JP4887547B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4887547B2 JP4887547B2 JP2007010832A JP2007010832A JP4887547B2 JP 4887547 B2 JP4887547 B2 JP 4887547B2 JP 2007010832 A JP2007010832 A JP 2007010832A JP 2007010832 A JP2007010832 A JP 2007010832A JP 4887547 B2 JP4887547 B2 JP 4887547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- light source
- axis
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 25
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Description
この特許文献1による照明装置は、図11に示すように構成されている。
上記集光手段3は、図示の場合、長手方向に沿って延び、光源2を光出射方向後方(紙面左方)から包囲するように湾曲した曲面反射鏡として構成されている。
これにより、光源2から上記集光手段3に入射した光は、この集光手段によって光照射方向前方(紙面右方)に向かってほぼ平行な光を反射する。
上記投光手段6は、長手方向に延びるシリンドリカルレンズであって、スリット4aを透過した光を集束して、光照射方向の前方にて所定距離に配置された投射対象物5に対して結像させるようになっている。
これにより、スリット4aの明るく細長い形状が、投光手段6により上記投影対象物5の表面に投影され、線状に照明されることになる。
このような垂直光L1が、シリンドリカルレンズ即ち投光手段6に入射したとき、図12(B)に示すように、シリンドリカルレンズ内における光路長はシリンドリカルレンズの厚さtと同じになり、設計通りに、くっきりとした照射パターンが得られることになる。
この場合、照射パターンにおける長手方向に垂直な方向の輝度分布は、図12(C)に示すように、方形となり、照射パターンがほぼ一定の輝度を有している。
この場合、照射パターンにおける長手方向に垂直な方向の輝度分布は、図13(C)に示すように、なだらかな山型となり、照射パターンが歪んでしまうことになる。
本発明による照明装置の遮蔽部材の開口は、より鮮明な照射パターンを得るには小さい寸法設定とされることが好ましい。
本発明による照明装置は、例えば上記開口の長手方向寸法を短縮するなど、光束のレンズ面入射において光路長が異なる光成分が少なくなるような構成上の考慮を行うことが好ましい。
従って、レンズからの光の取出し効率が向上し、レンズの両端付近の領域に対応して、比較的高い輝度で照射パターンが形成され得ることになり、全体としてより長い照射パターンが得られることになる。
これにより、光源が点光源あるいはレンズの長手方向の長さより短い線状光源であっても、レンズを介して、レンズのほぼ全長に亘って延びる細長い照射パターンが形成され得ることになる。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1から図3は、本発明を適用した照明装置の第一の実施形態の構成を示している。
図1から図3において、照明装置10は、ハウジング11と、光源12と、遮光部材13と、レンズ14と、から構成されている。以下、これら構成の相対的な位置関係等を明確にするため、XYZ座標系を定義する(図3等参照)。
ここで、上記光源12を構成する各LED12bは、上記ハウジング11の中空部11aの中央付近にて、長手方向(X方向)に沿って一列に並んで配置されている。
上記プリント基板12aは、ハウジング11の中空部11aの底部に対して接着等により固定保持されている。
さらに、上記遮光部材13は、その中心付近に、長手方向(X方向)に沿って延びる細長い長方形または台形の形状を有する開口としてのスリット13aを備えている。 このスリット13aは、図示の場合、前述した光源12の各LED12aの直上に位置しており、その長さは、各LED12aの配列長さに対応している。
本実施例においては、スリット幅1mm、スリット長さ14mmを採用した。 なおまた、本実施例におけるハウジング11の幅は40mmで、長さは60mmとした。
上記レンズ14は、図5の断面図における三日月状の断面形状を、図4に示すように、弧状に掃引した形状を有している。
ここで、この弧状の掃引曲線は、好ましくは、円弧状または非球面近似式で表わされる。
これにより、上記レンズ14によりスリット13aの形状(スリット13aの像)が投影されることによって、鮮明な照射パターンが形成されるようになっている。
これにより、上記ハウジング11により、光源12,遮光部材13及びレンズ14が互いに固定保持され得ることになる。
これに対して、上記レンズ14は、図6(B)の左側に示すように、その両端の下面に対して、下方から固定ネジ15cにより螺着されてもよい。
即ち、上記光源12の各LED12bが駆動され発光する。各LED12bから出射した光は、上記遮光部材13のスリット13aを通過した後、上記レンズ14に入射し、このレンズ14の光学作用により幅方向(レンズの幅方向又はスリットの幅方向。すなわち、Y方向)に関して集束され、外部に出射する。
これにより、上記レンズ14により、上記スリット13aの像が投影されることになり、照射パターンが形成されることになる。
これにより、上記レンズ14を透過する光は、このレンズ14内の光路長が大きく異なることがなく、ほぼ設計条件でレンズ14を透過する。これにより、投影対象物(図示せず)の表面に確実に結像することになる。
従って、図7(B)に示すように、長手方向(X方向)の両側縁付近にて、照射光が幅方向(レンズの幅方向又はスリットの幅方向。すなわち、Y方向)に拡散してしまうようなことがなく、幅方向(レンズの幅方向又はスリットの幅方向。すなわち、Y方向)に関してぼやけた照射パターンが形成されず、くっきりした照射パターンが得られることになる。
図8は、本発明による照明装置の第二の実施形態の構成による照射状態を示している。
この第二の実施形態においては、照明装置は、図1から図3に示した照明装置と同様の構成であるが、光源12の代わりに、点状の光源21、例えばただ一つのLEDから成る光源が備えられている点でのみ異なる構成になっている。
従って、殆どすべての光が、上記レンズ14に対して設計条件で透過し、光学作用を受けることになる。このため、図8(B)に示すように、所望の照射パターンが形成され得ることになる。
これにより、図8(C)に示すように、長手方向(X方向)に関して広い角度範囲で、比較的高い輝度が得られることになる。
図9は、本発明による照明装置の第三の実施形態における遮光部材の構成例を示している。
この第三の実施形態において、照明装置は、図1から図3に示した照明装置と同様の構成であるが、遮光部材12の代わりに、遮光部材31が備えられている点でのみ異なる構成になっている。
この遮光部材31は、その中心付近に設けられた長手方向(X方向)に延びるスリット31aが、両端に向かって徐々に幅が狭くなるように形成されている。
従って、照射パターンの両端付近における拡散がより確実に抑制されることになり、より一層歪みの少ない照射パターンが得られることになる。
図10は、本発明による照明装置の第四の実施形態における遮光部材の構成例を示している。
この第四の実施形態において、照明装置は、図1から図3に示した照明装置と同様の構成であるが、遮光部材12の代わりに、遮光部材41が備えられている点でのみ異なる構成になっている。
この遮光部材41は、その中心付近に設けられたスリット41aが、長手方向(X方向)の中心線から一側に広がるように、長手方向(X方向)の中心線(すなわちXZ平面)に対して非対称に形成されている。
従って、カットオフラインを有する照明装置、例えばすれ違いビーム用車両前照灯として最適な照明装置が実現され得ることになる。
また、上述した実施形態においては、光源12は、発光素子としてLEDから構成されているが、これに限らず、他の発光素子であるフィラメント電球や、線状光源としての冷陰極管や熱陰極管等が使用されてもよい。
その際、レンズの断面形状は、円弧(球面レンズの断面形状)だけでなく、非球面レンズの断面形状と同様に形成されていてもよく、また二次曲線として形成されていてもよい。
11 ハウジング
11a 中空部
12 光源
12a プリント基板
12b LED(発光素子)
13 遮光部材
13a スリット(開口)
13b 係合孔
14 レンズ
14a フランジ部
14b フック
15a,15b,15c 固定ネジ
Claims (6)
- XYZ座標系の原点に配置された+Z方向へ光を放射する光源と、
Y軸方向の幅を持ち、X軸上の−側からZ軸上の+側を通過してX軸上の+側に弧状に延びるとともに前記光源からの光が入射する内側面と、Y軸方向の幅を持ち、前記内側面の外側に配置され、X軸上の−側からX軸上の+側にかけてZ軸上の+側を通過してX軸上の+側に弧状に延びるとともに前記内側面から入射した前記光源からの光が出射する外側面と、を含み、全体としてX軸上の−側からX軸上の+側にかけて+Z方向に凸の弧状に延びた弧状レンズと、
を備えており、
前記弧状レンズは、前記内側面のY方向に延びる断面と、前記内側面のY方向に延びる断面の外側に配置され、前記外側面のY方向に延びる断面と、を含み、かつ、前記光源から入射した光をY方向に集束させるように構成された凸レンズ断面を、その形状を変化させることなくX軸上の−側からZ軸上の+側を通過してX軸上の+側に弧状に掃引した形状のレンズであることを特徴とする照明装置。 - 前記弧状レンズは、前記内側面のY方向に延びる断面と、前記内側面のY方向に延びる断面の外側に配置され、前記外側面のY方向に延びる断面と、を含み、かつ、前記光源から入射した光をY方向に集束させるように構成された凸レンズ断面を、X軸上の−側からZ軸上の+側を通過してX軸上の+側にY軸を中心に弧状に回転掃引した形状のレンズであることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源は、点光源又はX方向に延びる線状光源であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
- 前記光源と前記弧状レンズとの間に配置され、前記光源からの光が+Z方向に通過するとともにX方向に延びるスリットが形成された遮光板をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記スリットが、X方向の端縁に向かってY方向の幅が徐々に狭くなる形状に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の照明装置。
- 前記スリットが、XZ平面に対して非対称に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010832A JP4887547B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010832A JP4887547B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 照明装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008177964A JP2008177964A (ja) | 2008-07-31 |
JP2008177964A5 JP2008177964A5 (ja) | 2010-02-18 |
JP4887547B2 true JP4887547B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=39704632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010832A Expired - Fee Related JP4887547B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4887547B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102062347A (zh) * | 2009-11-12 | 2011-05-18 | 富准精密工业(深圳)有限公司 | 发光二极管模组及其透镜 |
TWI418854B (zh) * | 2010-03-16 | 2013-12-11 | Cal Comp Electronics & Comm Co | 透鏡結構 |
US8419230B2 (en) | 2010-08-22 | 2013-04-16 | Cal-Comp Electronics & Communications Company Limited | Lens and lamp using the same |
JP5246817B2 (ja) * | 2010-08-22 | 2013-07-24 | 泰金▲宝▼電通股▲ふん▼有限公司 | レンズ及びそれを用いたランプ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05150381A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-18 | Canon Inc | 照明装置 |
JP2003308475A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-31 | Denso Wave Inc | 光学的情報読取装置 |
-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010832A patent/JP4887547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008177964A (ja) | 2008-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108474532B (zh) | 车辆用灯具和基板 | |
JP7019824B2 (ja) | 入射する太陽光線を遮光する遮光絞りを備えた自動車両投光装置 | |
EP2487407B1 (en) | Vehicle lighting device | |
JP5221174B2 (ja) | 車両用前照灯 | |
JP6411771B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP5281359B2 (ja) | 車両用灯具ユニット及び車両用灯具 | |
JP5388546B2 (ja) | 灯具ユニット | |
JP4694438B2 (ja) | 車両前照灯 | |
JP2008513945A (ja) | 半放物線状反射器を備えるledコリメータ素子 | |
JP5890146B2 (ja) | 車両用照明灯具 | |
US9822943B2 (en) | Lamp unit | |
JP5206364B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP6999036B2 (ja) | 自動車両用投光装置のための投影装置 | |
JP2010282842A (ja) | 車両用前照灯 | |
JP2021512466A5 (ja) | ||
JP6831692B2 (ja) | 車両用ランプ | |
JP5326821B2 (ja) | 車両用照明灯具 | |
JP6984396B2 (ja) | 車両用前照灯装置 | |
JP4887547B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5365163B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP5325501B2 (ja) | 車両用灯具 | |
WO2013118625A1 (ja) | 灯具ユニットおよび車両用灯具 | |
JP2008135247A (ja) | 車両前照灯 | |
JP4453495B2 (ja) | 車両用灯具 | |
US20220107069A1 (en) | Light emitting module for vehicle and lamp device including the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091224 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091225 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20100316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100608 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100621 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100619 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111114 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4887547 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |