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JP4805896B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、風による簡易な乾燥機能を有する洗濯機に関する。
近年、洗濯機においては、風による簡易な乾燥機能を有するものが供されている(例えば特許文献1)。このものでは、洗濯機上部に設けられた二つ折り型の蓋のうち後蓋部に通気口を形成し、洗濯機内部の洗濯兼脱水槽を回転させることにより、洗濯機外部の空気を前記通気口を通して洗濯兼脱水槽内に吸込んで風を起こし、該洗濯兼脱水槽内の洗濯物に該風を吹き当てて乾燥させるようになっている。
このものでは、ヘアピンなどの小さな異物が通気口上に落下すると、該通気口を通って内部に入るおそれがある。また通気口が外部に露出しているため、外観も悪いという問題もあった。
これに対して、前記通気口を通気口カバーで通気可能に覆う構成としたものがある(例えば特許文献2)。
特開2003−220294号公報 特開2005−329045号公報
上記特許文献2のものでは、通気口カバーがほぼ矩形状をなしており、その一辺部(一部分)と後蓋部との間を離間させた構成とし、この離間部から外部空気を吸込んで、前記通気口を通過させる構成としている。これによれば、ヘアピンなどの小さな異物が通気口上に落下することを防止でき、また見栄えも良いといった効果がある。
しかし、上記特許文献2のものの構成では、一部分の離間部からのみ外部空気を吸込む構成としているため、得られる開口面積が小さく、風量低下の問題がある。この開口面積を大きくするためには、通気口カバーを後蓋部に対して高くしなければならず、通気口カバーが蓋から突出してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異物が通気口上に落下したり外観を損ねたりすることがなく、且つ、通気カバーの高さを抑えながら風量増加を図ることができて、乾燥性能向上を図ることができる洗濯機を提供することにある。
本発明は、上部にトップカバーを備えた洗濯機筐体と、このトップカバーに設けられ洗濯物出入口を開閉する蓋と、前記洗濯機筐体の内部に設けられた外槽と、この外槽内部に回転駆動されるように設けられた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、前記蓋に形成された通気口と、この通気口を覆う通気口カバーと、この通気口カバー外部と前記通気口とを連通する連通部とを備えたものにおいて、前記通気口カバーの全周領域に対応して前記連通部が設けられているところに特徴を有する。
この構成によれば、通気口カバーを備えたことにより、異物が通気口上に落下したり外観を損ねたりすることがなく、さらに、前記通気口カバーの全周領域に対応して前記連通部が設けられているから、通気口カバーと蓋との連通領域を増加できて、開口面積の増加を、該通気口カバーの高さを高くすることなく大きくできる。この結果、通気口カバーの高さを抑えながら風量増加を図ることができて、乾燥性能向上を図ることができる。
本発明によれば、異物が通気口上に落下したり外観を損ねたりすることがなく、且つ、通気カバーの高さを抑えながら風量増加を図ることができて、乾燥性能向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。まず、図1には洗濯機の全体を縦断して表しており、外底部に複数の脚1を有する基台2と、これに載置結合した外箱3、外箱3に載置結合したトップカバー4とで、洗濯機筐体5が構成されている。
洗濯機筐体5内部には、外槽6が、複数本(1本のみ図示)の吊り棒7aを主体とする弾性吊持機構7により弾性支持されて配設されており、この外槽6の内部には内槽である洗濯兼脱水槽8が回転駆動可能に配設されている。これらの外槽6及び洗濯兼脱水槽8は、ともに有底の円筒状を成しており、そのうちの外槽6は、底部に排水口9を有し、この排水口9に設けた排水弁10を閉塞させることによって、外槽6を水溜槽として機能させるようにしている。なお、排水弁10には排水ホース11が接続されており、一方、外槽6の上端開口縁部には環状の外槽カバー12が装着されている。
これに対して、洗濯兼脱水槽8には、周側部のほぼ全域に脱水用であり且つ通気用でもある小孔13が多数(一部のみ図示)形成されており、上端開口縁部の内周に回転バランサ14が装着されている。
更に、洗濯兼脱水槽8の内下部には、撹拌体15が回転可能に配設されており、この撹拌体15と洗濯兼脱水槽8とを洗濯時と脱水時及び乾燥時に関して選択的に回転駆動する例えばアウターロータ形のモータを主体とする駆動装置16が、外槽6の外下方部に配設されている。
そして、前記トップカバー4には、前記外槽カバー12の内方を通じて前記洗濯兼脱水槽8内に臨む洗濯物出入口17が形成されていると共に、この洗濯物出入口17を開閉する蓋18が設けられている。このほか、トップカバー4には、前部に操作パネル19が設けられ、後部にはバックカバー20が設けられている。
前記蓋18は、詳細には図2ないし図5にも示すように、共にプラスチック製の後蓋部18aと前蓋部18bとから成り、その後蓋部18aはトップカバー4に上下回動可能に枢着し、前蓋部18bは後蓋部18aにヒンジ部18cにより上下回動可能に連結されている。これにより、蓋18は前蓋部18b及び後蓋部18aにより前後に折りたたみ可能に構成されている。
前記ヒンジ部18cは、図4及び図5に示すように、後蓋部18aの前端下部に形成された軸部18c1と、前蓋部18bの後端下部に形成されて該軸部18c1を回動可能に支持する環状軸受部18c2とから構成されている。前記前蓋部18bは透明もしくはほぼ透明な部材(プラスチック)から形成されている。
後蓋部18a後部から前蓋部18bの前部にかけての部分には、凹部21a及び21bがほぼ連続する形態で形成されている。図2及び図3に示すように、後蓋部18aの凹部21aの底部に多数の小孔22aによって通気口22を形成している。また、図3に示すように、この後蓋部18a及び前蓋部18bの左右側の立下り部には、切り欠き凹部状の通気部18ak及び18bkが形成されており、蓋18の閉塞状態で、トップカバー4との間がこの通気部18ak及び18bkにより通気可能となっている。
前記後蓋部18aには、この通気口22を覆う通気口カバー23が設けられている。前記通気口カバー23周縁部はその全周に亘り後蓋部18aに対して離間し、この離間部により、通気口カバー23全周領域に対応して、前記通気口22と当該通気口カバー23外部とを連通する連通路34が設けられた構成となっている。前記通気口カバー23の取付構成について説明する。
図2、図7及び図8に示す係合手段24は、前記通気口カバー23を後蓋部18aに取り付けるためのものであり、該係合手段24は、該通気カバー23の周縁部より中央側へ奥まった部分に設けられている。さらに、この係合手段24は、後蓋部18a上面に設けた例えば4つの係合部25と、通気口カバー23下面に設けた同じく4つの被係合部26とを備えて構成されている。
係合部25は、図2に示すように、通気口22形成領域のほぼ4隅部分に形成されており、上面形状が矩形をなす筒状部25aを備え、この筒状部25aの対向内面に、対向状態に第1の爪部25b及び第2の爪部25cが形成されている。これら各爪部25b及び25cは、三角凸状をなしており、上辺部が斜状をなし、下片部が水平状をなしている。
前記被係合部26は、図6及び図7に示すように、前記通気口カバー23の下面に、該通気口カバー23周縁部より中央側に奥まった部分の4箇所に形成されている。この被係合部26は、前記係合部25の筒状部25a内に挿入可能な突片部26aを備え、この突片部26aに係止孔26bを形成している。この係止孔26b上縁が係止部26cに相当する。
該被係合部26が前記係合部25に取付方向(図2の矢印A方向)に挿入されると、この第1及び第2の爪部25b及び25c間を通り、係止部26cが該第1及び第2の爪部25b及び25cの下辺部により該取付方向と逆方向には抜け止めされる。
この場合、筒状部25aの上端が位置規制部27に相当するものであり、この位置規制部27が通気口カバー23下面に当接することで、当該係合手段24による前記通気口カバー23取付完了後に該通気口カバー23の前記取付方向への変位を防止する。
また、前記後蓋部18cにおいて前記通気口22形成領域の適宜箇所には、柱部28が該後蓋部18aと一体に形成されており、この柱部28は円柱状をなし、通気口カバー23の凹み防止部材として機能すると共に、係合手段24による前記通気口カバー23取付完了後に該通気口カバー23の前記取付方向への変位を防止する位置規制部29としても機能する。該柱部28も、取付状態の通気口カバー23の周縁部よりは中央側に奥まった位置となっている。
ここで、前記通気口カバー23は、前蓋部18bの後部まで延出する形態に形成されており、当該延出部23a下方に対応する前蓋部18bに多数の小孔30aからなる補助通気口30が形成されている。
また、前記通気口カバー23の前部には、蓋18を開閉するためのひさし状の手掛け部31が形成されている。この場合、前記通気口カバー23の前記延出部23aは、この手掛け部31における手掛け操作の邪魔にならない程度に延出している。
また、この前蓋部18bの後部下面には、前記補助通気口30近傍に位置して通気案内板部32が設けられている。この通気案内板部32は、洗濯兼脱水槽8内面側に指向している。そして、この通気案内板部32は前記ヒンジ部18cを隠すヒンジカバーを兼用している。
前記通気口カバー23の取付状態においては、該通気口カバー23の全周領域が蓋18に対して離間する構成となっており、もって、通気口カバー23の全周縁部と蓋18との間に空気通過用の連通部34が形成されている。
又、操作パネル19は、洗濯機の運転に係る各種の操作をするためのもので、操作部や表示部を有している。前記操作部には、乾燥運転を、洗濯運転に引き続いて行う自動コースや、乾燥運転を単独に行う単独コースを選択するためのコース選択スイッチが含まれている。さらに、この操作パネル19の裏側には、洗濯機の運転全般を制御する制御装置33が図1に示すように配設されている。
なお、バックカバー20の内方には、図示しないが給水弁を主体とする給水装置が配置されている。また、前記洗濯物出入口17の後部には、図示しないが、洗剤や仕上剤を投入するための投入ケースが出し入れ可能に設けられている。
図9には、前記制御装置33が行う乾燥運転の制御内容を示している。
自動コースにおいて乾燥運転が開始された場合、あるいは単独コースにおいて乾燥運転が開始された場合を示している。ステップS1では、洗濯兼脱水槽8を例えば900[rpm]の回転速度で高速回転させることにより乾燥運転を行う。すなわち、洗濯兼脱水槽8の回転遠心力により、洗濯兼脱水槽8内の空気が小孔13から外側へ排出されることにより、それに応じた量の空気が機外から通気口カバー23の全周の連通部34、蓋18の通気口22及び補助通気口30を通じて洗濯兼脱水槽8内に吸入される。かくして、図1に矢印で示すように、機外から洗濯兼脱水槽8内に至って洗濯兼脱水槽8から排出される風が起こされ、この風が洗濯兼脱水槽8の内部に位置する洗濯物(図示せず)に接触してそれを漸次乾燥させる。なお、この場合、洗濯兼脱水槽8から排出された風は、洗濯兼脱水槽8と外槽6との間を通って、外槽カバー12の内方から外槽6と外箱3との間を通り、適当な隙間や、基台2の底部の開放口(図示せず)、あるいは前記通気部18ak及び18bkから機外に排出される。
ステップS2では、この乾燥運転の経過時間t1が設定時間Taを超えていないかを判断し、超えれば、ステップS3に移行して洗濯兼脱水槽8の回転を停止し、ステップS4のほぐし運転を行う。このステップS4では、撹拌体15を例えば100[rpm]で正逆方向に交互回転させる。これにより、洗濯兼脱水槽8内部の洗濯物がほぐされる。このほぐし運転の経過時間t2が設定時間Tbを超えれば(ステップS5の判断で「NO」)、ステップS6に移行して、このほぐし運転の実行回数が、設定回数に達したか否かを判断し、達していなければステップS1に戻る。設定回数に達すれば、ステップS7、ステップS8に移行して、ステップS1、ステップS2、ステップS3と同様に乾燥運転を行い、そしてステップS10で終了報知(例えばブザー報知)を行なって、この乾燥運転制御を終了する。
このような本実施例によれば、通気口22を覆う通気口カバー23を備えたことにより、異物が通気口22上に落下したり外観を損ねたりすることがない。さらに、通気口カバー23の全周領域に対応して連通部34が設けられているから、通気口カバー23と蓋18との連通領域を増加できて、開口面積の増加を、該通気口カバー23の高さを高くすることなく大きくできる。この結果、通気口カバー23の高さを抑えながら風量増加を図ることができて、乾燥性能向上を図ることができる。
また本実施例によれば、前記通気口カバー23を蓋18から上方に離間させ、この離間部により前記連通部34を形成したから、通気抵抗の少ない連通部34を形成できる。
また、本実施例によれば、前記通気口カバー23を、係合手段24により前記蓋18に取り付けたから、通気口カバー23をねじ等を用いずに簡単に取り付けることができ、しかも該係合手段24を、該通気口カバー23の周縁部より中央側へ奥まった部分に設けたから、通気口カバー23と蓋18との隙間のうち、通気口カバー23周縁部端に対応する連通部34が該係合手段24によって狭められることがなく、該連通部34に対する空気流入がスムーズになる。
この場合本実施例によれば、前記係合手段24を、蓋18上面に設けた係合部25と、通気口カバー23下面に設けた被係合部26とから構成し、前記係合部25を、対向状態に第1の爪部25b及び第2の爪部25cを有する構成とし、前記被係合部26を、この第1の爪部25b及び第2の爪部25c間を通して前記通気口カバー23の取付方向へ挿入され該第1の爪部25b及び第2の爪部25cにより該取付方向と逆方向には抜け止めされる係止部26cを有する構成としたから、前記2つの対向爪部25b及び25cにより、通気口カバー23の取外し方向への抜けを確実に防止でき、この結果、仮に使用者が蓋18を開放しようとした際に間違って通気口カバー23に手をかけたとしても、該通気口カバー23が外れるようなことがない。
また、本実施例によれば、前記係合手段24による前記通気口カバー23取付完了後に該通気口カバー23の前記取付方向への変位を防止する位置規制部27、29を設けたから、係合手段24による取付け完了後に、該係合手段24が正規の係合状態からさらに係合方向へ動作されることを防止できる。
この場合、特に本実施例によれば、前記位置規制部27を前記係合手段24に設けたから、係合と位置規制とを一箇所で且つ同一部材で行うことができ、構成の簡単化に寄与できる。
さらに本実施例によれば、もう1つの位置規制部29を前記蓋18(後蓋部18a)上面に該蓋18と一体に立設状態に設けたから、蓋18を成形するときに該位置規制部29も形成できて、製作工数の削減を図り得る。
この場合、仮に、位置規制部29を通気口カバー23側に一体に設ける構成とすると、該通気口カバー23上面(表面)に肉ひけが発生して見栄えが悪くなるが、本実施例によれば、前記蓋18側に位置規制部29を設けたから、該蓋18に肉ひけが発生しても、通気口カバー23が外側に存在するから、見栄えが悪くなることはない。
さらに、前記位置規制部29を、円柱状に形成したから、該位置規制部29を角柱状や矩形ブロック状とする場合とは異なり、空気流の流れが阻害されることが少なくなり、乾燥効果の低下を防止できる。しかもこの位置規制部29を、通気口カバー23の周縁部より中央側へ奥まった部位に設けたから、通気口カバー23と蓋18との隙間のうち、通気口カバー23周縁部端に対応する連通部34が該位置規制部29によって狭められることがなく、該連通部34に対する空気流入がスムーズになる。
ここで、蓋18を前後に折りたたみ可能な後蓋部18a及び前蓋部18bから構成した場合、通常、手掛け部31は操作性を考慮して前蓋部18bに設けられるものであり、通気口22を後蓋部18aに設けることは手掛け操作性上何ら支承のない構成である。さらに前記手掛け部31を、前蓋部18bのうち前部に設ける構成とした場合、該前蓋部18bの後部は手掛け部31の操作には関係の無い部分となる。さらに、通気口カバー23は後蓋部18aから離間した構成、つまり浮いた構成であるから、該通気口カバー23を前蓋部18bの後部へ延出することも容易である。
本実施例では、この点に着目して、前記通気口22を該後蓋部18aに形成し、前記通気口カバー23を、前蓋部18bの後部まで延出し、当該延出部23a下方に対応する前蓋部18bに補助通気口30を形成しているから、前蓋部18bの後部を補助通気口30形成に利用できて、風量増加に寄与でき、且つ通気口22を覆う通気口カバー23を利用して該補助通気口30を覆うことができる。
さらに本実施例によれば、前記前蓋部18bに、前記補助通気口30近傍に位置して通気案内板部32を設けたから、空気の流れを停滞することなく洗濯兼脱水槽8内部へ案内でき、さらなる風量増加に寄与できる。
さらにこの場合、本実施例によれば、前記前蓋部18bをほぼ透明な材料から構成し、前記通気案内板部32を、該前蓋部18bと前記後蓋部18aとのヒンジ部18cを隠すヒンジカバーを兼用する構成としたから、透明な前蓋部18bから前記ヒンジ部18cが見えるのを該通気案内板部32により隠すことができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、次のように変更して実施しても良い。
連通部34は、前記通気口カバー周縁部23の前部、後部、左部及び右部のうち、前部と後部とに対応して設けても良いし、左部と右部とに対応して設けても良いし、さらには2つ又は3つの隣り合う部分に対応して設けても良く、要するに、少なくとも通気口カバー23の前部、後部、左部及び右部のうち複数部分に対応して連通部34を設ける構成としても良い。この場合も、連通部34は蓋18に対する通気口カバー23の離間によって形成しても良い。このようにしても、従来構成に比して、通気口カバー23と蓋18との連通部領域を増加できて、開口面積の増加を、該通気口カバー23の高さを高くすることなく大きくできる。この結果、通気口カバー23の高さを抑えながら風量増加を図ることができて、乾燥性能向上を図ることができる。
また、前記実施例では、連通部を、通気口カバーを蓋から離間させることで形成したが、通気口カバーの周縁部を立ち下げ、この立ち下げ部に、切り欠きや、小孔群、あるいは開口を形成することにより連通部を設ける構成としても良い。
また、前記実施例では、係合部25に第1の爪部25b及び第2の爪部25cを設け、被係合部26を、この第1の爪部25b及び第2の爪部25c間を通して前記通気口カバー23の取付方向へ挿入され該第1の爪部25b及び第2の爪部25cにより該取付方向と逆方向には抜け止めされる係止部26cを有する構成としたが、被係合部に第1及び第2の爪部を設け、係合部に係止部を設ける構成としても良い。
また、通気口カバーの凹みを防止する構成として、通気口カバー下面と蓋上面とに対向してそれぞれ突き合わされる第1の凸部及び第2の凸部を形成しても良く、この場合、いずれかの一方の凸部にねじを通し、他方をねじボスとして、通気口カバーを蓋にねじ連結する構成としても良い。
また、前記実施例では、乾燥運転においては、途中でほぐし運転を実行するようにしたが、該ほぐし運転は必要に応じて実行するようにしても良い。
本発明の一実施例を示す洗濯機の縦断側面図 洗濯機上部の斜視図 蓋及び通気口カバーを分離して示す斜視図 洗濯機上部の縦断側面図 蓋及び通気口カバー部分の縦断側面図 通気口カバーの下面側を示す斜視図 通気口カバーの係合手段及び柱部部分の断面図 洗濯機上部の縦断正面図 乾燥運転制御を示すフローチャート
符号の説明
図面中、4はトップカバー、5は洗濯機筐体、6は外槽、8は洗濯兼脱水槽、17は洗濯物出入口、18は蓋、18aは後蓋部、18bは前蓋部、18cはヒンジ部、22は通気口、23は通気口カバー、23aは延出部、24は係合手段、25は係合部、26は被係合部、27は位置規制部、28は柱部、29は位置規制部、30は補助通気口、32は通気案内板部、34は連通部を示す。

Claims (12)

  1. 上部にトップカバーを備えた洗濯機筐体と、このトップカバーに設けられ洗濯物出入口を開閉する蓋と、前記洗濯機筐体の内部に設けられた外槽と、この外槽内部に回転駆動されるように設けられた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、前記蓋に形成された通気口と、この通気口を覆う通気口カバーと、この通気口カバー外部と前記通気口とを連通する連通部とを備えたものにおいて、
    前記通気口カバーの全周領域に対応して前記連通部が設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 上部にトップカバーを備えた洗濯機筐体と、このトップカバーに設けられ洗濯物出入口を開閉する蓋と、前記洗濯機筐体の内部に設けられた外槽と、この外槽内部に回転駆動されるように設けられた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を回転駆動する駆動装置と、前記蓋に形成された通気口と、この通気口を覆う通気口カバーと、この通気口カバー外部と前記通気口とを連通する連通部とを備えたものにおいて、
    前記通気口カバー周縁部の前部、後部、左部及び右部のうち少なくとも複数部分に対応して前記連通部が設けられていることを特徴とする洗濯機。
  3. 前記通気口カバーを蓋から上方に離間させ、この離間部により前記連通部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記通気口カバーは係合手段により前記蓋に取り付けられ、該係合手段は、該通気カバーの周縁部より中央側へ奥まった部分に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯機。
  5. 前記係合手段は、蓋上面に設けた係合部と、通気口カバー下面に設けた被係合部とを備え、これら係合部と被係合部との一方が、対向状態に第1及び第2の爪部を有し、他方がこの第1及び第2の爪部間を通して前記通気口カバーの取付方向へ挿入され該第1及び第2の爪部により該取付方向と逆方向には抜け止めされる係止部を有する構成であることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記係合手段による前記通気口カバー取付完了後に該通気口カバーの前記取付方向への変位を防止する位置規制部を設けたことを特徴とする請求項4又は5に記載の洗濯機。
  7. 前記位置規制部は前記係合手段に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の洗濯機。
  8. 前記位置規制部は前記蓋上面に該蓋と一体に立設状態に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の洗濯機。
  9. 前記位置規制部は円柱状に形成されて通気口カバーの周縁部より中央側へ奥まった部位に設けられていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の洗濯機。
  10. 前記蓋は前後に折りたたみ可能な後蓋部及び前蓋部から構成され、前記通気口は該後蓋部に形成され、前記通気口カバーは、前記前蓋部の後部まで延出した形態であり、当該延出部下方に対応する前蓋部に補助通気口が形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の洗濯機。
  11. 前記前蓋部には、前記補助通気口近傍に位置して通気案内板部が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の洗濯機。
  12. 前記前蓋部はほぼ透明な材料から構成され、前記通気案内板部は、該前蓋部と前記後蓋部とのヒンジ部を隠すヒンジカバーを兼用していることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
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