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JP4995579B2 - 基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハやガラス基板等の基板を処理するための基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法に関する。
この種の基板処理装置の処理炉として、例えば電界と磁界とによりプラズマを生成し、このプラズマを用いて基板を処理する変形マグネトロン型プラズマ処理炉(MMT:Modified Magnetron Typed Plasma Source)が知られている。このMMT装置は、基板を保持するサセプタ内に加熱源であるヒータを有しており、このヒータにより基板を加熱する際の温度限界は、処理室内の圧力が1〜200Pa下で、400〜700℃程度である。しかしながら、厚膜を形成するためには基板温度を750℃以上とする必要がある。そこで、処理室外部に第2の熱源(光源)を設け、基板温度を750℃以上に加熱することを可能としたMMT装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2005−276998号公報
しかしながら、上記第2の熱源(光源)を用いたMMT装置においては、処理室周辺部が高温化し、処理室内を気密にシールするシール部材の寿命を縮めるおそれがあった。
本発明は、上記従来の問題を解消し、基板の加熱温度を上げて高温処理能力を向上させることが可能な基板処理装置及び半導体デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の特徴とするところは、少なくとも上面に光透過性窓部を設けた処理室と、前記処理室内にプラズマを生成する放電用電極と、前記光透過性窓部に対応する処理室外側に配置されるランプ加熱装置と、前記ランプ加熱装置を支持する支持部材と、前記光透過性窓部と前記支持部材の間に設けられ、該光透過性窓部の破損を防止する破損防止部材と、前記処理室を気密にシールするシール部材と、を有し、前記ランプ加熱装置から前記シール部材に対して放出される輻射熱を遮蔽する位置であって、前記光透過性窓部の外縁部には、前記ランプ加熱装置から照射される光の透過率を低減させる透過率低減部が設けられ、さらに該透過率低減部は、前記処理室に晒されないよう構成されている基板処理装置にある。
また、少なくとも上面に光透過性窓部を設けた処理室と、前記処理室内にプラズマを生成する放電用電極と、前記光透過性窓部に対応する処理室外側に配置されるランプ加熱装置と、前記ランプ加熱装置を支持する支持部材と、前記光透過性窓部と前記支持部材の間に設けられ、該光透過性窓部の破損を防止する破損防止部材と、前記処理室を気密にシールするシール部材と、を有し、前記ランプ加熱装置から前記シール部材に対して放出される輻射熱を遮蔽する位置であって、前記光透過性窓部の外縁部には、前記ランプ加熱装置から照射される光の透過率を低減させる透過率低減部が設けられ、さらに該透過率低減部は、前記処理室に晒されないように構成されている基板処理装置を用いた半導体デバイスの製造方法であって、前記処理室に搬送された基板を前記ランプ加熱装置によって加熱する工程と、前記処理室内で前記基板にプラズマ処理を施す工程と、を有する半導体デバイスの製造方法にある。
好適には、前記透過率低減部は前記光透過性窓部の上面及び下面の少なくとも一方に形成されている。
好適には、前記処理室内を気密にシールするシール部材と、このシール部材に対して前記ランプ加熱装置からの輻射熱を遮蔽する遮蔽部材とを有する。
好適には、前記シール部材の周辺部を冷却する冷却手段を有する。
本発明によれば、光透過性窓部の少なくとも一部にランプ加熱装置から照射される光の透過率を低減させる透過率低減部を有するので、シール部材周辺の温度上昇を抑制することができ、もって基板の加熱温度を上げて高温処理能力を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。本発明のプラズマ処理炉は、電界と磁界により高密度プラズマを生成できる変形マグネトロン型プラズマ源(Modified Magnetron Typed Plasma Source)を用いてウエハ等の基板をプラズマ処理する基板処理炉(以下、MMT装置と称する)である。このMMT装置は、気密性を確保した処理室に基板を設置し、シャワーヘッドを介して反応ガスを処理室に導入し、処理室をある一定の圧力に保ち、放電用電極に高周波電力を供給して電界を形成するとともに磁界を形成し、マグネトロン放電を起こす。放電用電極から放出された電子がドリフトしながらサイクロイド運動を続けて周回することにより長寿命となって電離生成率を高めるので高密度プラズマを生成できる。このように反応ガスを励起分解させて基板表面を酸化または窒化等の拡散処理、または基板表面に薄膜を形成する、または基板表面をエッチングする等、基板へ各種のプラズマ処理を施すことができる。
図1に、基板処理装置としてのMMT装置100の概略構成図を示す。MMT装置100は、処理容器203を有し、この処理容器203は、第1の容器であるドーム型の上側容器210と第2の容器である碗型の下側容器211により形成され、上側容器210は下側容器211の上に被せられている。上側容器210は酸化アルミニウム又は石英等の非金属材料で形成されており、下側容器211は例えばアルミニウムで形成されている。また、処理容器203の上面には後述する光透過性窓部278が配設され、この光透過性窓部278に対応する反応容器203外側にランプ加熱装置(光源)280が設けられている。また後述するヒータ一体型の基板保持具(基板保持手段)であるサセプタ217を窒化アルミニウムやセラミックス又は石英等の非金属材料で構成することによって、処理の際に膜中に取り込まれる金属汚染を低減している。
シャワーヘッド236は、処理室(反応室)201の上部に設けられ、リング状の枠体233と、後述する光透過性窓部278と、ガス導入口234と、バッファ室237と、開口238と、遮蔽プレート240と、ガス吹出口239とを備えている。バッファ室237は、ガス導入口234より導入されたガスを分散するための分散空間として設けられる。
ガス導入口234には、ガスを供給するガス供給管232が接続されており、ガス供給管232は、開閉弁であるバルブ243a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ241を介して図中省略の反応ガス230のガスボンベに繋がっている。シャワーヘッド236から反応ガス230が処理室201に供給され、また、サセプタ217の周囲から処理室201の底方向へ基板処理後のガスが流れるように下側容器211の側壁にガスを排気するガス排気口235が設けられている。ガス排気口235にはガスを排気するガス排気管231が接続されており、ガス排気管231は、圧力調整器であるAPC242、開閉弁であるバルブ243bを介して排気装置である真空ポンプ246に接続されている。
供給される反応ガス230を励起させる放電機構(放電用電極)として、筒状、例えば円筒状に形成された第1の電極である筒状電極215が設けられる。筒状電極215は処理容器203(上側容器210)の外周に設置されて処理室201内のプラズマ生成領域224を囲んでいる。筒状電極215にはインピーダンスの整合を行う整合器272を介して高周波電力を印加する高周波電源273が接続されている。
また、筒状、例えば円筒状に形成された磁界形成機構(磁界形成手段)である筒状磁石216は筒状の永久磁石となっている。筒状磁石216は、筒状電極215の外表面の上下端近傍に配置される。上下の筒状磁石216、216は、処理室201の半径方向に沿った両端(内周端と外周端)に磁極を持ち、上下の筒状磁石216、216の磁極の向きが逆向きに設定されている。従って、内周部の磁極同士が異極となっており、これにより、筒状電極215の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成するようになっている。
処理室201の底側中央には、基板であるウエハ200を保持するための基板保持具(基板保持手段)としてサセプタ217が配置されている。サセプタ217は、例えば窒化アルミニウムやセラミックス、又は石英等の非金属材料で形成され、内部に加熱機構(加熱手段)としてのヒータ(図中省略)が一体的に埋め込まれており、ウエハ200を加熱できるようになっている。ヒータは、電力が印加されてウエハ200を500℃程度にまで加熱できるようになっている。
また、サセプタ217の内部には、さらにインピーダンスを変化させるための電極である第2の電極も装備されており、この第2の電極がインピーダンス可変機構274を介して接地されている。インピーダンス可変機構274は、コイルや可変コンデンサから構成され、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、上記電極及びサセプタ217を介してウエハ200の電位を制御できるようになっている。
ウエハ200をマグネトロン型プラズマ源でのマグネトロン放電により処理するための処理炉202は、少なくとも処理室201、処理容器203、サセプタ217、筒状電極215、筒状磁石216、シャワーヘッド236、及び排気口235から構成されており、処理室201でウエハ200をプラズマ処理することが可能となっている。
筒状電極215及び筒状磁石216の周囲には、この筒状電極215及び筒状磁石216で形成される電界や磁界を外部環境や他処理炉等の装置に悪影響を及ぼさないように、電界や磁界を有効に遮蔽する遮蔽板223が設けられている。
サセプタ217は下側容器211と絶縁され、サセプタ217を昇降させるサセプタ昇降機構(昇降手段)268が設けられている。またサセプタ217には貫通孔217aが設けられ、下側容器211底面にはウエハ200を突上げるためのウエハ突上げピン266が少なくとも3箇所に設けられている。そして、サセプタ昇降機構268によりサセプタ217が下降させられた時にはウエハ突上げピン266がサセプタ217と非接触な状態で貫通孔217aを突き抜けるような位置関係となるよう、貫通孔217a及びウエハ突上げピン266が配置される。
また、下側容器211の側壁には仕切弁となるゲートバルブ244が設けられ、開いている時には図中省略の搬送機構(搬送手段)により処理室201に対してウエハ200を搬入、または搬出することができ、閉まっている時には処理室201を気密に閉じることができる。
また、制御部(制御手段)としてのコントローラ121は信号線Aを通じてAPC242、バルブ243b、真空ポンプ246を、信号線Bを通じてサセプタ昇降機構268を、信号線Cを通じてゲートバルブ244を、信号線Dを通じて整合器272、高周波電源273を、信号線Eを通じてマスフローコントローラ241、バルブ243aを、さらに図示しない信号線を通じてサセプタに埋め込まれたヒータやインピーダンス可変機構274をそれぞれ制御するよう構成されている。
次に上記のような構成の処理炉を用いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、ウエハ200表面に対し、又はウエハ200上に形成された下地膜の表面に対し所定のプラズマ処理を施す方法について説明する。尚、以下の説明において、MMT装置100を構成する各部の動作は制御部121により制御される。
ウエハ200は処理炉202を構成する処理室201の外部からウエハを搬送する図中省略の搬送機構によって処理室201に搬入され、サセプタ217上に搬送される。この搬送動作の詳細は次の通りである。サセプタ217が基板搬送位置まで下降し、ウエハ突上げピン266の先端がサセプタ217の貫通孔217aを通過する。このときサセプタ217表面よりも所定の高さ分だけ突き上げピン266が突き出された状態となる。次に、下側容器211に設けられたゲートバルブ244が開かれ、図中省略の搬送機構によってウエハ200をウエハ突上げピン266の先端に載置する。搬送機構が処理室201外へ退避すると、ゲートバルブ244が閉じられる。サセプタ217がサセプタ昇降機構268により上昇すると、サセプタ217上面にウエハ200を載置することができ、更にウエハ200を処理する位置まで上昇する。
サセプタ217に埋め込まれたヒータ及びランプ過熱装置は予め加熱されており、搬入されたウエハ200を室温〜700℃の範囲の内、所定のウエハ処理温度に加熱する。真空ポンプ246、及びAPC242を用いて処理室201の圧力を1〜200Paの範囲の内、所定の圧力に維持する。
ウエハ200の温度が処理温度に達し、安定化したら、ガス導入口234から遮蔽プレート240のガス噴出孔239を介して、反応ガスを処理室201に配置されているウエハ200の上面(処理面)に向けて導入する。このときのガス流量は所定の流量(例えば0〜500sccm)とする。同時に筒状電極215に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加する。印加する電力は、150〜200Wの範囲の内、所定の出力値を投入する。このときインピーダンス可変機構274は予め所望のインピーダンス値となるように制御しておく。
筒状磁石216、216の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、ウエハ200の上方空間に電荷をトラップしてプラズマ生成領域224に高密度プラズマが生成される。そして、生成された高密度プラズマにより、サセプタ217上のウエハ200の表面にプラズマ処理が施される。プラズマ処理が終わったウエハ200は、図示略の搬送機構を用いて、基板搬入と逆の手順で処理室201外へ搬送される。
次にランプ加熱装置280の周辺構造を図2に基づいて説明する。
ランプ加熱装置280は、枠体233上に載置された支持部材282上に配設され、少なくとも1つ(本実施形態においては4つ)の加熱ランプを有する。第1のシール部材284aは、枠体233上面と光透過性窓部203下面との間をバッファ室237を気密にシールしており、第2のシール部材284bは、処理容器203(上側容器210)上面と枠体233下面との間に配設され、処理室201内を気密にシールしている。樹脂製部材286は、光透過性窓部278と支持部材282との間に配設されており、光透過性窓部278と支持部材282との接触を防止し、該光透過性窓部278の破損を防止する破損防止部材として用いられる。光透過性窓部278は、円柱状に形成されており、第2のシール部材284bを介して枠体233に支持されている。この光透過性窓部278は、ランプ加熱装置280から照射された光や熱を透過させる透過性部材から構成されている。
支持部材282は、ランプ加熱装置280から照射される光を遮光する遮光板282aを有している。この遮光板282aは、ランプ加熱装置280から照射される光を遮光するとともに該ランプ加熱装置280から放出される輻射熱(熱エネルギー)を遮蔽(吸収)する遮蔽部材として用いられる。すなわち、この遮光板282aは、第2のシール部材284に対してランプ加熱装置280から照射される光を遮光する位置に設けられている。したがって、ランプ加熱装置280から放出される輻射熱が遮光板282aにより吸収され、第2のシール部材284の高温化が抑制される。
冷却手段としての冷却路288は、枠体233内に設けられている。この冷却路288に冷却液(例えば水)を流通させることにより、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284b周辺の環境温度を低下させるようになっている。
次に本発明の第2の実施形態におけるMMT装置100を図3に基づいて説明する。
本実施形態における光透過性窓部278は、第1の実施形態における光透過性窓部と比較し、外径が大きく形成されている。また、本実施形態における枠体233は、第1の枠体233a、第2の枠体233b及び第3の枠体233cを有する。第3の枠体233cは、第2のシール部材284bを介して処理容器203に支持されており、第2の冷却路288bを有する。第2の枠体233bは、第3の枠体233cに支持されており、光透過性窓部278の外周部を囲うように配設されている。第1の枠体233aは、第2の枠体233bに支持されており、第1の冷却路288aを有する。第1の枠体233aの下面は光透過性窓部278上面の外縁部に載置された破損防止材としての樹脂製部材286と接触するようになっている。第1の冷却炉288aに冷却液(例えば水)を流通させることにより、樹脂製部材286周辺の環境温度を低下させ、第2の冷却路288bに冷却液を流通させることにより、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284b周辺の環境温度を低下させるようになっている。
上述したように、光透過性窓部278の外径を大きくしたことにより、第1のシール部材284aは、ランプ加熱装置280から遠ざけて配置されている。より具体的には、本実施形態におけるランプ加熱装置280から第1のシール部材284aまでの距離(図3(a)のL2)は、第1の実施形態におけるランプ加熱装置280から第1のシール部材284aまでの距離(図2(a)のL1)よりも長くなっている。これにより、第1のシール部材284a周辺の環境温度の高温化が抑制された。より具体的には、第2の加熱源であるランプ加熱装置を有さないMMT装置のシール部材周辺温度が124℃程度であったのに対し、本実施形態におけるMMT装置100の同一箇所の温度は132℃程度であり、温度の上昇率を6%程度に抑制することができた。
なお、本発明の第2の実施形態の説明においては、本発明の第1の実施形態と同一部分について図面に同一番号を付してその説明を省略した。
次に本発明の第3の実施形態におけるMMT装置100を図4に基づいて説明する。
本実施形態における光透過性窓部278には、該光透過性窓部278下面の外縁部に凹部278aが形成されており、この凹部278aには不透明部材290が嵌め込まれている。この不透明部材290は、ランプ加熱装置280から照射される光の透過率を低減させる部材(例えばすりガラス等)からなり、透過率低減部として用いられる。この不透明部材290は、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bに対してランプ加熱装置280から照射される光を遮光、すなわちランプ加熱装置280から放出される輻射熱(熱エネルギー)を遮蔽する位置に設けられている。したがって、ランプ加熱装置280から第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bに対して放出される輻射熱が不透明部材290により遮蔽され、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bの高温化が抑制される。
なお、本発明の第3の実施形態の説明においては、本発明の第2の実施形態と同一部分について図面に同一番号を付してその説明を省略した。
次に本発明の第4の実施形態におけるMMT装置100を図5に基づいて説明する。
本実施形態における光透過性窓部278には、該光透過性窓部278上面の外縁部に凹部278bが形成されており、この凹部278bには不透明部材290が嵌め込まれている。この不透明部材290は、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bに対してランプ加熱装置280から放出される輻射熱(熱エネルギー)を遮蔽する位置に設けられている。したがって、ランプ加熱装置280から第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bに対して放出される輻射熱が不透明部材290により遮蔽され、第1のシール部材284a及び第2のシール部材284bの高温化が抑制される。また、本実施形態においては光透過性窓部278の不透明部材290が処理室201(バッファ室237)に晒されていないので、該不透明部材278がプラズマにより削られることにより発生するパーティクルを抑制することができる。
なお、本発明の第4の実施形態の説明においては、本発明の第3の実施形態と同一部分について図面に同一番号を付してその説明を省略した。
本発明は、導体ウエハやガラス基板等の基板を処理するための基板処理装置において、基板の加熱温度を上げて高温処理能力を向上させる必要があるものに利用することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置に用いられる処理炉を示す縦断面図である。 第1の実施形態に係る処理炉のランプ加熱装置の周辺構造を示し、(a)は部分断面図、(b)は光透過性窓部の部分拡大図である。 第2の実施形態に係る処理炉のランプ加熱装置の周辺構造を示し、(a)は部分断面図、(b)は光透過性窓部の部分拡大図である。 第3の実施形態に係る処理炉のランプ加熱装置の周辺構造を示し、(a)は部分断面図、(b)は光透過性窓部の部分拡大図である。 第4の実施形態に係る処理炉のランプ加熱装置の周辺構造を示し、(a)は部分断面図、(b)は光透過性窓部の部分拡大図である。
符号の説明
100 MMT処理炉
200 ウエハ
201 処理室
215 筒状電極
216 筒状磁石
278 光透過性窓部
280 ランプ加熱装置
282a 遮光板
286 樹脂製部材
288 冷却路
290 不透明部材

Claims (2)

  1. 少なくとも上面に光透過性窓部を設けた処理室と、
    前記処理室内にプラズマを生成する放電用電極と、
    前記光透過性窓部に対応する処理室外側に配置されるランプ加熱装置と、
    前記ランプ加熱装置を支持する支持部材と、
    前記光透過性窓部と前記支持部材の間に設けられ、該光透過性窓部の破損を防止する破損防止部材と、
    前記処理室を気密にシールするシール部材と、
    を有し、
    前記ランプ加熱装置から前記シール部材に対して放出される輻射熱を遮蔽する位置であって、前記光透過性窓部の外縁部には、前記ランプ加熱装置から照射される光の透過率を低減させる透過率低減部が設けられ、
    さらに該透過率低減部は、前記処理室に晒されないよう構成されている
    基板処理装置。
  2. 少なくとも上面に光透過性窓部を設けた処理室と、
    前記処理室内にプラズマを生成する放電用電極と、
    前記光透過性窓部に対応する処理室外側に配置されるランプ加熱装置と、
    前記ランプ加熱装置を支持する支持部材と、
    前記光透過性窓部と前記支持部材の間に設けられ、該光透過性窓部の破損を防止する破損防止部材と、
    前記処理室を気密にシールするシール部材と、
    を有し、
    前記ランプ加熱装置から前記シール部材に対して放出される輻射熱を遮蔽する位置であって、前記光透過性窓部の外縁部には、前記ランプ加熱装置から照射される光の透過率を低減させる透過率低減部が設けられ、
    さらに該透過率低減部は、前記処理室に晒されないように構成されている基板処理装置を用いた半導体デバイスの製造方法であって、
    前記処理室に搬送された基板を前記ランプ加熱装置によって加熱する工程と、
    前記処理室内で前記基板にプラズマ処理を施す工程と、
    を有する半導体デバイスの製造方法。
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