に印刷した画像はファクシミリ画像か否かに係る画像フラグと、
最後に受信した発信元のファクシミリ番号が前記自機に係るファクシミリ番号と一致するか否かに係る一致フラグと、
を含み、
前記要否判定手段は、
前記画像フラグの情報が、最後に印刷した画像はファクシミリ画像である旨を表し、かつ、前記一致フラグの情報が、最後に受信した発信元のファクシミリ番号が前記自機に係るファクシミリ番号と一致する旨を表しているとき、再送予告情報の送信は不要である旨の判定を下す、
ことを特徴とするファクシミリ装置。
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JP2001103261A (ja) * | 1999-10-01 | 2001-04-13 | Canon Inc | ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体 |
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