JP4822691B2 - バードケージコイル - Google Patents
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Description
ところで、バードケージコイルは、被検体に装着し易いように、また、広いFOV(撮影視野)を持つように、大き目に作ってある。
このため、関心領域(真に撮影したい領域)がバードケージコイルのFOVより小さい場合、送信コイルとして用いると、関心領域よりも広い領域に対してRF送信を行ってしまうため、送信効率が悪くなる問題点がある。また、受信コイルとして用いると、関心領域以外の領域からのノイズを受信してしまって、MR画像の画質が低下する問題点がある。
そこで、本発明の目的は、送信効率を向上できると共にMR画像の画質を向上できるバードケージコイルを提供することにある。
上記第1の観点によるバードケージコイルでは、被検体に装着する時や広い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径および第2リングの直径を大きくし、狭い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径および第2リングの直径を小さくしたり、第1リングと第2リングの間の距離を小さくして、関心領域の大きさに合うようにFOVを小さくすることが出来る。このため、送信コイルとして用いると、関心領域外でRF送信を行う領域を小さくでき、送信効率を向上できる。また、受信コイルとして用いると、関心領域外でMR信号を受信する領域を小さくでき、MR画像の画質を向上することが出来る。
なお、第1リングの直径および第2リングの直径および第1リングと第2リングの間の距離を変更することによる共振周波数の変化が自動チューニングによりアジャスト可能な範囲に入るようにすることが好ましい。あるいは、共振周波数の変化に起因する画質低下が許容できる程度に収まるようにすることが好ましい。これらは、例えば、第1リングの直径および第2リングの直径および第1リングと第2リングの間の距離の変更可能な範囲を制限することにより達成できる。
上記第2の観点によるバードケージコイルでは、バードケージコイルの中央部を変形させずに、両端部を絞るように変形させることが出来る。
上記第3の観点によるバードケージコイルでは、被検体に装着する時や広い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径および第2リングの直径を大きくし、狭い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径および第2リングの直径を小さくくして、関心領域の大きさに合うようにFOVを小さくすることが出来る。このため、送信コイルとして用いると、関心領域外でRF送信を行う領域を小さくでき、送信効率を向上できる。また、受信コイルとして用いると、関心領域外でMR信号を受信する領域を小さくでき、MR画像の画質を向上することが出来る。
なお、第1リングの直径および第2リングの直径を変更することによる共振周波数の変化が自動チューニングによりアジャスト可能な範囲に入るようにすることが好ましい。あるいは、共振周波数の変化に起因する画質低下が許容できる程度に収まるようにすることが好ましい。これらは、例えば、第1リングの直径および第2リングの直径の変更可能な範囲を制限することにより達成できる。
上記第4の観点によるバードケージコイルでは、蛇腹構造によって第1リングの直径および第2リングの直径を伸縮させることが出来る。
上記第5の観点によるバードケージコイルでは、被検体に装着する時や広い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径を大きくし、狭い関心領域を撮影する時は、第1リングの直径を小さくして、関心領域の大きさに合うようにFOVを小さくすることが出来る。このため、送信コイルとして用いると、関心領域外でRF送信を行う領域を小さくでき、送信効率を向上できる。また、受信コイルとして用いると、関心領域外でMR信号を受信する領域を小さくでき、MR画像の画質を向上することが出来る。
なお、第1リングの直径を変更することによる共振周波数の変化が自動チューニングによりアジャスト可能な範囲に入るようにすることが好ましい。あるいは、共振周波数の変化に起因する画質低下が許容できる程度に収まるようにすることが好ましい。これらは、例えば、第1リングの直径の変更可能な範囲を制限することにより達成できる。
上記第6の観点によるバードケージコイルでは、蛇腹構造によって第1リングの直径を伸縮させることが出来る。
上記第7の観点によるバードケージコイルでは、狭い関心領域を撮影する時は、第1リングと第2リングの間の距離を小さくして、関心領域の大きさに合うようにFOVを小さくすることが出来る。このため、送信コイルとして用いると、関心領域外でRF送信を行う領域を小さくでき、送信効率を向上できる。また、受信コイルとして用いると、関心領域外でMR信号を受信する領域を小さくでき、MR画像の画質を向上することが出来る。
なお、第1リングと第2リングの間の距離を変更することによる共振周波数の変化が自動チューニングによりアジャスト可能な範囲に入るようにすることが好ましい。あるいは、共振周波数の変化に起因する画質低下が許容できる程度に収まるようにすることが好ましい。これらは、例えば、第1リングと第2リングの間の距離の変更可能な範囲を制限することにより達成できる。
上記第8の観点によるバードケージコイルでは、エレメントの蛇腹構造によって第1リングと第2リングの間の距離を伸縮させることが出来る。
このバードケージコイル101は、第1リングR1と、第2リングR2と、第1リングR1と第2リングR2の間に張設された複数のエレメントE1,E2,…と、エレメントE1,E2,…の中央部の形状を保持する形状保持部材S1,S2とを具備している。
第1リングR1および第2リングR2は、蛇腹構造になっており、直径を伸縮できる。直径を縮めた時、エレメントE1,E2,…の中央部の形状は形状保持部材S1,S2で保持されるため、両端部だけが絞られるように変形することになる。また、その変形に応じて、第1リングR1と第2リングR2の間の距離は短くなる。
リングR1,R2の直径が最大の状態なので、被検体Hに装着するときに使用する。また、FOVが最大の状態なので、関心領域が広い場合の撮影時に使用する。なお、ハッチングしてある領域は、RF送信が行われてしまう関心領域外の領域であり、且つ、MR信号を受信してしまう関心領域外の領域である。
リングR1,R2の直径が最小の状態なので、被検体Hに装着するときには使用しない。また、FOVが最小の状態なので、関心領域が狭い場合の撮影時に使用する。なお、ハッチングしてある領域は、RF送信が行われてしまう関心領域外の領域であり、且つ、MR信号を受信してしまう関心領域外の領域である。
このバードケージコイル102は、第1リングR1と、第2リングR2と、第1リングR1と第2リングR2の間に張設された複数のエレメントE1,E2,…とを具備している。
第1リングR1および第2リングR2は、蛇腹構造になっており、直径を伸縮できる。直径を縮めた時、エレメントE1,E2,…は伸縮しないため、全体が細くなるように変形することになる。
このバードケージコイル103は、第1リングR1と、第2リングR2と、第1リングR1と第2リングR2の間に張設された複数のエレメントE1,E2,…とを具備している。
複数のエレメントE1,E2,…は蛇腹構造になっており、第1リングR1と第2リングの間の距離を伸縮できる。距離を縮めた時、リングR1,R2の直径は伸縮しないため、全体が短くなるように変形することになる。
R2 第2リング
E1,E2,… エレメント
101,102,103 バードケージコイル
Claims (6)
- 第1リングと第2リングの間に複数のエレメントを張設し、前記第1リングの直径および前記第2リングの直径および前記第1リングと第2リングの間の距離を可変にしたバードケージコイルであって、
前記第1のリングおよび前記第2のリングの直径を伸縮できることを特徴とするバードケージコイル。 - 請求項1に記載のバードケージコイルにおいて、前記エレメントの中央部同士の間隔が一定に保たれ、前記第1リングの直径および前記第2リングの直径を小さくした場合に前記第1リングと第2リングの間の距離が小さくなることを特徴とするバードケージコイル。
- 請求項1又は2に記載のバードケージコイルにおいて、前記第1リングおよび前記第2リングの蛇腹構造により前記第1リングの直径および前記第2リングの直径が可変であることを特徴とするバードケージコイル。
- 第1リングと第2リングの間に複数のエレメントを張設し、前記第1リングの直径および前記第2リングの直径を可変にしたバードケージコイルであって、
前記第1リングおよび前記第2リングの蛇腹構造により前記第1リングの直径および前記第2リングの直径が可変であることを特徴とするバードケージコイル。 - 第1リングと第2リングの間に複数のエレメントを張設し、前記第1リングおよび前記第2リングのうちの一方のリングの直径を可変にしたことを特徴とするバードケージコイル。
- 請求項5に記載のバードケージコイルにおいて、前記一方のリングの蛇腹構造により前記一方のリングの直径が可変であることを特徴とするバードケージコイル。
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