JP4836187B2 - 排ガス浄化用触媒、並びにその製造方法及びその再生方法 - Google Patents
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ジルコニアと、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子B、
前記複合酸化物粒子Bに担持されている、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、並びに、
少なくとも前記複合酸化物粒子Bに担持されている貴金属、
を備えており、
前記複合酸化物粒子Aと前記複合酸化物粒子Bとの質量比が1/20〜1/2(複合酸化物粒子Aの質量/複合酸化物粒子Bの質量)の範囲であることを特徴とするものである。
前記添加成分の担持量が、金属換算で前記貴金属の量に対するモル比(添加成分の量/貴金属の量)が0.5〜20の範囲となる量であること、が好ましい。
ジルコニアと、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子Bを準備する工程と、
前記複合酸化物粒子Bに、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、及び貴金属を担持する工程と、
前記複合酸化物粒子Aと、前記添加成分及び貴金属が担持された複合酸化物粒子Bとを、前記複合酸化物粒子Aと前記複合酸化物粒子Bとの質量比が1/20〜1/2(複合酸化物粒子Aの質量/複合酸化物粒子Bの質量)の範囲となるように混合して排ガス浄化用触媒を得る工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
先ず、本発明の排ガス浄化用触媒について説明する。すなわち、本発明の排ガス浄化用触媒は、アルミナと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第1の塩基性酸化物とからなり、前記第1の塩基性酸化物の含有量が5〜50質量%である複合酸化物粒子A、
ジルコニアと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子B、
前記複合酸化物粒子Bに担持されている、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、並びに、
少なくとも前記複合酸化物粒子Bに担持されている貴金属、
を備えることを特徴とするものである。
本発明にかかる複合酸化物粒子Aは、アルミナと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第1の塩基性酸化物とからなる複合酸化物の粒子である必要がある。このように、アルミナと後述する第1の塩基性酸化物との複合酸化物を形成させることにより、複合酸化物粒子A上に移動した貴金属の粒成長を十分に抑制することができ、また再生処理による効果の低減を十分に抑制することが可能となる。
本発明にかかる複合酸化物粒子Bは、ジルコニアと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物の粒子である必要がある。
CeO2−ZrO2−Y2O3:530.04eV
ZrO2−La2O3:530.64eV
CeO2−ZrO2:530eV
CeO2−ZrO2−La2O3−Pr2O3:529.79eV
が挙げられる。
本発明の排ガス浄化用触媒においては、前記複合酸化物粒子Bに添加成分が担持されている必要がある。このように、更に添加成分を前記複合酸化物粒子Bに担持せしめることにより、複合酸化物粒子Bの塩基性を向上させ、複合酸化物粒子Bとそれに担持された貴金属との間に極めて強い相互作用を付与することができ、これによって貴金属の粒成長の発生を更に抑制して触媒活性の低下をより十分に抑制することができる。
本発明の排ガス浄化用触媒においては、少なくとも前記複合酸化物粒子Bに貴金属が担持されている必要がある。このような貴金属としては、白金、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、金等が挙げられるが、得られる排ガス浄化用触媒がより高い触媒活性を示すという観点からは、白金、ロジウム、パラジウムが好ましく、再生の観点から、白金、パラジウムが好ましい。
本発明の排ガス浄化用触媒は、前述した複合酸化物粒子A、複合酸化物粒子B、添加成分、及び貴金属を備えるものである。このような排ガス浄化用触媒における前記複合酸化物粒子Aと複合酸化物粒子Bとの混合比としては、前記複合酸化物粒子Aと複合酸化物粒子Bとの質量比が1/20〜1/2(前記複合酸化物粒子Aの質量/複合酸化物粒子Bの質量)の範囲であることが好ましく、1/20〜1/4の範囲であることがより好ましく、1/10〜1/4の範囲であることが特に好ましい。前記複合酸化物粒子Aと複合酸化物粒子Bとの混合比が前記下限未満では、得られた粉末状の触媒を触媒基材に塗布して触媒層を形成する際に、触媒基材表面上の触媒層に剥離が生じる等の問題が発生する傾向にある。他方、混合比が前記上限を超えると、貴金属の粒成長を十分に抑制することができない傾向にあり、また再生処理による効果が不十分となる傾向にある。
次に、本発明の排ガス浄化用触媒の製造方法について説明する。すなわち、本発明の排ガス浄化用触媒の製造方法は、アルミナと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第1の塩基性酸化物とからなり、前記第1の塩基性酸化物の含有量が5〜50質量%である複合酸化物粒子Aを準備する工程と、
ジルコニアと、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子Bを準備する工程と、
前記複合酸化物粒子Bに、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、及び貴金属を担持する工程と、
前記複合酸化物粒子Aと、前記添加成分及び貴金属が担持された複合酸化物粒子Bとを混合して排ガス浄化用触媒を得る工程と、
を含むことを特徴とする方法である。
次いで、本発明の排ガス浄化用触媒の再生方法について説明する。すなわち、本発明の排ガス浄化用触媒の再生方法は、前述した本発明の排ガス浄化用触媒に対して、酸素を含む酸化雰囲気中にて加熱する酸化処理、及び還元処理を施すことを特徴とする方法である。
(調製例1)
硝酸アルミニウム九水和物375gをイオン交換水800gに溶解させた水溶液と、酢酸マグネシウム四水和物107gをイオン交換水800gに溶解させた水溶液とを3リットルのガラス製ビーカの中で混合し、回転数100rpmのロータリスターラを用いて撹拌して混合水溶液を得た。その後、混合水溶液中にpH値12の25%アンモニア水650gを一気に添加し、さらに15分間撹拌した。得られた白色沈殿物と上澄み液をビーカに入れたまま、乾燥器の中で100℃/時間の昇温速度で400℃まで昇温し、400℃で5時間加熱して白色粉末を得た。得られた白色粉末をアルミナ坩堝に移し、さらに850℃で5時間加熱焼成することにより、複合酸化物粒子A1を得た。得られた複合酸化物粒子A1は、Mg:Al=1:2(モル比)のMgAl2O4スピネル粉末であった。
硝酸アルミニウム九水和物375gをイオン交換水800gに溶解させた水溶液と、硝酸バリウム131gをイオン交換水800gに溶解させた水溶液とを3リットルのガラス製ビーカの中で混合し、回転数100rpmのロータリスターラを用いて撹拌して混合水溶液を得た。その後、混合水溶液中にpH値12の25%アンモニア水650gを一気に添加し、さらに15分間撹拌した。得られた白色沈殿物と上澄み液をビーカに入れたまま、乾燥器の中で100℃/時間の昇温速度で400℃まで昇温し、400℃で5時間加熱して白色粉末を得た。得られた白色粉末をアルミナ坩堝に移し、さらに850℃で5時間加熱焼成することにより、複合酸化物粒子A2を得た。得られた複合酸化物粒子A2は、Ba:Al=1:2(モル比)のBaAl2O4スピネル粉末であった。
硝酸セリウム水溶液(CeO2として28質量%含む)233g、オキシ硝酸ジルコニウム水溶液(ZrO2として18質量%含む)152g、硝酸イットリウム14g及びノニオン系界面活性剤(ライオン社製、商品名:レオコン)10gを含有する混合水溶液2000gに25質量%濃度のアンモニア水200gを添加し、室温で10分間撹拌して共沈殿物を得た。次いで、得られた共沈殿物を濾過・洗浄した後に110℃で乾燥し、さらに1000℃で5時間大気中にて焼成してセリウム−ジルコニウム−イットリウム複合酸化物(CeO2−ZrO2−Y2O3)からなる複合酸化物粒子B1を得た。なお、得られた複合酸化物(CZY)の組成比は、68質量%CeO2、28質量%ZrO2、4質量%Y2O3であった。
(実施例1)
先ず、調製例1で得られた複合酸化物粒子A1(100g)を所定量のジニトロジアミン白金の硝酸水溶液(白金濃度:4重量%)を水で希釈した水溶液に浸漬し、濾過・洗浄した後に110℃で乾燥し、さらに500℃で3時間大気中にて焼成してアルミナ系粉末(Pt/MgAl2O4)を得た。得られたアルミナ系粉末におけるPt担持量は0.1質量%であった。
アルミナ系粉末におけるPt担持量を0.05質量%とし、ジルコニア系粉末におけるPt担持量を0.51質量%とした以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
ジルコニア系粉末における添加成分の担持量をPtの量と添加成分中のBaの量のモル比(Ba/Pt)が2となる量とした以外は実施例1と同様にして粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
ジルコニア系粉末におけるPt担持量を0.25質量%とし、添加成分の担持量をPtの量と添加成分中のBaの量のモル比(Ba/Pt)が10となる量とし、アルミナ系粉末及びジルコニア系粉末を質量比が1:10(アルミナ系粉末:ジルコニア系粉末)となるように混合した以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
ジルコニア系粉末における添加成分として、Baを含有する添加成分に代えてNdを含有する添加成分を用いた以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
調製例1で得られた複合酸化物粒子A1に代えて調製例2で得られた複合酸化物粒子A2を用いた以外は実施例1と同様にして粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末におけるPt担持量を0.8質量%とし、ジルコニア系粉末におけるPt担持量を0.36質量%とした以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例1で得られた複合酸化物粒子A1を用い、ジルコニア系粉末におけるPt担持量を1質量%とした以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例1で得られた複合酸化物粒子A1を用いた以外は実施例1と同様にして粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例1で得られた複合酸化物粒子A1を用い、ジルコニア系粉末における添加成分の担持量をPtの量と添加成分中のBaの量のモル比(Ba/Pt)が2となる量とした以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例1で得られた複合酸化物粒子A1を用い、アルミナ系粉末及びジルコニア系粉末を質量比が1:10(アルミナ系粉末:ジルコニア系粉末)となるように混合した以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例1で得られた複合酸化物粒子A1を用い、ジルコニア系粉末における添加成分として、Baを含有する添加成分に代えてNdを含有する添加成分を用いた以外は実施例1と同様にして、粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として調製例2で得られた複合酸化物粒子A2を用いた以外は実施例1と同様にして粉末状の本発明の排ガス浄化用触媒を得た。
実施例1で用いた複合酸化物粒子A1に代えて市販のγ−Al2O3粉末(グレース社製)を用いた以外は実施例1と同様にして粉末状の比較用の排ガス浄化用触媒を得た。
実施例2で用いた複合酸化物粒子A1に代えて市販のγ−Al2O3粉末(グレース社製)を用いた以外は実施例2と同様にして粉末状の比較用の排ガス浄化用触媒を得た。
複合酸化物粒子B1に添加成分を担持しなかった以外は実施例1と同様にして粉末状の比較用の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末におけるPt担持量を2.6質量%とし、複合酸化物粒子B1にPtを担持しなかった以外は実施例1と同様にして粉末状の比較用の排ガス浄化用触媒を得た。
アルミナ系粉末として市販のγ−Al2O3粉末(グレース社製)を用いた以外は実施例1と同様にして粉末状の比較用の排ガス浄化用触媒を得た。
実施例1〜13及び比較例1〜5で得られた粉末状の排ガス浄化用触媒を水に分散して、排ガス浄化用触媒を含有するスラリーを得た。次に、得られたスラリーを、排ガス浄化用触媒のコート密度が150g/Lとなるように、ウォッシュコート法を用いてコージェライト基材表面上にコートして触媒層を形成せしめた。そして、コージェライト基材表面上の触媒層をマイクロスコープにて観察したところ、本発明の排ガス浄化用触媒(実施例1〜13)を用いた場合には、コージェライト基材表面上に触媒層が均一に形成されており、触媒基材への塗布性が良好であることが確認された。
(i)評価方法
先ず、実施例1〜13及び比較例1〜5で得られた粉末状の排ガス浄化用触媒を、冷間等方圧加圧法(CIP法)を採用して1t/cm2の圧力で圧粉成形した後、0.5〜1mmの大きさに粉砕し、ペレット状の触媒とした。
先ず、実施例1〜7及び比較例1〜4で得られた排ガス浄化用触媒における、耐久試験後及び再分散処理後の貴金属の平均粒子径の測定値を表2に示す。また、実施例1〜7及び比較例1〜4で得られた排ガス浄化用触媒(フレッシュ品)における、アルミナ系粉末中の複合酸化物粒子Aの種類及びPt担持量、ジルコニア系粉末中の複合酸化物粒子Bの種類、添加成分の元素種とその担持量、及びPt担持量を表2に示す。さらに、実施例1〜7及び比較例1〜4で得られた排ガス浄化用触媒(フレッシュ品)における、アルミナ系粉末とジルコニア系粉末との混合比、並びに排ガス浄化用触媒中の貴金属の量に対する複合酸化物粒子A上の貴金属の量の質量比を表2に示す。
Claims (9)
- アルミナと、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第1の塩基性酸化物とからなり、前記第1の塩基性酸化物の含有量が5〜50質量%である複合酸化物粒子A、
ジルコニアと、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子B、
前記複合酸化物粒子Bに担持されている、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、並びに、
少なくとも前記複合酸化物粒子Bに担持されている貴金属、
を備えており、
前記複合酸化物粒子Aと前記複合酸化物粒子Bとの質量比が1/20〜1/2(複合酸化物粒子Aの質量/複合酸化物粒子Bの質量)の範囲であることを特徴とする排ガス浄化用触媒。 - 前記貴金属が前記複合酸化物粒子A及び前記複合酸化物粒子Bに担持されていることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化用触媒。
- 前記貴金属が前記複合酸化物粒子Bのみに担持されていることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化用触媒。
- 前記貴金属の担持量が、前記複合酸化物粒子B、前記添加成分及び前記貴金属の全質量に対して0.05〜2質量%の範囲であり、且つ、
前記添加成分の担持量が、金属換算で前記貴金属の量に対するモル比(添加成分の量/貴金属の量)が0.5〜20の範囲となる量であること、
を特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の排ガス浄化用触媒。 - アルミナと、アルカリ土類金属元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第1の塩基性酸化物とからなり、前記第1の塩基性酸化物の含有量が5〜50質量%である複合酸化物粒子Aを準備する工程と、
ジルコニアと、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む第2の塩基性酸化物とからなる複合酸化物粒子Bを準備する工程と、
前記複合酸化物粒子Bに、アルカリ土類金属元素、希土類元素及び3A族元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含む添加成分、及び貴金属を担持する工程と、
前記複合酸化物粒子Aと、前記添加成分及び貴金属が担持された複合酸化物粒子Bとを、前記複合酸化物粒子Aと前記複合酸化物粒子Bとの質量比が1/20〜1/2(複合酸化物粒子Aの質量/複合酸化物粒子Bの質量)の範囲となるように混合して排ガス浄化用触媒を得る工程と、
を含むことを特徴とする排ガス浄化用触媒の製造方法。 - 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の排ガス浄化用触媒に対して、酸素を含む酸化雰囲気中にて加熱する酸化処理、及び還元処理を施すことを特徴とする排ガス浄化用触媒の再生方法。
- 前記酸化処理における温度が500〜1000℃であることを特徴とする請求項6に記載の排ガス浄化用触媒の再生方法。
- 前記酸化雰囲気における酸素濃度が1体積%以上であることを特徴とする請求項6又は7に記載の排ガス浄化用触媒の再生方法。
- 前記排ガス浄化用触媒を内燃機関の排気系に装着した状態で、前記酸化処理及び前記還元処理を施すことを特徴とする請求項6〜8のうちのいずれか一項に記載の排ガス浄化用触媒の再生方法。
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