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JP4831835B2 - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

ガスタービン燃焼器 Download PDF

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JP4831835B2
JP4831835B2 JP2007247225A JP2007247225A JP4831835B2 JP 4831835 B2 JP4831835 B2 JP 4831835B2 JP 2007247225 A JP2007247225 A JP 2007247225A JP 2007247225 A JP2007247225 A JP 2007247225A JP 4831835 B2 JP4831835 B2 JP 4831835B2
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Description

本発明は、ガスタービンの燃焼器に関する。
異なる冷却媒体を併用してガスタービン燃焼器を冷却する技術が知られている。
特許文献1は、このような技術の一つを開示している。特許文献1によれば、ガスタービン負荷の低いときには燃焼器壁面が圧縮機により加圧された空気で冷却され、ガスタービン負荷が高くなると蒸気のような他の冷却媒体による冷却が追加される。他の冷却媒体は、冷却後回収され、燃焼ガス中に放出されない。
特許文献1が開示している技術は、熱負荷変動に応じて燃焼器を冷却するものであると考えられる。
特開平9−303777号公報
本発明の目的は、ガスタービン燃焼器を熱負荷分布に応じて効率的に冷却することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)は、燃料供給部(9)と、燃焼筒(2)とを具備する。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の内側の燃焼領域(8)に燃料を供給する。燃焼筒(2)は、燃料が燃焼して生成される燃焼ガスをタービンに供給する。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の軸線(S)を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズル(14)を含む。燃焼領域(8)を流れる燃焼ガスの主流方向に延びる複数通路(31、32、51)が燃焼筒(2)の周方向に沿って設けられる。複数通路(31、32、51)の各々に冷却媒体が供給される。複数通路(31、32、51)は、燃料ノズル(14)の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路(321)と、複数の燃料ノズル(14)の隣り合う二つの間の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路(322)とを含む。燃料ノズル対応通路(321)の等価直径は、燃料ノズル間対応通路(322)の等価直径より大きい。
ガスタービン燃焼器(1)は、燃焼筒(2)に設けられた音響箱(5)を更に具備することが好ましい。燃料ノズル対応通路(321)及び燃料ノズル間対応通路(322)の各々は、冷却媒体を燃焼筒(2)に設けられた開口(42)から音響箱(5)の内側の音響箱内空間に供給する。燃焼筒(2)には、音響箱内空間と燃焼領域(8)とを連通する吸音孔(16)が設けられる。
燃料ノズル対応通路(321)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部(321w)を含むことが好ましい。燃料ノズル間対応通路(322)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まないことが好ましい。
燃料ノズル対応通路(321)は、等価直径が開口(42)に近づくにつれて単調減少する等価直径単調減少部を含むことが好ましい。
複数通路(31、32、51)の周方向のピッチは、燃料ノズル(14)の下流側において狭く、複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の下流側において広いことが好ましい。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)は、燃料供給部(9)と、燃焼筒(2)と、燃焼筒(2)に設けられた音響箱(5)とを具備する。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の内側の燃焼領域(8)に燃料を供給する。燃焼筒(2)は、燃料が燃焼して生成される燃焼ガスをタービンに供給する。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の軸線(S)を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズル(14)を含む。燃焼領域(8)を流れる燃焼ガスの主流方向に延びる複数通路(31、32、51)が燃焼筒(2)の周方向に沿って設けられる。複数通路(31、32、51)の各々に冷却媒体が供給される。複数通路(31、32、51)は、燃料ノズル(14)の下流側に配置される燃料ノズル対応通路(321)と、複数の燃料ノズル(14)の隣り合う二つの間の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路(322)とを含む。燃料ノズル対応通路(321)及び燃料ノズル間対応通路(322)の各々は、冷却媒体を燃焼筒(2)に設けられた開口(42)から音響箱(5)の内側の音響箱内空間に供給する。燃焼筒(2)には、音響箱内空間と燃焼領域(8)とを連通する吸音孔(16)が設けられる。燃料ノズル対応通路(321)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部(321w)を含む。燃料ノズル間対応通路(322)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まない。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の冷却方法は、燃料供給部(9)が燃焼筒(2)の内側の燃焼領域(8)に燃料を供給するステップと、燃料を燃焼して燃焼ガスを生成するステップと、燃焼ガスをタービンに供給するステップと、燃焼筒(2)に設けられた複数通路(31、32、51)の各々に冷却媒体を供給するステップとを具備する。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の軸線(S)を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズル(14)を含む。複数通路(31、32、51)は、燃焼領域(8)における燃焼ガスの主流方向に沿って延び、周方向に沿って配置される。複数通路(31、32、51)は燃料ノズル(14)の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路(321)と、複数の燃料ノズル(14)の隣り合う二つの間の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路(322)とを含む。燃料ノズル対応通路(321)の等価直径は、燃料ノズル間対応通路(322)の等価直径より大きい。
本発明によるガスタービン燃焼器(1)の冷却方法は、燃料供給部(9)が燃焼筒(2)の燃焼領域(8)に燃料を供給するステップと、燃料を燃焼して燃焼ガスを生成するステップと、燃焼ガスをタービンに供給するステップと、燃焼筒(2)に設けられた複数通路(31、32、51)の各々に冷却媒体を供給するステップと、複数通路(31、32、51)の各々が燃焼筒(2)に設けられた音響箱(5)の内側の音響箱内空間に冷却媒体を供給するステップとを具備する。燃焼筒(2)には、音響箱内空間と燃焼領域とを連通する吸音孔(16)が設けられる。燃料供給部(9)は、燃焼筒(2)の軸線(S)を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズル(14)を含む。複数通路(31、32、51)は、燃焼領域(8)における燃焼ガスの主流方向に沿って延び、周方向に沿って配置される。複数通路(31、32、51)は、燃料ノズル(14)の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路(321)と、複数の燃料ノズル(14)の隣り合う二つの間の主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路(322)とを含む。燃料ノズル対応通路(321)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部(321w)を含む。燃料ノズル間対応通路(322)は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まない。
本発明によれば、ガスタービン燃焼器が熱負荷分布に応じて効率的に冷却される。
添付図面を参照して、本発明によるガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器の冷却方法を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るガスタービンは、ガスタービンコンバインドサイクルプラントの一部を構成する。ガスタービンコンバインドサイクルプラントは、ガスタービンに加えて蒸気タービンシステムを備える。
ガスタービンは、図1に示された燃焼器1と、圧縮機(不図示)と、タービン(不図示)とを備える。圧縮機は、加圧空気を生成する。加圧空気の一部は燃焼空気として燃焼器1に供給される。加圧空気の他の一部は冷却空気として燃焼器1に供給される。燃焼器1は、燃焼空気を用いて燃料を燃焼して燃焼ガスを生成する。冷却空気は、燃焼器1を冷却した後、燃焼ガスに混ぜられる。燃焼器1は、冷却空気が混ざった燃焼ガスをタービンに供給する。タービンは、燃焼ガスからエネルギーを受けて圧縮機及び発電機を駆動し、燃焼ガスを排ガスとして排出する。水蒸気タービンシステムは、排ガスを用いて水蒸気を生成し、水蒸気を用いて蒸気タービンを駆動する。水蒸気タービンシステムから水蒸気が抜き出されて燃焼器1の冷却に用いられる。燃焼器1を冷却した水蒸気は、水蒸気タービンシステムに戻されて蒸気タービンに供給される。
図1に示されるように、燃焼器1は、車室4の内部に設置されている。燃焼器1は、燃焼筒2と、燃料供給部9と、尾筒3を備える。燃焼筒2の内側空間を燃焼ガス主流が流れる方向を主流方向と呼ぶ。燃料供給部9は、燃焼筒2の主流方向上流側に接続されている。尾筒3は、燃焼筒2の主流方向下流側に接続されている。燃焼筒2の外側面には、音響箱5、蒸気ジャケット6及び蒸気ジャケット7が設けられている。音響箱5、蒸気ジャケット6及び蒸気ジャケット7の各々は、燃焼筒2を周方向に全周取り巻く帯状の形状をしている。音響箱5、蒸気ジャケット6、及び蒸気ジャケット7の各々は、環状の内部空間を形成している。蒸気ジャケット6は音響箱5の下流側に配置され、蒸気ジャケット7は蒸気ジャケット6の下流側に配置される。
図2は、燃料供給部9及び燃焼筒2の縦断面図を示す。燃料供給部9及び燃焼筒2は、中心軸Sを軸とした略回転対称な形状をしている。燃料供給部9は、燃焼筒2の主流方向上流側の端部2aに接合される。燃焼筒2の主流方向下流側の端部2bは、端部2aの反対側に配置され、尾筒3に接合される。燃料供給部9は、中心軸S上に配置されたパイロットノズル12と、パイロットノズル12を取り巻くように配置された複数のメインノズル14とを備える。複数のメインノズル14は、中心軸Sを中心とする円周上に配置されている。パイロットノズル12及び各メインノズル14は、燃焼筒2の内側空間としての燃焼領域8に向かって燃料を噴出する。各メインノズル14は、燃料と燃焼空気との予混合火炎を形成する。各メインノズル14の主流方向下流側には、燃料と燃焼空気の流れを一旦絞るための延長管15が設けられる。延長管15は、燃料と燃焼空気の混合を促進する。
燃焼領域8において、燃料が燃焼して燃焼ガスが生成する。燃焼ガス主流は、中心軸Sに略平行に図2の左側から右側に向かって流れ、尾筒3を通ってタービンに流入する。燃焼ガスは、下流に行くほど燃焼反応が進行して温度が上昇する。したがって、燃焼筒2は、主流方向下流側ほど大きい熱負荷を受ける。
図3を参照して、燃焼筒2を冷却するための構造を説明する。
燃焼筒2の延長管15の主流方向下流端に対応する位置には、外側リング18が燃焼筒2の全内周にわたって連続して設けられている。外側リング18は、中心軸Sを中心とした回転対称形をしている。中心軸SをZ軸とする円柱座標系を考える。動径長さをR、偏角をθで表す。外側リング18は、Z座標において延長管15の主流方向下流端と一致する。外側リング18が延長管15の主流方向下流端の外側に配置されるため、外側リング18のR座標は延長管15の主流方向下流端のR座標より大きい。外側リング18の内側端が主流方向下流側に延びて環状のガイド23を形成している。ガイド23も燃焼筒2の全内周にわたって連続して設けられている。ガイド23は、中心軸Sを中心とした回転対称形をしている。ガイド23と燃焼筒2の内壁面に挟まれたガイドスペース28は、中心軸Sを中心とする環状空間である。燃焼筒2には、圧縮機から供給された冷却空気をガイドスペース28に導入するための吸気孔27が設けられている。ガイドスペース28に導入された冷却空気は、ガイドスペース28の主流方向下流側部分としての噴出口28aから燃焼筒2の内周面に沿って主流方向下流側にフィルム状に噴出される。噴出口28aは、Z座標において延長管15の主流方向下流端と一致する。フィルム空気は、燃焼筒2の内周面近傍領域における予混合火炎の燃空比を低くすると共に、燃焼負荷率を低くして振動燃焼を抑制する。
燃焼筒2には、周方向に延びる周方向キャビティ30が音響箱5よりも主流方向下流側に設けられている。周方向キャビティ30から複数の空気通路31と複数の空気通路32とが主流方向上流側に向かって延びている。複数の空気通路31は、燃焼筒2の周方向に沿って配置されている。複数の空気通路32は、燃焼筒2の周方向に沿って配置されている。各空気通路31の主流方向上流端は、音響箱5より主流方向下流側に位置する開口41において燃焼筒2の外周面に開口している。各空気通路32の主流方向上流端は、音響箱5より主流方向上流側且つ吸気孔27より主流方向下流側に位置する開口43において燃焼筒2の外周面に開口している。各空気通路32の中間部分は、開口42によって音響箱5の内部空間と連通している。空気通路32の開口42と周方向キャビティ30の間の部分は、空気通路部分32aと呼ばれる。空気通路32の開口43と開口42の間の部分は、空気通路部分32bと呼ばれる。燃焼筒2には、音響箱5の内部空間と燃焼領域8とを連通する複数の吸音孔16が設けられている。
燃焼筒2の周方向キャビティ30より主流方向下流側の部分に、蒸気ジャケット6の内部空間と蒸気ジャケット7の内部空間とを接続する複数の蒸気通路51が設けられている。各蒸気通路51は、主流方向に沿って延びている。複数の蒸気通路51は、燃焼筒2の周方向に沿って配置されている。
空気通路31、空気通路32、周方向キャビティ30、音響箱5、吸音孔16、外側リング18及び吸気孔27は、上流側領域2cに設けられている。蒸気通路51は、上流側領域2cより主流方向下流側の下流側領域2dに設けられている。上流側領域2cには、蒸気通路は設けられていない。下流側領域2dには空気通路は設けられていない。
蒸気ジャケット7の内部空間に蒸気タービンシステムから蒸気が供給される。蒸気は、蒸気通路51を主流方向上流側に向かって流れて蒸気ジャケット6の内部空間に流入する。蒸気は、蒸気ジャケット6の内部空間から蒸気タービンシステムに戻される。蒸気通路51を流れる蒸気によって下流側領域2dが冷却される。
開口43から空気通路部分32bに流入する冷却空気は、空気通路部分32bを主流方向下流側に向かって流れて開口42を通って音響箱5の内部空間に流入する。開口41から空気通路31に流入する冷却空気は、空気通路31を主流方向下流側に向かって流れて周方向キャビティ30に流入する。冷却空気は、周方向キャビティ30から空気通路部分32aを主流方向上流側に向かって流れて開口42を通って音響箱5の内部空間に流入する。音響箱5の内部空間の冷却空気は、吸音孔16を通って燃焼領域8に流入する。
本実施形態においては、熱負荷が大きい下流側領域2dが比熱の大きい蒸気により強力に冷却されるため、燃焼筒2の疲労強度が向上する。さらに、熱負荷が小さい上流側領域2cを空気により冷却するため、燃焼筒2の冷却に用いる蒸気の流量が少なくてすむ。冷却に用いる蒸気の流量が少なくてすむのでガスタービンコンバインドサイクルプラント全体の熱効率が向上する。
本実施形態においては、上流側領域2cを冷却した冷却空気が、音響箱5の内部空間のパージに用いられる。そのため、上流側領域2cの冷却とパージとを別々の加圧空気で行う場合に比べて、燃焼空気の流量を増やすことが可能である。その結果、燃焼振動が抑制され、排ガス中の窒素酸化物濃度が低下する。
図4を参照して、燃焼筒2は、メインノズル14の主流方向下流側に配置されるメインノズル下流側領域2eと、隣り合う二つのメインノズル14の間の主流方向下流側に配置されるメインノズル間下流側領域2fとを備える。メインノズル下流側領域2eとメインノズル間下流側領域2fとは、燃焼筒2の周方向に沿って交互に配置されている。中心軸SをZ軸とする円柱座標系において、メインノズル14とこれに対応するメインノズル下流側領域2eとは、座標θが一致する。隣り合う二つのメインノズル14の間とこれに対応するメインノズル間下流側領域2fとは、座標θが一致する。
燃焼筒2においては、メインノズル下流側領域2eにおいて熱負荷が大きくメインノズル間下流側領域2fにおいて熱負荷が小さい周方向の熱負荷分布が存在する。燃焼領域8の主流方向上流側の領域においては、燃焼反応が進行中であり燃焼ガスの混合も不十分である。燃焼領域8の主流方向下流側の領域においては、燃焼反応がほぼ完了しており燃焼ガスが十分に混合されている。したがって、周方向の熱負荷分布は、上流側領域2cにおいて比較的に顕著であり、下流側領域2dにおいて比較的に顕著でない。
図4に示すように、メインノズル下流側領域2eに配置された空気通路32としての空気通路321の等価直径は、メインノズル間下流側領域2fに配置された空気通路32としての空気通路322の等価直径よりも大きい。したがって、空気通路321を流れる冷却空気の流量は空気通路322を流れる冷却空気の流量よりも多い。図4において空気通路32の等価直径は2種類であるが、3種類以上でも良い。
本実施形態においては、熱負荷が大きいメインノズル下流側領域2eが強力に冷却され、熱負荷が小さいメインノズル間下流側領域2fを冷却するための冷却空気が削減される。
本実施形態においては、燃焼筒2に周方向の温度分布が発生することが防がる。その結果、周方向の温度分布が引き起こす熱応力が小さくなって燃焼筒2の疲労強度が向上する。
空気通路321の周方向ピッチP1を空気通路322の周方向ピッチP2よりも小さくすると、上述の効果が更に高まる。
上述した等価直径の周方向分布は、空気通路31に適用しても良く、蒸気通路51に適用してもよい。しかし、上述した等価直径の周方向分布を上流側領域2cに配置された空気通路31及び空気通路32のみに適用し、下流側領域2dに配置された蒸気通路51に適用しないことは、費用対効果の点で優れている。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る燃焼器1は、第1の実施形態に係る燃焼器1の空気通路321の形状を変更したものである。図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃焼筒2において音響箱5の近傍を示す。メインノズル下流側領域2eに設けられた空気通路32としての空気通路321は、空気通路部分32aとしての空気通路部分321aと空気通路部分32bとしての空気通路部分321bとを備える。各空気通路321には、空気通路321の長手方向(主流方向)に沿って複数の通路拡大部321wが設けられている。各空気通路321は、通路拡大部321wにおいて等価直径(通路の通路断面積)が局所的に拡大している。通路拡大部321wは、空気通路部分321aと空気通路部分321bの両方に設けられている。メインノズル間下流側領域2fに設けられた空気通路32としての空気通路322には、通路拡大部321wのような通路拡大部は設けられていない。
図6Aは、空気通路322における熱伝達率と流れ方向距離との関係を示すグラフである。空気通路322は、等価直径が流れ方向距離によらずに値d1で一定である。空気通路322においては、熱伝達率が流れ方向距離によらずに値Xで一定である。
図6Bは、空気通路321における熱伝達率と流れ方向距離との関係を示すグラフである。空気通路321の通路拡大部321w以外の部分の等価直径は値d2である。ここで、d1はd2と等しい。通路拡大部321wにおいて空気通路321の壁面近傍を流れる冷却空気の流れが切断され、空気通路321を起点として境界層が発達し始める。そのため、空気通路321においては、熱伝達率が値Xより大きい範囲で流れ方向距離に沿って変動する。
通路拡大部321wの空気通路321の長手方向のピッチPは、d2の10倍以下であることが好ましい。この場合、境界層が未発達のまま流れが切断されるため、熱伝達率を増加させる上で有利である。
通路拡大部321wの長手方向距離Lは、通路拡大部321wの拡大深さHの5〜10倍であることが好ましい。この場合、通路拡大部321wにおける冷却空気の流れの剥離及び再付着がより確実に得られるため、熱伝達率を増加させる上で有利である。拡大深さの方向は、空気通路321の長手方向に垂直である。空気通路321は、通路拡大部321wにおいて燃焼筒2の周方向及び半径方向のいずれか一方又は両方に拡大される場合がある。
値d2を値d1より大きくすることが好ましい。このとき、通路拡大部321wにおける等価直径及び空気通路321の通路拡大部321w以外の部分の等価直径は、いずれも空気通路322の等価直径より大きい。
図5を参照して、空気通路321の周方向ピッチP1を空気通路322の周方向ピッチP2より小さくすることが好ましい。この場合、メインノズル下流側領域2eにおける吸音孔16の周方向ピッチP3もメインノズル間下流側領域2fにおける吸音孔16の周方向ピッチP4より小さくなる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態においては、メインノズル下流側領域2eに配置された空気通路部分32aとしての空気通路部分321aの等価直径(通路断面積)が開口42に近づくにしたがって単調減少する。
図7Aは、燃焼筒2の半径方向の通路幅が開口42に近づくにしたがって段階的(不連続)に単調減少する空気通路321を示す。
図7Bは、燃焼筒2の半径方向の通路幅が開口42に近づくにしたがって連続的(滑らか)に単調減少する空気通路部分321aを示す。
図7Cは、燃焼筒2の周方向の通路幅が開口42に近づくにしたがって段階的(不連続)に単調減少する空気通路部分321aを示す。
空気通路部分321aは、燃焼筒2の周方向の通路幅が開口42に近づくにしたがって連続的(滑らか)に減少してもよい。
本実施形態においては、冷却空気の出口としての開口42に近づくにしたがって空気通路部分321aの等価直径が減少するため、出口としての開口42に近づくにしたがって冷却空気の流速が高くなる。したがって、空気通路部分321aにおける熱伝達率は、出口としての開口42に近づくにしたがって増加する。一方、冷却空気の温度は出口としての開口42に近づくにしたがって上昇する。空気通路部分321aの開口42から遠い部分においては、冷却空気と通路壁面との大きな温度差を利用して冷却が行われ、圧力損失が小さい。空気通路部分321aの開口42に近い部分においては、冷却空気と通路壁面との温度差が小さいが、熱伝達率が大きいために必要な熱交換が確保される。このように、燃焼筒2が効率的に冷却される。
冷却空気の出口としての開口42に近づくにしたがって空気通路部分321aの等価直径が段階的(不連続)に減少する場合、不連続部分において冷却空気の剥離及び再付着が生じる。このことは、熱伝達率の増加と圧力損失の増加とを引き起こす。一方、冷却空気の出口としての開口42に近づくにしたがって空気通路部分321aの等価直径が連続的に減少する場合、このような熱伝達率の増加及び圧力損失の増加はない。開口42に近づくにしたがって空気通路部分321aの等価直径を段階的(不連続)又は連続的に減少させるかは、設計条件に応じて選択可能である。
上述の通路形状は、メインノズル下流側領域2eに配置された空気通路部分32bにも、メインノズル間下流側領域2fに配置された空気通路部分32a及び空気通路部分32bにも適用可能である。上述の通路形状は、メインノズル下流側領域2eの通路に適用する方がメインノズル間下流側領域2fの通路に適用するよりも効果的である。
本実施形態に係る通路形状は、第1及び第2の実施形態に適用可能である。
第1乃至第3の実施形態においては、ガスタービンは蒸気タービンシステムとともにガスタービンコンバインドサイクルプラントを構成しなくとも良い。この場合、蒸気の代わりに冷却空気が蒸気通路51を流れる。蒸気通路51を通過した冷却空気は燃焼領域8に流入する。
上記実施形態の組み合わせは、具体的に記載されていない組み合わせを含めて可能である。
図1は、ガスタービンの燃焼器を示す。 図2は、燃焼筒の縦断面図を示す。 図3は、燃焼筒に設けられた通路を示す。 図4は、燃焼筒の横断面図を示す。 図5は、燃焼筒に設けられた通路を示す。 図6Aは、通路拡大部分がない通路における熱伝達率と冷却媒体の流れ方向距離との関係を示す。 図6Bは、通路拡大部分を備えた通路における熱伝達率と冷却媒体の流れ方向距離との関係を示す。 図7Aは、燃焼筒に設けられた通路の形状を示す。 図7Bは、燃焼筒に設けられた通路の形状を示す。 図7Cは、燃焼筒に設けられた通路の形状を示す。
符号の説明
1…燃焼器
2…燃焼筒
2a、2b…端部
2c…上流側領域
2d…下流側領域
2e…メインノズル下流側領域
2f…メインノズル間下流側領域
3…尾筒
4…車室
5…音響箱
6、7…蒸気ジャケット
8…燃焼領域
9…燃料供給部
12…パイロットノズル
14…メインノズル
15…延長管
16…吸音孔
18…外側リング
23…ガイド
27…吸気孔
28…ガイドスペース
28a…噴出口
30…周方向キャビティ
31、32(321、322)…空気通路
32a、32b(321a、321b)…空気通路部分
321w…通路拡大部
41〜43…開口
51…蒸気通路
S…中心軸

Claims (8)

  1. 燃料供給部と、
    燃焼筒と
    を具備し、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の内側の燃焼領域に燃料を供給し、
    前記燃焼筒は、前記燃料が燃焼して生成される燃焼ガスをタービンに供給し、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の軸線を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズルを含み、
    前記燃焼領域を流れる前記燃焼ガスの主流方向に延びる複数通路が前記燃焼筒の周方向に沿って設けられ、
    前記複数通路の各々に冷却媒体が供給され、
    前記複数通路は、前記燃料ノズルの前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路と、前記複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路とを含み、
    前記燃料ノズル対応通路の等価直径は、前記燃料ノズル間対応通路の等価直径より大きい
    ガスタービン燃焼器。
  2. 前記燃焼筒に設けられた音響箱を更に具備し、
    前記燃料ノズル対応通路及び前記燃料ノズル間対応通路の各々は、前記冷却媒体を前記燃焼筒に設けられた開口から前記音響箱の内側の音響箱内空間に供給し、
    前記燃焼筒には、前記音響箱内空間と前記燃焼領域とを連通する吸音孔が設けられる
    請求項1のガスタービン燃焼器。
  3. 前記燃料ノズル対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含み
    前記燃料ノズル間対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まない
    請求項2のガスタービン燃焼器。
  4. 前記燃料ノズル対応通路は、等価直径が前記開口に近づくにつれて単調減少する等価直径単調減少部を含む
    請求項2又は3のガスタービン燃焼器。
  5. 前記複数通路の前記周方向のピッチは、前記燃料ノズルの下流側において狭く、前記複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の下流側において広い
    請求項1乃至4のいずれかに記載のガスタービン燃焼器。
  6. 燃料供給部と、
    燃焼筒と、
    前記燃焼筒に設けられた音響箱と
    を具備し、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の内側の燃焼領域に燃料を供給し、
    前記燃焼筒は、前記燃料が燃焼して生成される燃焼ガスをタービンに供給し、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の軸線を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズルを含み、
    前記燃焼領域を流れる前記燃焼ガスの主流方向に延びる複数通路が前記燃焼筒の周方向に沿って設けられ、
    前記複数通路の各々に冷却媒体が供給され、
    前記複数通路は、前記燃料ノズルの下流側に配置される燃料ノズル対応通路と、前記複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路とを含み、
    前記燃料ノズル対応通路及び前記燃料ノズル間対応通路の各々は、前記冷却媒体を前記燃焼筒に設けられた開口から前記音響箱の内側の音響箱内空間に供給し、
    前記燃焼筒には、前記音響箱内空間と前記燃焼領域とを連通する吸音孔が設けられ、
    前記燃料ノズル対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含み
    前記燃料ノズル間対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まない
    ガスタービン燃焼器。
  7. 燃料供給部が燃焼筒の内側の燃焼領域に燃料を供給するステップと、
    前記燃料を燃焼して燃焼ガスを生成するステップと、
    前記燃焼ガスをタービンに供給するステップと、
    前記燃焼筒に設けられた複数通路の各々に冷却媒体を供給するステップと
    を具備し、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の軸線を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズルを含み、
    前記複数通路は、前記燃焼領域における前記燃焼ガスの主流方向に沿って延び、前記周方向に沿って配置され、
    前記複数通路は、前記燃料ノズルの前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路と、前記複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路とを含み、
    前記燃料ノズル対応通路の等価直径は、前記燃料ノズル間対応通路の等価直径より大きい
    ガスタービン燃焼器の冷却方法。
  8. 燃料供給部が燃焼筒の内側の燃焼領域に燃料を供給するステップと、
    前記燃料を燃焼して燃焼ガスを生成するステップと、
    前記燃焼ガスをタービンに供給するステップと、
    前記燃焼筒に設けられた複数通路の各々に冷却媒体を供給するステップと、
    前記複数通路の各々が前記燃焼筒に設けられた音響箱の内側の音響箱内空間に前記冷却媒体を供給するステップと
    を具備し、
    前記燃焼筒には、前記音響箱内空間と前記燃焼領域とを連通する吸音孔が設けられ、
    前記燃料供給部は、前記燃焼筒の軸線を中心とする円に沿って配置された複数の燃料ノズルを含み、
    前記複数通路は、前記燃焼領域における前記燃焼ガスの主流方向に沿って延び、前記周方向に沿って配置され、
    前記複数通路は、前記燃料ノズルの前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル対応通路と、前記複数の燃料ノズルの隣り合う二つの間の前記主流方向の下流側に配置される燃料ノズル間対応通路とを含み、
    前記燃料ノズル対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含み、
    前記燃料ノズル間対応通路は、等価直径が局所的に大きい通路拡大部を含まない
    ガスタービン燃焼器の冷却方法。
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