JP4962929B2 - プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 - Google Patents
プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4962929B2 JP4962929B2 JP2005304993A JP2005304993A JP4962929B2 JP 4962929 B2 JP4962929 B2 JP 4962929B2 JP 2005304993 A JP2005304993 A JP 2005304993A JP 2005304993 A JP2005304993 A JP 2005304993A JP 4962929 B2 JP4962929 B2 JP 4962929B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- resin film
- vertical
- vertical probe
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
(1)電気容量を小さくすること。そのためには全体に対向するプローブの面積を小さくすること。
(2)テスト回路とウエハ上のパッド間の距離を極力短くすること。
(3)プローブ及び配線から発生する磁気干渉によるノイズを小さくすること。
(4)対向するプローブ接触子及び配線の距離が大きいこと。
次に、本発明の実施の形態1について図面を参照して詳細に説明する。図5は本発明の実施の形態1に係る被試験体(チップ)の斜視図で、図6は実施の形態1におけるプローブ付フィルムの正面図である。図5及び図6において、プローバ装置は、プローブ付フィルム101の要素が1つの垂直型プローブ102と1つ樹脂フィルム103からなる場合である。このプローブ付フィルム101の要素をいろいろの方向に配置することにより、メモリー関係のようなチップ1つに対して1または複数のラインのパッドに対応できる。すなわち、プローブ付フィルム101を紙面に向かって横に適当なピッチで複数積層配置し、さらに紙面に向かって奥行き方向に複数積層配列(XあるいはY方向ユニット)することによって複数ラインのパッドの配列に対応できる。ここでいうプローブとは電気的接続が弾性変形をともなって接触力をあたえるコンタクトのことであり、一般に言われるLSI回路検査用プローバにのみ使われるプローブに限定するものではない。同様にプローバ装置も電気的コンタクトを行う装置を示す。以下同じ。
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照して詳細に説明する。図7は本発明の実施の形態2に係る被試験体(チップ)の斜視図で、図8は実施の形態2におけるプローブ付フィルムの側面図である。本実施の形態2は、基本的なプローブ付フィルム101の要素が2つの垂直型プローブ102と1つ樹脂フィルム103からなる場合である。このプローブ付フィルム101の要素をいろいろな方向に配置することにより、近接する2列配列、対向する2列配列、ASICやロッジク等、パッド602を矩形形状に配列したチップ601に対応できる。
次に、本発明の実施の形態3について図面を参照して詳細に説明する。図9は本実施の形態3に係るプローブ付フィルム603の正面図、図10はそのプローブ付フィルム603の側面図、図11はグランドラインパターン604の正面図、図12は樹脂フィルム605の正面図である。本実施の形態3は、検査の高速化に対応するためのものである。なお、対応するチップは実施の形態1と同様、このプローブ付フィルム603の要素をいろいろの方向に配置することによりメモリー関係の様なチップ1つに対して1または複数のラインのパッドを有するチップ配列に対応できる。また、本実施の形態3での配線端子及び固定板は、実施の形態1で説明した配線端子106及び固定板105と略同様の原理及び機能のもとで適用可能であるため、本実施の形態での説明を省略する。
次に図14を用いて実施の形態4について説明する。図14はプローブをXY方向に組み合わせたプローブ組立体の一部を示す斜視図である。図14に示すように、プローブ組立体703はX方向プローブ703aとY方向プローブ703bで構成される。図ではXY方向ともプローブは1枚ずつしか描かれていないが、実際は被検査チップのパッド数に応じて積層数をユニットとして設定することはもちろんである。
71 プローブカード
72 半導体チップ
73 汎用コンピュータ
74 回路付プローブカード
75 インターフェース
76 テスト回路
101 プローブ付フィルム
102 垂直型プローブ
103 樹脂フィルム
104 丸棒
105 支持板
106 配線端子
107a、107b ダミーパターン
108 穴
109 係止溝
110a、110b 突出部
111 上部張出し部
112 下部張出し部
200 垂直型プローブ組立体
201、202 絶縁基板
203 電気的接触子
204 湾曲部
205 垂直型プローブ
206 接続構造体
207 フレキシブルフラットケーブル
208 プローブカード
501 入力部
502 入力変形部
503 固定部
504 出力変形部
505 出力部
506 長穴
600 ウエハ
601 半導体チップ
602 パッド
603 プローブ付フィルム
604 グランドラインパターン
605 樹脂フィルム
606 垂直型プローブ
607 入力部
608 入力変形部
609 固定部
610 出力変形部
611 出力部
612 入力変形部
613 長穴
614 絶縁フィルム
615 張出し部
616 切り欠き穴
617、618 突出部
619 穴
620 配線端子
621 長穴
701 入力部
702 出力部
703 プローブ組立体
703a X方向プローブ
703b Y方向プローブ
704 垂直型プローブ
705 樹脂フィルム
706 グランドラインパターン
707 変形部
708 上部変形部
709 下部変形部
710 支持板
711 変形部
712 補助グランドラインパターン
713 切り欠き穴
714 突起部
715、716 張出し部
717 穴
718 張出し部
719 突起部
720 張出し部
721 長穴
722 絶縁フィルム
Claims (6)
- 被検査半導体チップに設けられた複数のパッドに接触させる複数の垂直型プローブを有し、被検査半導体チップとテスタとの間の電気接続を行うプローバ装置において、複数本の垂直型プローブを有するプローブ付樹脂フィルムを複数枚並設させてなるX方向ユニット、及びこのX方向ユニットに交差する方向に配置されるY方向ユニットをそれぞれ複数組有し、この複数組のX方向ユニット及びY方向ユニットを支持板上に格子状に配設して位置決め固定し、X方向ユニット及びY方向ユニットの各交差位置に配置される前記垂直型プローブを被検査半導体チップの全てのパッドに一括接触させて被検査半導体チップとテスタとの間で信号を送受信させ、
前記X方向ユニットとY方向ユニットは交差位置において上下方向に異なる空間を占有し互いに非干渉構造で延びており、また、前記X方向樹脂フィルムとY方向樹脂フィルムには、それぞれ弾性変形する湾曲部を有する垂直型プローブが樹脂フィルムの一面に貼り付けられた金属箔をエッチングすることにより形成され、
前記樹脂フィルムの幅方向中央部には長手方向に沿って長穴が開けられ、この長穴は、当該長穴のほぼ半周を囲む様にU字状に形成されている前記垂直型プローブの湾曲部で囲まれ、前記樹脂フィルムは、前記長穴と樹脂フィルムの上側及び下側の辺部とで形成される樹脂フィルムの幅狭部の弾性変形によって、検査時に垂直型プローブの垂直軸方向の弾性復元力を有し、また、前記垂直型プローブは、前記長穴のほぼ半周を囲む様にU字状に形成されている前記垂直型プローブの湾曲部が、前記長穴を、両側から対になって囲む様に、対向して配置されていることを特徴とするプローブ組立体。 - 前記樹脂フィルムの、対向して配置された垂直型プローブの間の上側の辺部付近には通し穴が開けられ、この通し穴に、複数の樹脂フィルムを貫通して棒部材を圧入して複数の樹脂フィルムの位置決め及び固定を行うことを特徴とする請求項1記載のプローブ組立体。
- 前記通し穴の近傍には垂直型プローブの入力部が延びており、垂直型プローブの入力部は丸穴の外周に沿って半円状に曲げられて被検査半導体チップのパッドと垂直型プローブとの接触力を支持し、一方、垂直型プローブの出力部はテスタの配線端子が接触して電気的に接続する第2の湾曲部で構成されていることを特徴とする請求項2記載のプローブ組立体。
- 前記出力部近傍で垂直型プローブの下部を突出させ、この突出部をX及びY方向ユニットの組付けを行うための支持板の溝に嵌合させてX及びY方向ユニットの位置決め及び固定を行い、また、前記樹脂フィルムに開けられた通し穴の左右対称位置に、垂直型プローブと電気導通機能を有しない垂直型プローブのダミーパターンを形成し、樹脂フィルムに加わる接触力を均等化したことを特徴とする請求項3記載のプローブ組立体。
- 前記垂直型プローブを一面側に形成した樹脂フィルムの反対面側に、前記垂直型プローブより大きい面積の湾曲部等を有する弾性変形部を持つグランドラインパターンが形成され、該グランドラインパターンは前記通し棒が圧入される樹脂フィルムに設けられた穴と同位置の穴を有して入力部からの接触力を支持し、前記垂直型プローブと樹脂フィルムとの結合力を介してグランドラインパターンの弾性変形部から出力部への力の伝達を可能とし、電気的には弾性変形部以外の部分でグランド接続していることを特徴とする請求項3記載のプローブ組立体。
- 前記グランドラインパターンは垂直型プローブが形成された樹脂フィルムの一面側の反対面側に形成され、この反対面に貼り付けられた金属箔をエッチングすることにより成形されており、また、前記グランドラインパターンは湾曲部を経て垂下し樹脂フィルムの下辺から突出し、この突出部の端部に設けた凸部をX及びY方向ユニットの組付けを行うための支持板の溝に嵌合させてX及びY方向ユニットの位置決め及び固定を行うことを特徴とする請求項5記載のプローブ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304993A JP4962929B2 (ja) | 2005-09-19 | 2005-09-19 | プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304993A JP4962929B2 (ja) | 2005-09-19 | 2005-09-19 | プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007086044A JP2007086044A (ja) | 2007-04-05 |
JP2007086044A5 JP2007086044A5 (ja) | 2008-12-04 |
JP4962929B2 true JP4962929B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=37973153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005304993A Expired - Fee Related JP4962929B2 (ja) | 2005-09-19 | 2005-09-19 | プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4962929B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009025267A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Micronics Japan Co Ltd | 電気的接続装置 |
JP5240827B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2013-07-17 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | フレキシブル配線基板、及び電子機器 |
CN103529252B (zh) * | 2013-10-18 | 2016-09-28 | 上海华力微电子有限公司 | 直插式通用电气连接装置 |
CN110662972B (zh) * | 2017-07-21 | 2021-12-14 | 吉佳蓝科技股份有限公司 | 探针卡用薄膜电阻器 |
CN114089068B (zh) * | 2021-11-17 | 2024-07-02 | 歌尔科技有限公司 | 通讯模组、测试结构以及测试设备 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105416B2 (ja) * | 1987-10-21 | 1995-11-13 | 松下電器産業株式会社 | 測定装置 |
JP4323055B2 (ja) * | 2000-03-22 | 2009-09-02 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置試験用コンタクタ及びその製造方法 |
JP4391717B2 (ja) * | 2002-01-09 | 2009-12-24 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | コンタクタ及びその製造方法並びにコンタクト方法 |
JP2004274010A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Isao Kimoto | プローバ装置 |
-
2005
- 2005-09-19 JP JP2005304993A patent/JP4962929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007086044A (ja) | 2007-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5030060B2 (ja) | 電気信号接続装置 | |
TWI397696B (zh) | Probe assembly | |
US7423441B2 (en) | Contactor assembly | |
JP4974021B2 (ja) | プローブ組立体 | |
KR20060043662A (ko) | 전기신호 접속장치 및 이것을 이용한 프로브 조립체 그리고프로버 장치 | |
JP4721099B2 (ja) | 電気信号接続装置及びこれを用いたプローブ組立体並びにプローバ装置 | |
JP5024861B2 (ja) | プローブカード | |
JP2012093375A (ja) | 接触子組立体を用いたlsiチップ検査装置 | |
JP4936275B2 (ja) | 接触子組立体 | |
TWI400448B (zh) | Electrical signal connection device | |
JP4962929B2 (ja) | プローバ装置及びこれに用いるプローブ組立体 | |
WO2001096885A1 (en) | Connector apparatus | |
JP4974022B2 (ja) | 格子状配列プローブ組立体 | |
KR101115958B1 (ko) | 프로브 카드 | |
JP2020016631A (ja) | プローブユニット | |
JP2004274010A (ja) | プローバ装置 | |
JP5333829B2 (ja) | プローブ組立体 | |
JP2007127488A (ja) | プローブカード | |
KR101363368B1 (ko) | 인쇄회로기판 검사장치 | |
JP2010054487A (ja) | プローバ装置 | |
JP2005127961A (ja) | テスト用基板及びそれを使用したテスト装置 | |
JP5077736B2 (ja) | 接触子組立体及びこれを用いたlsiチップ検査装置 | |
JP2020095002A (ja) | プローブユニット | |
JP2010091542A (ja) | プローブ組立体 | |
WO2001084900A1 (en) | Connector apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080917 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110331 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111028 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120319 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |