JP4973560B2 - サーバおよび接続先サーバ切替制御方法 - Google Patents
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Description
ュサーバの接続先を検索するように要求するための接続先検索要求情報を送信する接続先検索要求情報送信手段と、接続先検索要求情報を送信した送信先のコンテンツサーバから、検索された接続先を示す接続先情報を受信する接続先情報受信手段と、負荷原因キャッシュサーバに対して、受信した接続先情報に基づいて、接続先情報に示された接続先に接続を切替えるように要求する切替要求情報を送信する切替要求送信手段と、を備え各キャッシュサーバの負荷を分散させることにより、ネットワーク上を流れる通信量を全体的に削減する提案がされている。
図1(a)はネットワーク上の負荷の均等化を行うためのネゴシエーションを説明するための図である。CDN1は、複数のコンテンツサーバ2と複数のキャッシュサーバ3と複数のクライアント4とから構成されている。各コンテンツサーバ2から複数のキャッシュサーバ3がコンテンツサーバ2の下位に接続され、そのキャッシュサーバ3の下位にクライアント4が接続されている。図1(a)ではコンテンツサーバ2がn台(nは整数)用意されている。そのうちのコンテンツBを有するコンテンツサーバ2b(B)に、コンテンツAとコンテンツBをコピーしたキャッシュサーバ3(A,B)1台と、コンテンツBをコピーしたキャッシュサーバ3(B)を合わせてm−2台が接続されている(mは整数)。コンテンツAを有するコンテンツサーバ2a(A)に、コンテンツAをコピーしたキャッシュサーバ3a(A)が1台接続されている。該キャッシュサーバ3aの下位にコンテンツAをコピーした別のキャッシュサーバ3bが接続されている。
の変更を可能とし、より大規模なネットワークシステムの実現を可能とする、サーバおよび該サーバの接続先を切替える接続先サーバ切替制御方法を提供することを目的とする。
図2(a)(b)は、IPネットワークなどを用いたP2P−CDN(Peer to Peer-C
ontents Delivery Network)などのコンテンツ配信ネットワークの参照要求者端末(クライアント)からあるコンテンツに対する定期的なアクセスを他のキャッシュサーバに入れ替え、他のキャッシュサーバまたはコンテンツサーバに対するアクセスの低減を行うためのネゴシエーションを説明するための図である。アクセスの低減とはネットワーク上を流れるコンテンツの通信量を低減させることである。
30cに論理的に接続し直す。
図3はネットワーク構成の例を示す図である。
図3において、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)10は、コンテンツを備えるコンテンツサーバ20と、コンテンツサーバ20のコンテンツの少なくとも一部をキャッシュするキャッシュサーバ30と、コンテンツサーバ20が備えるコンテンツを参照するクライアント(コンテンツ参照元)40と、コンテンツをコンテンツサーバ20に登録および更新するためのコンテンツ登録アプリケーション/ノードセンサー25から構成される。なお、クライアント40は、従来の一般的な機能を有しており、コンテンツ登録アプリケーション/ノードセンサー25のコンテンツ登録アプリケーションは、コンテンツサーバ20自身に搭載されていても良く、その場合は内部的にコンテンツの登録および更新が行われる。また、ノードセンサーはコンテンツサーバ40に接続された測定器などである。コンテンツサーバ40は、そのノードセンサーが測定した測定データを取得してコンテンツの測定データを更新する。
図4において、コンテンツサーバ20は、通信管理部21と、キャッシュ制御部22と、コンテンツ管理部23と、キャッシュサーバ情報・負荷管理部24とを備えている。
コンテンツ管理部23は、キャッシュするコンテンツを保持および管理する。
図5において、キャッシュサーバ30は、通信管理部31と、キャッシュ制御部32と、キャッシュ・接続先決定部33と、キャッシュ情報・負荷管理部34と、コンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35とを備えている。
受信した要求を渡す。また各部からの要求を受け、その要求に対応するメッセージを他の装置へ送信する。例えばコンテンツサーバ20または他のキャッシュサーバ30に対してキャッシュの更新を要求するメッセージを送信したり、コンテンツサーバ20に対して自らのキャッシュを取得しているキャッシュサーバ30の接続先の切り替えを要求するメッセージを送信したりする。
キャッシュ・接続先決定部33は、クライアント40または他のキャッシュサーバ30からの要求に基づいて、キャッシュするコンテンツおよび接続先(取得先)とその属性を決定または変更する。
図6は、本発明を適用した動作例を説明するためのコンテンツ配信ネットワークを示す図である。
ここで、上記キャッシュサーバA61の負荷は、上記負荷の原因となっているキャッシュサーバC63に対してアクセス要求されるコンテンツサイズの大きさに基づいて計測してもよいし、キャッシュサーバC63に対してアクセス要求するクライアントの数に基づいて計測してもよい。
また、コンテンツサーバ50は、接続先検索要求情報受信部と、接続先検索要求情報転送部と、接続先可否判断結果受信部と、接続先判断部と、接続先可否判断結果送信部とを備える。
先可否判断結果であった場合、上記サーバの負荷に基づいて、上記サーバが上記負荷原因キャッシュサーバの接続先として可能か否かの可否を判断する。
また、コンテンツサーバ50から接続先を検索するよう依頼された他のキャッシュサーバB62は、接続先検索要求情報受信部と、接続先判断部と、接続先検索要求情報転送部と、接続先可否判断結果送信部とを備える。
また、図8は、接続先切替要求メッセージに含まれる情報の例を示す図であり、図9は、接続先切替応答メッセージに含まれる情報の例を示す図である。これらのメッセージは切替先を検索するキャッシュサーバまたはコンテンツサーバが、切替先の候補に接続の可否を問合せる際に送受信するメッセージである。
まず、図7の親キャッシュサーバA61(最上階層キャッシュサーバ)がキャッシュサーバA61自身の負荷の増大を検知すると、キャッシュサーバA61は、キャッシュサーバA61の直ぐ上位に接続しているコンテンツサーバ50に対して負荷の原因である子キ
ャッシュサーバC63の接続先検索要求を送信する。この際、必要があればキャッシュサーバ主導のコンテンツ更新に変更する。
次に、親キャッシュサーバA61は切替先の親キャッシュサーバB62に関する情報(図10参照)を子キャッシュサーバC63に対して送信する。
本例では、切り替え先がAからBに変更になったため、その変更動作中であることをコンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35に反映する。
次に、応答(図11参照)を受信した親キャッシュサーバA63は接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答(図13参照)受信後にキャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
図15は、接続先検索要求メッセージに含まれる情報の例を示す図であり、図16は、接続先検索応答メッセージに含まれる情報の例を示す図である。これらのメッセージは切替先を検索するキャッシュサーバまたはコンテンツサーバが、切替先の候補を他のサーバに問合せる際に送受信するメッセージである。
の中で、子キャッシュサーバC63にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索しようとする。ここでは、図6を用いて説明した判断手法により適切な切替先キャッシュサーバが検索できない。
次に、コンテンツサーバ50は切替先キャッシュサーバ通知(子キャッシュサーバE65に関する情報)を親キャッシュサーバA61に対して送信する(図10参照)。
次に、子キャッシュサーバC63は親キャッシュサーバA61に対して応答(図11参照)を返し、キャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
また、子キャッシュサーバE65に対して接続要求(図12参照)を送信する。
そして、接続要求(図12参照)を受信した親キャッシュサーバE65は応答(図13参照)を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答(図13参照)受信後にキャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、親キャッシュサーバA61(最上階層キャッシュサーバ)がキャッシュサーバA61自身の負荷の増大を検知すると、親キャッシュサーバA61は、キャッシュサーバA61自身に接続するキャッシュサーバの中で、子キャッシュサーバC63にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索する。ここでは、キャッシュサーバD64が検索され、キャッシュサーバA61は子キャッシュサーバ接続切替要求(図8参照)をそのキャッシュサーバD64に対して送信する。この際、必要あればキャッシュサーバ主導のコンテンツ更新に変更する。
そして、接続要求を受信した子キャッシュサーバD64は応答(図13参照)を返し、キャッシュサーバD64自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答受信後にキャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、親キャッシュサーバA61(最上階層キャッシュサーバ)は負荷の増大を検知すると、子キャッシュサーバ接続切替要求を接続するコンテンツサーバ50に対して送信する。このとき、必要あればキャッシュサーバ主導のコンテンツ更新に変更する。
次に、親キャッシュサーバA61は切替先キャッシュサーバ通知(コンテンツサーバ50に関する情報)を子キャッシュサーバC63に対して送信する。
そして、接続要求を受信したコンテンツサーバは50応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答受信後自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、子キャッシュサーバC63と親キャッシュサーバA61は定期的にキャッシュしているコンテンツの同期を行う。
次に、子キャッシュサーバC63は、要求コンテンツの変化を親キャッシュサーバA61に通知する。各キャッシュサーバはキャッシュ情報・負荷管理部34で他のキャッシュサーバやクライアントからのアクセスを管理しているが、その変更を元に要求コンテンツの変化を認識する。
ているコンテンツの減少を検知すると、子キャッシュサーバ接続先検索要求を接続するコンテンツサーバ50に対して送信する。
次に、親キャッシュサーバA61は切替先キャッシュサーバ通知(親キャッシュサーバB62に関する情報)を子キャッシュサーバC63に対して送信する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答受信後にキャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、親キャッシュサーバA61がコンテンツサーバ50に対して子キャッシュサーバ接続先検索要求を送信する。
次に、親キャッシュサーバA61は切替先キャッシュサーバ通知(親キャッシュサーバB62に関する情報)を子キャッシュサーバC63に対して送信する。
次に、接続要求を受信した親キャッシュサーバB62は応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
次に、次に親キャッシュサーバB62の負荷が増大するので、親キャッシュサーバB62はコンテンツサーバ50に対して子キャッシュサーバ接続先検索要求を送信する。
次に、応答を受信したコンテンツサーバ50は切替先キャッシュサーバ通知(親キャッシュサーバGに関する情報)を親キャッシュサーバB62に対して送信する。
次に、子キャッシュサーバE65は親キャッシュサーバB62に対して応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。また、親キャッシュサーバG67に対して接続要求を送信する。
そして、接続要求を受信した親キャッシュサーバG67は応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバE65は、応答受信後にキャッシュサーバE65自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、子キャッシュサーバC63が要求するコンテンツが増大する、もしくは親キャッシュサーバA61が要求するコンテンツが減少する際に親キャッシュサーバA61が子キャッシュサーバC63の相対的なコンテンツ要求量の増大を検知する。
次に、親キャッシュサーバA61は子キャッシュサーバC63がコンテンツサーバ50に接続するように、接続先サーバ切替要求を子キャッシュサーバC63に対して送信する。
最後に、応答を受信した子キャッシュサーバC63は自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
次に、コンテンツサーバ50は自身に接続するキャッシュサーバの中で、子キャッシュサーバC63にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索し、子キャッシュサーバ接続要求をその検索されたキャッシュサーバB62に対して送信する。
次に、応答を受信したコンテンツサーバ50は親キャッシュサーバB62の情報を親キャッシュサーバA61に対して送信する。
シュサーバC63に対して送信する。
次に、子キャッシュサーバC63は親キャッシュサーバA61に対して応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。また、親キャッシュサーバB62に対して接続要求を送信する。
そして、接続要求を受信した親キャッシュサーバB62は応答を返し、自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
最後に、子キャッシュサーバC63は、応答受信後にキャッシュサーバC63自身の接続キャッシュサーバ情報を更新する。
まず、親キャッシュサーバA61に障害が発生し、停止する。
次に、停止した親キャッシュサーバA61に接続していた全ての子キャッシュサーバC62および子キャッシュサーバD63はコンテンツサーバ50に対して接続要求を送信する。
次に、コンテンツサーバ50はその後受信する接続要求(キャッシュサーバD64からの接続要求)に対しては接続先サーバとして最初に接続した子キャッシュサーバC63に関する情報を通知する。
そして、接続要求を受信した子キャッシュサーバC63は応答を返信し、接続キャッシュサーバ情報を更新する。
なお、他の子キャッシュサーバが存在している場合は、他の全ての子キャッシュサーバに対して同様の処理を実行する。
まず、コンテンツサーバ50は自らの負荷増大を検知し、接続しているキャッシュサーバのうち取得コンテンツが最も重複している2台のキャッシュサーバA61およびキャッシュサーバB62を検索する。例えば、キャッシュサーバ2台はランダムに選択する。選択するサーバの一覧は、キャッシュ情報・負荷管理部34から取得可能である。
ュサーバB62)を下位とし、コンテンツサーバ50は上位となるキャッシュサーバA61に対して下位となるキャッシュサーバB62の接続要求を送信する。
次に、コンテンツサーバ50は接続先キャッシュサーバ情報を更新し、キャッシュサーバB62に対して接続先変更を通知する。
最後に、キャッシュサーバA61は接続要求を受信すると、キャッシュサーバ情報を更新し、応答を返す。
まず、コンテンツサーバ50が負荷の増大等のキャッシュ更新動作を変更するべきトリガを検知する。負荷状態をチェックし、ある閾値を超えた場合である。
そして、キャッシュ更新トリガ変更通知を受信したキャッシュサーバA61は、キャッシュサーバA61自身の負荷に問題がなければ、変更可の応答をコンテンツサーバ50に送信する。他方、キャッシュサーバA61自身の負荷に問題があれば、変更不可の応答または配下のキャッシュサーバ(キャッシュサーバC63あるいはキャッシュサーバD64)の接続先を変更の上、変更可の応答をコンテンツサーバ50に送信する。
最後に、コンテンツサーバ50は上記何れかの変更可の応答を受信し、キャッシュ更新トリガの変更を保持する。
まず、例えばキャッシュサーバA61が負荷の増大等のキャッシュ更新動作を変更するべきトリガを検知する。
そして、キャッシュ更新トリガ変更通知を受信したコンテンツサーバ50は、コンテンツサーバ50自身の負荷に問題がなければ、変更可の応答を送信する。他方、コンテンツサーバ50自身の負荷に問題があれば、変更不可の応答又は配下のキャッシュサーバ(キャッシュサーバC63あるいはキャッシュサーバD64)の接続先を変更の上、変更可の応答をキャッシュサーバA61に送信する。
新トリガの変更を保持する。
以上、図6乃至図26を用いて、コンテンツ配信ネットワークの動作例を説明した。
図27は、接続先検索要求受信時のキャッシュサーバの動作例を示す図である。
まず、通信管理部31が接続先検索要求を受信すると、通信管理部31はその接続先検索要求をキャッシュ制御部32に渡す。
まず、通信管理部31が接続切替要求を受信すると、通信管理部31はその接続切替要求をキャッシュ制御部32に渡す。
最後に、通信管理部31は、応答を接続切替要求の送信元であるキャッシュサーバ30に送信する。
まず、通信管理部31は応答を受信すると、その応答をキャッシュ制御部32に渡す。
そして、キャッシュ制御部32は経路情報を更新し、切替先キャッシュサーバ通知を通信管理部31に渡す。
まず、通信管理部31は切替先キャッシュサーバ通知を受信すると、その切替先キャッシュサーバ通知をキャッシュ制御部32に渡す。
信管理部31に渡す。
最後に、通信管理部31は、切替先キャッシュサーバ通知を所定のキャッシュサーバ30に送信する。
親キャッシュサーバは切り替え先キャッシュサーバ通知をたんに転送するだけなので、そのまま送信する。
まず、通信管理部31は切替先キャッシュサーバ通知を受信すると、その切替先キャッシュサーバ通知をキャッシュ制御部32に渡す。
次に、キャッシュ制御部32はその応答を通信管理部31に渡す。
次に、キャッシュ制御部32はコンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35に上位キャッシュサーバ情報の更新を指示する。
そして、キャッシュ制御部32は、経路情報を更新し、接続要求を生成し、通信管理部31に渡す。
まず、通信管理部31は切替先キャッシュサーバ通知応答を受信すると、その切替先キャッシュサーバ通知応答をキャッシュ制御部32に渡す。
最後に、キャッシュ情報・負荷管理部32は接続先キャッシュサーバ、負荷情報の更新を実行し、キャッシュ制御部32に応答する。
まず、通信管理部31は接続要求を受信すると、その接続要求をキャッシュ制御部32に渡す。
次に、キャッシュ情報・負荷管理部34はDB内の接続キャッシュサーバ、負荷情報の更新を実行し、キャッシュ制御部32に応答する。
最後に、通信管理部31は応答を要求元のキャッシュサーバ30に送信する。
図34は、接続応答受信時のキャッシュサーバの動作例を示す図である。
そして、キャッシュ制御部32はコンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35に上位キャッシュサーバ情報の更新を指示する。
図35は、高負荷時に子キャッシュサーバ接続切替要求を上位のサーバに送信する場合のキャッシュサーバの動作例を示す図である。
次に、キャッシュ制御部32はコンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35に問い合わせ、コンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部35がDBを参照することにより要求先キャッシュサーバ30の検索を行ない、キャッシュ制御部32に応答する。
最後に、通信管理部31は、接続先検索要求を切替要求先のキャッシュサーバ30に送信する。
まず、キャッシュ情報・負荷管理部34は高負荷状態を検知すると、高負荷状態であることをキャッシュ制御部32に通知する。
次に、キャッシュ制御部32はキャッシュ・接続先決定部33に問い合わせ、キャッシュ・接続先決定部33がデータベース(DB)を参照することにより要求先キャッシュサーバ30の検索を行ない、キャッシュ制御部32に応答する。
最後に、通信管理部31は、子キャッシュサーバ接続切替要求を要求先のキャッシュサーバ30に送信する。
次に、図37乃至図42を用いて、コンテンツサーバの動作例を説明する。
図37は、コンテンツサーバの負荷状況から接続先切替が起こる場合のコンテンツサーバの動作例を示す図である。
そして、キャッシュ制御部22は接続先切替通知のメッセージを作成し、通信管理部21に渡す。
図38は、接続先検索要求受信時のコンテンツサーバの動作例を示す図である。
そして、キャッシュ制御部22はキャッシュサーバ情報・負荷管理部24に問合せ、キャッシュサーバ情報・負荷管理部24がキャッシュサーバ情報・負荷管理部24がデータベース(DB)を検索することにより接続先切替要求の送信先のキャッシュサーバ30を決定し、キャッシュ制御部22に応答する。
図39は、接続先切替要求受信時のコンテンツサーバの動作例を示す図である。
そして、キャッシュ制御部22はコンテンツ管理部23に問合せ、コンテンツ管理部23が接続の可否を決定してキャッシュ制御部22に応答する。
図40は、接続要求受信時のコンテンツサーバの動作例を示す図である。
次に、キャッシュ制御部22はキャッシュサーバ情報・負荷管理部24に情報の更新を指示する。
最後に、キャッシュ制御部22は接続応答メッセージを作成し、通信管理部21を介して所定の宛先のキャッシュサーバ30に接続応答を送信する。
まず、通信管理部21は接続先検索応答を受信し、受信した接続先検索応答をキャッシュ制御部22に渡す。
そして、キャッシュサーバ情報・負荷管理部24は情報の更新を実行し、キャッシュ制御部22に応答する。
まず、通信管理部21は接続先切替応答を受信し、受信した接続先切替応答をキャッシ
ュ制御部22に渡す。
そして、キャッシュサーバ情報・負荷管理部24が情報の更新を実行し、キャッシュ制御部22に応答する。
(実施例2)
(構成)
図43は、コンテンツ配信ネットワークの構成例を示す図である。
図44を用いて、接続先を複数同時に切り替える機能を備えるキャッシュサーバの構成を説明する。
ここで、前記キャッシュサーバA431の負荷は、上記負荷の原因となっているキャッシュサーバC433に対してアクセス要求されるコンテンツサイズの大きさに基づいて計測してもよい。また、キャッシュサーバC433に対してアクセス要求するクライアントの数に基づいて計測してもよい。また、キャッシュサーバC433に対するアクセスの頻度に基づいて計測してもよい。
た接続先に接続を切替えるように要求する切替要求情報(切替先通知情報:切替先キャッシュサーバ通知)を送信する。また、接続先切替要求情報を送信してきたキャッシュサーバに対して接続先検索応答情報を送信してもよい。また、切替先通知情報を送信してきたキャッシュサーバに対して切替先応答情報を送信してもよい。また、接続要求情報、接続応答情報を送信してもよい。
単一の切り替えで検索先が見つかりやすいことを重視する場合は、切替要求に対して不可の応答が繰り返し返ってきて検索先が見つからないという場合が想定される。そこで、他のキャッシュサーバの過負荷設定値を越えないように、負荷が小さい単位で切替先を検索する。従ってキャッシュしているコンテンツとその取得元のうち、最も負荷の小さい子キャッシュサーバおよびコンテンツを選択する。
コンテンツサーバとキャッシュサーバが通信をする場合に用いるメッセージに含まれる情報について説明する。ここで、情報とは、接続先切替要求情報(子キャッシュサーバ接続切替要求:図8)、接続先切替応答情報(接続先切替応答:図9)、切替先通知情報(切替先キャッシュサーバ通知:図10)、切替先応答情報(切替先応答:図11)、接続要求情報(接続要求:図12)、接続応答情報(接続応答:図13)、接続先検索要求情報(子キャッシュサーバ接続先検索要求:図15)、接続先検索応答情報(接続先検索応答:図16)である。
ッシュサーバまたはコンテンツサーバが、切替先の候補に接続の可否を問合せる際に送受信するメッセージに含まれる。
接続先検索要求情報(図15)、接続先検索応答情報(図16)は、切替先を検索するキャッシュサーバまたはコンテンツサーバが、切替先の候補を他のサーバに問合せる際に送受信するメッセージに含まれる。
次に、コンテンツ配信ネットワークの動作例を説明する。
複数同時に切替える機能を持つキャッシュサーバ主導の負荷増大による切り替え動作の説明をする。
図47は、図43のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)430において、キャッシュサーバA431(最上階層キャッシュサーバ)の負荷が増大したために、キャッシュサーバA431の下位に接続されている負荷原因であるキャッシュサーバC433(第2層)をキャッシュサーバB432(最上階層キャッシュサーバ)に切り替えるとともに、キャッシュサーバA431(最上階層キャッシュサーバ)の下位にキャッシュサーバE435(第2層)を接続する。
ステップS4704では、コンテンツサーバ450はキャッシュ制御部22により自身に接続するキャッシュサーバの中で、子キャッシュサーバC433にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索する。本例ではキャッシュサーバB432が検索される。
ステップS4706では、キャッシュサーバB432の接続先検索要求情報受信部によりT4702を受信する。
次に、キャッシュサーバA431は、ステップS4712とステップS4724の処理を実行する。
ステップS4714では、キャッシュサーバC433から親キャッシュサーバA431に対してT4706切替先応答情報(図11参照)を送信する。このとき、ステップS4716ではキャッシュサーバC433の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
ステップS4719では、親キャッシュサーバB432がT4707接続要求を受信する。ステップS4720では、親キャッシュサーバB432がキャッシュサーバC433に対してT4708接続応答(図13参照)を送信する。このとき、ステップS4722ではキャッシュサーバB432の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
ステップS4726では、キャッシュサーバE435から親キャッシュサーバA431に対してT4710切替先応答情報(図11参照)を送信する。このとき、ステップS4728ではキャッシュサーバE435の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
ステップS4731では、親キャッシュサーバB432がT4711接続要求を受信する。ステップS4732では、親キャッシュサーバB432がキャッシュサーバE435に対してT4712接続応答(図13参照)を送信する。このとき、ステップS4734ではキャッシュサーバB432の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
図48は、最上階層キャッシュサーバの負荷増大により、2階層より下のキャッシュサーバの接続先を他の2階層より下のキャッシュサーバに切り替える動作を示す図である。
よりコンテンツサーバ450に対してT4801(子キャッシュサーバ接続先検索要求:図46参照)を送信する。なお、必要であればキャッシュサーバ主導のコンテンツに更新する。
ステップS4804では、コンテンツサーバ450はキャッシュ制御部22により自身に接続するキャッシュサーバの中で、子キャッシュサーバC433にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索するが適切な切替先キャッシュサーバが検索できないためステップS4805に移行する。
ステップS4807では、キャッシュサーバB432はキャッシュ制御部32により自身に接続するキャッシュサーバの中で、子キャッシュサーバC433にとって最適な切替先キャッシュサーバを検索する。本例ではキャッシュサーバE435が検索される。
ステップS4809では、キャッシュサーバE435の接続先検索要求情報受信部によりT4803を受信する。
ステップS4812では、キャッシュサーバB432が接続先可否判断結果受信部により応答T4804を受信する。
ステップS4815では、受信したT4805に基づいてコンテンツサーバ450は、T4806切替先キャッシュサーバ通知(キャッシュサーバE435および子キャッシュサーバH438の情報:図10参照)をキャッシュサーバA431に対して送信する。
次に、キャッシュサーバA431は、ステップS4817とステップS4829の処理を実行する。
ステップS4829では、S4817と同様キャッシュサーバA431は、T4811切替先キャッシュサーバ通知(親キャッシュサーバA431の情報)を子キャッシュサーバH438に対して送信する。
ステップS4819では、キャッシュサーバC433から親キャッシュサーバA431に対してT4808切替先応答情報(図11参照)を送信する。このとき、ステップS4821ではキャッシュサーバC433の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
ステップS4824では、子キャッシュサーバE435がT4809接続要求を受信する。ステップS4825では、子キャッシュサーバE435がキャッシュサーバC443に対してT4810接続応答(図13参照)を送信する。このとき、ステップS4827ではキャッシュサーバE435の接続しているキャッシュサーバに関する情報を更新する。
ステップS4830では、キャッシュサーバH438がT4811を受信する。
ステップS4836では、キャッシュサーバE435がT4813接続要求を受信する。
次に、接続先を複数同時に切替える機能を持つキャッシュサーバの動作例を説明する。
接続切替要求受信時のキャッシュサーバの動作を、図49に示した接続切替要求受信時のキャッシュサーバの動作例に基づいて説明をする。
ステップS4901では、通信管理部31が接続切替要求を受信する。
ステップS4903では、キャッシュ制御部32はT4901を受信する。
ステップS4905では、キャッシュ情報・負荷管理部34がT4902(負荷状態のチェック)を受信する。
ステップS4907では、応答としてT4903(負荷情報など)を送信する。ステップS4908では、T4903を受け取る。
ステップS4913では、キャッシュ制御部32がT4905を受信する。ステップS4914では、キャッシュ制御部32はキャッシュ・接続先決定部33bにT4906(接続可否の問い合わせ)を通知する。
ステップS4918では、キャッシュ制御部32はT4907を受信する。ステップS4919では、キャッシュ制御部32により経路情報を更新する。
ステップS4922では、通信管理部31が応答T4908を受信して、ステップS4922では、接続要求送信元のキャッシュサーバにメッセージを送信する。
切替先キャッシュサーバ通知受信時の親キャッシュサーバの動作は、図30に示した切替先キャッシュサーバ通知受信時の親キャッシュサーバの動作と同じである。
切替先キャッシュサーバ通知応答受信時のキャッシュサーバの動作は、図32に示した切替先キャッシュサーバ通知応答受信時の動作と同じである。
接続応答受信時のキャッシュサーバの動作は、図34に示した接続応答受信時の動作と同じである。
また、高負荷時に接続切替要求を子キャッシュサーバに送信する場合のキャッシュサーバの動作は、図36に示した動作と同じようにしてもよい。
体5010を、キャッシュサーバまたはコンテンツサーバに供給し、そのキャッシュサーバまたはコンテンツサーバのコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(付記1)
クライアントからの要求に応じてコンテンツサーバ上のコンテンツをキャッシュして前記クライアントに配信するキャッシュサーバであって、
前記キャッシュサーバの下位に接続された負荷原因キャッシュサーバが前記キャッシュサーバにキャッシュされているコンテンツをキャッシュすることにより発生する前記キャッシュサーバの負荷を計測し、予め定められた過負荷設定値と比較することにより過負荷であるか否かを判断し、過負荷であると判断された場合、前記コンテンツサーバまたは他のキャッシュサーバに対して、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先を検索する要求と、
切り替え後総負荷が前記過負荷設定値以下になる、切り替えたいコンテンツと他のキャッシュサーバまたはコンテンツサーバが切り替えるコンテンツを選択し、選択した各コンテンツに関する情報を含む接続先検索要求情報の生成と、
前記接続先検索要求情報を受信した前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから、前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバによって検索された接続先を示す接続先情報に基づいて前記負荷原因キャッシュサーバに対して、前記接続先情報に示された接続先に接続を切り替えるための要求を生成するキャッシュ制御部と、
キャッシュに関連する情報をキャッシュ制御部に転送する通信管理部と、
を備えることを特徴とするキャッシュサーバ。
(付記2)
キャッシュ制御部は、
前記接続先検索要求情報を受信した前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから送信された、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先の可否を示す接続先可否判断結果が不可である場合、前記通信管理部により前記接続先検索要求情報を下位に接続された他のキャッシュサーバへ転送することを特徴とする付記1に記載のキャッシュサーバ。
(付記3)
キャッシュ制御部は、
前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから、前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバによって検索された接続先を示す接続先情報である接続先切替要求情報により接続先に選ばれた場合、負荷状態に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先であるか判定し、接続できるときは応答を前記接続先切替要求情報の送信元の前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバに返信することを特徴とする付記2に記載のキャッシュサーバ。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかひとつに記載のコンテンツサーバであって、
前記接続先検索要求情報を転送した転送先である付記1乃至3のいずれかひとつに記載のキャッシュサーバに、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先としての可否を含む応答である接続先可否判断結果を受信する通信管理部と、
前記接続先可否判断結果に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバが接続されているキャッシュサーバに、切り替え先キャッシュサーバと前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されるキャッシュサーバに関連する前記接続先可否判断結果を含む情報を生成するキャッシュ制御部と、を備え、
前記通信管理部により前記情報を前記負荷原因キャッシュサーバの接続先キャッシュサーバに送信する、
ることを特徴とするコンテンツサーバ。
(付記5)
クライアントからの要求に応じてコンテンツサーバ上のコンテンツを配信するコンテンツ配信ネットワークにおいて実行される接続先サーバ切替制御方法であって、
前記コンテンツサーバ上のコンテンツをキャッシュするキャッシュサーバが、
前記キャッシュサーバの下位に接続された負荷原因キャッシュサーバが前記キャッシュサーバにキャッシュされているコンテンツをキャッシュすることによる前記キャッシュサーバの負荷を計測し、
前記計測した負荷が予め定められた値と比較することによって前記負荷が過負荷であると判断された場合、前記コンテンツサーバに対して、前記負荷の原因となっている負荷原因キャッシュサーバの接続先を検索するように要求するための接続先検索要求情報を送信し、
前記コンテンツサーバが、
前記キャッシュサーバから送信された前記接続先検索要求情報を受信し、
前記受信した接続先検索要求情報を前記コンテンツサーバの下位に接続された他のキャッシュサーバへ転送し、
前記他のキャッシュサーバが、
前記コンテンツサーバから転送された接続先検索要求情報を受信することにより、前記他のキャッシュサーバの負荷に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先としての可否を判断し、
前記接続先検索要求情報を送信してきたコンテンツサーバに対して、前記判断された接続先としての可否を示す接続先可否判断結果を送信し、
前記コンテンツサーバが、
前記接続先可否判断結果に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバが接続されているキャッシュサーバに、切り替え先キャッシュサーバと前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されるキャッシュサーバに関連する情報を含む通知を送信し、
前記キャッシュサーバが、
前記送信された通知に基づいて、前記キャッシュサーバと、前記キャッシュサーバの下位に接続されている前記負荷原因キャッシュサーバと、前記切り替え先キャッシュサーバと、前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されている切り替えられるキャッシュサーバの、接続先を変更する通信をする、
ことを特徴とする接続先サーバ切替制御方法。
(付記6)
キャッシュ制御部は、
前記負荷原因キャッシュサーバのキャッシュするコンテンツの取得先が切り替わったことによる負荷の増加と、前記コンテンツサーバの下位に接続されている前記他のキャッシュサーバに接続されている前記負荷原因キャッシュサーバと切り替えられるキャッシュサーバに切り替わったことによる負荷の減少から、接続の可否を判断することを特徴とする付記3に記載のキャッシュサーバ。
(付記7)
前記接続先検索要求情報を受信した前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから、前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバによって検索された接続先を示す接続先情報に基づいて前記負荷原因キャッシュサーバに対して、前記接続先情報に示された接続先に接続を切り替えるための要求を生成することを特徴とする付記5に記載の接続先サーバ切替制御方法。
(付記8)
前記負荷原因キャッシュサーバのキャッシュするコンテンツの取得先が切り替わったことによる負荷の増加と、前記コンテンツサーバの下位に接続されている前記他のキャッシュサーバに接続されている前記負荷原因キャッシュサーバと切り替えられるキャッシュサーバに切り替わったことによる負荷の減少から、接続の可否を判断することを特徴とする付記5に記載の接続先サーバ切替制御方法。
2 コンテンツサーバ
3 キャッシュサーバ
4 クライアント
10 コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
20 コンテンツサーバ
21 通信管理部
22 キャッシュ制御部
23 コンテンツ管理部
24 キャッシュサーバ情報・負荷管理部
25 コンテンツ登録アプリケーション、
30、30A、30B キャッシュサーバ
31 通信管理部
32 キャッシュ制御部
33、33b キャッシュ・接続先決定部
34 キャッシュ情報・負荷管理部
35 コンテンツサーバ・上位キャッシュサーバ情報管理部
36 キャッシュ選択部
40 クライアント
50、450 コンテンツサーバ
61、431 キャッシュサーバA
62、432 キャッシュサーバB
63、433 キャッシュサーバC
64、434 キャッシュサーバD
65、435 キャッシュサーバE
66、436 キャッシュサーバF
67、437 キャッシュサーバG
438 キャッシュサーバH
70、430 コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
5001 CPU
5002 メモリ
5003 入力装置
5004 出力装置
5005 外部記録装置
5006 媒体駆動装置
5007 ネットワーク接続装置
5009 バス
5010 可搬記録媒体
5100 コンピュータ
5101 メモリ
5110 可搬記録媒体
5120 プログラム(データ)
Claims (5)
- クライアントからの要求に応じてコンテンツサーバ上のコンテンツをキャッシュして前記クライアントに配信するキャッシュサーバであって、
前記キャッシュサーバの下位に接続された負荷原因キャッシュサーバが前記キャッシュサーバにキャッシュされているコンテンツをキャッシュすることにより発生する前記キャッシュサーバの負荷を計測し、予め定められた過負荷設定値と比較することにより過負荷であるか否かを判断し、過負荷であると判断された場合、前記コンテンツサーバまたは他のキャッシュサーバに対して、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先を検索する要求と、
切り替え後総負荷が前記過負荷設定値以下になる、切り替えたいコンテンツと他のキャッシュサーバまたはコンテンツサーバが切り替えるコンテンツを選択し、選択した各コンテンツに関する情報を含む接続先検索要求情報の生成と、
前記接続先検索要求情報を受信した前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから、前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバによって検索された接続先を示す接続先情報に基づいて前記負荷原因キャッシュサーバに対して、前記接続先情報に示された接続先に接続を切り替えるための要求を生成するキャッシュ制御部と、
キャッシュに関連する情報をキャッシュ制御部に転送する通信管理部と、
を備えることを特徴とするキャッシュサーバ。 - キャッシュ制御部は、
前記接続先検索要求情報を受信した前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから送信された、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先の可否を示す接続先可否判断結果が不可である場合、前記通信管理部により前記接続先検索要求情報を下位に接続された他のキャッシュサーバへ転送することを特徴とする請求項1に記載のキャッシュサーバ。 - キャッシュ制御部は、
前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバから、前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバによって検索された接続先を示す接続先情報である接続先切替要求情報により接続先に選ばれた場合、負荷状態に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先であるか判定し、接続できるときは応答を前記接続先切替要求情報の送信元の前記コンテンツサーバまたは前記他のキャッシュサーバに返信することを特徴とする請求項2に記載のキャッシュサーバ。 - 請求項1乃至3のいずれかひとつに記載のコンテンツサーバであって、
前記接続先検索要求情報を転送した転送先である請求項1乃至3のいずれかひとつに記載のキャッシュサーバに、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先としての可否を含む応答である接続先可否判断結果を受信する通信管理部と、
前記接続先可否判断結果に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバが接続されているキャッシュサーバに、切り替え先キャッシュサーバと前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されるキャッシュサーバに関連する前記接続先可否判断結果を含む情報を生成するキャッシュ制御部と、を備え、
前記通信管理部により前記情報を前記負荷原因キャッシュサーバの接続先キャッシュサーバに送信する、
ることを特徴とするコンテンツサーバ。 - クライアントからの要求に応じてコンテンツサーバ上のコンテンツを配信するコンテンツ配信ネットワークにおいて実行される接続先サーバ切替制御方法であって、
前記コンテンツサーバ上のコンテンツをキャッシュするキャッシュサーバが、
前記キャッシュサーバの下位に接続された負荷原因キャッシュサーバが前記キャッシュサーバにキャッシュされているコンテンツをキャッシュすることによる前記キャッシュサーバの負荷を計測し、
前記計測した負荷が予め定められた値と比較することによって前記負荷が過負荷であると判断された場合、前記コンテンツサーバに対して、前記負荷の原因となっている負荷原因キャッシュサーバの接続先を検索するように要求するための接続先検索要求情報を送信し、
前記コンテンツサーバが、
前記キャッシュサーバから送信された前記接続先検索要求情報を受信し、
前記受信した接続先検索要求情報を前記コンテンツサーバの下位に接続された他のキャッシュサーバへ転送し、
前記他のキャッシュサーバが、
前記コンテンツサーバから転送された接続先検索要求情報を受信することにより、前記他のキャッシュサーバの負荷に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバの接続先としての可否を判断し、
前記接続先検索要求情報を送信してきたコンテンツサーバに対して、前記判断された接続先としての可否を示す接続先可否判断結果を送信し、
前記コンテンツサーバが、
前記接続先可否判断結果に基づいて、前記負荷原因キャッシュサーバが接続されているキャッシュサーバに、切り替え先キャッシュサーバと前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されるキャッシュサーバに関連する情報を含む通知を送信し、
前記キャッシュサーバが、
前記送信された通知に基づいて、前記キャッシュサーバと、前記キャッシュサーバの下位に接続されている前記負荷原因キャッシュサーバと、前記切り替え先キャッシュサーバと、前記切り替え先キャッシュサーバの下位に接続されているキャッシュサーバの、接続先を変更する通信をする、
ことを特徴とする接続先サーバ切替制御方法。
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