JP4981853B2 - 画像形成装置及びカラーバランス調整方法 - Google Patents
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Description
その中でも、画像をカラーで形成できる画像形成装置がある。この画像形成装置は、高品質なカラー画像を形成するために、カラーバランスを適切に調整する必要がある。
なお、「潜像形成手段のエネルギー量」とは、具体的には、感光体ドラムに照射する光のエネルギー量を意味している。このエネルギー量は、例えば、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)やレーザ光源等の光照射手段によって露光される露光時間又は光照射手段の駆動電力の大きさで、表される。以下、潜像形成手段のエネルギー量を「露光エネルギー」と称する。
また、「現像手段のエネルギー量」とは、具体的には、現像電圧、供給電圧、及び帯電電圧のいずれかにより規定されるエネルギー量を意味している。以下、現像手段のエネルギー量を「現像エネルギー」と称する。
この後、従来の画像形成装置は、再度、異なる濃度の濃度検出用パターンを転写媒体上に印刷して、印刷された濃度検出用パターンの濃度を濃度検出部によって検出し、検出された結果に基づいて露光エネルギー及び現像エネルギーの他方を制御する。
これにより、従来の画像形成装置は、適切なカラーバランスを得ている。
そのため、従来の画像形成装置は、露光エネルギー及び現像エネルギーの制御の順番を固定してカラーバランスの調整を行うと、場合によっては、必要以上に補正が効き過ぎる、すなわち、光量の補正値又は現像電圧の補正値が大きくなり過ぎることになる。その結果、従来の画像形成装置は、逆に、印刷品質問題を引き起こす、すなわち、印刷画像の品質が低下する可能性がある、という課題があった。
<画像形成装置の構成>
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態1に係る画像形成装置の構成につき説明する。なお、図1は、実施形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。図2は、各構成要素の配置関係を示す図である。
トナー供給手段112bは、現像手段112aに現像剤を供給する構成要素である。トナー供給手段112bは、対応する色(ここでは、黒(B)、黄(Y)、マゼンタ(M)、及び、シアン(C)のいずれかの色)の現像剤が実装されている。トナー供給手段112bは、供給電圧発生部116から供給電圧が印加されることによって、現像剤に電荷を与えて、現像手段112aに現像剤を供給する。
帯電手段112cは、感光体ドラム114を帯電させる構成要素である。帯電手段112cは、帯電電圧発生部117から帯電電圧が印加されることによって、感光体ドラム114を帯電させる。
現像電圧発生部115は、画像形成手段112の現像手段112aに印加する現像電圧(現像エネルギーに対応)を発生する構成要素である。
供給電圧発生部116は、画像形成手段112のトナー供給手段112bに印加する供給電圧を発生する構成要素である。
帯電電圧発生部117は、画像形成手段112の帯電手段112cに印加する帯電電圧を発生する構成要素である。
転写電圧発生部118は、転写手段113に印加する転写電圧を発生する構成要素である。
感光体ドラム駆動モータ119は、感光体ドラム114を回転駆動させる構成要素である。
媒体搬送ローラ121は、搬送ベルト123が掛け渡される構成要素である。媒体搬送ローラ121は、一対のローラ121a,121b(図2参照)によって構成されている。
媒体搬送ローラ駆動モータ122は、ローラ121a及び121bの一方又は双方を回転駆動させる構成要素である。媒体搬送ローラ駆動モータ122は、ローラ121a及び121bの一方又は双方を回転駆動させることによって、搬送ベルト123を図2に示す点線の矢印の方向に走行させて、印刷媒体200を搬送する。
濃度補正制御部142bは、濃度補正処理実行判定部142aの判定結果に応じて濃度補正を制御する制御手段である。
図2に示すように、画像形成装置100は、一対の媒体搬送ローラ121a,121bが設けられており、その媒体搬送ローラ121a,121bには搬送ベルト123が掛け渡されている。搬送ベルト123は、媒体搬送ローラ121a及び121bの一方又は双方が媒体搬送ローラ駆動モータ122(図1参照)によって回転駆動されることによって走行する。
画像形成部110B,110Y,110M及び110Cは、それぞれ、感光体ドラム114、帯電手段112cと露光手段111とを含む潜像形成手段125(図1参照)、現像手段112a(図1参照)、及び、転写手段113を備えている。
搬送経路124aは、媒体搬送ローラ121aから媒体搬送ローラ121b側に、搬送ベルト123の表面に沿って、印刷媒体200を搬送する経路である。搬送経路124aは、感光体ドラム114上に形成された画像を印刷媒体200上に直接転写する場合の経路である。これに対して、搬送経路124bは、媒体搬送ローラ121bの表面に対して接線方向に設けられた経路である。図2に示す例では、搬送経路124bは、搬送経路124aに対して垂直に設けられている。
一方、搬送経路124bは、感光体ドラム114上に形成された画像を搬送ベルト123上に一旦転写し、搬送ベルト123上に転写された画像を印刷媒体200に二次転写する場合の経路である。なお、画像形成装置100は、搬送経路124bを有する場合に、二次転写するための転写手段が媒体搬送ローラ121bの周囲に設けられている。また、画像形成装置100は、搬送経路124bを有する場合で、かつ、複数色の画像を印刷する場合に、各色の画像を搬送ベルト123上に重ねて転写し、その画像を印刷媒体200に二次転写する。
なお、画像を転写するタイミングは、制御部140の機構制御部142(図1参照)によって制御される。
以下、図3及び図4を参照して、画像形成装置100のカラーバランス調整時の動作につき説明する。なお、図3は実施形態1に係るカラーバランスの調整方法を示すフローチャートである。図4は、濃度検出用パターンの構成を示す図である。
また、ここでは、現像剤(トナー)の色が黒、黄、マゼンタ、シアンの4色であるものとして説明しているが、色は5色以上であってもよいし、逆に、4色未満であってもよい。
なお、低Duty濃度検出用パターン、中Duty濃度検出用パターン及び高Duty濃度検出用パターンは、好ましくは、図4に示すように、それぞれ、所定の濃度パターン長L(mm)で形成されているとしてよい。
画像形成装置100は、すべての色の各Duty部の濃度の検出が終了したら、シャッタ181を閉鎖状態にする。これにより、画像形成装置100は、S105の濃度検出パターンの印刷及び検出動作を終了する。
しかしながら、このとき、LED方式の画像形成装置は、すべてのLEDに対して均一に露光時間を変更すると、補正のバランスを崩す場合がある。これにより、LED方式の画像形成装置は、依然として、前記した縞模様が発生する可能性がある。
また、このとき、LED方式の画像形成装置は、現像エネルギーを過大に変更すると、印刷時に、現像剤(トナー)が過帯電したり、又は、本来あるべき極性とは逆に帯電した現像剤が発生したりする場合がある。これにより、LED方式の画像形成装置は、画像汚れ等の印刷品質問題を引き起こす、すなわち、印刷画像の品質が低下するリスクが増大する。
光量の補正値=[{高Duty検出値×(低Duty目標値/高Duty目標値)−低Duty検出値}/K1+{高Duty検出値×(中Duty目標値/高Duty目標値)−中Duty検出値}/K2]/2 …(1)
現像電圧の補正値={(低Duty目標値−低Duty検出値)×W1/K3+(中Duty目標値−中Duty検出値)×W2/K4+(高Duty目標値−高Duty検出値)/W3×K5}/(W1+W2+W3) …(2)
また、係数W1は現像電圧を補正するときの低Duty部重み付け係数、係数W2は現像電圧を補正するときの中Duty部重み付け係数、係数W3は現像電圧を補正するときの高Duty部重み付け係数を表している。なお、重み付け係数W1,W2,W3は、それぞれ、任意に決定することができる。
また、本実施形態1では、露光エネルギーと現像エネルギーの両方の調整を行う構成としたが、どちらか一方を補正した後の濃度検出で補正不要と判断できた場合は、他方の補正を実行しない構成としてもよい。
また、画像形成装置100によれば、逆に、高Duty部の補正を行うべきであるのに、中Duty部の補正を重点的に行うことによって、結果的に露光エネルギー量の補正値が大きくなり、その結果、個々のLED光源の発光強度のばらつきが発生して、印刷時に縞模様が発生するリスクの増大を回避することができる。
したがって、画像形成装置100によれば、必要以上に補正が効き過ぎることによって、印刷画像の品質が低下することを防止することができる。
本実施形態2は、濃度補正処理実行判定部142aが露光エネルギーの制御を先行して行うと判定した場合であっても、縞模様が発生するリスクが増大すると考えられる場合に、露光エネルギーの制御ではなく、現像エネルギーの制御を先行して行うようにする。
本実施形態2に係る画像形成装置100aは、実施形態1の画像形成装置100と比較すると、機構制御部142に濃度補正順番判定部142cが設けられている点で相違している。
画像形成装置100aは、実施形態1の画像形成装置100と比べて、露光エネルギーの制御を行う場合で、露光エネルギーの補正値が限界値つまり露光エネルギー補正限界値に達した場合に、動作が異なっている。
以下、図11及び図12を参照して、画像形成装置100aのカラーバランス調整時の動作につき説明する。なお、図11は、実施形態2に係るカラーバランスの調整方法を示すフローチャートである。また、図12は、実施形態2に係るカラーバランスの調整方法のデータの流れを示す図である。ここでは、実施形態1の画像形成装置100の動作と相違する点を重点的に説明し、実施形態1の画像形成装置100の動作と同様の動作については、前記した実施形態1の画像形成装置100の動作を本実施形態2の画像形成装置100aの動作に読み替えるものとして、詳細な説明を省略する。
通常、LED方式の画像形成装置は、露光エネルギーの制御を行う場合に、露光エネルギー量の補正値のリミットとなる限界値が予め定められており、露光エネルギーの補正値が濃度の目標値から限界値以内の値になるように、露光エネルギーの補正値を算出して、その補正値を適用して露光エネルギーの制御を行う。
しかしながら、LED方式の画像形成装置は、露光エネルギーの制御の後に現像エネルギーの制御を行う場合に、露光エネルギーの制御が限界値以内の制御しか行わないため、現像エネルギー量の補正値が増加するときがある。そのため、LED方式の画像形成装置は、印刷時に、現像剤(トナー)が過帯電したり、又は、本来あるべき極性とは逆に帯電した現像剤が発生したりする場合がある。これにより、LED方式の画像形成装置は、画像汚れ等の印刷品質問題を引き起こすリスクが増大する。さらに、LED方式の画像形成装置は、露光エネルギーの補正値がリミットに達しているため、印刷時に縞模様が発生するリスクが増大する。
以下、図13を参照して、本実施形態3に係る画像形成装置の構成につき説明する。なお、図13は、実施形態3に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態3に係る画像形成装置100bは、実施形態2の画像形成装置100aと比較すると、機構制御部142に露光エネルギー補正値変更部142dが設けられており、さらに、記憶部150に露光エネルギー補正限界値記憶部151が設けられている点で相違している。
以下、図14及び図15を参照して、画像形成装置100bのカラーバランス調整時の動作につき説明する。なお、図14は、実施形態3に係るカラーバランスの調整方法を示すフローチャートである。また、図15は、実施形態3に係るカラーバランスの調整方法のデータの流れを示す図である。ここでは、実施形態2の画像形成装置100aの動作と相違する点を重点的に説明し、実施形態2の画像形成装置100aの動作と同様の動作については、前記した実施形態2の画像形成装置100aの動作を本実施形態3の画像形成装置100bの動作に読み替えるものとして、詳細な説明を省略する。また、図14において、実施形態2と同様の工程(図11参照)については、実施形態2の工程に付された符号に英文字記号a及びbを付し、それらの説明を省略する。
110(110B,110Y,110M,110C) 画像形成部
111(111B,111Y,111M,111C) 露光手段(LEDヘッド)
112(112B,112Y,112M,112C) 画像形成手段
112a 現像手段
112b トナー供給手段
112c 帯電手段
113(113B,113Y,113M,113C) 転写手段
114(114B,114Y,114M,114C) 感光体ドラム
115 現像電圧発生部
116 供給電圧発生部
117 帯電電圧発生部
118 転写電圧発生部
119 感光体ドラム駆動モータ
120 媒体搬送部
121 媒体搬送ローラ
122 媒体搬送ローラ駆動モータ
123 搬送ベルト
124(124a,124b) 搬送経路
125 潜像形成手段
130 画像定着部
131 画像定着手段(ヒータ)
140 制御部
141 コマンド/画像処理部
142 機構制御部
142a 濃度補正処理実行判定部
142b 濃度補正制御部
142c 濃度補正順番判定部
142d 露光エネルギー補正値変更部
143 高圧制御部
150 記憶部
151 露光エネルギー補正限界値記憶部
152 濃度差発生条件記憶部
160 検出部
161 濃度検出部(濃度センサ)
162 サーミスタ等
171 ホストインタフェース部
172 露光手段インタフェース部
181 シャッタ
200 印刷媒体
Claims (14)
- 少なくとも潜像形成手段のエネルギー量及び現像手段のエネルギー量を含む複数のエネルギー量によって印刷濃度を調整する画像形成装置であって、
印刷濃度の目標値である第1の濃度を格納する記憶部と、
転写媒体上に印刷された画像から当該画像の印刷濃度である第2の濃度を検出する濃度検出部と、
印刷濃度を調整する制御部と、
像担持体を帯電させる帯電手段と帯電完了後の当該像担持体上に静電潜像を書き込む露光手段とを含む前記潜像形成手段、及び、当該静電潜像に現像剤を付着させて当該静電潜像を可視像化する前記現像手段を備えた画像形成部と、
前記画像形成部によって前記像担持体上に形成された前記静電画像を搬送ベルト上に転写して印刷する転写手段と
を備え、
前記画像形成部が、低Duty濃度、中Duty濃度及び高Duty濃度の濃度検出用パターンを前記像担持体上に形成し、
さらに、前記転写手段が、当該濃度検出用パターンを搬送ベルト上に転写することによって、各Duty濃度の当該濃度検出用パターンを搬送ベルト上に印刷し、かつ、前記濃度検出部が、前記搬送ベルト上に転写された各Duty濃度の前記濃度検出用パターンから各Duty濃度の前記第2の濃度を検出し、さらに、前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部に検出された各Duty濃度の前記第2の濃度とを比較し、予め定められた濃度差の発生条件に基づいて、前記潜像形成手段のエネルギー量及び前記現像手段のエネルギー量のいずれか一方のエネルギー量に対して適用する一方のエネルギー量の補正値を変更して、1回目のカラーバランスの調整を行い、
前記制御部が前記予め定められた濃度差の発生条件に基づいてエネルギー量の補正値を変更する場合において、前記制御部は、低Duty濃度、中Duty濃度及び高Duty濃度の前記濃度検出用パターンの中で、それぞれの目標値から最も大きくずれている部分が中Duty濃度検出用パターンであるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記潜像形成手段のエネルギー量を選択し、一方、それぞれの目標値から最も大きくずれている部分が低Duty濃度検出用パターン又は高Duty濃度検出用パターンであるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記現像手段のエネルギー量を選択し、
前記1回目のカラーバランスの調整後に、再度、各Duty濃度の前記濃度検出用パターンを搬送ベルト上に印刷し、かつ、前記濃度検出部が、前記搬送ベルト上に転写された各Duty濃度の前記濃度検出用パターンから各Duty濃度の前記第2の濃度を各Duty濃度の補正後の第2の濃度として検出し、さらに、前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部に検出された各Duty濃度の当該補正後の第2の濃度とを比較し、前記1回目のカラーバランスで変更しなかった他方のエネルギー量に対して適用する他方のエネルギー量の補正値を変更して、2回目のカラーバランスの調整を行い、
前記現像手段のエネルギー量を変更して、印刷に用いる現像剤量を補正することによって、カラーバランスの調整を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記1回目のカラーバランスの調整を行う場合で、かつ、各Duty濃度の前記濃度検出用パターンの中で、それぞれの目標値から最も大きくずれている部分が中Duty濃度検出用パターンである場合に、前記潜像形成手段のエネルギー量の補正値を算出して、当該補正値が許容範囲内であるか否かを判定し、当該補正値が許容範囲内であると判定されるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記潜像形成手段のエネルギー量を選択し、当該補正値を用いて前記潜像形成手段のエネルギー量を変更し、一方、当該補正値が許容範囲外であると判定されるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記現像エネルギー手段のエネルギー量を選択する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、2回目のカラーバランスの調整で、変更する他方のエネルギー量として、前記潜像形成手段のエネルギー量を選択する場合に、2回目のカラーバランスの調整に用いる補正値を変更後の補正値とし、当該変更後の補正値として前記1回目のカラーバランスの調整で算出された前記補正値より小さい値を用いて前記潜像形成手段のエネルギー量を変更する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記一方のエネルギー量の補正値は、前記潜像形成手段のエネルギー量を変更する補正値である場合に、露光エネルギーに対応した量である光量の補正値とし、かつ、
前記光量の補正値は、係数K1を光量の変化単位あたりにおける低Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、及び、係数K2を光量の変化単位あたりにおける中Duty濃度検出用パターンの濃度変化量として、以下の式(1)によって算出される
ことを特徴とする画像形成装置。
光量の補正値=[{高Duty検出値×(低Duty目標値/高Duty目標値)−低Duty検出値}/K1+{高Duty検出値×(中Duty目標値/高Duty目標値)−中Duty検出値}/K2]/2 …(1) - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記一方のエネルギー量の補正値は、前記現像手段のエネルギー量を変更する補正値である場合に、現像電圧の補正値とし、かつ、
前記現像電圧の補正値は、係数K3を現像電圧の変化単位あたりにおける低Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数K4を現像電圧の変化単位あたりにおける中Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数K5を現像電圧の変化単位あたりにおける高Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数W1を、現像電圧を補正するときの低Duty濃度検出用パターン重み付け係数、係数W2を、現像電圧を補正するときの中Duty濃度検出用パターン重み付け係数、係数W3を、現像電圧を補正するときの高Duty濃度検出用パターン重み付け係数として、以下の式(2)によって算出される
ことを特徴とする画像形成装置。
現像電圧の補正値={(低Duty目標値−低Duty検出値)×W1/K3+(中Duty目標値−中Duty検出値)×W2/K4+(高Duty目標値−高Duty検出値)/W3×K5}/(W1+W2+W3) …(2) - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記他方のエネルギー量の補正値は、前記潜像形成手段のエネルギー量を変更する補正値である場合に、露光エネルギーに対応した量である光量の補正値とし、かつ、
前記光量の補正値は、係数K1を光量の変化単位あたりにおける低Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、及び、係数K2を光量の変化単位あたりにおける中Duty濃度検出用パターンの濃度変化量として、以下の式(3)によって算出される
ことを特徴とする画像形成装置。
光量の補正値=[{高Duty検出値×(低Duty目標値/高Duty目標値)−低Duty検出値}/K1+{高Duty検出値×(中Duty目標値/高Duty目標値)−中Duty検出値}/K2]/2 …(3) - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記他方のエネルギー量の補正値は、前記現像手段のエネルギー量を変更する補正値である場合に、現像電圧の補正値とし、かつ、
前記現像電圧の補正値は、係数K3を現像電圧の変化単位あたりにおける低Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数K4を現像電圧の変化単位あたりにおける中Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数K5を現像電圧の変化単位あたりにおける高Duty濃度検出用パターンの濃度変化量、係数W1を、現像電圧を補正するときの低Duty濃度検出用パターン重み付け係数、係数W2を、現像電圧を補正するときの中Duty濃度検出用パターン重み付け係数、係数W3を、現像電圧を補正するときの高Duty濃度検出用パターン重み付け係数として、以下の式(4)によって算出される
ことを特徴とする画像形成装置。
現像電圧の補正値={(低Duty目標値−低Duty検出値)×W1/K3+(中Duty目標値−中Duty検出値)×W2/K4+(高Duty目標値−高Duty検出値)/W3×K5}/(W1+W2+W3) …(4) - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記現像手段のエネルギー量を変更する場合に、印刷Duty毎に重み付け係数を用いることによって、前記現像手段のエネルギー量の補正値を算出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記現像手段のエネルギー量は、現像電圧、供給電圧及び帯電電圧の少なくとも一つである
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記潜像形成手段のエネルギー量は、LED光又はレーザ光のエネルギー量である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記低Duty濃度とは印刷Dutyが50%以下の領域であり、前記中Duty濃度とは印刷Dutyが30〜80%の領域であり、前記高Duty濃度とは印刷Dutyが60%以上の領域であり、かつ、
低Duty濃度<中Duty濃度<高Duty濃度となっている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記潜像形成手段のエネルギー量を変更する際、合わせて現像手段のエネルギー量を変更することにより、該現像手段のエネルギー量の変更を計2回行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 印刷濃度の目標値である第1の濃度を格納する記憶部と、
転写媒体上に印刷された画像から当該画像の印刷濃度である第2の濃度を検出する濃度検出部と、
印刷濃度を調整する制御部と、
像担持体を帯電させる帯電手段と帯電完了後の当該像担持体上に静電潜像を書き込む露光手段とを含む潜像形成手段、及び、当該静電潜像に現像剤を付着させて当該静電潜像を可視像化する現像手段を備えた画像形成部と、
前記画像形成部によって前記像担持体上に形成された前記静電画像を搬送ベルト上に転写して印刷する転写手段と
を備え、
前記画像形成部が、低Duty濃度、中Duty濃度及び高Duty濃度の濃度検出用パターンを前記像担持体上に形成し、
さらに、前記転写手段が、当該濃度検出用パターンを搬送ベルト上に転写することによって、各Duty濃度の当該濃度検出用パターンを搬送ベルト上に印刷し、かつ、前記濃度検出部が、前記搬送ベルト上に転写された各Duty濃度の前記濃度検出用パターンから各Duty濃度の前記第2の濃度を検出し、さらに、前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部に検出された各Duty濃度の前記第2の濃度とを比較し、予め定められた濃度差の発生条件に基づいて、前記潜像形成手段のエネルギー量及び前記現像手段のエネルギー量のいずれか一方のエネルギー量に対して適用する一方のエネルギー量の補正値を変更して、1回目のカラーバランスの調整を行い、
前記制御部が前記予め定められた濃度差の発生条件に基づいてエネルギー量の補正値を変更する場合において、前記制御部は、低Duty濃度、中Duty濃度及び高Duty濃度の前記濃度検出用パターンの中で、それぞれの目標値から最も大きくずれている部分が中Duty濃度検出用パターンであるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記潜像形成手段のエネルギー量を選択し、一方、それぞれの目標値から最も大きくずれている部分が低Duty濃度検出用パターン又は高Duty濃度検出用パターンであるときに、変更する前記一方のエネルギー量として、前記現像手段のエネルギー量を選択し、
前記1回目のカラーバランスの調整後に、再度、各Duty濃度の前記濃度検出用パターンを搬送ベルト上に印刷し、かつ、前記濃度検出部が、前記搬送ベルト上に転写された各Duty濃度の前記濃度検出用パターンから各Duty濃度の前記第2の濃度を各Duty濃度の補正後の第2の濃度として検出し、さらに、前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部に検出された各Duty濃度の当該補正後の第2の濃度とを比較し、前記1回目のカラーバランスで変更しなかった他方のエネルギー量に対して適用する他方のエネルギー量の補正値を変更して、2回目のカラーバランスの調整を行い、
前記現像手段のエネルギー量を変更して、印刷に用いる現像剤量を補正することによって、カラーバランスの調整を行う画像形成装置に適用するカラーバランス調整方法であって、
前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部によって検出された前記第2の濃度とを比較し、予め定められた濃度差の発生条件に基づいて、前記第2の濃度から前記第1の濃度に補正するための補正値であってかつ前記潜像形成手段のエネルギー量及び前記現像手段のエネルギー量のいずれか一方のエネルギー量に対して適用する一方のエネルギー量の補正値を算出し、さらに、算出した当該一方のエネルギー量の補正値に基づいて、前記一方のエネルギー量を補正することにより、カラーバランスの調整を行う
ことを特徴とするカラーバランス調整方法。 - 請求項13に記載のカラーバランス調整方法であって、
前記濃度検出部が、前記一方のエネルギー量の補正後に前記転写媒体上に印刷された画像から前記第2の濃度を補正後の第2の濃度として検出し、
前記制御部が、前記記憶部に格納された前記第1の濃度と前記濃度検出部によって検出された前記補正後の第2の濃度とを比較し、前記第2の濃度から前記第1の濃度に補正するための補正値であってかつ前記潜像形成手段のエネルギー量及び前記現像手段のエネルギー量の中の他方のエネルギー量に対して適用する他方のエネルギー量の補正値を算出し、さらに、算出した当該他方のエネルギー量の補正値に基づいて、当該他方のエネルギー量を補正することにより、カラーバランスの調整を行う
ことを特徴とするカラーバランス調整方法。
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