JP4887625B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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まず、本発明のカラーフィルタ用多面付け基板について説明する。本発明のカラーフィルタ用多面付け基板は、各辺が1m以上である矩形状の基材と、上記基材の複数の画素領域上にそれぞれ形成された着色層と、上記基材の各画素領域上に複数本形成された柱状スペーサとを有するカラーフィルタ用多面付け基板であって、上記各画素領域における、上記柱状スペーサの上底面の面積の合計が、上記各画素領域の面積に対して所定の範囲内であることを特徴とするものである。
以下、本発明のカラーフィルタ用多面付け基板の各構成ごとに詳しく説明する。
まず、本発明に用いられる柱状スペーサについて説明する。本発明に用いられる柱状スペーサは、後述する基材の各画素領域に複数本形成されるものであり、上記各画素領域における、上記柱状スペーサの上底面の面積の合計が、上記各画素領域の面積を1とした場合に0.0002〜0.0006の範囲内、中でも0.0002〜0.0005の範囲内、特に0.0003〜0.0005の範囲内とされることが好ましい。上記各画素領域における柱状スペーサの上底面の面積を上記範囲内とすることにより、本発明のカラーフィルタ用多面付け基板を用いて液晶表示装置を製造する際、カラーフィルタ用多面付け基板と対向して配置される対向基板の重量によって、上記柱状スペーサを容易に変形させることが可能となるからである。また、上記範囲より面積が狭い場合には、柱状スペーサの強度が弱く、液晶表示装置の強度が得られない、という面から好ましくない。
次に、本発明に用いられる着色層について説明する。本発明に用いられる着色層は、後述する基材の画素領域に形成されるものであれば、特に限定されるものではない。
次に、本発明に用いられる基材について説明する。本発明に用いられる基材は、各辺が1m以上である矩形状の基材であり、上記着色層や上記柱状スペーサが形成可能なものであれば、特に限定されるものではない。
次に、本発明のカラーフィルタ用多面付け基板について説明する。本発明のカラーフィルタ用多面付け基板は、上記基材の各画素領域に、上記着色層、および上記柱状スペーサが形成されたものであれば、特に限定されるものではない。
次に、本発明の液晶表示装置について説明する。本発明の液晶表示装置は、2つの実施態様がある。それぞれについてわけて説明する。
本発明の液晶表示装置の第1実施態様は、基材、上記基材の画素領域上に形成された着色層、および上記基材の画素領域上に形成された柱状スペーサを有するカラーフィルタと、上記柱状スペーサを介して上記カラーフィルタと対向するように配置された対向基板と、上記カラーフィルタおよび上記対向基板の外周に連続的に形成されたシール材と、上記カラーフィルタおよび上記対向基板の間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、上記柱状スペーサの上底面の面積の合計が、上記各画素領域の面積に対して、所定の範囲内であることを特徴とするものである。
以下、本実施態様の液晶表示装置についてそれぞれ説明する。
まず、本実施態様に用いられるカラーフィルタについて説明する。本実施態様に用いられるカラーフィルタは、基材と、上記基材の画素領域上に形成された着色層と、上記基材の画素領域上に形成された柱状スペーサとを有するものであり、上記柱状スペーサの上底面の面積が、所定の範囲内となるものである。
以下、上記カラーフィルタの各構成ごとに詳しく説明する。
上記カラーフィルタに用いられる柱状スペーサとしては、後述する基材の画素領域上に複数本形成されるものであり、上記柱状スペーサの上底面の面積の合計が、画素領域の面積を1とした場合に、0.0002〜0.0006の範囲内、中でも0.0002〜0.0005の範囲内、好ましくは0.0003〜0.0005の範囲内とされるものである。このような範囲内とすることにより、カラーフィルタと後述する対向基板とが貼り合わせられた際、上記柱状スペーサ上に載せられた対向基板の重量によって、上記柱状スペーサが十分に変形したものとすることができるからである。
次に、上記カラーフィルタに用いられる着色層について説明する。上記カラーフィルタに用いられる着色層は、後述する基材の画素領域上に形成されるものであれば、特に限定されるものではない。
次に、本実施態様に用いられる基材について説明する。本実施態様に用いられる基材は、上記着色層および柱状スペーサを形成可能なものであれば、特に限定されるものではないが、上述したように、本実施態様の液晶表示装置は、液晶滴下法により形成されるものである。したがって、上記基材は、一辺が1.0m以上、中でも1.0m〜3.0m程度、特に1.1m〜2.5m程度の基材が切断されたものであることが好ましい。
次に、本実施態様に用いられる対向基板について説明する。本実施態様に用いられる対向基板は、上記カラーフィルタと、上記柱状スペーサを介して配置されるものであり、通常、各画素に対応した液晶駆動用の電極が設けられた基板とされる。
次に、本実施態様に用いられるシール材について説明する。本実施態様に用いられるシール材は、上記カラーフィルタおよび対向基板の外周に連続的に形成されるものであり、上記カラーフィルタおよび対向基板を貼り合わせることが可能なものであれば、その種類等は特に限定されるものではない。このようなシール材を形成するシール材形成用組成物としては、通常、熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂が用いられる。
次に、液晶層について説明する。本実施態様に用いられる液晶層は、上記カラーフィルタと上記対向基板との間に封入されるものであり、上記シール材の内側に形成されるものである。
本実施態様における液晶表示装置は、上記カラーフィルタ、対向基板、シール材、および液晶層を有するものであれば特に限定されるものではなく、必要に応じて、例えば配向膜等、適宜他の部材を有していてもよい。
次に、本発明の液晶表示装置の第2実施態様について説明する。本実施態様の液晶表示装置は、上述した「A.カラーフィルタ用多面付け基板」で説明したカラーフィルタ用多面付け基板を用いて形成されたことを特徴とするものである。
1100mm×1300mm×0.63mmのガラス基板上に、ブラックマトリクスおよび着色層が形成されているカラーフィルタ用多面付け基板を準備した。このカラーフィルタ用多面付け基板には、6個のカラーフィルタが配置されており、各カラーフィルタにおける各画素領域の面積は200000mm2とされていた。
このカラーフィルタ用多面付け基板上に、柱状スペーサ用感光性材料(JSR株式会社製NN777)を塗布した後、乾燥させて、乾燥膜厚が4μmである塗布膜を形成した。その後、上記柱状スペーサ用感光性材料の塗布膜から100μmの距離にフォトマスクを配置して100mJ/cm2(i線)の露光を行った。次いで、0.05wt%水酸化カリウム水溶液(液温23℃)中に60秒間浸漬してアルカリ現像し、柱状スペーサ用感光性材料の塗布膜の未硬化部分のみを除去した。その後、基板を230℃の雰囲気中に30分間放置することにより加熱処理を施して、柱状スペーサを形成した。形成された各柱状スペーサの高さは3.5μmであり、各柱状スペーサの上底面の面積は100μm2であった。また柱状スペーサの個数密度は、1mm2中に4個とした。また、上記各画素領域における柱状スペーサの上底面の面積の合計は、各画素領域の面積を1とした場合に0.0004であった。このカラーフィルタ用多面付け基板を用いて液晶表示装置を製造した場合、重力ムラは生じなかった。
柱状スペーサの個数密度を1mm2中に6個とし、各柱状スペーサの上底面の面積を80μm2とした以外は、実施例1と同様にカラーフィルタ用多面付け基板を作製した。この際、各画素領域における柱状スペーサの上底面の面積の合計は、各画素領域の面積を1とした場合に0.00048であった。このカラーフィルタ用多面付け基板を用いて液晶表示装置を製造した場合、重力ムラは生じなかった。
各柱状スペーサの上底面の面積を200μm2とした以外は、実施例1と同様にカラーフィルタ用多面付け基板を作製した。この際、各画素領域における柱状スペーサの上底面の面積の合計は、各画素領域の面積を1とした場合に0.0008であった。このカラーフィルタ用多面付け基板を用いて液晶表示装置を製造した場合、重力ムラが生じた。
柱状スペーサの個数密度を、1mm2中に7個とした以外は、実施例1と同様にカラーフィルタ用多面付け基板を作製した。この際、各画素領域における柱状スペーサの上底面の面積の合計は、各画素領域の面積を1とした場合に0.0007であった。このカラーフィルタ用多面付け基板を用いて液晶表示装置を製造した場合、重力ムラが生じた。
2…画素領域
3…着色層
4…柱状スペーサ
5…上底面
12…カラーフィルタ
13…対向基板
14…シール材
15…液晶層
Claims (1)
- 基材、前記基材の画素領域上に形成された着色層、および前記基材の画素領域上に形成された柱状スペーサを有するカラーフィルタと、前記柱状スペーサを介して前記カラーフィルタと対向するように配置された対向基板と、前記カラーフィルタおよび前記対向基板の外周に連続的に形成されたシール材と、前記カラーフィルタおよび前記対向基板の間に封入された液晶層とを有する液晶表示装置であって、
前記柱状スペーサの上底面の面積の合計が、前記各画素領域の面積を1とした場合に0.0004〜0.00048の範囲内であり、
前記スペーサの本数密度が、4本/mm2〜6本/mm2の範囲内であり、
前記スペーサの剛性は、柱状スペーサ用感光性材料であるJSR株式会社製NN777を基板上に塗布した後、乾燥させて、乾燥膜厚が4μmである塗布膜を形成し、i線で100mJ/cm2の露光を行って得られるスペーサと同程度の剛性であり、
前記柱状スペーサは、液晶表示装置が製造される際、前記カラーフィルタと前記対向基板との間で変形して形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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