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JP4944587B2 - 携帯端末及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、テレビ情報を受信可能な携帯電話などに係り、通常音声と字幕読み上げ音声とを切り替える携帯端末及びプログラムに関する。
テレビ情報を受信可能な携帯電話において、電車に乗っている間は、イヤホンで音声を聞きながらテレビを視聴し、電車から降りるときなどは、携帯電話を閉じ、映像が見られないが、音声だけはイヤホンで続けて聞き続け、続きを知りたいという状況がある。
従来技術として、デジタルテレビ放送視聴中、映像が見られない状態になると、弱視者等のための音声解説付き副音声に切り替えるという技術開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−151214号公報
しかしながら、全ての番組が音声解説付き副音声を放送しているわけではないため、上述した従来技術では、映像が見られない状態で副音声に切り替えても全ての番組を視聴できるとは限らないという問題がある。
一方、デジタルテレビ放送の特長の一つである字幕放送では、音声で外国語、字幕では日本語訳、あるいは、ドラマで台詞以外に情景の説明等を入れるなど、通常の音声のみを聞く場合よりも、これら文字情報の方が内容を把握しやすい場合があるという特長がある。しかしながら、当然、映像が見られない状態で、このような文字情報を見ることはできず、また、これら文字情報を見る、あるいは聞くことができる技術はなかった。
そこで本発明は、映像が見られない状態であっても、放送内容を継続して把握することができる携帯端末及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1、記載の発明は、当該携帯端末が開かれていることが検出された場合には、受信されるテレビ放送の映像情報を表示するとともに、テレビ放送の音声情報に基づく音声を出力し、閉じられていることが検出された場合には、前記映像情報の出力を中断すると共に、前記音声情報に基づく音声の出力を前記字幕情報に基づく合成音声に切り替える際に、現在視聴中の番組が属するジャンルを示すジャンル情報を取得し、該取得された現在視聴中の番組のジャンル情報に基づいて、前記音声の出力切り替えを制御することを特徴とする。
また、好ましい態様として、例えば請求項記載のように、請求項記載の携帯端末において、前記テレビ放送の番組のジャンル毎に、前記出力制御手段による音声の出力切り替えを行うか否かを示す切替ジャンルフラグを記憶する記憶手段を具備し、前記音声切替制御手段は、前記番組ジャンル情報取得手段によって取得された現在視聴中の番組のジャンル情報が示すジャンルに対応する、前記記憶手段の切替ジャンルフラグを参照し、該切替ジャンルフラグに基づいて、前記出力制御手段による音声の出力切り替えを制御するようにしてもよい。
また、好ましい態様として、例えば請求項記載のように、請求項記載の携帯端末において、前記記憶手段に記憶されている切替ジャンルフラグの状態をユーザ指示に従って設定する設定手段を具備するようにしてもよい。
本発明によれば、映像が見られない状態であっても、放送内容を継続して把握することができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
本第1実施形態では、携帯電話として、筐体が蓋部と本体部とからなり、蓋部と本体部とをヒンジにより接合した折り畳み可能な携帯電話を想定している。また、本第1実施形態では、放送データの中の字幕文章を読上げる機能を搭載し、テレビ視聴中に携帯電話が閉じられたことを検知して、映像の表示を止め、自動的にイヤホン出力を音声出力から字幕音声読上げモード出力に切り替えるようにしている。
また、本第1実施形態では、イヤホン出力を音声出力から字幕音声読上げモード出力に切り替える際には、番組のジャンルにより有効度が異なるので、ジャンルに応じて自動で切り替えたり、どのジャンルで切り替えるかを設定可能としている。
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。図において、テレビ受信部1は、アンテナによって受信された放送信号から、所望のチャンネルに対応したテレビ信号を受信する。通信部2は、図示しない無線基地局を介して、発着信を制御して音声通話やデータ通信などを行う。
操作部3は、電話番号や、各種データ、動作指示などを入力する。開閉検出部4は、筐体の所定箇所に配置された磁石からの磁気検出等により当該携帯電話の開閉を検出する。記憶部5は、所定のプログラムや、各種パラメータ、音声合成に必要な辞書、音素データなどを記憶するとともに(ROM)、各種データや、パラメータなどを記憶したり、制御部10の作業用エリアとして用いられる(RAM)。
特に、本第1実施形態では、記憶部5には、当該携帯電話が閉じられたときに、通常の音声出力を字幕読上げ音声(合成音声)に切り替えるかを示す音声切替フラグと、番組のジャンル毎に、通常音声を字幕読上げ音声(合成音声)に切り替えるかを示す切替ジャンルフラグの状態を格納している切替ジャンルフラグテーブルとを保持している。なお、これら音声切替フラグと切替ジャンルテーブルの詳細については後述する。
メイン表示部6は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)等で構成され、電源状態、電波強度、電池残量、サーバ接続状態もしくは未読メール等の動作状態、入力した電話番号、メール宛先、メール送信文書等や、動画および静止画、受信したテレビ放送の映像、着信時の発呼者の電話番号、着信メール文書、接続されたインターネット画面等の受信データ、携帯電話の機能を利用するために必要な画面などを表示する。
サブ表示部7は、筐体(蓋部)の外側に配置された比較的小さな画面を有し、メイン表示部6と同様に、LCDや有機EL等で構成されている。該サブ表示部7は、一般に、当該携帯電話が閉じられたときに、各種情報を表示するためのものである。
音声出力部8は、テレビ信号に含まれる音声データや、音楽データをアナログ信号に変換してスピーカ8−1またはイヤホンジャック8−2に出力する。イヤホンジェック8−2には、図示しないイヤホンが着脱される。電話部9は、音声通話において、マイク9−2からの音声を取り込み、デジタル信号に変換して制御部10に供給する一方、相手電話の音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ9−1から出力する。
制御部10は、上述した各部の動作を所定のプログラムに従って制御する。特に、本第1実施形態では、通常の発着信処理や、通話処理、テレビアプリケーションによるテレビ放送受信処理など以外に、テレビ放送の字幕情報を合成音声に変換する処理や、端末の開閉に応じた通常音声と字幕読み上げとの切り替え、視聴中の番組のジャンルに応じた音声出力の切り替えなどを行うようになっている。電源部11は、充電可能な二次電池からなり、上述した各部へ動作用の電力を供給する。
次に、図2は、上記記憶部5に記憶されている音声切替フラグ及び切替ジャンルフラグの状態とその意味を説明するための概念図である。音声切替フラグは、「0」に設定されている場合には、テレビ番組の視聴中に携帯電話が閉じられたときに通常音声を字幕読み上げに切り替えないことを示し(通常音声/字幕読み上げ切替無効)、「1」に設定されている場合には、携帯電話が閉じられたときに通常音声を字幕読み上げに切り替えることを示す(通常音声/字幕読み上げ切替有効)。なお、音声切替フラグは、デフォルトでは「1」に設定されているものとするが、ユーザによって適宜変更可能である(詳細は後述する)。
また、切替ジャンルフラグは、詳細は後述するが、番組ジャンル毎に設定され、「0」に設定されている場合には、通常音声を字幕読み上げに切り替えないジャンルであることを示し(切替無効ジャンル)、「1」に設定されている場合には、通常音声を字幕読み上げに切り替えるジャンルであることを示す(切替有効ジャンル)。
また、図3は、上述した切替ジャンルフラグが記憶されている切替ジャンルテーブル5−1の状態を示す概念図である。図3に示すように、切替ジャンルテーブル5−1には、番組ジャンル毎に、通常の音声出力を字幕読上げ音声(合成音声)に切り替えるか否かを示す切替ジャンルフラグが設定されている。図示の例では、映画、音楽、バラエティに関しては、切替ジャンルフラグが「0:無効」に設定されており、ドラマ、スポーツ、ニュース、教養、その他に関しては、切替ジャンルフラグが「1:有効」に設定されている。なお、図3に示す状態をデフォルトとするが、ユーザによって適宜変更可能である(詳細は後述する)。
図4は、携帯電話を開いているときの動作状態の一例を示す模式図である。携帯電話を開いているときは、映像をメイン表示部6に表示し、イヤホンジャック8−2に装着されたイヤホンから音声出力し、字幕をOFFとするようになっている。
また、図5は、携帯電話を閉じたときの動作状態の一例を示す模式図である。携帯電話を閉じたときは、映像、通常音声をOFFとし、字幕読み上げ音声をイヤホンジャック8−2に装着されたイヤホンから出力するようになっている。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。ここで、図6および図7は、本第1実施形態による携帯電話の動作(メインルーチン)を説明するためのフローチャートである。まず、電源がオンにされたか否かを判断し(ステップS10)、電源がオンにされると、動作に必要なパラメータを初期化するなどの起動処理を行う(ステップS12)。次に、待ち受け画面を表示し(ステップS14)、テレビアプリケーションの起動操作があったか否かを判断する(ステップS16)。
そして、テレビアプリケーションの起動操作がない場合には、設定操作があったか否かを判断し(ステップS18)、設定操作があった場合には、各種パラメータの設定処理を実行し(ステップS20)、ステップS14に戻る。なお、該設定処理の詳細については後述する。一方、設定操作がなかった場合には、その他の操作があったか否かを判断し(ステップS22)、その他の操作があった場合には、その他の操作に対応する処理を実行し(ステップS24)、ステップS14に戻る。
一方、テレビアプリケーションの起動操作があった場合には、まず、現在受信中の番組ジャンルを取得し(ステップS26)、映像をメイン表示部6に出力する(ステップS28)。次に、イヤホンがイヤホンジャック8−2に装着されているか否かを判断し(ステップS30)、イヤホンが装着されている場合には、イヤホンから通常音声を出力する(ステップS32)。次に、携帯電話を閉じたか否かを判断し(ステップS34)、携帯電話が閉じられた場合には、端末閉処理を実行する(ステップS36)。端末閉処理の詳細については後述するが、ここで簡単に説明すると、音声切替フラグと切替ジャンルフラグとが共に有効であり、字幕があった場合にのみ、イヤホンの音声出力を字幕読み上げ(合成音声)に切り替える。
次に、携帯電話を開いたか否かを判断し(ステップS44)、携帯電話が開かれるまでこの状態を維持する。一方、携帯電話が開かれると、ステップS28に戻り、再び、映像をメイン表示部6に出力するとともに、イヤホンジャック8−2に装着されたイヤホンから通常音声を出力し、視聴を継続させる。
一方、ステップS30で、イヤホンが装着されていないと判断された場合には、スピーカ8−1から通常音声を出力する(ステップS38)。そして、携帯電話を閉じたか否かを判断し(ステップS40)、携帯電話が閉じられた場合には、字幕読み上げに切り替えることなく、テレビアプリケーションを一時停止する(ステップS42)。
次に、携帯電話を開いたか否かを判断し(ステップS44)、携帯電話が開かれるまで、テレビアプリケーションの一時停止状態を維持する。一方、携帯電話が開かれると、ステップS28に戻り、再び、映像をメイン表示部6に出力するとともに、スピーカ8−1から通常音声を出力して視聴を再開させる。
また、上述したテレビ番組の視聴中において、携帯電話が閉じられなかった場合(ステップS34のNO、ステップS40のNO)には、番組切替操作があったか否かを判断する(ステップS46)。そして、番組切替操作があった場合には、受信番組を変更し(ステップS48)、ステップS26に戻り、変更した番組の視聴を継続させる。
一方、番組切替操作がなかった場合には、テレビアプリケーション終了操作があったか否かを判断する(ステップS50)。そして、テレビアプリケーション終了操作があった場合には、テレビアプリケーション終了処理を実行し(ステップS52)、ステップS14の待ち受け画面に戻る。
また、テレビアプリケーション終了操作がなかった場合には、その他の操作(音量調整など)があったか否かを判断する(ステップS54)。そして、その他の操作があった場合には、その他のテレビアプリケーション操作の処理を実行し(ステップS56)、ステップS30に戻り、テレビ番組の視聴を継続させる。
次に、図8は、上述した端末閉処理の動作を説明するためのフローチャートである。端末閉処理では、テレビ番組の視聴中に携帯電話が閉じられると、映像出力を停止し(ステップS60)、音声切替フラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS62)。そして、音声切替フラグが「1」でない場合、すなわち、音声切替フラグが図2に示すように「0」の通常音声/字幕読み上げ切替無効に設定されている場合には、音声出力を字幕読み上げに切り替えることなく、当該端末閉処理を終了し、上述したメインルーチンに戻る。
一方、音声切替フラグが「1」である場合、すなわち、音声切替フラグが図2に示すように「1」の通常音声/字幕読み上げ切替有効に設定されている場合には、切替ジャンルフラグテーブル5−1を参照し、ステップS26で取得した番組ジャンルに対応する切替ジャンルフラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS64)。そして、切替ジャンルフラグが「1」でない場合、すなわち、切替ジャンルフラグが「0」の切替無効ジャンルに設定されている場合には、音声出力を字幕読み上げに切り替えることなく、当該端末閉処理を終了し、上述したメインルーチンに戻る。
このように、音声切替フラグまたは切替ジャンルフラグのいずれか一方でも「0」に設定されている場合には、テレビ番組の視聴中に端末が閉じられても、音声出力を字幕読み上げに切り替えない。
また、音声切替フラグ及び切替ジャンルフラグの双方が「1」に設定されている場合には、現在視聴している放送データの中に字幕があるか否かを判断する(ステップS66)。そして、字幕がない場合には、音声出力を字幕読み上げに切り替えることなく、当該端末閉処理を終了し、上述したメインルーチンに戻る。
これに対して、音声切替フラグ及び切替ジャンルフラグの双方が「1」に設定されており、かつ、放送データの中に字幕がある場合には、字幕をデコード処理し(ステップS68)、デコードした字幕(文字コード)を合成音声に変換する字幕音声処理を実行し(ステップS70)、イヤホンの音声出力を上記合成音声で字幕を読み上げる字幕読み上げに切り替える(ステップS72)。その後、メインルーチンに戻る。
次に、図9は、上述した設定処理の動作を説明するためのフローチャートである。待ち受け画面において、操作部3により設定操作が行われた場合には、まず、音声切替設定操作であるか否かを判断し(ステップS80)、音声切替設定操作であった場合には、音声切替フラグが「1」であるか否かを判断し(ステップS82)、音声切替フラグが「1」、すなわち、通常音声/字幕読み上げ切り替え有効である場合には、音声切替フラグを「0」、すなわち、通常音声/字幕読み上げ切り替え無効に設定にする(ステップS84)。その後、メインルーチンに戻る。
一方、音声切替フラグが「1」でない場合、すなわち、通常音声/字幕読み上げ切り替え無効である場合には、音声切替フラグを「1」、すなわち、通常音声/字幕読み上げ切り替え有効に設定にする(ステップS86)。その後、メインルーチンに戻る。
また、音声切替設定操作でなかった場合には、切替ジャンル設定操作であるか否かを判断し(ステップS88)、切替ジャンル設定操作である場合には、設定する番組ジャンルを選択させる(ステップS90)。番組ジャンルの選択は、メイン表示部6に表示した番組ジャンルの一覧から、ユーザが所望するジャンルを操作部3の操作(カーソルキーなど)により選択することで行う。
次に、番組ジャンルが選択されると、図3に示す切替ジャンルフラグテーブル5−1を参照し、選択された番組ジャンルの切替ジャンルフラグが「1」であるか否かを判断し(ステップS92)、切替ジャンルフラグが「1」、すなわち、切替有効ジャンルである場合には、当該切替ジャンルフラグを「0」、すなわち、切替無効ジャンルに設定する(ステップS94)。その後、メインルーチンに戻る。
一方、選択された番組ジャンルの切替ジャンルフラグが「0」、すなわち、切替無効ジャンルである場合には、当該切替ジャンルフラグを「1」、すなわち、切替有効ジャンルに設定する(ステップS96)。その後、メインルーチンに戻る。
また、設定操作が、音声切替設定操作でも、切替ジャンル設定操作でもない場合には、その他の設定操作であるか否かを判断し(ステップS98)、その他の設定操作である場合には、その他の設定処理を実行し(ステップS100)、その後、メインルーチンに戻る。一方、その他の設定処理でもない場合には、そのままメインルーチンに戻る。
上述した第1実施形態によれば、テレビ番組の視聴中に端末が閉じられたときは、音声出力を通常音声から字幕読み上げ音声(音声合成)に切り替えることで、携帯電話を閉じて映像が見られない間でも、放送内容を継続して把握することができる。
また、字幕の読上げ中は、字幕のデコードのみ行い、映像及び音声のデコード、メイン表示部6の表示を停止することにより、放送内容を継続して把握しつつ、消費電力を低減することができる。
また、視聴中の番組のジャンルに応じて声出力を通常音声から字幕読み上げ音声に切り替えるようにしたので、字幕読み上げに適した番組のみで自動切り替えすることできる。
また、番組のジャンル毎に、通常音声出力を字幕読み上げ音声(音声合成)で出力するか否かを設定可能としたので、より柔軟に字幕読み上げに切り替えることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態では、テレビ番組の視聴中に携帯電話が閉じられたとき、番組や内容によっては字幕読上げより通常の音声出力の方が分かりやすい場合もあるので、ユーザ操作により、字幕読上げと通常の音声出力とを切り替え可能としている。なお、携帯電話の構成は、図1に示す構成と同様であるので説明を省略する。
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。
図10は、本第2実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。まず、電源がオンにされたか否かを判断し(ステップS110)、電源がオンにされると、動作に必要なパラメータを初期化するなどの起動処理を行う(ステップS112)。次に、待ち受け画面を表示し(ステップS114)、テレビアプリケーションの起動操作があったか否かを判断する(ステップS116)。
そして、テレビアプリケーションの起動操作がない場合には、その他の操作があったか否かを判断し(ステップS118)、その他の操作があった場合には、その他の操作に対応する処理を実行し(ステップS120)、ステップS114の待ち受け画面に戻る。
一方、テレビアプリケーションの起動操作があった場合には、まず、現在受信中の番組映像をメイン表示部6に出力するとともに、通信音声をイヤホンジャック8−2に挿入されているイヤホンに出力する(ステップS122)。次に、携帯電話を閉じたか否かを判断し(ステップS124)、携帯電話が閉じられた場合には、ユーザにより音声出力切替操作があったか否かを判断する(ステップS126)。
そして、音声出力切替操作があった場合には、音声出力が通常音声であるか否かを判断し(ステップS128)、音声出力が通常音声であった場合には、現在視聴している放送データの中に字幕があるか否かを判断する(ステップS130)。そして、字幕がない場合には、音声出力を切り替えることなく、上述したステップS126に戻る。
一方、放送データの中に字幕がある場合には、字幕をデコード処理し(ステップS132)、デコードした字幕(文字コード)を合成音声に変換する字幕音声処理を実行し(ステップS134)、音声出力を上記合成音声で字幕を読み上げる字幕読み上げに切り替える(ステップS136)。
また、音声出力切替操作があった際に、音声出力が通常音声でなかった場合、すなわち、字幕を読み上げる字幕読み上げであった場合には、音声出力を通常音声に切り替える(ステップS138)。
いずれの場合も、音声出力を切り替えた後、携帯電話を開いたか否かを判断し(ステップS148)、携帯電話が開かれない場合には、ステップS126に戻って、現在の音声出力を継続して視聴を継続する一方、携帯電話が開かれた場合には、ステップS122に戻って、現在受信中の番組映像をメイン表示部6に出力するとともに、通信音声をイヤホンジャック8−2に挿入されているイヤホンに出力して視聴を継続させる。
また、テレビ番組の視聴中に、携帯電話が閉じられなかった場合(ステップS124のNO)、あるいは音声出力切替操作がなかった場合(ステップS126のNO)には、テレビアプリケーション終了操作があったか否かを判断する(ステップS140)。そして、テレビアプリケーション終了操作があった場合には、テレビアプリケーションを終了するテレビアプリケーション終了処理を実行し(ステップS142)、ステップS114の待ち受け画面に戻る。
一方、テレビアプリケーション終了操作がなかった場合には、その他の操作(音量調整など)があったか否かを判断する(ステップS144)。そして、その他の操作があった場合には、その他のテレビアプリケーション操作の処理を実行し(ステップS146)、ステップS120に戻り、テレビ番組の視聴を継続する。
上述した第2実施形態によれば、テレビ番組の視聴中に端末が閉じられたとき、ユーザ操作により、字幕読上げと通常の音声出力とを切り替え可能としているので、番組や内容に応じて、字幕読み上げか、通常の音声出力かをユーザが選択することができ、ユーザの状況や、番組のジャンルに応じてより柔軟に対応することができる。
なお、上述した実施形態においては、折り畳み形式の携帯電話についてのみ説明したが、これに限らず、あらゆる形式の携帯電話に適用することも可能である。折り畳み形式の場合には、携帯電話の開閉を、機械的、磁気的に検出することで、自動的に音声出力の切り替えを行うことができる。これに対して、折り畳み形式以外の携帯電話の場合には、そもそも携帯電話を「開閉」するという動作がない。
そこで、折り畳み形式以外の携帯電話の場合には、例えば、電車内でのテレビ放送の視聴において、電車を降りるときに、前述した第2実施形態で説明したように、ユーザが所定のボタンを押下するなど、音声出力の切り替えを指示するようにすればよい。このとき、携帯電話の開閉は検出されない。そして、所定の操作、すなわち、音声出力の切り替え指示操作を検出すると、映像のメイン表示部への表示を停止し、イヤホンへの音声出力を字幕読み上げに切り替えることで、放送内容を継続して把握することができる。
本発明の第1実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態において、記憶部5に記憶されている音声切替フラグと切替ジャンルフラグの状態とその意味を説明するための概念図である。 本第1実施形態において、記憶部5に記憶されている切替ジャンルテーブル5−1の状態を示す概念図である。 携帯電話を開いているときの動作状態の一例を示す模式図である。 携帯電話を閉じたときの動作状態の一例を示す模式図である。 本第1実施形態による携帯電話の動作(メインルーチン)を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話の動作(メインルーチン)を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話の端末閉処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による携帯電話の設定処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による携帯電話の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 テレビ受信部
2 通信部
3 操作部
4 開閉検出部
5 記憶部
6 メイン表示部
7 サブ表示部
8 音声出力部
8−1 スピーカ
8−2 イヤホンジャック
9 電話部
9−1 スピーカ
9−2 マイク
10 制御部
11 電源部

Claims (4)

  1. 開閉可能な携帯端末において、
    映像を表示する表示手段と、
    音声を出力する音声出力手段と、
    当該携帯端末の開閉を検出する開閉検出手段と、
    文字情報を伴うテレビ放送を受信するテレビ受信手段と、
    前記テレビ受信手段により受信されるテレビ放送の文字情報を合成音声に変換する音声変換手段と、
    前記テレビ受信手段により受信されるテレビ放送の現在視聴中の番組が属するジャンルを示すジャンル情報を取得する番組ジャンル情報取得手段と、
    前記開閉検出手段により当該携帯端末が開かれていることが検出された場合には、前記テレビ受信手段により受信されるテレビ放送の映像情報を前記表示手段で表示するとともに、前記テレビ放送の音声情報に基づく音声を前記音声出力手段で出力し、閉じられていることが検出された場合には、前記映像情報の前記表示手段への出力を中断すると共に、前記音声情報に基づく音声の前記音声出力手段による出力を前記音声変換手段により変換した文字情報に基づく合成音声に切り替える出力制御手段と
    前記番組ジャンル情報取得手段によって取得された現在視聴中の番組のジャンル情報に基づいて、前記出力制御手段による音声の出力切り替えを制御する音声切替制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記テレビ放送の番組のジャンル毎に、前記出力制御手段による音声の出力切り替えを行うか否かを示す切替ジャンルフラグを記憶する記憶手段を具備し、
    前記音声切替制御手段は、前記番組ジャンル情報取得手段によって取得された現在視聴中の番組のジャンル情報が示すジャンルに対応する、前記記憶手段の切替ジャンルフラグを参照し、該切替ジャンルフラグに基づいて、前記出力制御手段による音声の出力切り替えを制御することを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  3. 前記記憶手段に記憶されている切替ジャンルフラグの状態をユーザ指示に従って設定する設定手段を具備することを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  4. 開閉可能な携帯端末を制御するコンピュータに、
    映像を表示する表示機能、
    音声を出力する音声出力機能、
    当該携帯端末の開閉を検出する開閉検出機能、
    文字情報を伴うテレビ放送を受信するテレビ放送受信機能、
    前記テレビ放送受信機能によって受信されるテレビ放送の文字情報を合成音声に変換する音声変換機能、
    前記テレビ受信機能により受信されるテレビ放送の現在視聴中の番組が属するジャンルを示すジャンル情報を取得する番組ジャンル情報取得機能、
    前記開閉検出機能によって当該携帯端末が開かれていることが検出された場合には、前記テレビ放送受信機能によって受信されるテレビ放送の映像情報を前記表示機能で出力するとともに、前記テレビ放送の音声情報に基づく音声を前記音声出力機能で出力し、閉じられていることが検出された場合には、前記映像情報の前記表示機能への出力を中断すると共に、前記音声情報に基づく音声の前記音声出力機能での出力を前記文字情報に基づく合成音声に切り替える出力制御機能
    前記番組ジャンル情報取得機能によって取得された現在視聴中の番組のジャンル情報に基づいて、前記出力制御機能による音声の出力切り替えを制御する音声切替制御機能
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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