JP4971781B2 - 冷媒マニホールド及び冷媒供給方法並びに冷媒排出方法 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、燃料電池スタックに取り付けることで、燃料電池スタックを効率的に冷却可能とする冷媒マニホールド及び冷媒供給方法並びに冷媒排出方法を提供することを課題とする。
これにより、各単セルの冷媒流路から複数の冷媒排出用連通孔に、冷媒が略同一流量で流れ込みやすくなり、その結果として、前記冷媒流路に熱交換後の高温の冷媒が残留しにくくなる。よって、前記冷媒流路全体にわたって、冷媒を流通させることができ、ゆえに、単セル(燃料電池スタック)を効率的に冷却することができる。
このような冷媒マニホールドによれば、燃料電池スタック内の供給用又は排出用の複数の連通孔の配列方向において、外部連通孔とこの複数の連通孔とがずれており重なっていないので、外部連通孔と燃料電池スタック内の複数の連通孔との間において、冷媒を直接的に流通しにくくすることができる。
このような冷媒マニホールドによれば、配列方向において、外部連通孔は、燃料電池スタック内の複数の連通孔うちの最外側の2つの連通孔の間に配置されているので、冷媒を外部連通孔から燃料電池スタック内の複数の連通孔に均等に供給する、又は、冷媒を燃料電池スタック内の複数の連通孔から外部連通孔に均等に排出することができる。
このような冷媒マニホールドによれば、外部連通部が、前記マニホールド室を挟んで、燃料電池スタックとは反対側に配置されているので、外部連通部に冷媒を供給又は排出するためのホース等を接続しやすくなる。
そして、外部連通部が、外側に開いているので、さらに、外部連通部にホース等を容易に接続することができる。ここで、外側とは、燃料電池スタックを構成する単セルの面方向において、燃料電池スタックから遠ざかる方向を意味する。
このような冷媒マニホールドによれば、マニホールド室が鉛直下方に向かうほど小さくなっているので、重力の影響によって、冷媒が、鉛直方向に配列した複数の連通孔のうち、鉛直下方側の連通孔に多量に供給、又は、鉛直下方側の連通孔から多量に排出されることを防止できる。
このような冷媒マニホールドによれば、マニホールド本体が燃料電池スタックの内側にオフセットしているので、マニホールド本体が燃料電池スタックからはみ出しにくくなる。これにより、冷媒マニホールドが取り付けられた燃料電池スタックを、デッドスペースをつくることなく、容易にレイアウト可能となる。ここで、燃料電池スタックの内側とは、燃料電池スタックを構成する単セルの面方向において、燃料電池スタックの中心側を意味する。
このような冷媒供給方法によれば、マニホールド室において冷媒の旋回流を発生させながら、複数の冷媒供給用連通孔に略均等に供給することができる。
このような冷媒排出方法によれば、マニホールド室で冷媒の旋回流を発生させることにより、複数の冷媒用排出孔から略均等に冷媒を排出することができる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図12を参照して説明する。
第1実施形態に係る冷媒マニホールドが取り付けられた燃料電池スタック、及びこれが組み込まれた燃料電池システム、並びにこのシステムを搭載した燃料電池自動車について説明する。
次に、燃料電池スタック50について、具体的に説明する。
図2に示すように、燃料電池スタック50は、その外形が略直方体である。図3に示すように、燃料電池スタック50は、複数(例えば、200〜400)の単セル51と、剛性の高いフロントプレート71及びリアプレート72と、を主に備えている。複数の単セル51は、その厚み方向に積層されており、フロントプレート71とリアプレート72とに挟まれている。フロントプレート71とリアプレート72とは、ボルト73によって締結されており、これにより、単セル51の積層状態が維持されている。なお、単セル51の積層方向と、燃料電池自動車200の前後方向(走行方向)とは、一致している。そして、後方に向かって、燃料電池スタック50は、正面視において、縦長となっている。
次に、燃料電池スタック50内の水素の流路について説明する(図1〜図3参照)。
単セル51の積層方向である燃料電池自動車200の前後方向において、後方に向かって、燃料電池スタック50の左上部には、水素タンク101からの水素を、各単セル51に供給するための水素供給用連通孔50aが形成されている。なお、水素供給用連通孔50aは、アノードセパレータ61、固体高分子膜53及びカソードセパレータ62に形成された連通孔が重なることで構成されている。
同じく後方に向かって、燃料電池スタック50の右下部には、各単セル51から排出された未反応の水素等を、外部に排出するための水素排出用連通孔50bが形成されている。
また、各単セル51のアノードセパレータ61の後面(アノード54側の面)には、アノード54の全面に水素が供給されるように溝状の水素流路61aが形成されている。
そして、水素は、水素供給用連通孔50aから、各単セル51の水素流路61aに流れ込み、各アノード54に供給された後、未反応の水素が水素排出用連通孔50bを介して外部に排出されるようになっている。
次に、燃料電池スタック50内の空気の流路について説明する(図1〜図3参照)。
後方に向かって、燃料電池スタック50の右上部には、加湿器103からの加湿された酸素を含む空気を、各単セル51に供給するための空気供給用連通孔50cが形成されている。燃料電池スタック50の左下部には、各単セル51から排出された空気等を、外部に排出するための空気排出用連通孔50dが形成されている。
また、各単セル51のカソードセパレータ62の前面(カソード55側の面)には、カソード55の全面に空気が供給されるように溝状の空気流路62aが形成されている。
そして、空気は、空気供給用連通孔50cから、各単セル51の空気流路62aに流れ込み、各カソード55に供給された後、未反応の酸素等を含む空気が空気排出用連通孔50dを介して外部に排出されるようになっている。
次に、燃料電池スタック50内の冷媒の流路について説明する(図1〜図4参照)。
単セル51の積層方向(前後方向)において、後方に向かって、燃料電池スタック50の左側部には、冷媒供給側の冷媒マニホールド1を介して送られる冷媒を、各単セル51に供給するための4本の冷媒供給用連通孔50eが形成されている。
燃料電池スタック50の右側部には、各単セル51から排出された冷媒を、冷媒排出側の冷媒マニホールド1に排出するための4本の冷媒排出用連通孔50fが形成されている。
また、各単セル51のカソードセパレータ62の前面には、冷媒が流通する溝状の冷媒流路62bが形成されている(図4参照)。
そして、冷媒は、4本の冷媒供給用連通孔50eから、各単セル51の冷媒流路62bに流れ込み、単セル51を冷却した後、冷媒排出用連通孔50fを通って、外部に排出されるようになっている。
次に、このような燃料電池スタック50に取り付けられる冷媒マニホールド1、1について説明する。
図5に示すように、燃料電池スタック50の正面視において、その左側の冷媒マニホールド1は冷媒供給側のマニホールドであり、その右側の冷媒マニホールド1は冷媒排出側のマニホールドである。すなわち、図5において、左側の冷媒マニホールド1は、ラジエータ104からの冷媒を、燃料電池スタック50内の4本の冷媒供給用連通孔50eに、分配供給するものである。これに対し、右側の冷媒マニホールド1は、燃料電池スタック50内の4本の冷媒排出用連通孔50fから排出された冷媒を集合させ、ラジエータ104に導くものである。そして、冷媒供給側の冷媒マニホールド1と、冷媒排出側の冷媒マニホールド1とは、燃料電池スタック50のフロントプレート71に、車幅方向(図5における左右方向)において、対称に取り付けられている。
ここで、冷媒供給側の冷媒マニホールド1と、冷媒排出側の冷媒マニホールド1とは、同一形状であるので、以下、冷媒供給側の冷媒マニホールド1について、主に説明する。
冷媒マニホールド1は、合成樹脂製の一体成型品であって、図5から図8に示すように、その両端が閉じられた筒状のマニホールド本体10と、1つの外部連通部20と、4つの脚部30、30、30、30と、を主に備えている。
マニホールド本体10は、その内部に、マニホールド室11を有している(図6、図7参照)。このマニホールド室11は、4本の冷媒供給用連通孔50eの配列方向である鉛直方向(図7の紙面を貫通する方向)に伸びており、冷媒マニホールド1が燃料電池スタック50に取り付けられた状態(以下、「取付状態」と略称する)において、4本の冷媒供給用連通孔50eに対して、垂直となるように設計されている。
ここで、直接的に流通するとは、外部連通孔21から冷媒が、マニホールド室11を取り囲む内周面10aで反射等せず、流れが急激に変化しないまま、脚部連通孔31に流れ込むことを意味する。
さらに、マニホールド室11の軸線も、冷媒供給用連通孔50eに対して、燃料電池スタック50の内側にオフセットしている(図5、図7参照)。これにより、外部連通孔21からの冷媒が、冷媒供給用連通孔50eに、直接的に流れ込みにくくなっている。
4つの脚部30は、フロントプレート71の4つの取付孔71aに差し込まれる部分である。各脚部30は、その内部に脚部連通孔31を有している。そして、取付状態において、マニホールド室11は、4つの脚部連通孔31を介して、燃料電池スタック50の4本の冷媒供給用連通孔50eと、それぞれ連通するようになっている。
また、各脚部連通孔31の中心を通る軸線と、対応する冷媒供給用連通孔50eの軸線A2とは、一致している。
外部連通部20は、円筒状であって、ラジエータ104に接続するホース110等が外嵌する部分であり(図7参照)、その内部に外部連通孔21を有している。そして、このようにラジエータ104と外部連通部20とが前記ホース110等を介して接続されると、ラジエータ104とマニホールド室11とは、外部連通孔21を介して連通するようになっている。
そして、外部連通孔21の軸線A1は、フロントプレート71の表面と4本の冷媒供給用連通孔50eを通る仮想面との両面に対して垂直な面(第1実施形態では水平面)内において、冷媒供給用連通孔50eの軸線A2とのなす角度θが、10〜70°の範囲内となるように設計されている。
このような冷媒供給側の冷媒マニホールド1によれば、次の作用効果を主に得ることができる。
ラジエータ104から送られる冷媒は、1つの外部連通孔21を通って、マニホールド室11で冷媒の旋回流等が発生し、4つの脚部連通孔31に直接的に流れ込みにくくなる。また、堤部13によっても、脚部連通孔31への直接的な冷媒の流れ込みは防止される。
そして、このように旋回流等となった冷媒は、4つの脚部連通孔31に均等に流れ込む。これにより、燃料電池スタック50内の4本の冷媒供給用連通孔50eには、同流量で冷媒が流通する(図9参照)。なお、図9は、4本の冷媒供給用連通孔50eを便宜的に、鉛直上方に向かって、連通孔(1)、連通孔(2)、連通孔(3)、連通孔(4)とした場合において(図5、図6参照)、連通孔(1)〜(4)を通流する冷媒の流量を示すグラフである。
その結果として、各カソードセパレータ62の冷媒流路62b(図4参照)の全体に、冷媒が行き届きやすくなり、各単セル51を効率的に冷却することができる。よって、燃料電池スタック50は局所的に昇温することはなく、燃料電池スタック50の温度分布は均一となり、その温度管理がしやすくなる。
したがって、カソードセパレータ62の冷媒流路62b(図4参照)の全体にわたって、冷媒が流通しにくくなる。よって、単セル51が局所的に高温となりやすく、燃料電池スタック50に例えば複数の温度センサを設けないと、その温度管理がしにくくなる。
図5及び図7等に示すように、後方に向かって、右側に配置される冷媒排出側の冷媒マニホールド1では、左側の冷媒供給側の冷媒マニホールド1と比較して、冷媒の流れの向きが逆になるものの、同様の作用効果を得ることができる。
すなわち、図7に示すように、4本の冷媒排出用連通孔50fの中心を通る軸線A3と、外部連通孔21の軸線A1とは、非平行かつ非垂直の関係、つまり、ねじれの関係にあるため、4本の冷媒排出用連通孔50fから、4つの脚部30の脚部連通孔31を介して、マニホールド室11に送り込まれた冷媒は、このマニホールド室11で旋回流等を発生させる。これにより、冷媒が、脚部連通孔31から外部連通孔21に、直接的に流れ込みにくくなる。
次に、冷媒供給側の冷媒マニホールド1の製造方法について、図12を参照して説明する。
図12に示すように、冷媒マニホールド1の外形に対応した金型301、301内に、中子302と、中子303とを配置する。中子302はマニホールド室11を形成するためのものであり、中子303は脚部連通孔31を形成するためのものである(図7参照)。
ここで、中子302と中子303とは、図12に示すように、平面で相互に当接させることができるため、曲面で相互に当接する場合と比較して、中子302に対して中子303の位置決めを容易とすることができる。これにより、マニホールド室11及び脚部連通孔31が精密な位置に形成された冷媒マニホールド1を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図13及び図14を参照して説明する。
図13及び図14に示すように、第2実施形態に係る冷媒マニホールド2は、第1実施形態に係る冷媒マニホールド1の凸条12及び堤部13(図7、図8参照)を備えていない。ただし、前記したように、外部連通孔21と脚部連通孔31との間で、冷媒が直接的に流通しにくくさせるため、堤部13を備えることが好ましい。
次に、本発明の第3実施形態について、図15から図18を参照して説明する。
図15から図17に示すように、第3実施形態に係る冷媒マニホールド3、3のマニホールド本体14、14は、その外形が鉛直下方に向かうほど細くなっている。そして、各冷媒マニホールド3内に形成されたマニホールド室15も、鉛直下方に向かうほど、細く(小さく)なっている。
前記した実施形態では、前記した実施形態では、冷媒マニホールド1、1が取り付けられる燃料電池スタック50は、4本の冷媒供給用連通孔50eと、4本の冷媒排出用連通孔50fを備えたが、これに限定されず、冷媒供給用連通孔50e及び冷媒排出用連通孔50fの少なくとも一方が、複数本であればよい。そして、冷媒マニホールド1の脚部30及び脚部連通孔31の数は、これに対応させればよい。
また、前記した実施形態では、外部連通部20及び外部連通孔21が1つである場合を例示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、これに限定されず、複数であってもよい。
10 マニホールド本体
11 マニホールド室
12 凸条
13 堤部(リブ)
20 外部連通部
21 外部連通孔
30 脚部
31 脚部連通孔
50 燃料電池スタック
50e 冷媒供給用連通孔
50f 冷媒排出用連通孔
51 単セル
52 MEA
53 固体高分子膜
54 アノード
55 カソード
61 アノードセパレータ
62 カソードセパレータ
62b 冷媒流路
A1 外部連通孔の軸線
A2 冷媒供給用連通孔の軸線
A3 冷媒排出用連通孔の軸線
Claims (10)
- 複数の単セルが積層して構成され、
その積層方向において、複数の冷媒供給用連通孔と、冷媒排出用連通孔とを有し、
冷媒が、前記複数の冷媒供給用連通孔、前記複数の単セル、前記冷媒排出用連通孔の順に流れる燃料電池スタックに取り付けられ、前記複数の冷媒供給用連通孔に冷媒を分配する冷媒マニホールドであって、
前記複数の冷媒供給用連通孔に連通し、当該複数の冷媒供給用連通孔の配列方向に伸びたマニホールド室を有するマニホールド本体と、
前記マニホールド室と外部とを連通させると共に前記マニホールド室において冷媒の旋回流を発生させるように設けられた外部連通孔を有する外部連通部と、
を備え、
前記外部連通孔の中心を通る軸線と各前記冷媒供給用連通孔の中心を通る軸線とは、非平行かつ非垂直であることを特徴とする冷媒マニホールド。 - 複数の単セルが積層して構成され、
その積層方向において、冷媒供給用連通孔と、複数の冷媒排出用連通孔とを有し、
冷媒が、前記冷媒供給用連通孔、前記複数の単セル、前記複数の冷媒排出用連通孔の順に流れる燃料電池スタックに取り付けられ、前記複数の冷媒排出用連通孔からの冷媒を集合させる冷媒マニホールドであって、
前記複数の冷媒排出用連通孔に連通し、当該複数の冷媒排出用連通孔の配列方向に伸びたマニホールド室を有するマニホールド本体と、
前記マニホールド室と外部とを連通させると共に前記マニホールド室において冷媒の旋回流を発生させるように設けられた外部連通孔を有する外部連通部と、
を備え、
前記外部連通孔の中心を通る軸線と各前記冷媒排出用連通孔の中心を通る軸線とは、非平行かつ非垂直であることを特徴とする冷媒マニホールド。 - 前記外部連通孔と前記燃料電池スタック内の複数の連通孔との間において、冷媒が直接的に流通しにくくさせるべく、前記マニホールド室を取り囲む内周面に立設したリブを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷媒マニホールド。
- 前記配列方向において、前記外部連通孔と、前記燃料電池スタック内の複数の連通孔とは、ずれていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷媒マニホールド。
- 前記配列方向において、前記外部連通孔は、前記燃料電池スタック内の複数の連通孔のうちの最外側の2つの連通孔の間に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の冷媒マニホールド。
- 前記外部連通部は、前記マニホールド室を挟んで前記燃料電池スタックとは反対側に配置されると共に、外側に開いていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷媒マニホールド。
- 前記燃料電池スタック内の複数の連通孔の配列方向は鉛直方向であって、
前記マニホールド室は鉛直下方に向かうほど小さくなっていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の冷媒マニホールド。 - 前記マニホールド本体が前記燃料電池スタックの内側にオフセットしていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の冷媒マニホールド。
- 複数の単セルが積層して構成され、
その積層方向において、複数の冷媒供給用連通孔と、冷媒排出用連通孔とを有し、
冷媒が、前記複数の冷媒供給用連通孔、前記複数の単セル、前記冷媒排出用連通孔の順に流れる燃料電池スタックに対して、
冷媒を、1つの外部連通孔から、前記複数の冷媒供給用連通孔の配列方向に伸びたマニホールド室を介して、前記複数の冷媒供給用連通孔に分配して供給する冷媒供給方法であって、
前記マニホールド室において冷媒の旋回流を発生させながら、前記複数の冷媒供給用連通孔に供給することを特徴とする冷媒供給方法。 - 複数の単セルが積層して構成され、
その積層方向において、冷媒供給用連通孔と、複数の冷媒排出用連通孔とを有し、
冷媒が、前記冷媒供給用連通孔、前記複数の単セル、前記複数の冷媒排出用連通孔の順に流れる燃料電池スタックに対して、
冷媒を、前記複数の冷媒排出用連通孔から、前記複数の冷媒排出用連通孔の配列方向に伸びたマニホールド室で集合させ、外部に通じる1つの外部連通孔に排出する冷媒排出方法であって、
前記マニホールド室において冷媒の旋回流を発生させながら、前記1つの外部連通孔に排出することを特徴とする冷媒排出方法。
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