JP4867423B2 - インプリント用型部材、インプリント用型部材の製造方法、及びインプリント方法 - Google Patents
インプリント用型部材、インプリント用型部材の製造方法、及びインプリント方法 Download PDFInfo
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Description
S.Y.Chou、et.al.、Appl.Phys.Lett.、vol.67、p.3314、1995
本発明に係るインプリント用型部材は、表面に基板用光硬化性樹脂が配設された基板を押圧して、一表面に形成された凹部と凸部とからなるパターンを前記基板に転写するためのインプリント用型部材であって、透明部材からなる型部材作製用素材から構成され、前記凹部が、前記一表面から深さ方向に漸次拡開して設けられていることを特徴とする。
また、型部材作製用素材が透光性を有するので、型部材の裏面から露光して基板上の光硬化性樹脂を硬化させることができる。
また、本発明に係るインプリント方法は、本発明に係るインプリント用型部材のインプリント用型部材の製造方法により製造されたインプリント用型部材の前記一表面を前記基板用光硬化性樹脂が塗布された前記基板に押し付けて変形させて、前記基板上に転写パターン形成することを特徴とする。
本実施形態に係るモールド(インプリント用型部材)1は、図1から図3に示すように、表面に基板用レジスト(基板用光硬化性樹脂)2が配設された基板3を押圧して、パターン面(一表面)1aに形成された凹部5Aと凸部5Bとからなるパターン5を基板3に転写するものであって、凹部5Aが、パターン面1aから深さ方向に漸次拡開して設けられている。図1に示すように、凹部5Aの角度θは、70度以上90度未満の所定の角度となっている。
モールド1の製造方法は、モールド基板6に型用レジスト(型用光硬化性樹脂)7を塗布する工程と、露光、現像してモールド基板6のパターン面1aにパターン5を形成する工程と、凹部5Aの深さと幅とのアスペクト比、及び基板用レジスト2の体積収縮率から凹部5Aの傾斜角度を決める工程と、パターン面1aから深さ方向に漸次拡開した凹部5Aを形成するドライエッチング工程とを備えている。以下、各工程について詳述する。
まず、図4(a)に示すモールド1のパターン面1aに離型剤として図示しないフッ素系表面処理剤EGC−1720(住友スリーエム株式会社製)を浸漬処理しておく。ここで、インプリントの対象となる基板3として、4インチシリコン基板を使用し、図4(b)に示すように、基板3上にラジカル重合型の基板用レジスト2を、例えば350nm厚で塗布する。
例えば、上記実施形態では、モールド1を製造する際に、ドライエッチング工程によって凹部5Aを形成しているが、代わりに、図5に示すように、垂直形状の原凹部10が形成されたモールド基板11に対して、深さ方向に漸次拡開するように収束イオンビーム12を用いて上述の形状の凹部5Aを形成してもよい。
1a パターン面(一表面)
2 基板用レジスト(基板用光硬化性樹脂)
3 基板
5 パターン
6,11 モールド基板(型部材作製用素材)
7 型用レジスト(型用光硬化性樹脂)
8 転写パターン
Claims (7)
- 表面に基板用光硬化性樹脂が配設された基板を押圧して、一表面に形成された凹部と凸部とからなるパターンを前記基板に転写するためのインプリント用型部材であって、
透明部材からなる型部材作製用素材から構成され、
前記凹部が、前記一表面から深さ方向に漸次拡開して設けられていることを特徴とするインプリント用型部材。 - 基板用光硬化性樹脂が配設された基板表面を押圧して、一表面に形成された凹部と凸部とからなるパターンを転写するためのインプリント用型部材の製造方法であって、
透明部材からなる型部材作製用素材の一表面上に、型用光硬化性樹脂を硬化させた後、前記凹部として、ドライエッチングによって前記型部材作製用素材の一表面から深さ方向に漸次拡開した凹部を形成する工程を備えていることを特徴とするインプリント用型部材の製造方法。 - 基板用光硬化性樹脂が配設された基板表面を押圧して、一表面に形成された凹部と凸部とからなるパターンを転写するためのインプリント用型部材の製造方法であって、
前記凹部の深さと幅とのアスペクト比、及び前記基板用光硬化性樹脂の体積収縮率から前記凹部の傾斜角度を決める工程と、
型部材作製用素材の一表面上に、型用光硬化性樹脂を硬化させた後、前記凹部として、ドライエッチングによって前記型部材作製用素材の一表面から深さ方向に前記傾斜角度で漸次拡開した凹部を形成する工程と、
を備えていることを特徴とするインプリント用型部材の製造方法。 - 基板用光硬化性樹脂が配設された基板表面を押圧して、一表面に形成された凹部と凸部とからなるパターンを転写するためのインプリント用型部材の製造方法であって、
収束イオンビームを用いて前記インプリント用型部材の前記一表面から深さ方向に漸次拡開した凹部を形成する工程を備えていることを特徴とするインプリント用型部材の製造方法。 - 前記凹部の深さと幅とのアスペクト比、及び前記基板用光硬化性樹脂の体積収縮率から前記凹部の傾斜角度を決める工程を備えていることを特徴とする請求項4に記載のインプリント用型部材の製造方法。
- 請求項1に記載のインプリント用型部材の前記一表面を前記基板用光硬化性樹脂が塗布された前記基板に押し付けて変形させて、前記基板上に転写パターン形成することを特徴とするインプリント方法。
- 請求項3〜5のいずれか1項に記載のインプリント用型部材の製造方法により製造されたインプリント用型部材の前記一表面を前記基板用光硬化性樹脂が塗布された前記基板に押し付けて変形させて、前記基板上に転写パターン形成することを特徴とするインプリント方法。
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