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JP4880304B2 - 情報処理装置および表示方法 - Google Patents

情報処理装置および表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、入力手段と表示手段とが一体化された情報処理装置および表示方法に関する。
PDA(Personal Digital Assistance)などの携帯用の情報処理装置は、入力手段としてキーボードなどを用いるのではなくて、タッチパネルがLCD(Liquid Crystal
Display)などの表示手段と一体化されたものが普及している。このようなタッチパネルと表示手段とが一体化された情報処理装置は、表示手段に表示されるアイコンなどソフトキーを指および専用のペンで触れることによって、操作を行う。
しかしながら、指で入力する場合およびペンで入力する場合などタッチパネルへの入力の仕方が異なると、使用しやすいソフトキーの大きさや位置などの表示画面のレイアウトが異なる。したがって、表示画面のレイアウトが固定されていると、非常に操作しにくいなどの不都合が生じる場合がある。
たとえば、指で入力する場合、ソフトキーが小さかったり、その間隔が狭かったりすると、指では細かな座標入力ができないので、誤入力が多くなってしまう。さらに、右手の指で入力する場合、表示画面の左側にソフトキーが配置されていると、操作する際、指が表示画面を覆ってしまって、操作しにくくなる。
また、ペンで入力する場合は、ソフトキーが小さく、その間隔が狭くても、正確に入力できるので、ソフトキーが大きく、その間隔が広かったりすると、ソフトキー以外を表示する領域が必要以上に狭くなったり、表示画面に同時に表示できるソフトキーの数が必要以上に少なくなったりする。
そこで、右手の指で入力するモード、左手の指で入力するモードおよびペンで入力するモードなどの種々のモードから操作者が最適なモードを選択して、その選択されたモードによって、ソフトキーの大きさなどを変更する。このような場合、操作者が予めモードを選択しなければならず、指による入力からペンによる入力に変更するなどの入力の仕方を途中で変更する場合、モードを選択しなおす必要がある。
また、他の典型的な従来の技術は、特許文献1および特許文献2に記載されている。特許文献1の情報提供装置は、利用者の手に持って使用される音声入出力部と、利用者が情報やコマンドを入力する入力部を表示する表示部と、音声入力部が利用者の左右いずれの手で持たれたかを検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づいて、入力部の表示位置を変更する位置変更手段とを備えた情報提供装置である。
特許文献2の情報入出力装置は、座標入力手段と表示手段が一体化された情報入出力装置において、座標入力を行うための入力用ペンと、座標入力手段への座標入力時に、入力用ペンが使用されたか指が使用されたかを判定する判定手段と、判定手段による判定結果に応じて、表示手段に表示する表示画面構成を変更する変更手段とを備えた情報入出力装置である。
特開平7−64708号公報 特開2003−271310号公報
特許文献1で開示されている情報提供装置は、音声入力部を右手で持っているか左手で持っているかによって、入力部の表示位置を入力しやすい位置に変更することができる。したがって、利用者は、不自然な姿勢をとらなくても容易に装置を操作することができる。しかしながら、音声入力部を右手で持っているか左手で持っているかの検出を、音声入力部と本体との距離に基づいて行っているので、誤動作が多い。また、利用者の操作する手が右手か左手かを判断して、入力部の表示位置が移動するだけである。
特許文献2で開示されている情報入出力装置は、座標入力の際、ペンが使用されたか指が使用されたかによって、画面に表示されているアイコン群の大きさおよびその間隔を変更することができる。しかしながら、ペン入力か指入力かによって、アイコン群の大きさおよびその間隔を変更するだけであって、アイコン群の位置および配列などを変更して、操作しやすい表示画面のレイアウトに切り換えるものではない。また、操作する手が右手か左手かによって、アイコン群の大きさおよびその間隔を変更するものでもない。
本発明の目的は、指による入力およびペンによる入力などの入力手段への入力の仕方に応じて、入力しやすいように表示手段に表示するキーの表示形態を切り換えることを目的とし、今少し詳細には、入力しやすいように表示画面のレイアウトを自動的に切り換えることができる情報処理装置および表示方法を提供することである。
本発明は、入力手段と表示手段とが一体化され、入力のためのキーを表示する情報処理装置であって、
情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置である。
また本発明は、前記判断手段が、把持する手が左手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の左端側にキーを表示することを特徴とする。
また本発明は、前記判断手段が、把持する手が右手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の右端側にキーを表示することを特徴とする。
また本発明は、前記判断手段が、把持する手が両手であると判断した場合、前記制御手段は、両手の親指で操作できる位置にキーを表示することを特徴とする。
また本発明は、入力手段と表示手段とが一体化された情報処理装置に、入力のためのキーを表示する表示方法であって、
情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する判断ステップと、
前記判断ステップでの判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える表示切り換えステップとを有することを特徴とする表示方法である。
本発明によれば、入力手段と表示手段とが一体化され、入力のためのキーを表示する情報処理装置である。この情報処理装置は、判断手段によって、情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する。制御手段は、判断手段の判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える。そうすることによって、情報処理装置を右手で持っているか左手でもっているか両手で持っているかによって、キーの表示位置を自動的に切り換えることができる。
また本発明によれば、前記判断手段が、把持する手が左手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の左端側にキーを表示する。そうすることによって、たとえば、左手で情報処理装置を持って、左手の親指などで入力する場合に、指が表示画面を覆うことなく操作することができる表示形態に切り換えることができる
また本発明によれば、前記判断手段が、把持する手が右手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の右端側にキーを表示する。そうすることによって、たとえば、右手で情報処理装置を持って、右手の親指などで入力する場合に、指が表示画面を覆うことなく操作することができる表示形態に切り換えることができる。
また本発明によれば、前記判断手段が、把持する手が両手であると判断した場合、前記制御手段は、両手の親指で操作できる位置、たとえば、前記表示画面の右端側と左端側とにキーを表示する。そうすることによって、片手で容易に操作できる表示形態に切り換えることができる。たとえば、一方の手が使用できないような状況のときに、もう一方の手で情報処理装置を持ち、その手で容易に操作できるので、好ましい
また本発明によれば、入力手段と表示手段とが一体化された情報処理装置に、入力のためのキーを表示する表示方法である。この表示方法では、判断ステップで、情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する。表示切り換えステップでは、判断ステップでの判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える。そうすることによって、情報処理装置を右手で持っているか左手でもっているか両手で持っているかによって、キーの表示位置を自動的に切り換えることができる。
本実施形態では、情報処理装置の1つとしてPDA(Personal Digital Assistance)について説明する。図1は、本発明の実施の一形態であるPDA11を一方側から見た斜視図であり、図2は、PDA11を他方側から見た斜視図である。PDA11は、表示部12、ハードキー13、入力用ペン14、ペン収納部15および感圧センサ16を備えている。
表示部12は、LCD(液晶表示装置)などの表面上に透明なタッチパネルを配置して実現されており、アイコン、スイッチボタンなどのソフトキーなどの入力のためのキーの表示および座標入力が可能である。表示部12は、指および入力用ペン14が触れた位置を検知して座標入力することができ、表示されたソフトキーに指および入力用ペン14で触れることによって、PDA11に指示を与えることができる。ハードキー13は、たとえば、電源キー、メニューキーなどを含み、押下することによって、PDA11に指示を与えることができる。
入力用ペン14は、表示部12上で座標入力などの入力を行う際に用いられる。ペン収納部15は、入力用ペン14を収納することができ、入力用ペン14が収納されているか否かを検出することができる。その検出結果は、表示部12のタッチパネルに入力する入力種別が、指による入力であるか入力用ペン14による入力であるかの判定に用いられる。感圧センサ16は、PDA11を持つ領域に複数設けられ、操作者の手が触れているか否かを検出する。それぞれの感圧センサ16の検出結果は、PDA11を右手で持っているか左手で持っているかの判断に用いられる。
図3は、PDA11の電気的な構成を示すブロック図である。PDA11は、CPU
(Central Processing Unit)20、LCD21、LCDコントローラ22、タッチパネル23、タッチパネルコントローラ24、ROM25、RAM26、ペン挿抜検出器27、ハードキー13、感圧センサ16および入力用ペン14を備えている。
LCD21は、画像などを表示する表示手段であり、アイコン、スイッチボタンなどのソフトキーを表示することができる。タッチパネル23は、LCD21と一体化されており、表面に入力用ペン14および指を接触させることにより、座標を入力する入力手段である。
CPU20は、PDA11全体の制御を行う。LCDコントローラ22は、CPU20から伝えられた情報をLCD21に表示させる。タッチパネルコントローラ24は、タッチパネル23により入力された情報をCPU10に伝える。CPU20、LCDコントローラ22およびタッチパネルコントローラ24は、制御手段に相当する。
ROM25は、プログラムなどを記憶しておき、RAM26は、レイアウト条件記憶領域28、キー入力履歴記憶領域29およびユーザ設定記憶領域30などのプログラムのワーク領域などを有する。レイアウト条件記憶領域28には、LCD21に表示する表示画面のレイアウト条件を記憶し、キー入力履歴記憶領域29には、LCD21に表示されているソフトキーの操作頻度を記憶し、ユーザ設定記憶領域30には、操作者によって設定された条件を記憶する。
ペン挿抜検出器27は、図1に示すペン収納部15に入力用ペン14が収納されているか否かを検出し、その検出結果をCPU20に伝える。CPU20は、その検出結果に基づいて、表示部12のタッチパネルに入力する入力種別が、指による入力であるか入力用ペン14による入力であるかの判定を行う。CPU20およびペン挿抜検出器27は、ペン収納部15に入力ペン14が収納されていると、入力種別が指による入力であり、ペン収納部15から入力ペン14が抜き出されていると、入力種別が入力ペン14による入力であると判定する。CPU20およびペン挿抜検出器27は、判定手段に相当する。感圧センサ16は、操作者の手が触れているか否かを検出し、その検出結果をCPU20に伝える。CPU20は、その検出結果に基づいて、PDA11を右手で持っているか左手で持っているかの判断を行う。CPU20および感圧センサ16は、判断手段に相当する。
第1の実施形態であるPDA11は、以下の3つの条件に基づいて、表示部12に表示するキーの表示形態である表示画面のレイアウトを自動的に切り換える切換処理をすることができる。
1つ目の条件は、座標入力する際、表示部12のタッチパネルに入力する入力種別が何であるかであり、具体的には、入力種別が指による入力であるか、入力種別が入力用ペン14による入力であるかである。
2つ目の条件は、PDA11を保持する手が右手であるか左手であるかである。
3つ目の条件は、ソフトキーの操作頻度が多いか少ないかである。PDA11は、表示画面のレイアウトを、いずれか1つの条件によって切り換えるようにしてもよいし、いずれか2つの条件によって切り換えるようにしてもよいし、3つのすべての条件によって切り換えるようにしてもよい。また、PDA11は、いずれの条件を有効にするかを操作者が設定できるようにしてもよい。さらに、操作者の操作内容である予め設定した条件、たとえば、指による入力する場合に、PDA11を持っている手の指で操作するか別の手の指で操作するかに基づいて、表示画面のレイアウトを切り換えるようにしてもよい。
まず、1つ目の条件および2つ目の条件の2つの条件を有効にし、指による入力の際、PDA11を持っている手の指で操作するという設定にしたPDA11について説明する。
図4は、表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。図4(a)は、入力用ペン14による入力の場合を示す図であり、図4(b)は、PDA11を左手34で持ち、指による入力の場合を示す図であり、図4(c)は、PDA11を右手35で持ち、指による入力の場合を示す図である。なお、指による入力であるか入力用ペン14による入力であるかの判定は、上述のようにペン収納部15に入力用ペン14が収納されているか否かによって行う。また、PDA11を右手で持っているか左手で持っているかの判断は、後述する。
ペン収納部15から入力用ペン14が抜かれていると、図4(a)に示すように、スイッチボタン31が、表示部12の下部に小さく表示される。そうすることによって、入力用ペン14で入力するので、スイッチボタン31が、小さく表示されていても、誤入力することなく、スイッチボタン31以外を表示する領域を大きくすることができる。
PDA11を左手34で持って、入力用ペン14をペン収納部15に収納されていると、図4(b)に示すように、スイッチボタン32が、表示部12の左端側に大きく表示される。そうすることによって、大きく表示されるので、指による入力であっても誤入力することない。また、表示部12の左端側に表示されるので、PDA11を持っている左手34の親指で操作することができ、スイッチボタン32を触って操作する際に、指などが表示画面を覆うことがないので好ましい。
PDA11を右手35で持って、入力用ペン14をペン収納部15に収納されていると、図4(c)に示すように、スイッチボタン33が、表示部12の右端側に大きく表示される。そうすることによって、右手35でPDA11を持っても、左手34で持った場合と同様に、片手で誤入力することなく操作でき、指などが表示画面を覆うことがない。
図5は、PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。感圧センサ16は、手が接触することによってオンされ、オンされている感圧センサ16のある領域を、CPU20に伝える。CPU20は、その感圧センサがオンされている領域を、手とPDA11との接触している接触領域とみなす。そうすることによって、PDA11は、感圧センサ16を用いて、PDA11を持っている手とPDA11との接触している接触領域を検出する。
PDA11を左手34で持っている場合、図5(a)に示すように、左手34とPDA11とが接触している接触領域40が形成されている。接触領域40としては、PDA11の左側下部に左手34の親指の付け根部分が接触する接触領域40aが形成され、PDA11の右側に、上部から左手34の中指が接触する接触領域40bと、左手34の薬指が接触する接触領域40cと、左手34の小指が接触する接触領域40dとが形成されている。したがって、このような親指の付け根部分が接触している広い接触領域が左側下部に、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかが接触している狭い接触領域が右側に複数ある接触領域40が形成されているとCPU20が検出すると、PDA11を左手34で持っていると判断される。
PDA11を右手35で持っている場合、図5(b)に示すように、右手35とPDA11とが接触している接触領域41が形成されている。接触領域41としては、PDA11の右側下部に右手35の親指の付け根部分が接触する接触領域41aが形成され、PDA11の左側に、上部から右手35の中指が接触する接触領域41bと、右手35の薬指が接触する接触領域41cと、右手35の小指が接触する接触領域41dとが形成されている。したがって、このような親指の付け根部分が接触している広い接触領域が右側下部に、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかが接触している狭い接触領域が左側に複数ある接触領域41が形成されているとCPU20が検出すると、PDA11を右手35で持っていると判断される。
また、PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断は、上記の場合に限らない。たとえば、左側下部に親指の付け根部分が接触している広い接触領域があれば、左手34で持っており、右側下部に親指の付け根部分が接触している広い接触領域があれば、右手35で持っていると判断してもよい。
次に、指による入力の際、PDA11を持っていない手の指で操作するという設定に変えたPDA11について説明する。
図6は、表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。図6(a)は、PDA11を左手34で持ち、指による入力の場合を示す図であり、図6(b)は、PDA11を右手35で持ち、指による入力の場合を示す図である。なお、PDA11を右手で持っているか左手で持っているかの判断は、後述する。
PDA11を左手34で持って、入力用ペン14をペン収納部15に収納されていると、図6(a)に示すように、スイッチボタン36が、表示部12の右端側に大きく表示される。そうすることによって、大きく表示されるので、指による入力であっても誤入力することない。また、表示部12の右端側に表示されるので、PDA11を持っていない右手35のいずれかの指でスイッチボタン36を触って操作する際に、指などが表示画面を覆うことがないので好ましい。
PDA11を右手35で持って、入力用ペン14をペン収納部15に収納されていると、図6(b)に示すように、スイッチボタン37が、表示部12の左端側に表示される。そうすることによって、右手35でPDA11を持っても、左手34で持った場合と同様に、誤入力なく操作でき、指などが表示画面を覆うことがない。
また、ペン収納部15から入力用ペン14が抜かれていると、PDA11を持っている手の指で操作するという設定にした場合と同様、図4(a)に示すように、スイッチボタン31が、表示部12の下部に小さく表示される。そうすることによって、入力用ペン14で入力するので、スイッチボタン31が、小さく表示されていても、誤入力することなく、スイッチボタン31以外を表示する領域を大きくすることができる。
図7は、PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。PDA11を左手34で持っている場合、図7(a)に示すように、左手34とPDA11とが接触している接触領域42が形成されている。接触領域42としては、PDA11の左側に、上部から左手34の親指が接触する接触領域42aと、左手34の親指の付け根部分が接触する接触領域42bとが形成され、PDA11の右側に、上部から左手34の中指が接触する接触領域42cと、左手34の薬指が接触する接触領域42dと、左手34の小指が接触する接触領域42eとが形成されている。したがって、このような親指の付け根部分が接触している広い接触領域が左側下部に、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかが接触している狭い接触領域が右側に複数ある接触領域42が形成されているとCPU20が検出すると、PDA11を左手34で持っていると判断される。
PDA11を右手35で持っている場合、図7(b)に示すように、右手35とPDA11とが接触している接触領域43が形成される。接触領域43としては、PDA11の右側に、上部から右手35の親指が接触する接触領域43aと、右手35の親指の付け根部分が接触する接触領域43bとが形成され、PDA11の左側に、上部から右手35の中指が接触する接触領域43cと、右手35の薬指が接触する接触領域43dと、右手35の小指が接触する接触領域43eとが形成されている。したがって、このような親指の付け根部分が接触している広い接触領域が右側下部に、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかが接触している狭い接触領域が左側に複数ある接触領域43が形成されているとCPU20が検出すると、PDA11を右手35で持っていると判断される。
また、PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断は、上記の場合に限らない。たとえば、左側下部に親指の付け根部分が接触している広い接触領域があれば、左手34で持っており、右側下部に親指の付け根部分が接触している広い接触領域があれば、右手35で持っていると判断してもよい。
このようなPDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断の場合は、操作者が、PDA11を持っている手の指で操作するか、PDA11を持っていない手の指で操作するかを予め設定しておく必要がある。PDA11を持っていない手の指で操作する場合、図7に示すように、接触領域42に、PDA11を持っている手の親指が接触する領域42aがあり、PDA11を持っている手の指で操作する場合、図5に示すように、PDA11を持っている手の親指で操作するので、そのような領域はない。したがって、このPDA11を持っている手の親指に対応する領域があるか否かによって、PDA11を持っている手の指で操作する場合と、PDA11を持っていない手の指で操作する場合とを判断するようにしてもよい。
図8は、PDA11の表示部12の表示画面例であり、電子書籍の表示画面を表示した例である。図8(a)は、入力用ペン14による入力の場合を示す図であり、図8(b)は、左手34の指による入力の場合を示す図であり、図8(c)は、右手35の指による入力の場合を示す図である。
入力用ペン14による入力の場合、図8(a)に示すように、スイッチボタン45が、表示部12の下部に小さく表示されるので、文章が表示される文章表示部48を大きくすることができる。左手34の指による入力の場合、図8(b)に示すように、スイッチボタン46が、表示部12の左端部に大きく表示されるので、指であっても誤入力することなく、操作中に手などが表示画面を覆うことなく操作することができる。右手35の指による入力の場合、図8(c)に示すように、スイッチボタン47が、表示部12の右端部に大きく表示されるので、指であっても誤入力することなく、操作中に手などが表示画面を覆うことなく操作することができる。
上記の切換処理は、電子書籍を閲覧するためのアプリケーションソフトウエアなどのソフトキーの少ないアプリケーションソフトウエアを使用したときにのみ、実行されるようにし、スケジュールソフトウエアなどのソフトキーが多いアプリケーションソフトウエアでは実行しないようにしてもよい。また、操作者が予め定めるアプリケーションソフトウエアのみに、実行されるようにしてもよい。そうすることによって、表示画面のレイアウトの切り換えが必要であるアプリケーションを使用しているときに、表示画面のレイアウトが自動的に切り換わる。
次に、上記の設定に加え、3つ目の条件を有効にした場合について説明する。図9は、PDA11の表示部12の表示画面例である。3つ目の条件を有効にした場合、操作頻度に応じて、ソフトキーの大きさおよび位置を切り換えることができ、たとえば、以下のような表示画面例が挙げられる。
まず、初期設定の表示画面として、予め定められた大きさで、表示画面上方から予め定められた順番でスイッチボタンが表示されるように設定されている。たとえば、図8(b)に示すように、「Page Next」、「Page Back」、「←」、「→」、「OPEN」、「CLOSE」に対応するスイッチボタン46が、すべて同じ大きさで表示され、この順番で上方から表示されるように設定されている。
図9(a)は、操作頻度が高いスイッチボタン51を、大きく、画面上方に表示するように設定した表示画面例である。操作頻度が、「Page Next」、「←」、「→」、「Page Back」、「OPEN」、「CLOSE」の順に高い場合、図9(a)に示すような表示画面に切り換わる。
「Page Next」、「←」、「→」、「Page Back」、「OPEN」、「CLOSE」の順に、上方からそれぞれに対応するスイッチボタン52が表示される。さらに、「Page Next」および「←」に対応するスイッチボタン51が予め定められた大きさより大きく表示され、「Page Back」、「OPEN」および「CLOSE」に対応するスイッチボタン51が予め定められた大きさより小さく表示される。したがって、操作頻度の高いスイッチボタン51が、表示画面の上方に大きく表示され、操作頻度の低いスイッチボタン51が、表示画面の下方に小さく表示される。
図9(b)は、操作頻度が高いソフトキーを、大きく表示するように設定した表示画面例である。操作頻度が、「←」、「→」、「Page Next」、「Page Back」、「OPEN」、「CLOSE」の順に高い場合、図9(b)に示すような表示画面に切り換わる。
「←」および「→」に対応するスイッチボタン52が予め定められた大きさより大きく表示され、「OPEN」および「CLOSE」に対応するスイッチボタン52が予め定められた大きさより小さく表示される。したがって、予め定められた順番のまま、操作頻度の高いスイッチボタン52が、大きく表示され、操作頻度の低いスイッチボタン52が、小さく表示される。
図9(c)は、操作頻度が高いスイッチボタン53を大きく表示し、操作頻度が一定の割合より低いスイッチボタン53は表示しない表示画面例である。操作頻度が、「←」、「→」、「Page Next」、「Page Back」、「OPEN」、「CLOSE」の順に大きく、「OPEN」および「CLOSE」の操作回数が、著しく少ない場合、図9(c)に示すような表示画面に切り換わる。
「←」および「→」に対応するスイッチボタン52が予め定められた大きさより大きく表示され、「OPEN」および「CLOSE」に対応するスイッチボタン52が表示されない。したがって、予め定められた順番のまま、操作頻度の高いスイッチボタン52が、より大きく表示されるが、操作頻度の低いスイッチボタン52が表示されない。表示されないスイッチボタン52に対応する操作は、ハードキーを操作することによって、行うことができる。
以上のように、操作頻度によって表示画面のレイアウトを切り換えるように設定すると、操作頻度の高いソフトキーを押しやすいレイアウトに切り換えることができる。
図10は、レイアウトの切替処理を示すフローチャートである。操作者が表示画面に表示されているアイコンに触れる操作などによって、アプリケーションソフトを起動させることによって、ステップA1の処理が行われる。
ステップA1では、CPU20は、表示画面のレイアウトの切換処理を行う必要のある特定のアプリケーションソフトウエアであるか否かを判断し、特定のアプリケーションソフトウエアであると判断されれば、ステップA2に進み、特定のアプリケーションソフトウエアでないと判断されれば、切換処理を終了する。
ステップA2では、CPU20は、表示画面のレイアウトを切り換える切換命令があるか否かを判断し、切換命令があると判断されれば、ステップA3に進む。また、切換命令がないと判断されれば、ステップA2に戻り、切換命令を待つ。切換命令は、操作者からの命令であってもよいし、CPU20自らの命令であってもよい。
ステップA3では、CPU20は、ユーザ設定記憶領域30に記憶されている操作者が設定したユーザ設定を参照し、ステップA4に進む。ユーザ設定とは、たとえば、上記のレイアウト条件にいずれを有効にするか無効にするかの設定およびPDA11を持っている手の指で操作するか持っていない手の指で操作するかの設定などが挙げられる。
ステップA4では、CPU20は、ユーザ設定に基づいて、レイアウト条件設定処理を行って、レイアウト条件を設定し、そのレイアウト条件をレイアウト条件記憶領域28に記憶させて、ステップA5に進む。レイアウト条件設定処理は、表示部12に接触させる接触物によってレイアウト条件を設定する第1レイアウト条件設定処理、PDA11を持つ手によってレイアウト条件を設定する第2レイアウト条件設定処理およびソフトキーの操作頻度によってレイアウト条件を設定する第3レイアウト条件設定処理があり、これら処理で設定されたレイアウト条件を用いて、最終的に表示画面に表示させるためのレイアウト条件を設定する。
ステップA5では、CPU20およびタッチパネルコントローラ24は、設定されたレイアウト条件に基づいて、表示画面のレイアウトを切り換えて、レイアウトの切換処理を終了する。
図11は、第1レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。第1レイアウト条件設定処理が開始されると、ステップB1の処理が行われる。
ステップB1では、CPU20は、ペン挿抜検出器27から検出された検出結果に基づいて、入力用ペン14がペン収納部15に収納されているか否かを判断する。入力用ペン14がペン収納部15に収納されていないと判断されれば、入力用ペン14を用いて入力すると判断でき、ステップB2に進む。入力用ペン14がペン収納部15に収納されていると判断されれば、指を用いて入力すると判断でき、ステップB3に進む。
ステップB2では、CPU20は、レイアウト条件1に設定し、ステップB4に進む。レイアウト条件1は、入力用ペン14で入力しやすいレイアウトになるようなレイアウト条件であり、たとえば、図4(a)および図8(a)に示すような表示画面の下部に小さなソフトキーを表示するようなレイアウト条件である。
ステップB3では、CPU20は、レイアウト条件2に設定し、ステップB4に進む。レイアウト条件2は、指で入力しやすいレイアウトになるようなレイアウト条件であり、たとえば、図4(a)、図4(b)、図8(a)および図8(b)に示すような表示画面の右端部または左端部に大きなソフトキーを表示するようなレイアウト条件である。表示画面の右端部に表示するか左端部に表示するかは、操作者が予め設定しておいてもよいし、後述の第2レイアウト条件設定処理で決定してもよい。
ステップB4およびステップB5では、CPU20は、キー入力およびペンの挿抜を待つ。ステップB4では、CPU20は、キー入力があるか否かを判断し、キー入力があると判断されれば、ステップB1に戻り、キー入力がないと判断されれば、ステップB5に進む。ステップB5では、CPU20は、入力用ペン14の挿抜があるか否かを判断し、挿抜があると判断されれば、ステップB1に戻り、挿抜ないと判断されれば、ステップB4に戻る。
図12は、第2レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。第2レイアウト条件設定処理が開始されると、ステップC1の処理が行われる。
ステップC1では、CPU20は、感圧センサ16がオンされている領域の情報を受信し、PDA11を持っている手とPDA11との接触領域を求め、ステップC2に進む。ステップC2では、求められた接触領域と、ROM25に記憶されているマッチングパターンとを照合し、ステップC3に進む。
ステップC3では、CPU20は、接触領域がマッチングパターンAと一致するか否かを判断し、一致すれば、ステップC4に進み、一致しなければ、ステップC5に進む。ステップC4では、CPU20は、レイアウト条件Aに設定し、ステップC8に進む。また、ステップC5では、CPU20は、接触領域がマッチングパターンBと一致するか否かを判断し、一致すれば、ステップC6に進み、一致しなければ、ステップC7に進む。ステップC6では、CPU20は、レイアウト条件Bに設定し、ステップC8に進む。ステップC7では、CPU20は、レイアウト条件Cに設定し、ステップC8に進む。
したがって、ステップC3〜ステップC7では、接触領域によって、レイアウト条件を設定する。ここで、マッチングパターンAは、図5(a)に示すような接触領域40に対応するマッチングパターンであり、接触領域がマッチングパターンAと一致すると、PDA11を左手で持っていると判断できる。レイアウト条件Aは、たとえば、PDA11を持っている手の指で操作すると設定している場合、左手の指で入力しやすいレイアウトになるようなレイアウト条件であり、図4(b)および図8(b)に示すような表示画面の左端側に大きなソフトキーを表示するようなレイアウト条件である。マッチングパターンBは、図5(b)に示すような接触領域41に対応するマッチングパターンであり、接触領域がマッチングパターンBと一致すると、PDA11を右手で持っていると判断できる。レイアウト条件Bは、たとえば、PDA11を持っている手の指で操作すると設定している場合、右手の指で入力しやすいレイアウトになるようなレイアウト条件であり、図4(c)および図8(c)に示すような表示画面の右端側に大きなソフトキーを表示するようなレイアウト条件である。
また、マッチングパターンは、上記の2つのマッチングパターンに限らず、たとえば、後述するPDAを両手で持っている場合の、手とPDAとの接触領域に対応するマッチングパターンなどが挙げられる。このような場合に設定されるレイアウト条件は、表示画面の右端側および左端部に大きなソフトキーを表示するようなレイアウト条件である。
ステップC8およびステップC9では、CPU20は、キー入力およびペンの挿抜を待つ。ステップC8では、CPU20は、キー入力があるか否かを判断し、キー入力があると判断されれば、ステップC1に戻り、キー入力がないと判断されれば、ステップC9に進む。ステップC9では、CPU20は、入力用ペン14の挿抜があるか否かを判断し、挿抜があると判断されれば、ステップC1に戻り、挿抜ないと判断されれば、ステップC8に戻る。
図13は、第3レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。第3レイアウト条件設定処理が開始されると、ステップD1の処理が行われる。ステップD1では、CPU20は、キー入力履歴記憶領域29に記憶されているソフトキーの操作頻度を参照して、ステップD2に進む。ステップD2では、CPU20は、ユーザ設定記憶領域30に記憶されているソフトキーの配置の優先度を設定し、ステップD3に進む。たとえば、ソフトキーの操作頻度が多いソフトキーほど表示画面の上方に表示させるように配置したり、ソフトキーの操作頻度に関係なく、決まった配置にしたり、ソフトキーの操作頻度が多いソフトキーほど大きく表示させたりするように設定する。
ステップD3では、CPU20は、ソフトキーの操作頻度およびソフトキーの配置の優先度に基づいて、レイアウト条件を設定する。たとえば、操作頻度が高いソフトキーを、大きく、画面上方に表示するように設定されている場合、レイアウト条件は、図9(a)に示すような表示画面になるようなレイアウト条件である。操作頻度が高いソフトキーを、配置を変えずに大きく表示するように設定されている場合、レイアウト条件は、図9(b)に示すような表示画面になるようなレイアウト条件である。また、操作頻度が高いソフトキーを大きく表示し、操作頻度が一定の割合より低いソフトキーは表示しないように設定されている場合、レイアウト条件は、図9(c)に示すような表示画面になるようなレイアウト条件である。
ステップD4では、CPU20は、キー入力があるか否かを判断し、キー入力があると判断されれば、ステップD5に進み、キー入力がないと判断されれば、ステップD4に戻り、キー入力を待つ。ステップD5では、CPU20は、キー入力履歴記憶領域29に記憶されているソフトキーの操作頻度およびユーザ設定記憶領域30に記憶されているソフトキーの配置の優先度を更新し、ステップD1に戻る。
第2の実施形態として、PDAの横幅が大きく、たとえば、左手で持った場合、PDAの右側まで指が届かないようなPDAについて説明する。
まず、2つ目の条件を少なくとも有効にし、指による入力の際、PDA61を持っている手の指で操作するという設定にしたPDA61について説明する。
図14は、表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。図14(a)は、PDA61を左手65で持った場合を示す図であり、図14(b)は、PDA61を右手66で持った場合を示す図である。なお、PDA61を右手66で持っているか左手65で持っているかの判断は、後述する。
PDA61を左手65で持っていると、図14(a)に示すように、スイッチボタン63が、表示部62の左端側に表示される。そうすることによって、表示部62の左端側に表示されるので、PDA61を持っている左手65の親指で操作することができ、スイッチボタン63を触って操作する際に、指などが表示画面を覆うことがないので好ましい。
PDA61を右手66で持っていると、図4(b)に示すように、スイッチボタン64が、表示部62の右端側に大きく表示される。そうすることによって、右手66でPDA61を持っても、左手65で持った場合と同様に、片手で誤入力することなく操作でき、指などが表示画面を覆うことがない。
次に、指による入力の際、PDA61を持っていない手の指で操作するという設定にしたPDA61について説明する。
図15は、表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。図15(a)は、PDA61を左手65で持った場合を示す図であり、図15(b)は、PDA11を右手66で持った場合を示す図である。なお、PDA61を右手で持っているか左手で持っているかの判断は、後述する。
PDA61を左手65で持っていると、図15(a)に示すように、スイッチボタン67が、表示部62の右端側に表示される。そうすることによって、表示部62の右端側に表示されるので、PDA61を持っていない右手66のいずれかの指でスイッチボタン67を触って操作する際に、指などが表示画面を覆うことがないので好ましい。
PDA61を右手66で持っていると、図15(b)に示すように、スイッチボタン68が、表示部62の左端側に表示される。そうすることによって、右手66でPDA61を持っていても、左手65で持った場合と同様に、指などが表示画面を覆うことがない。
図16は、PDA61を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。PDA61を左手65で持っている場合、図16(a)に示すように、左手65とPDA61とが接触している接触領域70が形成されている。接触領域70としては、PDA61の左側に、上部から左手65の人差し指が接触する接触領域70aと、左手65の親指の付け根部分が接触する接触領域70bとが形成されている。したがって、このようなPDA61の左側に広い接触領域のある接触領域70が形成されているとCPU20が検出すると、PDA61を左手65で持っていると判断される。
PDA61を右手66で持っている場合、図16(b)に示すように、右手66とPDA61とが接触している接触領域71が形成されている。接触領域71としては、PDA61の右側に、上部から右手66の人差し指が接触する領域71aと、右手66の親指の付け根部分が接触する接触領域71bとが形成されている。したがって、このようなPDA61の右側に広い接触領域のある接触領域71が形成されているとCPU20が検出すると、PDA61を右手66で持っていると判断される。
また、PDA61を左手で持っているか右手で持っているかの判断は、上記の場合に限らず、たとえば、PDA61の左側に接触領域が形成されていると、左手65で持っていると判断し、PDA61の右側に接触領域が形成されていると、右手66で持っていると判断するようにしてもよい。
また、第1の実施形態であるPDA11と同様、第1の条件を有効にして、表示部12のタブレットに入力する入力種別によって、レイアウトを切り換えるようにしてもよいし、第3の条件を有効にして、ソフトキーの操作頻度によって、レイアウトを切り換えるようにしてもよい。
第3の実施形態として、PDAの横幅がさらに大きく、たとえば、両手で持つようなPDA81について説明する。
図17は、PDA81の表示画面のレイアウトについて説明する図である。両手でPDA81を持っていると、図17に示すように、スイッチボタン83が、表示部82の左側および右側の両側に表示される。そうすることによって、大きなPDAであっても、両手で持ちながら、両手の指を用いて操作することができるので、安定して操作することができる。
図18は、PDA81を両手で持っているとの判断を説明する図である。PDA81を両手で持っている場合、図18に示すように、左手85および右手86とPDA61とが接触している接触領域が形成されている。接触領域としては、PDA81の左側に、左手85が接触する接触領域91と、右手86が接触する接触領域92とが形成されている。したがって、このようなPDA81の両側に接触領域が形成されているとCPU20が検出すると、PDA81を両手で持っていると判断される。
また、第1の実施形態であるPDA11および第2の実施形態であるPDA61と同様、第1の条件を有効にして、表示部12のタブレットに入力する入力種別によって、レイアウトを切り換えるようにしてもよいし、第2の条件を有効にして、右手でもっているか左手でもっているかによって、レイアウトを切り換えるようにしてもよいし、第3の条件を有効にして、ソフトキーの操作頻度によって、レイアウトを切り換えるようにしてもよい。入力種別の判定結果および操作者の操作内容に基づいて、レイアウトを切り換えるようにしてもよい。そうすることによって、入力種別が指による入力であるか入力用ペン14による入力であるかの力種別の判定結果および操作者が予め定めた条件である操作内容に基づいて設定されたレイアウトに切り換えることができる。したがって、より操作しやすいレイアウトに切り換えることができる。たとえば、操作者によって、操作されたときは、判定結果だけではなく、操作者の操作内容にも基づいて、レイアウトを切り換えることができる。
また、本実施形態は、LCDと透明なタッチパネルとが一体化されたPDAについて説明したが、パーソナルコンピュータおよび携帯電話機などのPDA以外の情報処理装置であっても実施可能である。また、透明なタッチパネルを用いた情報処理装置でなくても、様々なレイアウトの不透明なタブレットを複数枚有した情報処理装置であって、たとえば、入力用のペンを持っているか否かおよび装置を右手で持っているか左手で持っているかなどの条件に応じて、その条件に適したレイアウトのタブレットに自動的に切り換わるような情報処理装置であってもよい。
本発明の実施の一形態であるPDA11を一方側から見た斜視図である。 PDA11を他方側から見た斜視図である。 PDA11の電気的な構成を示すブロック図である。 表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。 PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。 表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。 PDA11を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。 PDA11の表示部12の表示画面例である。 PDA11の表示部12の表示画面例である。 レイアウトの切替処理を示すフローチャートである。 第1レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。 第2レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。 第3レイアウト条件設定処理を示すフローチャートである。 表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。 表示画面のレイアウトの切り換えを説明する図である。 PDA61を左手で持っているか右手で持っているかの判断を説明する図である。 PDA81の表示画面のレイアウトについて説明する図である。 PDA81を両手で持っているとの判断を説明する図である。
符号の説明
11,61,81,82 PDA
12,62 表示部
13 ハードキー
14 入力用ペン
15 ペン収納部
16 感圧センサ
20 CPU
21 LCD
22 LCDコントローラ
23 タッチパネル
24 タッチパネルコントローラ
25 ROM
26 RAM
27 ペン挿抜検出器
28 レイアウト条件記憶領域
29 キー入力履歴記憶領域
30 ユーザ設定記憶領域
31,32,33,36,37,45,46,47,51,52,53,63,64,67,68,83 スイッチボタン
34,65,85 左手
35,66,86 右手
40,41,42,43,70,71,91,92 接触領域
48,49,50 文章表示部

Claims (5)

  1. 入力手段と表示手段とが一体化され、入力のためのキーを表示する情報処理装置であって、
    情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段が、把持する手が左手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の左端側にキーを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段が、把持する手が右手であると判断した場合、前記制御手段は、前記表示画面の右端側にキーを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記判断手段が、把持する手が両手であると判断した場合、前記制御手段は、両手の親指で操作できる位置にキーを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 入力手段と表示手段とが一体化された情報処理装置に、入力のためのキーを表示する表示方法であって、
    情報処理装置を把持する手が、右手であるか左手であるか両手であるかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップでの判断結果に基づいて、前記表示手段に表示するキーの表示位置を、把持している手の親指で操作できる位置に切り換える表示切り換えステップとを有することを特徴とする表示方法。
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