JP4953646B2 - Willie for steering wheel operation - Google Patents
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Description
本発明は発電所、工場等に設置される各種バルブ等を手動開閉するためのハンドルを簡易、且つ確実に回転操作するに適したハンドル操作用ウィルキーの改良に関する。 The present invention relates to an improvement in a handle operating wheelie suitable for manually and reliably rotating a handle for manually opening and closing various valves and the like installed in a power plant, factory, and the like.
発電所、製造工場等の各種施設には、水、油、燃料を始めとした各種液体、ガス、蒸気を始めとした各種気体等々の流体を貯留するためのタンク、これらの流体を移送するための管体が配設されており、タンクや管体の適所にはバルブを設けて流体のタンクへの流入量や排出量の調整、管体による移送量や圧力の調整、移送方向の切り換え等を行い得るように構成されている。
バルブを手動操作により開閉する場合には、バルブ軸と連結された回転軸に対してリング状のハンドルの中心部を固定し、ハンドルを手で回転操作するように構成することが多い。
Tanks for storing fluids such as various liquids such as water, oil and fuel, various gases such as gas and steam, etc., to transfer these fluids to various facilities such as power plants and manufacturing plants Pipes are provided at appropriate locations on tanks and pipes to adjust the amount of fluid flowing into and out of the tank, adjustment of the transfer amount and pressure of the pipes, switching of the transfer direction, etc. It is comprised so that it can perform.
When the valve is opened and closed by manual operation, the center portion of the ring-shaped handle is often fixed to the rotating shaft connected to the valve shaft, and the handle is often rotated by hand.
しかし、例えば水力発電所に設置されるハンドルには、径の小さいタイプから径の大きいものまで種々あり、その設置個数も多数に亘っている。また、回転軸の回転抵抗が増大している場合にはハンドルを人手によって回転させる際に多大な力を要する場合もあり、バルブを完全に締め終わったと判断したにも拘わらず実際には締め終わっていないために流体が漏れ続ける事態が発生することもある。例えば、油圧装置の排油バルブの開閉機構が重く、硬いために手動によるハンドル操作では完全にバルブを閉止することができずに、油圧タンク内の油圧が低下する事態が想定される。 However, for example, there are various types of handles installed in hydroelectric power plants, from types having a small diameter to those having a large diameter. In addition, if the rotational resistance of the rotating shaft is increased, it may take a great deal of force to rotate the handle manually, so that the tightening is actually finished even though it is determined that the valve is completely tightened. In some cases, the fluid may continue to leak due to failure. For example, since the opening / closing mechanism of the oil discharge valve of the hydraulic device is heavy and hard, it is assumed that the valve cannot be completely closed by a manual handle operation, and the hydraulic pressure in the hydraulic tank decreases.
このような不具合に対処するために現場に装備されているパイプレンチを用いてハンドルを回転させることが多い。パイプレンチを用いた作業においては、パイプレンチの咬み込み歯をハンドルのリング部に咬ませてハンドルを回転させる方法が一般に採られているが、パイプレンチはサイズ、及び重量が過大で携帯に適さないため、多数のバルブを順次操作するためにパイプレンチを携帯して水力発電所内を移動することは極めて困難であった。また、ハンドルの設置状況、特にハンドル周辺の操作スペース等の関係によってはパイプレンチは使用不能となることもある。更に、パイプレンチの咬み込み歯は、ハンドルを回転させる方向と直交するハンドル面に咬む構造であるため、ハンドルを回転させる際に咬み込み歯が回転方向へ滑りを起こし易く、操作性が悪く、しかも危険である。 In order to cope with such a problem, the handle is often rotated using a pipe wrench installed on the site. When working with a pipe wrench, a method of rotating the handle by biting the bite of the pipe wrench into the ring of the handle is generally adopted. However, the pipe wrench is excessive in size and weight and is suitable for carrying. Therefore, it has been extremely difficult to carry a pipe wrench and move the hydroelectric power station in order to sequentially operate a large number of valves. In addition, the pipe wrench may become unusable depending on the installation status of the handle, particularly the operation space around the handle. Furthermore, the biting teeth of the pipe wrench are structured to bite on the handle surface perpendicular to the direction in which the handle is rotated. Moreover, it is dangerous.
特許文献1には、直線棒状の操作杆の先端に二股に分岐した2本の固定脚と、操作杆に沿ってスライド自在に支持された可動脚とを設け、固定脚をリング状ハンドルの内部に、或いは外部に係合させると共に、可動脚をハンドルの他の部位に係合させることによって、操作杆を把持してハンドルを回転させるようにしたハンドル用ウィルキーが開示されている。このウィルキーは、径サイズの異なるハンドルに対して共通して使用できる利点を有する。また、固定脚と可動脚をリング状部の内側に差し込んで固定する方法を採るため、ハンドルを回転させる方向にスリップを起こすことがない。
In
しかし、このウィルキーは大径のハンドルに適用することを想定して操作杆の全長を、大径ハンドルの直径寸法に、作業員が把持するためのグリップ分の長さを加味した寸法とする必要があるため、長尺、大型、高重量となり、作業服のポケット等に収納して携帯することは困難である。また、多様な径サイズのハンドルに対応するための汎用性を付与するために操作杆の全長が長尺と成らざるを得ないため、ハンドルの周辺に障害物がある場合にはハンドルに組み付けたり、回転させることが不可能となる事態も想定される。更に、二股に分岐した各固定脚の長さ、及び開脚角度等が固定である一方で、ハンドルの中心に位置する回転軸を間に挟んで固定脚と可動脚をハンドルに組み付ける必要があるため、ハンドルのサイズや形状(特に、回転軸から放射状に延びてリング状部と連結するリブの形状、個数)によっては使用できないケースも想定される。
以上のように従来のハンドル操作用のウィルキーは、回転させようとするハンドルが大径である場合には大型、重量化せざるを得ないと言う欠点があった。また、ハンドルを構成するリブの形状、サイズ等によっては適用できない事態も想定された。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、多様な径サイズを有したハンドルに適用して、手動操作によるハンドルの回転作業を容易化できるばかりでなく、ハンドルの周辺にある障害物の有無に関係なく操作性がよく、更に小型、軽量であるために携帯性にも優れたハンドル操作用ウィルキーを提供することを目的としている。
As described above, the conventional wheel key for operating the handle has a drawback in that when the handle to be rotated has a large diameter, it has to be large and heavy. Moreover, the situation which cannot be applied according to the shape, size, etc. of the rib which comprises a handle | steering-wheel was assumed.
The present invention has been made in view of the above, and can be applied to a handle having various diameter sizes to facilitate the rotating operation of the handle by manual operation, as well as whether there is an obstacle around the handle. It is an object of the present invention to provide a handle-use Wilky that has good operability regardless of the size, and is excellent in portability due to its small size and light weight.
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、回転軸に対してリブを介して固定されたリング状部を備えたハンドルを回転させるためのウィルキーにおいて、把持可能な操作杆と、該操作杆に取付けられた係合部材と、を備え、前記係合部材は、前記リング部材の内側部に当接する内側当接部材と、前記操作杆によって回動自在に支持され且つ外周面を前記内側当接部材の当接面と対向させた外側当接部材と、を備え、前記外側当接部材の回動中心と外周面各部との距離が一定でないことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において前記外側当接部材の外周にギヤ部を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記操作杆を伸縮自在に構成したことを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, a gear portion is provided on the outer periphery of the outer abutting member.
The invention of claim 3 is characterized in that, in
本発明によれば、操作杆と、操作杆に取付けられた係合部材と、を備え、係合部材は、ハンドルのリング状部の外周部に当接する外側当接部材と、リング状部の内周部に当接する内側当接部材と、を備え、内側当接部材は、リング状部の内周部と同時にハンドルのリブに当接することにより外側当接部材との間でリング状部を挟圧保持するように構成したので、多様な径サイズを有したハンドルに適用して、手動操作によるハンドルの回転作業を容易化できるばかりでなく、ハンドルの周辺にある障害物の有無に関係なく操作性がよく、更に小型、軽量であるために携帯性にも優れたハンドル操作用ウィルキーを提供することができる。 According to the present invention, an operating rod and an engaging member attached to the operating rod are provided. The engaging member includes an outer abutting member that abuts on the outer peripheral portion of the ring-shaped portion of the handle, and the ring-shaped portion. An inner abutting member that abuts the inner peripheral portion, and the inner abutting member abuts against the rib of the handle simultaneously with the inner peripheral portion of the ring-shaped portion, thereby interposing the ring-shaped portion with the outer abutting member. Since it is configured to hold the pinch, it can be applied to handles with various diameter sizes, facilitating manual rotation of the handle, regardless of the presence of obstacles around the handle. It is possible to provide a handle-use Wilky that has good operability, and is excellent in portability due to its small size and light weight.
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係るハンドル操作用のウィルキーの構成を示す斜視図、及び使用状態を示す説明図である。
このウィルキー1は、操作対象物としての回転軸51に対してリブ52を介して固定されたリング状部53を備えたハンドル50を手動操作により回転させるための手段である。
ウィルキー1は、把持可能なグリップ部2aを一端に有した操作杆2と、操作杆2の他端部に一体的に取付けられた係合部材5と、から概略構成されており、十分な剛性を有して金属材料にて構成する。
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to embodiments shown in the drawings.
FIG. 1A and FIG. 1B are a perspective view showing a configuration of a wheelie for handle operation according to an embodiment of the present invention and an explanatory view showing a use state.
The
The
係合部材5は、リング状部53の外周部(外周面)53aに当接する外側当接部材6と、リング状部53の内周部(内周面)53bに当接する内側当接部材7と、を備えている。外側当接部材6は、操作杆2の延長上に位置する支持部材10を挟んで上下方向に夫々突出した上側の外側当接部材6a及び下側の外側当接部材6bと、を備える。内側当接部材7は支持部材10の先端縁に沿った上下面に夫々突設した円筒状の内側当接部材7a、7bを備える。各内側当接部材7a、7bの形成位置は一致させることなく、支持部材10の先端縁の両端角部に位置をずらして配置する。特に、外側当接部材の当接面6a’、6b’の両端縁よりも各内側当接部材7a、7bが外側に位置するように構成している点が特徴的である。
なお、支持部材10は、操作杆2の一部を構成している。
外側当接部材6の各当接面6a’、6b’の形状は図示のように平坦面であってもよいし、ギザギザ状に構成して摩擦抵抗を高めるようにしてもよい。内側当接部材7は円筒状である必要はなく、多角柱状、その他の任意の形状としてもよいし、外周面に摩擦抵抗を高める処理を施しても良い。
The engaging
The
The shape of each
本発明のウィルキー1をハンドル50に取り付けて回転させるに際しては、まず、図1(b)に示すようにハンドル50のリング状部53の内側に内側当接部材7aを入り込ませると共に、外側当接部材6aをリング状部53の外側に位置させることにより、リング状部3の一部を内側当接部材7aと外側当接部材6aとの間で挟み込むようにする。この際、内側当接部材7aをリブ52の一側面52aに当接させるようにする。この状態で、操作杆2のグリップ2aを把持して図1(b)中で矢印で示す方向に回転させる。逆方向に回転させる場合には、下側の内側当接部材7bをリブ52の反対側の側面52bに当接させるようにリング状部53内に差込み、内側当接部材7bと外側当接部材6bとの間でリング状部53を挟み込み、グリップ2aを把持して逆方向へ回転させる。
When the
本発明においては、各内側当接部材7a、7bの形成位置を、対応する外側当接部材の当接面6a’、6b’の左右両端縁よりも外側に変位させているため、各内側当接部材7a、7bと、対応する外側当接部材の当接面6a’、6b’との間の距離L1を、各当接面6a’、6b’を延長した線と各内側当接部材7a、7bとの間の距離L2よりも長くすることができる。このため、距離L1内に入り込むことができる厚みTを有したリング状部53を受入れて回転させることができる。従って、距離L1よりも小さい厚みTを有したリング状部53を有したハンドル50に係合してこれを回転させることが可能となる。
内側当接部材7がリブ52の側面に当接した状態で、操作杆2を所定の回転方向へ押圧するので、係合部材5がハンドルの回転方向にスリップすることがない。しかも、係合部材5は、ハンドルのリング状部53の一箇所に係合するだけであるため、ハンドルの全体径寸法やリブの本数等に影響されることなく、ハンドルに強固に係合することができる。また、操作杆2の長さを短くすることができるため、ハンドル周辺の障害物の影響を最小限に抑えることができるばかりでなく、小型化、軽量化できるため、携帯性にすぐれた治具として利用することができる。
In the present invention, the formation positions of the
With the inner contact member 7 in contact with the side surface of the
図2は変形例であり、このウィルキー1は、支持部材10の片面側にのみ内側当接部材7と外側当接部材6を設けたタイプである。この片面タイプのウィルキーは上下を反転させて使用することにより、ハンドルを正逆両方向に回転させることができる。
なお、図2に示すように操作杆2を多段伸縮構造にする等して、その軸方向に伸縮自在に構成することにより、係合部材5をリング状部53に係合させた状態で操作杆2を回転方向へ押圧する際に要する力を調整できる。即ち、ハンドルの回転軸の負荷が大きく強い力を要する場合には操作杆を伸長させた上で回転方向に押圧することにより効率的な操作が可能となる。従って、ハンドル操作未了によってバルブを不完全に締めたり、開放するという不具合が生じることがなくなる。
上記実施形態では、外側当接部材6と内側当接部材7との距離L1が一定であるため、距離L1を超える厚みTのリング状部53を有したハンドルには適用すること困難であった。この不具合を解決するには、外側当接部材6と内側当接部材7との距離L1を可変に構成すればよい。
FIG. 2 shows a modified example, and this
As shown in FIG. 2, the
In the above embodiment, since the distance L1 between the outer contact member 6 and the inner contact member 7 is constant, it is difficult to apply to a handle having a ring-shaped
図3は外側当接部材の位置を可変にするための構成例に係る斜視図である。このウィルキー1は、操作杆2の片面から他面に貫通する長穴15を有し、外側当接部材6に設けたボルト部16を長穴15内に差し込み、長穴15の他面側から突出したボルト部の先端に蝶ナット等の締結手段16aを締結して外側当接部材6を操作杆2上の任意の位置に固定できるように構成している。長穴15に代えてボルト部16を挿入可能な丸穴を所定のピッチにて操作杆の長手方向に配列しておいてもよい。
このように外側当接部材6の操作杆上における位置を可変に構成して内側当接部材7との間の距離L1を可変に構成することにより、ハンドルのリング状部53の厚みTの違いに柔軟に対応しつつ係合部材5をリング状部に強固に固定し、操作性よくハンドルを回転させることができる。
なお、上記の如きスリットや丸穴を支持部材10上に設けることにより、外側当接部材の支持部材10上における位置を調整するように構成してもよい。
或いは、外側当接部材6を固定すると共に、内側当接部材7の支持部材10上における位置を調整可能とすることにより、前記距離L1を可変に構成してもよい。
FIG. 3 is a perspective view according to a configuration example for making the position of the outer contact member variable. This
As described above, the position of the outer abutting member 6 on the operating rod is variably configured, and the distance L1 between the inner abutting member 7 is variably configured. The
In addition, you may comprise so that the position on the supporting
Alternatively, the distance L1 may be configured to be variable by fixing the outer contact member 6 and adjusting the position of the inner contact member 7 on the
次に、図4(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係るウィルキー1の構成を示す斜視図、及び使用状態の説明図である。この実施形態に係るウィルキーは図1の実施形態の変形例であり、同一部分には同一符号を付して説明する。
このウィルキー1は、支持部材10の先端縁に沿った位置に外側当接部材6を突設する一方で、内側当接部材7を操作杆2寄りの支持部材10上に設けることにより、外側当接部材6の当接面6a’と内側当接部材7とを距離L1を隔てて対向配置させた構成が特徴的である。
このウィルキー1は、図4(b)に示すようにハンドルのリング状部53の内側に操作杆2を位置させて外側当接部材6をリング状部53の外側面に当接させるとともに、内側当接部材をリング状部53の内側面とリブ52の側面に当接させることにより、操作杆2を操作して、両当接部材によってリング状部53を挟圧しつつリブ52を利用して矢印方向へハンドル50を回転させるものである。
この実施形態に係るウィルキー1はハンドルの周辺に操作スペースがない場合に有効に利用できる。
なお、支持部材10上における内側当接部材7の位置を調整可能に構成することにより、距離L1を可変に構成しても良い。
Next, FIGS. 4A and 4B are a perspective view showing a configuration of a
The
As shown in FIG. 4 (b), the
The
Note that the distance L1 may be configured to be variable by configuring the position of the inner contact member 7 on the
次に、図5(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係るウィルキー1の構成を示す斜視図、及び使用状態の説明図である。
このウィルキー1は、操作杆2の先端に固定した支持部材10の片面上に、ハンドル50のリブ52を両側から挟持するための2つのリブ挟持片20、21を突設した構成が特徴的である。2つのリブ挟持片20、21はその間隔を可変とするために、一方を固定側のリブ挟持片20とする一方で、他方を可動側のリブ挟持片21としている。可動側のリブ挟持片21は、その底面から突出したボルト部22を支持部材10に設けた丸穴(或いはスリット)23内に挿通可能に構成されており、丸穴23の他方側から突出したボルト先端を蝶ナット22aによって締結することにより支持部材10上に固定される。
リブ挟持片20、21の形状は図示の形状に限定される訳ではない。
このようにリブ挟持片20、21の間隔をリブ52の幅に合わせて調整しておき、図5(b)のように両リブ挟持片20、21間にリブ52を挟み込んでから操作杆2を操作してハンドル50を任意の方向に回転させることができる。
Next, FIGS. 5A and 5B are a perspective view showing a configuration of a
The
The shape of the
In this way, the interval between the
次に、図6は本発明の他の実施形態に係るウィルキーの構成を示す斜視図であり、このウィルキーは図3における外側当接部材の可動構造と、図5におけるリブ挟持片の可動構造を組み合わせた構成を備えている。
即ち、このウィルキー1は、操作杆2上に設けた丸穴15(或いはスリット)内に外側当接部材6に設けたボルト部を装着して蝶ナット等により締結固定することによって外側当接部材6の固定位置をハンドルのリング状部53の厚みに応じて可変に構成する一方、リブ52を挟圧するリブ挟持片20、21の間隔をリブ52の幅に合わせて図5に示した間隔可変機構によって調整するように構成している。
この実施形態に係るウィルキーによれば、リブ挟持片20、21によってリブ52の両側面を挟圧保持する一方で、リブ挟持片と外側当接部材6との協働によってリング状部53を挟圧保持するので、係合部材5を強固にハンドル50の外周部に固定することができ、操作杆2を操作することによるハンドルの回転作業を効率的に行うことができる。
なお、このウィルキー1は、図4の実施形態に示したように変形させることが可能である。即ち、支持部材10の先端縁に沿った位置に外側当接部材6を突設する一方で、支持部材10の操作杆2の寄りの位置に間隔可変のリブ挟持片20、21を設けるように構成してもよい。
Next, FIG. 6 is a perspective view showing a configuration of a Wilky according to another embodiment of the present invention. This Wilky has a movable structure of the outer abutting member in FIG. 3 and a movable structure of the rib clamping piece in FIG. It has a combined configuration.
That is, the
According to the Wilkie according to this embodiment, the
The
次に、図7(a)及び(b)は本発明の他の実施形態に係るウィルキーの構成を示す斜視図、及び使用状態の説明図である。
このウィルキー1は、操作杆2の前半部を幅広の支持部材10とし、支持部材10の先端部に内側当接部材7を突設すると共に、支持部材10の操作杆寄りの位置に設けた軸30によって外側当接部材としてのラチェット半月ギヤ31を回動自在に設けた構成が特徴的である。
内側当接部材7の当接面と、ラチェット半月ギヤ31の外周に設けたギヤ部31aとが所定のギャップを隔てて対向するように構成されている。ラチェット半月ギヤ31の一端縁の半径l1と、他端縁の半径l2は、l1>l2 となるように設定されている。従って、図6(b)の状態では長い方の半径l1を有するギヤ部がハンドルのリング状部53の外周面に当接しているため、厚みTの小さいリング状部53を挟圧保持することができる。一方、ラチェット半月ギヤ31を反時計回り方向へ回動させることにより半径の短い位置にあるギヤ部が内側当接部材7の当接面と対向した状態となるため、リング状部53の厚みTが大きいハンドル30を挟圧保持しつつ操作杆2を操作してハンドルを回転させることが可能となる。
なお、本実施形態を図4の実施形態のように変形することも可能である。即ち、支持部材10の先端部側に軸30を設けて内側当接部材としてのラチェット半月ギヤ31を回動自在に支持するとともに、ラチェット半月ギヤ31と対向する支持部材上の適所に外側当接部材を固定するように構成してもよい。
Next, FIGS. 7A and 7B are a perspective view showing a configuration of a Wilky according to another embodiment of the present invention and an explanatory diagram of a use state.
This
The contact surface of the inner contact member 7 and the
It should be noted that this embodiment can be modified as in the embodiment of FIG. That is, the
以上のように本発明に係るウィルキー1では、ハンドルのリング状部53の一箇所に係合部材5を係合させた状態で操作杆2を把持してハンドルを回転させるように構成したので、リング状部の径寸法に関係なく適用することができる。しかも、ハンドルの中心部かが延びるリブに係合部の一部を係合させつつ操作することにより、回転方向への位置ずれが防止され、操作性を高め、安全性を高めることができる。また、リング状部の厚みが異なる場合に対応する構成を加味しているので、一つのウィルキーにより多種多様なハンドルを回転操作することが可能となる。また、ウィルキーを小型、軽量化することができるので、携帯性を高めて実用性を高めることができる。
As described above, the
また、操作杆2を伸縮自在に構成すれば、ハンドル周辺の障害物の有無に対応して操作杆の長さを調整することができる。操作杆を長く設定すれば、作業者が加える回転方向への力を効果的に作用させて楽に回転させることが可能となる。
If the
1…ウィルキー、2…操作杆、2a…グリップ部、3…リング状部、5…係合部材、6、6a、6b…外側当接部材、6a’…当接面、7、7a、7b…内側当接部材、10…支持部材、15…長穴、丸穴、16…ボルト部、16a…締結手段、20、21…リブ挟持片、22…ボルト部、22a…蝶ナット、30…ハンドル、31…ラチェット半月ギヤ(外側当接部材)、31a…ギヤ部、50…ハンドル、51…回転軸、52…リブ、52a…側面、52b…側面、53…リング状部。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
把持可能な操作杆と、該操作杆に取付けられた係合部材と、を備え、
前記係合部材は、前記リング部材の内側部に当接する内側当接部材と、前記操作杆によって回動自在に支持され且つ外周面を前記内側当接部材の当接面と対向させた外側当接部材と、を備え、
前記外側当接部材の回動中心と外周面各部との距離が一定でないことを特徴とするハンドル操作用ウィルキー。 In a Wilky for rotating a handle with a ring-shaped part fixed via a rib to a rotation axis,
An operating rod that can be gripped, and an engaging member attached to the operating rod,
The engagement member includes an inner contact member that contacts the inner portion of the ring member, and an outer contact that is rotatably supported by the operation rod and has an outer peripheral surface opposed to the contact surface of the inner contact member. A contact member,
The handle-use Wilky, wherein the distance between the rotation center of the outer contact member and each part of the outer peripheral surface is not constant.
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