JP4907576B2 - 演算処理ユニットの異常監視装置 - Google Patents
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Description
異常を監視すべき演算処理ユニットとは異なる別の演算処理ユニット内に、異常を監視すべき演算処理ユニットの異常を監視する機能を持たせることが考えられる。
異常監視対象の演算処理ユニットが全体として正常に作動しているか否かを監視するにすぎず、異常監視対象の演算処理ユニットが全体として正常に作動していても、該演算処理ユニット内の特定演算部に異常が発生している場合、当該特定演算部の異常を認識できない場合がある。
このため、異常監視対象の演算処理ユニットが全体として正常に作動していても、該演算処理ユニット内の重要演算部に異常が発生している場合に、当該重要演算部の異常を認識し得ず、かかる異常を見逃して所定の対処が遅れたことにより耐久性が損なわれたりする問題を生ずる。
複数の演算処理ユニットを具え、一の演算処理ユニット内における特定演算部で、目標制御状態を達成するための制御信号を順次演算により求めて該制御信号により、対応する一の制御対象を前記目標制御状態となるよう制御し、他の演算処理ユニットで求めた制御信号により、対応する他の制御対象を制御するようにした制御システムを前提とし、
前記一の演算処理ユニット内に、
該一の演算処理ユニット内における前記特定演算部とは演算処理プロセスが異なるものの、演算結果がほぼ同じになるような、前記目標制御状態および制御信号の相関関係を表した予定のマップを基に、前記目標制御状態から前記制御信号をマップ検索により求める監視用演算部を設定すると共に、これら特定演算部および監視用演算部の演算結果である上記制御信号間の偏差が設定値未満であるとき演算結果一致信号を出力する演算結果比較部を設定し、
該演算結果比較部から演算結果一致信号が出力されないとき、前記他の演算処理ユニットが、前記特定演算部の異常を認定するよう構成したことを特徴とするものである。
異常監視対象である上記一の演算処理ユニット内における特定演算部は、目標制御状態を達成するための制御信号を順次演算により求めて、対応する一の制御対象の制御に供し、同じく上記一の演算処理ユニット内に設定した上記監視用演算部は、該一の演算処理ユニット内における上記特定演算部とは演算処理プロセスが異なるものの、演算結果がほぼ同じになるような、上記目標制御状態および制御信号の相関関係を表した予定のマップを基に、上記目標制御状態から上記制御信号をマップ検索により求め、
同じく上記一の演算処理ユニット内に設定した演算結果比較部は、上記監視用演算部および特定演算部の演算結果である上記制御信号間の偏差が設定値未満であるとき演算結果一致信号を出力する。
既存する演算処理ユニットの外部に別の異常監視回路を何ら付加することなく、従ってコスト高を招くことなく、上記一の演算処理ユニットの異常監視を行うことができる。
そして特定演算部が、目標制御状態を達成するための制御信号を順次演算により求めるのに対し、監視用演算部は、該特定演算部と演算処理プロセスが異なるものの、演算結果がほぼ同じになるような、目標制御状態および制御信号の相関関係を表した予定のマップを基に、目標制御状態から制御信号をマップ検索により直接求めるため、監視用演算部は簡易な演算プロセスに起因して、異常監視対象である特定演算部よりも遙かに異常発生の確率が低い。
このため、監視用演算部が1個のみでも、その演算結果(制御信号)と、特定演算部の演算結果(制御信号)との対比により、特定演算部の異常監視を確実に行うことができ、この点でもコスト高を回避することができる。
異常監視対象である上記一の演算処理ユニットを全体的に監視するのではなく、当該演算処理ユニット内における特定演算部の異常を確実に監視し得ることとなり、
この特定演算部として重要演算部を選択することで重要演算部の異常を確実に監視することができ、重要演算部の異常検出遅れや異常検出不能によって異常対策が遅れることにより、制御対象の耐久性が損なわれたりする問題を解消することができる。
図1は、本発明の一実施例になる異常監視装置を内蔵するハイブリッド駆動装置を具えたフロントエンジン・リヤホイールドライブ式ハイブリッド車両のパワートレーンを、その制御系とともに示し、
1はエンジン、2FL,2FRはそれぞれ左右前輪、3RL,3RRはそれぞれ左右後輪(左右駆動輪)である。
モータ/ジェネレータ6は、ロータ6bの中心に上記の軸5を貫通して結着し、この軸5をモータ/ジェネレータ軸として利用する。
ここで第1クラッチ7は、伝達トルク(クラッチ締結)容量を連続的に変更可能なものとし、例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的に制御して伝達トルク(クラッチ締結)容量を変更可能な湿式多板クラッチで構成する。
自動変速機4は、その歯車変速機構が周知の遊星歯車式自動変速機内における変速歯車機構と同様なものであるが、周知の遊星歯車式自動変速機からトルクコンバータを排除して、その代わりにモータ/ジェネレータ6を変速機入力軸4aに直接結合したものとし、
複数の変速摩擦要素(クラッチやブレーキ等)を選択的に締結させたり解放することで、これら変速摩擦要素の締結・解放の組み合わせにより伝動系路(変速段)を決定するものとする。
この出力回転は、ディファレンシャルギヤ装置8により左右後輪3RL,3RRへ分配して伝達され、車両の走行に供される。
但し自動変速機4は、上記したような有段式のものに限られず、無段変速機であってもよいのは言うまでもない。
本実施例においてはこの第2クラッチ9を自動変速機4の前、若しくは、後に追加して新設する構成を採用せず、
この代わりに第2クラッチ9として、自動変速機4内に既存する前記した変速摩擦要素のうち、前進変速段選択用の変速摩擦要素(発進用摩擦要素)または後退変速段選択用の変速摩擦要素(発進用摩擦要素)を流用する。
例えば、比例ソレノイドでクラッチ作動油流量およびクラッチ作動油圧を連続的に制御して伝達トルク(クラッチ締結)容量を変更可能である。
図1に示したパワートレーンにおいては、停車状態からの発進時などを含む低負荷・低車速時に用いられる電気走行(EV走行)モードが要求される場合、第1クラッチ7を解放し、自動変速機4を第2クラッチ9の締結により動力伝達可能状態にする。
変速機出力軸4bからの回転はその後、ディファレンシャルギヤ装置8を経て後輪3RL,3RRに至り、車両をモータ/ジェネレータ6のみによって電気走行(EV走行)させることができる。
この状態では、エンジン1からの出力回転、または、エンジン1からの出力回転およびモータ/ジェネレータ6からの出力回転の双方が変速機入力軸4aに達することとなり、自動変速機4が当該入力軸4aへの回転を、選択中の変速段に応じ変速して、変速機出力軸4bより出力する。
変速機出力軸4bからの回転はその後、ディファレンシャルギヤ装置8を経て後輪3RL,3RRに至り、車両をエンジン1およびモータ/ジェネレータ6の双方によってハイブリッド走行(HEV走行)させることができる。
この制御システムは、パワートレーンの動作点を統合制御する統合コントローラ11を具え、該パワートレーンの動作点を、目標エンジントルクtTeと、目標モータ/ジェネレータトルクtTmと、第1クラッチ7の目標締結容量tTc1と、第2クラッチ9の目標締結容量tTc2とで規定する。
エンジン回転数Neを検出するエンジン回転センサ12からの信号と、
モータ/ジェネレータ回転数Nmを検出するモータ/ジェネレータ回転センサ13からの信号と、
変速機入力回転数Niを検出する入力回転センサ14からの信号と、
変速機出力回転数Noを検出する出力回転センサ15からの信号と、
アクセルペダル踏み込み量(アクセル開度APO)を検出するアクセル開度センサ16からの信号と、
モータ/ジェネレータ6用の電力を蓄電しておくバッテリ31の蓄電状態SOC(持ち出し可能電力)を検出する蓄電状態センサ17からの信号とを入力する。
なお目標モータ/ジェネレータトルクtTmが、モータ/ジェネレータ6に回生ブレーキ作用を要求するようなものである場合、モータ/ジェネレータコントローラ33はインバータ34を介し、センサ17で検出したバッテリ蓄電状態SOC(持ち出し可能電力)との関連においてバッテリ31が過充電とならないような発電負荷をモータ/ジェネレータ6に与え、
モータ/ジェネレータ6が回生ブレーキ作用により発電した電力を交流−直流変換してバッテリ31に充電する。
ブレーキコントローラ35は、回生協調ブレーキ制御指令がない場合、ブレーキペダル踏力に応じたマスターシリンダ液圧Pmを検出するマスターシリンダ液圧センサ18からの信号をもとに、各輪ブレーキユニットのブレーキ液圧をマスターシリンダ液圧Pmに応じた液圧に制御するが、
統合コントローラ11から回生協調ブレーキ制御指令を受けるときブレーキコントローラ35は、上記不足分の制動力を液圧ブレーキシステムで補うべく各輪ブレーキユニットのブレーキ液圧を制御する。
つまり図2に示すごとく、変速機コントローラ38内に、第2クラッチ目標締結容量tTc2からこれを実現するための第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティーDc2を求めるための特定演算部38aを設定する。
先ずこの第2クラッチ目標締結容量tTc2を実現するのに必要な第2クラッチ9の必要圧tPc2を演算により求め、
次にこの第2クラッチ必要圧tPc2を発生させるのに必要な第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド圧を演算し、
その後このソレノイド圧を得るための第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドのソレノイド駆動デューティーDc2(ソレノイド駆動電流)、つまり第2クラッチ9の目標制御状態(第2クラッチ目標締結容量tTc2)を達成するための制御信号を、上記の順次演算により求める。
この監視用演算部38bは、図3に例示するような第2クラッチ目標締結容量tTc2(第2クラッチ9の目標制御状態)と、これを実現する第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティーDc2'( 第2クラッチ9の目標制御状態を達成するための制御信号)との関係を予め実験などにより求めておき、これに対応するデータをマップとして内蔵する。
この第2クラッチ目標締結容量tTc2(第2クラッチ9の目標制御状態)を実現するのに必要な制御信号である、第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドのソレノイド駆動デューティーDc2'(ソレノイド駆動電流)を、特定演算部38aにおける上記した順次演算によるのではなく、直接マップ検索により求める。
特定演算部38aで演算した第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティーDc2と、
監視用演算部38bでマップ検索により求めた第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティーDc2'とを、以下のようにして対比するものとする。
偏差ΔDc2が設定値以上であるとき、両演算部38a,38bの演算結果Dc2,Dc2'が不一致であるとして演算結果一致信号Eを出力しないものとする。
この間、モータ/ジェネレータ6の駆動によっても停車状態を維持できるよう第2クラッチ9を解放させておき、またモータ/ジェネレータ6はその回転数が、自動変速機4の上記制御を可能にする必要最小限のオイルポンプ吐出量となす一定回転数(アイドル回転数程度)に保たれるよう回転数フィードバック制御する。
かように、解放すべき第2クラッチ9が特定演算部38aの異常で誤締結される時もモータ/ジェネレータ6が上記の回転数フィードバック制御を継続されると、モータ/ジェネレータ6がモータトルクの継続的な増大により異常に発熱して耐久性を著しく低下される虞がある。
停車時に解放すべき第2クラッチ9が特定演算部38aの異常で誤締結されることがあっても、モータ/ジェネレータ6が前記の回転数フィードバック制御(モータトルクの増大)を継続されることがなくなり、これによるモータ/ジェネレータ6の異常発熱や、耐久性の低下に関する問題を解消することができる。
既存する演算処理ユニット38,11の外部に別の異常監視回路を何ら付加することなく、従ってコスト高を招くことなく、上記一の演算処理ユニット(変速機コントローラ)38の異常監視を行うことができる。
異常監視対象である上記一の演算処理ユニット(変速機コントローラ)38を全体的に監視するのではなく、当該演算処理ユニット(変速機コントローラ)38内における特定演算部38aの異常を確実に監視し得ることとなり、
この特定演算部として、図示例のように重要演算部(第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティー演算部38a)を選択することで、当該重要演算部(第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティー演算部38a)の異常を確実に監視することができ、重要演算部(第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティー演算部38a)の異常検出遅れや異常検出不能によって異常対策が遅れることにより、制御対象の耐久性が損なわれたりする問題を解消することができる。
先ずステップS11において、通常の演算により、第2クラッチ締結圧制御ユニット39内における第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドの駆動デューティーDc2(ソレノイド駆動電流)を演算する。
次にこの第2クラッチ必要圧tPc2を発生させるのに必要な第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド圧を演算し、
その後このソレノイド圧を得るための第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドのソレノイド駆動デューティーDc2(ソレノイド駆動電流)を演算し、
これを、第2クラッチ締結圧制御ユニット39内における第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドに向け出力して、第2クラッチ9の前記した締結容量制御を行う。
第2クラッチ目標締結容量tTc2を実現するのに必要な第2クラッチ締結圧制御用ソレノイドのソレノイド駆動デューティーDc2'(ソレノイド駆動電流)を直接マップ検索する。
ステップS22において正常判定を行うと共に、次のステップS23において目標モータ/ジェネレータトルクtTmの補正を行わないこととする。
また統合コントローラ11は、変速機コントローラ38からの演算結果一致信号Eの有無に応じ異常判定およびフェールセーフ対策を行うだけであるため、統合コントローラ11の演算負荷が大きくなることもない。
第2クラッチ締結容量制御が誤作動(解放すべきなのに誤締結)するとき、モータ/ジェネレータトルクが前記の回転数フィードバック制御により継続的に増大するような異常動作を行う制御システムにおいて、確実にモータ/ジェネレータトルクを低下補正するフェールセーフ対策により、当該モータ/ジェネレータの異常動作を確実に防止することができる。
重点的に異常監視すべき特定演算部が、この変速機コントローラ38内における第2クラッチ締結圧制御用ソレノイド駆動デューティー演算部38aであり、
この特定演算部38aを異常判定および異常対策する演算処理ユニットが統合コントローラ11である場合について本発明の説明を展開したが、
本発明は、これらに限定されるものではないし、また制御システムも、図示のようなハイブリッド車両の制御システムに限られず、あらゆる制御系に用いて同様な作用効果を奏し得ることは言うまでもない。
2FL,2FR 左右前輪
3RL,3RR 左右後輪(左右駆動輪)
4 自動変速機
6 モータ/ジェネレータ(原動機)
7 第1クラッチ(締結容量可変クラッチ)
9 第2クラッチ(締結容量可変クラッチ)
11 統合コントローラ(他の演算処理ユニット)
12 エンジン回転センサ
13 モータ/ジェネレータ回転センサ
14 変速機入力回転センサ
15 変速機出力回転センサ
16 アクセル開度センサ
17 蓄電状態センサ
18 マスターシリンダ液圧センサ
31 バッテリ
32 エンジンコントローラ
33 モータ/ジェネレータコントローラ
34 インバータ
35 ブレーキコントローラ
36 第1クラッチコントローラ
37 第1クラッチ締結圧制御ユニット
38 変速機コントローラ(一の演算処理ユニット)
38a 特定演算部
38b 監視用演算部
38c 演算結果比較部
39 第2クラッチ締結圧制御ユニット
Claims (4)
- 複数の演算処理ユニットを具え、一の演算処理ユニット内における特定演算部で、目標制御状態を達成するための制御信号を順次演算により求めて該制御信号により、対応する一の制御対象を前記目標制御状態となるよう制御し、他の演算処理ユニットで求めた制御信号により、対応する他の制御対象を制御するようにした制御システムにおいて、
前記一の演算処理ユニット内に、
該一の演算処理ユニット内における前記特定演算部とは演算処理プロセスが異なるものの、演算結果がほぼ同じになるような、前記目標制御状態および制御信号の相関関係を表した予定のマップを基に、前記目標制御状態から前記制御信号をマップ検索により求める監視用演算部を設定すると共に、これら特定演算部および監視用演算部の演算結果である前記制御信号間の偏差が設定値未満であるとき演算結果一致信号を出力する演算結果比較部を設定し、
該演算結果比較部から演算結果一致信号が出力されないとき、前記他の演算処理ユニットが、前記特定演算部の異常を認定するよう構成したことを特徴とする演算処理ユニットの異常監視装置。
- 前記一の制御対象が誤作動するとき、前記他の制御対象が異常動作を行うような制御システムに用いる、請求項1に記載の演算処理ユニットの異常監視装置において、
前記演算結果比較部から演算結果一致信号が出力されないとき、前記他の演算処理ユニットが、前記特定演算部の異常を認定すると共に前記他の制御対象を作動停止させるよう構成したことを特徴とする演算処理ユニットの異常監視装置。 - 原動機からの動力を、締結容量可変クラッチによる制御下で車輪へ駆動力として伝達する車両であって、
前記一の制御対象が前記締結容量可変クラッチの締結容量であり、前記他の制御対象が前記原動機の出力である制御システムに用いる、請求項1または2に記載の演算処理ユニットの異常監視装置において、
前記演算結果比較部から演算結果一致信号が出力されないとき、前記他の演算処理ユニットが、前記特定演算部の異常を認定すると共に前記原動機の出力を低下させるか、若しくは零にするよう構成したことを特徴とする演算処理ユニットの異常監視装置。 - 原動機としてエンジンおよびモータ/ジェネレータをタンデムに搭載し、これらエンジンおよびモータ/ジェネレータ間を第1の締結容量可変クラッチにより結合可能とし、モータ/ジェネレータおよび駆動車輪間を第2の締結容量可変クラッチにより結合可能とし、前記第1クラッチを解放すると共に前記第2クラッチを締結することでモータ/ジェネレータのみでの電気走行が可能で、前記第1クラッチおよび第2クラッチを共に締結することでエンジンおよびモータ/ジェネレータの双方を用いたハイブリッド走行が可能なハイブリッド車両であって、
前記一の演算処理ユニット内における前記特定演算部が、前記第2クラッチの目標締結容量を決定して第2クラッチの対応する締結容量制御信号を求め、前記他の演算処理ユニットが、前記モータ/ジェネレータの目標出力を決定してモータ/ジェネレータの対応するモータ出力制御信号を求めるようにした制御システムに用いる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の演算処理ユニットの異常監視装置において、
前記演算結果比較部から演算結果一致信号が出力されないとき、前記他の演算処理ユニットが、前記特定演算部の異常を認定すると共に前記モータ/ジェネレータの出力を低下させるか、若しくは零にするよう構成したことを特徴とする演算処理ユニットの異常監視装置。
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