JP4942865B2 - ディスクブレーキ装置及びそのための帯状弾性装置 - Google Patents
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Description
本発明は、自動車に特に適するディスクブレーキ装置に関する。
【0002】
より詳細には、本発明は、摺動ディスクに連結された固定キャリパを包含する、自動車に特に適するディスクブレーキ装置に関する。
【0003】
周知のように、ブレーキ装置は、車両の運動エネルギーを熱エネルギーに変換しながら、車両又は一般に移動物体を減速又は停止させることができる装置である。
【0004】
電動車及び自動車の両方に用いられるブレーキ装置の或る型式は、鋼製のブレーキディスクと、このブレーキディスクを跨いで作動し、関節連結されたスピンドル又はハブホルダーに固定され、一般に“パッド”と称する制動ガスケットを設けたキャリパとによって構成されたものである。
【0005】
ブレーキディスクは、制動面を設けた制動帯域と、ホイールアクスルに連結されるベル又はハブとを備えている。
【0006】
適宜作動されるキャリパは、パッドを制動帯域に対して押圧し、ブレーキディスクの制動帯域とパッドとの摩擦によって制動作用が生じる。
【0007】
周知のように、従来のブレーキ装置は、ベル又はハブと、ブレーキパッドに作用してこれらを制動面に対して押圧する対向ピストンを設けた固定キャリパ本体とを一体にした固定ディスクブレーキから成る型式、あるいは、固定キャリパと浮動ディスク又は浮動キャリパと固定ディスクから成る型式のものである。
【0008】
ブレーキ装置の第1の型式では、ディスクのブレーキパッドへの連結が幾何学的に難しく、十分な調整及び自己整合を実現することができない。ブレーキ装置の第2の型式では、代わりに、ブレーキディスクとブレーキパッドとの軸線方向自己整合が浮動ディスクあるいは浮動キャリパによって可能となる。
【0009】
固定キャリパと浮動ディスクを備えたブレーキ装置では、制動帯域、すなわちブレーキパッドが摩擦作用を発揮する対向した平行な面をもつディスクは、ホイールハブに一体ではないが、限定された軸線方向変位と、摩擦発生熱により生じる加熱のために半径方向膨脹とを許容する可動連結部によって、共軸整合状態でこのホイールハブに係合する。この連結部は、軸線方向弾性変形カップ状弾性装置を介在してハブ内に係合する心出しブッシュと、浮動ディスクに形成した半径方向スロットとの相互係合によって得られる。
【0010】
前記弾性装置は、制動の時点でのみブレーキパッドの間でのブレーキディスクの一時的な軸線方向整合を可能にするが、この整合は、制動作用の終期で休止位置に戻ったときに消失する。
【0011】
厳しい製造及び組立公差を実行する一方で、制動帯域の不可避の軸線方向振動と一緒になったこの影響は、たとえブレーキが作動されていなくても、ブレーキディスクとパッドとの不連続クリープ接触を起こすことがあり得、制動中、ジャダーとして知られている振動現象の発生の可能性及び偏摩耗が確実となる。さらに、この現象は偏摩耗状態を強め、最終的にはブレーキディスクを交換する必要性を早めることとなる。
【0012】
浮動キャリパと固定ディスクを備えたブレーキ装置では、パッドとブレーキディスクとの正しい軸線方向自己センタリングは、目盛定めされたガイドを介してキャリパ支持体の適宜のシートに組付けたキャリパが軸線方向に摺動できることにより可能である。
【0013】
これらのブレーキ装置は、それらの支持体に沿うキャリパの摺動困難性に関連する機能的問題を呈しており、この欠点は“引きずり作用”として知られている。
【0014】
本発明の目的は、周知のディスクブレーキ装置の上記欠点を解消することにある。
【0015】
より詳細には、本発明の目的は、振動現象から免れ、“引きずり作用”を呈さないようにした、自動車に特に適するディスクブレーキ装置を提供することにある。
【0016】
本発明の更なる目的は、信頼性があり、容易且つ経済的に実現でき、しかも、例えばスポークホイールをもったモトクロス用又は耐久用オートバイのように、ホイール側面の全体寸法が重要である場合にも適用できるように、減少した寸法を有するディスクブレーキ装置を提供することにある。
【0017】
より一般的な様相から、本発明は、下記説明から明らかなように、軸線方向に摺動するブレーキディスクと、ブレーキディスクの制動面に対して第1ブレーキパッドを作用させる装置を一側にのみ設けた固定ブレーキキャリパと、第1ブレーキパッドとは反対側の第2固定ブレーキパッドとを包含するブレーキ装置によって、これら及び他の目的を達成することができる。
【0018】
従って、本発明の目的は、ホイールハブに共軸的に連結され対向する制動面をもつ制動帯域を設けたブレーキディスクと、前記対向する制動面に一致して位置されキャリパにより前記制動面に対して作用される2つの対向したブレーキパッドとを包含するブレーキ装置において、ブレーキディスクが可動連結部によってホイールハブに軸線方向に連結され、一方のブレーキパッドが固定であり、他方のブレーキパッドが可動で、固定のキャリパによって作用され、ブレーキディスクが等間隔の半径方向スロットを設け、ホイールハブが、スロットの寸法よりも小さい寸法のボスを設け、ブレーキディスクとホイールハブとの間の可動連結部が、帯状弾性装置を介しボスを対応する半径方向スロット内に挿入することで得られ、前記帯状弾性装置が、平らな部分、対向するアーチ状の部分及び中間の湾曲部分により形成される第1の帯状弾性部分と、平らな部分の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らな部分と一体部分をなし、締着装置及び平らな部分に対して突出する横方向部分を設けているフランジ形状の第2の固定部分とを包含することを特徴とするディスクブレーキ装置を提供することにある。
【0019】
走行中、ブレーキ装置が作動されていないとき、ブレーキディスクはホイールハブに沿って軸線方向に摺動できるので、ブレーキパッドの間で完全にセンタリングされて位置する。ブレーキ装置が作動しているとき、可動ブレーキパッドは固定キャリパのシリンダ・ピストン装置によってブレーキディスクの制動面に対して押圧される。結果として、ブレーキディスクは第2の固定ブレーキパッドに対して押圧され、一度接触が起こると、2つの対向するブレーキパッドによって略同じ態様で制動作用が生じるようになる。
【0020】
ブレーキディスクが軸線方向に摺動できることは、固定パッドの摩耗の自動補償を可能にする。
【0021】
従って、本発明のブレーキ装置の作動概念は、パッドに発揮される力が対向するピストンによって発揮されるのではないので、固定キャリパを備えたブレーキ装置とは異なるとともに、ピストンとは反対のブレーキディスクの側面の反力がキャリパ本体の移動により得られるような浮動キャリパを備えたブレーキ装置とも異なる。
【0022】
ブレーキディスクはホイールハブと共軸で、可動連結部によってホイールハブに連結され、この可動連結部は、帯状弾性装置を介在してブレーキディスクの半径方向スロット内にボスを係合することによって得られる。
【0023】
本発明の目的でもある帯状弾性装置は、
ホイールハブのボスの平坦面とブレーキディスクの半径方向スロットの携行面との間に介装された平らな端部分、携行面とは反対のディスクスロットの側面に密接係合する対向するアーチ状端部分及び中間の湾曲部分を有する第1の帯状弾性部分と、
第1の弾性部分と一体をなし、前記平らな端部分に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、締着装置及びブレーキディスクの軸線方向行程を停止するための突出部を少なくとも設けているフランジ形状の第2の固定部分と
を包含する。
【0024】
第1の弾性部分は略U形状又はC形状であってよい。
【0025】
第2の固定部分は第1の弾性部分の平らな端部分に連結されて一体をなし、アーチ状端部分の端部あるいは中間の湾曲部分に向かって延びている。
【0026】
弾性装置の弾性は、半径方向スロットとホイールボスとの間の円周方向間隙を補償でき、制動帯域の制動中携行面における安定した接触を確実にする。円周方向に指向し弾性装置により半径方向スロットに発揮される力は、摩擦により、実制動段階中また解放段階中にとる定位置に制動帯域を永続させることを確実にする。
【0027】
ディスクとホイールハブとの可動連結部は、車両の運動エネルギーにおける制動帯域とパッドとの摩耗散逸により発生される熱によって起こるブレーキディスクの正しい半径方向熱膨張を許容し、また、ブレーキディスクを跨いで作用するパッドの間でのブレーキディスクの正しい且つ持続したセンタリングを確保する。また、パッドの摩耗状態が進むにつれて調整を可能にできるように、十分に長い間隔でセンタリング位置を変化できることを保証している。
【0028】
パッドの間での制動帯域の正しい軸線方向センタリングは、解放時に動的に起こる間隙がブレーキパッドの間でのクリープ接触を防止し、従って振動現象の発生を回避する。さらに、弾性装置の存在は、常に半径方向スロットの携行面との接触において、ブレーキディスクの正しい角度位置を定める。鋼製ブレーキディスクとアルミニウム製ホイールボスとの間に弾性装置を配置することは、これら2つの要素の直接接触を排除し、従って前記ホイールボスの早計な摩耗現象の発生を防止する。
【0029】
本発明のブレーキ装置は、固定キャリパ及び浮動キャリパのそれぞれで通常得られる利点を同時に得ることができる。事実、周知の固定キャリパブレーキ装置に対し、本発明のブレーキ装置は、他の特徴は同じであるが、スポークホイールをもったモトクロス用又は耐久用オートバイの場合のように、全体寸法の観点から重要である適用に特に適するように減少した寸法、及び高い走行ディスク温度を許容する。
【0030】
ブレーキパッドの作動面の間でのブレーキパッドの正しい軸線方向センタリングがキャリパの軸線方向摺動により得られるようにした浮動キャリパブレーキ装置に対し、本発明のブレーキ装置は、キャリパ本体と支持体との間の摺動連結に関連した起こり得る機能的問題(引きずり作用)を排除することができる。
【0031】
本発明のブレーキ装置の構造的及び機能的特徴は、非限定的な例として好適な実施例を示した添付図面を参照して、下記説明から良く理解されよう。
【0032】
特に図に関して、図1〜6は、アーム型A又はスポーク型Bの自動車用ホイールを示しており、ホイールのキャンバアングル2内に収蔵された本発明のディスクブレーキ装置1が設けられている。
【0033】
ブレーキ装置は、好適には鋼製のブレーキディスク3と、ブレーキディスク3に跨がって位置されたキャリパ本体4とを包含しており、このキャリパ本体は、前記ブレーキディスク3の両側に位置された2つのブレーキパッド5,6を備え、ブレーキパッドの一方は固定され、他方は可動である。
【0034】
ブレーキディスク3は、対向する制動面をもつ制動帯域3aと、内方環状面に沿ってホイールハブ8に固定するための等間隔の半径方向スロット7とを設けている。半径方向スロットの数は重要ではなく、好適には2〜12の範囲でよい。
【0035】
半径方向スロットは、図3,5(A),5(B),13,14及び15に示されているように閉鎖型式(7)でもよいし、図11及び12に示されているように、ブレーキディスク3の軸に対面する側面を開放した型式(7a)でもよい。
【0036】
ホイールハブ8は、好適にはアルミニウム合金のようなホイールハブと同じ材料で、スロット7,7aの数と同じ数ではあるがこのスロット内に挿入されるように小さい寸法に作られたボス9を設けている。
【0037】
ブレーキディスク3は、後述するような適宜形造られた外形を有する帯状弾性装置10を介して、ボス9を対応する半径方向スロット7,7a内に挿入することで、ホイールハブ8に摺動可能に連結される。
【0038】
キャリパ本体4はブレーキディスク3に跨がって位置され、例えばねじ23のような接続部によって自動車のフォーク18に固定される。キャリパ本体4は、その内部に、ホイールA,Bのキャンバアングル2内に位置する内側で固定ブレーキパッド6を、またその反対の外側でシリンダ・ピストン装置及びピストン20の自由端部に近接して位置された可動ブレーキパッド5を備えている。固定ブレーキパッド6と可動ブレーキパッド5の両方は、制動帯域3aの2つの対向する制動面にそれぞれ対応して位置されている。
【0039】
ピストン20の作動は可動ブレーキパッド5を制動帯域3aの一方の制動面に対して押圧するとともに、この制動帯域を固定ブレーキパッド6の面に対して押圧して、制動中対向するパッド5,6の間でブレーキディスク3の制動帯域3aの正しい且つ持続した軸線方向センタリングを確保する。
【0040】
図7,8及び9,10は、本発明の目的でもある帯状弾性装置10,10′の2つの可能な実施例をそれぞれ示している。
【0041】
図7及び8に関し、帯状弾性装置10は、
平らなアーム12、対向するアーチ状外形のアーム13及び中間の湾曲部分11により形成される略U形状の第1の帯状弾性部分と、
平らなアーム12の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らなアームと一体部分をなすフランジ形状の第2の固定部分14と
を包含する。
【0042】
中間の湾曲部分11は長手方向スロット21を設けていてよい。
【0043】
第2の固定部分14はアーチ状外形のアーム13に向かって延び、穴15のような締着装置及び平らなアーム12に対して突出する横方向部分16を設けている。
【0044】
図9及び10に示されている帯状弾性装置10′の第2実施例は、
平らな端部分12′、対向するアーチ状端部分13′および中間の湾曲部分11′により形成される略C形状の第1の帯状弾性部分と、
平らな端部分12′の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らな端部分と一体部分をなすフランジ形状の第2の固定部分14′と
を包含する。
【0045】
中間の湾曲部分11′は長手方向スロット21′を設けていてよい。
【0046】
第2の固定部分14′は中間の湾曲部分11′に向かって延び、穴15′のような固定装置及び平らな端部分12′に対して突出する横方向部分16′を設け、連結延長部17により前記平らな端部分12′に連結されている。
【0047】
弾性装置10,10′は、そのアーム又は端部分12,12′,13,13′が各半径方向スロット7,7aの対向する横方向面と圧接するような態様で、ボス9と対応するスロット7,7aとの間に挿入される。
【0048】
好適には、平らなアーム又は端部分12,12′は、実制動段階中弾性装置の正しい位置決めを確保するように、半径方向スロット7,7aの携行面7′と接触状態に配置される。
【0049】
帯状弾性装置10,10′は、中間の湾曲部分11,11′がブレーキディスク3の外方すなわち図13,14及び15に示されているように制動帯域3aに対面するようにして、あるいはブレーキディスクの内方すなわち図11及び12に示されているように前記ブレーキディスクの軸に対面するようにして、ボス9と対応するスロット7,7aとの間に配置されてよい。後者の配置は、半径方向スロット7aが開放型式のものである場合に好適である。
【0050】
帯状弾性装置10,10′は、ねじ19又は穴15,15′に挿入される他の適宜の締着装置によって対応するボス9に固定される。第2の固定部分14,14′の突出横方向部分16,16′は、ブレーキディスク3の軸線方向摺動を停止する機能を有しており、これにより、ホイールの取り外しの際にキャリパ及び関連するパッドの存在によってこの機能が実行されない場合に、ブレーキディスクがホイールハブから偶発的に離脱するのを防止する。
【0051】
結合される構成部品に適当な製造公差があっても、ブレーキディスクの組付けをできるようにするために、帯状弾性装置10,10′を介在させたブレーキディスク3の半径方向スロット7,7aとボス9との結合は、円周方向間隙22を介して得られる。しかしながら、弾性装置10,10′の存在は、各弾性装置のアーム又は端部分12,12′,13,13′とスロット7との当接面に発揮される力Fにより、ボス9に対するブレーキディスクの円周方向位置決めを許容するので、安定した接触が得られる。制動作用の開始時、ブレーキディスクの円周方向変位は起こらず、このことは、弾性要素が介在されていないためにその位置が不確実となる場合には、制動中携行面7′に対応して間隙の存在を償うことが必要となり得る。
【0052】
図15は、後退制動中帯状弾性装置10,10′がとる位置を示している。この状態において、アーチ状外形のアーム又は端部分13,13′は、携行面7′とは反対側のブレーキディスク3の半径方向スロット7の面7″とホイールハブ8のボス9との間に介装され押圧される。前記アーチ状外形のアーム又は端部分13,13′の特定の形状は、その作動を危うくし得る永久変形を起こすことのないようなものである。
【0053】
弾性装置によって発揮される力Fは、また、実制動段階中また解放時にとるブレーキディスクの軸線方向位置の維持を持続する。事実、ブレーキディスクを軸線方向に変位させようとする作用の場合に、この力は、結合面に対して接線方向をなす摩擦力を発生させ、この摩擦力は乾燥摩擦クーロン法則の限界範囲内で前記変位に抵抗する。これは、ブレーキディスクの非作動段階中、偶発的変位により制動帯域とパッドとの望ましくない接触が起こることを防止するが、制動時には、パッドによって発揮された力がブレーキディスクを正しい軸線方向位置へ到達させようとすることを妨げることはない。
【0054】
許容軸線方向変位の幅は、作動位置を、ブレーキパッドの一方向のみの作動の結果として、すなわち可動パッドと固定パッドの存在により、ブレーキディスクの軸線方向位置を変更する必要性を生じさせるブレーキパッドの変化した摩耗状態に常に適応できるようにする、換言すると、摩耗を償うことができる。
【0055】
本発明を好適な実施例に関して説明したが、上記教示に従って、幾多の変化変形を本発明のブレーキ装置に採用できる。従って、本発明は、本発明の精神及び特許請求の範囲内にあるすべての変化変形を包含することが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクブレーキ装置におけるブレーキパッドの実質的に非摩耗状態での概略断面図である。
【図2】ブレーキパッドの最大許容摩耗状態でのディスクブレーキ装置の図1と同様の概略断面図である。
【図3】ホイールボス、ブレーキディスク、介装される弾性装置及び連結装置の分解位置における概略断面図である。
【図4】図3のホイールボス、ブレーキディスク、介装される弾性装置及び連結装置の組立状態での概略断面図である。
【図5】ブレーキディスクのスロットを示す概略図で、(A)はその断面図、(B)はその正面図である。
【図6】ホイールボスを示す概略図で、(A)はその側面図、(B)はその正面図である。
【図7】弾性装置の斜視上面図である。
【図8】図7の弾性装置の斜視側面図である。
【図9】他の弾性装置の斜視側面図である。
【図10】図9の弾性装置の直交側面に対応する斜視側面図である。
【図11】第1実施例によるブレーキディスク、弾性装置及びホイールボスの連結領域の概略正面図である。
【図12】図11の拡大した概略正面図である。
【図13】第2実施例によるブレーキディスク、弾性装置及びホイールボスの連結領域の概略正面図である。
【図14】図13の拡大した概略正面図である。
【図15】図13及び14に示したブレーキディスク、弾性装置及びホイールボスの連結領域の、後退制動中にとる位置での概略正面図である。
【符号の説明】
1 ディスクブレーキ装置
2 キャンバアングル
3 ブレーキディスク
3a 制動帯域
4 キャリパ本体
5 可動ブレーキパッド
6 固定ブレーキパッド
7,7a 半径方向スロット
7′ 携行面
8 ホイールハブ
9 ボス
10,10′ 帯状弾性装置
11,11′ 中間の湾曲部分
12 平らなアーム
12′ 平らな端部分
13 アーチ状外形のアーム
13′ アーチ状端部分
14,14′ 第2の固定部分
15,15′ 穴
16,16′ 横方向部分
17 連結延長部
18 フォーク
19 ねじ
20 ピストン
21,21′ 長手方向スロット
22 円周方向間隙
23 ねじ
Claims (19)
- ホイールハブ(8)に共軸的に連結され対向する制動面をもつ制動帯域(3a)を設けたブレーキディスク(3)と、前記制動面に一致して位置されキャリパ(4)により前記制動面に対して作用される2つの対向したブレーキパッド(5,6)とを包含する、自動車に特に適するディスクブレーキ装置において、ブレーキディスク(3)が可動連結部によってホイールハブ(8)に軸線方向に連結され、一方のブレーキパッド(6)が固定であり、他方のブレーキパッド(5)が可動で、固定のキャリパ(4)によって作用され、ブレーキディスク(3)が等間隔の半径方向スロット(7,7a)を設け、ホイールハブ(8)が、スロットの寸法よりも小さい寸法のボス(9)を設け、ブレーキディスク(3)とホイールハブ(8)との間の可動連結部が、帯状弾性装置(10,10′)を介しボス(9)を対応する半径方向スロット(7,7a)内に挿入することで得られ、前記帯状弾性装置が、平らな部分(12,12′)、対向するアーチ状の部分(13,13′)及び中間の湾曲部分(11,11′)により形成される第1の帯状弾性部分と、平らな部分(12,12′)の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らな部分と一体部分をなし、締着装置(15,15′)及び平らな部分(12,12′)に対して突出する横方向部分(16,16′)を設けているフランジ形状の第2の固定部分(14,14′)とを包含することを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1記載のディスクブレーキ装置において、半径方向スロット(7,7a)の数がボス(9)の数に等しく、2〜12の範囲であることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1記載のディスクブレーキ装置において、第1の帯状弾性部分が、平らなアーム(12)、対向するアーチ状外形のアーム(13)及び中間の湾曲部分(11)により形成される略U形状であり、フランジ形状の第2の固定部分(14)が、平らなアーム(12)の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らなアームと一体部分をなし、アーチ状外形のアーム(13)に向かって延び、締着装置(15)及び平らなアーム(12)に対して突出する横方向部分(16)を設けていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1記載のディスクブレーキ装置において、第1の帯状弾性部分が、平らな端部分(12′)、対向するアーチ状端部分(13′)及び中間の湾曲部分(11′)により形成される略C形状であり、フランジ形状の第2の固定部分(14′)が、平らな端部分(12′)の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らな端部分と一体部分をなし、中間の湾曲部分(11′)に向かって延び、締着装置(15′)及び平らな端部分(12′)に対して突出する横方向部分(16′)を設け、連結延長部(17)により前記平らな端部分(12′)に連結されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項3又は4記載のディスクブレーキ装置において、第1の弾性部分における中間の湾曲部分(11,11′)が長手方向スロット(21,21′)を設けていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置において、弾性装置(10,10′)は、そのアーム又は端部分(12,12′,13,13′)が各半径方向スロット(7,7a)の対向する横方向面と圧接するような態様で、ボス(9)と対応するスロット(7,7a)との間に挿入され、締着装置を介して対応するボス(9)に締着されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項6記載のディスクブレーキ装置において、弾性装置(10,10′)の平らなアーム又は端部分(12,12′)が、実制動段階中半径方向スロット(7,7a)の携行面(7′)と接触状態に配置されることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項3ないし7のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置において、弾性装置(10,10′)の第1の弾性部分における中間の湾曲部分がブレーキディスク(3)の外方に対面することを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項3ないし7のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置において、弾性装置(10,10′)の第1の弾性部分における中間の湾曲部分がブレーキディスク(3)の内方に対面することを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項9記載のディスクブレーキ装置において、スロット(7a)がブレーキディスク(3)の軸に対応する側面を開放されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置において、このブレーキ装置がホイール(A,B)のキャンバアングル(2)内に収蔵されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のディスクブレーキ装置において、キャリパ本体(4)がブレーキディスク(3)に跨がって位置され、自動車のフォーク(18)に固定され、且つ、ホイール(A,B)のキャンバアングル(2)内に位置する内側で固定ブレーキパッド(6)を、またその反対の外側でシリンダ・ピストン装置及びピストン(20)の自由端部に近接して位置された可動ブレーキパッド(5)を備えていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
- ホイールハブとディスクブレーキ装置のブレーキディスクとの可動連結部に用いるのに特に適した帯状弾性装置において、前記帯状弾性装置が、
平らなアーム(12)、対向するアーチ状外形のアーム(13)及び中間の湾曲部分(11)により形成される第1の帯状弾性部分と、
平らなアーム(12)の平面に対して直角をなす平面に沿って横方向に位置され、平らなアームと一体部分をなし、締着装置(15)及び平らなアーム(12)に対して突出する横方向部分(16)を設けているフランジ形状の第2の固定部分(14)と
を包含することを特徴とする帯状弾性装置。 - 請求項13記載の帯状弾性装置において、第1の弾性部分が略U形状であることを特徴とする帯状弾性装置。
- 請求項13又は14記載の帯状弾性装置において、第2の固定部分がアーチ状外形のアーム(13)に向かって延びていることを特徴とする帯状弾性装置。
- 請求項13記載の帯状弾性装置において、第1の弾性部分が略C形状であり、対向するアーチ状端部分(13′)及び中間の湾曲部分(11′)により形成されていることを特徴とする帯状弾性装置。
- 請求項16記載の帯状弾性装置において、第2の固定部分(14′)が中間の湾曲部分(11′)に向かって延び、連結延長部(17)により第1の弾性部分の平らな端部分(12′)に連結されていることを特徴とする帯状弾性装置。
- 請求項13ないし17のいずれか1項に記載の帯状弾性装置において、第1の弾性部分における中間の湾曲部分(11,11′)が長手方向スロット(21,21′)を設けていることを特徴とする帯状弾性装置。
- ボスを半径方向スロットに係合させることにより得られるホイールハブとブレーキディスクとの可動連結部に使用される、請求項13ないし18のいずれか1項に記載の帯状弾性装置。
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