JP4811117B2 - エンジンの排気ガス還流装置 - Google Patents
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Description
前記排気ガス還流通路を、前記排気ガス導入孔から気筒列方向の中央側に延びるガス導入路と、このガス導入路の下流端部に前記第1連通孔を通して連通するとともに気筒列方向に分岐する第1ガス通路と、この第1ガス通路の各下流端部に前記第2連通孔を通して連通するとともに気筒列方向に分岐する第2ガス通路とを備えたトーナメント型に形成し、前記第2ガス通路の複数の下流端部を複数の前記吸気通路に各別に連通させてあるエンジンの排気ガス還流装置に関する。
前記ガス導入路を、前記スペーサの接合面に前記吸気通路の下側に沿って気筒列方向へ延びるように形成し、
前記第1ガス通路を、前記ガス導入路と対向するように、前記シリンダヘッドの接合面に形成し、かつこの第1ガス通路に前記各吸気通路のうち気筒列方向の中央に互いに隣接するように配置される吸気通路の間に延びる凹部を接続し、
さらにこの第1ガス通路の各下流端部を夫々前記各吸気通路のうち気筒列方向の両外方側に互いに隣接するように配置される吸気通路の間に配置し、
前記第1ガス通路の下側に沿う前記シリンダヘッドのヘッドフランジに設けられる雌ねじ部とその外周を囲む前記ヘッドフランジのボス形状の部分とを、気筒列と直交する方向で前記凹部と重なる位置に夫々配置するとともに前記ヘッドフランジから部分的に前記凹部に向かって前記第1ガス通路側へ突出させ、
前記ガス導入路の下流部に前記雌ねじ部を囲むヘッドフランジのボス状の部分に沿って前記凹部側に突出する湾曲部を形成し、
前記第1連通孔を、前記湾曲部のうち気筒列と直交する方向で前記雌ねじ部と前記凹部とに重なる部分に配置し、
前記第2ガス通路を、前記スペーサの接合面に形成するとともに、前記第2連通孔によって前記第1ガス通路の下流部と連通させ、
前記湾曲部に前記第1連通孔よりも前記ガス導入路の下流側に延びる第1延長部を形成し、
前記第1ガス通路の下流部に前記第2連通孔よりも前記第1ガス通路の下流側に延びる第2延長部を形成してある点にある。
ガス導入路をスペーサの接合面又はシリンダヘッドの接合面のどちらか一方に形成し、第1ガス通路を、ガスケットを挟んでガス導入路と対向するように、シリンダヘッドの接合面又はスペーサの接合面のどちらか他方に形成してあるから、ガス導入路と第1ガス通路とを、気筒列方向と直交する方向で近接する位置に配置できる。そして、第2ガス通路を、ガスケットを挟んで第1ガス通路の各下流端部と対向するように、スペーサの接合面又は前記シリンダヘッドの接合面のどちらか片方に形成してあるから、第2ガス通路と、第1ガス通路の各下流端部とを、気筒列方向と直交する方向で近接する位置に配置できる。これにより、排気ガス還流通路の大きさを気筒列方向と直交する方向で小さくできて、シリンダヘッドとスペーサを気筒列方向と直交する方向でコンパクトにすることができる。
前記第1延長部を含む下流側のガス導入路部分を湾曲させて湾曲部に構成し、この湾曲部に前記第1連通孔を連通させてあると、次の作用を奏することができる。
前記スペーサを前記シリンダヘッドに固定するための取付けボルトを挿通させるボルト挿通孔を、前記湾曲部の内周部よりも径方向内方側のスペーサ部分に形成してあると、次の作用を奏することができる。
シリンダヘッドとスペーサを気筒列方向と直交する方向でコンパクトにできて、車両へのエンジンの搭載性を良くすることができるとともに、シリンダヘッドとスペーサの組付け作業性を良くすることができ、しかも、ガス導入路から各第1ガス通路部分、及び、各第1ガス通路部分から各第2ガス通路部分に排気ガスを均等に分配しやすくて、各気筒の吸気通路に排気ガスを均等に分配しやすくすることができるエンジンの排気ガス還流装置を提供することができた。
図1〜図3に自動車のエンジンの排気ガス還流装置100を示してある。この排気ガス還流装置100は、4気筒エンジン(多気筒エンジンの一例)のシリンダヘッド1のヘッドフランジ2に吸気マニホルド3の取付けフランジ4をスペーサ5を介して取付けるとともに、シリンダヘッド1とスペーサ5の間に薄板状のガスケット6を介在させ、スペーサ5に対するシリンダヘッド1の接合面1Mの気筒列方向Kの一端部1Aに、排気ポートからの排気ガスを導入するための排気ガス導入孔7を開口させ、シリンダヘッド1とスペーサ5の接合部12に、排気ガス導入孔7と各気筒の吸気通路8A〜8Dを連通させる排気ガス還流通路9を形成して構成されている。
(1)図示はしないが、前記ガス導入路17をシリンダヘッド1の接合面1Mに形成してガス導入路1を排気ガス導入孔7に連通させ、第1ガス通路部分21aが、ガスケット6を挟んでガス導入路17と対向するように、第1ガス通路21をスペーサ5の接合面5Mに形成し、前記第2ガス通路22を、ガスケット6を挟んで第1ガス通路21の各下流端部21と対向するように、シリンダヘッド1の接合面1Mに形成した構造にも本発明を適用することができる。
(2)図8に示すように、前記ガス導入路17の下流端部17Kの第1延長部41を、上流側のガス導入路部分よりも幅広の角形に形成してあってもよい。
1A シリンダヘッドの接合面の気筒列方向の一端部
1M シリンダヘッドの接合面
3 吸気マニホルド
5 スペーサ
5M スペーサの接合面
6 ガスケット
K 気筒列方向
7 排気ガス導入孔
8A,8B,8C,8D 吸気通路
9 排気ガス還流通路
12 接合部
14B 取付けボルトを挿通させるボルト挿通孔
16 気筒列方向中央部
17 ガス導入路
17K ガス導入路の下流端部
21 第1ガス通路
21a,21b 第1ガス通路部分
21B 第1ガス通路の分岐部
21K 第1ガス通路の下流端部
22 第2ガス通路
22B 第2ガス通路の分岐部
22K 第2ガス通路の下流端部
25 気筒列方向中央部の両側の互いに隣接する吸気通路の間
28 ガスケット部分
31 第1連通孔
32 第2連通孔
33 スペーサ部分
41 第1延長部
42 第2延長部
50 ガス導入路用連通孔
51 湾曲部(ガス導入路部分)
51N 湾曲部の内周部
100 エンジンの排気ガス還流装置
Claims (1)
- 多気筒エンジンのシリンダヘッドにスペーサを介して吸気マニホルドを取付けるとともに、前記シリンダヘッドとスペーサの間に少なくとも第1連通孔と第2連通孔を備えるガスケットを介在させ、前記スペーサに対する前記シリンダヘッドの接合面のうち気筒列方向の一端部に、排気ポートからの排気ガスを導入するための排気ガス導入孔を開口させ、前記排気ガス導入孔と各気筒の吸気通路を連通させる排気ガス還流通路を、前記シリンダヘッドとスペーサとの接合部に前記シリンダヘッドの接合部に設けた通路と前記スペーサの接合面に設けた通路とに分割した通路から形成し、
前記排気ガス還流通路を、前記排気ガス導入孔から気筒列方向の中央側に延びるガス導入路と、このガス導入路の下流端部に前記第1連通孔を通して連通するとともに気筒列方向に分岐する第1ガス通路と、この第1ガス通路の各下流端部に前記第2連通孔を通して連通するとともに気筒列方向に分岐する第2ガス通路とを備えたトーナメント型に形成し、前記第2ガス通路の複数の下流端部を複数の前記吸気通路に各別に連通させてあるエンジンの排気ガス還流装置であって、
前記ガス導入路を、前記スペーサの接合面に前記吸気通路の下側に沿って気筒列方向へ延びるように形成し、
前記第1ガス通路を、前記ガス導入路と対向するように、前記シリンダヘッドの接合面に形成し、かつこの第1ガス通路に前記各吸気通路のうち気筒列方向の中央に互いに隣接するように配置される吸気通路の間に延びる凹部を接続し、
さらにこの第1ガス通路の各下流端部を夫々前記各吸気通路のうち気筒列方向の両外方側に互いに隣接するように配置される吸気通路の間に配置し、
前記第1ガス通路の下側に沿う前記シリンダヘッドのヘッドフランジに設けられる雌ねじ部とその外周を囲む前記ヘッドフランジのボス形状の部分とを、気筒列と直交する方向で前記凹部と重なる位置に夫々配置するとともに前記ヘッドフランジから部分的に前記凹部に向かって前記第1ガス通路側へ突出させ、
前記ガス導入路の下流部に前記雌ねじ部を囲むヘッドフランジのボス状の部分に沿って前記凹部側に突出する湾曲部を形成し、
前記第1連通孔を、前記湾曲部のうち気筒列と直交する方向で前記雌ねじ部と前記凹部とに重なる部分に配置し、
前記第2ガス通路を、前記スペーサの接合面に形成するとともに、前記第2連通孔によって前記第1ガス通路の下流部と連通させ、
前記湾曲部に前記第1連通孔よりも前記ガス導入路の下流側に延びる第1延長部を形成し、
前記第1ガス通路の下流部に前記第2連通孔よりも前記第1ガス通路の下流側に延びる第2延長部を形成してあるエンジンの排気ガス還流装置。
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