JP4943577B2 - Mis電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はSOI構造の半導体集積回路に係り、特に高速且つ高集積なSOI構造のショートチャネルのMIS電界効果トランジスタに関する。
従来、SOI構造のショートチャネルのMIS電界効果トランジスタに関しては、サイドウオールを利用したLDD構造のMIS電界効果トランジスタを周囲を絶縁膜で分離されたSOI基板に形成したもので、接合容量、空乏層容量、閾値電圧等を低減することにより高速化及び低電力化を計ったものであるが、一方、完全空乏型の薄膜のSOI基板に形成するため、ソースドレイン領域のコンタクト抵抗が増大すること及び各要素の抵抗の低減がなされていないこと等から微細化を計っている割には高速化が達成されていないこと、各要素のパターン寸法を微細化する以外に高集積化が達成されていないこと等の欠点があった。
そこで、さらなる高集積化が可能で、コンタクト抵抗を含む各要素の抵抗を低減でき、より高速化が達成できるSOI構造のMIS電界効果トランジスタを形成できる手段が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来のMIS電界効果トランジスタの模式側断面図で、貼り合わせSOIウエハーを使用して形成したSOI型のNチャネルのMIS電界効果トランジスタを含む半導体集積回路の一部を示しており、51はp型の第1のシリコン(Si)基板、52は貼り合わせ用酸化膜、53はp型の第2のシリコン基板(SOI基板)、54は素子分離領域形成用トレンチ及び埋め込み酸化膜、55はn型ソースドレイン領域、56はn+ 型ソースドレイン領域、57はゲート酸化膜(SiO2)、58はゲート電極、59は下地酸化膜、60はサイドウオール、61は不純物ブロック用酸化膜、62はPSG膜、63はバリアメタル(Ti/TiN )、64はプラグ(W)、65はバリアメタル(Ti/TiN )、66はAlCu配線、67はバリアメタル(Ti/TiN )を示している。
同図においては、p型の第1のシリコン基板51上に酸化膜52を介して貼り合わせられ、素子分離領域形成用トレンチ及び埋め込み酸化膜54により島状に絶縁分離された薄膜のp型の第2のシリコン基板(SOI基板)53が形成され、このp型の第2のシリコン基板(SOI基板)53にはサイドウオールによるNチャネルのLDD構造のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
したがって、周囲を絶縁膜で囲まれたソースドレイン領域を形成できることによる接合容量の低減、SOI基板を完全空乏化できることによる空乏層容量の低減及びサブスレッショルド特性を改善できることによる閾値電圧の低減等により通常のバルクウエハーに形成するMIS電界効果トランジスタからなる半導体集積回路に比較し、高速化及び低電力化が可能となる。しかし、SOI基板を完全空乏化させるため、かなりの薄膜化(0.1 μm程度)が必要で、コンタクトホール開孔時のPSG膜のエッチングの際、ソースドレイン領域を形成しているSOI基板がオーバーエッチングされ、ソースドレイン領域のコンタクト抵抗が増大してしまうこと、ソースドレイン領域及び他の要素の抵抗の低減ができないこと等によりショートチャネル化している割には高速化になっていないこと、MIS電界効果トランジスタを形成する各要素の寸法上の微細化以外にさらなる高集積化ができないこと等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来例に示されるように、高速性を改善したMIS電界効果トランジスタを得るためには完全空乏化させた薄膜のSOI基板が必要とされ、この薄膜化されたSOI基板にソースドレイン領域を形成するため、電極コンタクト窓開孔時の層間絶縁膜のエッチングの際、ソースドレイン領域を形成しているSOI基板がオーバーエッチングされることは避けられず、配線体とのコンタクトは取れるもののソースドレイン領域のコンタクト抵抗が増大してしまうこと、また容量の低減はできるものの薄層のソースドレイン領域の抵抗や他の要素の抵抗が低減できないこと等により微細化している割には高速化が達成できなかったこと及びMIS電界効果トランジスタを形成する各要素の寸法上の微細化以外にさらなる高集積化ができないこと等より、さらなる高速及び高集積を併せ持つSOI構造のMIS電界効果トランジスタを形成できなかったことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、島状に分離された半導体層(SOI基板)と、前記SOI基板の直上部にゲート絶縁膜を介し、前記SOI基板に自己整合して設けられたゲート電極と、概略前記ゲート電極直下部の、前記SOI基板の対向する2側面(チャネル長方向の2側面)に設けられたソースドレイン領域と、前記ゲート電極と絶縁分離し、前記ソースドレイン領域が設けられた前記SOI基板の2側面の一部に接して設けられた導電体と、前記導電体及び前記SOI基板の側面に周設されたフィールド絶縁膜と、前記導電体に接続された配線体とを備え、前記導電体及び前記フィールド絶縁膜の上面が同じ高さを有している本発明のMIS電界効果トランジスタによって解決される。
【0005】
【作 用】
即ち、本発明のMIS電界効果トランジスタにおいては、p型の第1のシリコン基板上に酸化膜を介して貼り合わせられ、素子分離領域(フィールド)形成用の第1のトレンチによりチャネル幅方向が画定され、素子分離領域(フィールド)形成用の第2のトレンチによりチャネル長方向が画定された微細なp型のSOI基板が設けられ、このp型のSOI基板の直上にはゲート酸化膜(SiO2/Ta2O5 )を介してバリアメタルを有するゲート電極が設けられ、またp型のSOI基板の対向する2側面(チャネル長方向の2側面)に設けられた低濃度及び高濃度のソースドレイン領域に一部を接して導電体(第1のピンプラグ)が設けられ、この導電体(第1のピンプラグ)上に自己整合して、導電体(第2のピンプラグ)が設けられ、上下にバリアメタルを有するAlCu配線に接続されており、導電体(第1のピンプラグ)及びp型のSOI基板の側面はフィールド酸化膜により囲まれている構造に形成された微細なSOI型のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
したがって、SOI基板の2側面(チャネル幅方向の2側面)を酸化膜を埋め込んだ第1のトレンチにより画定し、SOI基板の2側面(チャネル長方向の2側面)を酸化膜を埋め込んだ第2のトレンチにより画定でき、この微細なSOI基板にチャネル領域、低濃度のソースドレイン領域及び極めて微小な高濃度のソースドレイン領域を形成でき、且つゲート電極をゲート酸化膜を介してSOI基板直上に形成できるため(ゲート電極の配線体との接続部及び突き出し部を除く)及び酸化膜を埋め込んだ素子分離領域の第2のトレンチの一部に設けたピンプラグの側面接続により、高濃度のソースドレイン領域との接続をとることができるため、従来例に比較し、ソースドレイン領域の表面上の占有面積を必要としない構造に形成できるため、極めて微細なMIS電界効果トランジスタが形成でき、高集積化が可能となる。
またソースドレイン領域のコンタクト抵抗に影響されない完全空乏化した薄膜のSOI基板にMIS電界効果トランジスタを形成できるため、接合容量の低減(ほとんど零)、空乏層容量の除去、閾値電圧の低減及び微細なソースドレイン領域を形成できることによるソースドレイン領域の抵抗の低減も可能である。
また高誘電率を有するTa2O5 をゲート酸化膜として使用できるため、ゲート酸化膜の厚膜化が可能で、ゲート電極とSOI基板間の微小な電流リークの改善及びゲート容量の低減も可能である。
即ち、極めて高速、低電力、高信頼及び高集積な大規模半導体集積回路の形成を可能とする微細プラグ側面接続構造のMIS電界効果トランジスタ(ピンプラグ構造のMIS電界効果トランジスタと称する)を得ることができる。
【0006】
【実施例】
以下本発明を、図示実施例により具体的に説明する。
図1は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式平面図、図2は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式側断面図(図1のp−p矢視断面図)、図3は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式側断面図(図1のq−q矢視断面図)、図4は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第2の実施例の模式側断面図、図5は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第3の実施例の模式側断面図、図6は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第4の実施例の模式側断面図、図7〜図13は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図である。
全図を通じ同一対象物は同一符号で示す。側断面図における斜線は主要な絶縁膜のみに記載する。
図1〜図3は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例で、図1は模式平面図、図2は模式側断面図(図1のp−p矢視断面図、MIS電界効果トランジスタのチャネル長方向)、図3は模式側断面図(図1のq−q矢視断面図、MIS電界効果トランジスタのチャネル幅方向)で、貼り合わせSOIウエハーを利用して形成したSOI構造のNチャネルのMIS電界効果トランジスタを含む半導体集積回路の一部を示しており、1は1015cm-3程度のp型の第1のシリコン基板、2は500nm 程度の貼り合わせ用酸化膜(SiO2)、3は厚さ100 nm程度のp型の第2のシリコン基板(SOI基板)、4a は素子分離領域(フィールド)形成用の第1のトレンチ(チャネル幅方向を画定)及び埋め込み酸化膜(SiO2)、4b は素子分離領域(フィールド)形成用の第2のトレンチ(チャネル長方向を画定)及び埋め込み酸化膜(SiO2)、5は1017cm-3程度のn型ソースドレイン領域、6は1020cm-3程度のn+ 型ソースドレイン領域、7a は100nm 角程度の第1のピンプラグ(化学気相成長タングステン膜)、7b は100nm 角程度の第2のピンプラグ(選択化学気相成長タングステン膜)、8は15nm程度のゲート酸化膜(SiO2/Ta2O5 )、9は20nm程度のバリアメタル(TiN )、10はゲート長0.2μm 程度のゲート電極(Al)、11は埋め込み酸化膜(SiO2)、12は20nm程度のバリアメタル(TiN )、13は0.8μm 程度の燐珪酸ガラス(PSG )膜、14は50nm程度のバリアメタル(Ti/TiN )、15はプラグ(W)、16は50nm程度のバリアメタル(Ti/TiN )、17は0.8μm 程度のAlCu配線、18は50nm程度のバリアメタル(Ti/TiN )を示している。
図1においては、本願発明の第1の実施例であるピンプラグ構造のMIS電界効果トランジスタの平面図が示され、素子分離領域(フィールド)形成用の第1のトレンチ4a によりチャネル幅方向が画定され、素子分離領域(フィールド)形成用の第2のトレンチ4b によりチャネル長方向が画定されており、ゲート電極10直下には図示されていないが、両側にn型及びn+ 型ソースドレイン領域(5、6)が設けられている。酸化膜が埋め込まれた第2のトレンチ4b の一部には導電体7b (第2のピンプラグ、直下部に第1のピンプラグ7a も設けられている)が設けられ、ゲート電極10直下のn+ 型ソースドレイン領域6(図示せず)に側面接続している導電体7b (第2のピンプラグ)にAlCu配線17(ソースドレイン領域用配線)が接続されている。ここで微細な導電体7b どうしは自己整合して形成されるが、導電体7b に接続されるAlCu配線17は間隔が必要なため、チャネル幅方向にずらして形成されている。(図2ではp−p矢視断面図を示すために、右側のピンプラグは記載されていない。)
図2(図1のp−p矢視断面図)においては、p型の第1のシリコン基板1上に酸化膜2を介して貼り合わせられ、素子分離領域(フィールド)形成用の第2のトレンチ4b により画定された微細なp型のSOI基板3が設けられ、このp型のSOI基板3の直上にはゲート酸化膜(SiO2/Ta2O5 )8を介して設けられたバリアメタル(TiN )9を有するゲート電極(Al)10が設けられ、またp型のSOI基板3の対向する2側面(チャネル長方向の2側面)に設けられたn型及びn+ 型ソースドレイン領域(5、6)に一部を接して導電体7a (第1のピンプラグ)が設けられ、この導電体7a (第1のピンプラグ)上に自己整合して、導電体7b (第2のピンプラグ)が設けられ、上下にバリアメタル(Ti/TiN )(16、18)を有するAlCu配線17に接続されており、導電体7a (第1のピンプラグ)及びp型のSOI基板3の側面はフィールド酸化膜4b により囲まれている構造に形成されたSOI型のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
図3(図1のq−q矢視断面図)においては、p型の第1のシリコン基板1上に酸化膜2を介して貼り合わせられ、素子分離領域(フィールド)形成用の第1のトレンチ4a により画定されたp型のSOI基板3が設けられ、このp型のSOI基板3上にはゲート酸化膜(SiO2/Ta2O5 )8を介してバリアメタル(TiN )9を有するゲート電極(Al)10が設けられ、このゲート電極(Al)10上の一部に設けられたバリアメタル(Ti/TiN )14を有するプラグ15を介して、上下にバリアメタル(Ti/TiN )(16、18)を有するAlCu配線17に接続されている。
本願発明のピンプラグ(極めて微細なプラグという意味)は
(1)SOI基板(側面にソースドレイン領域が形成されている)のチャネル長方向を画定した第2のトレンチに、一旦埋め込んだ導電膜のうち、SOI基板に側面接続する一部の導電膜をエッチングにより残し、第1のピンプラグを形成する第1段階と、
(2)第1のピンプラグ以外の導電膜が除去された第2のトレンチに、素子分離用の酸化膜を平坦に埋め込む第2段階と、
(3)SOI基板直上にゲート酸化膜を介して、上部に酸化膜を有するゲート電極を平坦に形成する第3段階と、
(4)平坦化された酸化膜中に露出した第1のピンプラグ上のみに選択化学気相成長導電膜を成長(柱状になる)し、第2のピンプラグを形成する第4段階と、
(5)第2のピンプラグの側壁のみにバリアメタルを形成する第5段階と、
(6)全面に層間絶縁膜を積層し、化学的機械研磨(CMP)することにより、表面が露出した第2のピンプラグを含む層間絶縁膜を平坦に形成する第6段階と、
(7)第2のピンプラグ上に配線体を形成する第7段階
とからなり、絶縁膜中に開孔した微細なコンタクトホール(100nm 角以下)を導電膜で埋め込む工程(均一な埋め込みはできないと思われる)を使用せずに微細なピンプラグを形成したものである。
したがって、SOI基板の2側面(チャネル幅方向の2側面)を酸化膜を埋め込んだ第1のトレンチにより画定し、SOI基板の2側面(チャネル長方向の2側面)を酸化膜を埋め込んだ第2のトレンチにより画定でき、この微細なSOI基板にチャネル領域、低濃度のソースドレイン領域及び極めて微小な高濃度のソースドレイン領域を形成でき、且つゲート電極をゲート酸化膜を介して、SOI基板直上に形成できるため(ゲート電極の配線体との接続部及び突き出し部を除く)及び酸化膜を埋め込んだ素子分離領域の第2のトレンチの一部に設けたピンプラグの側面接続により、高濃度のソースドレイン領域との接続をとることができるため、従来例に比較し、ソースドレイン領域の表面上の占有面積を必要としない構造に形成できるため、極めて微細なMIS電界効果トランジスタが形成でき、高集積化が可能となる。
またソースドレイン領域のコンタクト抵抗に影響されない完全空乏化した薄膜のSOI基板にMIS電界効果トランジスタを形成できることによる接合容量の低減(ほとんど零)、空乏層容量の除去、閾値電圧の低減、微細なソースドレイン領域を形成できることによるソースドレイン領域の抵抗の低減及びソースドレイン領域形成後に低融点金属のゲート電極を形成できることによるゲート電極の抵抗の低減も可能である。
また高誘電率を有するTa2O5 をゲート酸化膜として使用できるため、ゲート酸化膜の厚膜化が可能で、ゲート電極とSOI基板間の微小な電流リークの改善及びゲート容量の低減も可能である。
この結果、高速、低電力、高信頼及び高集積を併せ持つピンプラグ構造のSOI型のMIS電界効果トランジスタを得ることができる。
【0007】
図4は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第2の実施例で、貼り合わせSOIウエハーを利用して形成したSOI構造のNチャネルのMIS電界効果トランジスタを含む半導体集積回路の一部を示しており、1〜3、4b 、5〜13、16〜18は図2と同じ物を、19はバリアメタル(TiN )を示している。
同図においては、p型のSOI基板3と接する側の導電体7a (第1のピンプラグ)の側壁にもバリアメタル19が設けられている以外は第1の実施例と同じ構造のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
本実施例においても第1の実施例の効果を可能にすることができる。
【0008】
図5は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第3の実施例で、貼り合わせSOIウエハーを利用して形成したSOI構造のNチャネルのMIS電界効果トランジスタを含む半導体集積回路の一部を示しており、1〜3、4b 、5〜7b 、12、13、16〜18は図2と同じ物を、20はゲート酸化膜(SiO2)、21はゲート電極(PolySi/WSi)、22は酸化膜(SiO2)、23は下地酸化膜(SiO2)、24はサイドウオール(SiO2)を示している。
同図においては、p型のSOI基板3に、ゲート電極(PolySi/WSi)21に自己整合してn型のソースドレイン領域を形成し、サイドウオール24に自己整合してn+ 型のソースドレイン領域を形成していること及びサイドウオール24の幅があるため、同じ側断面に記載できるように、n+ 型のソースドレイン領域の両側に第1及び第2のピンプラグを形成している以外はほぼ第1の実施例と同じ構造のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
本実施例においては、慣例的なサイドウオールによるLDD構造のMIS電界効果トランジスタにおいても、ゲート電極の抵抗の低減はできないが、それ以外はほぼ第1の実施例と同様の効果を得ることが可能である。
【0009】
図6は本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第4の実施例で、p型のシリコン基板1に形成したNチャネルのMIS電界効果トランジスタを含む半導体集積回路の一部を示しており、1、4b 〜13、16〜18は図2と同じ物を示している。
同図においては、p型のSOI基板ではなく、p型のシリコン基板1にピンプラグのMIS電界効果トランジスタを形成している以外はほぼ第1の実施例と同じ構造のMIS電界効果トランジスタが形成されている。
本実施例においては、p型のSOI基板ではなく、p型のシリコン基板1にも本願発明の高集積なピンプラグ構造のMIS電界効果トランジスタを形成でき、SOI構造特有の接合容量及び空乏層容量の低減はできないが、それ以外はほぼ第1の実施例と同様の効果を得ることが可能である。
なお本願発明は上記説明に限定されることなく、例えば、ゲート電極は通常のポリサイドゲート(polySi/WSi)でもよく、第1のピンプラグはソースドレイン領域と同一導電型の不純物が導入されたpolySi膜でもよく、不純物からなるソースドレイン領域の形成は、低濃度領域を含まない高濃度のみからなるソースドレイン領域(特にPチャネルのMIS電界効果トランジスタの場合)を形成してもよい。またNチャネルのMIS電界効果トランジスタばかりでなく、PチャネルのMIS電界効果トランジスタを形成しても、あるいはC−MOSを形成してもよい。またSOIウエハーとして貼り合わせウエハーを使用した場合について説明したが、本発明はSOIウエハーの形成方法には限定されず、どのような方法を用いてSOI構造を形成しても本発明は成立する。
【0010】
次いで本発明に係るMIS電界効果トランジスタの製造方法の一実施例について図7〜図13及び図2を参照して説明する。ただし、ここでは本発明のMIS電界効果トランジスタの形成に関する製造方法のみを記述し、一般の半導体集積回路に搭載される各種の素子(他のトランジスタ、抵抗、容量等)の形成に関する製造方法の記述は省略する。
図7
p型の第1のシリコン基板1上に500nm 程度の酸化膜2を介して貼り合わせられた100nm 程度のp型の第2のシリコン基板3(p型のSOI基板)からなる貼り合わせウエハーに化学気相成長により、5nm程度の酸化膜(SiO2)25、250nm 程度の窒化膜(Si3N4) 26を順次成長する。次いで通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)をマスク層として、窒化膜26及び酸化膜21を選択的に異方性ドライエッチングし、素子分離領域形成用の第1のトレンチ4a (チャネル幅方向を画定、図示せず)を形成する。次いでレジスト(図示せず)を除去する。次いで化学気相成長酸化膜(SiO2)を成長し、化学的機械研磨(CMP)して、素子分離領域形成用の第1のトレンチ4a に埋め込む。(図示せず)次いで通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)及び第1のトレンチ素子分離領域形成用の酸化膜4a をマスク層として、窒化膜26を選択的に異方性ドライエッチングし、素子分離領域形成用の第2のトレンチ4b (チャネル長方向を画定)形成用の開孔部を形成する。
図8
次いで開孔部のp型のSOI基板3に燐をイオン注入する。連続して、開孔部のp型のSOI基板3に砒素をイオン注入する。次いでレジスト(図示せず)を除去する。次いでp型のSOI基板3に硼素をイオン注入し、閾値電圧の制御をおこなう。次いで 900℃程度のN2アニールを加えることにより、燐と砒素の拡散係数の差により横方向拡散の制御がおこなわれたn+ 型ソースドレイン領域6及びn型ソースドレイン領域5を形成する。(燐と砒素の横方向拡散の制御を別々の熱処理によりおこなってもよい。)次いで開孔部の酸化膜25及びp型のSOI基板3を順次異方性ドライエッチングし、素子分離領域形成用の第2のトレンチ4b (チャネル長方向を画定)を形成する。
図9
次いで化学気相成長により、タングステン膜(W)を成長する。次いで化学的機械研磨(CMP)し、素子分離領域形成用の第2のトレンチ4b にタングステン膜(W)を埋め込む。次いで通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)、第1のトレンチ素子分離領域形成用の酸化膜4a 及び窒化膜26をマスク層として、タングステン膜を選択的に異方性ドライエッチングし、第1のピンプラグ7a を形成する。次いでレジスト(図示せず)を除去する。
図10
次いで化学気相成長酸化膜(SiO2)を成長し、化学的機械研磨(CMP)して、再び開孔した素子分離領域形成用の第2のトレンチ4b に埋め込み、素子分離領域を完成する。
図11
次いで通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)をマスク層として、第1のトレンチ素子分離領域形成用の酸化膜4a (ゲート電極の配線体との接続部及び突き出し部 250 nm程度)を異方性ドライエッチングする。次いでレジスト(図示せず)を除去する。次いで残された窒化膜26及び酸化膜25を異方性ドライエッチングする。次いで15nm程度のゲート酸化膜8(SiO2/Ta2O5 )を成長する。次いで20nm程度のバリアメタル(TiN )9及びゲート電極となるAl10を成長する。次いで化学的機械研磨(CMP)によりAl及びバリアメタル(TiN )を研磨し、ゲート電極用の開孔に埋め込む。次いでAl及びバリアメタル(TiN )を50nm程度異方性ドライエッチングする。次いで化学気相成長酸化膜(SiO2)11を成長し、化学的機械研磨(CMP)して、Al及びバリアメタル(TiN )上のゲート電極用の開孔に平坦に埋め込む。
図12
次いで平坦な酸化膜(第1のトレンチ素子分離領域形成用の酸化膜4a 、第2のトレンチ素子分離領域形成用の酸化膜4b 及びゲート電極用の開孔埋め込み酸化膜11)中に表面が露出した第1のピンプラグ7a 上にのみ第2のピンプラグ7b となる選択化学気相成長タングステン膜を0.8μm 程度成長する。次いでバリアメタル(TiN )を全面に成長する。次いで、異方性ドライエッチングし、第2のピンプラグ7b の側壁にのみバリアメタル(TiN )を残す。
図13
次いで化学気相成長により、0.8μm 程度の燐珪酸ガラス(PSG )膜13を成長する。次いで化学的機械研磨(CMP)して、第2のピンプラグ7b を有する平坦な燐珪酸ガラス(PSG )膜13を形成する。以後チャネル幅方向なので図示はされていないが(チャネル幅方向の図3参照)、通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)をマスク層として、PSG膜11を選択的に異方性ドライエッチングして、ゲート電極の配線体との接続部にコンタクトホールを開孔する。次いでレジスト(図示せず)を除去する。次いでスパッタにより、バリアメタルとなるTi、TiN 14を順次成長する。次いで化学気相成長により全面にタングステン膜(W)を成長する。次いで化学的機械研磨(CMP)によりコンタクトホールに埋め込み、プラグ(W)15を形成する。
図2
次いでスパッタにより、バリアメタルとなるTi、TiN 16を順次成長する。次いでスパッタにより、配線となるAl(数%のCuを含む)17を0.8μm 程度成長する。次いでスパッタにより、バリアメタルとなるTi、TiN 18を順次成長する。次いで通常のフォトリソグラフィー技術を利用し、レジスト(図示せず)をマスク層として、バリアメタル(Ti/TiN )18、Al(数%のCuを含む)17及びバリアメタル(Ti/TiN )16を異方性ドライエッチングしてAlCu配線17を形成し、本願発明のMIS電界効果トランジスタを完成する。
なお上記製造方法において、第2のトレンチ素子分離領域(チャネル長方向を画定)に一旦タングステン膜を埋め込み、このタングステン膜の一部を異方性ドライエッチングにより残し、第1のピンプラグを形成し、開孔部に酸化膜を埋め込み素子分離領域(フィールド)を形成しているが、酸化膜中に形成する100nm 角程度の開孔(アスペクト比4程度)に導電膜を均一に埋め込めれば(第1のピンプラグとなる)、酸化膜を埋め込んだ第2のトレンチ素子分離領域の一部に微細な開孔を設け、導電膜を埋め込んで第1のピンプラグを形成してもよい。
【0011】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、第1のシリコン基板上に酸化膜を介して貼り合わせられ、素子分離領域形成用の第1のトレンチによりチャネル幅方向が画定され、素子分離領域形成用の第2のトレンチによりチャネル長方向が画定された微細なSOI基板が設けられ、このSOI基板の直上にはゲート酸化膜を介して設けられたゲート電極が設けられ、またSOI基板のチャネル長方向の2側面に設けられた低濃度及び高濃度のソースドレイン領域に一部を接してピンプラグが設けられ、このピンプラグに配線体が接続され、ピンプラグ及びSOI基板の側面はフィールド酸化膜により絶縁分離された構造に形成された微細なMIS電界効果トランジスタを形成できる。
したがって、SOI基板のチャネル幅方向の2側面を酸化膜を埋め込んだ第1のトレンチにより画定し、SOI基板のチャネル長方向の2側面を酸化膜を埋め込んだ第2のトレンチにより画定でき、この微細なSOI基板にチャネル領域、低濃度のソースドレイン領域及び極めて微小な高濃度のソースドレイン領域を形成でき、且つゲート電極をゲート酸化膜を介して、SOI基板直上に形成できること及び酸化膜を埋め込んだ素子分離領域の第2のトレンチの一部に設けたピンプラグの側面接続により、高濃度のソースドレイン領域との接続をとることができること等により、ソースドレイン領域の表面上の占有面積を必要としない構造に形成できるため、極めて微細なMIS電界効果トランジスタが形成でき、高集積化が可能となる。
またソースドレイン領域のコンタクト抵抗に影響されない完全空乏化した薄膜のSOI基板にMIS電界効果トランジスタを形成できるため、接合容量の低減(ほとんど零)、空乏層容量の除去、閾値電圧の低減及び微細なソースドレイン領域を形成できることによるソースドレイン領域の抵抗の低減も可能である。
また高誘電率を有するTa2O5 をゲート酸化膜として使用できるため、ゲート酸化膜の厚膜化が可能で、ゲート電極とSOI基板間の微小な電流リークの改善及びゲート容量の低減も可能である。
即ち、極めて高速、低電力、高信頼及び高集積な大規模半導体集積回路の形成を可能とするピンプラグ構造のMIS電界効果トランジスタを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式平面図
【図2】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式側断面図(図1のp−p矢視断面図)
【図3】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第1の実施例の模式側断面図(図1のq−q矢視断面図)
【図4】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第2の実施例の模式側断面図
【図5】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第3の実施例の模式側断面図
【図6】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける第4の実施例の模式側断面図
【図7】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図8】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図9】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図10】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図11】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図12】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図13】 本発明のMIS電界効果トランジスタにおける製造方法の一実施例の工程断面図
【図14】 従来のMIS電界効果トランジスタの模式側断面図
【符号の説明】
1 p型の第1のシリコン基板
2 貼り合わせ用酸化膜(SiO2)
3 p型の第2のシリコン基板(p型のSOI基板)
4a 素子分離領域(フィールド)形成用の第1のトレンチ(チャネル幅方向を画定)及び埋め込み酸化膜(SiO2)
4b 素子分離領域(フィールド)形成用の第2のトレンチ(チャネル長方向を画定)及び埋め込み酸化膜(SiO2)
5 n型ソースドレイン領域
6 n+ 型ソースドレイン領域
7a 第1のピンプラグ(化学気相成長タングステン膜)
7b 第2のピンプラグ(選択化学気相成長タングステン膜)
8 ゲート酸化膜(SiO2/Ta2O5 )
9 バリアメタル(TiN )
10 ゲート電極(Al)
11 埋め込み酸化膜(SiO2)
12 バリアメタル(TiN )
13 燐珪酸ガラス(PSG )膜
14 バリアメタル(Ti/TiN )
15 プラグ(W)
16 バリアメタル(Ti/TiN )
17 AlCu配線
18 バリアメタル(Ti/TiN )
19 バリアメタル(TiN )
20 ゲート酸化膜(SiO2)
21 ゲート電極(PolySi/WSi)
22 酸化膜(SiO2)
23 下地酸化膜(SiO2)
24 サイドウオール(SiO2)
25 酸化膜(SiO2)
26 窒化膜(Si3N4)
Claims (3)
- 一導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、島状に分離された半導体層(SOI基板)と、前記SOI基板の直上部にゲート絶縁膜を介し、前記SOI基板に自己整合して設けられたゲート電極と、概略前記ゲート電極直下部の、前記SOI基板の対向する2側面(チャネル長方向の2側面)に設けられたソースドレイン領域と、前記ゲート電極と絶縁分離し、前記ソースドレイン領域が設けられた前記SOI基板の2側面の一部に接して設けられた導電体と、前記導電体及び前記SOI基板の側面に周設されたフィールド絶縁膜と、前記導電体に接続された配線体とを備え、前記導電体及び前記フィールド絶縁膜の上面が同じ高さを有していることを特徴とするMIS電界効果トランジスタ。
- 前記配線体の一部が、前記導電体に自己整合し、前記導電体直上部に設けられた、全側面にバリアメタルを有する第2の導電体からなることを特徴とする特許請求の範囲請求項1記載のMIS電界効果トランジスタ。
- 半導体基板上に形成された絶縁膜の一部に導電領域が露出されている半導体装置において、前記絶縁膜と概略平坦に形成された前記導電領域上に選択化学気相成長導電膜を形成する工程と、前記導電膜を含む全面にバリアメタルを形成する工程と、前記バリアメタルを異方性エッチングし、前記導電膜の側壁にのみバリアメタルを残す工程と、全面に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜を化学的機械研磨し、前記層間絶縁膜及び側壁にバリアメタルを有する前記導電膜を平坦化する工程と、側壁にバリアメタルを有する前記導電膜上に配線体を形成する工程とを含むことを特徴とするMIS電界効果トランジスタの配線の製造方法。
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