JP4894645B2 - ハーメチックシール端子 - Google Patents
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本発明は、ハウジングの収容部に対して良好に収容可能であるとともに、筒状部材の変形を防止しながら製造可能なハーメチックシール端子、及びそのハーメチックシール端子を製造する方法を提供することを目的としている。
筒状部材の内壁面を削ることで薄肉部を形成する場合は、筒状部材の内側に広い面積を確保することができる。このため、筒状部材の外径寸法がハウジングの収容部の内径寸法に応じて制限されている場合でも、筒状部材の内側に機能素子を搭載するための面積を広く確保することができる。また、筒状部材の軸方向の一端にのみ薄肉部を設けるので、筒状部材の全体の強度は高く維持される(なお、筒状部材の全体として強度が高く維持される限り、軸方向の一端以外の一部にも他の薄肉部が設けられていてもよい)。このため、製造工程中に筒状部材が変形するのを防止することができる。
筒状部材の外壁面を削ることで薄肉部を形成する場合は、筒状部材の一端にハウジングの収容部の内径寸法に応じた外径寸法の局所領域を形成することができる。このため、ハーメチックシール端子は、ハウジングの収容部に対して良好に収容可能である。また、筒状部材の軸方向の一端にのみ薄肉部を設けるので、筒状部材の全体の強度は高く維持される(なお、筒状部材の全体として強度が高く維持される限り、軸方向の一端以外の一部にも他の薄肉部が設けられていてもよい)。このため、製造工程中に筒状部材が変形するのを防止することができる。
即ち、筒状部材の内壁面を削ることで薄肉部を形成する技術、筒状部材の外壁面を削ることで薄肉部を形成する技術のいずれにおいても、ハウジングの収容部に対して良好に収容可能であるとともに、筒状部材の変形を防止しながら製造可能なハーメチックシール端子を提供することができる。
筒状部材の軸方向の一端にのみ薄肉部を設けるので、筒状部材の全体の強度は高く維持される。筒状部材の内側に充填部材とリードを充填する工程中に、筒状部材が変形するのを防止することができる。
本明細書で開示される技術では、後の工程で筒状部材の一端に薄肉部を形成するので、筒状部材を軸方向に延伸させる工程では、筒状部材の外径寸法を大きくする及び/又は筒状部材の厚みを大きくすることが可能になる。この結果、筒状部材の強度が高い状態を持しながら延伸工程を実施できるので、筒状部材の変形を防止することができる。
上記のハーメチックシール端子は、ハウジングの収容部に対して良好に収容可能であるとともに、筒状部材の変形を防止しながら製造可能な形態を備えている。
上記のハーメチックシール端子によると、筒状部材の内側から充填部材が抜けることを防止できる。充填部材を筒状部材の内側に安定して留めておくことができる。
上記のハーメチックシール端子でも、筒状部材の内部から充填部材が抜けることを防止できる。
上記のハーメチックシール端子によると、機能素子を搭載させることができる充填部材の面積をより大きく確保することができる。
上記のハーメチックシール端子によると、リードと筒状部材の内壁面が接触することを抑制できる。リードが短絡することを防止できる。
上記のハーメチックシール端子は、筒状部材の内壁面を削ることで薄肉部が形成された形態を表している。
ハーメチックシール端子が収容されるハウジングの収容部の内壁面にねじが設けられていると、ハーメチックシール端子をハウジングの収容部に容易に固定することができる。
(特徴1) 筒状部材の薄肉部にのみ充填部材が充填されている。
(特徴2) 筒状部材に、ガラスの充填部材が充填されている。
(特徴3) 充填部材が、筒状部材の薄肉部の頂面全域に接している。
図1に、ハーメチックシール端子100の縦断面図を模式的に示す。図2に、ハーメチックシール端子100を図1の矢印A方向に観察した外観図を示す。
ハーメチックシール端子100は、金属製の筒状部材4と、筒状部材4の内側に充填されている絶縁性の充填部材10と、充填部材10を貫通して軸方向に伸びている導電性のリード12を備えている。充填部材10は、圧力検知素子(図示省略)を搭載するための搭載面13を有している。機能素子は、ワイヤボンディングを介してリード12と電気的に接続される。
筒状部材4は円筒形状であり、その材料はコバールである。なお、コバールに代えて、42アロイ、52アロイ、鉄及びSUS等を使用することもできる。筒状部材4は、厚肉部4cと薄肉部4aを有している。筒状部材4の内径は、厚肉部4cと薄肉部4aの間で変化している。即ち、筒状部材4の内壁面に、厚肉部4cの内壁面と薄肉部4a内壁面の間に存在する中間面4bが形成されている。中間面4bは、厚肉部4cの内壁面と薄肉部4a内壁面の双方に非平行である。なお、本実施例では、筒状部材4の内径が、厚肉部4cと薄肉部4aの間で不連続に変化し、中間面4bが形成されている。中間面4bは、厚肉部4cの内壁面と薄肉部4a内壁面の双方に直交している。
筒状部材4の外径は、軸方向に一定である。なお、ここでいう「外径が軸方向に一定」とは、厚肉部と薄肉部の間の中間面が外壁面に形成されていない状態のことをいう。例えば、図3に示しているように、筒状部材4の外周面6にねじ2が形成されていても、厚肉部4aの厚みに対してねじ2の山の高さ(又は溝の深さ)は極めて小さいので、ねじ2が形成する面は厚肉部と薄肉部の間の中間面と解釈すべきものではない。外周面6にねじ2が設けられていても、筒状部材4の外径は軸方向に一定であると評価することができる。
上述したように、ハーメチックシール端子100では、充填部材10が筒状部材4の頂面8の全域に接している。充填部材10が頂面8に接していない場合(図2において、搭載面13が、薄肉部4aの内側にのみ形成される。)と比較して、頂面8上に存在する搭載面13の表面積の分だけ搭載面13の表面積を大きく確保することができる。筒状部材4の外径寸法が制限されている場合でも、機能素子を搭載するために広い面積を確保することができる。
充填部材10は、筒状部材4の厚肉部4cの内壁面と薄肉部4aの内壁面の間の中間面4bに接している。充填部材10に矢印A方向の力が加わっても、充填部材10が筒状部材4から抜けてしまうことを防止できる。筒状部材4の一端に薄肉部4aを設けると、搭載面13の表面積の増大と充填部材10の抜け防止という作用を同時に得ることができる。上記したように、本実施例では、筒状部材4の内径が、厚肉部4cと薄肉部4aの間で不連続に変化し、中間面4bが形成されている。なお、筒状部材4の内径が、厚肉部4cと薄肉部4aの間で連続的に変化することにより中間面4bが形成されても、中間面4bが、厚肉部4cの内壁面と薄肉部4aの内壁面の双方と非平行である限り、充填部材10が筒状部材4から抜けてしまうことを防止できる。
充填部材10は、筒状部材4の厚肉部4cの一部に充填しても良いが、薄肉部4aにのみ充填すると、充填部材10の使用量を少なくすることができ、ハーメチックシール端子100の製造コストを低減することができる。なお、薄肉部4aに充填部材10が充填されていることにより、薄肉部4aの強度が向上する。
なお、リード12が絶縁性の充填部材10で覆われている部分は、電気的に短絡してしまう虞が少ない。したがって、短絡を防止するためには、リード12が充填部材10外に突出している部分において、リード12と筒状部材4の間の距離を十分に確保することが重要である。本実施例のように、屈曲部分12aが絶縁性の充填部材10内に位置していれば、リード12が充填部材10外に突出している部分において、リード12と筒状部材4の間の距離を十分に確保することができる。
また、屈曲部分12aが薄肉部4aの内側に配置されていると、厚肉部4cが形成されていても、リード12と筒状部材4の内壁面14が接触することを良好に防止できる。
図4から図8を参照して、ハーメチックシール端子100の製造方法について説明する。
まず、図4に示しているように、肉厚の厚い筒状部材3を、矢印B方向に延伸させて所定の外径寸法に調整する。図中の記号4は、所定の外径寸法に延伸された部分を示しており、その外径は筒状部材4(図1を参照)の外径と等しい。次いで、筒状部材4を複数個に分断する。
図5に、図4のV−V線に沿った断面図を示している。筒状部材4は円筒形状であり、筒状部材4の肉厚は、筒状部材4の厚肉部4c(図1を参照)の厚みに等しい。
図6に、図5のVI−VI線に沿った断面図を示している。筒状部材4の肉厚は、軸方向に一定である。
まず、図8に示しているように、筒状部材4を治具40上に配置する。治具40は、基板34と固定部材38を有しており、基板34に窪み36が形成されている。
筒状部材4は、薄肉部4aの頂面8と基板34の表面が接するように配置する。また、固定部材38が筒状部材4の外周面6に接触するように配置する。その結果、筒状部材4が、軸方向に直交する方向に移動することが禁止される。
次に、筒状部材4の内壁面14から離れた位置に、筒状部材4を軸方向に通過するリード12を配置する。リード12の一端は窪み36内に収容される。
次に、筒状部材4の内側に溶融したガラスを流し込む。本実施例では、溶融したガラスを、厚肉部4cの内壁面と薄肉部4aの内壁面の間の中間面4bに接するまで充填する。なお、溶融したガラスを、中間面4bを超えるまで充填してもよい。このときに、充填部材10を薄肉部4aの頂面8にも形成したい場合は、固定部材38と外周面6が接触した状態を維持しつつ筒状部材4を軸方向に移動させ、薄肉部4aの頂面8と基板34の間に隙間を形成すると、溶融したガラスがその隙間に流れ込ませることができる。充填部材10を薄肉部4aの頂面8にも形成することができる。筒状部材4を軸方向に移動させるには、溶融したガラスに圧力を加えてもよい。溶融したガラスに圧力を加えると、薄肉部4aの頂面8と基板34の間に隙間が形成され、溶融したガラスがその隙間に流れ込む。なお、固定部材38と外周面6が接触しているため、溶融したガラスが筒状部材4の外周面6よりも外側にまで接して形成されることはない。充填部材10が硬化した後、筒状部材4を治具40から取り外す。以上の工程によりハーメチックシール端子100を製造することができる。
上記第1実施例では、充填部材10が筒状部材4の頂面8に接している例について説明した。充填部材10は必ずしも筒状部材4の頂面8に接している必要はない。重要なことは、筒状部材4が厚肉部4cと薄肉部4aを有していることである。ハーメチックシール端子100と他の部品との接続条件や、ハーメチックシール端子100の製造を簡単化するために、充填部材10を筒状部材4の内部にのみ充填してもよい。
図9に、ハーメチックシール端子100を使用している圧力センサ600の縦断面図を示している。圧力センサ600は、ハーメチックシール端子100と第1ハウジング24と第2ハウジング44とコネクタ54を備えている。
ハーメチックシール端子100の搭載面13上に圧力検知素子32が搭載されている。圧力検知素子32は、ワイヤ26を介してリード12の一方の端部に電気的に接続されている。リード12の他方の端部に、ワイヤ46が接続されており、ワイヤ46によってリード12と回路チップ48が電気的に接続されている。
筒状部材4の外周面6(図1を参照)と第1ハウジング24の内壁面がはんだ接合で固定されている。第1ハウジング24は、ダイヤフラム30を備えている。ダイヤフラム30に圧力が加えられると、伝達部材28を介して、圧力検知素子32に力が加えられる。圧力検知素子32に加えられた力は、回路チップ48で演算処理される。
第1ハウジング24は、第2ハウジング44に嵌めこまれており、第2ハウジング44の頂面58と第1ハウジング24がはんだ接合で固定されている。第2ハウジング44の外周面の一部には、ねじ42が形成されている。
第2ハウジング44の外周の一部には、中空のナット50も形成されている。ナット50内にコネクタ54が嵌め込まれており、コネクタ54に、基板52が嵌め込まれている。基板52に、3本のピン56が接続されている。回路チップ48は、基板52上に配置されている。
圧力センサ600は、様々な油圧機構機器の油圧ラインの圧力を検知するために使用される。ねじ42を、油圧ラインのパイプに形成されたねじ穴に固定し、油圧機構機器内の圧力の信号をピン56から外部に伝達することができる。
図10を参照してハーメチックシール端子200について説明する。ハーメチックシール端子200は、ハーメチックシール端子100の変形例であり、ハーメチックシール端子100と同じ構成については、下二桁に同じ参照番号を付すことによって説明を省略する。
ハーメチックシール端子200では、筒状部材204の薄肉部204aの厚みが、軸方向の一端(頂面208側)で薄く、軸方向の他端では厚く形成されていることを特徴としている。薄肉部204aの内壁が、軸方向に沿って傾斜しており、傾斜面216が形成されている。充填部材210は、薄肉部204aの内壁(傾斜面216)に接している。傾斜面216が存在することにより、ハーメチック端子200でも、充填部材210が筒状部材204から抜けることを防止できる。
図11を参照してハーメチックシール端子300について説明する。ハーメチックシール端子300は、ハーメチックシール端子100の変形例であり、ハーメチックシール端子100と同じ構成については、下二桁に同じ参照番号を付すことによって説明を省略する。
ハーメチックシール端子300では、筒状部材304の内壁が、軸方向の一端から他端まで軸方向に沿って連続的に傾斜している傾斜面316であることを特徴としている。本実施例のハーメチックシール端子300では、厚肉部304cの内壁面と薄肉部304aの内壁面の間に明確な境界がみられない。しかし、筒状部材304の軸方向の一端が残部よりも薄く形成されており、筒状部材304を全体として捉えれば、筒状部材304の軸方向の一端側が薄肉部304aであり、筒状部材304の軸方向の他端側が厚肉部304cと観念することができる。傾斜面316が存在することにより、ハーメチックシール端子300でも、充填部材310が筒状部材304から抜けることを防止できる。
図12を参照してハーメチックシール端子400について説明する。ハーメチックシール端子400は、ハーメチックシール端子100の変形例であり、ハーメチックシール端子100と同じ構成については、下二桁に同じ参照番号を付すことによって説明を省略する。
ハーメチックシール端子400では、筒状部材404の内壁が、厚肉部404cの内壁面と薄肉部404aの内壁面の間に傾斜面(中間面)416を備えていることを特徴としている。傾斜面416では、筒状部材404の内径が連続的に変化している。傾斜面416が存在することにより、ハーメチックシール端子400でも、充填部材410が筒状部材404から抜けることを防止できる。
図13を参照してハーメチックシール端子500について説明する。ハーメチックシール端子500は、ハーメチックシール端子100の変形例であり、ハーメチックシール端子100と同じ構成については、下二桁に同じ参照番号を付すことによって説明を省略する。
ハーメチックシール端子500では、筒状部材504の内壁面514が軸方向に一定であり、中間面504bが、厚肉部504cの外壁面と薄肉部504aの外壁面の間に形成されていることを特徴としている。本実施例のハーメチック端子500では、筒状部材504の薄肉部504aが、ハウジングの収容部に収容される。即ち、ハーメチックシール端子500は、ハウジングの収容部の内径寸法に応じた外径寸法の局所領域(薄肉部504a)を備えていることを特徴としている。
ハーメチックシール端子500の形態によると、筒状部材504の延伸成形する工程では、筒状部材504の外径を大きく(厚肉部504cの外径)及び筒状部材504の肉厚を大きくした状態で実施し、後にハウジングの収容部に合わせて筒状部材504の一端を薄く加工する。このため、ハーメチックシール端子500の形態によると、延伸成形する工程では、筒状部材504の変形を防止することができる。なお、ハーメチックシール端子500の薄肉部504aに、傾斜面を形成してもよい。充填部材510が筒状部材504から抜けることを防止できる。
上記実施例では、筒状部材の薄肉部にのみ充填部材が充填されている。しかしながら、筒状部材の厚肉部にも充填部材が充填されていてもよい。この場合、筒状部材の厚肉部の強度を向上させることができる。
第1実施例では、筒状部材の薄肉部の頂面の全域に充填部材が接して形成されているが、筒状部材の薄肉部の頂面の一部分に充填部材が形成されていてもよい。この場合でも、薄肉部の頂面に存在する搭載面の表面積分だけ搭載面の表面積を大きく確保することができる。また、充填部材が筒状部材の外壁面に接することを確実に防止することもできる。
第2実施例において、第1実施例のハーメチックシール端子に代えて、第3実施例から第6実施例のいずれかのハーメチックシール端子を利用することもできる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
4a、204a、304a、404a、504a:筒状部材の薄肉部
4c、204c、304c、404c、504c:筒状部材の厚肉部
10、210、310、410、510:充填部材
12、212、312、412、512:リード
100、200、300、400、500:ハーメチックシール端子
600:圧力センサ
Claims (6)
- 機能素子を搭載するためのハーメチックシール端子であって、
厚肉部と薄肉部を有する金属製の筒状部材と、
筒状部材の内側に充填されている絶縁性の充填部材と、
充填部材を貫通して軸方向に伸びている導電性のリードと、を備えており、
薄肉部は、筒状部材の軸方向の一端に設けられており、
薄肉部の厚みが、軸方向の前記一端で薄く、軸方向の他端で厚く形成されており、
薄肉部の内壁面が、軸方向に沿って傾斜しており、
充填部材は、薄肉部の内壁面に接しているとともに、機能素子を搭載するための搭載面を有しており、
その搭載面は、軸方向の前記一端側に配置されているハーメチックシール端子。 - 機能素子を搭載するためのハーメチックシール端子であって、
厚肉部と薄肉部を有する金属製の筒状部材と、
筒状部材の内側に充填されている絶縁性の充填部材と、
充填部材を貫通して軸方向に伸びている導電性のリードと、を備えており、
薄肉部は、筒状部材の軸方向の一端に設けられており、
充填部材は、機能素子を搭載するための搭載面を有しているとともに、筒状部材の前記一端の頂面に接しており、
その搭載面は、軸方向の前記一端側に配置されているハーメチックシール端子。 - 機能素子を搭載するためのハーメチックシール端子であって、
厚肉部と薄肉部を有する金属製の筒状部材と、
筒状部材の内側に充填されている絶縁性の充填部材と、
充填部材を貫通して軸方向に伸びているとともに、筒状部材の内壁面からの距離が増大する方向に向かって屈曲する部分を有している導電性のリードと、を備えており、
薄肉部は、筒状部材の軸方向の一端に設けられており、
充填部材は、機能素子を搭載するための搭載面を有しており、
その搭載面は、軸方向の前記一端側に配置されているハーメチックシール端子。 - 機能素子を搭載するためのハーメチックシール端子であって、
厚肉部と薄肉部を有する金属製の筒状部材と、
筒状部材の内側に充填されている絶縁性の充填部材と、
充填部材を貫通して軸方向に伸びている導電性のリードと、を備えており、
薄肉部は、筒状部材の軸方向の一端に設けられており、
厚肉部の外周面にねじが設けられており、
充填部材は、機能素子を搭載するための搭載面を有しており、
その搭載面は、軸方向の前記一端側に配置されているハーメチックシール端子。 - 筒状部材の内壁面に、厚肉部の内壁面と薄肉部の内壁面の間に存在するとともに、厚肉部の内壁面と薄肉部の内壁面の双方と非平行な中間面が形成されており、
充填部材は、その中間面に接していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のハーメチックシール端子。 - 筒状部材の外径は、軸方向に一定であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のハーメチックシール端子。
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