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JP4973251B2 - ミシン、糸量処理プログラム及び糸量処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

ミシン、糸量処理プログラム及び糸量処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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JP4973251B2 JP2007062827A JP2007062827A JP4973251B2 JP 4973251 B2 JP4973251 B2 JP 4973251B2 JP 2007062827 A JP2007062827 A JP 2007062827A JP 2007062827 A JP2007062827 A JP 2007062827A JP 4973251 B2 JP4973251 B2 JP 4973251B2
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Description

本発明は、ミシン、糸量処理プログラム及び糸量処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
一般に、ミシンで使用する糸は、糸の色や材質、太さ等が多種類に及ぶ。縫製に必要な種類の糸がミシンに装着されているかどうかを使用者は常に確認しなければならない。そこで、上糸の糸色の判別を自動的に行う装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、縫製中に装着している糸がなくなると、糸駒を交換したり、下糸ボビンに糸を補充したりする必要があるが、特に下糸の残量は見えにくく把握しにくいので、下糸の貯蔵量の監視を自動的に行う装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、ミシンで刺繍等の模様の縫製を行う場合、使用する糸の色が多くなる。このような場合、手持ちの糸で全ての色が縫製できるかどうか、糸の残量は足りているかを使用者が確認する必要があるが、糸の種類数が多くなるとその作業が繁雑であった。
特開平5−92089号公報 特許3041046号公報
しかしながら、上記従来の上糸自動判別機能付ミシンでは、現在装着されている上糸の糸色が判別され、下糸の貯蔵量監視装置でも、現在装着中の下糸の貯蔵量が検出されるのみであるから、これから実行したい模様の縫製に必要な色の糸と糸量が手元にあるかどうかを確認することはできなかった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、手元にある糸の糸色及び糸量で所望の模様の縫製が可能か否かを判断できるミシン及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のミシンは、刺繍糸の色を特定する糸色データと、縫製位置を指定する針落ち点データとを少なくとも含む刺繍データに基づき刺繍模様の縫製が可能なミシンにおいて、巻回されている糸の糸色と糸量とを少なくとも含む糸情報を記憶したICタグを備えた糸駒であって、前記ミシンに装着された糸駒を含む前記ミシンの周囲に置かれた交信範囲内にある複数の糸駒の当該ICタグから前記糸情報を順に読取るリーダと、複数の糸色で縫製される刺繍模様を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された選択模様の刺繍データから、当該選択模様に使用する糸の糸色である使用糸色とその使用量である使用糸量とを取得する糸量取得手段と、前記リーダにより読取られた糸駒毎の読取糸量と前記糸量取得手段により取得した使用糸色毎の使用糸量とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき、前記選択模様の縫製が可能であるか否かを糸色毎に判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のミシンは、請求項1に記載の発明の構成に加え、刺繍縫製に使用される糸駒である使用糸駒の糸の消費量である消費糸量を糸駒毎に検出する糸量検出手段と、前記リーダにより読取られた読取糸量と、前記糸量検出手段により検出された消費糸量とから前記使用糸駒に残っている糸の量である残存糸量を算出する残存糸量算出手段と、前記残存糸量算出手段により算出された残存糸量を当該使用糸駒のICタグに書き込むライタとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のミシンは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記糸量取得手段により取得した使用糸色と、前記リーダにより糸情報を読取られた糸駒の糸色である複数の読取糸色との類似の程度を判断する類似度判断手段と、前記類似度判断手段による判断結果に基づき、前記使用糸色に類似する糸色を前記読取糸色の中から選択する次候補選択手段と、前記判断手段により前記選択模様の縫製が不能であると判断された場合に、前記次候補選択手段により選択された次候補糸色を前記刺繍縫製に使用する糸色として決定する糸色決定手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の糸量処理プログラムは、請求項1乃至3のいずれかに記載のミシンの各種処理手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明の請求項5に記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体は、請求項4に記載の糸量処理プログラムを記録している。
本発明の請求項1に記載のミシンは、リーダが複数の糸駒のICタグから糸情報を読み取り、糸量取得手段が選択模様の使用糸色と使用糸量とを刺繍データから取得する。そして、糸駒から読み取った糸量と使用糸量とを糸色毎に比較して、選択模様の縫製が可能かどうかを判断して報知する。従って、使用者は、手持ちの糸駒で所望の模様の縫製が可能かどうかを簡単に知ることができる。縫製ができない場合は、足らない糸の糸駒を別途用意したり、他の模様を選んだりして対処可能である。また、ミシンに装着されている糸駒に限らず、その周囲に置かれた複数の糸駒の情報を順に読み取ることができる。
また、本発明の請求項2に記載のミシンは、請求項1に記載の発明の構成に加え、糸駒毎に糸の消費量を検出し、その検出された消費糸量をリーダが読み取った読取糸量から差し引いて残存糸量を算出し、糸駒のICタグに書き込む。従って、糸駒のICタグには常に現在の糸量が記憶されることとなり、模様の縫製が可能か否かを精度良く判定できる。
また、本発明の請求項3に記載のミシンは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、使用糸色と読取糸色との類似度を判断し、使用糸色が足らなくて縫製ができない場合に使用糸色と類似する糸色をその使用糸色に替えて採用する。従って、指定された糸色では縫製ができない場合にも、その糸色の糸駒を用意したり、模様の縫製を諦めるのではなく、手持ちの類似色で縫製をすることができる。
また、本発明の請求項4に記載の糸量処理プログラムは、コンピュータに実行させることにより、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の各種処理手段としての作用効果を奏することができる。
また、本発明の請求項5に記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体は、コンピュータに読み取らせ、実行させることにより、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の各種処理手段としての作用効果を奏することができる。
以下、本発明を具体化したミシン1の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るミシン1の物理的構成について説明する。図1は、ミシン1の斜視図である。図2は、ミシン1の上糸量検出装置45の平面図である。なお、図1の紙面手前側を「ミシン1の正面側」、紙面奥行き側を「ミシン1の背面側」とする。また、ミシン1の使用者からみて左右方向を左右方向とする。図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2と、ベッド部2の右端部分にベッド部2から垂直方向に立設された脚柱部3と、脚柱部3の上端部から左方向へベッド部2に対向して延びるアーム部4とを構成の主体とする。
図1に示すように、ベッド部2には、針板(図示外)が設けられ、この針板の下部に設けられた釜機構(図示外)へ下糸用ボビン(図示外)の着脱が可能となるよう構成されている。また、針板の下部には、縫製対象である加工布を所定の送り量で移送するための送り歯(図示外)と、この送り歯を駆動する布送り機構(図示外)と、送り量を調整する送り量調整用パルスモータ132(図3参照)とが設けられている。また、ベッド部2内部の右端部(脚柱部3の下方)にはミシンモータ133(図3参照)が設けられており、ミシンモータ133の駆動力が、駆動ベルト(図示外)を介してプーリ(図示外)及びプーリからアーム部4内を左方向へ伸びるミシン主軸(図示外)に伝達される。また、ミシンモータ133の駆動力は、下軸(図示外)にも伝達され、布送り機構と釜機構が駆動される。このような構成により、針棒8や天秤機構(図示外)、釜機構(図示外)、送り歯等が同期駆動され、刺繍模様ではない実用模様の縫製を行うことができる。
また、加工布31を保持する刺繍枠32を前後方向及び左右方向に夫々移動させる刺繍装置30がベッド部2に着脱可能に装着される。この刺繍装置30には、キャリッジカバー33内に収納され、刺繍枠32を着脱可能に装着するキャリッジ(図示外)を前後方向に移動させるように駆動する前後移動機構(図示外)と、本体カバー11内に収納され、この前後移動機構全体を左右方向に移動させるように駆動する左右移動機構(図示外)とを備える。そして、前後移動機構を駆動するY軸モータ137(図3参照)と、左右移動機構を駆動するX軸モータ136(図3参照)とが設けられている。この前後移動機構及び左右移動機構により刺繍枠32を移動させながら針棒8や釜機構を同期駆動させることで、加工布31に対して刺繍模様が縫製される。また、詳しくは説明しないが、この刺繍模様の縫製時には、送り歯は送り歯沈下機構(図示外)により、針板上面より突出しない沈下位置に保持される。
図1に示すように、脚柱部3には、縦長の液晶ディスプレイ10が設けられており、模様の設定や編集等、縫製作業に必要な各種の機能を実行させる機能名や、各種のメッセージ等が表示される。この液晶ディスプレイ10にはタッチパネル111(図3参照)が備えられており、液晶ディスプレイ10に表示された項目を指や専用のペンで選択すると、タッチパネル111によりどの項目が選択されたかが感知される。これにより、液晶ディスプレイ10を介して種々の指示を入力することができる。また、脚柱部3の右側面には、コネクタ108(図3参照)が設けられている。このコネクタ108を介して、各種データや、各種プログラムをミシン1内部に取り込んだり、ミシン1外部に出力したりすることが可能である。
アーム部4の上部には、アーム部4の左右全長にわたって開閉カバー6が取り付けられている。この開閉カバー6は、アーム部4の左右方向の軸回りに開閉するよう、アーム部4の上側背面部に枢支されている。図1に示すように開閉カバー6を開くと、アーム部4の上面中央部近傍には、上糸20が巻回された糸駒21を収容する凹部である糸駒収容部15が設けられており、糸駒収容部15の右側面から、糸駒21を回転可能に支持するための糸立棒16がアーム部4に平行に設けられている。アーム部4の先端部(脚柱部3に連結されている側とは反対の端部)の下部には、縫針が装着された針棒8が配設されている。また、アーム部4には、糸駒21から引き出される上糸20を、糸調子機構(図示外)、糸取りバネ(図示外)、天秤(図示外)等の糸道経路を経由して、最終的に縫針まで案内する糸案内溝7、及び上糸量検出装置45(図2参照)が設けられている。また、アーム部4には、糸駒21に内蔵された無線タグ801(図7〜図9参照)の情報を読み取るタグリーダライタ510(図3参照)が設けられている。さらに、アーム部4の前面には、縫製動作の開始及び停止を指示するためのスタート・ストップキー91を始め、各種の縫製動作を指示するための複数の操作キー9が設けられている。
次に、図2を参照して、アーム部4内部に設けられた上糸量検出装置45について説明する。この上糸量検出装置45は、糸駒21から糸調子機構(図示外)に至る糸道経路部分に設けられ、糸駒21から上糸20が繰り出された上糸量を検出する。この上糸量検出装置45が本発明の糸量検出手段に相当する。
図2に示すように、上糸量検出装置45の取付け台46にはエンコーダ48がビス50で取付けられ、エンコーダ48の回転軸48aには第1ギヤ52が固着されている。第1ギヤ52に噛み合う第2ギヤ54は、回転軸56により取付け台46に回転可能に支持されている。第2ギヤ54には回転ローラ58が固着され、第2ギヤ54と一体に回転するように構成されている。
揺動レバー60は取付け台46に固着された枢支軸62に揺動可能に枢支され、この揺動レバー60には第1腕部60a、第2腕部60b及び第3腕部60cが夫々形成されている。第1腕部60aと取付け台46とに亙って引張りバネ64が掛装されており、揺動レバー60は常に反時計方向に回動付勢されている。第2腕部60bには略三角形状のローラホルダ68の一端が枢支軸66により回動可能に枢支され、ローラホルダ68の他端部はそれに形成された長孔に回転ローラ58が挿通している。
そして、このローラホルダ68の他端部の近傍部にはゴム製の従動ローラ70がローラホルダ68に固着した枢支軸72に回転可能に支持されると共に、ゴム製の従動ローラ71がローラホルダ68に固着した枢支軸73に回転可能に支持されている。従って、揺動レバー60の反時計方向への回動付勢により、一対の従動ローラ70・71はローラホルダ68を介して矢印74方向に付勢され、回転ローラ58に押圧するように構成されている。
第3腕部60cは押え足(図示外)を下端部に装着する押え棒(図示外)に作動的に連結されており、押え足を昇降操作する操作レバー(図示外)を操作して押え足を休止位置へ上昇させたときには、揺動レバー60は引張りバネ64のバネ力に抗して時計方向に回動し、一対の従動ローラ70・71は回転ローラ58から夫々離隔する。
糸駒21から所定の糸道経路に上糸20を掛けるときには、操作レバーを操作して押え足を休止位置へ上昇させると、一対の従動ローラ70・71は回転ローラ58から夫々離隔する。また、糸調子機構の糸調子皿(図示略)も開放され、上糸20が糸掛け可能な状態となる。この状態で、所定の糸道経路に上糸20を掛けてゆくと、一対の従動ローラ70・71と回転ローラ58との間に上糸20が掛かる。次に、操作レバーを操作して押え足を縫製位置へ降下させると、一対の従動ローラ70・71と回転ローラ58とで上糸が挟持される。
縫製により上糸20が繰り出されると、それに伴って回転ローラ58が回転し、その回転を第2ギヤ54、第1ギヤ52を介してエンコーダ48に伝達される。このエンコーダ48で検出される回転量から回転ローラ58の回転量を演算することで、上糸20が繰り出された上糸量を検出する。
次に、図3を参照して、ミシン1の電気的構成について説明する。図3は、ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。図3に示すように、ミシン1の制御系は、制御部100を核としている。制御部100は、CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、入力インターフェース(I/F)105、出力I/F106、及びコネクタ108から構成され、これらはバスにより相互に接続されている。そして、入力I/F105には、前述のスタート・ストップキー91(図1参照)、エンコーダ48、タッチパネル111、タグリーダライタ510がそれぞれ接続されている。また、出力I/Fには送り歯による加工布の送り量を調整するための送り量調整用パルスモータ132、前述のミシンモータ133、針棒8(図1参照)を左右方向に揺動させる針棒揺動機構(図示外)を駆動する針振り用パルスモータ134、液晶ディスプレイ10(図1参照)、刺繍枠32を左右方向に移動させる左右移動機構を駆動するX軸モータ136、刺繍枠32を前後方向に移動させる前後移動機構を駆動するY軸モータ137、及びタグリーダライタ510をそれぞれ駆動する駆動回路122〜128が接続されている。また、コネクタ108には、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置190を接続することができる。
制御部100のCPU101は、ミシン1の主制御を司り、読み出し専用の記憶素子であるROM102のプログラム記憶領域(図示外)に記憶された各種のプログラムに従って、演算及び処理を実行する。また、RAM103は、任意に読み書き可能な記憶素子であり、各種のデータを一時的に記憶する記憶領域が設けられている。
タグリーダライタ510は、糸駒21に設けられた後述する無線タグ801(図8及び
図9参照)との間で無線通信を行い、非接触で情報の読み取り及び書き込みを行う周知の
読み取り・書き込み装置である。詳細は図示しないが、タグリーダライタ510は、無線タグ801が有するアンテナ811との間で無線通信により信号の授受を行うアンテナと、アンテナを介して無線タグ801のIC回路部820へアクセスし、情報の読み取りまたは書き込みを行うための送受信回路と、無線タグ801から読み出された信号を処理するための信号処理回路と、制御回路とを備えている。この制御回路はいわゆるマイクロコンピュータであり、CPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時的な記憶領域を利用しつつ、ROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。
次に、図4〜図6を参照して、RAM103の構成について説明する。図4は、RAM103の構成を示す模式図である。図5は、RAM103の検索糸情報記憶領域1031の構成を示す模式図である。図6は、RAM103の選択模様糸情報記憶領域1032の構成を示す模式図である。図4に示すように、RAM103には、検索糸情報記憶領域1031,選択模様糸情報記憶領域1032,選択模様記憶領域1033,使用糸量記憶領域1034が少なくとも設けられている。検索糸情報記憶領域1031には、タグリーダライタ510が読み取った無線タグ801の情報が記憶される。選択模様糸情報記憶領域1032には、使用者により選択された模様に必要な糸の情報(糸色及び糸量)が記憶される。選択模様記憶領域1033には、使用者により縫製対象模様が選択された際に、当該模様の縫製データが記憶される。使用糸量記憶領域1034には、縫製中に上糸量検出装置45(エンコーダ48)により検出された使用糸量が記憶される。
図5に示すように、検索糸情報記憶領域1031には、タグリーダライタ510が読み取った無線タグ801の情報が記憶される。タグリーダライタ510の交信範囲は、ミシン1の周囲数十センチに及ぶように設定されている。従って、ミシン1に装着されている糸駒21に限らず、その周囲に置かれた複数の糸駒21に備えられた無線タグ801の情報を順に読み取ることができる。そして、このようにして読み取られた情報は、図5に示すように、糸駒21のID、糸駒21に巻回されている糸の糸色、糸駒21に残っている糸の量(長さ)が、少なくとも検索糸情報記憶領域1031に記憶される。尚、ここでは説明の便宜のため糸色を糸の名称で記載しているが、実際には、糸色はその色の有するRGB値が記憶されている。
また、図6に示すように、選択模様糸情報記憶領域1032には、使用者により選択された模様に必要な糸色と糸量が記憶される。糸色は、選択模様の刺繍データに格納されている。尚、検索糸情報記憶領域1031と同様に、糸色は、実際には、その色の有するRGB値が記憶されている。また、糸量は、刺繍データから計算される。すなわち、刺繍データは1針ごとに刺繍枠32を移動させる移動量(X,Y)の集合であるから、移動量の総和+補正値により算出できる。後述するように、検索糸情報記憶領域1031の内容と選択模様糸情報記憶領域1032の内容とを比較することにより、選択模様が手持ちの糸駒21を用いて縫製可能かどうかが判断される。
次に、図7〜図9を参照して、糸駒21及び糸駒21に設けられた無線タグ801について説明する。図7は、糸駒21の正面図である。図8は、糸駒21の側面図である。図9は、無線タグ801の電気的構成を示すブロック図である。
図7及び図8に示すように、上糸が巻回される糸駒21は略円柱形状の糸巻き部212を有し、糸巻き部212の両端を構成する2つの円形面213の中心に軸穴211が設けられ、糸駒21の内部を貫通している。図8に示すように、糸駒21の円形面213の1つには、無線タグ801が埋設されている。無線タグ801は、軸穴211の周りに螺旋状に埋設されたコイル状のアンテナ811と、アンテナ811の一端に接続されたIC回路部820から構成されている。
ここで、無線タグ801の電気的構成について説明する。図9に示すように、無線タグ801は、アンテナ811と、IC回路部820とを構成の主体とする。アンテナ811は、タグリーダライタ510が有するアンテナ(図示外)との間で、無線電波を用いて非接触で信号の送受信を行うものである。一方、IC回路部820は、アンテナに接続された整流部821、整流部821に接続された電源部822、アンテナに接続されたクロック抽出部823、アンテナに接続された変復調部824、クロック抽出部823及び変復調部824に接続された制御部825、及び制御部825に接続されたメモリ部826を備えている。整流部821は、アンテナ811によって受信された搬送波を整流する。電源部822は、整流部821による整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするためのものである。クロック抽出部823は、アンテナ811によって受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部825に供給する。変復調部824は、タグリーダライタ510から搬送波に乗せて送信され、アンテナ811によって受信された受信信号の復調を行うと共に、制御部825からの応答信号に基づき、受信された搬送波を変調反射する。制御部825は、変復調部824により復調された受信信号を解釈し、メモリ部826に記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、変復調部824等を介して返信する等、無線タグ801の基本的な作動を制御する。メモリ部826は、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶手段として機能する。このように構成された無線タグ801は、タグリーダライタ510からの問い合わせ信号に応じて、情報の読取りまたは書込みを行うことができる。メモリ部826には、無線タグ801が備えられている糸駒21に巻回されている糸の情報(糸色、糸量等)が記憶される。また、糸量については、使用されるごとにタグリーダライタ510により更新された糸量情報が送信され、メモリ部826に記憶される。
次に、図10〜図14を参照して、以上のように構成されたミシン1において行われる処理について説明する。図10は、ミシン1のメイン処理のフローチャートである。図11は、縫製画面300の例を示す説明図である。図12は、選択模様糸情報記憶領域1032に記憶された刺繍模様301に使用する糸情報の例を示す模式図である。図13は、減色処理後の縫製画面300の例を示す説明図である。図14は、縫製後に糸情報が更新された検索糸情報記憶領域1031の例を示す模式図である。
ミシン1の電源が投入されると、図10に示すメイン処理が開始される。まず、タグリーダライタ510を介して、糸駒21の円形面213に埋設された無線タグ801との高周波通信が行われ、メモリ部826に記憶された糸情報が読み取られる(S1)。読み取られた糸情報は、RAM103の検索糸情報記憶領域1031に記憶される(S5)。ここでは、糸立棒16に装着されている糸駒21に限らず、タグリーダライタ510の交信範囲に置かれている全ての糸駒21についての糸情報が読取られ、図5のように記憶される。ここでは、交信範囲に8個の糸駒21が存在し、それぞれの糸色及び糸量は、「赤:5m」、「ピンク:30m」、「青:100m」、「黄緑:20m」、「白:1m」、「黒:20m」、「サーモンピンク:30m」、「緑:3m」である。
次に、糸検索キーが押されたか否かを判断する(S10)。糸検索キーは、図示しないが、液晶ディスプレイ10に表示された模様選択画面や縫製画面上に用意され、タッチパネル111を介して選択される。糸検索キーが押された場合には(S10:YES)、S1に戻って糸検索処理を実行する。
糸検索キーが押されていない場合には(S10:NO)、模様が選択されたか否かが判断される(S15)。模様は、使用者によって、液晶ディスプレイ10に表示された模様の候補から、しつけ縫い、実用縫い1・2、文字、刺繍のいずれかの模様がタッチパネル111を介して選択され、選択された模様の縫製データがRAM103の選択模様記憶領域1033に記憶される。そして、図11に示すような縫製画面300の左側に選択された刺繍模様301が表示される。模様が選択されていなければ(S15:NO)、S10に戻って糸検索キーが押されたか否かを再度判断する。尚、タッチパネル111が本発明の選択手段に相当する。
模様が選択された場合には(S15:YES)、選択模様に使用する糸の糸量を計算する(S20)。既述のように、縫製データは一針ごとに刺繍枠32を移動させる移動量(相対座標)から構成されているので、その移動量の総和に補正値を加えて算出できる。そして、計算された糸量を糸色ごとに選択模様糸情報記憶領域1032に記憶する。例えば、図11に示すような薔薇の花の刺繍模様301が選択された場合、図6に示すように、ピンクの糸が5m、濃いピンクの糸が3m、黄緑の糸が10m、緑の糸が2mと算出され、選択模様糸情報記憶領域1032に記憶される。
次に、検索糸情報記憶領域1031に記憶されている糸情報と選択模様糸情報記憶領域1032に記憶されている糸情報とを比較し、選択されている模様が手元の糸で縫製可能か否かを判断する(S25)。例えば、図5の糸情報と図6の糸情報を比較すると、選択模様糸情報記憶領域1032に記憶されている糸のうち、ピンク、黄緑、緑の糸は、検索糸情報記憶領域1031にも存在し、糸量についても、ピンクは30m(使用予定糸量は5m)、黄緑は20m(使用予定糸量は10m)、緑は3m(使用予定糸量は2m)と十分である。しかし、選択模様糸情報記憶領域1032にある濃いピンクの糸は検索糸情報記憶領域1031には存在しない。従って、図11のように、使用糸表示302に選択模様糸情報記憶領域1032に記憶されている糸を、「ピンク、コイピンク、キミドリ、ミドリ」の順に表示し、対応する縫製可能表示303には、ピンク、キミドリ、ミドリについては縫製可能を示す「OK」を表示し、「コイピンク」については縫製不可を示す「NG」を表示する。さらに、減色キー304を押下可能に表示する(S30)。減色キー304は、縫製不能な糸がある場合のみ押下可能とされるものである。
そして、減色キー304が押されたか否かを判断する(S35)。減色キー304が押されていなければ(S45:NO)、このままでは縫製はできないので、S10に戻って糸検索キーが押されたか否かを判断する。使用者が、現在検索済の糸駒21以外の糸駒21をタグリーダライタ510の交信範囲に持ってきて糸検索キーにより糸検索を実行すれば、縫製可能となる場合もある。上記例では、濃いピンクの糸駒21を用意すれば、縫製可能と判断される。
減色キー304が押された場合には(S35:YES)、縫製不可とされた糸色と、検索糸情報記憶領域1031に記憶されている糸との類似度を算出する(S40)。検索糸情報記憶領域1031及び選択模様糸情報記憶領域1032に記憶されている糸色は、ここでは説明の便宜のため色の名称で示しているが、実際にはRGB値が記憶されている。そこで、2つの糸のRGB値を用いて類似度Dを求めることができる。ここで、縫製不可とされた糸色のRGB値を(R1,G1,B1)とし、類似度を求める検索糸情報記憶領域1031中の糸のRGB値を(R2,G2,B2)とする。この類似度Dは、例えば、下記のような計算式で求められる。
D=(R2−R1)+(G2−G1)+(B2−B1)
ここで算出された類似度Dが小さいほど両者の色が近く、その類似度が高いことになる。S40では、検索糸情報記憶領域1031中の全ての糸について、その糸色と縫製不可とされた糸色(上記例では、濃いピンク)との類似度を算出する。そして、類似度Dが最も小さいものを、縫製に使用するための候補として選び出し(S42)、選択模様糸情報記憶領域1032に記憶する。例えば、上記例では図5の検索糸情報記憶領域1031に記憶されている糸のうち、濃いピンクに最も類似度Dが近いものはサーモンピンクである。そこで、濃いピンクに替えて、サーモンピンクを縫製使用糸の候補とする。そして、S20に戻り、候補とされた糸色で糸量計算を実行する。
減色後に計算された結果、選択模様糸情報記憶領域1032は、図12に示すようになる。そして、再計算後の選択模様糸情報記憶領域1032と検索糸情報記憶領域1031とを比較して、縫製可能か否かを判断する(S25)。
縫製可能であれば(S25:YES)、図13に示すように、縫製可能表示303にすべてOKを表示して(S45)、スタート・ストップキー91の押下により縫製を実行する(S50)。縫製中は、前述のように、エンコーダ48により、実際に使用された糸量が検出され、RAM103の使用糸量記憶領域1034に糸色ごとに記憶される。縫製終了後、使用糸量記憶領域1034に記憶されている使用糸量を検索糸情報記憶領域1031に記憶されていた糸量から減算して、残存糸量を計算する(S55)。そして、計算された残存糸量をタグリーダライタ510により各糸駒21の無線タグ801に書き込む糸量更新処理を行う(S60)。そして、S1に戻り、糸検索処理を実行する。ミシン1は、上記処理を繰り返し実行する。
例えば、上記例で縫製(S50)・糸量更新処理(S60)後に糸検索処理が実行された後の検索糸情報記憶領域1031は、図14に示すように、糸量が更新され、ピンクが30m→25mに、黄緑が20m→10mに、サーモンピンクが30m→27mに、緑が3m→1mになっている。この状態で同じ刺繍模様301が選択されると、緑の糸が2m必要なところ(図12参照)、1mしかないので、縫製可能表示のミドリの欄は「NG」と表示されることになる。
尚、上記処理において、S25で縫製可能か否かを判断し、その結果を縫製画面300の縫製可能表示303に表示しているが、検索糸情報記憶領域1031の糸と選択模様糸情報記憶領域1032の糸(模様に使用する糸)との比較結果を直接表示してもよい。使用者は、その比較結果を見て減色処理をするのか、他の糸を用意するのかを判断することができる。
以上説明したように、本実施形態のミシン1によれば、糸駒21に備えられた無線タグ801に糸色と糸量を含む糸情報が記憶されており、ミシン1が備えるタグリーダライタ510の交信範囲に糸駒21が入っていれば、複数の糸駒21についても糸情報が読み取られる。そして、縫製を実行したい模様を選択すると、その模様に使用する縫製データから必要な糸色と糸量が計算され、タグリーダライタ510により読み取った糸情報と比較される。その比較結果により、ミシン1の近くにある糸駒21を用いて選択模様が縫製可能かが判断され、表示される。使用者は縫製不可と表示された場合には、足らない糸色の糸駒21を別途用意する、他の模様を選択するほか、減色キー304を押して、ミシン1の近くにある糸駒21と縫製に不足している糸との類似度を算出し、類似度の最も近いものに変更して縫製可能かどうかを再び判断させ、縫製可能とされれば類似色で縫製を実行することもできる。従って、手元にある糸の糸色及び糸量で所望の模様の縫製が可能か否かが簡単に判断できるほか、代替糸で縫製することも可能となり、使用者の手間を削減することができる。
また、検索糸情報記憶領域1031の記憶領域に記憶された糸情報を、リスト形式で液晶ディスプレイ10に表示するようにしてもよい。この場合には、手元にある糸駒21の夫々の糸量が確認できるので、糸残量が少なくて補充の必要がある糸駒21があるかどうかを簡単に知ることができる。
尚、上記実施形態において、図10のS1で糸検索処理を実行するCPU101が本発明の糸量取得手段に相当する。また、図10のS25で縫製可能か否かを判断するCPU101が本発明の比較手段及び判断手段に相当する。また、図10のS30及びS45で縫製可能・不可能の表示を実行するCPU101が本発明の報知手段に相当する。また、図10のS55で残存糸量を計算するCPU101が本発明の残存糸量算出手段に相当する。また、図10のS40で類似度を算出するCPU101が本発明の類似度判断手段に相当する。また、図10のS42で最も類似度の高い糸を使用候補として選択するCPU101が本発明の次候補選択手段に相当する。
ミシン1の斜視図である。 ミシン1の上糸量検出装置45の平面図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。 RAM103の構成を示す模式図である。 RAM103の検索糸情報記憶領域1031の構成を示す模式図である。 RAM103の選択模様糸情報記憶領域1032の構成を示す模式図である 。 糸駒21の正面図である。 糸駒21の側面図である。 無線タグ801の電気的構成を示すブロック図である。 ミシン1のメイン処理のフローチャートである。 縫製画面300の例を示す説明図である。 選択模様糸情報記憶領域1032に記憶された刺繍模様301に使用する 糸情報の例を示す模式図である。 減色処理後の縫製画面300の例を示す説明図である。 縫製後に糸情報が更新された検索糸情報記憶領域1031の例を示す模式 図である。
1 ミシン
4 アーム部
10 液晶ディスプレイ
20 上糸
21 糸駒
45 上糸量検出装置
48 エンコーダ
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
1031 検索糸情報記憶領域
1032 選択模様糸情報記憶領域
1033 選択模様記憶領域
1034 使用糸量記憶領域
111 タッチパネル
300 縫製画面
301 刺繍模様
303 縫製可能表示
304 減色キー
510 タグリーダライタ
801 無線タグ
826 メモリ部

Claims (5)

  1. 刺繍糸の色を特定する糸色データと、縫製位置を指定する針落ち点データとを少なくとも含む刺繍データに基づき刺繍模様の縫製が可能なミシンにおいて、
    巻回されている糸の糸色と糸量とを少なくとも含む糸情報を記憶したICタグを備えた糸駒であって、前記ミシンに装着された糸駒を含む前記ミシンの周囲に置かれた交信範囲内にある複数の糸駒の当該ICタグから前記糸情報を順に読取るリーダと、
    複数の糸色で縫製される刺繍模様を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された選択模様の刺繍データから、当該選択模様に使用する糸の糸色である使用糸色とその使用量である使用糸量とを取得する糸量取得手段と、
    前記リーダにより読取られた糸駒毎の読取糸量と前記糸量取得手段により取得した使用糸色毎の使用糸量とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づき、前記選択模様の縫製が可能であるか否かを糸色毎に判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするミシン。
  2. 刺繍縫製に使用される糸駒である使用糸駒の糸の消費量である消費糸量を糸駒毎に検出する糸量検出手段と、
    前記リーダにより読取られた読取糸量と、前記糸量検出手段により検出された消費糸量とから前記使用糸駒に残っている糸の量である残存糸量を算出する残存糸量算出手段と、
    前記残存糸量算出手段により算出された残存糸量を当該使用糸駒のICタグに書き込むライタとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記糸量取得手段により取得した使用糸色と、前記リーダにより糸情報を読取られた糸駒の糸色である複数の読取糸色との類似の程度を判断する類似度判断手段と、
    前記類似度判断手段による判断結果に基づき、前記使用糸色に類似する糸色を前記読取糸色の中から選択する次候補選択手段と、
    前記判断手段により前記選択模様の縫製が不能であると判断された場合に、前記次候補選択手段により選択された次候補糸色を前記刺繍縫製に使用する糸色として決定する糸色決定手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のミシンの各種処理手段としてコンピュータを機能させるための糸量処理プログラム。
  5. 請求項4に記載の糸量処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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