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JP4864720B2 - 閉ループ多重入出力移動通信システムで送信固有ベクトルを選択してデータを送信する装置及び方法 - Google Patents

閉ループ多重入出力移動通信システムで送信固有ベクトルを選択してデータを送信する装置及び方法 Download PDF

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JP4864720B2 JP2006541049A JP2006541049A JP4864720B2 JP 4864720 B2 JP4864720 B2 JP 4864720B2 JP 2006541049 A JP2006541049 A JP 2006541049A JP 2006541049 A JP2006541049 A JP 2006541049A JP 4864720 B2 JP4864720 B2 JP 4864720B2
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Description

本発明は、移動通信システムに係り、特に、閉ループ多重入出力(MINO:multi input multi output)移動通信システムで、送信固有ベクトルを選択して伝送する装置及び方法に関する。
一般に、次世代通信システムの第4世代(4th Generation:4G)通信システムでは、ほぼ100Mbpsの伝送速度を有する様々なサービス品質(Quality of Service:QoS)のサービスを加入者に提供するための活発な研究が行われつつある。現在、第3世代(3rd Generation:3G)通信システムは、比較的好ましくないチャンネル環境を有する室外チャンネル環境では、ほぼ384Kbpsの伝送速度を支援し、比較的好ましいチャンネル環境を有する室内チャンネル環境でも、最大2Mbps程度の伝送速度を支援する。
一方、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network:LAN)システム及び無線都市地域ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)システムでは、一般に20乃至50Mbpsの伝送速度を支援する。さらに、4G通信システムは、相対的に高い伝送速度を保障する無線LANシステム及び無線MANシステムに移動性とQoSとを保障するように開発されている。したがって、4G通信システムで提供しようとする高速サービスを支援可能にする新たな通信システムに対する研究が活発に行われている。
上記高速のサービス、例えば、無線マルチメディアサービスを提供するために、広帯域スペクトル資源を用いるが、この場合、多重経路伝送によるシンボル間の干渉現象が発生する。上記シンボル間の干渉は、システムの全体伝送効率を低める。このような多重経路伝送によるシンボル間の干渉を解決するための方式が、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式である。このOFDM方式では、すべての周波数帯域を多数のサブキャリアー(sub-carrier)に分割して伝送する。上記OFDM方式を用いる場合、一つのシンボル区間が増加してシンボル間の干渉発生を低減することができる。
さらに、OFDM方式は、マルチキャリアー(Multi-Carrier)を用いてデータを伝送する方式で、直列入力されるシンボル列を並列に変換し、その各々を相互直交性を有する多数のサブキャリアーに変調して伝送するマルチキャリアー変調(Multi Carrier Modulation:MCM)方式の一種である。
OFDM方式については、1971年にWeinsteinなどが、OFDM方式の変調/復調が離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform:DFT)を用いて効率的に実行可能なことを発表してOFDM方式に対する技術開発が急速になされた。さらに、保護区間及びサイクリックプレフィックス(cyclic prefix)保護区間挿入方式の導入は、多重経路及び遅延拡散に対するシステムの悪影響を一層減少させた。このようなOFDM方式の幅広い実現にはハードウェアの複雑度という障害が存在したが、最近では高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)と逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)とを含む各種ディジタル信号処理技術が開発されてOFDM方式を実現可能にした。
OFDM方式は、従来の周波数分割多重(Frequency Division Multiplexing:FDM)方式と類似しているが、多数のサブキャリアー間の直交性を保持して伝送することにより、高速データの伝送時に最適の伝送効率を得る特徴を有する。かつ、周波数の使用効率が良く、多重経路フェーディング(fading)にも強い特性があるため、高速データの伝送時に最適の伝送効率を得ることができる。より詳しくは、周波数スペクトルを重畳するため、周波数の使用を効率的に行い、周波数選択フェーディング及び多重経路フェーディングにも強い。その上、OFDM方式は、保護区間を用いてシンボル間の干渉(Inter Symbol Interference:ISI)影響を低減し、ハードウェア的に等化器の構造を簡単に設計することができ、インパルス性の雑音にも強い長所があるため、通信システムの構造にその使用が増加している。
一方、上記OFDM方式に基づく多重接続方式が、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)方式である。OFDMA方式は、すべてのサブキャリアーのうち、一部のサブキャリアーをサブキャリアー集合に再構成し、そのサブキャリアー集合を特定の加入者端末機(Mobile Subscriber Station:MSS)に割り当てる方式である。上記OFDMA方式では、無線伝送路のフェーディング特性に応じて特定の加入者端末機に割り当てられるサブキャリアー集合を動的に割り当てる動的資源割り当てが可能である。
さらに、高速データ伝送のために、送信/受信側の両方で多重アンテナを用いる方法も開発されている。1997年にTarokhが提案した時空間符号化(Space Time Coding:STC)方法から、伝送率を高めるためにBell Labで考案したBLAST(Bell lab Layered Space Time)方法が提案されている。特に、BLAST方法は、送信/受信アンテナの数に線形比例して伝送率が増加するため、高速のデータ伝送を目指すシステムに適用されている。
一方、既存のBLASTアルゴリズムは、開ループ(Open loop)方法で用いられてきた。その場合、上述した動的資源の割り当てが不可能なので、最近では閉ループ(Closed loop)方法が考案されている。そのうち、代表的なアルゴリズムは、特異値分解-多重入力多重出力(Singular Value Decomposition-Multi Input Multi Output:SVD-MIMO)システムがある。これは線形代数で用いられる特異値分解(Singular Value Decomposition:SVD)技術を用いてマトリックス形態のチャンネルを仮想の送信/受信アンテナの数だけのチャンネルに変換する方法をいう。
以下、上記SVD-MIMOシステムの理解のために、SVD技術について簡略に説明する。
まず、SVD技術の説明に先立ち、EVD(eigenvalue decomposition)について説明する。m×mの正方行列Aとm×1の所定のベクトルχとの積が、複素数λと上記ベクトルχとの積と同じ場合、次の数1のように表現することができる。
Figure 0004864720
数1において、λは行列Aの固有値を示し、χは固有ベクトルを示す。ここで、上記ベクトルλを求めるために、数2を満たすλを決定する。
Figure 0004864720
数2において、detは行列の行列式(determinant)を示す。この際、ベクトルλは、数2から得られる上記λから数1を満たすベクトルを決定する。例えば、行列
Figure 0004864720
に対して固有値と固有ベクトルとを求めるために、次の数4を用いる。
Figure 0004864720
ここで、上記λ1=−1及びλ2=2に対する固有ベクトルは、次の数5及び数6のように計算することができる。
Figure 0004864720
Figure 0004864720
上述したように、固有ベクトルを計算する方法を各ステップに応じて調べると、次の通りである。
ステップ1) (A−λI)の式を計算する。
ステップ2) ステップ1の根(root)を求めて固有値を計算する。
ステップ3) ステップ2で計算した固有値に対してAχ=λχを満たす固有ベクトルを計算する。
仮に、上記計算した固有ベクトル群が互いに線形独立的な場合、上記計算した固有値と固有ベクトルとを用いて上記行列Aを再構成することができる。この際、上記固有値を対角成分とし、上記対角成分以外の成分は0である行列Dを定義すると、次の数7のようになる。
Figure 0004864720
さらに、上述した固有ベクトルを列(column)で構成した行列Sを次の数8のように定義することができる。
Figure 0004864720
一方、数7で定義された行列D及び数8で定義された行列Sに基づいて行列Aを定義すると、次の数9のようになる。
Figure 0004864720
数8に上述した例を適用すれば、上記
Figure 0004864720
は次の数11のように表現することができる。
Figure 0004864720
以下、上述したEVDに基づいてSVDを説明する。
まず、上記EVDは正方行列のみについて求めることができる。したがって、正方行列でないm×n行列に対しては、上記EVDと類似している方法を使用できる。すなわち、上記正方行列でない行列Bを定義すると、次の数12のように因数分解が可能である。
Figure 0004864720
数12において、Uは上述したm×mユニタリー行列で、BBの固有ベクトルでUの列を構成し、BBの固有ベクトルはn×n行列である上記Vの列を構成する。さらに、特異値群(行列Dの対角成分)は、BBあるいはBBの固有値のうち、0でない値の平方根群である。
上述したSVD方法をMIMOシステムに適用するために、次のように使用することができる。
すなわち、上記MIMOシステムで送信アンテナの数がNであり、受信アンテナの数がNであると仮定する場合、送信器から送信されたデータが受信器に伝送されるまで通るチャンネルHは、N×Nのランダムマトリックスとなり得る。この場合、チャンネルマトリックスHを上記SVD方式を通じて分離すれば、次の数13のように表現することができる。
Figure 0004864720
数13において、UはN×Nユニタリー行列で、HHの固有ベクトルでUの列を構成し、受信固有ベクトル行列と称する。さらに、N×N行列である上記Vの列をHHの固有ベクトル群で構成し、そのVは送信固有ベクトル行列と称する。さらに、行列Dの対角成分である特異値群は、HHあるいはHHの固有値のうち、0でない根の平方根群である。以下、行列Dを特異値行列と称する。さらに、上記上付きの演算子Hは複素結合前置演算(Hermitian)を示す。
一般に、多重アンテナを用いる通信システムは、次の数14のように表現することができる。
Figure 0004864720
数14において、YはN×1の受信シンボルマトリックスを示し、XはN×1の送信シンボルマトリックスを示す。かつ、HはN×Nのチャンネルマトリックスを示し、NはN×1のAWGN(Additive White Gaussian Noise)マトリックスを示す。すなわち、上記送信しようとするシンボルマトリックスXは、マトリックスHのチャンネルを介して伝送され、上記雑音成分のマトリックスNを含む形態として受信器に伝送される。
上述したSVD方法を用いてSVD-MIMOシステムについて説明する。
まず、送信器がマトリックスVのような前処理フィルターを用いる場合、上記送信シンボルマトリックスXは、次の数15のように表現することができる。
Figure 0004864720
かつ、受信器がマトリックスUのような後処理フィルターを用いる場合、上記受信シンボルマトリックスYは、次の数16のように表現することができる。
Figure 0004864720
したがって、送信器がマトリックスVを前処理フィルターとして使用し、受信器はマトリックスUを後処理フィルターとして使用する上記SVD-MIMOシステムを、次の数17のように表現できる。
Figure 0004864720
すなわち、数17を各マトリックスの要素(element)に応じて分解すると、次の数18のように表現が可能である。ここでは、説明の便宜上、N<=Nと仮定する。
Figure 0004864720
数18に示したように、SVD-MIMOでは、多数の送信アンテナから多数の受信アンテナにデータを伝送するシステムを多重SISO(Single Input Single Output)システムとして見なすことができる。すなわち、チャンネルマトリックスHが、上記送信器でマトリックスV及び受信器でマトリックスUによる処理により、min(N,N)より小さいか、同じ数の固有値群が対角成分からなるチャンネルDに単純化することがわかる。上述したように、チャンネルHをSVD方法を用いて再配列し、送信器及び受信器にそれぞれ前処理器と後処理器とを用いる場合、上記送信器が固有ベクトルV値のみを決定すると、MIMOチャンネルを多数のSISOチャンネルに単純化して容易に解釈することができる。さらに、上述したように、SVD-MIMOシステムは、λをチャンネル値とする複数のSISOシステムに変わり、この際、送信器は所定のV及びλに基づいて最適の動的割り当てを行える。この場合、受信器はVに対する情報とλに対する情報とを送信器に伝送すべきである。
以下、図1を参照して上述したSVD方法をOFDMシステムに適用した例を説明する。
図1は、従来の技術によるSVD-MIMO方式の多重入出力システムのブロック図である。
まず、図1では、上記SVD-MIMO方式を上述したOFDMシステムに適用した例を説明するが、他の通信方法、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)などの通信方法にも、上記SVD-MIMO方式の適用が可能なのは明らかである。
さらに、送信器で伝送しようとするデータは、所定のチャンネル符号化器などによって符号化した後に伝送される。図1においては、説明の便宜上、上記符号化以後の過程を説明する。
図1を参照すれば、上記符号化したデータが直列/並列変換器101を通じて並列に変換されると、前処理演算器103で、上述したようなチャンネル行列Hが、SVDが行われた数1の行列Vで乗算される。上記行列Vとの乗算から得られた各々の計算結果は、多数の送信アンテナにマッピングされる多数のIFFT部105a〜105nを通じてIFFT(inverse fast Fourier transform)され、多数の並列/直列変換器107a〜107n及び送信アンテナ109a〜109nを通じて受信側に伝送される。
一方、送信側の多数(例えば、N)の送信アンテナ109a〜109nを通じて伝送された信号は、受信側の多数(例えば、N)の受信アンテナ111a〜111nを通じて受信できる。すなわち、第1の送信アンテナ109aから伝送された信号は、N本の受信アンテナの各々で受信することができる。この際、上記各受信アンテナが受信した信号は、相異なるチャンネルを通じて受信される。同様に、第2の送信アンテナあるいは第Nの送信アンテナから伝送された信号は、N本の受信アンテナを通じて受信されうる。したがって、上記伝送チャンネルHは、各送信/受信アンテナ間のチャンネルに応じて、次の数19のように表現することができる。
Figure 0004864720
次に、伝送チャンネルHを通じて伝送された信号は、N本の受信アンテナを通じて受信される。上記各受信アンテナを通じて受信された信号は、直列/並列変換器113a〜113mを通じて並列に変換され、FFT部115a〜115mを通じてFFTされる。かつ、上記FFTされた受信信号は後処理演算器117で上述したSVD方式によって行列Uで乗算された後に、並列/直列変換器119を通じて直列に変換される。
一方、上記SVD-MIMOシステムの受信器は、上記多重送信アンテナから多重受信アンテナへ伝送されるチャンネルの値を推定し、SVD方式を用いて上記行列Hの行列V、D及びUをそれぞれ求め、その情報を上記送信器にフィードバックする。上記行列V及びDを受信器から送信器に伝送した場合、送信器は、行列Dの対角成分であるチャンネルHの特異値λに基づいてチャンネルの状態による最適の資源割り当てアルゴリズムを用いることができる。
しかしながら、このような場合、上記行列V、Dの両方を送信器にフィードバックすべきなので、多くのフィードバック情報量が必要である。かつ、SVDシステムでは、行列Dの構成成分である固有値のうち、小さい値を有するチャンネルを通じてデータを伝送する場合が発生する。この際、エラー発生率が高くなることにより、データの伝送効率が急激に低下する。したがって、SVD-MIMOシステムで、データの伝送を一層効率的に行える方法が要求されている。
上述した従来の技術による問題点を解決するための本発明の目的は、閉ループSVD-MIMOシステムで、高い信頼度のデータ伝送を行える装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的は、SVD-MIMOシステムで、高い特異値(singular value)に該当する固有ベクトル(eigenvector)を選択して伝送することにより、高い信頼度のデータ伝送を行える装置及び方法を提供することである。
このような目的を達成するために、本発明の一側面によれば、閉ループ多重入出力(MIMO)移動通信システムで、フィードバック情報を用いるデータ送信/受信方法が提供される。上記方法は、チャンネル行列の特異値分解(SVD)を通じて決定される送信固有ベクトル選択情報をフィードバックして送信側に伝送するステップと、上記フィードバックされる送信固有ベクトル選択情報を受信し、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じて伝送するデータを選択し、上記選択された伝送データを少なくとも一つの送信アンテナにマッピングして上記受信側に伝送するステップと、を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の他の側面によれば、多重入出力(MIMO)移動通信システムで、受信側からフィードバックされる情報に基づいて決定される多数の送信アンテナを通じてデータを伝送する方法が提供される。上記方法は、受信側で、所定の送信固有ベクトル選択方法に応じて選択されてフィードバックされる送信固有ベクトルに対する選択情報を受信するステップと、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じて伝送するデータを選択し、上記選択された伝送データを上記多数の送信アンテナにマッピングして伝送するステップと、を含むことを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するための本発明のもう1つの側面によれば、多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じて伝送されたデータを受信する方法が提供される。上記方法は、多数の送信アンテナから伝送されたデータを受信するステップと、送信/受信アンテナ群間のチャンネルの状態を特異値分解するステップと、上記特異値分解結果による特異値に応じて送信データの数を決定するステップと、上記決定された送信データの数に対する情報をフィードバックして送信側に伝送するステップと、を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明の他の側面によれば、多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じてデータを伝送する装置が提供される。上記装置は、送信/受信アンテナ群間のチャンネル行列を特異値分解し、上記特異値分解結果による特異値行列の対角成分である各固有値を、所定のしきい値と比べて決定された送信固有ベクトル群に対する選択情報を受信し、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じて上記伝送するデータを選択する伝送データ選択器と、上記伝送データ選択器によって選択された伝送データと上記送信固有ベクトルからなる行列とを乗算した後に、上記多数の送信アンテナにマッピングする前処理演算器と、を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明のもう1つの側面によれば、多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じて伝送されたデータを受信する装置が提供される。上記装置は、送信/受信アンテナ群間のチャンネル行列に対する特異値分解を行う特異値分解器と、上記特異値分解器で特異値分解した結果による特異値行列の対角行列の各固有値を所定のしきい値と比べて送信固有ベクトル選択情報を決定し、上記選択された情報を送信側にフィードバックする送信固有ベクトル決定器と、を含むことを特徴とする。
上述したように、本発明は、閉ループMIMOシステムで、伝送の信頼度を高めるために、チャンネルの状態に応じて送信アンテナを決定する。この方法は、既存のMIMOシステムの短所、すなわち、チャンネルがフルランク(full rank)を有しない場合の通信信頼度の低下を解決できる方法で、次世代のシステムに適用するときに多くの利点がある。さらに、本発明によれば、閉ループMIMOシステムで、高い特異値(singular value)に該当する固有ベクトル(eigenvector)を選択して伝送することにより、データ伝送の信頼度を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、閉ループMIMOシステムを用いる通信システムで、高信頼度の通信を行うために、送信固有ベクトルを選択して送信する方法及び装置を提案する。特に、本発明は、特異値分解(Singular Value Decomposition:SVD)方式を用いる多重アンテナシステム(‘SVD-MIMOシステム’)で、複雑度を低め、システムの性能を高めるために選択された送信固有ベクトルを通じて送信する方法を提案する。
以下、図2を参照して本発明の実施形態による選択的SVD-MIMOシステムについて説明する。
図2は、本発明の実施形態による閉ループSVD-MIMO通信システムの送受信器の内部構造を示したブロック図である。特に、理解の便宜上、図2では本発明をOFDMシステムに適用した場合の方法を説明する。しかしながら、本発明はこれに限らず、他の通信システム、例えば、CDMA、TDMA及びFDMAなどの通信システムにも適用可能なのは明らかである。
さらに、図2は、説明の便宜上、送信器で伝送しようとするデータが所定のチャンネル符号化器などによる符号化過程を行った後のプロセスを示している。すなわち、符号化過程以後の伝送データについて、次のようなプロセスを行う。
まず、伝送データ選択器201は、受信器からフィードバックされた送信固有ベクトル選択情報に応じて伝送しようとするデータを選択する。すなわち、伝送データ選択器201は、受信器の送信固有ベクトル決定器223からフィードバックされた上記送信固有ベクトル選択情報を受信し、上記符号化して入力されるデータのうち、上記選択情報の固有ベクトルの数に相応する伝送データの数を選択して出力する。例えば、上記フィードバックされた送信固有ベクトル選択情報に応じて4本のアンテナが三つのデータのみを伝送する場合、上記伝送データ選択器201は三つの情報データのみを選択する。本発明による伝送データ選択器201の具体的な動作については後述する。
伝送データ選択器201の出力データは、直列/並列変換器203に入力され、上記直列/並列変換器203は、上記直列入力されたデータを並列に変換する。上記並列変換されたデータは、前処理演算器205に入力されて送信固有ベクトル行列Vと演算される。例えば、N×Nの行列VとN×1行列との乗算を通じて得られる前処理演算器205の出力データは、N×1行列として出力される。上記出力データは、上記入力データ行列から選択された固有ベクトルの数に対応する数の情報データで、その他のデータは0の値を有する。
一方、前処理演算器205の出力データは、各送信アンテナにマッピングされた多数のIFFT部207a〜207c及び並列/直列変換器209a〜209cを通じて多数の送信アンテナ211a〜211cを介して受信側に伝送される。
次に、伝送チャンネルHを通じて伝送された上記データは、多数(例えば、N)の受信アンテナ213a〜213cを通じてそれぞれ受信される。上記各受信アンテナ213a〜213cを通じて受信されたデータは、直列/並列変換器215a〜215cを通じて並列に変換される。上記並列変換されたデータは、FFT部217a〜217cを通じてFFTされる。上記FFTされた受信データは、後処理演算器219で上述したSVD方式によって行列Uで乗算された後に、並列/直列変換器221を通じて直列に変換される。
上述したように、上記SVD-MIMOシステムの受信側は、受信信号を通じてチャンネルの状態を把握し、受信信号から推定された行列Hから上記SVD方式を用いて行列Vを計算し、その計算情報を送信側にフィードバックする。
すなわち、チャンネル推定器225は、受信アンテナ213a〜213cを通じて受信された信号に基づいてチャンネルの推定を行う。チャンネル推定器225の出力値は、SVD部227によってSVDされてN×Nの行列Hとして出力される。上記SVD部227のSVD出力結果であるチャンネル行列Hの特異値は、送信固有ベクトル決定器223に入力される。本発明に応じて上記送信固有ベクトル決定器223は、上記受信された信号と、上記SVD方式によって求められた上記特異値とに基づいて各アンテナによるチャンネルの状態を分析し、その分析した各アンテナのチャンネル状態を用いて送信固有ベクトルを選択する。
例えば、上記送信アンテナの数が2(N=2)、上記受信アンテナの数が3(N=3)のシステムを仮定すれば、上記チャンネル行列Hは、次の数20のように示すことができる。
Figure 0004864720
数20に示したように、特異値は2、3となる。ここで、特異値2のみが選択されれば、上記送信器は、これに該当する送信固有ベクトル10と上記選択された特異値の数1とを上記受信器から受信する。
以下、本発明による上記送信固有ベクトル選択方法を詳しく説明する。
まず、受信器で受信した信号を後処理演算器219でマトリックスUで演算した出力信号は、数17のようにDX+Nの信号となる。ここで、マトリックスDは、上述したように、チャンネルマトリックスHの固有値で、大きい値から小さい値の手順に整列される。すなわち、マトリックスDの各値の大きさは、チャンネル状態の良好や不良を示す。したがって、マトリックスDは、次の数21のように示すことができる。
Figure 0004864720
数21において、rはチャンネルマトリックスHのランクを示し、r<=min(N,N)の値を有する。仮に、チャンネルマトリックスHのランクが送信/受信アンテナの数より小さければ、数21において、r<i<(Nor N)に対するλは0となる。上述したように、λ(1<=i<=r)は、チャンネルマトリックスHの固有値である。ここで、上記i及びjは、インデックスを示す。すなわち、行列Dの対角成分は、大きさが大きい成分から小さい成分の手順に応じて配列されている。
数21からわかるように、本発明に応じて構成したSVD-MIMOシステムでは、多数のアンテナを通じて伝送されたデータがチャンネルHを通過しない。さらに、多数のSISOチャンネルでチャンネルを構成することができ、上記λ乃至λを実際のチャンネルとして見なすことができる。すなわち、数21に示したように、マトリックスVを処理する送信器とマトリックスUを処理する受信器とを含むシステムを、多数の送信アンテナから多数の受信アンテナに信号が重畳されて伝送されるか、並列に伝送されるシステムとして見なすこともできる。したがって、ランクが高い場合、チャンネルの容量を増加させうる。
上述したように、λ(1<=i<=r)は、大きい成分から小さい成分の手順に応じて整列されている。そのλ(1<=i<=r)の大きさは、各送信アンテナに対するチャンネル状態の良好や不良を示す。したがって、本発明は、λ(1<=i<=r)を用いて各送信アンテナに対してチャンネルの状態が悪くて所定の条件を満たさない場合、該当固有ベクトルを通じてはデータを伝送しない。
一方、上記固有ベクトルは、伝送信号のエラー確率を低減するために選択されることができる。以下、上記伝送信号のエラー確率を低めるための固有ベクトルの選択方式について調べる。
上述したように、選択的SVD-MIMOシステムは、多数のSISOシステムの並列結合として見なすことができ、各々の伝送データ間の関係は、次の数22のように表現しうる。
Figure 0004864720
数22において、y´は受信信号に後処理演算器219の演算値(U)を乗算したN×1行列のj番目の信号を示し、χはj番目の伝送信号を示し、n´はj番目のAWGN信号(その分散(variance)値はσ )を示す。ここで、上記λ は正の整数なので、y´をλで割り算すれば、AWGNの分散値は
Figure 0004864720
となる。したがって、上記j番目のデータx(1<=j<=r)を伝送する場合のエラー確率は、次の数24のように示すことができる。
Figure 0004864720
数24において、dminは、伝送データの信号空間上の最小短距離を示す。σはチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示す。この際、M-QAM(M-Quadrature Amplitude Modulation)信号を伝送する場合を仮定すると、信号の分散がσ の場合、dminは次の数25のように表現し、Q関数は次の数26のように表現することができる。
Figure 0004864720
数25において、dminは、伝送データの信号空間上の最小距離を示し、σ は伝送信号の分散値を示し、MはM-QAMを示す。例えば、M=4の場合は4-QAMを示し、M=16の場合は16-QAMを示す。
Figure 0004864720
したがって、数24において、最も小さい値λから順次にjを増加させ、平均エラー確率(数26の結果)が所定のしきい値より大きい場合には、伝送しない。例えば、平均エラー確率(数24の結果)が0.5より大きい場合は、固有ベクトルを選択しない。上記所定のしきい値を決定する方法は、本発明の範囲を逸脱するため、ここではその詳細説明を省略する。一方、j番目の特異値に基づいてj番目の送信固有ベクトルの伝送を決定するときは、次の数27を満たす場合である。
Figure 0004864720
特に、CDMAシステムでは、次のような固有ベクトル選択方法を考慮することができる。この際、上記λ値群は、上述したように、各SVD-MIMOシステムで各送信アンテナによるチャンネルの状態を示す値なので、上記λ値群のうち、最も小さい値を有するλが、SVD-MIMOシステムで最もチャンネルの状態が悪い送信アンテナを示す。以下、上記最小値を有するλをλminと表示する。したがって、λminに該当する送信アンテナに対するデータを伝送するか否かを判定する。上記λminは、全ての送信アンテナを通じて伝送されたチャンネルHのうち、最も悪いチャンネル状態を有する送信アンテナに対するチャンネル情報なので、次の数28を満たす。
Figure 0004864720
数28によれば、雑音を考慮しない場合、送信信号xがチャンネルHを通った後の信号の正規値(normal value)である
Figure 0004864720
は、最小固有値λminと上記送信信号xの正規値との積である
Figure 0004864720
より常に大きいか、同一であるべきである。
さらに、雑音信号の正規値が最小距離の半分より大きくなると、エラーが発生する。これを、次の数31のように表現できる。
Figure 0004864720
数31において、dminは送信側の変調でコンステレーション(constellation)図上の最小距離を示す。したがって、仮に、送信可能なすべてのベクトルの集合をSと仮定すれば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)の場合、上記Sは(-1,-1)、 (-1,+1)、 (+1,-1)、 (+1,+1)となる。一方、多重アンテナを用いる通信システムにおいて、上記最小距離dminは、次の数32のように表示することができる。
Figure 0004864720
数32に示したように、受信信号の最小距離dminは、上記各伝送シンボル(s,s)に対してチャンネルマトリックスHを通じて受信されたシンボル間の距離の最小値となる。
ここで、数32のH(s-s)を数28に適用すれば、次の数33のように表示できる。
Figure 0004864720
この際、数33を数32に代入すれば、次の数34が得られる。
Figure 0004864720
数34において、送信側での最小距離(すなわち、
Figure 0004864720
)をd0とすれば、数34は次の数36のように表現することができる。
Figure 0004864720
数36において、送信側での最小距離d0は、変調方式に応じて決定された常数値である。したがって、上記チャンネルHの最小固有値λminが大きい場合、dmin値が大きくなることにより、エラー発生確率は低くなる。しかしながら、dmin値は調整できない固定値である。したがって、任意のチャンネルマトリックスHが与えられると、本発明に応じて複数のアンテナを選択して使用することにより、エラー発生確率を低減することができる。
すなわち、数36を数31に代入すると、次の数37が得られる。
Figure 0004864720
本発明の実施形態による送信アンテナの選択に対する判定基準は、数37により行われる。数37において、d0は、上述したように、常数値であり、上記雑音信号の正規値は受信信号によって測定される値である。一方、一般にCDMAシステムでは、送信信号に拡散シーケンスを乗算して送信するため、一つのチップ当たり、送信電力と雑音電力とが極めて小さい。したがって、受信信号の平均電力を求めると、上記雑音電力を求めることができる。
上述したように、SVD方法によって受信信号から得られる数21のようなマトリックスDで、上記マトリックスを構成する成分が示す各送信アンテナの特異値(すなわち、λ値)に応じて送信アンテナを選択するか否かが決定される。言い換えれば、数37において、右辺のλmin0/2値が雑音信号の正規値より小さい場合、該当チャンネルを通じて伝送される信号は、エラーの発生確率が高い。したがって、上記該当チャンネルを通じてはデータを伝送しないことが効率的である。
一方、上記λ値のうち、最も小さいλmin値が所定の値を超える場合(すなわち、該当チャンネルの状態が良好になる)、上記λmin0/2値が雑音信号の正規値より大きくなると、上記該当送信アンテナを用いて伝送することが好ましい。この際、残りのチャンネルに対する固有値は、上記λmin値より大きい値なので、数37のような判定なしに、上記条件を満たす。
したがって、上記λ値をλmin値から、数37の条件を満たさなくなるまで(すなわち、λmin0/2値が雑音信号の正規値より大きくなる場合まで)、上記判定を行うことが好ましく、数37の条件を満たすチャンネルに該当する送信アンテナに対しては、データを伝送しないことが好ましい。
上述した方法で決定される送信固有ベクトル選択情報は、上記受信側でフィードバックされて送信側に伝送されるが、上述した伝送データ選択器201は、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じて送信アンテナを選択してデータを伝送する。上述した本発明では、チャンネルの環境が悪い送信アンテナに対してデータを伝送しないことによって、エラーの発生確率を低減する。
一方、受信側は、上述したように、上記送信固有ベクトル選択情報のみならず、SVD方式を適用するために、ベクトルVに対する情報もフィードバックすることが好ましい。この際、ベクトルVは、サブキャリアー(sub-carrier)当たり、(N×N)の大きさで存在する。
この際、上記システムが周波数分割多重化(FDD:Frequency division multiplexing)システムの場合、上述したように、受信側からフィードバックする情報を用いるが、上記システムが時間分割多重化(TDD:Time division multiplexing)システムの場合、受信側からのフィードバックなしに、送信/受信されるデータ及びパイロット信号を用いて追跡することができる。すなわち、上記時間分割多重化システムでは、送信データと受信データとが同じチャンネル環境を通じて時間分割されて伝送されるため、受信側から受信される信号を通じて推定されたチャンネルを用いて送信データに対するチャンネルを判定しうる。
以下、図3及び図4を参照して本発明の実施形態によるデータ送受信過程を説明する。
図3は、本発明の実施形態による選択的SVD-MIMOシステムにおけるデータ送信方法を示した流れ図である。
図3を参照すれば、送信側では、本発明に応じて受信側から送信固有ベクトル選択情報を受信する(ステップ301)。上記送信固有ベクトル選択情報は、上述したように、各送信アンテナによるチャンネルの状態を、SVD方式で算出されたマトリックスDの固有値によって推定し、上記各チャンネルの状態による固有値(すなわち、λ値)を、上述したように、伝送信号のエラー確率が基準値を超えるか否かに基づいて決定する。
その後、送信側は、伝送するデータを、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じて選定する(ステップ303)。すなわち、上記受信された送信固有ベクトル選択情報に応じてチャンネルの状態が悪くて伝送しないと決定した固有ベクトルに対しては、データが伝送されないようにマッピングする。
以下、図2を参照して伝送データ選択器201で行うデータと送信アンテナとのマッピング過程を詳しく説明する。
まず、送信アンテナ及び受信アンテナの数を、それぞれ4と仮定し(すなわち、NT=4、NR=4)、シンボルs1,s2,s3,s4が初期に伝送される場合を仮定する。この際、本発明の実施形態に応じて、上記雑音信号の正規値及びマトリックスDの固有値を、数24乃至数31の条件に適用してデータ伝送のために使用する送信アンテナを決定する。
上記送信アンテナの決定過程で、第4のアンテナのみが悪いチャンネルを通ると仮定すると、その次のシンボルは、上記受信側が次のチャンネル状態を把握するまで(すなわち、次の送信固有ベクトルを決定するまで)、上記決定された送信固有ベクトルのみを通じて伝送される。この際、上記チャンネルの状態は静的な状況でないため、連続して周期的にチェックすることが好ましい。
一方、送信側では、上記シンボルs5,s6,s7,s8のように待機しているベクトルシンボルが、伝送データ選択器201に入力される。上記伝送データ選択器201は、上記受信側からフィードバックされた送信固有ベクトル選択情報に応じて、上記入力されたシンボルが第1の送信アンテナ〜第3の送信アンテナのみを通じて伝送されるように選択する。すなわち、上記送信固有ベクトル選択情報に応じて第1〜第3の送信アンテナのみを使用すると決定されるので、伝送データ選択器201は、次の数38のようなマトリックスで演算して、上記入力シンボルをアンテナにマッピングする。
Figure 0004864720
したがって、シンボルs5,s6,s7及びs8が入力されると、上記入力シンボルは数38のようなマトリックスで乗算される。その後、上記演算に応じてシンボルs5,s6及びs7のみが直列/並列変換器203に入力される。この際、最後のデータ値として0がマッピングされる。すなわち、最後の固有ベクトルで演算されるデータ値は0となる。
一方、データ伝送の連続性を保持するために、次のシンボルベクトルはシンボルs8から再び伝送すべきなので、上記伝送データ選択器201は、上記伝送されないシンボルを記憶すべきである。
次に、上記伝送するシンボルデータが、上記伝送データ選択器201によって各アンテナにマッピングされた後に、SVD方式の適用に応じて送信固有ベクトル行列Vで演算される(ステップ305)。上記送信固有ベクトルVで演算されたデータシンボルは、各送信アンテナを通じて伝送される(ステップ307)。
以下、図4を参照して本発明の実施形態によるデータ受信過程を説明する。
図4は、本発明の実施形態による選択的SVD-MIMOシステムで、データ受信方法を示した流れ図である。
図4を参照すれば、受信側は、上記送信側から伝送されたデータを受信し(ステップ401)、その受信データはSVD方式の適用のための後処理演算器を通じて行列Uで演算される(ステップ403)。その後、受信側は、上記受信されたデータを通じてチャンネル推定を行う(ステップ405)。次に、上記チャンネル推定を通じて求めたチャンネル行列Hに対するSVD(Singular Value Decomposition)を行う(ステップ407)。上述したように、上記行列Uで演算された出力値から推定されたチャンネルは、上記SVD方式に応じて行列Dのような形態を有する。
さらに、図2で説明したように、数27乃至数37の条件に応じて送信固有ベクトルを選択する(ステップ409)。その後、上記計算された送信固有ベクトル行列V情報及び送信固有ベクトル選択情報は、送信側にフィードバックされて伝送される(ステップ411)。この際、上述したように、上記システムが時間分割多重化(TDD)システムの場合、送信固有ベクトル行列Vは送信側で計算が可能なので、送信固有ベクトル行列Vをフィードバックしないことがある。
上述したように、図3及び図4を参照して本発明の実施形態によるデータ送受信方法を説明した。以下、図5を参照して各送信アンテナに対してチャンネル推定された値から、送信アンテナを決定する方法を説明する。
図5は、本発明の実施形態による閉ループMIMOシステムで、送信固有ベクトル選択方法を示した流れ図である。
図5を参照すれば、まず、受信されたデータに対してSVDを通じてベクトルDを推定する(ステップ501)。この際、K値をNと仮定する(ステップ503)。その後、N値から1ずつ減算しながら、送信固有ベクトルに対する選択をするか否かを決定する。さらに、上述した数27乃至数37に基づいて選択する固有ベクトルを決定する(ステップ505)。その後、上記条件を満たすK値を記憶し(ステップ507)、次のλに対する検査のために上記K値から1を減算する(ステップ509)。この際、上記記憶されたK値に該当する送信アンテナは、データ伝送のために使用されない。
上記所定のλ値に対してチャンネルの状態が良好で上記条件を満たさなければ(ステップ505)、次のλ値に対しても条件を満たさなくなる。したがって、上記条件を満たさないまで、上記記憶されたK値に対する送信固有ベクトルとして、データ伝送のために使用しない送信固有ベクトルを最終的に決定する(ステップ511)。
さらに、上記決定された送信アンテナ情報は送信側に伝送され、上記送信側は、次の伝送時に上記該当送信アンテナを使用しない。この際、上記過程で最初の比較で該当する条件が発生しなければ、次の伝送時にも、すべてのアンテナを使用する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
従来の技術によるMIMOシステムのブロック図である。 本発明の実施形態による閉ループMIMOシステムのブロック図である。 本発明の実施形態による閉ループMIMOシステムで、データ送信方法を示した流れ図である。 本発明の実施形態による閉ループMIMOシステムで、データ受信方法を示した流れ図である。 本発明の実施形態による閉ループMIMOシステムで、送信固有ベクトルの選択方法を示した流れ図である。

Claims (13)

  1. 閉ループ多重入出力(MIMO:Multi input multi output)移動通信システムで、フィードバック情報を用いるデータ送信/受信方法であって、
    多数の送信アンテナから多数の受信アンテナに伝送されたデータを受信し、前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に存在する多数のチャンネルの状態を示すチャンネル行列を特異値分解することにより固有値を計算し、前記固有値を考慮して前記多数のチャンネルに対するエラー確率を推定し、前記推定されたエラー確率及び前記受信されたデータの雑音を用いて前記固有値の中の少なくとも一つの固有値を選択し、前記選択された少なくとも一つの固有値に対応する固有ベクトルを含む送信固有ベクトル選択情報を生成し、前記生成された送信固有ベクトル(eigenvector)選択情報を送信側にフィードバックするステップと、
    前記フィードバックされる送信固有ベクトル選択情報を受信し、全送信アンテナの中で前記受信された送信固有ベクトル選択情報に含まれた固有ベクトルに対応する送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナを介して伝送データを前記受信側に伝送するステップと、を含み、
    前記固有値を選択することは、次の数式を満足する固有値を選択することであることを特徴とする方法。
    Figure 0004864720
    ここで、前記λ はM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でj番目の固有値を示し、前記P e j は前記λ を考慮してj番目のデータを伝送する際のエラー確率を示し、前記d min は送信データの信号空間で最小距離を示し、σ はチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示し、thは所定のしきい値を示す。
  2. 前記固有値を選択することは、次の数式を満足しない固有値を選択することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
    Figure 0004864720
    ここで、nは前記受信されたデータの雑音を示し、d0は前記送信側での最小距離を示し、λkはM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間の
    N×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でk番目の固有値を示す。
  3. 前記伝送データは、前記特異値分解方式に応じて送信固有ベクトル行列で演算された後に、前記選択された送信アンテナを通じて伝送されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 多重入出力(MIMO)移動通信システムで、受信側からフィードバックされる情報に基づいて決定される多数の送信アンテナを通じてデータを伝送する方法であって、
    前記受信側で、送信固有ベクトル選択方式に応じて選択されてフィードバックされる送信固有ベクトル選択情報を受信するステップと、
    全送信アンテナの中で前記受信された送信固有ベクトル選択情報に含まれた固有ベクトルに対応する少なくとも1つ以上の送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナを通じて伝送データを前記受信側に伝送するステップと、を含み、
    前記送信固有ベクトル選択方式は、前記送信アンテナと多数の受信アンテナとの間に存在するチャンネルの状態を示すチャンネル行列を特異値分解することにより固有値を計算し、前記固有値を考慮して前記多数のチャンネルに対するエラー確率を推定し、前記推定されたエラー確率と前記受信されたデータの雑音とを用いて前記固有値の中の少なくとも一つの固有値を選択し、前記選択された少なくとも一つの固有値に対応する固有ベクトルを含む送信固有ベクトル選択情報を生成し、
    前記固有値を選択することは、次の数式を満足する固有値を選択することであることを特徴とする方法。
    Figure 0004864720
    ここで、前記λ はM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でj番目の固有値を示し、前記P e j は前記λ を考慮してj番目のデータを伝送する際のエラー確率を示し、前記d min は送信データの信号空間で最小距離を示し、σ はチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示し、thは所定のしきい値を示す。
  5. 前記固有値を選択することは、次の数式を満足しない固有値を選択することを特徴とする、請求項に記載の方法。
    Figure 0004864720
    ここで、nは前記受信側で受信したデータの雑音を示し、d0は前記送信側での最小距離を示し、λkはM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でk番目の固有値を示す。
  6. 前記伝送データは、上記特異値分解方式に応じて決定される送信固有ベクトル行列と演算された後に、前記選択された送信アンテナを通じて伝送されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  7. 多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じて伝送されたデータを受信する方法であって、
    前記多数の送信アンテナから多数の受信アンテナに伝送されたデータを受信するステップと、
    前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に存在する多数のチャンネルの状態を示すチャンネル行列を特異値分解することにより固有値を計算するステップと、
    前記固有値を考慮して前記多数のチャンネルに対するエラー確率を推定し、前記推定されたエラー確率と前記受信されたデータの雑音とを用いて前記固有値の中の少なくとも一つの固有値を選択するステップと、
    前記選択された少なくとも一つの固有値に対応する固有ベクトルを含む送信固有ベクトル選択情報を生成するステップと、
    前記生成された送信固有ベクトル(eigenvector)選択情報を送信側にフィードバックするステップと、を含み、
    前記固有値を選択することは、次の数式を満足する固有値を選択することであることを特徴とする方法。
    Figure 0004864720
    ここで、前記λ はM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でj番目の固有値を示し、前記P e j は前記λ を考慮してj番目のデータを伝送する際のエラー確率を示し、前記d min は送信データの信号空間で最小距離を示し、σ はチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示し、thは所定のしきい値を示す。
  8. 前記固有値を選択するステップは、次の数式を満足しない固有値を選択することを特徴とする、請求項に記載の方法。
    Figure 0004864720
    ここで、nは前記受信されたデータの雑音を示し、d0は前記送信側での最小距離を示し、λkはM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でk番目の固有値を示す。
  9. 多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じてデータを伝送する装置であって、
    受信側で送信固有ベクトル(eigen vector)選択方式に従って選択された後にフィードバックされる送信固有ベクトル選択情報を受信し、全送信アンテナの中で前記受信された送信固有ベクトル選択情報に含まれた固有ベクトルに対応する少なくとも一つ以上の送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナを通じて伝送データを前記受信側に伝送する送信側を含み、
    前記送信固有ベクトル選択方式は、前記送信アンテナと多数の受信アンテナとの間に存在する多数のチャンネルの状態を示すチャンネル行列を特異値分解することにより固有値を計算し、前記固有値を考慮して前記多数のチャンネルに対するエラー確率を推定し、前記推定されたエラー確率と前記受信されたデータの雑音とを用いて前記固有値の中の少なくとも一つの固有値を選択し、前記選択された少なくとも一つの固有値に対応する固有ベクトルを含む送信固有ベクトル選択情報を生成し、
    前記固有値を選択することは、次の数式を満足する固有値を選択することであることを特徴とする装置。
    Figure 0004864720
    ここで、前記λ はM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でj番目の固有値を示し、前記P e j は前記λ を考慮してj番目のデータを伝送する際のエラー確率を示し、前記d min は送信データの信号空間で最小距離を示し、σ はチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示し、thは所定のしきい値を示す。
  10. 前記固有値を選択することは、次の数式を満足しない固有値を選択することを特徴とする、請求項に記載の装置。
    Figure 0004864720
    ここで、nは前記受信側で受信したデータの雑音を示し、d0は前記送信側での最小距離を示し、λkはM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でk番目の固有値を示す。
  11. 前記送信側は、前記送信固有ベクトル選択情報に含まれた固有ベクトルの個数だけの伝送データを選択することを特徴とする、請求項に記載の装置。
  12. 多重入出力(MIMO)移動通信システムで、多数の送信アンテナを通じて伝送されたデータを受信する装置であって、
    前記多数の送信アンテナから多数の受信アンテナに伝送されたデータを受信し、前記送信アンテナと前記受信アンテナとの間に存在する多数のチャンネルの状態を示すチャンネル行列を特異値分解することにより固有値を計算する特異値分解器と、
    前記固有値を考慮して前記多数のチャンネルに対するエラー確率を推定し、前記推定されたエラー確率と前記受信されたデータの雑音とを用いて前記固有値の中の少なくとも一つの固有値を選択し、前記選択された少なくとも一つの固有値に対応する固有ベクトルを含む送信固有ベクトル選択情報を生成し、前記生成された送信固有ベクトル(eigen vector)選択情報を送信側にフィードバックする送信固有ベクトル決定器と、を含み、
    前記送信固有ベクトル決定器は、次の数式を満足する固有値を選択することであることを特徴とする装置。
    Figure 0004864720
    ここで、前記λ はM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でj番目の固有値を示し、前記P e j は前記λ を考慮してj番目のデータを伝送する際のエラー確率を示し、前記d min は送信データの信号空間で最小距離を示し、σ はチャンネルの分散値を示し、QはQ関数を示し、thは所定のしきい値を示す。
  13. 前記送信固有ベクトル決定器は、次の数式を満足しない固有値を選択することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
    Figure 0004864720
    ここで、nは前記受信されたデータの雑音を示し、d0は前記送信側での最小距離を示し、λkはM個の送信アンテナを有する送信器とN個の送信アンテナを有する受信器間のN×Mチャンネル行列を特異値分解することにより生成された固有値の中でk番目の固有値を示す。
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