JP4818717B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Description
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、前記シャッタ異常検出手段により異常が判断されたときに、前記レーザ光源を強制的に停止させることを要旨とする。
図1に、本実施形態のレーザ加工装置10の構成ブロック図を示す。このレーザ加工装置10は、加工対象物Wの表面に文字・記号・図形等をマーキング加工するものである。
ビームエキスパンダ13の後段に配置される光走査機構14は、例えば対をなすX軸ミラーとY軸ミラーとからなるガルバノミラーにより構成されており、ビームエキスパンダ13にてビーム径の拡大されたレーザ光を反射してその照射方向を変更する。この光走査機構14は、制御回路12による駆動装置15の駆動制御により各ミラーの回動角度が制御される。各ミラーが回動されることにより、マーキングする文字や記号、図形などに基づいてレーザ光が2次元走査される。
なお、制御回路12には、加工対象物Wに対する加工情報(例えばマーキングすべき文字、図形等の情報)等を制御回路12に出力する操作部30が電気的に接続されている。
(1)本実施形態では、制御回路12により、シャッタ17が、遮断位置から通過位置へと移動するときの変移時間(シャッタ開時間t1)が検出される。また、制御回路12により、シャッタ17が、通過位置から遮断位置へと移動するときの変移時間(シャッタ閉時間t2)が検出される。各変移時間は、シャッタ駆動装置18(ロータリソレノイド22、復帰スプリング23)の経年劣化などで変動するもので、通過位置又は遮断位置へのシャッタ17の移動が不十分となり得る状態(シャッタ寿命)の発生の予測に供し得る時間である。そして、制御回路12により、検出された変移時間(シャッタ開時間t1、シャッタ閉時間t2)及び予め設定された基準時間Ts1,Ts2に基づいて異常が判断され、シャッタ異常が報知される。このように、変移時間を利用して、通過位置又は遮断位置へのシャッタ17の移動が不十分となり得る状態の発生を予測する態様で、異常が判断されるとともにシャッタ異常が報知されることで、例えば整備・点検など速やかな対応が可能となる。従って、レーザ光源11からのレーザ光が外部に不用意に出射されることを先行的に防止することができる。あるいは、レーザ光源11から加工対象物Wへのレーザ光がシャッタ17に徒に出射されて、シャッタ17によりレーザ光が反射又は回折され意図しない部分に照射されてしまうことを先行的に防止することができる。
(9)本実施形態では、前記シャッタ開時間t1に基づく異常判断に係る前記基準時間Ts1と、前記シャッタ閉時間t2に基づく異常判断に係る前記基準時間Ts2とは、互いに異なる時間に個別に設定されていることで、遮断位置及び通過位置間の各移動特性、例えばロータリソレノイド22又は復帰スプリング23の駆動特性(電気的特性、機械的特性)を反映した異常を判断することができる。
・前記実施形態において、シャッタ17の駆動(回転駆動)は、ロータリソレノイド22に代えて電動モータで行ってもよい。
・シャッタ開時間t1に基づく異常の判断時と、シャッタ閉時間t2に基づく異常の判断時とで、報知装置21によるシャッタ異常の報知態様を変えてもよい。例えば、単独の表示灯からなる報知装置21の場合には、その点滅パターンを変えてもよい。あるいは、シャッタ開時間t1に基づく異常の判断時及びシャッタ閉時間t2に基づく異常の判断時に点灯させる表示灯を個別に設けてもよい。また、スピーカ又はブザーからなる報知装置21の場合には、その音声パターンを変えてもよい。このようにすることで、異常の原因を作業者等に容易に認識させることができる。
Claims (9)
- レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源を制御する制御手段と、前記レーザ光源からのレーザ光を加工対象物上に集光する集束レンズとを備えるレーザ加工装置において、
前記レーザ光源からのレーザ光の光路上において該レーザ光源から前記加工対象物への前記レーザ光を通過させる通過位置と該レーザ光を遮断させる遮断位置との間で移動可能なシャッタと、
前記シャッタを前記通過位置と前記遮断位置との間で移動駆動するシャッタ駆動手段と、
前記シャッタ駆動手段により移動駆動される前記シャッタが、前記通過位置及び前記遮断位置のいずれか一方からいずれか他方へと移動するときの変移時間を検出する変移時間検出手段と、
前記変移時間及び予め設定された基準時間に基づいて異常を判断し、シャッタ異常を報知するシャッタ異常検出手段とを備えたことを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1に記載のレーザ加工装置において、
前記変移時間検出手段は、
前記シャッタが前記通過位置にあることを検出する通過検出手段と、
前記シャッタが前記遮断位置にあることを検出する遮断検出手段とを備え、
前記通過検出手段の通過検出信号及び前記遮断検出手段の遮断検出信号に基づき前記変移時間を検出することを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1又は2に記載のレーザ加工装置において、
前記シャッタ駆動手段は、
電気的付勢力を発生させる電気的付勢手段と、
前記電気的付勢力とは逆方向となる機械的付勢力を発生させる機械的付勢手段とを備え、
前記電気的付勢手段が非通電状態では、前記機械的付勢力で前記シャッタを前記通過位置から前記遮断位置へと移動させるとともに、前記機械的付勢力で前記シャッタを前記遮断位置に保持させ、
前記電気的付勢手段が通電状態では、前記電気的付勢力で前記機械的付勢力に抗って前記シャッタを前記遮断位置から前記通過位置へと移動させるとともに、前記電気的付勢手段に対する所定の通電量で前記シャッタを前記通過位置に保持させてなることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項3に記載のレーザ加工装置において、
前記変移時間検出手段は、前記電気的付勢手段の前記通電状態において、前記シャッタが前記遮断位置から前記通過位置へと移動するときのシャッタ開時間を前記変移時間として検出し、
前記シャッタ異常検出手段は、前記シャッタ開時間が前記基準時間より大きいときに、前記電気的付勢手段の駆動異常を判断し、シャッタ異常を報知することを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項3に記載のレーザ加工装置において、
前記変移時間検出手段は、前記電気的付勢手段の前記非通電状態において、前記シャッタが前記通過位置から前記遮断位置へと移動するときのシャッタ閉時間を前記変移時間として検出し、
前記シャッタ異常検出手段は、前記シャッタ閉時間が前記基準時間より大きいときに、前記機械的付勢手段の駆動異常を判断し、シャッタ異常を報知することを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記変移時間検出手段は、前記シャッタが前記遮断位置から前記通過位置へと移動するときのシャッタ開時間を前記変移時間として検出し、
前記シャッタ異常検出手段は、前記シャッタ開時間及び前記基準時間に基づき異常を判断し、シャッタ異常を報知してなり、
且つ、
前記変移時間検出手段は、前記シャッタが前記通過位置から前記遮断位置へと移動するときのシャッタ閉時間を前記変移時間として検出し、
前記シャッタ異常検出手段は、前記シャッタ閉時間及び前記基準時間に基づき異常を判断し、シャッタ異常を報知してなり、
前記シャッタ開時間に基づく異常判断に係る前記基準時間と、前記シャッタ閉時間に基づく異常判断に係る前記基準時間とは、互いに異なる時間に設定されていることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記基準時間は、レーザ加工装置ごとに固有の値に設定されていることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記シャッタ異常検出手段により異常が判断されたときに、前記レーザ光源を強制的に停止させることを特徴とするレーザ加工装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のレーザ加工装置において、
前記基準時間には、シャッタ寿命に対応する時間から所定時間が減じられ、又は、所定割合に減じられて、予備時間が設定されていることを特徴とするレーザ加工装置。
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