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JP4897448B2 - 携帯情報端末、地図データ更新方法、及び地図更新システム - Google Patents

携帯情報端末、地図データ更新方法、及び地図更新システム Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置で用いる地図データを更新追記する技術に関する。
一般的なナビゲーション装置は、DVD−ROMやHDD(ハードディスクドライブ)、通信により取得する地図データを使って、目的地までの経路を探索し、案内が必要な交差点や分岐等にさしかかる前に音声や表示で経路の誘導を行なう機能を持っている。この目的地設定の際に用いられる目的地の候補や、経路誘導の際に用いられる目印等の施設は、地図データ内に記録されている。従来、この地図データは次のようにして更新される。
DVD−ROMで提供される地図データを更新するには、更新された地図データを含むDVD−ROMのアップデート、購入等で取得することができる。しかし、ユーザが地図データを更新できるタイミングやコンテンツは、地図データDVD−ROMを提供する地図メーカに依存しているため、ユーザは地図データの更新を待たざるを得ない。つまり、地図メーカによって更新されていない限り、ユーザの地図データを更新することができない。よって、DVD−ROMによる地図データの提供形式は即応性が低いといえる。
HDD内に格納されている地図データの更新方法は、取替え可能なDVD−ROMディスクと異なる。例えば、更新された地図を提供するデータディーラや販売店にHDDを持ち込むことによって、HDD内の地図データを書き換えることによって更新する。しかしこの方法では、更新の度に持ち込みが必要になり、さらにDVD−ROM提供の場合と同様に、地図の更新タイミングやコンテンツは地図メーカに依存しているため、ユーザは地図データが更新されるのを待つしかなく、やはり即応性が低い。また、HDD内のデータの書き換えが必要なため、ディスクの取替えで済むDVD−ROM提供形式に比べて、時間がかかる。
また、更新された地図データや地図データバージョン間の差分を通信によって取得し、ナビゲーション装置の記憶部に格納しておくことによって、地図データを更新する方法もある。この方法は、前記の通信を行わないDVD−ROMやHDDによる地図提供方式に比べれば地図更新の時間や手間も比較的かからないが、地図更新タイミングやコンテンツがユーザにとって受動的である点に変わりはない。
これらに対し、ユーザの作成した情報を地図データに反映するための提案もいくつかなされている。特許文献1には、携帯端末から住所録情報を受信して、地図中で対応する住所を検索し、ナビゲーション装置の地図に住所録情報を付加することができる方法が記載されている。また特許文献2には、携帯電話に付属するカメラで撮影した画像に、GPSを用いて確定した現在地の位置情報をリンクさせ、その画像を地図サーバ内に送信することにより地図データを更新することができる方法が記載されている。
特開2005−300159号公報 特開2005−241715号公報
前記DVD−ROMやHDDによる地図提供方式では、更新された地図が地図メーカによって提供されるまでの間は、ナビゲーション装置は新しく建設された施設等を案内することができない。このとき、地図データ上に存在しない施設に行く場合は、ユーザが予めその施設を登録地として登録しておく必要がある。この登録地は検索対象に含まれていないため、ユーザが目的地としてその登録地を指定するか、もしくは、ユーザがその施設の存在と位置を記憶しておき、地図上で目的地の位置を指定するか、近隣の他の施設等を代替目的地として設定しなければならなかった。
一方、地図上に存在しないが目的地となり得る施設が現在地から近い位置にあったとしても、検索対象に含まれていないために、遠くにある同一ジャンルの他の候補地等を推薦されてしまうことがある。すると、近くに目的を達成できる候補があるにもかかわらず、ユーザは代替となる遠い目的地を設定しなければならない、という手間が発生する。
前記特許文献1では、地図データにユーザが能動的に住所録情報を登録することができるが、携帯電話からナビゲーション地図に付加できる情報は、住所録を構成する情報に限られ、個人的な感想やメモ等を別に追加することはできず、編集内容の自由度が低い。そして、ナビゲーション装置側は前記のような新しい施設の追加登録等には対応していないため、目的地検索などのとき、ユーザが登録した情報を検索対象に含めることができない。したがって、検索対象となる地図データはその内容が更新されないままであり、検索や誘導に用いられる情報の新鮮度は向上せず、ユーザにとって使い勝手が良くない。
一方前記特許文献2では、ユーザが撮影した画像情報を地図配信サーバに送信し、地図配信サーバは地図データを更新して配信するものである。この場合には、ユーザの画像情報の送信先は地図配信サーバであり、ユーザ自身のナビゲーション装置は送信先として想定されていない。よって、ユーザの画像情報を用いてユーザ所有のナビゲーション装置の地図データのみを更新する、ということができない。すなわち、ユーザにとって撮影した画像を公開せずに私的に使いたいときであっても、それを公開するか否かを選択できず、全て地図サーバにより公開され、不特定多数のユーザに共有されてしまうことになる。
本発明の目的は、ナビゲーション装置においてユーザが登録した情報を検索対象に含めることができるとともに、登録する情報を一般ユーザに公開するか否かを選択できるようにすることである。
前記目的を達成するため本発明は、ナビゲーション装置の地図データを更新するための携帯情報端末であって、現在地を確定する現在位置情報を取得する現在位置確定部と、
地図データに関連するユーザ情報を入力する入力部と、入力されたユーザ情報をユーザ登録情報とし地図データとともに格納する記憶部と、前記現在位置情報を用いて前記ユーザ登録情報を地図データに重畳した重畳地図画像を作成する画像処理部と、該作成された重畳地図画像を表示する表示部と、前記ユーザ登録情報を地図データ更新のための差分情報として前記ナビゲーション装置へ送信する通信部を備え、
該通信部は、さらに、前記ユーザ登録情報を地図配信サーバへ送信し、該地図配信サーバを介して地図データ更新のための差分情報を複数の前記ナビゲーション装置へ送信することが可能であり、前記ユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を前記通信部から特定の前記ナビゲーション装置へ送信し、前記ユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記地図配信サーバへ送信することを特徴としている。
また本発明は、ナビゲーション装置の地図データを更新する地図データ更新方法であって、携帯情報端末にて地図データに関するユーザ登録情報を登録し、登録したユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を前記携帯情報端末から特定のナビゲーション装置へ送信し、該特定のナビゲーション装置は受信したユーザ登録情報にて地図データを更新するとともに、登録したユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記携帯情報端末から地図配信サーバへ送信し、該地図配信サーバを介して地図データ更新のための差分情報を複数のナビゲーション装置へ送信し、該複数のナビゲーション装置は受信した差分情報にて地図データを更新することを特徴としている。
また本発明は、携帯情報端末と地図配信サーバとナビゲーション装置を備え、該ナビゲーション装置の地図データを更新する地図更新システムであって、
前記携帯情報端末は、地図データに関連するユーザ情報を入力する入力部と、入力されたユーザ情報をユーザ登録情報として格納する記憶部と、前記ユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を特定の前記ナビゲーション装置へ送信し、前記ユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記地図配信サーバへ送信する通信部を有し、
前記地図配信サーバは、地図データを格納する記憶部と、前記ユーザ登録情報を公開する場合に前記携帯情報端末から前記ユーザ登録情報を受信し、複数のナビゲーション装置へ地図データの更新情報を送信する通信部と、該通信部で受信したユーザ登録情報を用いて、前記記憶部に格納している地図データを更新し、または更新するための差分情報を作成する地図データ更新部を有し、
前記ナビゲーション装置は、地図データを格納する記憶部と、前記携帯情報端末から前記ユーザ登録情報、および、前記地図配信サーバから更新した地図データまたは差分情報を受信する通信部と、
該通信部で受信したユーザ登録情報、または、前記通信部で受信した差分情報を用いて、前記記憶部に格納している地図データの更新を行う差分更新部を有することを特徴としている。
本発明によれば、更新された地図が配信されるのを待つことなく、ナビゲーション装置で用いる地図データを個人的に更新することができる。また、登録する情報を一般ユーザに公開するか否かを選択できるので、ユーザにパーソナライズされた地図を作成することができる。
以下、本発明に係わる各実施形態を図面を用いて説明する。
第1の実施例(実施例1)は、携帯情報端末1で登録したユーザ登録情報を用いて、ユーザ当人が使用するナビゲーション装置3の地図データを更新する形態である。
図1は、実施例1に係る地図更新システムの構成例を示すブロック図である。地図更新システムは、携帯情報端末1、地図配信サーバ2及びナビゲーション装置3を備える。以下、各部の構成を説明する。
携帯情報端末1は、入力部10、GPSレシーバ11、現在位置確定手段12、記憶部13、画像処理手段14、表示部15、ユーザ情報作成手段16、通信部17を含む。入力部10は、携帯情報端末1のユーザがユーザ登録情報132を入力するキーボード、ボタン等である。GPSレシーバ11は、GPS衛星からデータを受信するためのアンテナであり、このレシーバで受信したデータを現在位置確定手段12に渡す。現在位置確定手段12は、複数のGPS衛星から受信したデータから現在位置の確定を行ない、現在位置情報131として記憶部13に格納する。
記憶部13は、現在位置情報131、ユーザ登録情報132、地図データ133を記憶することができる。現在位置情報131は、例えば緯度経度や、ある地点からの相対距離、方位等を用いて、現在地の位置を一意に確定するための情報であり、現在位置確定手段12が作成する。GPS衛星から受信する、現在時刻に関するデータを現在位置情報131に含めてもよい。ユーザ登録情報132は、携帯情報端末1のユーザが入力部10を用いて入力する情報である。例えば、新しく建設されたり、無くなったりしている施設についてユーザが登録した情報である。なお、ユーザ登録情報132については、図2で詳細に説明する。地図データ133は、道路や施設等、経路探索や誘導案内に必要なデータを指す。携帯情報端末1は、記憶部13のサイズが制限されていることが多く、全ての地点に関する地図データを格納することは少ない。よって、現在地や目的地等、ユーザが指定した地点の周辺地図のみを通信部17を介して受信し、地図データ133として記憶部13に格納しておくのが一般的であるが、格納するデータはどちらでもよい。
画像処理手段14は、記憶部13に格納されている地図データ133を読み込んで、既存の道路や施設等を表す地図画像を作成したり、さらにユーザ登録情報132を重畳したユーザ登録情報重畳画像を作成したりする。表示部15は、該地図画像や該ユーザ登録情報重畳画像を表示し、ユーザに道路や施設等の情報を提示する。ユーザ登録情報作成手段16は、新設もしくは変更のあった施設や道路等に関して、入力部10を用いてユーザが入力した情報を記憶部13のユーザ登録情報132として格納する。通信第一部17は、主に地図配信サーバ2の通信第一部21と通信を行なう。具体的には、現在地の位置情報131や目的地等の位置情報の送信、現在地や目的地等の周辺に関する地図の受信、ユーザ登録情報132の送信等を行なう。
なお、上記GPSレシーバ11は、省略することもできる。その場合は、上記現在位置確定手段12は、全体地図から現在位置を含む部分地図を絞り込んで表示し、ユーザがカーソル等で現在位置を指定すれば、指定された位置の座標(緯度と経度)を確定して読み込むことができる。
地図配信サーバ2は、通信第一部21、周辺地図抽出送信手段22、記憶部23を含む。通信第一部21は、主に携帯情報端末1の通信部17と通信を行なう。現在地の位置情報131や目的地等の位置情報の受信、現在地や目的地等の周辺に関する地図の送信を行なう。周辺地図抽出送信手段22は、通信第一部21を介して受信した現在地の位置情報131や目的地等の位置情報を用いて、その地点の周辺地図のみを地図データ231から切り出し、通信第一部21を介して送信する。これにより、携帯情報端末1の記憶部13のように大容量の記憶部を具備できない機器において、必要な地図のみを受信することで、常に記憶部に大容量の地図データを格納しておく必要が無くなる。
記憶部23は、地図データ231を記憶することができる。地図データ231は、全世界、全日本、もしくはある限定された地域に関する地図データであり、その地域に関する道路や施設等の情報が含まれている。
ナビゲーション装置3は、通信部31、記憶部32、差分更新手段33を含む。実際には、一般的なナビゲーション装置はこの構成要素の他に様々な要素が必要だが、地図を更新するだけの目的ではこの構成だけで必要十分である。通信部31は、携帯情報端末1の通信部17と通信を行なう。具体的には、地図データや差分情報を受信する。
記憶部32は、地図データ321、差分情報322を記憶することができる。地図データ321は、HDD308やDVD−ROM309に格納されているか、もしくは通信インタフェース303を介して取得した道路や施設等の情報を含んだ地図データ231である。差分情報322は、携帯情報端末1の記憶部13に格納されている、ユーザ登録情報132と同一のデータであり、地図データ321に追加する差分データである。
差分更新手段33は、今後の目的地検索や誘導案内時に差分内容も加味するように差分情報322を地図データ321に反映する役割を持つ。差分情報322に施設の情報が含まれている場合は、地図データ321で固有の施設IDを割り当て、地図データ321内の既存の施設と同様に扱えるようにする。また、差分情報322に道路の情報が含まれている場合は、地図データ321内で固有か、もしくは、地図を格子状に分割したときの一つの矩形領域であるメッシュ内で固有の道路IDを割り当て、地図データ321内の既存の道路データと同様に扱えるようにする。地図データ321がDVD−ROMドライブ309から読み込まれるような構成の場合は、差分情報322は常に地図データ321とは別に記憶部32に保存される。一方、地図データ321がHDD308から読み込まれる構成の場合は、地図データ321を更新してもよいし、差分情報322を地図データ321と別に保存しておいてもよい。
図2は、図1におけるユーザ登録情報132の構成を示す図である。ユーザ登録情報132は、携帯情報端末1のユーザが入力部10を用いて入力する情報である。例えば、新しく建設されたり、無くなったりしている施設について登録したい場合は、施設に関するユーザ登録施設情報1321に登録する。また、新しく建設されたり、無くなったりしている道路について登録したい場合は、道路に関するユーザ登録道路情報1322に登録する。
ユーザ登録施設情報1321は、該施設が属するジャンル名400、施設名称401、有無情報402、位置情報403、登録年月日404、撮影画像405、隣接道路406、自由作文407、等で構成される。ジャンル名400は、コンビニ、遊園地、公園、ホテルなど、地図データ内に格納されている施設を分類するためのグループ名である。施設名称401は、該施設を他の施設と区別するための名前であり、○○ストア××店、△△公園などである。有無情報402は、その施設が存在するかどうかを示す値である。例えば、ある施設について有無情報の値が「無」に相当するものであれば、その施設は廃業、引越し等により、その場所に存在しなくなったことを意味する。
位置情報403は、その施設が存在している当時の所在地を表し、GPS情報4031や住所地名称4032の少なくともいずれかを含む。GPS情報4031は、GPS等で確定できる緯度経度等のデータである。現在地に関する情報を登録するのであれば、現在位置情報131をそのまま格納してもよい。また、同様にGPS衛星から取得できる現在時刻のデータをこれに含んでもよい。住所地名称4032とは、具体的な所在地名称であり、○○市××町△丁目○番地×号のように、他の施設の住所地名称と区別できる詳細度で表す。登録年月日404は、該ユーザ登録施設情報1321を登録した年月日を表し、時分単位の詳細な時刻を追加した構成でもよい。また、GPS情報4031に含まれる現在時刻のデータを登録年月日404としてもよい。撮影画像405は、該施設を撮影した画像であるが、必須項目ではない。例えば、地図上に該撮影画像を重畳して表示したい場合等にはユーザが明示的に指定し、ユーザ登録情報132に含めてもよい。隣接道路406は、該施設に最も接近できる道路や、該施設に設けられた駐車場等に通じる道路を指定する。道路の指定方法は、表示部15に表示している地図データの道路画像から直接指定する方式か、表示している地図画像のうち候補となり得る道路の一覧から選ぶ方式のどちらでもよい。
自由作文407は、該ユーザ登録施設情報1321を登録したユーザが、個人的に追加することができるテキストである。ここには、前記施設名称401から隣接道路406の範疇に留まらない、その施設に関する個人的な感想やメモ等を記録することができる。
一方、ユーザ登録道路情報1322は、道路名称501、道路種別502、有無情報503、座標列504、登録年月日505、接続道路群506、制限情報507、自由作文508、等で構成される。道路名称501は、該道路を他の道路と区別するための名前であり、○○道路、環状×号、△△バイパス等の通称名でもよい。名前が付けられていない場合は空白でもよく、ユーザが指定できる。道路種別502は、国道、都道府県道、一般道、有料道、高速道路等を区別するための情報であり、例えば県道○号のように、後に数字等が付く場合はその数字も含める。有無情報503は、前記施設に関する有無情報402と同様であり、その道路が存在するかどうかを示す値である。例えば、ある道路について有無情報が「有」に相当する場合は、既に存在しており、情報が追加になった場合か、もしくは、新設された道路であることを意味する。
座標点列504は、道路を線分で接続したもので表現するとき、その線分の両端の地点における座標を順番に示したものである。道路が新設された場合や位置が変更された場合に、この座標点列504を用いて変更後の道路の位置を表す。ユーザは表示部15に表示された地図上で、具体的な地点を指定することで座標点を指定でき、連続して指定することにより座標点列を作成することができる。登録年月日505は、該ユーザ登録道路情報1322を登録した年月日を表し、時分単位の詳細な時刻を追加した構成でもよい。また、現在位置情報131に含まれるGPS情報の現在時刻のデータを登録年月日505としてもよい。接続道路群506は、該道路と分岐、交差点等で接続しており、物理的に車両が通ることができる道路の集合である。接続道路は、前記座標点列504を指定した後、接続候補となる道路の一覧か、もしくは、表示部15に表示される地図上で直接選択できる。一般的に、同一地点にあり、同じ高さに存在する道路は接続していると考えられるが、現場を確認したユーザが選択できるものとする。一方、新設された道路が高架によるバイパス等であり、高架道路と低地道路を結ぶランプが無いとき、一般的に高架部分のバイパスは低地の道路との接続はないと考えられるが、ユーザが選択できるものとする。制限情報507は、該道路について、大型車両の通行禁止や、一方通行、工事を実施する時間帯等、通行の制限となる情報がある場合に指定することができる。
自由作文508は、施設に関する前記自由作文407と同様、個人的に追加することができるテキストであり、例えば、前記道路名称501から制限情報507の範疇に留まらない、その道路に関する個人的な感想やメモ等を記録することができる。
図3は、図1における携帯情報端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯情報端末1は、入力装置101、表示装置102、CPU103、通信インタフェース104、GPSレシーバ105、ROM106、RAM107、外部メモリスロット108を含む。
入力装置101は、キーボードやボタン、タッチパネル、リモコンなど、ユーザが情報を入力する装置である。表示装置102は、液晶ディスプレイなどでユーザに情報を表示する装置である。CPU103は、演算やプログラムを実行し、各部の制御を行なう。通信インタフェース104は、アンテナを介して外部と通信するためのインタフェースである。GPSレシーバ105は、衛星などと通信を行ない現在位置を確認する通信装置である。ROM106は、不揮発性のメモリであり、制御プログラムや固定のデータなどが格納されている。RAM107は、揮発性のメモリであり、プログラムがロードされ、ワークデータが記憶される。外部メモリスロット108は、フラッシュROMやRAMで構成される外部メモリを装着してデータを読書きすることができる装置である。また外部メモリは、例えばナビゲーション装置3の外部メモリスロット310に挿入して、ナビゲーション装置3との間でデータの受け渡しをすることもできる。
図4は、図1における地図配信サーバ2のハードウェア構成の一例を示す図である。地図配信サーバ2は、入力装置201、CPU202、通信インタフェース203、ROM204、RAM205、HDD206を含む。入力装置201からRAM205については、図3に示した各装置と基本的には同様の機能であるため、説明を省略する。HDD206は、大容量のデータを記憶できる装置であり、地図やプログラムを格納する。
図5は、図1におけるナビゲーション装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。ナビゲーション装置3は、入力装置301、CPU302、通信インタフェース303、GPSレシーバ304、ROM305、RAM306、表示装置307、HDD308、DVD−ROMドライブ309、外部メモリスロット310を含む。なお、HDD308、DVD−ROM309、外部メモリスロット310は少なくともどれか一つがあればよい。
DVD−ROMドライブ309は、地図データやプログラムが格納されているDVD−ROM等のディスクからデータを読み込む装置である。外部メモリスロット310は、外部メモリを装着してデータを読書きすることができる装置である。他の装置は、図3または図4と同様なので説明を省略する。
図6は、実施例1に係わる地図データ更新方法のフローチャートを示す図である。図6内のステップS101〜S108は携帯情報端末1における処理を示し、ステップS109〜S110はナビゲーション装置3における処理を示す。
S101では、ユーザが携帯情報端末1の入力部10を用いて、表示部15に周辺地図を表示させたい地点を選択する。現在位置周辺の地図を表示したい場合は、S102に進む。既に登録してある登録地等の周辺地図を表示したい場合は、S104に進む。
S102では、GPSレシーバ11を用いて、GPS衛星からデータを複数受信する。
S103では、現在位置確定手段12が複数のGPS衛星からのデータから現在位置を確定し、記憶部13の現在位置情報131へ格納し、S105へ進む。
S104では、登録地の地点情報を読み込み、地図要求を行なう地点を確定する。
S105では、地図配信サーバ2の通信第一部21へ、表示部15で表示させたい地点を含む地図の要求を送信する。
S106では、地図配信サーバ2から通信部17を介して受信した地図データ133をもとに、画像処理手段14が表示部15に地図画像を表示する。
S107では、ユーザは、携帯情報端末1の表示部15に表示された地図画像を見ながら、新設、もしくは変更のあった施設や道路等の情報を入力部10から入力し、ユーザ登録情報132として記憶部13に格納する。
S108では、ユーザ登録情報132を通信部17からナビゲーション装置3へ直接送信する。このとき、ユーザ登録情報132は公開されず、個人所有のナビゲーション装置3のみに反映されることになる。
S109では、ナビゲーション装置3内の通信部31は、携帯情報端末1からユーザ登録情報132を受信する。受信したユーザ登録情報は、記憶部32の差分情報322として格納する。
S110では、差分更新手段33は、差分情報322を地図データ321に追記更新する。ここで、ユーザの登録情報(すなわち差分情報322)は、単にナビゲーション装置3で追加表示するだけでなく、ユーザが目的地検索などを行なう際の検索対象に含めるものとする。そのため検索時は、差分情報を地図データ321のデータフォーマットに合わせるように変換して、地図データと差分情報とともに両方から検索できるようにする。
本実施例によれば、携帯情報端末1で登録したユーザ登録情報132を用いて、個人的にナビゲーション装置3の地図データ321に反映することができ、地図更新の即応性が向上する。その際、ユーザが登録した情報を目的地検索において検索対象に含めることができる。また、非公開のユーザ登録情報132を用いて地図データ321の更新を行なうため、ユーザの嗜好にあった更新が可能となる。
次に、第2の実施例(実施例2)について説明する。実施例2では、図3の携帯情報端末1と図5のナビゲーション装置3の間で、ユーザ登録情報を受け渡すために外部メモリを利用する。そのために、両者の外部メモリスロット108、310を使用する形態である。
実施例2では、図6の地図更新方法のフローチャートは次のように変更する。
S108では、ユーザ登録情報132を携帯情報端末1の外部メモリスロット108を介して外部メモリへ格納する。その後、S109へ進む。
S109では、ユーザ登録情報132を格納した外部メモリは、ナビゲーション装置3の外部メモリスロット310に挿入される。そして、ナビゲーション装置3は外部メモリからユーザ登録情報132を読み込む。
他のステップS101〜S107、S110に関しては、実施例1と同様のステップにて、携帯情報端末1で登録したユーザ登録情報132をナビゲーション装置3の地図データ321に反映することができる。
本実施例においても、携帯情報端末1で登録したユーザ登録情報132を用いて、個人的にナビゲーション装置3の地図データ321に反映することができ、地図更新の即応性が向上する。さらに本実施例では、ユーザ登録情報132は外部メモリに格納されているため、ナビゲーション装置3の地図データ321へ反映させる際には、携帯情報端末1を必要とせず、外部メモリのみがあればよい。
次に、第3の実施例(実施例3)は、ユーザ登録情報を地図配信サーバ2に提供し、地図配信サーバ2から不特定多数のユーザの機器に公開し、地図更新データを共有する形態である。
図7は、実施例3に係る地図更新システムの構成例を示すブロック図である。地図更新システムは、携帯情報端末1、地図配信サーバ2及びナビゲーション装置3を備える。ここに携帯情報端末1及びナビゲーション装置3は前記実施例1、2と同様の構成であるが、地図配信サーバ2に新たな要素を追加している。なおユーザ登録情報や各装置のハードウェア構成は、前記実施例1の図2ないし図5の内容と同様であるため、説明は省略する。
地図配信サーバ2は、通信第一部21、周辺地図抽出送信手段22、記憶部23、ユーザ登録情報受信手段24、ユーザ登録情報保持手段25、ユーザ登録情報地図採否判定手段26、地図差分データ作成手段27、地図データ配信手段28、通信第二部29を含む。機能説明を容易にするため、通信第一部21と通信第二部29を分離しているが、これらの通信部を統合してもよい。
通信第一部21は、主に携帯情報端末1の通信部17と通信を行なう。具体的には、現在地の位置情報131や目的地等の位置情報の受信、現在地や目的地等の周辺に関する地図の送信、ユーザ登録情報132の受信等を行なう。周辺地図抽出送信手段22は、通信第一部21を介して受信した現在地の位置情報131や目的地等の位置情報を用いて、その地点の周辺地図のみを地図データ231から切り出し、通信第一部21を介して送信する。これにより、携帯情報端末1の記憶部13のように大容量の記憶部を具備できない機器において、必要な地図のみを受信することで、常に記憶部に大容量の地図データを格納しておく必要が無くなる。
記憶部23は、地図データ231、更新情報232、差分情報233、ユーザ登録情報一時データ234を記憶することができる。地図データ231は、全世界、全日本、もしくはある限定された地域に関する地図データであり、その地域に関する道路や施設等の情報が含まれている。この地図データ231は、以前のバージョンとの差分情報233を含んでいる場合と、分けられている場合がある。更新情報232は、ある施設、道路等に関する個別の更新情報であり、ユーザ登録情報地図採否判定手段26の結果が採用だった場合に格納される。具体的には、既存の○○公園の名称が××公園に変更になり、地図への採用が決まった場合には、更新情報232として変更前と変更後の名称情報が格納される。差分情報233は、地図データの複数のバージョン間における差分データであり、地図差分データ作成手段27が更新情報232を集めて作成する。既に地図データを格納している機器では、この差分情報233のみを受信して反映するだけで所有している地図データを更新できる。ユーザ登録情報一時データ234は、ユーザ登録情報地図採否判定手段26の判定を行なう前に、一時的に記憶部23に格納されているデータであり、新しい地図に採用されない不確かな情報も含まれる。
ユーザ登録情報受信手段24は、通信第一部21を介してユーザ登録情報132を受信する。受信した該ユーザ登録情報132は、次のユーザ登録情報保持手段25に渡される。ユーザ登録情報保持手段25は、ユーザ登録情報受信手段24が受信したユーザ登録情報132を、記憶部23のユーザ登録情報一時データ234として格納する。
ユーザ登録情報地図採否判定手段26は、ユーザ登録情報一時データ234として格納されているユーザ登録情報132を、新しい地図に採用するかどうかを判定する機能を持つ。採用される場合は、更新情報232として記憶部23に格納される。採用されない場合は、再度ユーザ登録情報一時データ234として書き戻すか、あるいはこれを破棄する。地図差分データ作成手段27は、あるタイミングで一つ以上の更新情報232を差分情報233としてまとめる役割を持つ。ユーザが所有している地図データのバージョンは様々であるため、最新の地図データ231のバージョンといろいろなバージョンとの差分情報233を作成し、記憶部23に格納しておく。
地図データ配信手段28は、通信第二部29を介して、ナビゲーション装置3へ地図データ231、差分情報233の少なくともいずれかを送信し、ナビゲーション装置3の記憶部32に格納されている地図データ321や差分情報322を更新する役割を持つ。通信第二部29は、ナビゲーション装置3の通信部31と通信を行なう。具体的には、地図データや差分情報を送信したり、ナビゲーション装置3で設定したユーザ登録情報を受信したりする。
ナビゲーション装置3は、通信部31、記憶部32、差分更新手段33を含む。構成は実施例1及び2と同様であるが、以下の点に特徴がある。
通信部31は、地図配信サーバ2の第二通信部29と通信を行なう。具体的には、地図データや差分情報を受信するが、ナビゲーション装置3で格納したユーザ登録情報323を地図配信サーバ2へ送信することもできる。記憶部32内の差分情報322は、地図配信サーバ2の記憶部23に格納されている差分情報233と同一のデータであり、更新された地図データ231のバージョンと地図データ321のバージョンとの差分である。ユーザ登録情報323は、ナビゲーション装置3においてユーザが登録した情報であり、携帯情報端末1におけるユーザ登録情報132と同様の内容である。
すなわちユーザは、ユーザ登録情報を携帯情報端末1あるいはナビゲーション装置3から地図配信サーバ2へ提供すると、地図配信サーバ2は受け取ったユーザ登録情報を基に地図データ231を更新し、あるいは差分情報を作成して他のユーザのナビゲーション装置3に配信する構成である。このような構成にすれば、ユーザが携帯情報端末1から自分のナビゲーション装置にユーザ登録情報を送りユーザ個人で利用するだけでなく、後でそのユーザ登録情報を他人にも公開して共有したいと思った場合にも適用できる。
図8は、実施例3に係わる地図更新方法のフローチャートを示す図である。図8では、ユーザ登録情報を携帯情報端末1から地図配信サーバ2へ送信し、地図配信サーバ3からナビゲーション装置3へ配信する形態を示す。
ステップS201からS208は携帯情報端末1におけるユーザ情報の登録処理であり、S208では、登録したユーザ登録情報132を地図配信サーバ2に送信する。その他は前記実施例1(図6)のステップS101からS107と同内容であるため、説明を省略する。
ステップS209からS215は地図配信サーバ2における処理である。
S209では、地図配信サーバ2のユーザ登録情報受信手段24が通信第一部21を介して、ユーザ登録情報132を受信する。
S210では、ユーザ登録情報保持手段25が受信したユーザ登録情報132を、記憶部23のユーザ登録情報一時データ234として格納する。
S211では、地図配信サーバ2の管理者がユーザ登録情報地図採否判定手段26を用いて、個々のユーザ登録情報一時データ234を新しい地図に採用するか否かを決定する。ここで、ユーザ登録情報一時データ234を新しい地図データに採用する場合はS212へ進み、採用しない場合はS210へ戻るか、該ユーザ登録情報一時データ234を破棄する。
S212では、ユーザ登録情報一時データ234を更新情報232として格納する。
S213では、地図差分データ作成手段27が、更新情報232をまとめ、地図データのあるバージョン間における差分情報233を作成する。
S214では、差分情報233を地図データ231に反映する。なお、地図データ231の更新方式が、地図データ231は一回も更新せず、差分情報232のみを増やしていく場合には、この工程は省略することができる。
S215では、地図データ配信手段28がナビゲーション装置3の通信部31へ、地図データ231か差分情報232の少なくとも一方を送信する。
ステップS216及びS217は、ナビゲーション装置3における処理であり、受信した地図データ231又は差分情報232を基に地図データを更新する。その内容は前記実施例1(図6)のステップS109、S110と同内容であるため、説明を省略する。
なお上記ステップS211における、ユーザ登録情報地図採否判定手段26による採否判定について説明する。この判定は、自動的に行なう場合と手動的に行なう場合のいずれも可能である。
自動的に行なう場合は、例えば、ユーザ登録情報一時データ234に類似のデータが所定件数(閾値)以上格納された場合に、そのデータを採用すべきと判定する。この方法は、更新の拠り所となる情報はあくまでもユーザからの情報であるため、一概に信頼度が高いとはいえない。しかし、施設や道路の変更があるたびに現地へ赴いて確認するよりは、地図更新の手間を省くことができる点でメリットがある。
一方、手動的に行なう場合は、施設や道路の変更の通知がある度に確認用員が現地へ赴いて確認し、採否を決定する。この方法は、毎回現地へ赴く手間はあるものの、施設や道路の変更の通知はユーザから提供されるため、地図メーカ自らが能動的に施設や道路の情報の変更を捕捉するという労力を軽減できる。
また、これらの方法を適宜併用することで、両者の利点を享受することができる。例えば、前記の閾値を20件と設定した場合、同類のユーザ登録情報132が20件以上収集された時点で確認用員を現地へ派遣し、変更が確認できた場合地図へ採用する、という方式にしてもよい。
実施例3によれば、携帯情報端末1で登録したユーザ登録情報132を、地図配信サーバ2を介して他の機器に公開し、共有することができる。この場合は、地図メーカは現地のユーザから地図更新の契機を得られ、更新情報の存在について認識することができる。
以上述べた各実施例1、2、3は単独でも、あるいは組み合わせても実施可能である。例えば、実施例1,2で述べたようにユーザ登録情報を自分だけで使用する場合(他人に公開したくない場合)と、実施例3で述べたように他人にも公開してユーザ登録情報を共有したい場合とを切り替えて実施することもできる。具体的には、携帯情報端末1の通信部17からの通信先を、前者(実施例1)の場合にはユーザのナビゲーション装置3の通信部31に設定し、後者(実施例3)の場合には地図配信サーバ2の通信第一部21に設定すればよい。
本発明の実施例1に係る地図更新システムの構成例を示すブロック図。 図1におけるユーザ登録情報132の構成を示す図。 図1における携帯情報端末1のハードウェア構成の一例を示す図。 図1における地図配信サーバ2のハードウェア構成の一例を示す図。 図1におけるナビゲーション装置3のハードウェア構成の一例を示す図。 実施例1に係わる地図データ更新方法のフローチャートを示す図。 本発明の実施例3に係る地図更新システムの構成例を示すブロック図。 実施例3に係わる地図更新方法のフローチャートを示す図。
符号の説明
1…携帯情報端末
2…地図配信サーバ
3…ナビゲーション装置
10…入力部
11…GPSレシーバ
12…現在位置確定手段
13…記憶部
14…画像処理手段
15…表示部
16…ユーザ登録情報作成手段
17…通信部
21…通信第一部
22…周辺地図抽出送信手段
23…記憶部
24…ユーザ登録情報受信手段
25…ユーザ登録情報保持手段
26…ユーザ登録情報地図採否判定手段
27…地図差分データ作成手段
28…地図データ配信手段
29…通信第二部
31…通信部
32…記憶部
33…差分更新手段
108,310…外部メモリスロット
132,323…ユーザ登録情報
233,322…差分情報。

Claims (3)

  1. ナビゲーション装置の地図データを更新するための携帯情報端末であって、
    現在地を確定する現在位置情報を取得する現在位置確定部と、
    地図データに関連するユーザ情報を入力する入力部と、
    入力されたユーザ情報をユーザ登録情報とし地図データとともに格納する記憶部と、
    前記現在位置情報を用いて前記ユーザ登録情報を地図データに重畳した重畳地図画像を作成する画像処理部と、
    該作成された重畳地図画像を表示する表示部と、
    前記ユーザ登録情報を地図データ更新のための差分情報として前記ナビゲーション装置へ送信する通信部を備え、
    該通信部は、さらに、前記ユーザ登録情報を地図配信サーバへ送信し、該地図配信サーバを介して地図データ更新のための差分情報を複数の前記ナビゲーション装置へ送信することが可能であり、
    前記ユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を前記通信部から特定の前記ナビゲーション装置へ送信し、前記ユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記地図配信サーバへ送信することを特徴とする携帯情報端末。
  2. ナビゲーション装置の地図データを更新する地図データ更新方法であって、
    携帯情報端末にて地図データに関するユーザ登録情報を登録し、
    登録したユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を前記携帯情報端末から特定のナビゲーション装置へ送信し、
    該特定のナビゲーション装置は受信したユーザ登録情報にて地図データを更新するとともに、
    登録したユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記携帯情報端末から地図配信サーバへ送信し、該地図配信サーバを介して地図データ更新のための差分情報を複数のナビゲーション装置へ送信し、該複数のナビゲーション装置は受信した差分情報にて地図データを更新することを特徴とする地図データ更新方法。
  3. 携帯情報端末と地図配信サーバとナビゲーション装置を備え、該ナビゲーション装置の地図データを更新する地図更新システムであって、
    前記携帯情報端末は、
    地図データに関連するユーザ情報を入力する入力部と、
    入力されたユーザ情報をユーザ登録情報として格納する記憶部と、
    前記ユーザ登録情報を公開しない場合は、該ユーザ登録情報を特定の前記ナビゲーション装置へ送信し、前記ユーザ登録情報を公開する場合は、該ユーザ登録情報を前記地図配信サーバへ送信する通信部を有し、
    前記地図配信サーバは、
    地図データを格納する記憶部と、
    前記ユーザ登録情報を公開する場合に前記携帯情報端末から前記ユーザ登録情報を受信し、複数のナビゲーション装置へ地図データの更新情報を送信する通信部と、
    該通信部で受信したユーザ登録情報を用いて、前記記憶部に格納している地図データを更新し、または更新するための差分情報を作成する地図データ更新部を有し、
    前記ナビゲーション装置は、
    地図データを格納する記憶部と、
    前記携帯情報端末から前記ユーザ登録情報、および、前記地図配信サーバから更新した地図データまたは差分情報を受信する通信部と、
    該通信部で受信したユーザ登録情報、または、前記通信部で受信した差分情報を用いて、前記記憶部に格納している地図データの更新を行う差分更新部を有することを特徴とする地図更新システム。
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