JP4837955B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
本発明の請求項2に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記陸部は、タイヤ半径方向外方から見て平行四辺形であり、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記蹴出側突起部は、前記陸部の鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが漸減すると共にタイヤ周方向に沿った断面積が漸減することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記蹴出側突起部は、前記陸部の接地圧が低い領域側より接地圧が高い領域側で前記距離Hが長くなることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が、直角に近い陸部ほど、前記蹴出側突起部の前記距離Hが長くなることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記トレッドは、前記踏面と路面との接地圧が異なる前記陸部を複数有し、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記トレッドの接地圧が低い陸部より接地圧が高い陸部で、前記蹴出側突起部の前記距離Hが長くなることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記蹴出側突起部は、前記陸部の接地圧が低い領域側より接地圧が高い領域側で前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが高くなると共にタイヤ周方向に沿った断面積が大きくなることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、前記蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が、直角に近い陸部ほど、前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが高くなると共に前記蹴出側突起部のタイヤ周方向に沿った断面積が大きくなることを特徴とする。
そして、蹴出側突起部の突起頂点の蹴出し側の側壁からの突出高さkは、高いほど路面に接地しやすいため、k>H 0 /2ならば、湿潤路面の水膜を掃く効果が向上するが、タイヤ加硫後にモールド金型からタイヤを抜く際に蹴出側突起部に無理な力がかかって、蹴出側突起部の根元に亀裂が発生したり、加硫中にゴムの流れが悪化してタイヤに空気が混入してしまう虞がある。H 0 /27>kであれば、該蹴出側突起部の高さkが低すぎ、湿潤路面の水膜を掃きだす効果が十分に得られない。従って、蹴出側突起部の高さkはH 0 /27≦k≦H 0 /2とすることが好ましい。
次に、請求項1〜7の個別の作用効果について説明する。
請求項1の作用効果について説明する。
陸部が平行四辺形のため、陸部の鋭角側の剛性は鈍角側の剛性より低く、該剛性は、鋭角側から鈍角側に向かって漸増している。従って、該陸部に制動力が作用した場合、蹴出し側の側壁は、鋭角側から鈍角側に向かって倒れ込みが漸減していく。ここで、蹴出側突起部の距離Hを鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって漸減させたため、該蹴出側突起部が湿潤路面にむらなく接地でき、湿潤路面の水膜を更に掃きだすことができる。従って、該陸部の踏面と路面との間に水が介在し難くなり、両者間の接地性が向上して摩擦係数も向上するため更に制動性能に優れる。
請求項2の作用効果について説明する。
陸部が平行四辺形のため、タイヤがどちら側に回転しても該陸部の中で先に路面に接地するのは鋭角側であり、制動力作用時に蹴出し側の側壁の倒れ込みが大きいのも鋭角側である。このため、鋭角側での水の侵入は鈍角側よりも多くなる。ここで、蹴出側突起部の突起頂点の蹴出し側の側壁からの突出高さkを鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって漸減させると、鋭角側では、必要最低限の該高さkで水膜を掃く効果が得られ、鈍角側では、鋭角側より該蹴出側突起部のタイヤ周方向に沿った断面積が小さくなり、それに伴って横方向溝の溝体積が大きくなるため、通常走行時における排水性能が向上する。また、蹴出側突起部の上記高さkと陸部高さ方向の幅とを鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって同時に漸減させると、鈍角側では鋭角側より横方向溝の溝体積が更に大きくなり、通常走行時における排水性能が更に向上するとともに、鋭角側では鈍角側より該幅が広いためタイヤトレッドが摩耗しても、水の侵入の多い鋭角側では鈍角側より長期に渡り水膜を掃く効果が維持される。
請求項3の作用効果について説明する。
陸部の剛性が均一であっても、該陸部に作用する接地圧の分布が異なれば、制動力作用時における該陸部の蹴出し側の側壁の倒れ込みが、接地圧が低い領域側よりも高い領域側で大きくなる。ここで、該陸部の接地圧が高い領域側では、低い領域側より距離Hを長くすることにより、制動力作用時に該蹴出側突起部が湿潤路面にむらなく接地でき、湿潤路面の水膜を更に掃きだすことができる。従って、該陸部の踏面と路面との間に水が介在し難くなり、両者間の接地性が向上して摩擦係数も向上するため更に制動性能に優れる。
請求項4の作用効果について説明する。
蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が直角に近い陸部であれば、湿潤路面での制動性能が向上するが、蹴出し側の側壁の倒れ込み量も大きくなる。また、蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が直角から遠い陸部であれば、湿潤路面での制動性能は劣るが、蹴出し側の側壁の倒れ込み量は少なくなる。ここで、該成す角が直角から遠い陸部より近い陸部の蹴出側突起部の距離Hを長くすることにより、制動力作用時、該各陸部の蹴出側突起部が湿潤路面にむらなく接地して、湿潤路面の水膜を更に掃きだすことができる。従って、該各陸部の踏面と路面との間に水が介在し難くなり、両者間の接地性が向上してタイヤの摩擦係数も向上するため更に制動性能に優れる。
請求項5の作用効果について説明する。
一般的に、タイヤ接地面に作用する接地圧は、該タイヤ接地面のタイヤ幅方向の端である、所謂、接地端の近傍で高くなる傾向がある。従って、接地端近傍の陸部では、該陸部の倒れ込みが他の陸部より大きくなる。ここで、接地端近傍の陸部では、他の陸部より距離Hを長くすることにより、制動力作用時、各陸部の蹴出側突起部が湿潤路面にむらなく接地して、湿潤路面の水膜を更に掃きだすことができる。従って、該各陸部の踏面と路面との間に水が介在し難くなり、両者間の接地性が向上してタイヤの摩擦係数も向上するため更に制動性能に優れる。
請求項6の作用効果について説明する。陸部の剛性が均一であっても、該陸部に作用する接地圧の分布が異なれば、制動力作用時における該陸部の蹴出し側の側壁の倒れ込みが、接地圧が低い領域側よりも高い領域側で大きくなる。ここで、該陸部の接地圧が高い領域側では、低い領域側より蹴出側突起部の突起頂点の蹴出し側の側壁からの突出高さkを高くすることにより、必要最低限の該高さkで水膜を掃く効果が得られ、接地圧が低い領域側では、接地圧が高い領域側より該蹴出側突起部のタイヤ周方向に沿った断面積が小さくなり、それに伴って横方向溝の溝体積が大きくなるため、通常走行時における排水性能が向上する。また、蹴出側突起部の上記高さkと陸部高さ方向の幅とが同時に小さくなると、接地圧が低い領域側では、接地圧が高い領域側より横方向溝の溝体積が更に大きくなり、通常走行時における排水性能が更に向上するとともに、接地圧が高い領域側では、接地圧が低い領域側より該幅が広いためタイヤトレッドが摩耗しても、接地圧が高い領域側では接地圧が低い領域側より長期に渡り水膜を掃く効果が維持される。
請求項7の作用効果について説明する。
蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が直角に近い陸部であれば、湿潤路面での制動性能が向上するが、蹴出し側の側壁の倒れ込み量も大きくなる。また、蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が直角から遠い陸部であれば、湿潤路面での制動性能は劣るが、蹴出し側の側壁の倒れ込み量は少なくなる。ここで、該成す角が直角から遠い陸部より近い陸部の蹴出側突起部の突起頂点の蹴出し側の側壁からの突出高さkを高くすることにより、制動力作用時、該成す角が直角から遠い陸部では、必要最低限の該高さkで水膜を掃く性能が得られる。また、該成す角が直角から遠い陸部では、該成す角が直角から近い陸部より該蹴出側突起部のタイヤ周方向に沿った断面積が小さくなり、それに伴って横方向溝の溝体積が大きくなるため、通常走行時における排水性能が向上する。また、蹴出側突起部の上記高さkと陸部高さ方向の幅とが同時に小さくなると、該成す角が直角から遠い陸部では、該成す角が直角から近い陸部より横方向溝の溝体積が更に大きくなり、通常走行時における排水性能が更に向上するとともに、該成す角が直角から近い陸部では、該成す角が直角から遠い陸部より該幅が広いため、タイヤトレッドが摩耗しても、該成す角が直角から近い陸部では該成す角が直角から遠い陸部より長期に渡り水膜を掃く効果が維持される。
ショルダーブロック22及び24の踏込側突起部56及び蹴出側突起部58の距離Hは、ショルダーブロック22及び24の内端18Fでは、距離h2であり、内端18Fから外端49Gへ向かって該距離Hは、距離h2から徐々に大きくなっている。また、距離h1>h2である。
また、ショルダーブロック22及び24に設けられる踏込側突起部76の突起頂点76A及び蹴出側突起部78の突起頂点78Aの高さkは、ショルダーブロック22及び24の外端49Gで最大となり、外端49Gから内端18Fに向かって、該高さkは漸減する。
また、ショルダーブロック22及び24の踏込側突起部76の突起頂点76A及び蹴出側突起部78の突起頂点78Aの高さkを、外端49から内端18Fに向かって漸減させることにより、必要最低限の該高さkで水膜を掃く性能が得られる。
ショルダーブロック22及び24の踏込側突起部96の突起頂点96A及び蹴出側突起部98の突起頂点98Aの距離Hは、距離h4である。また、距離h3>h4である。
また、ショルダーブロック22及び24の踏込側突起部116の突起頂点116A及び蹴出側突起部118の突起頂点118Aの高さkはk2である。また、高さk1>k2である。
従来例2:従来例2は、実施例3及び4と同様のトレッドパターンを有し、突起部を持たない空気入りタイヤ。
従来例3:従来例3は、実施例5及び6と同様のトレッドパターンを有し、突起部を持たない空気入りタイヤ。
従来例4:従来例4は、実施例7と同様のトレッドパターンを有し、突起部を持たない空気入りタイヤ。
また、本発明の実施例3及び4の空気入りタイヤは従来例2の空気入りタイヤより優れていることが明らかである。
また、本発明の実施例5及び6の空気入りタイヤは従来例3の空気入りタイヤより優れていることが明らかである。
また、本発明の実施例7の空気入りタイヤは従来例4の空気入りタイヤより優れていることが明らかである。
12 トレッド
14A 主溝(周方向主溝)
14B 主溝(周方向主溝)
16A 横溝(横方向溝)
16B 横溝(横方向溝)
18 センターブロック(陸部)
20 センターブロック(陸部)
22 ショルダーブロック(陸部)
24 ショルダーブロック(陸部)
26 踏込側突起部(突起部)
28 蹴出側突起部(突起部)
30 空気入りタイヤ
36 踏込側突起部(突起部)
38 蹴出側突起部(突起部)
40 空気入りタイヤ
46 踏込側突起部(突起部)
48 蹴出側突起部(突起部)
56 踏込側突起部(突起部)
58 蹴出側突起部(突起部)
60 空気入りタイヤ
66 踏込側突起部(突起部)
68 蹴出側突起部(突起部)
76 踏込側突起部(突起部)
78 蹴出側突起部(突起部)
80 空気入りタイヤ
86 踏込側突起部(突起部)
88 蹴出側突起部(突起部)
96 踏込側突起部(突起部)
98 蹴出側突起部(突起部)
100 空気入りタイヤ
106 踏込側突起部(突起部)
108 蹴出側突起部(突起部)
116 踏込側突起部(突起部)
118 蹴出側突起部(突起部)
Claims (9)
- タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部は、タイヤ半径方向外方から見て平行四辺形であり、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出側突起部は、前記陸部の鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって前記距離Hが漸減することを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部は、タイヤ半径方向外方から見て平行四辺形であり、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出側突起部は、前記陸部の鋭角側の頂点から鈍角側の頂点に向かって前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが漸減すると共にタイヤ周方向に沿った断面積が漸減することを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出側突起部は、前記陸部の接地圧が低い領域側より接地圧が高い領域側で前記距離Hが長くなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が、直角に近い陸部ほど、前記蹴出側突起部の前記距離Hが長くなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記トレッドは、前記踏面と路面との接地圧が異なる前記陸部を複数有し、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記トレッドの接地圧が低い陸部より接地圧が高い陸部で、前記蹴出側突起部の前記距離Hが長くなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出側突起部は、前記陸部の接地圧が低い領域側より接地圧が高い領域側で前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが高くなると共にタイヤ周方向に沿った断面積が大きくなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - タイヤ周方向に沿って延びる複数の周方向主溝と、前記周方向主溝に交差する複数の横方向溝とによって区画された複数の陸部をトレッドに備えた空気入りタイヤであって、
前記陸部の蹴出し側の側壁には、タイヤ幅方向に延びると共に該側壁からタイヤ周方向へ突出する蹴出側突起部が設けられ、
前記陸部の高さをH0、前記陸部の踏面から前記蹴出側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記蹴出側突起部の突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たし、
前記蹴出し側の側壁とタイヤ赤道面とで成す角が、直角に近い陸部ほど、前記突起頂点の前記蹴出し側の側壁からの前記突出高さkが高くなると共に前記蹴出側突起部のタイヤ周方向に沿った断面積が大きくなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記陸部と前記蹴出側突起部との境界のうち踏面側の端部は、前記陸部の踏面からH 0 /27以上離れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記陸部の踏込み側の側壁には、該側壁からタイヤ周方向へ突出し、タイヤ幅方向に延びる踏込側突起部が設けられ、
前記踏込側突起部は、前記陸部の踏面から前記踏込側突起部の突起頂点までの陸部高さ方向の距離をHとしたとき、H 0 /27<H<H 0 /8を満たし、
前記踏込側突起部の突起頂点の前記踏込み側の側壁からの突出高さをkとしたとき、H 0 /27≦k≦H 0 /2を満たす請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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