JP4816489B2 - センサ内蔵装置用較正装置 - Google Patents
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Description
前記所定値(Tx)とその時の前記出力信号(S)の値(Sx)とのペアからなる1点の座標データ(P)を求め、前記感度(c)及び前記座標データ(P)から前記センサ内蔵装置の特性を規定する装置特性データを求めて前記較正用データとして前記センサ内蔵装置に記憶させることを特徴としている。
図1は、この温度較正装置の構成を模式的に示すブロック回路図である。図1において、10は温度特性を較正すべきセンサ内蔵装置(以下、製品とも言う)、20はこの製品10から特性データを取得して製品10の不揮発メモリからなる較正用データ記憶メモリに較正用データを書き込む温度較正装置、30は製品10の温度を検出して温度較正装置20に出力する較正用温度センサである。この実施形態では、
製品10は、たとえば高電圧の三相交流モータを制御する三相インバータ装置である。製品10は、温度検出回路系としてセンサ部1、信号伝送部2及び信号処理部3を内蔵している。センサ部1は、たとえば不図示のパワースイッチング素子のTに対応してアナログ電圧V1を出力する。信号伝送部2は、センサ部1から信号処理部3へ信号を伝送する。すなわち、入力されたアナログ電圧V1に対応するアナログ電圧V(検出信号)を信号処理部3に出力する。信号処理部3は入力インターフェイスとしてのA/Dコンバータ3aを装備するマイコンからなる。伝送部2から出力される検出信号VはこのA/Dコンバータ3aのサンプルホールド回路に入力され、サンプルホールドされた電圧はA/D変換されてデジタル信号となり、較正回路部3bを通じて外部への出力信号(S)となる。サンプルホールド回路をもつA/Dコンバータ3aとしては市販品が用いられるが、その温度変化に対する感度ばらつきやオフセットばらつきは、製品仕様として知られている。この実施形態では、ASSYとしての一点温度(常温)でオフセット補正を実施しているため、A/Dコンバータのオフセット誤差も較正される。較正回路部3bは、マイコンのソフトウエアにより実現される。なお、温度較正装置20による較正時には、較正回路部3bを経由することなく出力信号(S)を取り出してもよい。
まず最初に、センサ部1の2点実測データS1と、信号伝送部2の2点実測データS2とが予め採取され、これら2種類の2点実測データS1、S2が温度較正装置20に読み込まれる。
既述した合成感度(c)と一点実測データS3とから得た特性線の所定の2つの温度(TL、TH)の時の出力信号(S)の値(S15、S175)を2点推定データとして算出して較正用データとする代わりに、合成感度(c)と一点実測データS3とを較正用データとして記憶してもよいことは明らかである。その他、合成感度(c)と一点実測データS3とから得た特性線の温度0における出力信号(S)の値と合感度(c)とを記憶してもよい。要するに、合成感度(c)と一点実測データS3とから得た上記特性を再現できる一次関数を較正用データ記憶メモリに記憶できればよい。
次に、製品10の較正回路部の較正動作を説明する。較正回路部はマイコン構成の信号処理部3により構成される。この較正回路部の較正用データ記憶メモリに書記憶された較正用データである製品10の温度特性線にアナログ電圧Vが入力され、対応する出力信号(S)が温度Tの構成済みの温度信号として算出される。
次に、数式により説明する。
V1=a・T+d1
V=b・V1+d2
S=k・V+d3
が成立する。したがって、
S=k(b・V1+d2)+d3
=k(b・(a・T+d1)+d2)+d3
=k・b・a・T+k・b・d1+k・d2+d3
=c・T+d
となる。
d=k・b・d1+k・d2+d3
kは既知であり、製品ごとにほとんどばらつきが無いものとする。
次に、三相インバータ装置に実装した製品の例における他の較正例を説明する。この較正例は、較正用データ記憶メモリに2点推定データ(S15、S175)を記憶しておき、この2点推定データ(S15、S175)と予め記憶する特性式とを用いて較正を行うものである。
次に、図2に示す三相インバータ装置の較正動作を以下に説明する。
スイッチング素子100内蔵のセンサ部1の2点実測データS1を取得し、たとえばQRコードによりスイッチング素子に印字する。この2点実測データS1は、V1L=VIG25(25℃)と、V1H=VIG150(150℃)とからなる。
ドライブ基板200の2点実測データS2を取得し、たとえばQRコード化しドライブ基板200に貼付ける。この2点実測データS2は、VL、VHとから求めた感度(b)からなるが、ドライブ基板200の信号伝送部2の三角波の温度傾斜特性としてもよい。
スイッチング素子100及びドライブ基板200を製品10に相当する三相インバータ装置を組み付けた後、上記各QRコードをこの製品10が搭載された搬送用パレットのIDタグに書込む。
インバータ組付け完了後、温度較正装置20へIDタグから各2点実測データS1、S2を読込む。
モータ制御ECU300から温度較正装置20へ一点実測データS3の出力信号(S)であるSxを送信する。
較正用温度センサ30が取得した温度Txを温度較正装置20へ読み込む。
読み込まれた各データを用いて下記の式にて2点実測データS15、S175を演算する。S15は、15℃における製品10の出力信号(S)の値、S175は、175℃における製品10の出力信号(S)の値である。
S175=Sx+(175ーTx)・(VIG25ーVIG150)・b・k/(25−150)
なお、kは主として信号処理部3の感度により構成される比例定数である。
校正データが許容範囲内に入っているかどうかを検査し、入っていなければ不良品とし、入っていれば2点推定データをなすS15、S175を信号処理部3の較正用データ記憶メモリに記憶させる。
(変形態様)
上記実施形態では、検出すべき温度範囲の全区間にわたって直線近似したが、検出すべき温度範囲を所定の複数の区間に分割し、各区間ごとに上記較正処理を行っても良い。この場合には、較正されるべき装置は折れ線グラフ型の入出力特性により近似されることになる。
2 信号伝送部
3a A/Dコンバータ
3b 較正回路部
3 信号処理部
10 製品
20a 較正用データ演算部
20 温度較正装置
30 較正用温度センサ
100 スイッチング素子
200 ドライブ基板
300 モータ制御ECU
Claims (2)
- 検出すべき所定の物理量(T)の少なくとも所定の区間おいて物理量(T)にほぼ線形の関係をもつ検出信号(V)を出力する検出回路部と、入力された前記検出信号(V)に実質的に線形の関係をもつ出力信号(S)を出力する処理回路部と、予め記憶する所定の較正用データを用いて前記検出信号(V)を較正して前記出力信号(S)とする較正回路部とを有するセンサ内蔵装置へ前記較正用データを書き込むことにより前記センサ内蔵装置の較正を行うセンサ内蔵装置用較正装置において、
前記検出回路部に与えられる前記物理量(T)における所定の値である所定値(Tx)を観測する較正用センサを有し、
前記所定値(Tx)を前記較正用センサから読み込み、
予め取得されている前記物理量(T)と前記検出信号(V)との間の線形関係に相当する前記検出回路部の部品特性データと、前記検出回路部に前記所定値(Tx)が与えられる場合に前記処理回路部が出力する前記出力信号(S)の値(Sx)とを前記センサ内蔵装置から読み込み、
前記部品特性データから前記センサ内蔵装置の感度(c)を演算し、
前記所定値(Tx)とその時の前記出力信号(S)の値(Sx)とのペアからなる1点の座標データ(P)を求め、
前記感度(c)及び前記座標データ(P)から前記センサ内蔵装置の特性を規定する装置特性データを求めて前記較正用データとして前記センサ内蔵装置に記憶させることを特徴とするセンサ内蔵装置用較正装置。 - 前記検出回路部は、検出すべき所定の物理量(T)の少なくとも所定の区間において物理量(T)にほぼ線形の関係をもつ検出信号(V1)を出力するセンサ部と、入力される前記検出信号(V1)に実質的に線形の関係をもつ前記検出信号(V)を出力する中間回路部とからなり、
予め取得されている前記物理量(T)と前記検出信号(V1)との間の線形関係に相当する前記センサ部の部品特性データと、予め取得されている前記検出信号(V1)と前記検出信号(V)との間の線形関係に相当する前記中間回路部の部品特性データとを読み込み、
前記両部品特性データからそれぞれ演算した感度(a)、感度(b)を積算して前記センサ内蔵装置の感度(c)を演算する請求項1記載のセンサ内蔵装置用較正装置。
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