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JP4972877B2 - クロスフローファン - Google Patents

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Description

この発明は、クロスフローファンに関するものである。
空気調和機の室内機において、送風用のファンにクロスフローファンが使用される場合が多い(例えば、特許文献1参照)。すなわち、クロスフローファンは一般には図7に示すように、複数枚の環状の仕切り板51・・を所定の間隔でもって互いに略平行に並設すると共に、各仕切り板51間に、複数枚の羽根52・・を円周状に架設して成る。また、このクロスフローファンの端部には端板53、53が配設されている。
特開平5−60087号公報
しかしながら、上記のような従来のクロスフローファンでは、図8に示すように、負圧側(羽根外面側)においては矢印X1のように流れ、仕切り板51側では下流側が羽根長手方向中央部寄りに流れることになる。このため、仕切り板51側の範囲αにおいて送風ロスが生じ、ファン全体として送風効率がわるかった。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、送風ロスが生じにくく、送風効率に優れたクロスフローファンを提供することにある。
そこで請求項1のクロスフローファンは、複数枚の環状の仕切り板1を互いに略平行に並設すると共に、各仕切り板1、1間に、複数枚の羽根2を円周状に架設し、さらに、上記羽根2の負圧面11側に、羽根2の前縁部から周方向に延びるリブ10を複数設けて成るクロスフローファンであって、上記リブ10の周方向長さA1を、羽根2の羽根弦長Aの半分以下とするとともに、リブの厚さTを、互いに隣接するリブ10、10の対向面間距離より小としたことを特徴としている。
請求項のクロスフローファンは、上記リブ10の高さH1を羽根2の最大厚さHの2倍以下としたことを特徴としている。
請求項のクロスフローファンは、仕切り板1側のリブ10を仕切り板1から、仕切り板間長さLの20%以下の位置に配置したことを特徴としている。
請求項1のクロスフローファンによれば、羽根の負圧面側にリブを設けたので、羽根の負圧面側を流れる風は、リブにガイドされて、仕切り板側においても羽根長手方向中央部寄りに流れることなく、周方向に沿って流れる。このため、仕切り板側での送風ロス発生を防止して、送風効率に優れたクロスフローファンを提供することができる。
また、クロスフローファンによれば、リブが周方向に延びるので、羽根の負圧面側を流れる風をこのリブにて安定してガイドすることができる。このため、仕切り板側での送風ロス発生を確実に防止して、送風効率の向上を一層図ることができる。
さらに、クロスフローファンによれば、リブの周方向長さを羽根の羽根弦長の半分以下としたので、風の流れのガイドとして機能するのに不必要な部位を省略することができる。これによって、リブの機能を充分発揮することができると共に、コスト低減を図ることができる。
請求項のクロスフローファンによれば、リブの高さを羽根の最大厚さの2倍以下としたので、風の流れのガイドとして機能するのに不必要な部位を省略することができる。これによって、リブの機能を充分発揮することができると共に、コスト低減を図ることができる。
請求項のクロスフローファンによれば、仕切り板側のリブを仕切り板から、仕切り板間長さの20%以下の位置に配置したので、送風ロスが生じるおそれがある部位にリブを設けることができ、送風効率の向上を確実に図ることができる。
次に、この発明のクロスフローファンの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はクロスフローファンの簡略側面図であり、図2は簡略全体図である。このクロスフローファンは、複数枚の環状の仕切り板1・・を所定の間隔でもって互いに略平行に並設すると共に、各仕切り板1、1間に、複数枚の羽根2・・を円周状に架設して成る。また、両端部にはそれぞれ端板3、3が配置されている。ここで、所定の間隔とは、不等間隔でも一定間隔であってもよい。
仕切り板1は、図3と図4に示すように、孔8を有する平板リング体からなり、その一面4側に羽根2・・が突設されている。また、仕切り板1の他面5には嵌合用凹所6・・が設けられている。そして、一枚の仕切り板1と、この仕切り板1の一面4から突設される複数枚の羽根2にて羽根集合体Sが構成され、複数の羽根集合体S・・が連結されてクロスフローファンが構成される。すなわち、一の羽根集合体Sの嵌合用凹所6に、他の羽根集合体Sの羽根2・・の先端部2aを嵌合させることによって、複数の羽根集合体Sを連結する。この場合、羽根集合体Sは樹脂の一体成形品である。なお、各羽根2は断面形状が翼形状とされる。
また、羽根2の羽根外周側につまり負圧側に複数のリブ10・・が設けられている。すなわち、図5に示すように、羽根2は、その凸状湾曲面である外面が負圧面11となり、その凹状湾曲面である内面が圧力面12となって、この負圧面11にリブ10が設けられている。この場合、リブ10は各羽根2に3個ずつ設けられ、各リブ10は羽根2の周方向(幅方向)に沿って配設され、その周方向長さA1を羽根2の羽根弦長Aの半分(約1/2)以下としている。なお図例では、略半分としている。また、リブ10の高さH1を羽根2の最大厚さHの2倍以下としている。
さらに、仕切り板1側のリブ10を仕切り板1から、仕切り板間長さの20%以下の位置に配置している。すなわち、図6に示すように、仕切り板間長さをLとし、仕切り板1から、この仕切り板1に一番近いリブ10までの寸法をL1とすれば、L1≦0.2Lとなる。なお、リブ10の肉厚Tとしては、薄すぎて風抵抗等によって損傷せず、逆に厚過ぎて重くなり過ぎない範囲で種々選択できる。
上記クロスフローファンによれば、このクロスフローファンが軸心廻りに回転すれば、風の流れは図1の矢印Xのように流れる。すなわち、羽根2の負圧面11側を流れる風は、リブ10・・にガイドされて、仕切り板1側においても羽根長手方向中央部寄りに流れることなく、周方向に沿って流れる。このため、仕切り板1側での送風ロス発生を防止して、送風効率の向上を図ることができる。また、リブ10が周方向に延びるので、羽根2の負圧面11側を流れる風をこのリブ10にて安定してガイドすることができる。このため、仕切り板1側での送風ロス発生を確実に防止して、送風効率の向上を一層図ることができる。さらに、リブ10の周方向長さA1を、羽根2の羽根弦長Aの半分以下とすると共に、リブ10の高さH1を羽根2の最大厚さHの2倍以下としたので、風の流れのガイドとして機能するのに不必要な部位を省略することができる。これによって、リブ10の機能を充分発揮することができると共に、コスト低減を図ることができる。しかも、仕切り板1側のリブ10を仕切り板1から、仕切り板間長さLの20%以下の位置に配置したので、送風ロスが生じるおそれがある部位にリブ10を設けることができ、送風効率の向上を確実に図ることができる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、各羽根2に設けられるリブ10の数の増減は任意であり、また、配設位置としても、仕切り板1側のリブ10を仕切り板1から、仕切り板間長さLの20%以下の位置に配置するものであれば、種々変更可能である。このため、仕切り板1側のみリブ10を設け、羽根長手方向中央部でのリブ10の省略も可能である。また、リブ10の高さ(厚さ)H1や周方向長さA1としては、小さ過ぎて風の流れをガイドできず、逆に大き過ぎて重くなり過ぎない範囲で種々選択できる。もちろん、羽根2や仕切り板1の数の増減も任意である。
この発明のクロスフローファンの実施形態を示す要部簡略図である。 上記クロスフローファンの簡略全体図である。 上記クロスフローファンの簡略断面図である。 上記クロスフローファンの要部断面側面図である。 上記クロスフローファンの羽根の拡大断面図である。 上記クロスフローファンの羽根の簡略図である。 従来のクロスフローファンの簡略全体図である。 従来のクロスフローファンの要部簡略図である。
符号の説明
1・・仕切り板、2・・羽根、10・・リブ、11・・負圧面、A・・羽根弦長、A1・・周方向長さ、H・・最大厚さ、H1・・高さ、L・・仕切り板間長さ

Claims (3)

  1. 複数枚の環状の仕切り板(1)を互いに略平行に並設すると共に、各仕切り板(1)(1)間に、複数枚の羽根(2)を円周状に架設し、さらに、上記羽根(2)の負圧面(11)側に、羽根(2)の前縁部から周方向に延びるリブ(10)を複数設けて成るクロスフローファンであって、上記リブ(10)の周方向長さ(A1)を、羽根(2)の羽根弦長(A)の半分以下とするとともに、リブの厚さ(T)を、互いに隣接するリブ(10)(10)の対向面間距離より小としたことを特徴とするクロスフローファン。
  2. 上記リブ(10)の高さ(H1)を羽根(2)の最大厚さ(H)の2倍以下としたことを特徴とする請求項1のクロスフローファン。
  3. 仕切り板(1)側のリブ(10)を仕切り板(1)から、仕切り板間長さ(L)の20%以下の位置に配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2のクロスフローファン。
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