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JP4887715B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、高周波磁界による誘導加熱を利用して被加熱物の加熱を行う誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、図8で示すように、本体の天面はガラスなどの非金属で構成された平坦な天板1が置かれ、天板1の下部には約10mmほどの空間を介して鍋などの負荷に誘導加熱を行うための誘導加熱コイルや抵抗加熱を行うための電気ヒータなどが配置される。これらの加熱源の配置は、前面の左右にそれぞれ誘導加熱を行うための、第1の誘導加熱コイル2と第2の誘導加熱コイル3が配置され、後方の中央には抵抗加熱を行うためのラジエントヒータ20が配置される。誘導加熱コイルの下方には、左右の一方に魚などの焼き調理を行うロースタ加熱室11が配置され、他方には第1の誘導加熱コイル2及び第2の誘導加熱コイル3に高周波電力を供給する第1のインバータ回路5及び第2のインバータ回路6が配置され、第1及び第2のインバータ回路5、6の後方には第1及び第2のインバータ回路5、6及び第1及び第2に誘導加熱コイル2、3の強制冷却を行うためは第1の冷却ファン10が配置される。ロースタ加熱室11と第1及び第2の誘導加熱コイル2、3の間にはロースタ加熱室11の熱を遮断するための遮熱隔壁8が設けられ、第1及び第2のインバータ回路5、6と第1及び第2の誘導加熱コイル2、3の間には第1の冷却ファン10の冷却風を第1及び第2の誘導加熱コイル2、3に送るための風路も兼ねた隔壁12が配置される(例えば、特許文献1参照)。
一方、前方の左右バーナおよび後方の中央バーナとも誘導加熱による構成も提案されており(例えば、特許文献2)、ラジエントヒータを用いて中央バーナを構成することに較べて、熱効率が良くまたヒータ自身が高温になることがないため、輻射熱などによる周囲温度の上昇等もなく快適な調理環境が得られることになる。
特開2001−196153号公報 特開2004−186002号公報
しかしながら、図8の様な従来の誘導加熱調理器を、特許文献2に記載されている様な3ヶ所のバーナとも誘導加熱とする場合においては、前方の2ヶ所に配置された誘導加熱バーナを駆動するためのインバータ回路がロースタの側面部に既に配置されているため、更にインバータ回路を実装するためのスペースがないという課題を有していた。
本発明は、前記課題を解決するもので、第3の誘導加熱コイルの直下に第3のインバータ回路を配置することにより、従来のラジエントヒータと簡易に置き換えられる構成をとることができる誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明の誘導加熱装置は、本体上面に設けられた天板と、前
記天板の下方に設けられた前方に配置される第1の誘導加熱コイル及び第2の誘導加熱コイル及び後方に配置される第3の誘導加熱コイルと、前記第1の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第1のインバータと、前記第2の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第2のインバータ回路と、前記本体の左右何れか片側に設けられたロースタ加熱室と、前記ロースタ加熱室上部に設けられた遮熱隔壁とを有し、前記遮熱隔壁の上部に前記第1の誘導加熱コイルを設け、前記ロースタ加熱室の側方に前記第1のインバータ回路および前記第2のインバータ回路を設け、前記第1及び第2のインバータ回路を覆うように隔壁を設け、前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路を多段に重ね前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路に近接し前記隔壁下部に第1の冷却ファンを設け、更に前記隔壁の上部に第2の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイルに電力を供給する第3のインバータ回路を前記遮熱隔壁及び隔壁上部に設け、前記第3のインバータ回路の上部に前記第3の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイル及び前記第3のインバータ回路に近接して第2の冷却ファンを設けている。
これにより、第3の誘導加熱コイル及び第3のインバータ回路を配置するための場所を新たに設ける必要がないため、中央奥に新たに設けた誘導加熱バーナに用いる構成部品を筐体内に収めることができるため、効率が高く熱追従性の良い誘導加熱バーナで3口とも構成することができるため、使い勝手の良い誘導加熱調理器を実現できるものである。
本発明の誘導加熱調理器は、各バーナとも誘導加熱方式とすることができるため、高効率で追従性の良い加熱源を得ることができ、使い勝手の良い調理器を実現することができる。
第1の発明は、本体上面に設けられた天板と、前記天板の下方に設けられた前方に配置される第1の誘導加熱コイル及び第2の誘導加熱コイル及び後方に配置される第3の誘導加熱コイルと、前記第1の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第1のインバータと、前記第2の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第2のインバータ回路と、前記本体の左右何れか片側に設けられたロースタ加熱室と、前記ロースタ加熱室上部に設けられた遮熱隔壁とを有し、前記遮熱隔壁の上部に前記第1の誘導加熱コイルを設け、前記ロースタ加熱室の側方に前記第1のインバータ回路および前記第2のインバータ回路を設け、前記第1及び第2のインバータ回路を覆うように隔壁を設け、前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路を多段に重ね前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路に近接し前記隔壁下部に第1の冷却ファンを設け、更に前記隔壁の上部に第2の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイルに電力を供給する第3のインバータ回路を前記遮熱隔壁及び隔壁上部に設け、前記第3のインバータ回路の上部に前記第3の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイル及び前記第3のインバータ回路に近接して第2の冷却ファンを設けることにより、第3の誘導加熱コイル及びインバータ回路ユニットを配置するための場所を新たに設ける必要がないため、3口目の誘導加熱バーナに用いる構成部品を筐体内に収めることができるため、3口とも誘導加熱バーナとすることができ、高効率で熱追従性の良い特徴を活かした使い勝手の良い調理器とすることができる。また、第1のインバータ回路と第2のインバータ回路を多段に重ね、前記第1及び第2のインバータ回路の後方に近接して第1の冷却ファンを配置することにより、第1の冷却ファンで発熱量の多い第1及び第2にインバータを集中的に冷却できるため、冷却効率が良くなり、冷却ファンの風切り音を減らすことができ静音化性能に優れた調理器とすることができる。さらに、第1及び第2のインバータ回路の後方に近接して配置される第1の冷却ファンと、第3の誘導加熱コイルに電力を供給する第3のインバータ回路の近傍に配置される第2の冷却ファンを備えることにより、第3の誘導加熱コイル及び第3のインバータ回路を冷却するために、第1の冷却ファンの性能を上げる必要がなくなるため、冷却ファンの音が大きくなることを防止することができ、静音化性能に優れた使い勝手の良い調理器とすることができる。
の発明は、第2の冷却ファンを排気口近傍に配置し、第3の誘導加熱コイル及び第3のインバタを前記第2の冷却ファンの吸気方向に配置する構成とすることにより、高密度実装された基板上の部品の発熱を効率よく筐体外に出すことができるとともに、複数の冷却ファンの距離を離して配置することができるため、ファン間の干渉をなくすことができるため、静音化性能に優れた調理器とすることができる。
の発明は、第3の誘導加熱コイルと第3のインバータ回路と第2の冷却ファンを一体構成としIHモジュールにおいて、機種に応じて同筐体で第3の誘導加熱コイルを含むIHモジュールと電気ヒータを置き換え可能とすべく前記IHモジュールと前記電気ヒータの外径を概同径とすることにより、配線等を短くすることができるともに冷却を集中的に行い易くなるため、効率よく冷却ができ、静音化性能に優れた調理器とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置の構成を示す図である。図1は本実施の形態の誘導加熱装置の全体図を、図2は側面からみた図を、図3は上面からみた図を表している。
図1において、本体の天面はガラスなどの非金属で構成された平坦な天板1が置かれ、調理物が入った鍋などの負荷が置かれる。天板1の下部には約10mmほどの空間を介して鍋などの負荷に誘導加熱を行うための誘導加熱コイルが配置される。誘導加熱コイルは、本体の前方の左右に配置される第1の誘導加熱コイル2と第2の誘導加熱コイル3が配置され、更に第1の誘導加熱コイル2と第2の誘導加熱コイル3の後方の中央付近に第3の誘導加熱コイル4が配置される。通常、使用者が調理し易い様に、前方に配置される第1及び第2の誘導加熱コイル2、3は後方に配置される第3の誘導加熱コイル4よりも直径が大きく、火力の強いものが配置される。第1の誘導加熱コイル2または第2の誘導加熱コイル3の下方のどちらか一方には魚などの焼き調理を行うロースタ加熱室11が配置され、他方には第1の誘導加熱コイル2及び第2の誘導加熱コイル3に高周波電力を供給する第1のインバータ回路5及び第2のインバータ回路6が配置される。第1のインバータ回路5と第2のインバータ回路6は、図2に示すように段上に積み上げられ、後方に配置される第1の冷却ファン10の前に配置される。ロースタ加熱室11と第1及び第2の誘導加熱コイル2、3の間には、ロースタ加熱室11の熱を遮断するための遮熱隔壁8が設けられ、第1及び第2のインバータ回路5、6と第1及び第2の誘導加熱コイル2、3の間には第1の冷却ファン10の冷却風を第1及び第2の誘導加熱コイル2、3に導く風路も兼ねた隔壁12が配置される。第3の誘導加熱コイル4の下方で遮熱隔壁8及び隔壁12の上方には、第3の誘導加熱コイル4に高周波電力を供給する第3のインバータ回路7が配設される。このような構成をとることで、第3の誘導加熱コイル4と第3のインバータ回路7は一体として扱える構成をとることができるようになり、従来使用されてきたラジエントヒータなどのヒータのバーナと簡易に置き換えることができる。このことにより、使用者は自分の利用状況に応じて機器購入時に中央後方のバーナをヒータ方式か誘導加熱方式かを選択することができるようになる。また、第3の誘導加熱コイル7は、主に保温調理や煮込み調理に使われることが多いため、第1及び第2の誘導加熱コイル2、3に較べ電力を抑えることができるため、第3のインバータ回路7も第1及び第2のインバータ回路5、6より実装面積を小さくすることができる。
以上のように本実施の形態では、第3の誘導加熱コイル4を第1の誘導加熱コイル2と第2の誘導加熱コイル3の後方中央に設けるとともに第3の誘導加熱コイル4に電力を供給する第3のインバータ回路7を第3の誘導加熱コイル4の下方で遮熱隔壁8及び隔壁12の上部に設けることにより、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路を配置するための場所を新たに設ける必要がないため、3口目の誘導加熱バーナに用いる構成部品を筐体内に収めることができるため、3口とも誘導加熱バーナとすることができ、高効率で熱追従性の良い特徴を活かした使い勝手の良い調理器とすることができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態の誘導加熱装置の構成を示す図である。
本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、ロースタ加熱室11が筐体中央付近に配置されているとともに、ロースタ加熱室11の側面で第1の誘導加熱コイル2の近傍側に第1のインバータ回路5が、ロースタ加熱室11の側面で第2の誘導加熱コイル3の近傍側に第2のインバータ回路6が配設されている点である。
本構成の誘導加熱装置においては、それぞれの冷却ファンが誘導加熱コイルとインバータの組の冷却を分割して担当するため、それぞれのバーナの入力電力にあった冷却風量で冷却を行うことができる。すなわち、ファン1個あたりの風量を抑えることができる静音化性能に優れた構成をとることができる。
また、第3の誘導加熱コイル4と第3のインバータ回路7は一体として扱える構成をとることにより、従来使用されてきたラジエントヒータなどのヒータのバーナと簡易に置き換えることができる。このことにより、使用者は自分の利用状況に応じて機器購入時に中央後方のバーナをヒータ方式か誘導加熱方式かを選択することができるようになる。また、第3の誘導加熱コイル7は、主に保温調理や煮込み調理に使われることが多いため、第1及び第2の誘導加熱コイル2、3に較べ電力を抑えることができるため、第3にインバータ回路7も第1及び第2のインバータ回路5、6より小さくすることができる。
以上のように本実施の形態では、各バーナにおいて誘導加熱コイルとインバータの組を近くに配置することができるため冷却ファンの役割を分担させることができ、各バーナの入力電力に応じたファンの回転数を維持することで静音化が実現できるとともに、第3の誘導加熱コイル4を第1の誘導加熱コイル2と第2の誘導加熱コイル3の後方中央に設けるとともに第3の誘導加熱コイル4に電力を供給する第3のインバータ回路7を第3の誘導加熱コイル4の下方で遮熱隔壁8及び隔壁12の上部に設けることにより、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路を配置するための場所を新たに設ける必要がないため、3口目の誘導加熱バーナに用いる構成部品を筐体内に収めることができるため、3口とも誘導加熱バーナとすることができ、高効率で熱追従性の良い特徴を活かした使い勝手の良い調理器とすることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態の誘導加熱装置の構成を示す図である。本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7の冷却を行うために第2の冷却ファン1を設けている点である。
図8に示す従来の構成の誘導加熱調理器では第1の冷却ファン10は、主に第1、第2の誘導加熱コイル2、3及び第1、第2のインバータ回路5、6の冷却のために使用され、ラジエントヒータ20には冷却風を送る構成とはなっていない。そのため、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7を配置した場合には新たに第1の冷却ファン10の冷却能力を高める必要が生じることになる。そのため、第1の冷却ファン10の回転数が上昇することなどにより騒音が大きくなる。このため、使用者は調理中に快適な調理環境が得られなくなることになる。そこで、本実施の形態のように第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7を冷却するために、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7の近傍に新たに第2の冷却ファン13を配設することにより、第1の冷却ファン10の能力を高める必要がなくなり、騒音が上昇せずに済むことになる。また、第3の誘導加熱コイル4と第3のインバータ回路7がユニット構成となっているため、第2の冷却ファン13の冷却風を分散させる必要がないため、効率よく冷却を行うことが可能となる。
また、図6に示すように第2の冷却ファン13を吸気で冷却する構成とするとともに第1の冷却ファン10の風の流れを妨げないように排気口に向けて第2の冷却ファン13を配置することにより、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7を効率よく冷却することができる。これは、第3のインバータ7の実装スペースが小さいために高密度に部品が実装されるため、部品冷却を排気方向で行った場合には部品に十分風が到達しないことが予想されるためである。
以上の様に本実施の形態によれば、第3の誘導加熱コイル4に電力を供給する第3のインバータ回路7の近傍に配置される第2の冷却ファン13を備えることにより、第3の誘導加熱コイル4及び第3のインバータ回路7を冷却するために、第1の冷却ファン10の性能を上げる必要がなくなるため、冷却ファンの音が大きくなることを防止することができ、騒音の小さい使い勝手の良い調理器とすることができる。
(実施の形態4)
図7は本発明の第4の実施の形態の誘導加熱装置の構成を示す図である。本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、第3の誘導加熱コイル4、第3のインバータ回路7及び第2の冷却ファン13を一体構成としてIHモジュール14を構成している点である。
IHモジュール14は第3の誘導加熱コイル7の直下に第3のインバータ回路7を配置し、この第3にインバータ回路7の側面に壁を立てるなどして風路を形成し第2の冷却ファン13を配置する構成をとる。よって、第2の冷却ファン13は、理想的な風路を形成することができ、かつ他の部品のバーナの冷却を考慮する必要がないため、風量を抑えた冷却ファンを採用することができる。特に、吸気方向での冷却を行う場合には、モジュール形状をとることで効率よく熱を外部に排出することができる。一方、第3の誘導加熱コイル4からは、誘導加熱コイルの引き出し線、誘導加熱コイルの近傍に設けられ天板1の裏面の温度を検出する温度センサなどの引き出し線が第3のインバータ7へ接続される。これらの線はモジュール構成をとることで短くすることができるため第3の誘導加熱コイル7の引き出し線からのノイズを抑えることができる利点も生じることになる。また、このIHモジュール14の形状をラジエントヒータ20などの形状と合わせることで同一筐体で安価にラジエントヒータ20などの電気ヒータとIHモジュール14による誘導加熱ヒータの置き換えを実現することができるため、機器購入者の選択の幅が広がることになる。
以上の様に本実施の形態によれば、第3の誘導加熱コイル4と第3のインバータ7と第2の冷却ファン13でIHモジュールを構成することにより、効率よく部品冷却を行うことができるとともにラジエントヒータ20などの電気ヒータとの置き換えが簡易となり、使用者が安価に好みのバーナを選択することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の構成を示す図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の側面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の上方図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置の上方図 本発明の実施の形態3における誘導加熱装置の上方図 本発明の実施の形態3における誘導加熱装置の上方図 本発明の実施の形態4における誘導加熱装置のモジュール概念図 従来の誘導加熱装置の構成を示す図
符号の説明
1 天板
2 第1の誘導加熱コイル
3 第2の誘導加熱コイル
4 第3の誘導加熱コイル
5 第1のインバータ回路
6 第2のインバータ回路
7 第3のインバータ回路
8 遮熱隔壁
9 操作部
10 第1の冷却ファン
11 ロースタ加熱室
12 隔壁
13 第2の冷却ファン
14 IHモジュール
20 ラジエントヒータ

Claims (3)

  1. 本体上面に設けられた天板と、前記天板の下方に設けられた前方に配置される第1の誘導加熱コイル及び第2の誘導加熱コイル及び後方に配置される第3の誘導加熱コイルと、前記第1の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第1のインバータと、前記第2の誘導加熱コイルの駆動回路を形成する第2のインバータ回路と、前記本体の左右何れか片側に設けられたロースタ加熱室と、前記ロースタ加熱室上部に設けられた遮熱隔壁とを有し、前記遮熱隔壁の上部に前記第1の誘導加熱コイルを設け、前記ロースタ加熱室の側方に前記第1のインバータ回路および前記第2のインバータ回路を設け、前記第1及び第2のインバータ回路を覆うように隔壁を設け、前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路を多段に重ね前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路に近接し前記隔壁下部に第1の冷却ファンを設け、更に前記隔壁の上部に第2の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイルに電力を供給する第3のインバータ回路を前記遮熱隔壁及び隔壁上部に設け、前記第3のインバータ回路の上部に前記第3の誘導加熱コイルを設け、前記第3の誘導加熱コイル及び前記第3のインバータ回路に近接して第2の冷却ファンを設ける誘導加熱調理器。
  2. 第2の冷却ファンを排気口近傍に配置し、第3の誘導加熱コイル及び第3のインバータ回路を前記第2の冷却ファンの吸気方向に配置する請求項記載の誘導加熱調理器。
  3. 第3の誘導加熱コイルと第3のインバータ回路と第2に冷却ファンを一体構成としたIHモジュールにおいて、機種に応じて同筐体で第3の誘導加熱コイルを含むIHモジュールと電気ヒータを置き換え可能とすべく前記IHモジュールと前記電気ヒータの外径を概同径とした請求項1〜記載の誘導加熱調理器。
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