JP4834464B2 - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
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本発明の実施の形態1として、近赤外光を生体に照射し、生体からの反射光を近赤外光波長のみを透過する光学フィルタを通して、近赤外波長の感度が高い白黒CCDカメラで撮像し、デジタル化した近赤外光画像内の血管領域を抽出する場合を例として説明を行う。この近赤外光画像は、1画素を8bitで表し、画素値は輝度を示す濃淡画像とする。このようにして撮像された近赤外光画像においては、血液中のヘモグロビンは近赤外光を吸収する性質をもっているため、血管が存在する領域だけ反射光が少なくなり、血管が存在する画素の輝度値は小さくなっている。なお、ここでは反射光を撮像しているが、透過光を撮像してもよく、同様に血管が存在する画素の輝度値は小さくなる。
図2は、本実施の形態に係る画像処理装置100が行う処理を示すフローチャートである。図2に示すフローチャートは、ステップS101ないしステップS103からなり、ステップS1011ないしステップS1015からなるステップS101は暗領域抽出工程を、ステップS1021ないしステップS1027からなるステップS102は連続暗領域抽出工程を、ステップS103は特定領域抽出工程を、それぞれ示す。
まず、近赤外光画像101において、相対的に周辺画素よりも輝度値が小さい画素を暗画素として抽出し、暗画素を示す近赤外光画像と同サイズの多値のデジタル画像データ(暗画素画像データ)を作成する。これは、近赤外光画像101に対して、相対的に位置をずらしながら一定範囲の領域を逐次抜き出して行き、抜き出した各位置において、抜き出した領域に含まれる各画素の輝度値を基に、領域の中心に位置する中心画素が、暗画素であるかどうかを評価する暗画素評価値を求め、求めた暗画素評価値を基に暗画素画像データを作成することで行う。ここで求めた暗画素評価値とは、周辺画素と比べ中心画素の輝度値が小さく、また輝度値の差が大きいほど、値が大きくなる性質のものである。従って、暗画素評価値が大きな画素は、近赤外光画像において暗く映っている血管領域である可能性が高いといえる。また、一定範囲の局所的な領域を抜き出し、その領域内において暗画素評価値を求めているため、近赤外光画像において、生体の曲面などの理由で近赤外光が一様に当たらず生体領域の明るさが大きく変化していても、血管領域を含む周辺に比べ暗くなっている領域を精度良く抽出することができる。
次は、ステップS101にて作成された暗画素画像データに対し、予め設定してある画素の連続性を示すマスクパターンを用いて、画素が連続している暗画素である連続暗領域を抽出し、該連続暗領域を示す暗画素画像データと同サイズの多値のデジタル画像データ(連続暗領域画像データ)を作成する。ステップS101で作成した暗画素画像データは、血管に限らず周辺に比べ暗くなっている画素を抜き出したものであるため、ここには血管以外のノイズなども含まれている。そこで、画素が連続している暗画素、即ち血管の特徴であるライン状になっている暗画素を抽出することで、より血管の可能性が高い領域を抽出することができる。これは、暗画素画像データに対して、マスクパターンを重ね合わせる位置を相対的にずらしながら、マスクパターンを用いて、重ね合わせた各位置における暗画素の連続性を示す連続評価値を逐次求め、求めた連続評価値を基に連続暗領域画像データを作成していくことで行う。
次は、ステップS102にて作成された連続暗領域画像データに対し、血管が存在する画素からなる特定領域を抽出し、該特定領域を示す、連続暗領域画像データと同サイズの多値のデジタル画像データ(特定領域画像データ)を作成する。
次に、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置について説明を行う。
図8は、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の要部概略構成を示すブロック図である。同図において、実施の形態2の画像処理装置800は、コンピュータにより形成され、演算領域算出部802、暗領域抽出部803と、連続暗領域抽出部804と、特定領域抽出部104を含んで構成される。実施の形態1で説明したのと同じ構成のものについては同じ符号を付し、説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る画像処理装置800が行う処理を示すフローチャートである。図9のフローチャートはステップS201ないしステップS204からなり、ステップS201は演算領域算出工程を、ステップS2021からステップS2026からなるステップS202は暗領域抽出工程を、ステップS2031からステップS2038からなるステップS203は連続暗領域抽出工程を、ステップS204は特定領域抽出工程を、それぞれ示す。実施の形態1の処理と異なる点は、演算領域算出工程が新しく追加され、撮像したデジタル画像において、例えば生体以外の背景領域を除いた領域を演算領域として算出し、算出した演算領域を示す演算領域画像データを作成し、暗領域抽出工程では、該演算領域でのみ暗領域を抽出する処理を行うようにし、連続暗領域抽出工程では、該演算領域でのみ連続暗領域を抽出する処理を行うようにした点が異なる。このように演算領域を設定することで、背景領域における血管の誤抽出をなくすと共に、演算を行う範囲を絞ることで演算量を減らすことができる。
まず、近赤外光画像において、背景領域を除いた領域を演算領域として算出し、算出した演算領域を示す演算領域画像データを作成する。近赤外光画像は、生体を撮像しているが、ここには生体以外の背景領域も撮像されており、背景領域を除いた演算領域でのみ抽出処理を行うことで、背景領域における誤抽出をなくすることができる。また、処理を行う対象となる範囲が絞れることで、処理回数を減らすことにもなり高速化が図れる。なお、演算領域画像データとしては、予め近赤外光画像と同サイズの画像データを用意しておき、演算領域を示す画素の画素値を1、それ以外を0にすることで設定する。後段の工程では、演算領域画像データの画素値が1となっている画素位置を調べることで演算領域を知ることができる。
次は、図2のステップS101と同様に、近赤外光画像において、相対的に周辺画素よりも輝度値が小さい画素である、暗画素を抽出し、該暗画素を示す近赤外光画像と同サイズの多値のデジタル画像データ(暗画素画像データ)を作成する。ただし、暗画素を抽出する処理は、ステップS201で求めた演算領域でのみ行う。
次は、図2のステップS102と同様に、ステップS202において作成された暗画素画像データに対し、予め設定してある画素の連続性を示すマスクパターンを用いて、画素が連続している暗画素である連続暗領域を抽出し、該連続暗領域を示す、暗画素画像データと同サイズの多値のデジタル画像データ(連続暗領域画像データ)を作成する。ただし、連続暗領域を抽出する処理は、ステップS201で求めた演算領域でのみ行う。
次は、ステップS203にて作成された連続暗領域画像データに対し、血管が存在する画素からなる特定領域を抽出し、該特定領域を示す、連続暗領域画像データと同サイズの多値のデジタル画像データ(特定領域画像データ)を作成する。なお、特定領域を抽出し、特定領域画像データを作成する方法は、図2のステップS103と同様であるため、説明を省略する。こうして作成した特定領域画像データを血管が存在する特定領域として出力する。
図12は、本発明の実施の形態3に係る画像処理装置の要部概略構成を示すブロック図である。同図において、実施の形態3の画像処理装置1200は、コンピュータにより形成され、画像変換部1201と、暗領域抽出部102と、連続暗領域抽出部103と、特定領域抽出部104を含んで構成される。前述した実施の形態1で説明したのと同じ構成のものについては同じ符号を付し、説明を省略する。
まず、撮像した近赤外光画像において、画像内の血管の大きさや方向といった特定領域の情報が一定になるように近赤外光画像を変換する。近赤外光画像に映し出される生体の大きさは、生体とCCDカメラとの距離変動により逐次変化する。また近赤外光画像に映し出される生体の向きは、生体が動くことで逐次変化していく。従って、撮像した近赤外光画像に応じて逐次、実施の形態1や実施の形態2において説明した暗領域抽出工程では抜き出し領域の範囲、連続暗領域工程では重ね合わせるマスクパターンのサイズや方向、また各工程の閾値など様々なパラメータを変更する必要がでてくる。これでは、変更するパラメータが多く非常に手間がかかり、また画像毎に血管抽出の精度が変わってしまう恐れがある。そこで、撮像した近赤外光画像を、血管を抽出するための血管抽出処理に適した画像に変換し、変換した近赤外光画像において血管抽出処理を行うようにする。これにより、各工程で用いるパラメータの変更が不要となる。
x’=(x×cosθ+y×sinθ)×s
y’=(−x×sinθ+y×cosθ)×s
(ステップS302/暗領域抽出工程)
次は、図2のステップS102と同様にし、ステップS302において作成された暗画素画像データに対し、予め設定してある画素の連続性を示すマスクパターンを用いて、画素が連続している暗画素である連続暗領域を抽出し、該連続暗領域を示す、暗画素画像データと同サイズの多値のデジタル画像データ(連続暗領域画像データ)を作成する。なお、連続暗領域を抽出し、連続暗領域画像データを作成する方法は、図2のステップS102と同様であるため、説明を省略する。こうして作成された連続暗領域を示す連続暗領域画像データは、以下のステップS304において参照される。(ステップS304/特定暗領域抽出工程)
次に、実施の形態3の画像処理装置1200における画像変換工程を実施の形態2の画像処理装置1100における画像処理に追加した実施の形態4の画像処理装置について説明する。
次に、本発明の実施の形態5に係る画像処理装置について、図面を参照しながら説明する。実施の形態5に係る画像処理装置は、実施の形態1に係る画像処理装置100から出力される特定領域画像データを用いて、近赤外光画像における血管領域を示す特定領域を強調して表示する画像処理装置である。
101 近赤外光画像
102 暗領域抽出部
103 連続暗領域抽出部
104 特定領域抽出部
105 特定領域
401 最初の抜き出し領域
402 抜き出し領域の中心に位置する中心画素
403 抜き出し処理の走査線
404 抜き出し処理の走査範囲
501 第1のパターン領域
502 第2のパターン領域
802 演算領域算出部
803 暗領域抽出部
804 連続暗領域抽出部
1201 画像変換部
1601 強調表示部
1602 強調画像
Claims (25)
- 近赤外光を生体に照射し、反射光又は透過光の近赤外波長成分を撮像しデジタル化した近赤外光画像に対して、相対的に周辺画素よりも輝度値が小さい画素を暗画素として抽出し、各画素に第1の特徴量を付加した暗画素画像データを作成する暗領域抽出工程と、
前記暗領域抽出工程で作成された暗画素画像データから、予め設定した1つあるいは複数のマスクパターンに一致するように連続して分布する前記暗画素を連続暗領域として抽出し、各画素に第2の特徴量を書き込んだ連続暗領域画像データを作成する連続暗領域抽出工程と、
前記連続暗領域抽出工程で作成された連続暗領域画像データ内の複数の連続暗領域から、前記第2の特徴量が所定の値よりも大きい領域を前記生体の血管が存在する特定領域として抽出し、特定領域画像データを作成する特定領域抽出工程と、
を備える画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程は、前記近赤外光画像に対して相対的に1画素ずつ位置をずらしながら所定範囲の領域を逐次抜き出していき、各位置で抜き出した領域における各画素の輝度値を基に、領域の中心に位置する中心画素が暗画素であるかどうかを評価する暗画素評価値を前記第1の特徴量として求め、求めた前記暗画素評価値を基に前記暗画素画像データを作成する画像処理方法。 - 請求項2に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程は、抜き出した領域内の全画素の輝度値から中心画素の輝度値を減算した値を画素毎に求め、前記減算した後の全画素の値の総和を前記暗画素評価値とする画像処理方法。 - 請求項2に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程は、前記中心画素の前記暗画素評価値が所定の閾値よりも大きくなる画素を前記暗画素とし、前記抜き出した所定の領域において、前記中心画素が暗画素である場合には、前記暗画素の前記暗画素評価値を所定値で除算した結果を前記暗画素の特徴量として付加し、暗画素以外の画素は全てゼロを特徴量として付加し、前記中心画素が暗画素ではない場合は、全ての画素にゼロを特徴量として付加することを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記連続暗領域抽出工程は、前記暗画素画像データに対して、前記マスクパターンを重ね合わせる位置を相対的に1画素ずつずらしながら、各位置における暗画素の連続性を評価する連続評価値を逐次求め、前記連続評価値を基に連続暗領域を抽出していき、前記連続評価値と前記マスクパターンの位置情報を基に該当する暗画素に前記連続評価値を前記第2の特徴量として書き込んで連続暗領域画像データを作成する画像処理方法。 - 請求項5に記載の画像処理方法であって、
前記連続暗領域抽出工程は、前記各マスクパターンにそれぞれ異なる重み値を持たせておき、各マスクパターン毎に求める連続評価値に重み付けを行う画像処理装置。 - 請求項5に記載の画像処理方法であって、
前記連続暗領域抽出工程は、前記連続暗領域画像データの作成において、前記マスクパターンに一致する位置に対応する前記連続暗領域画像データ上の画素位置に、前記連続評価値を所定値で除算した結果を前記第2の特徴量として書き込む処理を行い、既に値が書き込まれていた場合は、書き込む値が大きい値の場合のみ前記第2の特徴量として書き込みを行う画像処理方法。 - 請求項5に記載の画像処理方法であって、
前記連続暗領域抽出工程は、前記連続暗領域画像データの作成において、前記連続評価値の中で最大の連続評価値を持つ前記連続暗領域と前記マスクパターンの組合せを調べ、該当する暗画素のみに前記連続評価値を前記第2の特徴量として書き込みを行う画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記特定領域抽出工程は、前記連続暗領域画像データの各画素位置において、前記第2の特徴量が所定の閾値よりも大きくなっている画素を特定領域として抽出し、前記第2の特徴量を基に特定領域画像データを作成する画像処理方法。 - 請求項9に記載の画像処理方法であって、
前記特定領域抽出工程は、前記所定の閾値として、前記連続暗領域画像データから前記特定領域として抽出される領域の画素数が所定の画素数以下になるような値を算出し、その値を設定する画像処理方法。 - 請求項9に記載の画像処理方法であって、
前記特定領域抽出工程は、前記特定領域画像データの作成を行った後で、連続暗領域の面積値あるいは縦横の幅比に応じて重み値を算出した各画素に重み付けを行い、前記重み付けされた値が所定の閾値よりも大きくなっている画素領域のみ特定領域として再度抽出する画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程の前に前記近赤外光画像から前記生体以外の背景領域を除いた演算領域画像を抽出する演算領域算出工程を備え、前記暗領域抽出工程と前記連続暗領域抽出工程では前記演算領域画像に基づいて処理を行う画像処理方法。 - 請求項12に記載の画像処理方法であって、
前記演算領域算出工程は、前記近赤外光画像の各画素の輝度値を所定の閾値と比較して演算領域を抽出し、前記演算領域画像を生成する画像処理方法。 - 請求項13に記載の画像処理方法であって、
前記演算領域算出工程は、前記所定の閾値として、前記近赤外光画像から抽出される画素数が所定の画素数以上になるような値に設定する画像処理方法。 - 請求項13に記載の画像処理方法であって、
前記演算領域算出工程は、前記所定の閾値と比較し、前記演算領域の候補となる画素が集合した領域が複数個ある場合、最大の画素数からなる領域を前記演算領域画像とする画像処理方法。 - 請求項13に記載の画像処理方法であって、
前記演算領域算出工程は、前記抽出した演算領域に対し、演算領域の大きさを縮小させる修正を行う画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程の前に前記近赤外光画像の補正を行う画像変換工程を備え、前記近赤外光画像内の生体領域の大きさが一定の割合になるように前記近赤外光画像のサイズを拡大又は縮小させる補正を行う画像処理方法。 - 請求項1に記載の画像処理方法であって、
前記暗領域抽出工程の前に前記近赤外光画像の補正を行う画像変換工程を備え、前記近赤外光画像内の生体領域の方向が所定の方向に向くように前記近赤外光画像を回転させる補正を行う画像処理方法。 - 近赤外光を生体に照射し、反射光または透過光の近赤外波長成分を撮像しデジタル化した近赤外光画像に対して、相対的に周辺画素よりも輝度値が小さい画素を暗画素として抽出し、各画素に第1の特徴量を付加した暗画素画像データを作成する暗領域抽出部と、
前記暗画素画像データから、予め設定した一つあるいは複数のマスクパターンに一致するように連続して分布する前記暗画素を連続暗領域として抽出し、各画素に第2の特徴量を書き込んだ連続暗領域画像データを作成する連続暗領域抽出部と、
前記連続暗領域画像データ内の複数の連続暗領域から、前記第2の特徴量が所定の値よりも大きい領域を前記生体の血管が存在する特定領域として抽出し、特定領域画像データを作成する特定領域抽出部と、
を備える画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記近赤外光画像から前記生体以外の背景領域を除いた演算領域画像を抽出する演算領域算出部を備え、
前記暗領域抽出部と前記連続暗領域抽出部は、前記演算領域画像に基づいて処理を行う画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記近赤外光画像内の生体領域の大きさが一定の割合となり、かつ方向が所定の方向に向くように前記近赤外光画像の補正を行う画像変換部を備える画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記暗領域抽出部は、前記近赤外光画像に対して相対的に1画素ずつ位置をずらしながら所定範囲の領域を逐次抜き出していき、各位置で抜き出した領域における各画素の輝度値を基に、領域の中心に位置する中心画素が暗画素であるかどうかを評価する暗画素評価値を前記第1の特徴量として求め、求めた前記暗画素評価値を基に前記暗画素画像データを作成する画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記連続暗領域抽出部は、前記暗画素画像データに対して、前記マスクパターンを重ね合わせる位置を相対的に1画素ずつずらしながら、各位置における暗画素の連続性を評価する連続評価値を逐次求め、前記連続評価値を基に連続暗領域を抽出していき、抽出した前記連続評価値と前記マスクパターンの位置情報を基に該当する暗画素に前記連続評価値を前記第2の特徴量として書き込んで連続暗領域画像データを作成する画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記特定領域抽出部は、前記連続暗領域画像データの各画素位置において、前記第2の特徴量が所定の閾値よりも大きくなっている画素を特定領域として抽出し、前記第2の特徴量を基に前記特定領域画像データを作成する画像処理装置。 - 請求項19に記載の画像処理装置であって、
前記特定領域画像データを用い、前記第2の特徴量に応じて前記近赤外光画像における前記特定領域を強調して表示する強調表示部を備える画像処理装置。
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