JP4838473B2 - 移動する板紙ウェブを圧搾するための拡張プレス・ニップを有するプレス装置 - Google Patents
移動する板紙ウェブを圧搾するための拡張プレス・ニップを有するプレス装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4838473B2 JP4838473B2 JP2001544423A JP2001544423A JP4838473B2 JP 4838473 B2 JP4838473 B2 JP 4838473B2 JP 2001544423 A JP2001544423 A JP 2001544423A JP 2001544423 A JP2001544423 A JP 2001544423A JP 4838473 B2 JP4838473 B2 JP 4838473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- press
- shoe
- stroke length
- extended nip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000003490 calendering Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 1
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
Landscapes
- Paper (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
(技術の分野)
本発明は、走行する紙または板紙のウェブを圧搾することを目的とする拡張ニップを有するプレス装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、カウンタ・ロールまたは別の裏当て部材に隣接してプレス・シューを、プレス・シューと裏当て部材とがこれらの間に拡張ニップを形成するように支持する支持物を含み、またさらに、ニップを通過するウェブの上に圧力を加えるために裏当て部材に対してプレス・シューを押し付けるための液圧式または空気圧式装置を含む型式の、シュー・プレス機に関する。
【0002】
本発明によるプレス装置を特に、湿潤な紙または板紙のウェブを湿式圧搾するためのみならず、乾燥した紙または板紙をカレンダ加工またはその他の仕上げを行うために有利に利用することができる。また、本発明によるプレス装置を紙および板紙以外の繊維ウェブに利用することもできる。
【0003】
(発明の背景)
長い間、シュー・プレス装置、すなわち拡張ニップを有するプレス機が、さまざまな等級の紙および板紙を製造するときに、主としてウェブのドライネスを増加する目的で湿式圧搾するために、またウェブの表面性質またはその他の物理的性質を向上する目的でカレンダ加工およびその他の仕上げを行うために利用されてきた。
【0004】
これらのより長いニップのおかげで、既知のシュー・プレス装置は、同じニップ圧においてドライネスが高いこと、またはより低いニップ圧で圧搾してもシートに対してより柔らかなドライネスが維持されるなどの、従来のロール・プレス機と比較していくつかの利点を提供する。
【0005】
米国特許公開第4917768号は、プレス・シューが筒形スリーブを通じて支持され、筒形スリーブはマシン方向を横切る方向に支持物に堅く固定されて離隔している、既知のシュー・プレス装置を開示している。これにより、スリーブは、プレス・シューがカウンタ・ロールに向かいまたはこれから離れ、ニップ圧が変化することを可能にするために、プレス・シューの円筒状凹部の中に受け入れられる。開示されたシュー・プレス機は、プレス・シューをカウンタ・ロールに対して押し付けるために、かつマシン方向のニップ圧を変える目的でマシンを横切る軸のまわりにシューを旋回させるために、スリーブの上流と下流とに液体圧ジャッキを含む。これによって、スリーブはシューの凹部の中に多少緩くはまり、弾力性のあるシールが、スリーブと凹部との間の界面を密封するために各スリーブを取り囲む。したがって、米国特許第4917768号に開示されたシュー・プレス機のプレス・シューは、マシン方向のニップ圧を変えるために支持物に対して旋回することができる。
【0006】
しかしながら、このようなシュー・プレス機はいくつかの問題を伴う可能性のあることが判った。このような問題はプレス・シューの熱膨張に起因するもので、この原因は、プレス・シューの上を走行してプレス機を通って紙または板紙のウェブを運ぶベルトに対する摩擦によって、またさまざまな理由のためにシューを通って循環する熱い作動油によって発生する熱である。プレス・シューの熱膨張は結果的に、プレス・シューの支持液圧装置における曲げ引張りを発生させる横断方向の延伸となり、もちろんこれはかなり望ましくないものである。
【0007】
欧州特許第0933471号には、マシン方向を横断する方向のプレス・シューの比較的大きな延伸と、さらにまたプレス・シューの他の変形とを許容する能力を有するので、プレス・シューの熱膨張に起因する問題を減らすシュー・プレス機が開示されている。開示されたシュー・プレス機は、プレス機を通過するウェブの全長に沿って横断方向に延びるプレス・シューと、支持物によって支持されてシューに沿って離隔する複数の関節連結された液圧荷重シリンダとを含む。荷重シリンダは、シューと裏当て部材との間に画定されるニップを通じて運ばれているウェブに圧力を加えるために、シリンダがプレス・シューを支持物から離してカウンタ・ロールまたは別の裏当て部材に押し付けるように、作動液によって加圧することができる作業室を画定する。各ローディング・シリンダは、シリンダ部材の内部に配置されたピストン部材を含む。ピストンまたはシリンダのいずれかが、プレス・シューに対して固定された第1部材と支持物に対して固定された第2部材とを有する二部部材を含むが、残りのピストンまたはシリンダはカップラを含む。
【0008】
欧州特許第0933471号によるシュー・プレス機の好ましい一実施形態では、二部部材は第1シリンダと第2シリンダからなるが、カップラは、2つのシリンダの中に滑動可能に受け入れられたピストンを含む。代替のしかも好ましい実施形態では、これとは異なって二部部材は第1ピストンと第2ピストンとを含むが、カップラは両ピストンを囲む1つのシリンダを含む。
【0009】
欧州特許第0933471号に開示されたシュー・プレス機のカップラは、作業室を加圧してプレス・シューを裏当て部材に向けて押し付けるときに、荷重方向に第1部材を第2部材から離されるように、部材の少なくとも1つに密封係合する。荷重シリンダがマシン方向を横切るプレス・シューの延伸に順応することを可能にするように、各カップラは、カップラがマシン方向に平行な軸のまわりに第1および第2部材に対して旋回することを可能にするシールにおいて、それぞれ第1および第2部材に係合する。したがって、プレス・シューはクロスマシン方向に自由に熱膨張でき、荷重シリンダのどのピストンおよび/またはシリンダ部材にも曲げを発生させない。
【0010】
欧州特許第0933471号に開示されたシュー・プレス機のプレス・シューは支持物に対してマシン方向に移動または旋回することができるので、シュー・プレス機は、マシン方向のシューの前進移動を制限する停止部材を含む。
【0011】
ニップを通る圧力プロファイル(曲線)などの、シュー・プレス機のニップにおける状態を制御するために、プレス・シューをマシン方向に前後に移動することができ、これによって、ニップ圧がニップの始まりで最高になって端部に向かって低くなるように、またはこれとは逆にニップを通じて圧力プロファイルを作用させることがしばしば望ましい。ニップを通る圧力プロファイルのこのような調整を実施するとき、プレス・シューは主として、カウンタ・ロールの中央軸に中心を置く弧状の移動線をたどることになる。これは結果的に、荷重シリンダの中に含まれる部品の間、すなわちピストンと複数のシリンダとの間、または複数のピストンとシリンダとの間におけるマシン方向のゆがみを生ずることがある。このようなゆがみは、シリンダとシューの両方に力を発生させる可能性があり、これらの力はゆがみの方向に応じて、マシン方向または逆マシン方向に向けられる。可能な停止手段(シュー支持物)から離れる方向における連結部材のゆがみが十分に大きい場合には、これらの力は支持物の方に向かう力を超過することもあり、結果的に不安定となる。連結部材がシュー支持物に向かう方向に傾斜する場合には、シュー支持物に向かう力が発生し、これはシュー支持物の上の応力を多少増加させる。
【0012】
紙の塊などが不意にニップの中に入る場合にも、同様のゆがみが発生してシュー支持物に応力を生じさせる可能性がある。
【0013】
(発明の概要)
したがって、本発明の第1目的は、走行する紙または板紙のウェブを圧搾するための拡張ニップを有するプレス装置であって、プレス・シューが不意にまたは意図的に、マシン方向を横切る仮想の軸のまわりに傾斜/旋回することができ、荷重シリンダに含まれる部品の間におけるゆがみは最小であり、また力がマシン方向に対向して向かう(可能なシュー支持物から離れる)場合に不安定になる可能なシュー支持物またはプレス・シューに向かう過剰に大きな力を全く発生させない、プレス装置を提供することである。
【0014】
請求項1によれば、本発明のこの第1目的は、圧搾中にウェブが通過するための裏当て部材と協働する拡張ニップを形成するために配置された、マシン方向を横断する方向に向いたプレス・シューと、圧搾中にウェブに圧力を加えることを可能にするために、プレス・シューに沿って離隔した複数の荷重シリンダを通じて裏当て部材に向かって移動可能にプレス・シューを支持する支持物とを含む、プレス装置によって達成される。各荷重シリンダは、プレス・シューに取付けまたは統合された第1シリンダ端部を有する第1シリンダ部材と、支持物に取付けまたは統合された第2シリンダ端部を有する第2シリンダ部材とを含み、第1および第2シリンダ部材は連結部材によって滑動可能に連結されている。連結部材と第1シリンダ部材とは第1ストローク長で相互移動可能であるが、連結部材と第2シリンダ部材とは第2ストローク長で相互移動可能であり、連結部材は第3の長さを有する。こうして本発明によれば、第1ストローク長は第2ストローク長より短く、これによって上述の第1目的が達成される。
【0015】
本発明のさらに別の目的は下記の説明から明らかになるが、さらに別の目的の達成を可能にする特徴は従属請求項に定義されている。
【0016】
次に、添付の図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
【0017】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
比較のために、添付の図1A、1Bは、さらに下記の説明で論述するシュー・プレス装置のマシン方向MDを横切って見た、2つの異なる概略断面図を示す。
【0018】
図2A、2Bには、図1A、1Bに類似のものが示されているが、本発明の好ましい実施形態による拡張ニップを有するプレス装置の図である。
【0019】
本発明によるプレス装置は、走行する紙または板紙のウェブを圧搾することを目的として、プレス・シュー101を含み、プレス・シューは、マシン方向MDを横切る方向に整列されて、圧搾中にウェブ104を通過させるために裏当て部材102と協働して拡張ニップ103を形成するために配置されている。
【0020】
プレス装置は、圧搾中にウェブへ圧力を加えることを可能にするために、プレス・シュー101に沿って離隔した複数の荷重シリンダ106を介して、裏当て部材に向かう方向に移動できるように、プレス・シューを支持する支持物105をさらに含む。
【0021】
上記の各荷重シリンダ106は、プレス・シュー101に取付けまたは統合されている第1シリンダ端部108を有する第1シリンダ部材107と、支持物105に取付けまたは統合されている第2シリンダ端部110を有する第2シリンダ部材109とを有する。
【0022】
本明細書で使用される「シリンダ部材」という表現は、液圧または空気圧型式にすることができる荷重シリンダの機能部分として理解されるべきである。このような「シリンダ部材」の例としては、少なくとも一端部で開いている内部または外部がほぼ円筒状のスリーブ、ほぼ円筒状の中実の物体またはピストン、あるいはプレス・シューまたは支持物におけるほぼ円筒状の凹所がある。
【0023】
第1および第2シリンダ部材107、109は、連結部材111によって滑動可能に連結され、連結部材111と第1シリンダ部材107とは第1ストローク長L1だけ互いに移動可能であり、また連結部材111と第2シリンダ部材109とは第2ストローク長L2だけ互いに移動可能であり、連結部材は第3の長さL3を有する。
【0024】
本明細書で使用される「ストローク長」という表現は、シリンダ部材に対する第2協働部材の滑動変位のために利用可能な、前記シリンダ部材の最大長として理解されるべきである。
【0025】
本発明によれば、および好ましい実施形態において、第1ストローク長L1は第2ストローク長L2よりも短い。
【0026】
本発明によるプレス装置の特に好ましい実施形態では、第1ストローク長L1は第2ストローク長L2の半分未満である。
【0027】
別の有利な実施形態では、第3の長さL3は第1ストローク長L1と第2ストローク長L2の両方よりも長く、第3の長さL3が第1ストローク長L1と第2ストローク長L2を合せたものよりも長いことは特に有利である。
【0028】
本発明によるプレス装置のさらに別の有利な実施形態では、連結部材111が、少なくとも1つの作業室114を形成するために、接触シール112、113によって密封式に第1シリンダ部材107と第2シリンダ部材109を滑動可能に連結し、作動油または圧縮空気などの加圧媒体の圧力を、作業室の内部で、荷重シリンダ106を短縮するために低下させ、延長するために上昇させることができる。これによって、第1シリンダ部材107の中央軸C1と連結部材111の中央軸C3を、圧搾中におけるプレス・シュー101の意図的または不意の傾斜中に、互いに、および第2シリンダ部材109の中央軸C2に対して、ある角度で傾けることができる。この実施形態では、第1ストローク長L1、第2ストローク長L2、第3の長さL3、および接触シール112、113の幾何学的位置は、傾斜の間に連結部材の中央軸C3と第2シリンダ部材の中央軸C2との間の角度A2を最小限にするために適合される。
【0029】
したがって、上述の傾斜は意図的または不意のいずれになることも可能である。シール112、113は、有利に上述の欧州特許第0933471号に開示されている型式のものにすることができる。次の説明から明らかになるように、連結部材もさまざまな幾何学的形状を有することができる。
【0030】
特に図2Bに示す本発明によるプレス装置のさらに別の有利な実施形態では、シュー支持物115が、圧搾中にシュー支持物と接触しているプレス・シュー101によって加えられるマシン方向MDの力を受け入れるための支持物に固着されている。この実施形態では、1つまたはいくつかの停止手段116が、第1ストローク長L1の最大値を制限するために、第1シリンダ部材107の上および/または連結部材111の上に配置され、これによって中央軸C3とC2との間に非常に小さな角度A2を確証する。図2A、2Bに示すプレス装置では、停止手段116はリングによって構成され、第1シリンダ部材107の開放端の上にねじで取り付けられ、第1シリンダ部材の直径よりも僅かに小さな内径を有し、リング116は、連結部材111を囲む突出シール112と協働するようになっている。しかし、停止手段が別の適当な設計を有する、本発明によるシュー・プレス装置の実施形態を考えることもできる。この実施形態に関連して、図1A、1Bに示すシュー・プレス装置は、その対応するストローク長l1の最大値を制限するための停止手段を持たないことに留意されたい。
【0031】
本発明によるプレス装置のさらに別の有利な実施形態では、第1シリンダ部材107は、上述の第1シリンダ端部108とは反対の開放第3シリンダ端部116を含むが、第2シリンダ部材109は、上述の第2シリンダ端部110とは反対の開放第4シリンダ端部117を含む。この実施形態では、第3シリンダ端部116と第4シリンダ端部117は、1つまたはいくつかの作業室114を形成するために、連結部材111のそれぞれの端部を囲む。これによって、連結部材111を有利にほぼ円筒状スリーブにすることができ、この内部は図2A、2Bに示すように作業室114の一部を構成する。(図面には示されていない)代替実施形態では、この代わりに連結部材は中実なほぼ円筒状の物体からなり、この各端部では作業室が形成され、1つまたはいくつかのチャネルを、形成された作業室間の圧力連絡のために、有利にしかし必然的ではなく二端間に配置することができる。
【0032】
本発明によるシュー・プレス装置のさらに別の代替実施形態(図示せず)では、第1および第2シリンダ部材は中実でほぼ円筒状の物体であり、その一端部は作業室を形成するために連結部材によって囲まれている。これによって密封手段は、本発明によりその傾斜/ゆがみを最小限にするために、連結部材の上に配置されるべきである。
【0033】
裏当て部材102が回転可能なカウンタ・ロールであって、可とう性ベルト118が圧搾中にプレス・シュー101と紙または板紙ウェブ104との間を走行するためにエンドレス・ループ式に配置されている、本発明の実施形態は、特に有利である。これによって、可とう性ベルトがスリーブの形状を有することは好ましい。
【0034】
本発明による拡張ニップを有するプレス装置は、紙または板紙ウェブの湿式圧搾またはカレンダ加工を目的とすることが好ましい。
【0035】
以下に、本発明によって達成することができる利点のいくつかを実施例によって図解する。
【0036】
図1Aは、ニップを通じてほぼ対称形の圧力曲線を発生させるための、プレス・シューが第1位置にあるシュー・プレス装置を示す。
【0037】
図1Bは、図1Aのシュー・プレス装置を示すが、この場合、プレス・シューが図1Aの第1位置にあるときと比較して、圧力曲線の最大圧力をニップの端部に向かって変位させるために、そのプレス・シューは意図的に第2位置に動かされている。図1Aと1Bから明らかなように、図示したシュー・プレス装置の第1ストローク長l1は第2ストローク長12よりも大きい。
【0038】
したがって、図1Bに示す第2位置へのプレス・シュー1の意図的変位は、圧力曲線の最大圧力をニップの端部に向かって変位させるためであり、プレス・シュー1、したがってこれに関連する第1シリンダ部材7の中央軸c1は、第2シリンダ部材9の中央軸c2に対して角度a1だけマシン方向MDに前方傾斜することになる。これに関しては、わかり易くするために図に示す角度は誇張されていることに留意されたい。
【0039】
シュー支持物15に向かう方向への連結部材(ピストン)11の大きな傾斜は結果として、第1シリンダ部材7を押圧する力成分が発生して、マシン方向MDに前方に向かう他の力とともにシュー支持物15に対してプレス・シュー1を押圧するので、シュー支持物15は圧搾中に大きな応力を受けることになる。
【0040】
図2A、2Bは、本発明の好ましい一実施形態による拡張ニップを有するプレス装置を例示する。図2Aは、プレス・シューが図1Aの第1位置と同様な第1位置にあるプレス装置を示すが、図2Bは、プレス・シューが図1Bの第2位置と同様な第2位置に意図的に移動されたプレス装置を示す。
【0041】
図2Bでは、ニップの圧力をニップの端部においてその始まりよりも高くすることができるように、プレス・シュー101は意図的に図1Bにおけるプレス・シュー1とほぼ同じ程度に傾けられている。したがって、第1シリンダ部材107の中央軸C1と第2シリンダ部材109の中央軸C2との間の角度A1は、図1Bにおける角度a1とほぼ同じである。荷重シリンダ106の異なる部分が本発明に従って配置されている結果として、連結部材111の中央軸C3と第2シリンダ部材109の中央軸C2との間の角度A2は、ここでは図1Bにおける中央軸c2とc3との間の対応する角度a2よりもかなり小さくなる。上の例から始まって、本発明によって達成される角度A2の最小化、すなわち減少または除去は、シュー支持物118上のプレス・シュー101によって行われる作業室114の加圧から生ずるマシン方向MDの力成分を減少またはさらに除去さえもすることは、当業者には明らかなはずである。
【0042】
図3は、第1シリンダ部材がある角度だけ傾いており、荷重シリンダ6’を延長したときのシュー・プレス装置の荷重シリンダに属するシリンダ部材7’、9’および連結部材11’の移動パターンを概略的に示す。
【0043】
対照的に、図4は、第1シリンダ部材が図3におけると同じ角度だけ傾いており、荷重シリンダ106’を延長したときの本発明によるプレス装置の荷重シリンダに属するシリンダ部材107’、109’および連結部材111’の移動パターンを概略的に示す。
【0044】
図4から明らかなように、本発明によるプレス装置は、連結部材111’を、荷重シリンダ106’を延長(または短縮)したときに荷重シリンダ106の延長方向にほぼ直線状かつ平行に移動させることができる。これによって、可能なシュー支持物上の応力は最小化される。
【0045】
図3に示すシュー・プレス装置の荷重シリンダ6’を延長(または短縮)する間、代わりに連結部材11’は、延長または短縮の行程がどれだけ進行するかに応じて、荷重シリンダ6’の延長方向に対してさまざまな角度で傾けられることになる。これは非常に大きな応力を可能なシュー支持物に発生させるか、または力がマシン方向に向けられる(マシン方向において後向きの)場合にプレス・シューが不安定になる可能性がある。さらにまた、プレス・シューとシュー支持物との間の摩擦力が、中間における支持物(ビーム)のより大きな曲がりに応じて、マシン方向を横切る方向に変化する(その結果、ピストンが大きくゆがむ)。これは、シュー・プレス機のマシン方向の圧力曲線におけるクロスマシン変動を生じさせる可能性がある。
【0046】
本発明を、さまざまな実施形態に関連してここで説明されたもの、または添付の図に示されたものに限定されると解釈してはならない。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。
【0047】
本発明によるシュー・プレス装置に含まれる機械式および液圧式、代替として空気圧式の構成部分は、これらの構成部分が当業者には周知であるはずであり、さらに上記の欧州特許第0933471号に開示され論じられているので、本明細書には詳細に説明していない。
【0048】
さらにまた、紙ウェブ104は、1つまたはいくつかのプレス・フェルトなどの、1つまたはいくつかの吸水性マシン・クロージングによってニップ103を通じて運ばれることに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ニップを通じてほぼ対称の圧力曲線を発生させることを目的とした、プレス・シューが第1位置にある、シュー・プレス装置のマシン方向を横切って見た概略断面図である。
【図1B】 プレス・シューが図1Aに示された第1位置にある場合と比較して、圧力曲線の圧力最大値をニップの端部に向かって移動させるために、プレス・シューが意図的に第2位置に移動された、図1Aのシュー・プレス装置を示す図である。
【図2A】 図1Aと同様な図であるが、プレス・シューが図1Aにおける第1位置と同様な第1位置にある、本発明の好ましい実施形態による拡張ニップを有するプレス装置の図である。
【図2B】 図2Aにおける本発明によるプレス装置であるが、プレス・シューが図1Bにおける第2位置と同様な第2位置に意図的に移動された図である。
【図3】 ある角度で第1シリンダ部材を傾斜して荷重シリンダを長くしたときの、シュー・プレス装置の荷重シリンダに属するシリンダ部材と連結部材との移動パターンを概略的に示す図である。
【図4】 図3におけるものと同じ角度で第1シリンダ部材を傾斜して荷重シリンダを長くしたときの、本発明によるプレス装置の荷重シリンダに属するシリンダ部材と連結部材との移動パターンを概略的に示す図である。
Claims (13)
- 走行する紙または板紙のウェブを圧搾するための拡張ニップを有するプレス装置において、圧搾中に前記ウェブ(104)が通過するための裏当て部材(102)と協働する拡張ニップ(103)を形成するために配置された、マシン方向(MD)を横断する方向に向いたプレス・シュー(101)と、圧搾中にウェブに圧力を加えることを可能にするために、プレス・シュー(101)に沿って離隔した複数の荷重シリンダ(106)を通じて裏当て部材に向かって移動可能にプレス・シューを支持する支持物(105)とを含み、前記各荷重シリンダ(106)は、プレス・シュー(101)に取付けまたは統合された第1シリンダ端部(108)を有する第1シリンダ部材(107)と、支持物(105)に取付けまたは統合された第2シリンダ端部(110)を有する第2シリンダ部材(109)とを含み、第1および第2シリンダ部材(107、109)は連結部材(111)によって滑動可能に連結されており、連結部材(111)と第1シリンダ部材(107)とは第1ストローク長(L1)だけ相互移動可能であるが、連結部材(111)と第2シリンダ部材(109)とは第2ストローク長(L2)だけ相互移動可能であり、連結部材は第3の長さ(L3)を有する、プレス装置であって、第1ストローク長(L1)が第2ストローク長(L2)より短いことを特徴とする、拡張ニップを有するプレス装置。
- 第1ストローク長(L1)が第2ストローク長(L2)の半分未満であることを特徴とする、請求項1に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 第3の長さ(L3)が第1ストローク長(L1)と第2ストローク長(L2)の両方より大きいことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 第3の長さ(L3)が第1ストローク長(L1)と第2ストローク長(L2)の和よりも大きいことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 連結部材(111)が、少なくとも1つの作業室(114)を形成するために、接触シール(112、113)によって密封式に第1シリンダ部材(107)と第2シリンダ部材(109)を滑動可能に連結し、作業室の内部で、加圧媒体の圧力を、荷重シリンダ(106)を短縮するために低下させ、延長するために上昇させることができ、こうして、第1シリンダ部材(107)の中央軸(C1)と連結部材(111)の中央軸(C3)を、圧搾中におけるプレス・シュー(101)の意図的または不意の傾斜中に、互いに、および第2シリンダ部材(109)の中央軸(C2)に対して、ある角度で傾けることができる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置であって、第1ストローク長(L1)、第2ストローク長(L2)、第3の長さ(L3)、および接触シール(112、113)の幾何学的位置が、前記傾斜の間に連結部材の中央軸(C3)と第2シリンダ部材の中央軸(C2)との間の角度(A2)を最小限にするために適合されていることを特徴とする、拡張ニップを有するプレス装置。
- シュー支持物(115)が、圧搾中にシュー支持物と接触しているプレス・シュー(101)によって加えられるマシン方向(MD)の力を受け入れるための支持物に固着されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置であって、1つまたはいくつかの停止手段(116)が、第1ストローク長(L1)の最大値を制限するために、第1シリンダ部材(107)の上および/または連結部材(111)の上に配置されていることを特徴とする、拡張ニップを有するプレス装置。
- 第1シリンダ部材(107)は、前記第1シリンダ端部(108)とは反対の開放第3シリンダ端部(116)を含み、第2シリンダ部材(109)は、前記第2シリンダ端部(110)とは反対の開放第4シリンダ端部(117)を含み、第3シリンダ端部(116)と第4シリンダ端部(117)は、1つまたはいくつかの作業室(114)を形成するために、前記連結部材(111)のそれぞれの端部を囲むことを特徴とする、請求項5または請求項6に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 連結部材(111)がほぼ円筒状スリーブであり、この内部は作業室(114)の一部を構成することを特徴とする、請求項7に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 連結部材が中実でほぼ円筒状の物体であり、この両端部に作業室が形成されることを特徴とする、請求項7に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 円筒状の物体が、作業室間の圧力連絡のために二端間に1つまたはいくつかのチャネルを含むことを特徴とする、請求項9に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 裏当て部材(102)が回転可能なカウンタ・ロールであって、好ましくはスリーブの形である可とう性ベルト(118)が圧搾中にプレス・シュー(101)と紙または板紙ウェブ(104)との間を走行するためにエンドレス・ループ式に配置されていることを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 紙または板紙ウェブの湿式圧搾を目的とすることを特徴とする、請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
- 紙または板紙ウェブのカレンダ加工を目的とすることを特徴とする、請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の拡張ニップを有するプレス装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9904537-9 | 1999-12-10 | ||
SE9904537A SE515484C2 (sv) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | Pressanordning med förlängt pressnyp för pressning av en löpande papper- eller kartongbana |
PCT/IB2000/001997 WO2001042559A1 (en) | 1999-12-10 | 2000-12-07 | Press device having an extended press nip for pressing a traveling paperboard web |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003516482A JP2003516482A (ja) | 2003-05-13 |
JP4838473B2 true JP4838473B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=20418088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001544423A Expired - Fee Related JP4838473B2 (ja) | 1999-12-10 | 2000-12-07 | 移動する板紙ウェブを圧搾するための拡張プレス・ニップを有するプレス装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1238148B1 (ja) |
JP (1) | JP4838473B2 (ja) |
CN (1) | CN1181245C (ja) |
AT (1) | ATE291660T1 (ja) |
AU (1) | AU2020201A (ja) |
CA (1) | CA2392520C (ja) |
DE (1) | DE60018970T2 (ja) |
SE (1) | SE515484C2 (ja) |
WO (1) | WO2001042559A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI118088B (fi) * | 2004-02-19 | 2007-06-29 | Vaahto Oy | Kenkäpuristimen kuormituslaite |
FI126727B (fi) * | 2012-10-19 | 2017-04-28 | Valmet Technologies Inc | Kenkätela, pitkänippipuristin ja kuiturainakone |
IT202000020926A1 (it) * | 2020-09-03 | 2022-03-03 | A Celli Paper Spa | Pressa a scarpa per carta e relativo metodo |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5490435A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-18 | Escher Wyss Ag | Hydraulic support member |
JPS5994508A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-05-31 | ズルツア−−エツシヤ−・ウイス・アクチエンゲゼルシヤフト | ハイドロスタテイツク式の支持装置及び圧延機 |
JPH0219588A (ja) * | 1988-05-25 | 1990-01-23 | Valmet Paper Mach Inc | 広延ニップを有するプレス |
JPH02225819A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-09-07 | Valmet Paper Mach Inc | 可変クラウンロール用支持装置 |
JPH11279976A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-10-12 | Valmet Oy | シュ―プレス |
-
1999
- 1999-12-10 SE SE9904537A patent/SE515484C2/sv not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-12-07 WO PCT/IB2000/001997 patent/WO2001042559A1/en active Search and Examination
- 2000-12-07 CA CA002392520A patent/CA2392520C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-12-07 JP JP2001544423A patent/JP4838473B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-12-07 DE DE60018970T patent/DE60018970T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-07 AU AU20202/01A patent/AU2020201A/en not_active Abandoned
- 2000-12-07 CN CNB00816942XA patent/CN1181245C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-07 EP EP00983448A patent/EP1238148B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-07 AT AT00983448T patent/ATE291660T1/de not_active IP Right Cessation
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5490435A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-18 | Escher Wyss Ag | Hydraulic support member |
JPS5994508A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-05-31 | ズルツア−−エツシヤ−・ウイス・アクチエンゲゼルシヤフト | ハイドロスタテイツク式の支持装置及び圧延機 |
JPH0219588A (ja) * | 1988-05-25 | 1990-01-23 | Valmet Paper Mach Inc | 広延ニップを有するプレス |
JPH02225819A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-09-07 | Valmet Paper Mach Inc | 可変クラウンロール用支持装置 |
JPH11279976A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-10-12 | Valmet Oy | シュ―プレス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE9904537D0 (sv) | 1999-12-10 |
WO2001042559A1 (en) | 2001-06-14 |
CA2392520C (en) | 2009-02-10 |
AU2020201A (en) | 2001-06-18 |
DE60018970D1 (de) | 2005-04-28 |
JP2003516482A (ja) | 2003-05-13 |
SE515484C2 (sv) | 2001-08-13 |
EP1238148A1 (en) | 2002-09-11 |
ATE291660T1 (de) | 2005-04-15 |
DE60018970T2 (de) | 2006-01-19 |
WO2001042559A9 (en) | 2002-11-28 |
CA2392520A1 (en) | 2001-06-14 |
EP1238148B1 (en) | 2005-03-23 |
CN1409785A (zh) | 2003-04-09 |
CN1181245C (zh) | 2004-12-22 |
SE9904537L (sv) | 2001-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4713147A (en) | Extended nip press with displaceable center of gravity for the supporting force | |
US7887674B2 (en) | Methods of forming an extended nip in a web-treatment apparatus and controlling load in the nip, employing an elastic support body as one of the nip-forming elements | |
US5975532A (en) | Seal construction for a suction roll in a paper machine | |
KR920702741A (ko) | 가열 연장된 닙 프레스 장치 | |
US6083352A (en) | Shoe press | |
JP4838473B2 (ja) | 移動する板紙ウェブを圧搾するための拡張プレス・ニップを有するプレス装置 | |
US6387219B2 (en) | Press device having an extended press nip for pressing a traveling paper or paperboard web | |
EP2179087B1 (en) | Pressing apparatus for a paper- or board-making machine for removing fluids from a web by pressing, and a method for treating a web in a paper- or board-making machine | |
JP2900315B2 (ja) | 製紙機械用プレス装置 | |
US7172679B2 (en) | Press device having an extended press nip for pressing of a travelling paperboard web, and procedure for controlling the pressure curve in the machine direction by such press nip | |
CA2259768C (en) | Shoe press | |
US6409884B2 (en) | Press device having an extended nip for pressing a running paper or paperboard web | |
JP4639021B2 (ja) | ペーパー・ウエブを圧搾するための装置と方法 | |
CA3197355A1 (en) | Support body and paper machine comprising such a support body | |
JPS6146598B2 (ja) | ||
US20020060031A1 (en) | Apparatus and method for mounting and dismantling a wear body in a paper making machine | |
JPH1181182A (ja) | ウエブのカレンダー装置及び方法 | |
WO1998058122A1 (en) | Extended nip press with improved press shoe and pressure applying apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110930 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |