JP4810403B2 - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents
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Description
画像取得手段が、指標が含まれるシーンが撮影された画像を取得する画像取得工程と、
指標検出手段が、前記画像から指標を検出する指標検出工程と、
第1の指標配置情報推定手段が、前記指標検出工程で検出した指標のシーン中における配置情報を推定する第1の指標配置情報推定工程と、
指標情報修正手段が、前記第1の指標配置情報推定工程で推定した配置情報のうち少なくとも1つを既知の値に修正する指標情報修正工程と、
第2の指標配置情報推定手段が、前記指標情報修正工程で修正した配置情報を定数として、前記指標情報修正工程で値を修正していない配置情報を推定する第2の指標配置情報推定工程と
を備えることを特徴とする。
図2は、本実施形態に係るシステムの機能構成を示すブロック図である。同図に示す如く、本実施形態に係るシステムは、撮像部210と指標位置姿勢推定装置2とで構成されている。
撮像部210は、指標が配置されたシーンの画像を多数撮影し、撮像した画像はそれぞれ、画像取り込み部220に対して出力する。画像取り込み部220は、受けたそれぞれの画像を後段の指標検出同定部230に送出する。
指標検出同定部230は、画像取り込み部220から受けた画像から指標を検出し、同定を行う。ここで、指標の検出とは、2次元画像上での指標の画像座標を求めることであり、正方形指標の場合、各頂点の画像座標を求めることである。指標の画像座標は、自動で求めてもよいし、ユーザが画像上をマウスでクリックするなどして手動で指定してもよい。正方形指標の各頂点の画像座標を自動で求める場合、例えば画像を二値化し、正方形指標の黒枠領域を検出する。そして、黒枠領域に内接する四角形を求め、求めた四角形の各頂点の画像座標を、正方形指標の各頂点の画像座標として求める。一方、手動で求める場合、ユーザにより指示された画像座標を、指標の画像座標として求める。
指標位置姿勢サイズ算出部235は、シーン中に存在する指標の位置及び姿勢及びサイズを求める。
指標配置条件設定部240は、指標の配置に関する拘束条件を設定する。本実施形態では、指標の配置に関する拘束条件として、最終的に指標の位置及び姿勢を求める際の指標のサイズを、実際にユーザが作成した指標のサイズと同じにするという拘束条件を与える。
指標位置姿勢算出部250は、シーン中に存在する1つ以上の指標各々の位置及び姿勢を求める。このとき、本実施形態では、指標配置条件設定部240でサイズを修正した後の正方形指標のスケールを利用する。即ち、上記説明において図5(a)のテーブルを用いた場合には、ステップS100〜S140で求めた正方形指標のサイズ32mmではなく、図5(a)のテーブル中の最も近いサイズである30mmを「修正した指標スケール」として利用する。また、図5(b)のテーブルを用いた場合には、図5(b)のテーブル中の最も近いサイズである23mmを「修正した指標スケール」として利用する。
第1の実施形態では、指標が配置されたシーンの画像を多数撮影し、撮影された画像から指標を検出・同定し、まず指標の位置及び姿勢及びサイズを求めた。そして、求めた指標のサイズを、ユーザがプリンタで指標を印刷する際に実際に指定した指標のサイズに修正し、修正したサイズを用いて指標の位置及び姿勢を求め直した。
指標配置条件設定部241は、指標の配置に関する拘束条件を設定する。本実施形態では、指標の配置に関する拘束条件として、最終的に指標の姿勢及びサイズを求める際の指標の位置を、ユーザが実際に指標を配置した位置と同じにするという拘束条件を与える。
指標姿勢サイズ算出部251は、シーン中に存在する1つ以上の指標各々の姿勢及びサイズを求める。このとき、本実施形態においては、指標配置条件設定部241で修正した後の正方形指標の位置を利用する。すなわち上記説明においては、ステップS100〜S140で求めた正方形指標の位置(X,Y)=(141mm、203mm)ではなく、図10の机上のグリッドで最も近い位置である(X,Y)=(150mm、200mm)を、修正した位置として利用する。
第1の実施形態では、指標が配置されたシーンの画像を多数撮影し、撮影された画像から指標を検出・同定し、まず指標の位置及び姿勢及びサイズを求めた。そして、求めた指標のサイズを、ユーザがプリンタで指標を印刷する際に実際に指定した指標のサイズに修正し、修正したサイズを用いて指標の位置及び姿勢を求め直した。
指標配置条件設定部242は、指標の配置に関する拘束条件を設定する。本実施形態では、指標の配置に関する拘束条件として、最終的に指標の位置及びサイズを求める際の指標の姿勢を、ユーザが実際に指標を配置した姿勢と同じにするという拘束条件を与える。
指標位置サイズ算出部252は、シーン中に存在する1つ以上の指標各々の位置及びサイズを求める。このとき、本実施形態においては、指標配置条件設定部242で修正した後の正方形指標の姿勢を利用する。すなわち上記説明においては、ステップS100〜S140で求めた正方形指標の姿勢ではなく、図12の床や壁で最も近い姿勢を、修正した姿勢として利用する。
第1乃至3の実施形態では、指標の位置、姿勢、サイズのうち1つのパラメータを固定し、残りの2つのパラメータを求めなおしていた。しかし、指標の位置、姿勢、サイズのうち2つのパラメータを固定し、残りの1つのパラメータを求めなおしてもよいことは言うまでもない。
第1乃至3の実施形態では、指標の位置、姿勢、サイズのうち1つのパラメータを固定する際、ユーザによって物理的に設定したパラメータに最も近いパラメータに修正していた。
第2の実施形態では、指標の位置をグリッドのうちの最も近い位置に修正していた。しかしその代わりに、推定した指標の位置を元に、複数の指標間の距離が一定であるという拘束条件を導入し、指標の配置情報を、より高精度に求めてもよい。すなわち、複数の指標間の距離が一定であるという拘束条件を用いることで複数の指標位置を定数とし、指標の姿勢及びサイズを求め直してもよい。
第1乃至3の実施形態では、指標の配置情報の補正方法として、観測方程式をテイラー展開し、その1次の項までを利用して繰り返し補正していく方法を用いた。これは、ある繰り返しの一過程において、局所的に観測方程式を線形近似し、誤差0となると仮定した場合の未知パラメータの補正量を推定する方法であり、一般にニュートン法と呼ばれている方法と等価な方法である。ニュートン法は非線形方程式を数値演算により求解する代表的な方法であるが、上記実施形態に利用する繰り返し演算方法はこの方法に限ったものではない。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
Claims (12)
- 指標の配置情報を推定する情報処理方法であって、
画像取得手段が、指標が含まれるシーンが撮影された画像を取得する画像取得工程と、
指標検出手段が、前記画像から指標を検出する指標検出工程と、
第1の指標配置情報推定手段が、前記指標検出工程で検出した指標のシーン中における配置情報を推定する第1の指標配置情報推定工程と、
指標情報修正手段が、前記第1の指標配置情報推定工程で推定した配置情報のうち少なくとも1つを既知の値に修正する指標情報修正工程と、
第2の指標配置情報推定手段が、前記指標情報修正工程で修正した配置情報を定数として、前記指標情報修正工程で値を修正していない配置情報を推定する第2の指標配置情報推定工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記指標の配置情報は、当該指標のシーン中における位置、若しくは姿勢、若しくはサイズであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
- 前記指標は、シーン中に複数あることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理方法。
- 前記既知の値とは、あらかじめ定められた離散値の中から選択された値であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法。
- 前記指標情報修正工程では、前記指標のサイズを、前記指標を印刷するための既定サイズに修正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法。
- 前記指標情報修正工程では、前記指標のサイズを、前記指標を印刷した際に記憶したサイズに修正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法。
- 前記指標情報修正工程では、前記指標の位置を、シーン中に配置されたグリッド上の位置に修正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法。
- 前記指標情報修正工程では、前記指標の姿勢を、シーン中の床や壁や天井に対して垂直あるいは水平な姿勢に修正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理方法。
- 指標の配置情報を推定する情報処理装置であって、
指標が含まれるシーンが撮影された画像を取得する画像取得手段と、
前記画像から指標を検出する指標検出手段と、
前記指標検出手段が検出した指標のシーン中における配置情報を推定する第1の指標配置情報推定手段と、
前記第1の指標配置情報推定手段が推定した配置情報のうち少なくとも1つを既知の値に修正する指標情報修正手段と、
前記指標情報修正手段が修正した配置情報を定数として、前記指標情報修正手段が値を修正していない配置情報を推定する第2の指標配置情報推定手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記指標の配置情報は、当該指標のシーン中における位置、若しくは姿勢、若しくはサイズであることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
- コンピュータを、請求項9又は10に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項11に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family
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