JP4902255B2 - 防水・止水材用改質アスファルト組成物、およびその製造方法 - Google Patents
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(B)軽量フィラーを、(A)成分(固形分換算)100容積に対して、0.1〜2容積倍、ならびに
(C)ポリイソシアネート化合物を(A)成分(固形分換算)100質量部に対し0.1〜40質量部、
配合してなる改質アスファルト組成物に関する。
ここで、(A)成分は、好ましくは、(a1)重合体ラテックスと溶融された(a2)アスファルトを混合してなり、かつ(a1)重合体ラテックスのゲル分が60%以下である。
また、(A)成分の粘度は、好ましくは100〜50,000mPa・sである。
本発明の組成物においては、上記(A)成分の粘度が100〜50,000mPa・sとなるように、(A)成分中にさらに増粘剤を配合してもよい。
さらに、(B)軽量フィラーは、好ましくは嵩比重0.005〜0.5である。
次に、本発明は、上記(A)成分、(B)成分および(C)成分を、使用直前に調合する上記改質アスファルト組成物の製造方法に関する。
また、本発明は、(A)成分と(B)成分をあらかじめ混合し、使用直前にこれと(C)成分を調合してなる上記改質アスファルト組成物の製造方法に関する。
さらに、硬化剤にイソシアネート系を用いることにより、厚付けしても短時間で硬化・成膜し、低温下でも柔軟性を保持した組成物を提供することができる。
本発明の(A)成分に用いられる(a1)重合体ラテックスとしては、例えばポリブタジエンラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン−メチルメタアクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタアクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、クロロプレンゴムラテックス、塩化ビニル系ラテックス、塩化ビニリデン系ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス、アクリレート−酢酸ビニル共重合体ラテックス、アクリレート−スチレン共重合体ラテックス、アクリレート−エチレン共重合体ラテックス、シリコーン−アクリレート共重合体ラテックス、オレフィン系ラテックス、ポリウレタンラテックスなどのゴムラテックスあるいは樹脂ラテックスを挙げることができる。また、これら重合体ラテックスは、カルボキシル基、アミド基、N−メチロール基、グリシジル基、水酸基、スルホン酸基などの官能基を少なくとも1種以上有することもできる。
本発明において、特に好ましい重合体ラテックスは、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスおよびカルボキシル変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスである。
ここで、ゲル分の測定は、トルエン不溶解分の測定で、(1)重合体ラテックスの塗膜を作製し、0.3gを三角フラスコに採取、(2)100mlのトルエンを加えて1時間攪拌し、(3)15時間±1時間放置、(4)再度、1時間攪拌して、ろ紙で全量ろ過し、(5)予め計量したアルミ皿に分取して、トルエンを乾燥させて、トルエンへの溶解量を求め、(6)トルエンの不溶解分を算出し求めた値である。ゲル分が60%を超えると、(a1)重合体ラテックスと(a2)アスファルトとを乳化してアスファルトエマルジョンを作製する場合に、高濃度のアスファルトエマルジョンを製造することができない。
なお、(a1)重合体ラテックスのゲル分を60%以下にするには、分子量の調整や官能基の調整などによって行なうことができる。
また、高ゲル分の重合体ラテックスと低ゲル分の重合体ラテックスを2種以上混合することで、平均のゲル分を60%以下にした重合体ラテックスを使用することができる。
および(ii)で測定したものである。
(i) 重合体ラテックス約5gをガラス板に薄く引き伸し、25℃で7日間乾燥させ、重合体フィルムを得る。
(ii) 得られた乾燥重合体フィルムのTgを、昇温速度:20℃/分、雰囲気:窒素ガス、およびサンプル量20mgの条件で測定する。
本発明において、重合体ラテックスは、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
界面活性剤の使用量は、改質アスファルトエマルジョン(固形分)に対して、好ましくは0.01〜5.0質量%であり、さらに好ましくは0.05〜4.5質量%、特に好ましくは0.1〜3.0質量%である。この場合、界面活性剤の使用量が0.01質量%未満では、アスファルトエマルジョンの経時的な粘度安定性が低下し、一方、5.0質量%を超えると、得られる改質アスファルト組成物の耐吸水性が低下し、初期の防水・止水性能を持続することが困難となる。
ここで、針入度は、JIS K2207に準拠して測定した値である。
なお、(A)改質アスファルトエマルジョン中の粒子は、粒子径分布で1〜50μmに70%以上占めていることが好ましい。
ここで、粒子径は、マイクロトラックMT3300EXII(日機装社製)を用いて、体積平均50%での粒子径を測定した値である。
なお、(A)改質アスファルトエマルジョンの粒子径は、界面活性剤の添加量や乳化・分散時間により、容易に調整することができる。
上記粘度は、トキメック社製のB形回転粘度計を用いて測定された値である。
この粘度は、ポリカルボン酸系、ポリアクリル酸系、ポリエーテル系、水溶性ポリマーなどの増粘剤の添加により調整することができる。
ここで、塗膜の伸び率の測定は、JIS A6021建築用塗膜防水材に準拠して測定された値である。
塗膜の伸び率を常態で300%以上にするには、重合体ラテックスの成分や改質アスファルトエマルジョンの(a1)成分と(a2)成分の比率によって容易に調整できる。
本発明に用いられる(B)軽量フィラーは、本発明の改質アスファルト組成物において、組成物を軽量化するとともに、軽量フィラーが、外部から受けた衝撃を吸収し、空気層の介在による遮音、遮熱の効果を果たすものである。
(B)軽量フィラーとしては、ガラスバルーン、シリカバルーン、シラスバルーン、カーボンバルーン、フェノールバルーン、アルミナバルーン、ポリスチレンバルーン、ポリエチレンバルーン、セラミックスビーズ、バーミキュライト、パーライト、熱膨張性マイクロカプセル、多孔質ケイ酸カルシウムなどが挙げられるが、ポリスチレンバルーン、ポリエチレンバルーンなどの弾性を有する材料が好ましい。
(B)軽量フィラーは、さらに好ましくは、非吸水状態のものである。このような(B)軽量フィラーは、吸水せず、防水性能を維持することができる。また、アスファルトエマルジョンと軽量フィラーを独立に存在させることができ、断熱効果を付与することができる。さらに、表面に官能基を付与することにより、改質アスファルトエマルジョンと軽量フィラーとの密着性を向上させることができる。
(B)軽量フィラーの市販品としては、積水化成品工業社製のエスレンビーズなどが挙げられる。
また、(B)軽量フィラーのアスペクト比(長径/短径比)は、1〜2、好ましくは1〜1.8、さらに好ましくは1〜1.5程度である。2を超えると、連続層を形成し難く、連続した塗膜が形成しにくい。
ここで、上記平均粒径は、軽量フィラー粒子を任意に5回取り出し、50倍で拡大写真を撮り、それぞれ短辺と長辺の長さを求め、短辺と長辺の比率を算出し、5個の平均値を求めた値である。
次に、本発明において使用される(C)ポリイソシアネート化合物は、本発明のアスファルト組成物において、得られる組成物を施工することにより、厚さ5mm以上の柔軟性のある固化物を作製することができ、また短時間で固化物を形成するという役目を果たすものである。この(C)ポリイソシアネート化合物は、イソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物である。
この(C)ポリイソシアネート化合物としては、例えばフェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、4,4'−ビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメチル−4,4'−ビフェニルジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3'−ジメチル−4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのジイソシアネート化合物;ビフェニルトリイソシアネート、ジフェニルメタントリイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、ナフタレントリイソシアネートなどのトリイソシアネート化合物;これらの重合物などを挙げることができる。
本発明において、(C)ポリイソシアネート化合物は、アスファルトエマルジョンの調製後から最終組成物の使用直前までの適宜の段階で配合することができるが、最終組成物を例えば防水材として使用する直前に配合することが望ましい。
なお、本発明の改質アスファルト組成物は、(A)アスファルトエマルジョン調製時に増粘剤を添加することができる。この増粘剤は、(A)成分に添加することにより、軽量フィラーの局在化の防止や垂直面への厚塗り性の向上など作用効果をなすものである。増粘剤としては、メチルセルローズ、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、カゼイン、ポリアクリル酸またはその誘導体を用いて乳化したブロック共重合体ラテックス(特公昭52−22651号公報)などのほか、水溶性ポリカルボン酸(塩)やカチオン系ポリマーであるジメチルアミノエチルメタクリレートメチルクロライド四級塩重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド四級塩重合物などが挙げられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
増粘剤の使用量は、(A)成分の粘度が100〜50,000mPa・sとなる範囲で適宜使用することができる。
上記したように、本発明の改質アスファルト組成物においては、(C)ポリイソシアネート化合物は、アスファルトエマルジョンの調製後から最終組成物の使用直前までの適宜の段階で配合することができるが、最終組成物を例えば防水材として使用する場合は直前に配合することが望ましい。
従って、本発明の改質アスファルト組成物を調製するには、
(1)上記(A)成分(増粘剤を含む場合がある)、(B)成分および(C)成分を、使用直前に調合するか、
(2)(A)成分(増粘剤を含む場合がある)と(B)成分をあらかじめ混合し、使用直前にこれと(C)成分を調合することが好ましい。
(A)成分
JSR 0561:JSR社製、スチレン−ブタジエンゴムラテックス、固形分69質量%、ゲル含量=3%未満
JSR 0548:JSR社製、カルボン酸変性スチレン−ブタジエンゴムラテックスゴムラテックス、ゲル含量=85%
JSR 0858:JSR社製、スチレン−ブタジエンゴムラテックスゴムラテックス、ゲル含量=28%
JSR 2108:JSR社製、スチレン−ブタジエンゴムラテックスゴムラテックス、ゲル含量=3%未満
アスファルト:コスモアスファルト社製、針入度が80〜100のストレートアスファルト
φ1.5mmPSビーズ:積水化成品工業社製、エスレンHNB 30倍発泡品、嵩比重=0.03
φ3mmPSビーズ:積水化成品工業社製、エスレンHNB 50倍発泡品、嵩比重=0.05
セラミックスビーズ:サンケムテック社製、φ1.5mm、嵩比重=0.3
バーミキュライトGS:ニッタイ社製、嵩比重=0.14
パーライトL号:富士タルク工業社製、嵩比重=0.18
ポリイソシアネート化合物:日本ポリウレタン工業社製、(ウッドキュア300)
その他の添加剤
ポルトランドセメント:太平洋セメント社製、普通ポルトランドセメント
ポリカルボン酸ソーダ(増粘剤):イーテック社製、QL180
(A)成分の粘度(mPa・s):
トキメック社製、B形回転粘度計を用いて測定した。
塗膜の作製厚み(mm):
剥離紙の上に15mm厚の型枠を作り、その中に改質アスファルト組成物を流し込んだ際の厚み。
前掲
軽量フィラーの嵩比重の測定方法:
ヨシミツ社製の比重カップを用いて、水に対しての比重換算をして算出した。
1.試験体の作製
(1)剥離紙の上に、規定の厚みになるように型枠をつくり、200×300(mm)の大きさに防水材を均一に流し込む。
(2)23℃×50%R.H.雰囲気下で7日間養生させる。
2.試験方法
(1)図1のように試験体を設置し、20℃雰囲気下に1時間以上養生する。
(2)まず、高さ0.5mからおもりを落下させ、防水層に穴あきがなければ、1m、1.5mと高さを変更して、防水層への穴あき状態を確認する。
△:合格下限(耐衝撃性2を満足する)
×:不合格(耐衝撃性1である)
1-1.試験体の作製
(1)縦500×横500×厚み15(mm)の型枠に、均一に流し込む。
(2)23℃×50%R.H雰囲気下に7日間(以上)養生する。
(3)これを試験体とする。
1-2.試験片の作製
(1)試験体を幅30mm×長さ150mmでカットしたものを6個作製する。
1-3.試験方法
1-3-1.標準状態での折り曲げ試験
(1)23℃×60%R.H雰囲気下で図2のようにφ30mmの棒で折り曲げ、その時の塗膜の状態(亀裂発生の状態)を確認する。
○:合格(5回以上の折り曲げでも亀裂が発生しない)
△:合格下限(2〜4回で亀裂が発生する)
×:不合格(1回の折り曲げで亀裂が発生する)
(C)成分を混合して、硬化成膜(指触でエマルジョンが付かない)の状態を確認した。
○:合格(8時間以内に硬化する。)
△:合格下限(8時間以内に硬化せず、24時間以内に硬化する。)
×:不合格(24時間を超えても、液状部分がある。)
1.試験体の作製
(1)縦500×横500×厚み15(mm)の型枠に、均一に流し込む。
(2)23℃×50%R.H雰囲気下に7日間(以上)養生する。
(3)これを試験体とする。
2.試験片の作製
(1)試験体をφ300mmでカットしたもの作製する。
(2)試験機のボルト穴部分をポンチなどで穴を開ける。
3.試験方法
(1)試験体を図3のように、加圧透水試験機に取り付ける。
(2)ボルトを締め込み、0.3MPaの水圧を1時間作用させ、試験機底部の穴から漏水が無いかを確認する。
(注)試験機のパッキン部分からの漏れがないように、常にボルトの締め込みを行う。
○:合格 (漏水がない。)
×:不合格(漏水する。)
厚み5mm以上の歩留まり性を合格とする。
比重の測定方法:ヨシミツ社製の比重カップを用いて、水に対しての比重換算をして算出した。
伸び率300%以上を合格とする。
また、24時間後、型枠を脱型して、隅々まで材料が行渡っているか確認した。
○:合格(コテの押さえ込み10回以内で型枠にあった状態にできる。)
△:合格下限(コテの押さえ込みが10回を超え20回以内で型枠にあった状態にできる。)
×:不合格(コテの押さえ込みが20回を超えても型枠にあった状態にできない。または、脱型後、材料が行渡っていない。)
内容積1リットルのステンレス製容器に、表3に示す組成の材料を配合して、アスファルトエマルジョンを調製した。すなわち、(A)アスファルトエマルジョンは、まず重合体ラテックスを固形分換算で15質量部およびロジン酸カリウム系界面活性剤を重合体ラテックス+アスファルト=100質量部に対して0.9質量部、ステンレス製容器に配合し、ラボスターラーにて300rpmで攪拌しつつ、50℃まで加温したのち、この液中に、攪拌下で、130℃にて加熱溶融したストレートアスファルトを85質量部徐々に添加し、その後、所定の固形分(80質量%)にするために水、さらに増粘剤としてポリカルボン酸ソーダ2質量部を添加し、冷却して調製した。このようにして調製された(A)アスファルトエマルジョンに、使用直前に、(B)軽量フィラーとしてφ1.5mmPSビーズを(A)成分/(B)成分の容積比で1/1、および(C)ポリイソシアネート化合物を10質量部、表3のように加えて、評価した。結果を表3に示す。なお、表3中、(A)成分の粘度は、増粘剤を加えない時点での(A)成分単独の粘度である。
表3に示す配合処方で、実施例1と同様にしてアスファルト組成物を調製し、評価した。結果を表3に示す。
比較例1は重合体ラテックスを含まず、溶融アスファルトのみで作製した。
比較例2は、溶融アスファルトを含まず、重合体ラテックスのみで作製した。
表4の配合処方とする以外は、実施例1と同様にして、アスファルト組成物を調製し、評価した。結果を表4に示す。なお、表4の実施例2、表5の実施例2は、表3の実施例2と同じである。
増粘剤を添加し、あるいは添加せずに、表5に示す配合処方とする以外は、実施例1と同様にして、アスファルト組成物を調製し、評価した。結果を表5に示す。
なお、増粘剤(ポリカルボン酸ソーダ、イーテック社製のQL180)の添加は、(A)成分調製時に、ラボスターラーで攪拌しつつ目標粘度になるまで添加して行った。
なお、実施例15〜19、比較例5〜7に用いられた(A)改質アスファルトエマルジョンは同じ組成であり、当該エマルジョンの粒子径は、表2のとおりであった。
Claims (7)
- (A)(a1)重合体ラテックスを固形分換算で5〜90質量%、および(a2)アスファルト95〜10質量%[ただし、(a1)+(a2)=100質量%]を主成分とする改質アスファルトエマルジョンに対し、
(B)ポリスチレンバルーンおよびポリエチレンバルーンから選ばれた軽量フィラーを、(A)成分(固形分換算)100容積に対して、0.5〜2容積倍、ならびに
(C)ポリイソシアネート化合物を(A)成分(固形分換算)100質量部に対し0.1〜40質量部、
配合してなる防水・止水材用改質アスファルト組成物。 - (A)成分が(a1)重合体ラテックスと溶融された(a2)アスファルトを混合してなり、かつ(a1)重合体ラテックスのゲル分が60%以下である請求項1記載の防水・止水材用改質アスファルト組成物。
- (A)成分の粘度が100〜50,000mPa・sである請求項1または2に記載の防水・止水材用改質アスファルト組成物。
- (A)成分の粘度が100〜50,000mPa・sとなるように、(A)成分中にさらに増粘剤を配合してなる請求項1〜3いずれかに記載の防水・止水材用改質アスファルト組成物。
- (B)軽量フィラーが嵩比重0.006〜0.1である請求項1〜4いずれかに記載の改質アスファルト組成物。
- (A)成分、(B)成分および(C)成分を、使用直前に調合する請求項1〜5いずれかに記載の防水・止水材用改質アスファルト組成物の製造方法。
- (A)成分と(B)成分をあらかじめ混合し、使用直前にこれと(C)成分を調合する請求項1〜5いずれかに記載の防水・止水材用改質アスファルト組成物の製造方法。
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