JP4893145B2 - 振動測定方法及び振動測定装置 - Google Patents
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Description
実施形態1は、振動特性の評価対象となる構造物を構造物支持体に取り付けるとともに、前記構造物支持体を加振して構造物支持体の振動を取得し、かつ前記構造物の振動を取得する。そして、取得した構造物支持体の振動及び構造物の振動に基づいて、前記構造物の振動伝達率を算出する点に特徴がある。なお、実施形態1では、構造物支持体の一箇所を加振する。
図7−1、図7−2は、実施形態1の変形例に係る振動測定装置の構成を示す概略図である。図7−1に示す振動測定装置1a、図7−2に示す振動測定装置1bは、加振手段として加振機器(例えば電磁加振機器や油圧式加振機器)7を用いる。このような加振機器7を用いることにより、安定して加振することができるので、振動特性の評価精度が向上する。
図9−1、図9−2は、実施形態1に係る振動測定方法による振動測定の応用例を示す説明図である。図9−1に示す例は、タイヤ11を宙吊りとして、実施形態1に係る振動測定方法を実行するものである。この場合、振動特性を評価する対象の構造物であるタイヤ11の構造物支持体は、ホイール12となる。ホイール12に対して加振のための入力(矢印P)が行われる。そして、振動特性を評価する対象の構造物の振動としてはタイヤ11の振動が検出され、構造物支持体の振動としてはホイール12の振動が検出される。このように、宙吊りの状態でも、構造物の振動特性を評価できるので、評価の利便性が向上する。
実施形態2は、実施形態1と略同一の構成であるが、振動特性を評価する対象の構造物を支持する構造物支持体の2箇所を、2点の並進成分で加振することにより、振動特性を評価する対象の構造物に発生する回転の振動成分(加振のための入力方向と、構造物支持体の軸とで形成される平面内における回転であり、タイヤにおいては、タイヤ側面の面倒れ)を抑制する点が異なる。その他の構成は実施形態1と同様である。
図15−1、図15−2は、実施形態2の変形例に係る振動測定装置を示す説明図である。図15−1、図15−2に示す振動測定装置1dは、上記振動測定装置1c(図10−1、図10−2参照)と同様の構成であるが、構造物支持体4とタイヤ/ホイール組立体10との取付部(ブラケット5)の両側で、構造物支持体4を加振する。なお、図15−1に示す振動測定装置1dは、第1加振機器7a及び第2加振機器7bの入力点(加振点)、すなわち、第1の加振点a及び第2の加振点bで、構造物支持体4の振動を検出する。また、図15−2に示す振動測定装置1cでは、第1加振機器7a及び第2加振機器7bの入力点(加振点)、すなわち、第1の加振点a及び第2の加振点bとは異なる箇所で、構造物支持体4の振動を検出する。構造物支持体4の振動を検出する箇所は、加振点と一致していても、一致していなくともよく、振動測定装置1dの構成等により、適宜変更することができる。
2 装置台座
3 構造物支持体固定具
4 構造物支持体
5 ブラケット
6 ハンマー
7 加振機器
7a 第1加振機器
7b 第2加振機器
8 車体
9 ジャッキ
10 タイヤ/ホイール組立体
11 タイヤ
11T トレッド部
12 ホイール
21 第1振動計
22 第2振動計
23 振動解析装置
24 振動レベル調整装置
25a 第1加振機器用振動計
25b 第2加振機器用振動計
Claims (12)
- 振動特性を評価する対象の構造物を支持する構造物支持体を加振する手順と、
前記構造物支持体の軸と前記構造物支持体を加振する方向とを含む面内における、前記構造物支持体の振動及び前記構造物の振動を取得する手順と、
取得した前記構造物の振動と前記構造物支持体の振動との比に基づいて、前記構造物の振動伝達率を算出する手順と、
を含み、前記構造物はタイヤ又はタイヤ/ホイール組立体であることを特徴とする振動測定方法。 - 加振機器によって前記構造物支持体を加振することを特徴とする請求項1に記載の振動測定方法。
- 前記構造物支持体を加振する際には、前記構造物支持体の異なる2箇所を加振し、それぞれの加振箇所における加振の方向は平行とすることを特徴とする請求項1に記載の振動測定方法。
- 前記構造物支持体の軸方向に離れた2箇所に振動検出手段を設け、前記構造物支持体の軸と加振の方向とを含む面内における回転の振動成分を検出することを特徴とする請求項3に記載の振動測定方法。
- 前記異なる2箇所における振動の差が所定の閾値内となったときに、前記構造物の振動と、前記構造物支持体の振動とを取得して、前記振動伝達率を算出することを特徴とする請求項4に記載の振動測定方法。
- 前記構造物支持体を加振する2個の加振機器を備え、かつ、少なくとも1個の前記加振機器の加振力を制御することにより、前記回転の振動成分を抑制することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の振動測定方法。
- 正弦波で加振して前記構造物の振動と前記構造物支持体の振動とを取得するとともに、 予め定めた周波数分解能で前記正弦波の周波数を変化させて、前記周波数分解能毎に前記構造物の振動と前記構造物支持体の振動とを取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の振動測定方法。
- 取得した前記構造物支持体の振動に基づき、前記構造物支持体の振動レベルを所定の大きさに調整することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の振動測定方法。
- 前記タイヤ又は前記タイヤ/ホイール組立体を車両に取り付けた状態において、前記タイヤ又は前記タイヤ/ホイール組立体を構成するタイヤを地面から浮かせた状態で、前記タイヤ又は前記タイヤ/ホイール組立体の振動を測定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の振動測定方法。
- 振動特性の評価対象の構造物を支持する構造物支持体と、
前記構造物支持体を加振する加振手段と、
前記構造物支持体の軸と前記構造物支持体を加振する方向とを含む面内における、前記構造物の振動を検出する第1振動検出手段と、
前記構造物支持体の軸と前記構造物支持体を加振する方向とを含む面内における、前記構造物支持体の振動を検出する第2振動検出手段と、
前記第2振動検出手段から取得した前記構造物支持体の振動と、前記第1振動検出手段から取得した前記構造物の振動との比に基づいて、前記構造物の振動伝達率を算出する振動解析装置と、
を含み、前記構造物はタイヤ又はタイヤ/ホイール組立体であることを特徴とする振動測定装置。 - 振動特性の評価対象の構造物を支持する構造物支持体と、
前記構造物支持体を加振する第1加振機器と、
前記構造物支持体に対して前記第1加振機器と平行な方向に入力することにより、前記構造物支持体を加振する第2加振機器と、
前記構造物支持体の軸と前記構造物支持体を加振する方向とを含む面内における、前記構造物の振動を検出する第1振動検出手段と、
前記構造物支持体の軸と前記構造物支持体を加振する方向とを含む面内における、前記構造物支持体の振動を検出する第2振動検出手段と、
前記第2振動検出手段から取得した前記構造物支持体の振動と、前記第1振動検出手段から取得した前記構造物の振動との比に基づいて、前記構造物の振動伝達率を算出する振動解析装置と、
を含み、前記構造物はタイヤ又はタイヤ/ホイール組立体であることを特徴とする振動測定装置。 - 前記第2振動検出手段は、前記構造物支持体の軸方向に離れた2箇所に設けられて、前記第1加振機器による前記構造物支持体の振動を検出する第1加振機器用振動検出手段と、前記第2加振機器による前記構造物支持体の振動を検出する第2加振機器用振動検出手段とで構成され、かつ、
前記構造物支持体の振動は、前記第1加振機器用振動検出手段又は前記第2加振機器用振動検出手段の少なくとも一方により検出することを特徴とする請求項11に記載の振動測定装置。
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