JP4803117B2 - 内燃機関の始動制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関が始動されてから機関回転数が一定の回転数で推移するまでの回転数過渡期間中における点火時期および燃料噴射弁からの燃料噴射量の少なくとも一方を制御する内燃機関の始動制御装置において、
前記内燃機関の発生トルクを推定する発生トルク推定手段を備え、
前記回転数過渡期間中の特定のクランク角度を基準クランク角度とし、
前記回転数過渡期間中であって前記基準クランク角度の後に順に到来する複数のクランク角度を判定用クランク角度とし、
所定の性状の燃料が使用されたときにクランク角度が前記基準クランク角度から各判定用クランク角度まで進むのにかかる時間を夫々判定用クランク角度進行時間とし、
前記回転数過渡期間中に前記基準クランク角度から各判定用クランク角度まで進むのに実際にかかった時間を夫々実クランク角度進行時間として順次算出し、
前記実クランク角度進行時間をそれに対応する判定用クランク角度進行時間と比較し、実クランク角度進行時間が判定用クランク角度進行時間よりも短いときには実クランク角度進行時間と判定用クランク角度進行時間との差に応じた分だけ点火時期を遅角するかあるいは燃料噴射量を少なくし、実クランク角度進行時間が判定用クランク角度進行時間よりも長いときには実クランク角度進行時間と判定用クランク角度進行時間との差に応じた分だけ点火時期を進角するかあるいは燃料噴射量を多くし、
前記発生トルク推定手段により推定される発生トルクに基づいて、前記判定用クランク角度進行時間を補正することを特徴とする。
推定される発生トルクの履歴に対応した補正値に基づいて、前記判定用クランク角度進行時間の補正を行うことができる。
うと、外乱による1回限りの失火についても補正が行われてしまう。このような場合には、点火時期または燃料噴射量の補正の必要が殆どないにもかかわらず、補正量が大きくされる虞がある。しかし、発生トルクの履歴を用いることにより、複数回の発生トルクに基づいて判定用クランク角度進行時間の補正を行なうことができる。これにより、燃焼状態に起因して発生トルクが低下したのか、または他の原因により発生トルクが低下したのか判定するのが困難な場合であっても、判定用クランク角度進行時間をより適切に補正することができる。
推定される発生トルクと規定トルクとの差に重み係数を乗じた値を積算して得られる値に基づいて、前記判定用クランク角度進行時間の補正を行うことができる。
推定される発生トルクと規定トルクとの差に重み係数を乗じた値を積算して得られる値に基づいて前記判定用クランク角度進行時間の補正を行い、該重み係数は推定される発生トルクの履歴に応じて決定してもよい。このようにすることで、さらに広範囲に亘る補正が可能となる。
や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御する。
度進行時間が基準クランク角度進行時間に等しい、あるいは略等しければ、重質な燃料が使用されており、回転数過渡期間中に算出されるクランク角度進行時間が基準クランク角度進行時間よりも短ければ、軽質な燃料が使用されていることになる。
たとき、各気筒のサイクルは、第1気筒、第3気筒、第4気筒、第2気筒の順でクランク角度180°ずつずれて開始される。また、1つのサイクルは、クランク角度720°で完了する。
で進むのにかかる時間(以下、「第2判定用クランク角度進行時間」という。)、3つ目の判定用クランク角度まで進むのにかかる時間(以下、「第3判定用クランク角度進行時間」という。)、4つ目の判定用クランク角度まで進むのにかかる時間(以下、「第4判定用クランク角度進行時間」という。)、5つ目の判定用クランク角度まで進むのにかかる時間(以下、「第5判定用クランク角度進行時間」という。)を示している。
ルクとならないエネルギが熱エネルギになることから、排気の温度が上昇することになる。したがって、排気通路に三元触媒等の排気浄化装置が配置されている場合、この排気浄化触媒の温度を活性温度まで速やかに上昇させることができる。したがって有害物質の排出量を低減することができる。
、ステップS104において、この点火時期TSAがガードされる。そして、今回のルーチンによって算出された点火時期は、6回目の点火時期に反映される。以降、同様に、図5のルーチンは、ステップS101においてNsa>Nsathであると判別されるまで点火時期を算出し続ける。
時間補正値=(時間の差Td)×(所定値A)
ただし、所定値Aはエミッションと始動性とに応じて決定される。つまり、エミッションを優先させる場合には所定値Aを大きくし、始動性を優先させる場合には所定値Aを小さくする。
補正量=K1×(T1−T1r)+K2×(T2−T2r)+K3×(T3−T3r)+・・・
ただし、Kn(nは1,2,3,・・・)は重み係数であり、エミッション、始動性、安全率の夫々の優先度合いに応じて決定される。また、Tn(nは1,2,3,・・・)は実際の出力トルクである。さらに、Tnr(nは1,2,3,・・・)は、そのときに想定される出力トルクであり、予め実験等により求めておく。このようにして求めた補正量を判定用クランク角度進行時間に加えることにより、該判定用クランク角度進行時間を補正する。
2 燃焼室
3 吸気通路
4 エアフローメータ
5 スロットル
6 燃料噴射弁
7 排気通路
10 ECU
11 クランクポジションセンサ
12 点火プラグ
14 アクセルペダル
15 アクセル開度センサ
Claims (5)
- 内燃機関が始動されてから機関回転数が一定の回転数で推移するまでの回転数過渡期間中における点火時期および燃料噴射弁からの燃料噴射量の少なくとも一方を制御する内燃機関の始動制御装置において、
前記内燃機関の発生トルクを推定する発生トルク推定手段を備え、
前記回転数過渡期間中の予め設定されたクランク角度を基準クランク角度とし、
前記回転数過渡期間中であって前記基準クランク角度の後に順に到来する複数のクランク角度を判定用クランク角度とし、
予め設定された重質度の燃料が使用されたときにクランク角度が前記基準クランク角度から各判定用クランク角度まで進むのにかかる時間を夫々判定用クランク角度進行時間とし、
前記回転数過渡期間中に前記基準クランク角度から各判定用クランク角度まで進むのに実際にかかった時間を夫々実クランク角度進行時間として順次算出し、
前記実クランク角度進行時間をそれに対応する判定用クランク角度進行時間と比較し、実クランク角度進行時間が判定用クランク角度進行時間よりも短いときには実クランク角度進行時間と判定用クランク角度進行時間との差に応じた分だけ点火時期を遅角するかあるいは燃料噴射量を少なくし、実クランク角度進行時間が判定用クランク角度進行時間よりも長いときには実クランク角度進行時間と判定用クランク角度進行時間との差に応じた分だけ点火時期を進角するかあるいは燃料噴射量を多くし、
前記発生トルク推定手段により推定される発生トルクに基づいて、前記判定用クランク角度進行時間を補正することを特徴とする内燃機関の始動制御装置。 - 前記発生トルク推定手段により推定される発生トルクが規定トルクよりも小さい場合に、前記実クランク角度進行時間とそれに対応する判定用クランク角度進行時間との差に応じた分だけ、前記判定用クランク角度進行時間を長くすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の始動制御装置。
- 前記発生トルク推定手段は複数の判定用クランク角度に対応する発生トルクを夫々推定し、
前記夫々推定される複数の発生トルクに対応した補正値を予め設定しておき、該補正値に基づいて、前記判定用クランク角度進行時間の補正を行うことを特徴とする請求項1に
記載の内燃機関の始動制御装置。 - 前記発生トルク推定手段は複数の判定用クランク角度に対応する発生トルクを夫々推定し、
推定される発生トルクと規定トルクとの差に重み係数を乗じた値を積算して得られる値に基づいて、前記判定用クランク角度進行時間の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の始動制御装置。 - 前記発生トルク推定手段は複数の判定用クランク角度に対応する発生トルクを夫々推定し、
推定される発生トルクと規定トルクとの差に重み係数を乗じた値を積算して得られる値に基づいて前記判定用クランク角度進行時間の補正を行い、該重み係数は前記夫々推定される複数の発生トルクに対応して予め設定しておくことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の始動制御装置。
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