JP4822199B2 - 気圧式倍力装置 - Google Patents
気圧式倍力装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4822199B2 JP4822199B2 JP2001058655A JP2001058655A JP4822199B2 JP 4822199 B2 JP4822199 B2 JP 4822199B2 JP 2001058655 A JP2001058655 A JP 2001058655A JP 2001058655 A JP2001058655 A JP 2001058655A JP 4822199 B2 JP4822199 B2 JP 4822199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- master cylinder
- inner peripheral
- pneumatic booster
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両の制動装置に装着される気圧式倍力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の気圧式倍力装置としては、万一の車両の衝突等の場合に気圧式倍力装置が変形することでブレーキペダルが車室内に飛び出してしまうことを防止して運転者の下肢への傷害を抑止する、いわゆるクラッシャブルブースタと呼ばれる気圧式倍力装置があり、例えば特開2000−219126号公報に開示されている。
【0003】
この公報のものは、図5に示すように、気圧式倍力装置100のシェル101の、ボルト108によってマスタシリンダ104が取り付けられるマスタシリンダ取付面102を、内周側部材102aと外周側部材102bの複数の部材で構成し、前記内周側部材102aと外周側部材102bとをリベット103等により固着したものである。
【0004】
上記気圧式倍力装置100においては、車両のエンジンルーム内に配置されており、万一の車両の衝突等によりエンジンルームが潰れてマスタシリンダ104が車室方向へ押された場合に、マスタシリンダ104が取り付けられた内周側部材102aと外周側部材102bとの固着が前記リベット103の破断によって解除されマスタシリンダ104がシェル101内に入りこむことで、出力ロッド105、バルブボディ106、および入力ロッド107が押されて前記入力ロッド107に連結されたブレーキペダル(図示せず)が車室内に飛び出してしまうことを防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の気圧式倍力装置は、クラッシャブルブースタとしての目的を十分に達成するものであるが、製造する際に、内周側部材102aと外周側部材102bとをリベット103等により複数箇所固着する必要があるため、気圧式倍力装置の組立が煩雑になるとともに、部品点数が増大するという問題が生じていた。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、組立が容易であるとともに、部品点数の増大を抑え得る気圧式倍力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、シェル内をパワーピストンによって定圧室と変圧室とに画成し、入力ロッドへの入力に応じて前記変圧室に気体を導入して、前記定圧室と変圧室との間に生じる圧力差によって前記パワーピストンに推力を発生させ、前記シェルの一面側に取り付けられるマスタシリンダのピストンを前記パワーピストンの推力によって出力ロッドを介して作動させるようにした気圧式倍力装置において、前記シェルの前記一面側は、略中央に開口部を有する環状の外周側部材と、該外周側部材の前記開口部を覆い前記マスタシリンダが取り付けられる内周側部材とを有し、前記内周側部材若しくは前記外周側部材のうちの一方が複数の部材からなり、該複数の部材同士を固着することにより他方の部材の周端部を挟持することを特徴とする。
【0008】
上記構成により、リベット等を用いることなく、外周側部材と内周側部材とを固着することができる。また、前記複数の部材を固着することで前記他方の部材の周端部を挟持することができ、外周側部材と内周側部材とを固着する組立加工が容易となる。
【0011】
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明に加えて、前記複数の部材は内周側部材であり、前記マスタシリンダと該複数の内周側部材とは、同一のボルトによって互いに固定されることを特徴とする。
【0012】
上記構成により、マスタシリンダを取り付けるボルトによって複数の内周側部材とマスタシリンダとを共締めすることで複数の内周側部材同士を固着することができ、部品点数や組立工数を増大させることなく外周側部材と内周側部材とを固着することができる。
【0013】
また、請求項3の発明は、上記請求項2の発明に加えて、前記内周側部材の外側周端部が、前記マスタシリンダ側に向かうにつれて放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有することを特徴とする。
【0014】
上記構成により、組立時の位置合わせが容易となり、また、前記傾斜角度を調整することで、外周側部材と内周側部材との固着が解除される外力の設定を自由に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面とともに説明する。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の気圧式倍力装置1は、タンデム型気圧式倍力装置であって、シェル2の内部が隔壁3によって前室4と後室5との2室に区画されている。前室4および後室5内には、それぞれダイヤフラム6,7を介してパワーピストン8,9が移動可能に装着されており、これらのパワーピストン8,9によって前後室4,5内が、それぞれ第1および第2定圧室4a,5aと第1および第2変圧室4b,5bとに画成されている。第1、第2定圧室4a,5a間は通路11を介して互いに連通され、第1、第2変圧室4b,5b間は通路10を介して互いに連通されている。
【0017】
パワーピストン8,9には、バルブボディ12が連結されており、バルブボディ12の一端がシェル2の後壁に気密的、かつ、摺動可能に挿通されて外部に延出されている。バルブボディ12の他端側には、リアクションディスク13を介して出力ロッド14が連結されている。バルブボディ12内には、所定の隙間をもってリアクションディスク13に対向するプランジャ15が設けられている。
【0018】
プランジャ15には、入力ロッド17の一端部が連結され、入力ロッド17の他端部は、バルブボディ12の端部に装着された通気性のダストシール16に摺動可能に挿通されて外部に延出されている。バルブボディ12内には、プランジャ15とバルブボディ12との相対位置に応じて、第1および第2変圧室4b,5bと外部(大気)または定圧室4a,5aとの間の連通、遮断を切り換える制御弁18が設けられている。プランジャ15の先端部には、所定のセット荷重を設定した圧縮ばね19aを有する反力調整機構19が設けられている。
【0019】
シェル2のマスタシリンダ取付面側(シェルの一面側)となる前端部32(外周側部材)の中央には、バルブボディ12と同心の開口部33が形成されている。開口部33を規定する前端部32の内周縁部32a(周端部)は、第1定圧室4a側に所定の傾斜角度を持って折り込まれており、該内周縁部32aには周方向にOリング37を保持するための環状のへこみ32bが設けられている。
【0020】
開口部33には、シェル2とほぼ同じ厚さの前方部材34(内周側部材)が気圧式倍力装置1の外側から開口部33を覆うように取り付けられており、該前方部材34の外周縁部34aは気圧式倍力装置1の外側に向かって、該外周縁部34aと前記内周縁部32aとが所定量重なり合うよう、所定の傾斜角度を持って折り込まれている。言いかえると、前方部材34の外周縁部34aは、後述するマスタシリンダ20側に向かうにつれて放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有する。前記外周縁部34aと内周縁部32aとの間には、第1定圧室4aを外気と気密に区画するためのOリング37が、前記外周縁部34aと内周縁部32aとによって挟持されている。
【0021】
前記前方部材34には、第1定圧室4a内部に向かって延びる円筒部34bが設けられており、該円筒部34bに嵌合してマスタシリンダ20がボルト21およびナット22によって内周側部材34に取り付けられて、マスタシリンダ20のピストン23が摺動可能かつ気密的に挿通され、第1定圧室4a内において、ピストン23の基端部が出力ロッド14の先端に当接、係合している。
【0022】
マスタシリンダ20は、開口部33を覆うようにシェル2の前端部32の内面にあてがった板厚の厚い後方部材24(内周側部材)とマスタシリンダ20が取り付けられる前方部材34とマスタシリンダ20とがボルト21およびナット22によって共締めされることにより、後方部材24および前方部材に固定されている。
【0023】
ここで、前端部32の内周縁部32aは、後方部材24と前方部材34の外周縁部34aとに挟持されており、これによってマスタシリンダ20はシェル2に固着されている。
【0024】
なお、符号25は制御弁18を支持する弁ばね、26は入力ロッド17を後退位置へ付勢する戻しばね、27はバルブボディ12を後退位置へ付勢する戻しばね、28はダストブーツ、29はリザーバ、29aはシェル2とマスタシリンダ20との間をシールするシール部材である。
【0025】
気圧式倍力装置1は、自動車のエンジンルーム内に配置され、出力ロッド14側に対して入力ロッド17側が下方に位置するように、水平線Hに対してその軸線を傾斜させて、シェル2の後端部がボルト30によってダッシュパネル(図示せず)に取り付けられ、入力ロッド17がダッシュパネルに挿通されて車室内のブレーキペダル(図示せず)に連結され、また、第1定圧室4aに連通するジョイント31に、エンジンの吸気装置等の負圧源が接続される。
【0026】
次に、本実施形態の気圧式倍力装置1の作動について説明する。ブレーキペダルを操作して入力ロッド17を押圧すると、制御弁18を介して第1および第2変圧室4b,5bに大気(正圧)が導入されて、負圧源(負圧)に接続された定圧室4a,5aとの間に圧力差が生じる。この圧力差によってパワーピストン8,9に推力が生じ、バルブボディ12が前進してリアクションディスク13および出力ロッド14を介してマスタシリンダ20のピストン23を押圧して制動力を発生させる。バルブボディ12が前進すると制御弁18が第1および第2変圧室4b,5bと大気との連通を遮断するので、入力ロッド17への入力に応じて第1および第2変圧室4b,5bと大気との連通、遮断が繰り返されて、所定の倍力比をもって入力に応じた出力を得ることができる。
【0027】
このとき、マスタシリンダ20のピストン23を押圧する出力ロッド14の反力の一部がリアクションディスク13を介して入力ロッド17にフィードバックされるので、制動力に応じたブレーキペダルの操作感覚を得ることができる。また、ブレーキペダルの操作力が所定の大きさに達すると、反力調整機構19のばね19aが圧縮されることにより、倍力比が大きくなり、大きな制動力を発生させることができる。
【0028】
ブレーキペダルの操作力を解除すると、プランジャ15が後退して制御弁18によって第1および第2定圧室4a,5aと第1および第2変圧室4b,5bとが連通されるとともに、これらが外部から遮断され、第1および第2定圧室4a,5aと第1および第2変圧室4b,5bとの圧力差がなくなり、パワーピストン8,9の推力が消失して制動力が解除される。
【0029】
次に、本実施形態の気圧式倍力装置1の車両衝突時等の動作について説明する。
【0030】
本実施形態の気圧式倍力装置1では、車両衝突時等において、マスタシリンダ20側から過大な外力が作用した場合、その取付角度が水平線Hに対して傾斜されているため、マスタシリンダ20と気圧式倍力装置1との間に、出力ロッド14の先端部Aを回転中心としたモーメントが生じる。そして、マスタシリンダ20を固定している前方部材34の外周縁部34aがマスタシリンダ20側に向かうにつれて広がりを持つよう所定の傾斜角度を持って傾斜しているため、マスタシリンダ20と気圧式倍力装置1との間にモーメントが生じると、図2から図4に示すように、シェル2の前端部の内周縁部32aと前方部材34の外周縁部34aと後方部材24との固着のうち、上側の固着部分の外周縁部34aが変形して固着が解除され、マスタシリンダ20が出力ロッド14の先端部Aを中心として回動してシェル2が変形する。これにより、入力ロッド17側に伝達される荷重を吸収して、ブレーキペダルの移動量を小さく抑えることができる。
【0031】
ここで、従来技術のクラッシャブルブースタにおいては、図5に示すように内周側部材と外周側部材とをリベット等により固着しており、車両衝突時等にマスタシリンダを介して過大な外力が作用した場合には、該リベット等が破断することにより内周側部材が外周側部材から離脱するものとなっていたが、本実施形態の気圧式倍力装置においては、外周側部材であるシェル2の前端部32の内周縁部32aを前方部材34の外周縁部34aと後方部材24とにより挟持することにより外周側部材と内周側部材とを固着しているため、製造する際にリベット等の部品を省略することができ、また、外周側部材と内周側部材とをリベット等で固着する工数もない。また、マスタシリンダ取付のためのボルトで前方部材34と後方部材24とを共締めすることで内周側部材と外周側部材との固着が行えるため、該固着を容易に行うことができる。
【0032】
さらに、本実施形態の気圧式倍力装置においては、前方部材34の外周縁部34aが、マスタシリンダ20側に向かうにつれて放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有するため、この傾斜角度を調整することにより、外周側部材と内周側部材との固着が解除される外力の設定を、なんらの部品点数増加を伴うことなく自由に行うことができる。
【0033】
なお、本実施形態の気圧式倍力装置では、内周側部材が前方部材34と後方部材34とからなり、前方部材と後方部材とにより外周側部材が挟持されるものとしたが、これに限るものではなく、例えば、図5に示すように、外周側部材が前方部材50と後方部材51とからなり、該前方部材50と該後方部材51とを溶接等により固着して単一の内周側部材52の外側周端部52aを挟持するようにしてもよい。
【0034】
また、本実施形態の気圧式倍力装置では、前方部材34の外周縁部34aがマスタシリンダ20側に向かうにつれて放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有するとともに、前端部32の内周縁部32aが第1定圧室4a側に所定の傾斜角度を持って折り込まれているものとしたが、前端部32と前方部材34との固着が解除される外力の自由な設定のためには、前方部材34の外周縁部34aが所定の傾斜角度を有するのみでよい。
【0035】
また、内周側部材を単一の部材とし、その外側周端部をプレス成形等によりその断面において二又状に形成して内周側部材に挟持部を設け、その挟持部が外周側部材の内側周端部を挟持するようにしてもよい。
【0036】
上記とは逆に、外周側部材を単一の部材とし、その内側周端部をプレス成形等によりその断面において二又状に形成して外周側部材に挟持部を設け、その挟持部が内周側部材の外側周端部を挟持するようにしてもよい。
【0037】
さらに、内周側部材若しくは外周側部材が3つ以上の部材により構成されるものでもよい。
【0038】
また、本実施形態の気圧式倍力装置では、前方部材34にマスタシリンダ20のピストン23側が嵌合する円筒部34bを設けたものとしたが、これに限るものではなく、後方部材24にマスタシリンダ20のピストン23側が嵌合する円筒部を設け、前方部材34にはマスタシリンダ20が軸方向に貫通する穴を設け、マスタシリンダ20は前方部材34の前記穴を貫通して後方部材24に設けられた円筒部に嵌合されるようにしてもよい。
【0039】
また、本実施形態の気圧式倍力装置では、定圧室と変圧室とを2組有する、いわゆるタンデム型の気圧式倍力装置としたが、これに限るものではなく、定圧室と変圧室とが1組であってもよく、また、3組以上あってもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上に述べたように、請求項1の本発明によれば、内周側部材と外周側部材いずれか一方が複数の部材からなり、該複数の部材同士を固着することにより他方の部材の周端部を挟持する構成とすることにより、リベット等を用いることなく、外周側部材と内周側部材とを固着することができるので、内周側部材と外周側部材とを固着するための工数を削減することができ、また、固着のための部品点数を低減することができる。
【0041】
さらに、外周側部材と内周側部材とを固着する組立加工が容易となる。
【0042】
また、請求項2の本発明によれば、マスタシリンダと複数の内周側部材とが同一のボルトによって互いに固着されることにより、部品点数を増加させずに複数の内周側部材同士を固着することができ、また別途内周側部材同士を固着するための工数を削減することができる。
【0043】
また、請求項3の本発明によれば、内周側部材の外側周端部が、前記マスタシリンダ側に向かうにつれ放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有する構成としたことにより、組立時の位置合わせが容易となり、また、この傾斜角度を調整することで外周側部材と内周側部材との固着が解除される外力の設定を自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる気圧式倍力装置の実施形態であって、気圧式倍力装置の軸方向に沿った断面図である。
【図2】図1の気圧式倍力装置の部分拡大図である。
【図3】マスタシリンダ側から外力がかかって内周側部材と外周側部材との固着が解除される直前の図1の気圧式倍力装置の部分拡大図である。
【図4】マスタシリンダ側から外力がかかって内周側部材と外周側部材との固着が解除された瞬間の図1の気圧式倍力装置の部分拡大図である。
【図5】本発明にかかる気圧式倍力装置の他の実施形態の部分拡大図である。
【図6】従来技術の気圧式倍力装置の軸方向に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 気圧式倍力装置
2 シェル
3 隔壁
4 前室
4a 第1定圧室
4b 第1変圧室
5 後室
5a 第2定圧室
5b 第2変圧室
6 ダイヤフラム
7 ダイヤフラム
8 パワーピストン
9 パワーピストン
10 通路
11 通路
12 バルブボディ
13 リアクションディスク
14 出力ロッド
15 プランジャ
16 ダストシール
17 入力ロッド
18 制御弁
19 反力調整機構
19a 圧縮ばね
20 マスタシリンダ
21 ボルト
22 ナット
23 ピストン
24 後方部材(内周側部材)
25 弁ばね
26 戻しばね
27 戻しばね
28 ダストブーツ
29 リザーバ
29a シール部材
30 ボルト
31 ジョイント
32 前端部(外周側部材)
32a 内周縁部(周端部)
32b へこみ
33 開口部
34 前方部材(内周側部材)
34a 外周縁部
34b 円筒部
37 Oリング
50 前方部材(外周側部材)
51 後方部材(外周側部材)
52 内周側部材
52a 外側周端部
Claims (3)
- シェル内をパワーピストンによって定圧室と変圧室とに画成し、入力ロッドへの入力に応じて前記変圧室に気体を導入して、前記定圧室と変圧室との間に生じる圧力差によって前記パワーピストンに推力を発生させ、前記シェルの一面側に取り付けられるマスタシリンダのピストンを前記パワーピストンの推力によって出力ロッドを介して作動させるようにした気圧式倍力装置において、前記シェルの前記一面側は、略中央に開口部を有する環状の外周側部材と、該外周側部材の前記開口部を覆い前記マスタシリンダが取り付けられる内周側部材とを有し、前記内周側部材若しくは前記外周側部材のうちの一方が複数の部材からなり、該複数の部材同士を固着することにより他方の部材の周端部を挟持することを特徴とする気圧式倍力装置。
- 前記複数の部材は内周側部材であり、前記マスタシリンダと該複数の内周側部材とは、同一のボルトによって互いに固定されることを特徴とする請求項1記載の気圧式倍力装置。
- 前記内周側部材の外側周端部が、前記マスタシリンダ側に向かうにつれて放射状に広がりを持つよう所定の傾斜角度を有することを特徴とする請求項2記載の気圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058655A JP4822199B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 気圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001058655A JP4822199B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 気圧式倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002255023A JP2002255023A (ja) | 2002-09-11 |
JP4822199B2 true JP4822199B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=18918339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001058655A Expired - Fee Related JP4822199B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | 気圧式倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4822199B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2760218B1 (fr) * | 1997-02-28 | 1999-04-16 | Bosch Syst Freinage | Dispositif de freinage a zone de fragilite controlee |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001058655A patent/JP4822199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002255023A (ja) | 2002-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4469009A (en) | Pneumatic booster | |
JPS5945539B2 (ja) | 負圧式倍力装置 | |
JPH03128756A (ja) | 空気圧ブレーキブースタを制御する弁組立体 | |
US4594854A (en) | Assembly of vacuum booster and master cylinder | |
US6189437B1 (en) | Brake booster having means for mounting on a wall | |
JP3854064B2 (ja) | 負圧ブースタ | |
JPS5945538B2 (ja) | 負圧式倍力装置 | |
JPS5842057B2 (ja) | 負圧式倍力装置 | |
JP5321803B2 (ja) | 気圧式倍力装置 | |
JPS627019B2 (ja) | ||
JPS628345B2 (ja) | ||
JP4822199B2 (ja) | 気圧式倍力装置 | |
US5943937A (en) | Pressure differential operated brake booster | |
US5711203A (en) | Pneumatic brake booster | |
US6588317B2 (en) | Power booster sealing mechanism | |
JP2584072Y2 (ja) | タンデム型負圧ブースタ | |
GB2118654A (en) | Brake power booster | |
JP2000219126A (ja) | 気圧式倍力装置 | |
US9975533B2 (en) | Negative-pressure-type booster | |
JP4716100B2 (ja) | 気圧式倍力装置 | |
JPH0544220Y2 (ja) | ||
JP2004058861A (ja) | 気圧式倍力装置 | |
JPH11503684A (ja) | 空気圧ブレーキブースタ | |
US20050074353A1 (en) | Diaphragm-less vacuum booster | |
JPS636392B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041129 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071031 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110809 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |