JP4982864B2 - 空調設備及びその施工方法 - Google Patents
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Description
規制前の時期では、例えば、特許文献1(特開平7−269964号公報)に、HFC冷媒又は自然冷媒のアンモニア及び二酸化炭素を使用した冷熱装置が提案され、新設の冷凍回路として検討されている。
なお、本明細書において、同一構成の機器が複数存在し、これらの機器に同一の番号を付し、個々の機器を同一番号の末尾にa、b、c、・・・を付して区別することとする。なお、同一機器に共通した事項を説明する場合は、以後末尾のa、b、c、・・・を省略して示す。
また冷却施設の運転を継続しながら改造工事を行うことができ、該改造工事による冷却運転の中断を最小限に留めることができる施工方法を実現することを目的とする。
アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、
二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該アンモニア冷凍回路との間に第1のカスケードコンデンサを介して接続する二酸化炭素冷凍回路と、
フロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該二酸化炭素冷凍回路と第2のカスケードコンデンサを介して接続するフロン冷凍回路とからなり、
該フロン冷凍回路は圧縮機、凝縮器及び受液器からなる冷凍装置を設けずに、一又は複数の空気冷却器と、夫々の空気冷却器の入口側に設け各空気冷却器のフロン冷媒の蒸発温度を制御する絞り弁を介装させた密閉された循環管路に構成されたことを要旨とし、
そして第1の発明は、 該第2のカスケードコンデンサを該空気冷却器より上方に配置して、該フロン冷凍回路内で該フロン系冷媒を自然循環させてなることを特徴とする空調設備にある。
叉第2の発明は、前記密閉された循環管路にキャンドポンプ(密封ポンプ)を設置して前記フロン冷凍回路内で該フロン系冷媒強制循環させてなることを特徴とする空調設備にある。
アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、該アンモニア冷凍回路と第1のカスケードコンデンサを介して接続され、二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成する二酸化炭素冷凍回路を設ける第1ステップと、
既存のフロン系冷媒使用の冷凍サイクルから、圧縮機、凝縮器及び受液器からなる冷凍装置を外して、一又は複数の空気冷却器と、夫々の空気冷却器の入口側に設け各空気冷却器のフロン冷媒の蒸発温度を制御する絞り弁を介装させた密閉された循環管路からなるフロン冷凍回路に改造する第2ステップと
第2のカスケードコンデンサを介して前記二酸化炭素冷凍回路とフロン冷凍回路の密閉された循環管路とを接続する第3のステップとからなることを特徴とする空調設備の施工方法にある。
本発明では、フロン系冷媒は空気冷却器近傍の密閉された循環管路の内部に封入されている場合では、充填量も少量であり、外部に漏れるおそれがない。また該循環管路及び該循環管路に介設された空気冷却器は既設のものを使用するので、面倒で費用のかかる改造工事を必要としない。即ち、空気冷却器が介設され該フロン冷凍回路を構成する既設の冷媒配管を用いて密閉された循環管路を形成し(残し)、一方フロン冷凍回路に設けられた冷凍装置(圧縮機、凝縮器及び受液器)を撤去し、代わりに、冷凍装置を組み込んだアンモニア冷凍回路と二酸化炭素冷凍回路とを設けるだけでよい。建物の壁等に埋設された既設のフロン系冷媒配管(循環管路)を撤去するのは容易なことではなく、大掛かりな工事を必要とするが、本発明の空調設備では、「フロン冷凍回路に設けられた冷凍装置(圧縮機、凝縮器及び受液器)のみ撤去し」既設のフロン系冷媒配管を利用するので、そのような工事を必要とせず、小規模な改造工事で済む。
一方ホットガス供給式の場合は、アンモニア冷凍回路の圧縮機出口側の高温高圧のアンモニアガスを利用すればよい。
建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する空調設備の施工方法において、
アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、該アンモニア冷凍回路と第1のカスケードコンデンサを介して接続され二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成する二酸化炭素冷凍回路を設ける第1ステップと、
前記フロン冷凍回路に介設され各被空調フロア又は各被空調室ごとに配設された空気冷却器の近傍に、該二酸化炭素冷凍回路を構成する二酸化炭素冷媒配管を配設する第2ステップと、
該空気冷却器の近傍に第2のカスケードコンデンサを配設し、該フロン冷凍回路を構成する既設のフロン系冷媒配管を用いて該第2のカスケードコンデンサと該空気冷却器とを接続する密閉された循環管路を形成することにより、該循環管路内で該フロン系冷媒を自然循環又は強制循環させる循環流路を形成するとともに、該循環管路と該二酸化炭素冷媒管路とを第2のカスケードコンデンサを介して接続する第3ステップと、からなり、
該第3ステップを各空気冷却器で順次行いながら他の空気冷却器では空調運転を継続するものである。
また他の空気冷却器では空調運転を継続しながら、個々の空気冷却器ごとに改造工事を順次行うので、建物全体として空調運転を中断することがないとともに、個々の空気冷却器の改造工事も短時間できるので、各被空調フロア又は被空調室の中断時間も極力短縮することができる。
次に本発明の空調設備の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1の(a)は第1実施形態の全体構成図、(b)は第1実施形態の一部を変更した変形例を示す一部構成図、図2は第1実施形態で用いられるプレートシェル型熱交換器の模式的断面図である。図1において、アンモニア/二酸化炭素冷凍装置2は、アンモニア冷媒が循環する循環ライン3で冷凍サイクルを構成する冷凍回路と、二酸化炭素冷媒が循環する循環ライン11及び12で冷凍サイクルを構成する冷凍回路とが第1のカスケードコンデンサ10で接続された冷凍装置である。なお、図1(a)において、アンモニア/二酸化炭素冷凍装置2は立面視で図示され、低温庫1は平面視で図示されている。低温庫1の入口は扉16で開閉される。
一方ケーシング101の入口管104にはガス状の二酸化炭素冷媒が流入し、プレート型熱交換部106内を流れるアンモニア冷媒に熱を奪われて液状となって出口管105から排出し、受液器13に貯留する。
次に本発明装置の第2実施形態を図3に基づいて説明する。図3は本実施形態の立面視構成図である。本実施形態は、低温庫30の各被空調フロア31a、31b及び31cをそれぞれ冷却する場合の実施形態である。図3において、低温庫30の屋上にアンモニア/二酸化炭素冷凍装置32が設けられている。該冷凍装置32は、アンモニア冷媒が循環するNH3循環ライン34に、圧縮機35、凝縮器36、膨張弁37、及び第1のカスケードコンデンサ40が介設されたアンモニア冷凍装置33を備えている。
この変形例では、キャンドポンプ52の冷媒輸送量を各被空調フロアを合計した全体負荷に対応させ、被空調フロア31では空気冷却器53の入口側に設けた絞り弁55で必要供給量を調整し、空気冷却器53の蒸発温度を調整することにより、冷却温度が各被空調フロア31の設定温度になるように調整している。
次に本発明の空調設備の施工方法の第1実施形態を図6に基づいて説明する。図6(a)は、本発明の施工前のR−22冷媒を用いた空調設備を示す模式図である。図6(a)において、R−22冷凍装置02は、図14に示すR−22冷凍装置02と同一構成を有し、図14に示す圧縮機04、凝縮器05、受液器06、冷却塔07、及び冷却水ライン08を備えている。R−22冷媒は、各被空調フロア31で複数の分岐ライン013を介して蒸発器からなる複数の空気冷却器011が介設されている。
被空調フロア31cの場合と同じ手順で、被空調フロア31a及び31bでも同様の改造工事を行う。また全被空調フロアの改造工事が終了したら、低温庫30の屋上に設置されているR−22冷凍装置02を撤去する。この状態を図6(c)に示す。
なお、デフロスト設備70は、R−22冷媒冷凍装置02に付設された既存の散水式デフロスト設備があれば、それをそのまま利用すればよい。この場合、デフロスト設備を新たに付設する必要がないので、介装工事を簡素化できる。既存のデフロスト設備がなければ、新設する必要がある。
またR−22冷媒が循環する循環ライン64は、自然循環であるため、強制循環用のポンプを不要とし、さらに、密閉された循環管路を形成しているので、R−22冷媒が外部に漏れるおそれがない。
次に本発明装置の第3実施形態を図8に基づいて説明する。本実施形態は、R−22冷媒の自然循環ラインに介設された空気冷却器のデフロスト設備に係る実施形態である。
図8は、R−22冷媒を用いた既設の空気冷却器に付設された散水式デフロスト設備をそのまま利用する実施形態に係る立面視断面図である。図8において、空気冷却器80の中空なケーシング81の内部には、R−22冷媒を自然循環する循環流路を形成したR−22循環ライン82に接続した冷却コイルからなる蒸発器83が設けられ、蒸発器83の上流側循環ライン82には膨張弁84及び開閉用電磁弁85が介設されている。
次にホットガス供給式のデフロスト設備を用いる場合の例を説明する。この場合、通常冷凍サイクルを構成する冷凍回路に介設された圧縮機の出口側の高温高圧のガス状冷媒を空気冷却器に導入してデフロストを行う。しかし本発明では、R−22冷媒を用いた冷凍装置は撤去されるので、R−22冷媒の保有熱を利用することはできない。
図9(a)は、図1(b)に示す本発明の実施形態にホットガス供給方式のデフロスト設備を設けた実施形態を示す立面視構成図、図9(b)は図9(a)の装置の作動を示す図表、図10は本実施形態の空気冷却器の立面視断面図、図11は該空気冷却器の斜視図である。
デフロスト時においては、ファン119を停止させ、ファン119のモータ動力分を電熱ヒータ114の動力として使用するので、電熱ヒータ114の作動に余分な動力を必要としない。
次にデフロスト移行時においては、電磁弁116を閉、電磁弁117を開として、R−22冷媒を分岐ライン113からドレンパン115を経由して蒸発器112に導入する。なおファン119は作動状態とし、電熱ヒータ114は停止したままとする。
次に、散水式デフロスト設備の別の構成例を図13に基づいて説明する。図13において、アンモニア/二酸化炭素冷凍装置120には、図示しないアンモニア冷凍回路が設けられ、該アンモニア冷凍回路には図示しない凝縮器が介設されている。そして、該凝縮器と冷却塔122が冷却水ライン121及び124で接続されている。該凝縮器で圧縮機出口側の高温のアンモニア冷媒と熱交換して暖められた冷却水cが冷却水ライン121を通って冷却塔122に供給される。冷却水cは冷却塔122で冷却されて、ポンプ123により冷却水ライン124を経て再び該凝縮器に戻される。
2,32,120 アンモニア/二酸化炭素冷凍装置
33 アンモニア冷凍装置
3,34 NH3循環ライン
10,40 第1のカスケードコンデンサ
11,12 CO2循環ライン
20,50,50’、63 第2のカスケードコンデンサ
21 R−22循環ライン
22、53,80、110 R−22空気冷却器
24 ミニ受液器
31a、31b、31c 被空調フロア
52,52’ キャンドポンプ
55a、55b、55c 絞り弁
65 CO2空気冷却器
113 分岐ライン
114 電熱ヒータ(加熱手段)
115 ドレンパン(ドレン受け部)
126,128 熱交換器(加熱手段)
Claims (6)
- アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、
二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該アンモニア冷凍回路との間に第1のカスケードコンデンサを介して接続する二酸化炭素冷凍回路と、
フロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該二酸化炭素冷凍回路と第2のカスケードコンデンサを介して接続するフロン冷凍回路とからなり、
該フロン冷凍回路は圧縮機、凝縮器及び受液器からなる冷凍装置を設けずに、一又は複数の空気冷却器と、夫々の空気冷却器の入口側に設け各空気冷却器のフロン冷媒の蒸発温度を制御する絞り弁を介装させた密閉された循環管路に構成され
該第2のカスケードコンデンサを該空気冷却器より上方に配置して、該フロン冷凍回路内で該フロン系冷媒を自然循環させてなることを特徴とする空調設備。 - アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、
二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該アンモニア冷凍回路との間に第1のカスケードコンデンサを介して接続する二酸化炭素冷凍回路と、
フロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該二酸化炭素冷凍回路と第2のカスケードコンデンサを介して接続するフロン冷凍回路とからなり、
該フロン冷凍回路は圧縮機、凝縮器及び受液器からなる冷凍装置を設けずに、一又は複数の空気冷却器と、夫々の空気冷却器の入口側に設け各空気冷却器のフロン冷媒の蒸発温度を制御する絞り弁を介装させた密閉された循環管路に構成され
前記密閉された循環管路にキャンドポンプを設置して前記フロン冷凍回路内で該フロン系冷媒強制循環させてなることを特徴とする空調設備。 - 前記第2のカスケードコンデンサが複数のカスケードコンデンサで構成され、各カスケードコンデンサが1個ずつ前記空気冷却器の近傍に分散配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調設備。
- 前記フロン冷凍回路において前記第2のカスケードコンデンサと前記空気冷却器との間に受液器を設け、該受液器の下流側で該フロン冷凍回路を分岐した分岐路を形成させ、該分岐路を該空気冷却器のドレン受け部を経由して該空気冷却器に接続し、該ドレン受け部の上流側で該分岐路を流れるフロン系冷媒を加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の空調設備。
- 前記加熱手段が、アンモニア冷凍回路の圧縮機出口側のアンモニア冷媒の保有熱と前記ドレン受け部の上流側を流れるフロン系冷媒とを熱交換させて該フロン系冷媒を加熱する熱交換器からなることを特徴とする請求項4に記載の空調設備。
- 建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する空調設備の施工方法において、
アンモニア冷媒使用の冷凍サイクルを構成するアンモニア冷凍回路と、該アンモニア冷凍回路と第1のカスケードコンデンサを介して接続され、二酸化炭素冷媒使用の冷凍サイクルを構成する二酸化炭素冷凍回路を設ける第1ステップと、
既存のフロン系冷媒使用の冷凍サイクルから、圧縮機、凝縮器及び受液器からなる冷凍装置を外して、一又は複数の空気冷却器と、夫々の空気冷却器の入口側に設け各空気冷却器のフロン冷媒の蒸発温度を制御する絞り弁を介装させた密閉された循環管路からなるフロン冷凍回路に改造する第2ステップと
第2のカスケードコンデンサを介して前記二酸化炭素冷凍回路とフロン冷凍回路の密閉された循環管路とを接続する第3のステップとからなることを特徴とする空調設備の施工方法。
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