JP4906610B2 - 移動ノードおよびパケットデータサービングノード - Google Patents
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Description
3GPP2 X.S0013-002-A v1.0: "All-IP Core Network Multimedia Domain; IP Multimedia Subsystem - Stage 2", November 2005 3GPP2 X.S0013-004-A v1.0: "All-IP Core Network Multimedia Domain: IP Multimedia Call Control based on SIP and SDP - Stage 3", November 2005 IETF RFC3775 "Mobility Support in IPv6"
したがって、ハンドオフ前後で第1、第2、第3アドレスは変わらない。
なお、本発明の第1形態には、ハンドオフがホームドメインで行われる場合と訪問先ドメインで行われる場合の両方が含まれる。
したがって、ハンドオフ前後で第1、第2、第3アドレスは変わらない。
したがって、ハンドオフ前後で第1、第2、第3アドレスは変わらない。
したがって、ハンドオフ前後で第1、第2、第3アドレスは変わらない。
同様に、移動ノードは、ホームネットワークから離れている間に、1つの通信事業者ネットワークからもう1つの通信事業者ネットワークに移動することも可能である。この場合には、各通信事業者ネットワークは個々のベアラマネージャが設けられる。
以下、移動ノードが通信事業者ネットワークに存在する間にシームレスなモビリティを提供することに焦点を合わせ、かつローカルモビリティに限定して検討する。このシナリオを訪問先ローカルモビリティと定義する。
図3は訪問先グローバルモビリティを表わし、移動ノードが2つのV−BMの間で移動するドメイン間ローミングである。
図4は訪問先グローバルモビリティを表わし、移動ノードは既に訪問先ドメインに存在するが、1つの通信事業者ネットワークからもう1つの通信事業者ネットワークに移動する。これを訪問先グローバルモビリティと呼ぶ。
・ホームローカルモビリティ
− 移動ノードの移動はホームドメインに限定される。
・訪問先ローカルモビリティ
− 移動ノードは訪問先ドメインに存在し、その移動は訪問先ドメインに限定される。
・グローバルモビリティ
− 移動ノードはホームドメインから訪問先ドメインに移動する。
− 移動ノードは1つの訪問先ベアラドメイン(v−BM1)からもう1つの訪問先ベアラドメイン(v−VM2)に移動することが可能である。
− 移動ノードは、ホームネットワークから離れている間に、1つの通信事業者ネットワークからもう1つの通信事業者ネットワークに移動することが可能である。
− ここでは範囲外である。
グローバルモビリティのいくつかの種類が存在し得る。グローバルモビリティの第1形態は、移動ノードがそのホームネットワークから新たな通信事業者ネットワークに移動するときである。グローバルモビリティの第2形態は、移動ノードが同一の通信事業者ネットワーク内で1つの訪問先ベアラドメインからもう1つのベアラドメインに移動するときを含む。グローバルモビリティの第3形態は、ホームネットワークから離れている間に、移動ノードが1つの通信事業者ネットワークからもう1つの通信事業者ネットワークに移動するときを含む。この場合、各ネットワークに1つの、2つのVMが存在すると考えることが自然である。
・シンプルIPv6
− MNがPDSN(Packet Data Serving Node(パケットデータサービングノード))間を移動するとき、一時的なアドレスが変化する。
− 1つはSIPシグナリングのためであり、他はメディアのためである。
・[MN]MIPスタックなし
・[ネットワーク]HA(Home Agent(ホームエージェント))なし
・アプリケーションをベースとするモビリティが必要である(例えばSIPモビリティ)
・CMIPv6(Client Mobile IP version 6)
− MNがPDSN間を移動するとき、CoA(Care of Address(気付アドレス))は変化するが、HoA(Home Address(ホームアドレス))は変化しない。
− 静的HoAはSIPシグナリングのためであり、一時的なHoAはメディアのためである。
・[MN]MIPスタック
・[ネットワーク]HA
・PMIPv6(Proxy Mobile IP version 6)
− MNがPDSN間を移動するとき、CoAは変化するが、HoAは変化しない。
− 静的HoAはSIPシグナリングのためであり、一時的なHoAはメディアのためである。
・[MN]MIPスタックなし
・[ネットワーク]HAおよびPDSNにおけるPMA(Proxy Mobile Agent(プロキシモバイルエージェント))
CMIPv6はクライアントモバイルIPv6である。この場合、クライアントはホームエージェントに加えてモバイルIPスタックを有する。移動ノードがCMIPを用いるとき、移動ノードはその気付アドレスが変化したときにホームエージェントにMIP登録を送信する責任を有する。CMIPを実現するために、ネットワーク構成要素は要求されるモビリティに関するシグナリングをサポートすべきである。移動ノードは2つの異なるIPアドレスを用いることが可能であり、1つはSIPシグナリングのため、1つはメディアのためである。
第3の種類のモビリティサポートはPMIPv6を用いることである。この場合、移動ノードのHoAは変化しないが、CoAは移動ノードがPDSN間を移動するとき変化し得る。PMIPv6の場合、SIPシグナリングのために静的HoAが用いられ、メディアのために一時的なHoAが用いられる。移動ノードにMIPスタックが存在しないためにCoAは変化し得るが、各PDSNにPMAが存在する。通常、PMAは各PDSNに存在する。
A) SIPをベースとするRTP(Real-time Transport Protocol)/UDP(例えば、VoIP(Voice-over-IP))
B) SIPをベースとしないRTP/UDP(例えば、IP/TV(Internet Protocol/TeleVision)のためのRTSP(Real Time Streaming Protocol))
C) SIPをベースとするTCP/IP(例えば、chattcp)
D) SIPをベースとしないTCP/IP(例えば、ftp、telnet)
以下、図面および明細書中の「hMN」、「hDHCP」、「hPDSN」、「hP-CSCF」、「hS-CSCF」、「hI-CSCF」、「hHA」は、それぞれホームドメインに存在する、MN、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ、PDSN、P−CSCF(Proxy Call Session Control Function(プロキシコールセッション制御機能))サーバ、S−CSCF(Serving Call Session Control Function(サービングコールセッション制御機能))サーバ、I−CSCF(Interrogate Call State Control Function(問合せコールセッション制御機能))サーバ、HAを意味し、「hTemp」、「hHoA」、「hCoA」は、それぞれホームドメインにおいて割り当てられた、一時的IPアドレス、ホームアドレス、気付アドレスを意味する。同様に、「vMN」、「vDHCP」、「vPDSN」、「vP-CSCF」、「vS-CSCF」、「vI-CSCF」、「vHA」は、それぞれ訪問先ドメインに存在する、MN、DHCPサーバ、PDSN、P−CSCFサーバ、S−CSCFサーバ、I−CSCFサーバ、HAを意味し、「vTemp」、「vHoA」、「vCoA」は、それぞれ訪問先ドメインにおいて割り当てられた、一時的IPアドレス、ホームアドレス、気付アドレスを意味する。
・メディア用のIPアドレスはアプリケーション毎に割り当てられる。
・MNとHAとの間でメディア用のモバイルIPv6トンネルは用いない。これは、CDMA2000に属する高速なデータ通信規格の1つであるEV-DO Rev.A(CDMA2000 1xEV-DO Revision A(IS-856-A))において、そのカプセル化によるオーバヘッドがメディアストリームに大きく影響するためである。
図5を参照し、ケース1(MN:シンプルIP、ホームドメイン:シンプルIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはhPDSN1とのセッションを確立後、IPアドレスhTemp#1を取得する(図5の(1))。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図5の(2))。これと同時にhMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhTemp#2とhTemp#3を構築する(図5の(3))。hMNは、SIPシグナリングアドレスにはhTemp#1(図5の(4))、SIPのメディアアドレスにはhTemp#2、非SIP系アプリケーションにはhTemp#3をそれぞれ用いる。
なお、hTemp#2、hTemp#3の生成は、以下で図6を参照して説明するように、それぞれ、SIPのメディア、非SIP系アプリケーションで用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
hMNはhPDSN1とのセッションを確立後(LCP/CHAP)、IPアドレスhTemp#1を取得する(IPv6CP (hTemp#1 Interface-ID), RA (hTemp#1 Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hP-CSCF))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhTemp#2とhTemp#3を構築する。hTemp#1はSIPシグナリングアドレス、hTemp#2はSIPのメディア用アドレス、hTemp#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hTemp#1), SIP INVITE (SIP Signaling: hTemp#1, Media: hTemp#2), IP data (SIP: hTemp#2, non-SIP: hTemp#3))。
hMNはhPDSN2とのセッションを確立後(LCP/CHAP)、IPアドレスhTemp#4を取得する(IPv6CP (hTemp#4 Interface-ID), RA (hTemp#4 Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hP-CSCF))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhTemp#5とhTemp#6を構築する。hTemp#4はSIPシグナリングアドレス、hTemp#5はSIPのメディア用アドレス、hTemp#6は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hTemp#4), SIP INVITE (SIP Signaling: hTemp#4, Media: hTemp#5), IP data (SIP: hTemp#5, non-SIP: hTemp#6))。
以上のように、ケース1では、ホームドメイン内でハンドオフすると、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わる。
図7はケース2(MN:シンプルIP、ホームドメイン:PMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hPDSN1はhMNとのセッションを確立後、IPアドレスhHoA#1を取得するため、PMIP BU(Proxy MIP Binding Update)をhHAへ送出する(図7の(1))。hHAはhPDSN1への応答にhHoA#1アドレスを含める。hPDSN1はhMNへhHoA#1を割り当てる(図7の(2))。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図7の(3))。これと同時にhMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhHoA#2とhHoA#3を構築する(図7の(4))。続いてhMNはhHoA#2とhHoA#3の情報をhPDSN1へ伝え、hPDSN1はこれらのアドレスをhHAへ登録する(図7の(5)、hPDSN1からhHAへPMIP BUを送出してhHoA#2とhHoA#3を通知する)。hMNは、SIPシグナリングアドレスにはhHoA#1(図7の(6))、SIPのメディアアドレスにはhHoA#2、非SIP系アプリケーションにはhHoA#3をそれぞれ用いる。
なお、hHoA#2、hHoA#3の生成は、以下で図8を参照して説明するように、それぞれ、SIPのメディア、非SIP系アプリケーションで用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
hPDSN1はhMNとのセッションを確立後(LCP/CHAP)、PMIP BUをhHAへ送出し、hHAはhPDSN1への応答にhHoA#1アドレスを含める(PMIP Reg./Reply (hHoA#1))。hPDSN1はhMNへhHoA#1を割り当てる(IPv6CP (hHoA#1 Interface-ID), RA (hHoA Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hP-CSCF))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhHoA#2とhHoA#3を構築する。続いてhMNはhHoA#2とhHoA#3の情報をhPDSN1へ伝え、hPDSN1はこれらのアドレスをhHAへ登録する(図8には示さない)。hHoA#1はSIPシグナリングアドレス、hHoA#2はSIPのメディア用アドレス、hHoA#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hHoA#1), SIP INVITE (SIP Signaling: hHoA#1, Media: hHoA#2), IP data (SIP: hHoA#2, non-SIP: hHoA#3))。
以上のように、ケース2では、ホームドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。すなわち、シームレスなハンドオフがサポートされる。
図9はケース3(MN:CMIP、ホームドメイン:PMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはCMIPをサポートする移動ノードとしてホームアドレスhHoA#1を保持し、もしくは下位レイヤにて割り当てられている。hPDSN1はhMNとのセッションを確立後、IPアドレスhHoA#2を取得するため、PMIP BU(Proxy MIP Binding Update)をhHAへ送出する(図9の(1))。hHAはhPDSN1への応答にhHoA#2アドレスを含める。hPDSN1はhMNへhHoA#2を割り当てる(図9の(2))。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図9の(3))。また、hMNはCMIP BUをhHAへ送出してhHoA#2を登録する(図9の(4))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhHoA#3を構築する(図9の(5))。続いてhMNはhHoA#3の情報をhPDSN1へ伝え、hPDSN1はこのアドレスをhHAへ登録する(図9の(6)、hPDSN1からhHAへPMIP BUを送出してhHoA#3を通知する)。hMNは、SIPシグナリングアドレスにはhHoA#1(図9の(7))、SIPのメディアアドレスにはhHoA#2、非SIP系アプリケーションにはhHoA#3をそれぞれ用いる。
なお、hHoA#3の生成は、以下で図10を参照して説明するように、非SIP系アプリケーションで用いる前までに行えばよい。
hPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、PMIP BUをhHAへ送出し、hHAはhPDSN1への応答にhHoA#2アドレスを含める(PMIP Reg./Reply (hHoA#2))。hPDSN1はhMNへhHoA#2を割り当てる(IPv6CP (hHoA#2 Interface-ID), RA (hHoA Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hHA, hP-CSCF))。また、hMNはCMIP BUをhHAへ送出してhHoA#2を登録する(CMIP Update (CoA: hHoA#2))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhHoA#3を構築する。続いてhMNはhHoA#3の情報をhPDSN1へ伝え、hPDSN1はこのアドレスをhHAへ登録する(図10には示さない)。hHoA#1はSIPシグナリングアドレス、hHoA#2はSIPのメディア用アドレス、hHoA#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hHoA#1), SIP INVITE (SIP Signaling: hHoA#1, Media: hHoA#2), IP data (SIP: hHoA#2, non-SIP: hHoA#3))。
すなわち、CMIPはSIPのためのハンドオフをサポートし、PMIPはメディアのためハンドオフをサポートする。
以上のように、ケース3では、ホームドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。すなわち、シームレスなハンドオフがサポートされる。
図11はケース4(MN:CMIP、ホームドメイン:CMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはCMIPをサポートする移動ノードとしてホームアドレスhHoA#1を保持している、もしくは下位レイヤにて割り当てられている。hPDSN1はhMNへhCoA#2を割り当てる(図11の(1))。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図11の(2))。これと同時にhMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhTemp#3を構築する(図11の(3))。hMNは、hHAへhCoA#2の情報を登録するため、CMIP BU(CMIP Binding Update)をhHAへ送出する(図11の(4))。hMNは、SIPシグナリングアドレスにはhHoA#1(図11の(5))、SIPのメディアアドレスにはhCoA#2、非SIP系アプリケーションにはhTemp#3をそれぞれ用いる。
なお、hTemp#3の生成は、以下で図12を参照して説明するように、非SIP系アプリケーションで当該アドレスを用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
hPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、hMNへhCoA#2を割り当てる(IPv6CP (hCoA#2 Interface-ID), RA (hCoA#2 Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hHA, hP-CSCF))。hMNはhHAへhCoA#2の情報を登録するため、CMIP BUをhHAへ送出してhCoA#2を登録する(CMIP Update (CoA: hCoA#2))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスhTemp#3を構築する。hHoA#1はSIPシグナリングアドレス、hCoA#2はSIPのメディア用アドレス、hTemp#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hHoA#1), SIP INVITE (SIP Signaling: hHoA#1, Media: hCoA#2), IP data (SIP: hCoA#2, non-SIP: hTemp#3))。
以上のように、ケース4では、ホームドメイン内でハンドオフすると、SIPシグナリングアドレスは変わらないが、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わる。
図13はケース5(MN:シンプルIP、ホームドメイン:シンプルIP、訪問先ドメイン:シンプルIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはシンプルIPをサポートする移動ノードとして動作している。vPDSN1はvTemp#1をhMNへ割り当てる(図13の(1))。続いてP−CSCFサーバ(vP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(vDHCP)へ問い合わせを行う(図13の(2))。これと同時にhMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスvTemp#2とvTemp#3を構築する(図13の(3))。SIPシグナリングアドレスにはvTemp#1(図13の(4))、SIPのメディアアドレスにはvTemp#2、非SIP系アプリケーションにはvTemp#3をそれぞれ用いる。
なお、vTemp#2、vTemp#3の生成は、以下で図14を参照して説明するように、それぞれ、SIPのメディア、非SIP系アプリケーションで用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
vPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、vTemp#1をhMNへ割り当てる(IPv6CP (vTemp#1 Interface-ID), RA (vTemp#1 Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (vP-CSCF))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスvTemp#2とvTemp#3を構築する。vTemp#1はSIPシグナリングアドレス、vTemp#2はSIPのメディア用アドレス、vTemp#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (vTemp#1), SIP INVITE (SIP Signaling: vTemp#1, Media: vTemp#2), IP data (SIP: vTemp#2, non-SIP: vTemp#3))。
以上のように、ケース5では、訪問先ドメイン内でハンドオフすると、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わる。
図15はケース6(MN:シンプルIP、ホームドメイン:シンプルIP、訪問先ドメイン:PMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはシンプルIPをサポートする移動ノードとして動作している。vPDSN1はvHAへPMIP BUを送出してvHoA#1を取得し(図15の(1))、hMNへ割り当てる(図15の(2))。続いてP−CSCFサーバ(vP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(vDHCP)へ問い合わせを行う(図15の(3))。これと同時にhMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスvHoA#2とvHoA#3を構築する(図15の(4))。続いてhMNはvHoA#2とvHoA#3の情報をvPDSN1へ伝え、vPDSN1はこれらのアドレスをvHAへ登録する(図5の(5))。SIPシグナリングアドレスにはvHoA#1(図15の(6))、SIPのメディアアドレスにはvHoA#2、非SIP系アプリケーションにはvHoA#3をそれぞれ用いる。
なお、vHoA#2、vHoA#3の生成は、以下で図16を参照して説明するように、それぞれ、SIPのメディア、非SIP系アプリケーションで用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
vPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、vHAへPMIP BU(PMIP Binding Update)を送出してvHoA#1を取得し(PMIP Reg./Reply (vHoA#1))、hMNへ割り当てる(IPv6CP (vHoA#1 Interface-ID), RA (vHoA Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (vP-CSCF))。hMNは取得済みのIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスvHoA#2とvHoA#3を構築する。続いてhMNはvHoA#2とvHoA#3の情報をvPDSN1へ伝え、vPDSN1はこれらのアドレスをvHAへ登録する(PMIP Update (vHoA#2), PMIP Update (vHoA#3))。vHoA#1はSIPシグナリングアドレス、vHoA#2はSIPのメディア用アドレス、vHoA#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (vHoA#1), SIP INVITE (SIP Signaling: vHoA#1, Media: vHoA#2), IP data (SIP: vHoA#2, non-SIP: vHoA#3))。
以上のように、ケース6では、訪問先ドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。すなわち、シームレスなハンドオフがサポートされる。
図17はケース7(MN:シンプルIP、ホームドメイン:PMIP、訪問先ドメイン:PMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはシンプルIPをサポートする移動ノードとして動作している。vPDSN1はvHAとhHAへPMIP BU(PMIP Binding Update)を送出してvHoA#2とhHoA#1をそれぞれ取得し(図17の(1)および(1’))、hHoA#1をhMNへ割り当てる(図17の(2))。また、vHoA#1のプレフィックスも割り当てる。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図17の(3))。これと同時にhMNは取得済みのvHoA#1と同じIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスvHoA#3とvHoA#4を構築する(図17の(4))。続いてhMNはvHoA#3とvHoA#4の情報をvPDSN1へ伝え、vPDSN1はこれらのアドレスをvHAへ登録する(図5の(5))。SIPシグナリングアドレスにはhHoA#1(図17の(6))、SIPのメディアアドレスにはvHoA#3、非SIP系アプリケーションにはvHoA#4をそれぞれ用いる。
なお、vHoA#3、vHoA#4の生成は、以下で図18を参照して説明するように、それぞれ、SIPのメディア、非SIP系アプリケーションで用いる前であれば、DHCPサーバへの問い合わせと同時に行わなくてもよい。
なお、vHoA IP#2は使用されない。PMA(PDSN)は2つのHAにプレフィックスを通知する必要がある。
vPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、vHAとhHAへPMIP BUを送出してvHoA#2とhHoA#1をそれぞれ取得し(PMIP Reg./Reply (vHoA#2), PMIP Reg./Reply (hHoA#1))、hHoA#1をhMNへ割り当てる(IPv6CP (hHoA#1 Interface-ID))。また、vHoA#1のプレフィックスも割り当てる(RA (hHoA, vHoA Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hP-CSCF))。hMNは取得済みのvHoA#1と同じIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、アドレスをvHoA#3とvHoA#4構築する。続いてhMNはvHoA#3とvHoA#4の情報をvPDSN1へ伝え、vPDSN1はこれらのアドレスをvHAへ登録する(PMIP Update (vHoA#3), PMIP Update (vHoA#4))。
以上のように、ケース7では、訪問先ドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。すなわち、シームレスなハンドオフがサポートされる。
図19はケース8(MN:CMIP、ホームドメイン:PMIP、訪問先ドメイン:PMIP)における移動ノードのIPアドレス取得手順を示す。
hMNはCMIPをサポートする移動ノードとしてホームアドレスhHoA#1を保持している、もしくは下位レイヤにて割り当てられている。vPDSN1はvHAへPMIP BU(PMIP Binding Update)を送出してvHoA#2を取得し(図19の(1))、hMNへ割り当てる(図19の(2))。続いてP−CSCFサーバ(hP−CSCF)のアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバ(hDHCP)へ問い合わせを行う(図19の(3))。hMNはhHAへCMIP BUを送出してvHoA#2を登録する(図19の(4))。hMNは取得済みのvHoA#2と同じIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、vHoA#3を構築する(図19の(5))。vPDSN1はvHAへPMIP BUを送出してvHoA#3を通知する(図19の(6))。SIPシグナリングアドレスにはhHoA#1(図19の(7))、SIPのメディアアドレスにはvHoA#2、非SIP系アプリケーションにはvHoA#3をそれぞれ用いる。
vPDSN1はhMNとのセッションを確立すると(LCP/CHAP)、vHAへPMIP BUを送出してvHoA#2を取得し(PMIP Reg./Reply (vHoA#2))、hMNへ割り当てる(IPv6CP (vHoA#2 Interface-ID), RA (hHoA, vHoA Prefix))。続いてP−CSCFサーバのアドレスを取得するためにhMNはDHCPサーバへ問い合わせを行う(DHCP Inform (hHA, hP-CSCF))。hMNはhHAへCMIP BUを送出してvHoA#2を登録する(CMIP Update (CoA: vHoA#2))。hMNは自らインタフェースIDを確立するがvHoA#2を取得済みであるので、このインタフェースIDは使用しない。vPDSN1はvHAへPMIP BUを送出してvHoA#2を通知する(PMIP Update (vHoA#2))。hMNは取得済みのvHoA#2と同じIPv6プレフィックスと自ら確立したインタフェースIDを用い、vHoA#3を構築する。続いてhMNはvHoA#3の情報をvPDSN1へ伝え、vPDSN1はこのアドレスをvHAへ登録する(PMIP Update (vHoA#3))。hHoA#1はSIPシグナリングアドレス、vHoA#2はSIPのメディア用アドレス、vHoA#3は非SIP系アプリケーションに使用される(SIP Registration (hHoA#1), SIP INVITE (SIP Signaling: hHoA#1, Media: vHoA#2), IP data (SIP: vHoA#2, non-SIP: vHoA#3))。
以上のように、ケース8では、訪問先ドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。すなわち、シームレスなハンドオフがサポートされる。
以上から、ケース2、3、6、7、8は、移動ノードのローカルモビリティを実現する。
表3は、以上の異なるケースの詳細を表わす。表3において、「ホームドメイン」の欄は、ホームドメインでのハンドオフ前のIPアドレスを表わし、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ホームドメインでのハンドオフ後のIPアドレスを表わし、「訪問先ドメイン」の欄は、訪問先ドメインでのハンドオフ前のIPアドレスを表わし、「訪問先ローカルモビリティ」の欄は、訪問先ドメインでのハンドオフ後のIPアドレスを表わす。
なお、表2からも分かるように、ケース5とケース1は移動ノードとホームドメインについてのプロトコルが共通であるので、表3のケース5の「ホームドメイン」、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ケース1のハンドオフ前後のIPアドレスが記載されている。
ケース1では、図5、図6を参照して説明したように、ホームドメイン内でハンドオフすると、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わる。
なお、表2からも分かるように、ケース6とケース1は移動ノードとホームドメインについてのプロトコルが共通であるので、表3のケース6の「ホームドメイン」、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ケース1のハンドオフ前後のIPアドレスが記載されている。これについては上述した通りである。
なお、表2からも分かるように、ケース7とケース2は移動ノードとホームドメインについてのプロトコルが共通であるので、表3のケース7の「ホームドメイン」、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ケース2のハンドオフ前後のIPアドレスが記載されている。
ケース2では、図7、図8を参照して説明したように、ホームドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。
なお、表2からも分かるように、ケース8とケース3は移動ノードとホームドメインについてのプロトコルが共通であるので、表3のケース8の「ホームドメイン」、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ケース3のハンドオフ前後のIPアドレスが記載されている。
ケース3では、図9、図10を参照して説明したように、ホームドメイン内でハンドオフしても、SIPシグナリングアドレス、SIPのメディア用アドレス、非SIP系アプリケーションのアドレスは変わらない。
なお、表2からも分かるように、ケース9とケース3は移動ノードとホームドメインについてのプロトコルが共通であるので、表3のケース9の「ホームドメイン」、「ホームローカルモビリティ」の欄は、ケース3のハンドオフ前後のIPアドレスが記載されている。これについては上述した通りである。
・3種類のグローバルモビリティが存在し得る。
− これについては図2、図3を参照して説明した。
・新たなベアラIPアドレスを伝達するプロトコルが必要である。
− それはA−IMSにおけるSIPまたはCMIPとすることが可能である。
− MMDの場合、PMIPとすることが可能であるが、PMIPはホームドメインにおけるホームエージェントへのバインディング更新をサポートしなければならない。
− この場合、訪問先ドメインにおけるPMIPとホームネットワークにおけるホームエージェントとの間で適切なセキュリティアソシエーションを有する必要がある。
・モビリティインフラのサポートはA−IMSとIMDネットワークとの間で異なり得る。
− MMDクライアントはCMIPをサポートしないことがあり得る。
− A−IMSクライアントはクライアントにCMIPスタックを常に必要とする。
− MMDドメインとA−IMSドメインとの間のモビリティを助ける解決策が必要である。
MN 移動ノード
PDSN パケットデータサービングノード
V−BM 訪問先ベアラマネージャ
Claims (8)
- パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第1アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第1アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1および第2インタフェースIDを用いて第2および第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第2および第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより同一ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1および第2インタフェースIDを用いて第2および第3アドレスを生成する移動ノード。 - 移動ノードとの間でセッションを確立するパケットデータサービングノードであって、
前記移動ノードは、
前記パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第1アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第1アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1および第2インタフェースIDを用いて第2および第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第2および第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより同一ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1および第2インタフェースIDを用いて第2および第3アドレスを生成し、
前記パケットデータサービングノードは、
前記移動ノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記第1アドレスを取得して前記移動ノードに割り当てるアドレス割り当て手段と、
前記移動ノードから通知された前記第2および第3アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
を具備するパケットデータサービングノード。 - 第1アドレスを保持するアドレス保持手段と、
パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第2アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記取得した第2アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
前記第2アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより同一ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成する移動ノード。 - 移動ノードとの間でセッションを確立するパケットデータサービングノードであって、
前記移動ノードは、
第1アドレスを保持するアドレス保持手段と、
前記パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第2アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記取得した第2アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
前記第2アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより同一ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成し、
前記パケットデータサービングノードは、
前記移動ノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記第2アドレスを取得して前記移動ノードに割り当てるアドレス割り当て手段と、
前記移動ノードから通知された前記第3アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
を具備するパケットデータサービングノード。 - 訪問先ドメインのパケットデータサービングノードとのセッションを確立後、ホームドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第1アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第1アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1および第2インタフェースIDを用いて第3および第4アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3および第4アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第3、第4アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより前記訪問先ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1および第2インタフェースIDを用いて第3および第4アドレスを生成する移動ノード。 - 移動ノードとの間でセッションを確立するパケットデータサービングノードであって、
前記移動ノードは、
訪問先ドメインの前記パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、ホームドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第1アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第1アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1および第2インタフェースIDを用いて第3および第4アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3および第4アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第3、第4アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより前記訪問先ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1および第2インタフェースIDを用いて第3および第4アドレスを生成し、
前記パケットデータサービングノードは、
他のドメインをホームドメインとする前記移動ノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから第2アドレスを取得するとともに、前記移動ノードのホームドメインのホームエージェントから前記第1アドレスを取得し、前記第1アドレスを前記移動ノードに割り当てるアドレス割り当て手段と、
前記移動ノードから通知された前記第3および第4アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
を具備するパケットデータサービングノード。 - 第1アドレスを保持するアドレス保持手段と、
訪問先ドメインのパケットデータサービングノードとのセッションを確立後、前記訪問先ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第2アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第2アドレスをホームドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
前記第2アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより前記訪問先ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成する移動ノード。 - 移動ノードとの間でセッションを確立するパケットデータサービングノードであって、
前記移動ノードは、
第1アドレスを保持するアドレス保持手段と、
訪問先ドメインの前記パケットデータサービングノードとのセッションを確立後、前記訪問先ドメインのホームエージェントから前記パケットデータサービングノードが取得した第2アドレスを取得するアドレス取得手段と、
前記第2アドレスをホームドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
前記第2アドレスのプレフィックスと自ら生成した第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成するアドレス生成手段と、
前記生成した第3アドレスを前記パケットデータサービングノードに通知するアドレス通知手段と、
前記第1、第2、第3アドレスを、それぞれSIPシグナリング、SIPメディア、非SIP系アプリケーションのためのアドレスに使用して通信する通信手段と、
を具備し、
前記アドレス生成手段は、ハンドオフにより前記訪問先ドメインの他のパケットデータサービングノードとのセッションを確立すると、ハンドオフ前と同じ第1インタフェースIDを用いて第3アドレスを生成し、
前記パケットデータサービングノードは、
他のドメインをホームドメインとする前記移動ノードとのセッションを確立後、同一ドメインのホームエージェントから前記第2アドレスを取得して前記移動ノードに割り当てるアドレス割り当て手段と、
前記移動ノードから通知された前記第3アドレスを前記同一ドメインのホームエージェントに登録するアドレス登録手段と、
を具備するパケットデータサービングノード。
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